JP5035206B2 - パチンコ機の遊技盤 - Google Patents

パチンコ機の遊技盤 Download PDF

Info

Publication number
JP5035206B2
JP5035206B2 JP2008260603A JP2008260603A JP5035206B2 JP 5035206 B2 JP5035206 B2 JP 5035206B2 JP 2008260603 A JP2008260603 A JP 2008260603A JP 2008260603 A JP2008260603 A JP 2008260603A JP 5035206 B2 JP5035206 B2 JP 5035206B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nail
game board
hole
adapter member
nails
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008260603A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010088609A (ja
Inventor
雅哉 佐藤
Original Assignee
奥村遊機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 奥村遊機株式会社 filed Critical 奥村遊機株式会社
Priority to JP2008260603A priority Critical patent/JP5035206B2/ja
Publication of JP2010088609A publication Critical patent/JP2010088609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5035206B2 publication Critical patent/JP5035206B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

この発明は、パチンコ機の遊技盤に関し、特に合成樹脂により成形された遊技盤に関する。
一般に、パチンコ機においては、外枠の一側部により中枠の一側部を軸支して開閉可能に支持し、その中枠の前面を覆うガラス枠等の前面枠の一側部を上記中枠で軸支して開閉可能とし、上記中枠に遊技盤を取付けるようにしている。
遊技盤は、遊技板を有し、その遊技板の前面にガイドレールを取付け、そのガイドレールの内側に形成された遊技領域に、遊技球の落下方向を分散、調整するための多数の釘や風車、液晶表示器、始動入賞装置、特別可変入賞装置等の各種の遊技部品を取付けている。
ここで、遊技盤における遊技板として、特許文献1あるいは特許文献2に記載されているように、ポリメチルメタクリレート(PMMA)等のアクリル樹脂やABS樹脂等の合成樹脂からなるものが知られている。この合成樹脂製の遊技板においては、強度を得るために厚さを厚くすると、成形の際に多量の樹脂を必要とし、また、遊技板が重くなって取り扱いが困難となる。
そのため、合成樹脂製の遊技板においては、可及的に厚さを薄くし、あるいは、内部に発泡部を形成して軽量化を図り、後面にはボス部を成形し、そのボス部に遊技板の前面で開口する下孔を形成し、その下孔に釘を打ち付けて釘の支持の安定化を図るようにしている。
特開平11−99244号公報 特開平11−151350号公報
ところで、合成樹脂製の遊技板においては、ベニヤ合板からなる木製の遊技板に比較して硬度が高く、遊技球が釘に衝突した際の衝撃吸収性が低いため、釘が疲労破壊し易い。特に、盤面の中央上部に打ち付けられた天釘と称される複数の釘や球止めゴムの周囲に打ち付けられた釘、始動入賞装置の上部に打ち付けられた命釘と称される2本の釘、その命釘の両サイドに位置するジャンプ釘と称される釘には遊技球が繰り返し衝突するため、疲労が蓄積されて疲労破壊し易い。
