JP5035530B2 - 被記録媒体戻しレバー、被記録媒体給送装置、記録装置、液体噴射装置 - Google Patents

被記録媒体戻しレバー、被記録媒体給送装置、記録装置、液体噴射装置 Download PDF

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Description

本発明は、被記録媒体給送装置において分離手段により分離された次ページ以降の被記録媒体を上流側に戻す被記録媒体戻しレバー並びにこれを備えた被記録媒体給送装置及び記録装置に関する。また、本発明は液体噴射装置に関する。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
記録装置或いは液体噴射装置の一例としてのインクジェットプリンタには、被記録媒体としての用紙を複数枚セット可能な給送装置(ASF)が設けられている。給送装置は、例えば、用紙と接して回転することにより用紙を下流側へ送る給送ローラと、この給送ローラとの間でニップ点を形成することにより、給送するべき用紙と重送されようとする次ページ以降の用紙とを分離する分離ローラと、この分離ローラにより分離された次ページ以降の用紙を上流側へ戻す戻しレバーとを備えている。
特許文献1、2には、この様な構成を有する給送装置の一構成例が記載されている。特許文献1記載のシート給送装置においては、戻しレバー自身が、或いは戻しレバー先端が、給送されている最中のシート材に押されることにより、レバー先端のシート材搬送経路への侵入量が小さくなる様に構成されている。即ち、腰が弱いシート材を給送中においては、レバー先端のシート材搬送経路への侵入量が大きくなり、腰が強いシート材を給送中においては、レバー先端のシート材搬送経路への侵入量が小さくなる様に構成されている。この様な構成によれば、レバー先端がシート材搬送経路に大きく侵入することによる、搬送中のシート材の裏面への傷の付与といった問題に作用効果を発揮する。
また、特許文献2記載の被記録媒体戻し装置は、戻しレバーの先端が、被記録媒体の存在により給送ローラの周面とほぼ同一面まで引っ込むように構成されている。これによれば、被記録媒体に凹凸が生じることなく、平坦な状態を維持して記録工程に給送される為、高品質な記録を実現することができる。
特開2003−26349号公報 特開2005−41627号公報
しかしながら上記従来技術においては、レバー先端を退避させる構造が複雑化することによりコストアップを招いていた。また、搬送中のシート材の腰の強弱によってシート材搬送経路へのレバー先端の侵入量が左右されることから、戻しレバーに求められる本来の性能即ちシートの戻し性能にばらつきが生じる虞があった。特に、シート材の腰が強い場合は、シート材搬送経路へのレバー先端の侵入量が小さくなることから、重送されようとしたシート材を確実に戻せない場合も発生する。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、戻しレバー先端の退避構造をより低コストに構成することにあり、更には給送中の用紙剛性に用紙戻し性能を左右されることなく、常に確実に重送されようとした用紙を上流側に戻すことにある。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の態様は、給送されるべき被記録媒体と次ページ以降の被記録媒体とを分離する分離手段を備えた被記録媒体給送装置において、前記分離手段により分離された次ページ以降の被記録媒体を上流側に戻す被記録媒体戻しレバーであって、レバー基部からレバー先端部までの少なくとも一部が弾性部材により形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体戻しレバーは、レバー基部からレバー先端部までの少なくとも一部が弾性部材により形成されているので、当該弾性部材の弾性変形により、前記レバー先端部が、給送されるべき被記録媒体に弾性的に接触し、レバー基部の側に押し戻される。その結果、前記レバー先端部が、給送されるべき被記録媒体に傷を形成することを防止することができるとともに、被記録媒体戻しレバーの少なくとも一部を弾性部材により形成することで、構造簡単にして低コストに、レバー先端部がレバー基部側に退避可能な被記録媒体戻しレバーを構成することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様に係る被記録媒体戻しレバーにおいて、前記レバー先端部において給送されるべき被記録媒体と前記分離手段により分離された次ページ以降の被記録媒体との間に入り込む部分が舌片形状を成していることを特徴とする。
