JP5036124B2 - 超音波複合振動体とその振動体の形成方法 - Google Patents

超音波複合振動体とその振動体の形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5036124B2
JP5036124B2 JP2004108265A JP2004108265A JP5036124B2 JP 5036124 B2 JP5036124 B2 JP 5036124B2 JP 2004108265 A JP2004108265 A JP 2004108265A JP 2004108265 A JP2004108265 A JP 2004108265A JP 5036124 B2 JP5036124 B2 JP 5036124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
vibrator
longitudinal
ultrasonic
composite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004108265A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005288351A (ja
Inventor
公彦 谷澤
忠 花田
次郎丸 辻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi EMS Co Ltd
Original Assignee
Asahi EMS Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi EMS Co Ltd filed Critical Asahi EMS Co Ltd
Priority to JP2004108265A priority Critical patent/JP5036124B2/ja
Publication of JP2005288351A publication Critical patent/JP2005288351A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5036124B2 publication Critical patent/JP5036124B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、半導体集積回路、金属、プラスチックス、セラミックス等を振動加工(接合、切削、研磨等)するための超音波加工機に用いられる超音波複合振動体に関する。
従来、超音波複合振動体としては、特許文献1が公知である。
上記従来技術では、図7に例示するように、振動系を縦振動および捩り振動を合成するホーン(以下、スクリュー振動ホーンという)構造とすることにより、縦・捩り振動を実現するものである。
しかしながら、上記スクリュー振動ホーン1は、縦振動で1波長共振、捩り振動で1.5波長共振となっていて、両方の振動モードに共通した振動の節は存在しない。従って、当該スクリュー振動ホーン1を保持体で支持する場合、強固に固定すると振動損失が増大し、低損失となるように支持すると剛性に欠けるという問題がある。
また、上記スクリュー振動ホーン1は、その基端部側に、縦振動を印加するためのホーン2と、捩り振動を印加するためのホーン3が装着されているので、ホーン2の先端は捩り振動で駆動され、ホーン3の先端は縦振動による曲げ振動で駆動される。そして、夫々のホーン2およびホーン3は縦振動の節面は有するが、その節面が、捩り振動若しくは曲げ振動の節面とは一致しない。
従って、ホーン2およびホーン3の支持に際しても、強固に固定すると振動損失が増大し、低損失となるように支持すると、剛性に欠ける問題がある。
このため、超音波加工機を構成する複合振動体の支持に際しては、剛性に富む支持でありながら、その支持部での振動損失が僅少な複合振動体が切望されている。
特開平6−29357号
本発明は、上記要請に応えることができる超音波複合振動体を形成するに当たり、複合振動を構成する縦波および捩り波振動モードのそれぞれの近接した共振周波数において共通の節面と腹面を有する条件を予め求め、当該節面において複合振動体を支持することにより、剛性に富む一方でその支持面での振動損失が僅少であり、かつ、先端位置決め精度も高い超音波加工機用の複合振動体を提供することを、その課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本発明の構成は、縦振動及び捩り振動を、該両振動の位相差を零でなくπ/2に近づけて合成することにより、楕円から円形の複合振動を誘起する超音波複合振動体であって、前記超音波複合振動体は、縦振動用の電歪振動子を備えた第1の振動体と、縦・捩り振動変換用のスリットを備えた第2の振動体から成り、前記第1及び第2の振動体のそれぞれは、縦振動の腹面から節面までの1/4波長の間に周波数調整要素としての段付部を設けることにより、一方の端面を両振動の腹面、他方の端面を両振動の節面となるように形成し、前記第1及び第2の振動体を前記節面同士を同一軸心で結合し、該結合した節面で前記超音波複合振動体を支持するようにしたことを主な特徴とするものである。