この発明の課題は、釘の疲労破壊を抑制し、かつ、釘調整作業時に釘植設部の周囲を破損させることなく容易に釘調整することができるようにした耐久性に優れたパチンコ機の遊技盤を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、合成樹脂からなる遊技板の前面にガイドレールを取付け、そのガイドレールに囲まれた内側が遊技領域とされ、その遊技領域に発射装置から発射された遊技球の落下方向を分散、調整する多数の釘を植設したパチンコ機の遊技盤において、前記遊技板の前面に植設された釘の周囲に、遊技板の前面から後面に貫通してその釘との間に弾性変形可能な薄肉部を形成する貫通孔を設け、前記遊技板の後面側には、その貫通孔に対して先端部が嵌合可能なアダプタ部材を配置し、このアダプタ部材を、その先端部が前記貫通孔に対する抜き差し方向へ変位するよう移動させることで、その先端部の前記貫通孔に対する嵌り込み量を調整する駆動装置を設けた構成を採用したのである。
ここで、貫通孔は多数の釘の全てを対象に形成してもよく、あるいは、遊技球が頻繁に衝突して疲労破壊し易い釘、例えば、盤面の中央上部に打込まれた天釘と称される複数の釘(以下、天釘という)やガイドレールによって案内される遊技球を衝突させて減勢する球止めゴムの周囲の釘、始動入賞装置の上部に打ち込まれた命釘と称される2本の釘(以下、命釘という)、その命釘の両サイドに位置するジャンプ釘と称される釘(以下、ジャンプ釘という)等を対象に形成してもよい。
上記のように、釘の周囲に、その釘との間に薄肉部を形成する貫通孔を設けると、釘に対する遊技球の衝突時、上記薄肉部が弾性変形する。その弾性変形によって衝突時の衝撃力が吸収され、釘が疲労破壊するのを抑制することができる。
ここで、貫通孔の形状は任意である。釘を中心とする円弧状とし、その貫通孔2つを釘を基準にして対称位置に設けると、貫通孔間に釘を保持する両持ち支持の弾性変形が容易な薄肉部としての柱部が形成されるため、遊技球が釘に衝突した際の衝撃力をより効果的に吸収することができる。この場合、アダプタ部材には、その先端部に各貫通孔のそれぞれに対応して2つの嵌合片を二股状に形成し、その2つの嵌合片のそれぞれを2つの貫通孔のそれぞれに対応して嵌合可能な断面円弧状とする。
一般に、パチンコ機においては、遊技球が釘間に引っ掛かるのを防止するため、ゲージを用いて釘調整することが行なわれる。その釘調整に際し、釘の頭部をハンマで叩くと、薄肉部の弾性変形によりハンマの打撃力が吸収されて、釘を効果的に調整することができず、また、上記薄肉部が破損するおそれがある。
そこで、釘調整する場合は、駆動装置の作動により、アダプタ部材を貫通孔に向けて移動させて、その貫通孔内にアダプタ部材の先端部を嵌合する。その嵌合によって薄肉部が弾性変形するのが防止されるため、ハンマの打撃力は釘に直接作用することになり、薄肉部を破損させることなく釘調整を効果的に行なうことができる。
ここで、釘調整は、調整対象の釘の間をゲージで計測し、釘の頭をハンマで叩き、その調整具合をゲージで確認することが行なわれる。このとき、先端部が貫通孔に対して嵌合可能な握り部付きのアダプタ冶具を貫通孔に対して人手により嵌合する構成であると、アダプタ冶具に片手を添えてその嵌合状態を確保する必要があるため、ハンマとゲージとを交互に持ち替えて釘調整作業を行なう必要が生じ、能率よく釘調整することができない。
しかし、この発明のアダプタ部材は駆動装置の作動により遊技板の後面側から貫通孔に嵌合されるため、釘の頭をハンマで叩く作業と調整対象の釘の間の間隔をゲージで確認する作業を両手で行なうことができ、釘調整作業を従来と同様に能率よく行なうことができる。
この発明に係るパチンコ機の遊技盤において、アダプタ部材を貫通孔に対して移動させる駆動装置として、直動形ソレノイドを採用することができる。
上記直動形ソレノイドに代えて、ナット部材にねじ係合されたねじ軸をステッピングモータで回転させてねじ軸を回転させつつ軸方向に移動させ、その軸方向移動によりアダプタ部材を貫通孔に向けて移動させるリニアステッピングアクチュエータを採用すると、アダプタ部材を貫通孔から抜け出る退避位置と、貫通孔に嵌合する嵌合位置と、その中間の任意の位置で停止状態に保持することができる。このため、貫通孔に対してのアダプタ部材の先端部の嵌り込み量を調整することができ、その嵌り込み量により薄肉部の弾性変形状態が変化し、釘に遊技球が衝突して跳ね返る際の反発状態が変化するため、上記嵌り込み具合の調整を釘調整の代用とすることができる。