本態様によれば、前記レバー先端部において給送されるべき被記録媒体と前記分離手段により分離された次ページ以降の被記録媒体との間に入り込む部分が舌片形状を成しているので、前記レバー先端部が給送されるべき被記録媒体と次ページ以降の被記録媒体との間に確実に入り込み、従って次ページ以降の被記録媒体を確実に上流側に戻すことができる。
特に、被記録媒体の剛性が高い場合には、レバー先端部の被記録媒体給送経路への突出量が小さくなり、被記録媒体戻し性能が低下し易いが、この様な場合でもレバー先端部が給送されるべき被記録媒体と次ページ以降の被記録媒体との間に確実に入り込むので、次ページ以降の被記録媒体を確実に上流側に戻すことができる。
本発明の第3の態様は、第1のまたは第2の態様に係る被記録媒体戻しレバーにおいて、前記レバー先端部が、弾性変形可能な薄板により形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記レバー先端部が、弾性変形可能な薄板により形成されているので、前記レバー先端部を軽量且つ低コスト、高耐久に構成することができる。
本発明の第4の態様は、第3の態様に係る被記録媒体戻しレバーにおいて、前記レバー先端部に、次ページ以降の被記録媒体先端が当接する当接面と、給送されるべき被記録媒体と接触する接触面と、が前記薄板を鋭角に折り曲げることにより形成され、前記被記録媒体戻しレバーの被記録媒体戻し動作に伴って前記レバー先端部が給送されるべき最上位の被記録媒体に接触した後、前記薄板の弾性変形により、前記当接面が次ページ以降の被記録媒体を上流側に戻す方向に変位することを特徴とする。
本態様によれば、前記薄板の弾性変形により、前記当接面が次ページ以降の被記録媒体を上流側に戻す方向に変位するので、当該当接面の変位が被記録媒体戻しレバーの被記録媒体戻し動作を補い、より効率的に次ページ以降の被記録媒体を上流側に戻すことができる。
本発明の第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかに係る被記録媒体戻しレバーにおいて、前記レバー先端部に下流側方向への外力が付与された際の前記弾性部材の変形を規制する規制手段が設けられていることを特徴とする。
装置内部において被記録媒体の詰まりが発生した際、詰まった被記録媒体を下流側から引き抜こうとすると、この被記録媒体がレバー先端部に引っ掛かり、その結果被記録媒体戻しレバーの一部を形成する弾性部材が大きく変形して復元不可能となったり、或いは破損したりする虞がある。また、被記録媒体にパンチ穴等の引っ掛かり部分が形成されていると、通常の媒体搬送時においてもレバー先端部に被記録媒体が引っ掛かり、上記同様の問題が生じる虞がある。
そこで本態様においては、レバー先端部に下流側方向への外力が付与された際の前記弾性部材の変形を規制する規制手段を設けたので、弾性部材が大きく変形して復元不可能となったり、或いは破損したりすることを防止できる。
本発明の第の態様は、被記録媒体を給送する給送ローラと、給送されるべき被記録媒体と次ページ以降の被記録媒体とを分離する分離手段と、前記分離手段により分離された次ページ以降の被記録媒体を上流側に戻す、第1から第の態様のいずれかに係る前記被記録媒体戻しレバーと、を備えたことを特徴とする被記録媒体給送装置である。本態様によれば、被記録媒体給送装置において上記第1から第の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
本発明の第の態様は、被記録媒体に記録を行う記録部と、前記記録部へ被記録媒体を給送する、第の態様に係る被記録媒体給送装置と、を備えたことを特徴とする記録装置である。本態様によれば、記録装置において上記第1から第の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
本発明の第の態様は、被噴射媒体を給送する給送ローラと、給送されるべき被噴射媒体と次ページ以降の被噴射媒体とを分離する分離手段と、前記分離手段により分離された次ページ以降の被噴射媒体を上流側に戻す被噴射媒体戻しレバーと、前記給送ローラの下流側に設けられた、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射部と、を備え、前記被噴射媒体戻しレバーが、レバー基部からレバー先端部までの少なくとも一部が弾性部材により形成されていることを特徴とする液体噴射装置である。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明に係る「記録装置」或いは「液体噴射装置」の一実施形態であるインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の側断面概略図、図2(A)、(B)は用紙戻しレバー28の側面図、図3は用紙戻しレバー28のレバー先端側の斜視図、図4は用紙戻しレバー28の先端側の側面図、図5(A)、(B)は給送ローラ24、リタードローラ21、用紙戻しレバー28、の正面図、図6は用紙戻しレバー28のレバー先端部の拡大側面図である。
以下では先ず、図1を参照しつつプリンタ1の全体構成について概説する。プリンタ1は、装置後部に第1の用紙給送手段としてリア給送装置2を、装置底部に第2の用紙給送手段として本発明に係るフロント給送装置3を備え、これら2つの給送装置から、搬送手段5へと「被記録媒体」或いは「被噴射媒体」としての記録用紙(主として単票紙:以下「用紙P」と言う)を給送する。用紙Pは搬送手段5によって記録部4へと搬送され、記録が実行された後、排出手段6によって図示しないスタッカへと排出される。
以下、用紙搬送経路上の構成要素について更に詳説する。
リア給送装置2は、ホッパ12と、給送ローラ11と、リタードローラ13と、用紙戻しレバー14と、を備えて構成されている。ホッパ12は上部の揺動支点12aを中心に揺動することにより、ホッパ12上に傾斜姿勢に支持された用紙Pを給送ローラ11に圧接させる姿勢と、給送ローラ11から離間させる姿勢とを切り換える。
リタードローラ13は、所定の回転抵抗が与えられた状態に設けられ、給送ローラ11との間でニップ点を形成することにより、給送されるべき最上位の用紙Pと次ページ以降の用紙Pとを分離する。用紙戻しレバー14は用紙給送経路を側視して回動可能に設けられ、回動することにより、リタードローラ13によって分離された次ページ以降の用紙Pを上流側へと戻す。
一方、プリンタ1の底部に設けられ、用紙を装置前方からセットする様構成されたフロント給送装置3は、給紙カセット20と、ピックアップローラ22と、給送ローラ24と、リタードローラ21と、本発明に係る用紙戻しレバー28と、アシストローラ25と、を備えている。
装置前方側から装着及び取り外し可能な給紙カセット20には複数枚の用紙Pを積層状態でセット可能であり、セットされた用紙Pの最上位のものが、図示しない駆動モータによって駆動されるピックアップローラ22によって一枚ずつ給紙カセット20から繰り出される。ピックアップローラ22は揺動軸23aを中心に揺動する揺動部材23に設けられており、揺動部材23が図示しない付勢手段により用紙側に付勢されつつ揺動することにより、常に最上位の用紙に接する状態となる。
ピックアップローラ22によって繰り出される用紙Pは、分離斜面20aによる予備分離が行われた後、「分離手段」を構成するリタードローラ21へと進む。リタードローラ21は給送ローラ24の外周面と対向する位置に設けられ、且つ、給送ローラ24に対して進退可能に設けられている。給紙カセット20から用紙が繰り出される際には、給送ローラ24に圧接してニップ点を形成することにより、給送されるべき最上位の用紙Pと、次位(次ページ)以降の用紙Pとを分離する。
用紙戻しレバー28は用紙給送経路を側視して回動可能に設けられ、回動することにより、リタードローラ21によって分離された次ページ以降の用紙Pを上流側(給紙カセット20)へと戻す。尚、本発明に係る用紙戻しレバー28については後に詳述する。
給送ローラ24は図示しない駆動モータによって駆動され、給送されるべき用紙を湾曲反転させて、搬送手段5へと給送する。アシストローラ25は、給送ローラ24に接して給送ローラ24による用紙Pへの下流側への給送をアシストする。
続いて、リア給送装置2及びフロント給送装置3の下流側に設けられた搬送手段5は、モータによって回転駆動される搬送駆動ローラ31と、該搬送駆動ローラ31に圧接して従動回転する搬送従動ローラ32とを備えて構成されている。搬送手段5に到達した用紙Pは、搬送駆動ローラ31と搬送従動ローラ22とによってニップされた状態で搬送駆動ローラ31が回転することにより、下流側の記録部4へと搬送される。
記録部4は、用紙Pに向けてインクを吐出する記録ヘッド38と、用紙Pを支持することにより用紙Pと記録ヘッド38との距離を規制する紙案内前35とを備えて構成されている。記録ヘッド38はキャリッジ36の底部に設けられ、当該キャリッジ36は主走査方向(図1の紙面表裏方向)に延びるキャリッジガイド軸37にガイドされながら、図示しない駆動モータによって主走査方向に往復動する様に駆動される。また、キャリッジ36は、複数の色毎に独立したインクカートリッジ(図示せず)を搭載し、このインクカートリッジから記録ヘッド38へとインクが供給される。なおインクカートリッジが筐体に収容される所謂オフキャリッジ方式を採用しても良い。
続いて記録部4の下流側には、記録の行われた用紙Pを排出する排出手段6が設けられている。排出手段6は図示しないモータによって回転駆動される排出駆動ローラ39と、当該排出駆動ローラ39に接して従動回転する排出従動ローラ40とを備えて構成されている。記録部4によって記録の行われた用紙Pは、排出駆動ローラ39と排出従動ローラ40とによってニップされた状態で排出駆動ローラ39が回転駆動されることにより、装置前方側に設けられた図示しないスタッカへと排出される。
以上がプリンタ1の概要であり、続いて図2乃至図を参照しつつ本発明に係る用紙戻しレバー28について詳述する。
用紙戻しレバー28は回動軸29を回動中心として、用紙給送経路を側視して回動可能に設けられており、回動することにより、図2(A)に示す用紙給送時姿勢と、図2(B)に示す用紙給送待機時姿勢とを切り換える。
用紙戻しレバー28は、回動に際してレバー先端部28cが描く軌跡の内側に、(用紙が存在しない状態において)給送ローラ24とリタードローラ21とのニップ点(符号Gで示す)が含まれるように配設されており、図2(A)に示す用紙給送時姿勢では用紙給送経路を開放し、図2(B)に示す用紙給送待機時姿勢では用紙給送経路を塞ぐ様になっている。
また用紙戻しレバー28は、図5(B)に示すように用紙幅方向に延びる回動軸29の軸線方向に適宜の間隔を空けて複数設けられており、その位置は、同様に用紙幅方向(図5の左右方向)に適宜の間隔を空けて複数設けられた給送ローラ24の間に位置している。
用紙給送待機時においては、リタードローラ21は給送ローラ24から退避しており、用紙戻しレバー28は図2(B)に示すように用紙給送待機時姿勢をとる。用紙給送動作が開始されると、リタードローラ21は給送ローラ24に進出して給送ローラ24との間でニップ点を形成するとともに、用紙戻しレバー28は、退避動作を開始し、図2(A)に示すように用紙給送時姿勢をとる。用紙給送動作開始後、一定時間(または一定送り)経過後この用紙戻しレバー28が、用紙給送時姿勢から用紙給送経路を塞ぐ方向に回動することによって、リタードローラ21と給送ローラ24との間のニップ点で滞留する次位以降の用紙先端が、上流側(給紙カセット20)へと戻される。尚、図2において破線で示すリタードローラ21は給送ローラ24から離間した場合を、仮想線で示すリタードローラ21は給送ローラ24に接触してニップ点を形成した場合をそれぞれ示している。
このような用紙戻しレバー28は、図2及び図3に示すように樹脂材料によって回動軸29と一体的に形成されるレバー本体28aと、このレバー本体28aに設けられ、用紙戻しレバー28のレバー先端部28cを形成する、弾性変形可能な薄板としての板ばね30とを備えて構成されている。
板ばね30は、レバー先端部28cを形成する位置で鋭角に折り曲げられることにより、上流側に戻される次ページ以降の用紙先端が当接する当接面Bと、給送されるべき用紙と面接触する接触面Aと、を形成するとともに、その折り曲げ位置(角部)に、舌片形状を成すレバー先端部28cを形成する。
板ばね30は、その基端部28fがレバー本体28aに差し込まれて当該レバー本体28aに設けられるとともに、当接面Bに形成された窓穴28dに、レバー本体28aに形成されたフック28eが遊挿される。これにより板ばね30は、基端部28fにおいて固定状態に設けられるとともに、基端部28fからレバー先端部28cまでの間の部分が弾性変形可能なように、且つその弾性変形量がフック28eと窓穴28dとで規制された状態に設けられる。
以上のように構成された用紙戻しレバー28は、レバー基部を構成する回動軸29からレバー先端部28cまでの少なくとも一部が弾性を有する弾性部材により形成された状態となっている。従って図4の仮想線で示すように、用紙戻し動作の際に給送されるべき用紙Pに板ばね30が接触して弾性変形することにより、レバー先端部28cが給送されるべき用紙Pに弾性的に接触するとともに回動軸29(レバー基部)の側に押し戻される。
その結果、レバー先端部28cが給送されるべき用紙Pに傷を形成することを防止することができる。そしてこの様なレバー先端部28cの退避動作は、板ばね30の弾性変形により実現されるので、構造簡単にして且つ低コストに、レバー先端部28cの退避構造を構成することができる。
また、板ばね30の弾性変形に伴い、当接面Bが図の矢印a方向に変位する。この当接面Bの変位方向は、次ページ以降の用紙を上流側に戻す方向であるので、当接面Bの変位が用紙戻しレバー28の用紙戻し動作を補うこととなり、より効率的に次ページ以降の用紙を上流側に戻すことができる。
また、レバー先端部28cが用紙給送経路から退避しない構成の場合、図5(A)に示すように用紙戻しレバー28により用紙幅方向に渡って用紙に湾曲状態が形成され、搬送負荷が増大するが、板ばね30の弾性変形によって上述の通りレバー先端部28cが用紙給送経路から退避するので、図5(B)に示すように給送されるべき用紙には殆ど湾曲状態が形成されないか、或いは形成されても僅かとなるので、搬送負荷の増大を防止することができる。また用紙戻しレバー28の回動に際する抵抗も低減されるので、用紙戻しレバー28の駆動機構への負担も軽減される。
また、レバー先端部28cが舌片形状を成しているので、当該レバー先端部28cが、給送中の用紙剛性に拘わらず(用紙から押し戻される程度の大小に拘わらず)、図6に示すように給送されるべき用紙P1と、リタードローラ21により分離された次ページの用紙P2との間に容易に入り込むこととなる。従って次ページ以降の用紙を確実に上流側に戻すことができる。
尚、本実施形態においては用紙戻しレバー28をレバー本体28aと板ばね30とにより構成したが、これに限られないことは言うまでもない。例えば、回動軸29、レバー本体28aを含め、レバー先端部28cまで樹脂材料により全て一体的に形成するとともに、回動軸29からレバー先端部28cまでの少なくとも一部を弾性変形可能なように例えば薄肉形状に形成することで、上記実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
続いて図7乃至図9を参照しながら、用紙戻しレバー28を駆動する駆動機構について説明する。図7は駆動機構47の正面図、図8は遊星歯車54と被伝達歯車56との噛合状態において遊星レバー50をロックするロック手段48の斜視図、図9は同拡大正面図である。
図7において符号51はモータを示しており、このモータ51により、同図に示す用紙戻しレバーの回動軸29が駆動される。駆動機構47は、モータ51と、モータ51の回転軸に設けられた歯車52と、平歯車53と、遊星歯車54と、被伝達歯車56と、平歯車57〜61と、を備えて構成されている。
遊星歯車54は、揺動軸49を中心に図7の矢印で示すように揺動可能な遊星レバー50に軸支されており、モータ51の回転に伴って、平歯車53の周囲を遊星運動する。従って遊星歯車54は、モータ51の回転方向の切り換えによって、被伝達歯車55と噛合する状態(図7の仮想線で示す状態)と、被伝達歯車56と噛合する状態(図7の実線で示す状態)と、を切り換える様になっている。尚、平歯車53の回転中心と揺動軸49の揺動中心とは同一である。
そして遊星歯車54が被伝達歯車55と噛合する状態では、モータ51の動力はリア給送装置2(図1)へ伝達され、遊星歯車54が被伝達歯車56と噛合する状態では、モータ51の動力は用紙戻しレバー28(回転軸29)へと伝達される。
ここで、フロント給送装置3による用紙給送速度の向上(スループットの向上)を図る場合、用紙戻しレバー28の回動速度をも向上させる必要があるが、高速回転するモータ51を停止させた際に、被伝達歯車56と遊星歯車54との間の減速比に起因して被伝達歯車56と遊星歯車54との間で歯飛び(噛合解除)が発生する虞がある。このため、駆動機構47には、遊星レバー50をロックするロック手段48が設けられている。
このロック手段48は、図8に示す様にスライダ62、レバー63、ピニオン歯車64、ラック65、を備えて構成されている。スライダ62は、図示を省略するフレーム部材に図8の矢印a方向にスライド可能に設けられるとともに、図示を省略する付勢手段により図の右方向に付勢された状態に設けられている。このスライダ62はキャリッジ36と係合可能に配設されており、キャリッジ36がホームポジションに戻る際に、当該キャリッジ36に押されて図8の左方向にスライドする様になっている。
スライダ62にはレバー63が係合しており、スライダ62のスライド動作によって、レバー63が図8の矢印b方向に回動する様になっている。レバー63には歯車部63aが形成されており、この歯車部63aには図8の矢印c方向に回転可能なピニオン歯車64が噛合している。そしてピニオン歯車64には矢印d方向に変位可能なラック65が噛合しており、従って以上の構成によりキャリッジ36がホームポジション側(図8の左側)に戻ると、ラック65が、図8の左方向に変位する。
続いてラック65の先端にはロックピン65aが形成されており、このロックピン65aが、遊星レバー50に形成されたボス50aと係合可能となっている。より詳しくは、レバー63にはばね66のばね力が作用しており、このばね66により、ロックピン65a(ラック65)は、キャリッジ36がホームポジション以外に位置するときにはボス50aから退避して位置している。そしてキャリッジ36がホームポジションに戻ると、ロックピン65aがボス50aに向かって進出し、ボス50aと係合可能な状態となる。
図9はロックピン65aがボス50aに向かって進出した状態を示しており、図から明かなようにロックピン65aがボス50aに向かって進出すると、遊星歯車54と被伝達歯車56とが噛合した状態で遊星レバー50が図9の矢印方向に動かないようロックされる。これにより、遊星歯車54と被伝達歯車56との噛合状態が確実に保持され、被伝達歯車56と遊星歯車54との間の歯飛び(噛合解除)が防止される。尚、キャリッジ36が記録領域からホームポジション(図8左側)へ移動すると、ロックピン65aがボス50aから退避し、遊星レバー50のロック状態が解除される。
ここで、ロックピン65aにおいてボス50aと係合する面65bは円弧面となっていて、この円弧面は、被伝達歯車56の回転中心Rを中心とした円弧Qにより形成されている。これは、以下の理由による。
即ち、組立誤差等によってボス50aの位置がずれると、ボス50aとロックピン65aとの位置関係(距離)にずれが生じ、遊星歯車54と被伝達歯車56とを適切に噛合させることができなくなる虞がある。ここで、組立誤差等によるボス50aの位置ずれは、図9の仮想線及び符号50a’で示すように被伝達歯車56の回転中心Rを中心とした円の周方向に生じることとなる。
そこで、ボス50aと係合するロックピン65aの面65bを、被伝達歯車56の回転中心Rを中心とした円弧面により形成することで、組立誤差等によってボス50aの位置ずれが生じても、ボス50aとロックピン65aとの位置関係(距離)にずれが生じず、従ってボス50aの位置ずれに拘わらず遊星歯車54と被伝達歯車56とを適切に噛合させることが可能となる。
続いて図10を参照しながら本発明の他の実施形態に係る用紙戻しレバーについて説明する。図10は、本発明の他の実施形態に係る用紙戻しレバー28’の側面図である。
本実施形態に係る用紙戻しレバー28’が、図1〜図6を参照しつつ既に説明した用紙戻しレバー28と異なる点は、図10の符号28a’で示すレバー本体の形状であり、より具体的には符号28g、28jで示す規制部が設けられた点にある。尚、図10において図1〜図6に示した形態の用紙戻しレバー28と同一の構成には同じ符号を付してあり、以下ではその説明は省略する。
符号28gで示す規制部は、板ばね30において接触面Aを形成するプレート部分30aの基端側部分と対向して配置されている。図中、符号Faは、レバー先端部28cに付与される下流側方向に向かう外力を示しており、例えば、紙ジャムが生じた際に用紙戻しレバー28’の下流側から用紙を引き抜く際に、引き抜かれる用紙にレバー先端部28cが引っ掛かることにより発生する。
或いは、通常の用紙給送中においても、用紙にパンチ穴等の引っ掛かり部分が形成されていた場合には、レバー先端部28cがこれに引っ掛かることにより発生する。尚、仮想線で示す符号30a’は、外力Faにより変形(変位)した板ばね30を示している。
この外力Faが極めて大きいと、板ばね30が大きく変形して復元不可能となったり、或いは破損したりする虞がある。また、図3から明かなように板ばね30に形成された窓穴28dがフック28eから外れてしまう虞もある。
この為、規制部28g、28h、28jは、このような板ばね30の大きな変形を規制し、また板ばね30がフック28eから外れることを防止する機能を有する。
より詳しくは、図10に示すように板ばね30において接触面Aを形成するプレート部分30aには、外力Faにより、支点S1を中心としたモーメントM1が発生する。このモーメントM1の大きさは、M1=Fa×L1により求められる。尚、L1は支点S1と外力Faの作用点との距離である。
外力Faにより板ばね30が全体的に変形し、板ばね30において接触面Aを形成するプレート部分30aが規制部28gに当接すると、距離L1はL1’となり、L1>L1’であるので、このときのモーメントM1’は、M1’=Fa×L1’となり、変形前よりモーメントが小さくなる。これにより、板ばね30の全体的な変形を規制することができる。
また、外力Faにより、当接面Bを形成するプレート部分30bにはモーメントM2が発生するが、当接面Bを形成するプレート部分30bの基端側には規制部28jが設けられているので、支点S2と支点S3によりモーメントM2を受けることができる。従ってこれにより、板ばね30の全体的な変形を規制することができる。加えて、接触面Bを形成するプレート部分30bがフック28e(レバー本体28a’)から外れることを防止できる。
以上の通り、規制部28g、28h、28jを備えて成る規制手段により弾性部材としての板ばね30の変形が規制されるので、板ばね30が大きく変形(塑性変形)して復元不可能となったり、或いは破損したりすることを防止できるとともに、板ばね30がレバー本体28a’から外れることを防止することができる。
本発明に係るプリンタの側断面概略図。 (A)、(B)は本発明に係る用紙戻しレバーの側面図。 本発明に係る用紙戻しレバーのレバー先端側の斜視図。 本発明に係る用紙戻しレバーのレバー先端側の側面図。 (A)、(B)は給送ローラ、リタードローラ、用紙戻しレバー、の正面図。 本発明に係る用紙戻しレバーのレバー先端部の拡大側面図。 用紙戻しレバーを駆動する駆動機構の正面図。 遊星レバーをロックするロック手段の斜視図。 遊星レバーをロックするロック手段の正面図。 本発明の他の実施形態に係る用紙戻しレバーの側面図。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、2 リア給送装置、3 フロント給送装置、4 記録部、5 搬送手段、6 排出手段、11 給送ローラ、12 ホッパ、13 リタードローラ、14 用紙戻しレバー、20 給紙カセット、20a 分離斜面、21 リタードローラ、22 ピックアップローラ、23 ローラ支持部材、23a 揺動軸、24 給送ローラ、25 アシストローラ、28 用紙戻しレバー、28a レバー本体、28c レバー先端部、28d 窓穴、28e フック、28g、28h、28j 規制部、29 回動軸、30 板ばね、31 搬送駆動ローラ、32 搬送従動ローラ、35 紙案内前、36 キャリッジ、37 キャリッジガイド軸、38 記録ヘッド、39 排出駆動ローラ、40 排出従動ローラ、47
駆動機構、48 ロック手段、49 揺動軸、50 遊星レバー、50a ボス、51
モータ、52 歯車、53 平歯車、54 遊星歯車、55、56 被伝達歯車、57〜61 平歯車、62 スライダ、63 レバー、64 ピニオン歯車、65 ラック、65a ロックピン、65b 面、66 ばね、P 記録用紙

Claims (9)

  1. 給送されるべき被記録媒体と次ページ以降の被記録媒体とを分離する分離手段を備えた被記録媒体給送装置において、前記分離手段により分離された次ページ以降の被記録媒体を上流側に戻す被記録媒体戻しレバーであって
    前記被記録媒体戻しレバーのレバー先端部は、弾性変形可能な薄板により形成され、且つ、次ページ以降の被記録媒体先端が当接する当接面と給送されるべき被記録媒体と接触する接触面とを備え
    前記被記録媒体戻しレバーの被記録媒体戻し動作に伴って前記レバー先端部が給送されるべき最上位の被記録媒体に接触した後、前記薄板の弾性変形により、前記当接面が次ページ以降の被記録媒体を上流側に戻す方向に変位することを特徴とする被記録媒体戻しレバー。
  2. 請求項1に記載の被記録媒体戻しレバーにおいて、前記当接面と前記接触面とは、前記薄板を折り曲げることにより形成される、
    ことを特徴とする被記録媒体戻しレバー。
  3. 請求項に記載の被記録媒体戻しレバーにおいて、前記当接面と前記接触面とは、前記薄板を鋭角に折り曲げることにより形成される、
    ことを特徴とする被記録媒体戻しレバー。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の被記録媒体戻しレバーにおいて、前記レバー先端部において給送されるべき被記録媒体と前記分離手段により分離された次ページ以降の被記録媒体との間に入り込む部分が舌片形状を成している、
    ことを特徴とする被記録媒体戻しレバー。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の被記録媒体戻しレバーにおいて、前記レバー先端部に下流側方向への外力が付与された際の前記レバー先端部の変形を規制する規制手段が設けられている、
    ことを特徴とする被記録媒体戻しレバー。
  6. 請求項5に記載の被記録媒体戻しレバーにおいて、前記レバー先端部は、前記外力が付与された際に異なる複数の方向に前記外力が分散するように構成され、前記規制手段が前記複数の方向に対応して設けられていることを特徴とする被記録媒体戻しレバー。
  7. 被記録媒体を給送する給送ローラと、
    給送されるべき被記録媒体と次ページ以降の被記録媒体とを分離する分離手段と、
    前記分離手段により分離された次ページ以降の被記録媒体を上流側に戻す、請求項1からのいずれか1項に記載された前記被記録媒体戻しレバーと、
    を備えたことを特徴とする被記録媒体給送装置。
  8. 被記録媒体に記録を行う記録部と、
    前記記録部へ被記録媒体を給送する、請求項に記載の被記録媒体給送装置と、
    を備えたことを特徴とする記録装置。
  9. 被噴射媒体を給送する給送ローラと、
    給送されるべき被噴射媒体と次ページ以降の被噴射媒体とを分離する分離手段と、
    前記分離手段により分離された次ページ以降の被噴射媒体を上流側に戻す被噴射媒体戻しレバーと、
    前記給送ローラの下流側に設けられた、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射部と、を備え、
    前記被噴射媒体戻しレバーのレバー先端部は、弾性変形可能な薄板により形成され、且つ、次ページ以降の被噴射媒体先端が当接する当接面と給送されるべき被噴射媒体と接触する接触面とを備え、
    前記被噴射媒体戻しレバーは、被噴射媒体戻し動作に伴って前記レバー先端部が給送されるべき最上位の被噴射媒体に接触した後、前記薄板の弾性変形により、前記当接面が次ページ以降の被噴射媒体を上流側に戻す方向に変位する
    ことを特徴とする液体噴射装置。
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