本発明は上記構成において、複合振動体に設置する周波数調整要素を、当該振動体の縦波振動の腹面から節面までの1/4波長の間の一定条件下に設置する段付部で形成することにより、この複合振動体の縦振動と捩り振動の振動モードが、当該振動体の一方の端面が節面に、他方の端面が腹面となるようにする音響伝送線路理論に基づいて完成したものである。
本発明に係る超音波複合振動体は、これを構成する第1及び第2の振動体の縦振動の節部に電歪振動子又はスリットを設けるとよい。
さらに、第1及び第2の振動体を一体形成することにより、超音波複合振動体を形成してもよい。
本発明の超音波複合振動体において、縦振動用の電歪振動子を設置した第1の振動体に電気信号を印加すると、この振動体は縦振動モードで励振される。この振動体、縦・捩り変換スリットを設置した第2の振動体と共通節面で結合されていることにより、縦振動は縦・捩り複合振動となって超音波複合振動体を励振する。
結合した上記の超音波複合振動体は、共通の節面を有し、両端が振動の腹面となって振動するから、上記共通の節面を支持することにより、変換スリットを設置した超音波複合振動体の先端の複合振動によって超音波加工が実現できる。
次に、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1は、縦振動と捩り振動の振動モードにおける共振周波数近傍のモーショナルアドミッタンスとその位相特性を示す説明図、図2は、本発明における第1の振動体の一例と、当該振動体における複合振動モードの模式図、図3は、本発明における第2の振動体の一例と、当該振動体における複合振動モードの模式図、図4は、図2の振動体における振動体と周波数調整要素の直径比(M)をパラメータとしたその周波数調整要素の設置位置(x)の周波数特性図、図5は、図3の振動体における振動体と周波数調整要素の直径比(M)をパラメータとしたその周波数調整要素の設置位置(x)の周波数特性図、図6は、本発明超音波複合振動体の一例とその複合振動モードの模式図である。なお、図6に示す超音波複合振動体は、図2に示す振動体と図3に示す振動体を結合したものである。
図1において、11,12および13,14は、それぞれ縦振動および捩り振動の両振動モードの共振周波数fとfにおけるモーショナルアドミッタンス|Ymo|が等しい場合のモーショナルアドミッタンス|Ym|と位相Φの周波数特性である。
15は両振動モードの位相差を示し、ここでは縦振動モードの位相と捩り振動モードの位相の差で表している。この位相差15は、駆動周波数fd1、fd2でπ/2となる。
ここで、両方の共振周波数が等し(f=f)ければ、両振動モードの位相特性13と14は略同一曲線となるので、位相差15は零となってπ/2にはならない。
位相差15がπ/2となる条件は、両方の共振周波数差が、両振動モードの共振時の機械的尖鋭度をQ,Qとして次の[数1]式のときである。
Figure 0005036124
図1において複合振動体を駆動周波数fd1(若しくはfd2)で励振すると、縦および捩り振動モードの動作点を示すモーショナルアドミッタンスと位相角は、図1にそれぞれ符号16,17および符号18、19で示す点となり、縦振動および捩り振動モードは、振動位相差がπ/2となるため振動体先端周縁部の振動は円振動を誘起する。また、振動位相差がπ/2に近付くときには、楕円振動から円振動となる。
図2において、2は模式的に示した第1の振動体で、21,22,23,24,25はこの振動体2の構成要素である。各構成要素21〜25は、共通軸心を有する円柱一体構造、若しくは、複数の円柱体が中心ボルト(図示せず)で締結された結合構造であるが、以下の説明では、中心ボルトは無視する。
図2の振動体2の一方の端(図の左側)が振動の節面で、他方の端が振動の腹面となる条件は、構成要素iの長さをl、断面積をS、縦波音響インピーダンスをZli、捩り波音響インピーダンスをZti、縦波波長定数をβ、捩り波波長定数をα、極慣性モーメントをIとおくと、音響伝送線路理論より、縦波および捩り波振動モードに対して、cosβ≠0,cosα≠0のとき、それぞれ次の[数2]式および[数3]式で表される。
Figure 0005036124
Figure 0005036124