また、上記直動形ソレノイドに代えて、アダプタ部材の後面に連結されたラックと、そのラックに噛合するピニオンと、そのピニオンを回転駆動するステッピングモータとからなるものを採用することにより、上記リニアステッピングアクチュエータと同様に、アダプタ部材を貫通孔から抜け出る退避位置と、貫通孔に嵌合する嵌合位置と、その中間の任意の位置で停止状態に保持することができ、この場合においても、アダプタ部材の嵌り込み量の調整を釘調整の代用とすることができる。
上記のように、この発明に係るパチンコ機の遊技盤においては、釘の周囲に、その釘との間で薄肉部を形成する貫通孔を設けたことにより、遊技球が釘に衝突した際の衝撃力を上記薄肉部の弾性変形により吸収することができ、釘の疲労破壊を抑制し、耐久性の向上を図ることができる。
また、貫通孔に対して嵌合可能なアダプタ部材を遊技板の後面側に配置し、そのアダプタ部材の先端部が貫通孔に対して抜き差しする方向にアダプタ部材を移動させる駆動装置を設けたことにより、上記アダプタ部材の先端部を貫通孔に嵌合することによって、薄肉部が弾性変形するのを防止することができ、薄肉部を破損させることなく釘調整を効果的に行なうことができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、パチンコ機は、縦長な矩形状に枠組みされた外枠1を有し、その外枠1の一側部に上下で対向するヒンジ片2が固定され、そのヒンジ片2によりパチンコ機の主要構成部を支持する板状の中枠3の一側部が軸支されて開閉可能に支持されている。
中枠3の表側には、上皿5を有する前面枠4が設けられている。前面枠4は、その一側部が中枠3に軸支されて開閉自在とされ、閉鎖状態において中枠3の前面を覆うようになっており、その前面枠4の下側に下皿7を有する皿板6が設けられている。ここで、前面枠4は、ガラス板の周囲に縁枠を設けたものであってもよく、あるいは、アクリル樹脂板の周囲に縁枠を設けたものであってもよい。
皿板6の右側には発射ハンドル8が取付けられ、その発射ハンドル8に設けられた発射レバー9を回動操作することにより、上皿5に貯留された遊技球が図示省略した球送り機構を介して発射装置に送り込まれた後、中枠3に支持された図2に示す遊技盤10の遊技領域11に発射されるようになっている。
遊技盤10は、アクリル樹脂やABS樹脂等の合成樹脂からなる遊技板12を有し、その遊技板12の前面に取付けられたガイドレール13の内側が遊技領域11とされている。遊技領域11には、遊技球の落下方向を分散、調整するための多数の釘14や風車15、液晶表示器16、始動入賞装置17、特別可変入賞装置18等の遊技部品が取付けられている。また、上記液晶表示器16を囲むようにしてセンタ飾り19が設けられている。
ここで、遊技領域11に発射された遊技球が、その遊技領域11に落下して始動入賞装置17に入賞すると、液晶表示器16の表示画面に特別図柄の変動表示が所定時間行われ、複数の特別図柄が特定の停止表示態様で停止表示されると、大当たり遊技状態が発生し、特別可変入賞装置18の入口を塞いでいた扉18aが予め定められた作動条件に従って開閉するようになっている。
センタ飾り19として、ここでは、ガイドレール13との間に通路20を形成する左右非対象のものが示されている。このようなパチンコ機での遊技に際して、通路20に遊技球が打ち込まれると、始動入賞装置17に入賞する確率が低いため、遊技者は、普通、図3の矢印で示すように、通路20の入口に設けられた釘14aやセンタ飾り19の中央上部に設けられた2本の天釘14bに遊技球Bが衝突するようハンドル調整し、センタ飾り19の左側の遊技領域11に遊技球を落下させて始動入賞装置17に入賞させる打ち込み方法を採用するのが一般的である。
このため、通路20の入口に設けられた釘14aや2本の天釘14b、あるいは、その周辺の釘14は遊技球Bとの衝突によって疲労が蓄積し、破損し易い。
また、始動入賞装置17の上方には、図4に示すように、2本の命釘14cが設けられ、その命釘14cの両サイドにジャンプ釘14dが設けられ、これらの各釘14c、14dは、風車15の右下から上記ジャンプ釘14dまで連続して並ぶ道釘14eと異なって遊技球Bが衝突した際の衝撃力を単独で受けるため、疲労によって破損し易い。
上記のような疲労破壊し易い釘14a乃至dを対象にして、図3乃至図6に示すように、遊技板12には上記各種の釘14a乃至dの周囲に遊技板12の前面から後面に貫通する衝撃吸収用の貫通孔21が形成されている。
貫通孔21は、各種釘14a乃至dのそれぞれを曲率の中心とする円弧状の長孔からなっている。この円弧状の長孔からなる貫通孔21は、各種の釘14a乃至dのそれぞれを対称点として対称位置に設けられ、その対称配置の一対の貫通孔21間に釘14a乃至dを保持する両持ち支持の弾性変形が容易な薄肉部としての柱部22が形成される。
上記のように、貫通孔21の形成によって薄肉部としての柱部22を設けることによって、各種の釘14a乃至dに遊技球Bが衝突すると、その衝突時の衝撃力によって柱部22が弾性変形し、その変形により衝撃力が吸収される。
このため、各種の釘14a乃至dは疲労破壊することは少なく、耐久性の低下を抑制することができる。
ここで、各種の釘14a乃至dに対する遊技球の衝突方向は予め想定されるため、対称配置の貫通孔21は、遊技球の衝突方向に並んで設けるのが好ましい。
図5に示すように、遊技板12に円弧状の長孔からなる貫通孔21を設ける場合は、貫通孔21の外壁面の半径rが遊技球Bの半径rと釘14bの半径dを加えた値以下(r≦r+d)となるようにしておく。
貫通孔21と遊技球Bおよび釘14bの相互間に上記のような寸法関係を満足させることにより、遊技板12上を転動する遊技球Bが貫通孔21に引っ掛かりが生じて転動が阻害されるのを防止することができる。したがって、遊技店においては、従来の遊技盤と同程度に釘調整を行なうことができるので、扱い易く好都合である。
一般に、パチンコ機においては、遊技球Bが釘14間に引っ掛かるのを防止するため、ゲージを用いて釘調整することが行なわれる。その釘調整に際して、柱部22の長さ方向と直交する方向に釘14a乃至dの頭部を叩打する必要が有る場合、柱部22が変形して、調整が困難となり、また、柱部22が破損する可能性がある。
そのような不都合の発生を防止するため、実施の形態では、図5および図6に示すように、遊技板12の後面側に貫通孔21に対して先端部が嵌合可能なアダプタ部材30と、そのアダプタ部材30の先端部が貫通孔21に対する抜き差しされる方向へアダプタ部材を変位させる駆動装置としての直動形ソレノイド31を設け、釘の調整時、上記直動形ソレノイド31を作動させ、アダプタ部材30の先端部を貫通孔21内に嵌合させるようにしている。
ここで、アダプタ部材30は、先端部が二股とされて2つの嵌合片30aが形成され、各嵌合片30aは断面が円弧状とされて2つの貫通孔21のそれぞれに対して嵌合可能とされている。
図5(I)は、アダプタ部材30の嵌合片30aが貫通孔21から抜け出した退避位置に保持されている状態を示し、(II)はアダプタ部材30の嵌合片30aが貫通孔21に嵌り込む嵌合位置に保持された状態を示している。その嵌合位置において、薄肉部22はアダプタ部材30によって弾性変形するのが防止されるため、ハンマの打撃力は減衰されることなく釘の頭部に付与されることになる。このため、薄肉部22を破損させることなく釘調整を効果的に行なうことができる。
図5に示す例においては、駆動装置として直動形ソレノイド31を採用したが、駆動装置はこれに限定されるものではない。図7および図8は駆動装置の他の例を示す。
図7に示す駆動装置は、リニアステッピングアクチュエータ33からなっている。このリニアステッピングアクチュエータ33においては、モータハウジング37aに対して回り止めされたナット部材35にねじ軸36をねじ係合し、そのねじ軸36をステッピングモータ37で回転させて軸方向に移動させるようにしている。
ここで、ステッピングモータ37は、モータハウジング37a内に組込まれた固定のステータ38と、そのステータ38内に組込まれたロータ39とを有し、上記ステータ38のステータコイル38aに対する通電によりロータ39を回転させるようにしており、上記ロータ39内にねじ軸36を挿通してロータ39に固定している。
上記のようなリニアステッピングアクチュエータ33の採用においては、例えば、遊技板12の後面に支持フレーム40を固定して、その支持フレーム40でモータハウジング37aを支持し、上記支持フレーム40内にアダプタ部材30を組込んで回り止めし、かつ、軸方向に移動自在に支持し、そのアダプタ部材30を遊技板12との間に組込んだ弾性部材41でねじ軸36の先端に取り付けられたボール42と当接する方向に向けて付勢する。