いま、図2の振動体2の各構成要素21〜25の密度をρ、縦波音速をCli、捩り波音速をCti、半径をrとし、縦波および捩り波の共振周波数をf,fとすると、各パラメータは、次の式[数4]で与えられる。
Figure 0005036124
記振動体2の各構成要素21〜25をアルミニウム合金と電歪振動子(ジルコン・チタン酸鉛(PZT))とした場合の必要な諸データを表1に示す。
Figure 0005036124
図2の振動体2において、構成要素24を縦波用電歪振動子(PZT)とし、この構成要素24が構成要素25で両側を挟持された半波長共振のボルト締めランジュバン型振動子とすると、共振条件は、cosβ≠0のとき次の式[数5]となる。
Figure 0005036124
上記式[数5]において、f=40(kHz)、S=S、l=10(mm)とすると、l=24.82(mm)を得る。
図2の振動体2において、電歪振動子24以外の構成要素21〜23,25は、同一材料のアルミニウム合金とし、周波数調整用円柱22の厚さを8(mm)、縦振動モードの腹部からの距離をxとおき、次の式[数6]の条件と表1のデータを上記の式[数2]に代入して、振動の節面から腹面までの距離を求めると、その距離は40.27(mm)となり、よってl=40.27+xとなる。
Figure 0005036124
周波数調整要素22の断面積をMS(Mは直径比)とし、Mをパラメータとしたときの、xとfの相関を上述のlと各式[数2],[数3]および[数6]より求めると、図4の周波数特性が得られる。
図4において、41、42、43は、前述の直径比Mが、M=1.1、1.2、1.3の場合のそれぞれの縦振動特性であり、また、44、45、46は、直径比MがM=1.1、1.2、1.3の場合のそれぞれの捩り振動特性である。
この図4の特性から、xを長くすると縦振動の共振周波数は高くなり、捩り振動の共振周波数は低くなってからなだらかに高くなる。
両方の振動特性曲線は、前述の直径比M=1.1のときは図4の点47(x=4.8)、M=1.2のとき図4の点48(x=3.2)、M=1.3のときは図4の点49(x=2.8)でそれぞれ交わっている。このことから、図2,図3の周波数調整要素22を前記の直径比Mに対応した上述の交点47,48,49のいずれかの位置に設置すると、両振動モードは同一周波数で一方の端が節面、他方の端が腹面となる。
この場合における縦振動および捩り振動の振動モードは、同一共振周波数のため、駆動周波数を両共振周波数(f=f=f)とすると、振動体2の先端周縁部は直線振動となる。
縦振動および捩り振動の振動モードの共振周波数を図4の同一共振周波数(図4の点47,48,49)近傍で、両共振周波数差を前述の式[数1]のΔFに等しくなるように選んだ場合の縦振動および捩り振動の振動モードをそれぞれ図2の波形26および27に示す。図2において、Nは振動の節面、Lは振動の腹面を表す。
図3において、3は縦・捩り振動変換用のスリットを具備した第2の振動体の一例で、31,32,33,34,35は、この振動体3の構成要素である。
図3において、各構成要素31〜35は、共通軸心を有する円柱一体構造となっている。そして、構成要素34を振動変換用スリット部とし、この構成要素34が構成要素33と35で両側を挟持された形状の半波長共振のアルミニウム合金製ホーンとすると、前述の式[数5]、表1より、f=40kHz,S=n(nはスリットによる等価断面積比で、深さtのスリットの場合、n=(r−t)/r で表わす)、l=7(mm)とするとl=25.16(mm)を得る。
図3において、構成要素31〜35を全て同一材料のアルミニウム合金とし、周波数調整用円柱32の厚さを7(mm)、縦振動モードの腹部からの距離をxとおき、先の式[数7]の条件と表1のデータを、先の式[数2]に代入して、振動の節面から腹面までの距離を求めると、その距離は31.25(mm)となり、l=31.25+xが得られる。
Figure 0005036124
周波数調整要素32の断面積をMS(Mは直径比)とし、Mをパラメータとしたときのxとfの相関を上述のl、並びに式[数2]、[数3]および[数7]より求めると、図5の周波数特性が得られる。
図5において、51、52、53は、直径比M=1.1、1.2、1.3の場合のそれぞれの縦振動特性であり、54、55、56は、直径比M=1.1、1.2、1.3の場合のそれぞれの捩り振動特性である。
図5の特性から、xを長くすると縦振動の共振周波数は高くなり、捩り振動の共振周波数は急激に低くなる。
両振動特性曲線は、M=1.1のときは交点が無く、M=1.2のとき点57(x=13.2)、M=1.3のとき点58(x=11.4)で交わっている。周波数調整要素32をMに対応した上述の交点の位置に設置すると、両振動モードは同一共振周波数のため、駆動周波数を両共振周波数(f=f=f)とすると、振動体3の先端周縁部は直線振動となる。
縦振動および捩り振動の振動モードの共振周波数を、図5の同一共振周波数(57、58)近傍で両共振周波数差を前述の式[数1]のΔFに等しくなるように選んだ場合の縦振動および捩り振動の振動モードをそれぞれ図3の波形36および37に示す。図3において、Nは振動の節面、Lは振動の腹面を表す。
図2および図3の縦振動モードの波形26、36より電歪振動子24および縦・捩り変換ユニット34は、振動の節部に設置されていて、歪力最大のため、電歪振動子の振動効率および縦・捩り変換ユニットの縦・捩り変換効率が最大となる。
図6に、本発明超音波複合振動体の例として、図2および図3の振動体2,3の節面Nを共通させて結合した構造の超音波加工機用の超音波複合振動体とその振動モードを示す。
図6では、図4および図5の周波数特性より、M=1.2の場合とすると、図4の交点48および図5の交点57近傍で両共振周波数差をΔFに等しくなるように選んだ場合、両振動モードの平均共振周波数は共に約39.9 kHzとなる。この場合の複合振動体の駆動周波数fは、図1と式[数1]より式[数8]となる。
Figure 0005036124
式[数8]より、縦・捩り振動モードの共振時の機械的尖鋭度Q,Qがほぼ等しい時には、駆動周波数を両振動モードの平均共振周波数39.9KHzに選ぶと、両振動モードの位相差はπ/2となって、この複合振動体の先端周縁部は楕円振動となる。
なお、共通節面Nで振幅の拡大(縮小)効果があり、超音波複合振動体の構成要素21および31の直径比r(r=r21/r31)に対応して、縦振動モードの先端振幅がrの二乗に比例し、捩り振動モードの先端外周の振幅がrの三乗に比例する。
また、前記実施例においては、周波数調整要素22又は32を凸状(M>1)段付にしたが、凹状(M<1)段付としても同様の効果が期待できる。
更に、前記実施例において、振動体3の構成要素を直径方向振動円板付き構造とすることにより、その円板を縦・径方向振動と捩り振動の合成された複合振動で励振し、当該円板の外周部に楕円振動モードを誘起することができる。
一方、前記実施例においては、振動体2と3の各構成要素21,22,23,24,25、同じく構成要素31,32,33,34,35が円柱状をなす場合について説明したが、必ずしも各構成要素が円柱状をなしている必要は無く、例えばその軸心を含む長さ方向の断面積の変化が指数関数で表されるエキスポネンシャル型、円錐関数で表されるコニカル型、双曲線で表されるカテノイダル型、フ―リェ級数で表されるフーリェ型等にもそれぞれ上記断面積変化に対応したそれぞれの設計式を対応させることにより、同様に適用することができ、同様の効果が期待できる。
また、前記実施例において、振動体3の構成要素を曲げ振動棒付き構造とすることにより、同振動棒を縦・曲げ方向振動と捩り振動の合成された複合振動で励振し、同振動棒先端に楕円振動モードを誘起することができる。
更に、前記実施例において、振動体3の構成要素を曲げ振動円板付き構造とすることにより、同円板を縦・曲げ振動と捩り振動の合成された複合振動で励振し、同円板外周部に楕円振動モードを誘起することができる。
本発明は以上の通りであって、周波数調整要素を具備した超音波複合振動体を本発明によって形成することにより、縦・捩り両振動モードのシミュレーションが可能になるから、両振動の最大効率を与える複合振動体が実現できる。
また、複数の振動体を結合した本発明複合振動体では、その共通節面を支持することにより、当該振動体の剛性に富む支持が実現でき、先端位置決め制度が高く、高効率な超音波加工用の複合振動体を得ることができる。
超音波複合振動体のモーショナルアドミッタンスと位相特性を示す本発明の説明図 本発明超音波複合振動体における第1の振動体と、当該振動体における縦・捩り両振動モードの模式図 本発明超音波複合振動体における第2の振動体と、当該振動体における縦・捩り両振動モードの模式図 図1の場合の、周波数調整要素の設定位置の周波数特性図。 図2の場合の、周波数調整要素の設定位置の周波数特性図。 図2、図3の振動体を共通節面とした超音波加工機用の本発明超音波複合振動体とその振動モードの模式図。 従来の複合振動体の例の説明図。
11、12 縦・捩り振動モードのモーショナルアドミッタンス特性
13,14 縦・捩り振動モードの位相特性
15 縦・捩り振動モードの位相差
2 第1の振動体
3 第2の振動体
22、32 周波数調整要素
24 電歪振動子
34 縦・捩り変換用スリット
26、36 縦振動モード
27,37 捩り振動モード
41〜43 縦振動モード16の周波数特性
44〜46 捩り振動モード17の周波数特性
47〜49 縦・捩り振動モードの周波数一致点
51〜53 縦振動モード26の周波数特性
54〜56 捩り振動モード27の周波数特性
57、58 縦・捩り振動モードの周波数一致点

Claims (3)

  1. 縦振動及び捩り振動を、該両振動の位相差を零でなくπ/2に近づけて合成することにより、楕円から円形の複合振動を誘起する超音波複合振動体であって、
    前記超音波複合振動体は、縦振動用の電歪振動子を備えた第1の振動体と、縦・捩り振動変換用のスリットを備えた第2の振動体から成り、
    前記第1及び第2の振動体のそれぞれは、縦振動の腹面から節面までの1/4波長の間に周波数調整要素としての段付部を設けることにより、一方の端面を両振動の腹面、他方の端面を両振動の節面となるように形成し、
    前記第1及び第2の振動体を前記節面同士を同一軸心で結合し、該結合した節面で前記超音波複合振動体を支持するようにしたことを特徴とする、超音波複合振動体。
  2. 前記第1及び第2の振動体は、縦振動の節面に前記電歪振動子又はスリットを備えたことを特徴とする、請求項1記載の超音波複合振動体。
  3. 前記超音波複合振動体は、前記結合に代えて第1及び第2の振動体を一体形成したことを特徴とする、請求項1又は2に記載の超音波複合振動体。
JP2004108265A 2004-03-31 2004-03-31 超音波複合振動体とその振動体の形成方法 Expired - Lifetime JP5036124B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004108265A JP5036124B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 超音波複合振動体とその振動体の形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004108265A JP5036124B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 超音波複合振動体とその振動体の形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005288351A JP2005288351A (ja) 2005-10-20
JP5036124B2 true JP5036124B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=35321906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004108265A Expired - Lifetime JP5036124B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 超音波複合振動体とその振動体の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5036124B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5176456B2 (ja) * 2007-09-28 2013-04-03 富士通株式会社 超音波ホーン設計支援装置と該装置の超音波ホーン設計支援方法及びプログラム
CN109174596A (zh) * 2018-09-28 2019-01-11 河南理工大学 新型纵-扭复合的超声椭圆振动车削方法及装置
JP7343941B2 (ja) 2021-06-17 2023-09-13 株式会社新川 超音波複合振動装置および半導体装置の製造装置
WO2023054733A2 (ja) * 2022-11-07 2023-04-06 株式会社Link-Us 超音波複合振動装置およびこれを用いた超音波接合装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344970A (ja) * 1986-08-13 1988-02-25 多賀電気株式会社 超音波振動子とその駆動制御方法
JP3297195B2 (ja) * 1994-04-25 2002-07-02 アスモ株式会社 超音波モータ
JPH08294673A (ja) * 1995-04-27 1996-11-12 Jiromaru Tsujino 複合振動変換用超音波ホーン
JP4244260B2 (ja) * 2000-02-24 2009-03-25 富士工業株式会社 超音波加工用ねじり振動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005288351A (ja) 2005-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4651044A (en) Electroacoustical transducer
US3558936A (en) Resonant energy-conversion system
JP2006149180A (ja) 平板型圧電超音波モーター
JP5036124B2 (ja) 超音波複合振動体とその振動体の形成方法
JPH08294673A (ja) 複合振動変換用超音波ホーン
JP2008212916A (ja) 超音波複合振動装置
JP2814817B2 (ja) 低周波水中超音波送波器
JP5175434B2 (ja) 超音波撓み振動体の支持装置
JP4082982B2 (ja) 超音波撓み振動体の支持方法
RU2002135760A (ru) Ультразвуковая колебательная система для пластической хирургии
JP2003290719A (ja) 大容量超音波複合振動装置
JPH08242592A (ja) 超音波アクチュエータ
JP2008043529A (ja) 超音波探触子の電極構造、超音波探触子、および超音波探触子の基板
JP2601653B2 (ja) 超音波振動子の波動整合方法
JP3006433B2 (ja) 超音波送信器
JP2022037621A (ja) 超音波複合振動装置
JPH091066A (ja) 超音波アクチュエータ用振動子
JP2005261067A (ja) 超音波モータの駆動方法
JPH0787710B2 (ja) 超音波リニアモータ
JPH02202379A (ja) 平面型超音波アクチュエータ
JP2020137104A (ja) 平板状の超音波振動子とその支持方法
JP2538027B2 (ja) 平面型超音波アクチュエ―タ
JP5219154B2 (ja) 屈曲−径振動合成型送受波器
JP2543149B2 (ja) 超音波リニアモ―タ
JP2002177886A (ja) 十字型超音波撓み振動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100604

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110523

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110526

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20110930

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20120124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120326

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120703

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5036124

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S303 Written request for registration of pledge or change of pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316303

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S201 Request for registration of exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314201

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250