アダプタ部材30の回り止めに際し、ここでは、アダプタ部材30の外周に軸方向に延びる複数の溝43aを形成し、各溝43aにスライド自在に嵌合される回り止め片43bを支持フレーム40に固定している。
上記のようなリニアステッピングアクチュエータ33を採用すると、アダプタ部材30の嵌合片30aを貫通孔21から抜け出した退避位置と、貫通孔21内に嵌る嵌合位置と、その中間の任意の位置で停止状態に保持することができるため、貫通孔21に対してのアダプタ部材30の嵌合片30aの嵌り込み量を調整することができる。その嵌り込み量の調整により薄肉部22の弾性変形状態が変化し、釘に遊技球Bが衝突して跳ね返る際の反発状態が変化するため、上記嵌り込み具合の調整を釘調整の代用とすることができる。
なお、アダプタ部材30とねじ軸36とを回転可能に、かつ、軸方向に係合する連結とすることにより、弾性部材41を省略することができる。
図8に示す駆動装置は、アダプタ部材30の後面に連結されたラック44と、そのラック44に噛合するピニオン45と、そのピニオン45を回転駆動するステッピングモータ46とからなっている。
図8に示す駆動装置を採用することにより、上記リニアステッピングアクチュエータ33と同様に、アダプタ部材30を退避位置と、嵌合位置と、その中間の任意の位置で停止状態に保持することができるため、この場合においても、アダプタ部材30の嵌り込み具合の調整を釘調整の代用とすることができる。
実施の形態においては、通路20の入口に設けられた釘14aや2本の天釘14b、始動入賞装置17の上方に設けられた2本の命釘14c、その命釘14cの両サイドに位置するジャンプ釘14dの周囲それぞれに貫通孔21を形成するようにしたが、上記各種の釘の少なくとも1本を対象にして貫通孔21を設けるようにしてもよい。また、貫通孔21を形成する対象の釘は上記のものに限定されるものではなく、パチンコ機の機種に応じて疲労破壊し易い釘を対象にして貫通孔を設けるようにする。そして、その貫通孔のそれぞれに対してアダプタ部材を嵌合自在に設けるようにする。
この発明に係る遊技盤をセットしたパチンコ機の正面図 遊技板を示す正面図 図2の遊技板の上側一部を拡大して示す正面図 図2の遊技板の始動入賞装置部分を拡大して示す正面図 (I)は、図3のa−a線に沿った断面図、(II)は、アダプタ部材の嵌合状態を示す断面図 図5(I)の一部切欠斜視図 (I)は、駆動装置の他の例を示す断面図、(II)は、(I)のb−b線に沿った断面図 駆動装置のさらに他の例を示す概略図
符号の説明
10・・・遊技盤、11・・・遊技領域、12・・・遊技板、13・・・ガイドレール、14・・・釘、21・・・貫通孔、22・・・柱部(薄肉部)、30・・・アダプタ部材、30a・・・嵌合片、31・・・直動形ソレノイド、33・・・リニアステッピングアクチュエータ(駆動装置)、44・・・ラック、45・・・ピニオン、46・・・ステッピングモータ

Claims (2)

  1. 合成樹脂からなる遊技板の前面にガイドレールを取付け、そのガイドレールに囲まれた内側が遊技領域とされ、その遊技領域に発射装置から発射された遊技球の落下方向を分散、調整する多数の釘を植設したパチンコ機の遊技盤において、
    前記遊技板の前面に植設された釘の周囲に、遊技板の前面から後面に貫通してその釘との間に弾性変形可能な薄肉部を形成する貫通孔を設け、前記遊技板の後面側には、その貫通孔に対して先端部が嵌合可能なアダプタ部材を配置し、このアダプタ部材を、その先端部が前記貫通孔に対する抜き差し方向へ変位するよう移動させることで、その先端部の前記貫通孔に対する嵌り込み量を調整する駆動装置を設けたことを特徴とするパチンコ機の遊技盤。
  2. 前記貫通孔が、釘を中心とする円弧状とされ、その円弧状貫通孔の2つが釘を基準にして対象位置に設けられ、前記アダプタ部材の先端部には2つの嵌合片が二股状に形成され、その嵌合片のそれぞれが、2つの貫通孔のそれぞれに対して嵌合可能な断面円弧状とされた請求項1記載のパチンコ機の遊技盤。
JP2008260603A 2008-10-07 2008-10-07 パチンコ機の遊技盤 Expired - Fee Related JP5035206B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008260603A JP5035206B2 (ja) 2008-10-07 2008-10-07 パチンコ機の遊技盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008260603A JP5035206B2 (ja) 2008-10-07 2008-10-07 パチンコ機の遊技盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010088609A JP2010088609A (ja) 2010-04-22
JP5035206B2 true JP5035206B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=42251942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008260603A Expired - Fee Related JP5035206B2 (ja) 2008-10-07 2008-10-07 パチンコ機の遊技盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5035206B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007105306A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ機
JP2008161638A (ja) * 2007-01-04 2008-07-17 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP4868451B2 (ja) * 2007-03-20 2012-02-01 サミー株式会社 弾球遊技機用の遊技盤の板構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010088609A (ja) 2010-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6303209B2 (ja) 遊技機
JP2006288651A (ja) パチンコ遊技機
JP4654254B2 (ja) 装飾体ユニット、遊技盤、及びパチンコ遊技機
JP2008161638A (ja) 遊技機
JP4467465B2 (ja) 遊技盤及びこれを用いた遊技機
JP5035206B2 (ja) パチンコ機の遊技盤
JP5788769B2 (ja) 遊技機
JP2009254485A (ja) 弾球遊技機
JP5238837B2 (ja) 遊技機
JP5056652B2 (ja) パチンコ機の遊技盤
JP5035167B2 (ja) パチンコ機の遊技盤
JP5331832B2 (ja) 遊技機
JP2006238910A (ja) 遊技機
JP4401313B2 (ja) 弾球遊技機
JP2003275398A (ja) 弾球遊技機
JP5034000B2 (ja) 遊技機
JP2014230927A (ja) 遊技機
JP2011024643A (ja) パチンコ機
JP4641152B2 (ja) 遊技球発射装置及び弾球遊技機
JP5357220B2 (ja) 遊技機
JP2005278920A (ja) 遊技機
JP4190042B2 (ja) 発射装置
JP4814145B2 (ja) 遊技台
JP5140751B2 (ja) 遊技機
JP2023130963A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120605

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120618

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R255 Notification of exclusion from application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R2525

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees