JP5035108B2 - 回転電機の絶縁構造 - Google Patents

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この発明は、一般的には、回転電機の絶縁構造に関し、より特定的には、車両に搭載される回転電機の絶縁構造に関する。
従来の回転電機に関して、たとえば、特開2004−316766号公報には、コストアップを招くことなく、外部から水などの侵入を回避しつつ、確実にブリーザ機能を確保することを目的としたモータ減速機のブリーザ構造が開示されている(特許文献1)。特許文献1に開示されたブリーザ構造においては、モータと減速機との結合面に、密閉された空気室が形成される。この空気室と減速機内の上方の内部空間とがブリーザ孔により接続され、かつ空気室の下部に大気開放孔が連通される。
また、特開2007−189853号公報には、内部の気圧の圧力変動による影響を低減させることを目的とした電動機が開示されている(特許文献2)。特許文献2に開示された電動機においては、回転子および固定子を密封して支持するハウジングの外部に、電動機内部接続室が設けられる。電動機内部接続室は、ハウジング内部との気体の圧力差に応じて、ハウジング内部から電動機内部接続室へ、または電動機内部接続室からハウジング内部への気体の移動の調整を行なう。
また、特開2005−28921号公報には、密閉型電動モータ内部の空気の膨張や収縮を可能にして動作をスムーズにし、さらに車体の他部品への干渉を防ぎ、排気マフラーの熱害を受けにくくし、耐久性を向上させることを目的とした鞍乗型車両のラジエータ冷却装置が開示されている(特許文献3)。特許文献3に開示されたラジエータ冷却装置においては、電動モータのモータケースに、その内部に連通するブリーザ口が設けられる。ブリーザ口の外部には、モータケースの内部空気の膨張および収縮に応じて内部容積が変化する密閉容器型の可変容積室が接続される。
また、実開平8−727号公報には、ハウジングの各構成部材間やハウジングと出力軸との間に介在させた密閉手段による液密性を向上させることを目的とした防液対策モータが開示されている(特許文献4)。特許文献4に開示された防液対策モータにおいては、モータ内部に圧力空気を送り込むためのチューブが設けられる。
特開2004−316766号公報 特開2007−189853号公報 特開2005−28921号公報 実開平8−727号公報
上述の特許文献1に開示されるように、モータ(電動機)やジェネレータ(発電機)などの回転電機を収容するケース体に、息抜き用のブリーザが設けられる構造が知られている。このような構造を備える回転電機を車両に搭載した場合、ブリーザを通じてケース体内部と外部とが連通するため、車両が標高の高い場所に移動すると、ケース体内部の圧力が低下する。一般的に、回転電機に印加される電圧の常用域では、圧力が低いほど絶縁耐力が低下することが知られており、ケース体内部の圧力が低下すると、絶縁破壊を回避するために回転電機に対する印加電圧を下げざるを得なくなる。このため、回転電機の出力低下を招くことになる。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、回転電機の絶縁性能を保証しつつ、十分な出力を確保する回転電機の絶縁構造を提供することである。
この発明に従った回転電機の絶縁構造は、車両に搭載される。回転電機の絶縁構造は、内部空間を形成し、内部空間に回転電機を収容するケース体と、ケース体に接続され、内部空間に空気を供給可能な空気供給部と、車両が走行する場所の標高を検出する標高検出部とを備える。空気供給部は、標高検出部により検出された標高が高いほど内部空間への空気供給量が増大するように制御される。
このように構成された回転電機の絶縁構造によれば、車両が走行する場所の標高が高くなり、気圧が低くなるのに伴って、ケース体内部の圧力も低下する。このため、標高の上昇に伴い空気供給部から内部空間への空気供給量を増大させることにより、ケース体内部の圧力の低下を抑えることができる。これにより、回転電機の絶縁性能を保証しつつ、十分な出力を確保することができる。
また好ましくは、ケース体には、内部空間とケース体の外側の外部空間とを連通させるブリーザが設けられる。このように構成された回転電機の絶縁構造によれば、空気供給部から内部空間に供給された空気の余剰分を、ブリーザを通じて外部空間に排気することができる。
また好ましくは、ブリーザは、内部空間から外部空間への空気流れを許容し、外部空間から内部空間への空気流れを規制するワンウェイバルブを有する。このように構成された回転電機の絶縁構造によれば、空気供給部を設けることによって、内部空間に供給する方向の空気流れは確保される。このため、ブリーザにおいて、内部空間から排気する方向の空気流れのみ許容するワンウェイバルブの使用が可能となる。
また好ましくは、標高検出部は、車両に設けられた標高計またはナビゲーション装置である。このように構成された回転電機の絶縁構造によれば、標高計またはナビゲーション装置を利用して車両が走行する場所の標高を検出するため、簡易な構成で上述のいずれかに記載の効果を得ることができる。
以上説明したように、この発明に従えば、回転電機の絶縁性能を保証しつつ、十分な出力を確保する回転電機の絶縁構造を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
図1は、ハイブリッド車両に搭載されるトランスアクスルを模式的に表わす断面図である。図1中のトランスアクスルを搭載するハイブリッド車両は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と、充放電可能な2次電池(バッテリ)から電力供給されるモータとを動力源とする。
図1を参照して、まずトランスアクスルの全体構成について説明すると、トランスアクスルは、モータジェネレータ11と、モータケース21とを有する。モータジェネレータ11は、電動機もしくは発電機としての機能を有する回転電機である。モータケース21は、その内部にモータジェネレータ11を収容する内部空間25を形成する。
モータジェネレータ11は、シャフト13と、ロータ51と、ステータ56とを有する。シャフト13は、軸受け12を介してモータケース21に対して回転自在に支持されている。ロータ51は、シャフト13に固定されている。シャフト13は、ロータ51と一緒になって仮想軸である中心軸101を中心に回転する。ステータ56は、モータケース21に固定されている。ステータ56は、ロータ51の外周上を取り囲むように設けられている。シャフト13は、複数の歯車を含んで構成された減速機構14に接続されている。
ロータ51は、ロータコア52と、永久磁石53とを有する。ロータコア52は、中心軸101に沿って筒状に延びる形状を有する。本実施の形態では、ロータコア52が、中心軸101の軸方向に積層された複数枚の電磁鋼板から形成されている。永久磁石53は、ロータコア52に埋設されている。
ステータ56は、ステータコア57と、ステータコア57に巻回されたステータコイル58とを有する。ステータコア57は、中心軸101に沿って筒状に延びる形状を有する。本実施の形態では、ステータコア57が、中心軸101の軸方向に積層された複数枚の電磁鋼板から形成されている。ステータコイル58は、たとえば、絶縁被膜された銅線から形成されている。ステータコイル58は、U相、V相およびW相のコイルから構成されている。
なお、ロータコア52およびステータコア57は、電磁鋼板に限定されず、たとえば圧粉磁心等の磁性材料から形成されてもよい。
モータケース21には、端子台17が固定されている。ステータコイル58は、バスバー59を介して端子台17に接続されている。端子台17は、インバータ18およびバッテリ19に電気的に接続されている。インバータ18は、バッテリ19からの直流電流をモータ駆動用の交流電流に変換するとともに、回生ブレーキにより発電された交流電流を、バッテリ19に充電するための直流電流に変換する。
モータジェネレータ11から出力された動力は、減速機構14からディファレンシャル機構15を介してドライブシャフト受け部16に伝達される。ドライブシャフト受け部16に伝達された動力は、ドライブシャフトを介して図示しない車輪に回転力として伝達される。
一方、ハイブリッド車両の回生制動時には、車輪は車体の慣性力により回転させられる。車輪からの回転力によりドライブシャフト受け部16、ディファレンシャル機構15および減速機構14を介してモータジェネレータ11が駆動される。このとき、モータジェネレータ11が発電機として作動する。モータジェネレータ11により発電された電力は、インバータ18によって直流電流に変換された後、バッテリ19に蓄えられる。
また、モータケース21には、息抜きとしてのブリーザ36が設けられている。ブリーザ36は、内部空間25と、モータケース21の外側の外部空間26との間を連通させる。ブリーザ36は、内部空間25から外部空間26に向かう空気流れを許容し、外部空間26から内部空間25に向かう空気流れを規制するワンウェイバルブを内蔵する。
このブリーザ36の代表的な構造について説明すると、ブリーザ36は、ブリーザ本体38と、バルブ体37と、バネ体39とを有し、これらの部品が組み合わさって構成されている。ブリーザ本体38は、モータケース21に固定されている。ブリーザ本体38には、内部空間25と外部空間26との間を連通させ、空気が流通する流通孔38hが形成されている。バルブ体37は、流通孔38hの開口を開閉自在なように設けられている。バネ体39は、バルブ体37に弾性力を作用させ、バルブ体37を流通孔38hの開口を塞いだ状態に保持する。内部空間25の圧力が上昇すると、バネ体39の弾性力に抗してバルブ体37が移動する。このとき、流通孔38hの開口が開かれ、内部空間25から外部空間26に向かう空気流れが発生する。
続いて、モータジェネレータ11の絶縁構造について説明する。図2は、図1中のモータケース内を加圧制御する機構を示すブロック図である。
図1および図2を参照して、ハイブリッド車両には、コンプレッサ31と、標高計42と、制御装置としてのECU(Electronic Control Unit)41とが搭載されている。
コンプレッサ31は、モータケース21に接続されており、内部空間25に空気を供給可能に設けられている。コンプレッサ31は、圧縮空気を発生する。エアの圧縮方式は、特に限定されず、たとえばレシプロ式やスクリュー式、ロータリー式のいずれであってもよい。また、コンプレッサ31として、エンジンからの排気を利用したターボ式コンプレッサを利用してもよい。
標高計42は、ハイブリッド車両が走行する場所の標高を検出し、その値をECU41に出力する。標高計42は、標高を表示するための表示部を有し、ドライバーの視認可能な位置に設置されるものである。標高計42は、気圧変動に基づいて、ハイブリッド車両が走行する場所の標高を検出する。
また、ハイブリッド車両が走行する場所の標高を検出する標高検出部として、車両に設けられたナビゲーション装置(GPS(Global Positioning System)を利用して車両の位置を地図上に重ねて表示することにより、現在地や周囲の各種情報を車内で得る装置)を用いてもよい。この場合、標高検出部は、ナビゲーション装置に記憶された地図情報に基づいて、ハイブリッド車両が走行する場所の標高を検出する。
ECU41は、コンプレッサ31の駆動を、標高計42から入力された標高に基づいて制御する。具体的には、ECU41は、標高計42から入力された標高が高いほど内部空間25への単位時間当たりの空気供給量が増大するように、コンプレッサ31の駆動を制御する。
図3は、図1中のモータケース内を加圧制御する流れを示すフローチャート図である。図4は、図1中のコンプレッサからモータケース内に供給される空気供給量と、標高との関係を示すグラフである。
図3および図4(A)を参照して、ハイブリッド車両の走行中、標高計42は、ハイブリッド車両の走行する場所の標高を検出し、その値をECU41に出力する(S101)。ECU41は、入力された標高の値が、予め定められた規定値Hよりも大きいか否かを判断する(S102)。
ECU41は、標高の値が規定値Hよりも大きいと判断したとき、コンプレッサ31に駆動信号を出力する(S103)。これにより、コンプレッサ31から内部空間25に空気が供給される。また、内部空間25に供給された空気の余剰分は、ブリーザ36を通じて外部空間26に排気される。一方、ECU41が標高の検出値が規定値H以下であると判断したとき、再びS101のステップに戻る。
上述の例では、標高計42によって検出された標高の値が規定値H以下である場合には、コンプレッサ31を駆動させず、標高の値が規定値Hを超えた場合に、コンプレッサ31を駆動させ、La(L/分)の供給量で空気を内部空間25に供給する。そのほかの例として、図4(B)に示す例では、標高計42によって検出された標高の値が規定値H以下である場合に、Lb(L/分)の供給量で空気を内部空間25に供給し、標高の値が規定値Hを超えた場合に、Lbよりも大きいLa(L/分)の供給量で空気を内部空間25に供給する。また、図4(C)に示す例では、標高計42によって検出された標高と比例関係で内部空間25への空気供給量が増大するように、コンプレッサ31が連続的に制御される。
図5は、空気のパッシェン曲線を表わすグラフである。図5を参照して、グラフ中には、火花電圧Vsと、気圧pおよびコイル線間のギャップの長さdの積との関係が示されている。モータジェネレータ11に対する印加電圧の常用域では、気圧が下がるほど火花電圧が低下する。つまり、内部空間25の圧力が下がるほど、モータジェネレータ11が絶縁破壊に至る電圧が低くなる傾向がある。
図6は、図1中のモータジェネレータに対する印加電圧と、標高との関係を示すグラフである。図6を参照して、モータジェネレータ11に対する印加電圧は、モータジェネレータ11が絶縁破壊に至ると想定される理論値から、気圧応答のばらつき、制御変動に対する余裕代、モータジェネレータ11の製造上のばらつきなどを考慮した値を差し引いて決定される。
図1中に示すトランスアクスルにおいては、モータジェネレータ11を収容するモータケース21に、内部空間25から外部空間26への空気流れを許容するブリーザ36が設けられている。また、モータケース21には、内部空間25からのオイル漏れを防ぐためのオイルシールが設けられているが、オイルシールは、モータケース21の気密性を完全に満たすものではない。このため、ハイブリッド車両が高地に移動し、トランスアクスルの周囲の大気圧が下がると、モータケース21内部の圧力も低下する。
この場合に、モータジェネレータ11の絶縁破壊を回避するための1つの方策として、図6中の2点鎖線Rに示すように、モータケース21内部の圧力の低下に伴って、モータジェネレータ11に対する印加電圧を徐々に減少させる方法がある。しかしながら、モータ出力は印加電圧の2乗に比例するため、この場合、モータジェネレータ11において十分なモータ出力が得られないという問題が生じる。
一方、本実施の形態では、モータケース21内部の圧力の低下に伴ってコンプレッサ31からモータケース21内部に空気を供給する。このような構成により、図6中の実線Pに示すように、内部空間25の圧力を一定に保つことが可能となる。結果、ハイブリッド車両が高地に移動した場合にも、モータジェネレータ11の絶縁性能を保証しつつ、常に一定の電力Vpを印加し、十分なモータ出力を得ることができる。また、コンプレッサ31の制御によっては、内部空間25を大気圧以上の圧力に設定することも可能であり、さらに印加電圧を上げて、モータ出力を向上させることもできる。
また、車両に搭載されるモータケースの場合、車両が気圧の低い山上から気圧の高い麓まで急速に下りてきた時や、モータの運転条件が高負荷から低負荷に変化して、ケース内の温度が急激に下がった時などに、ケース内部の圧力が下がったままになるという懸念が生じる。このような懸念を無くすためには、大気圧とケース内部の圧力との間に一定の差が生じた時に開弁し、ケース内部から外部に向かう空気流れと、ケース外部から内部に向かう空気流れとを選択的に生じさせるブリーザを設ける必要がある。
これに対して、本実施の形態では、コンプレッサ31を設けることによって内部空間25に供給する方向の空気流れが確保されるため、内部空間25から外部空間26に向かう空気流れのみ許容するブリーザ36の使用が可能となる。ブリーザ36の使用により、外部空間26から内部空間25への吸気時に埃や水などの異物が侵入するという懸念が無くなる。また、ブリーザ36の設置位置に関する制約を小さくするといった効果や、ブリーザ36の構成を簡易にし、製造コストを抑制するといった効果を得ることができる。
この発明の実施の形態における回転電機としてのモータジェネレータ11の絶縁構造は、内部空間25を形成し、内部空間25にモータジェネレータ11を収容するケース体としてのモータケース21と、モータケース21に接続され、内部空間25に空気を供給可能な空気供給部としてのコンプレッサ31と、車両が走行する場所の標高を検出する標高検出部としての標高計42とを備える。コンプレッサ31は、標高計42により検出された標高が高いほど内部空間25への空気供給量が増大するように制御される。
このように構成された、この発明の実施の形態におけるモータジェネレータ11の絶縁構造によれば、モータジェネレータ11の絶縁性能を保証しつつ、十分なモータ出力を確保することができる。これにより、ハイブリッド車両の走行する場所の標高にかかわらず、高い走行性能を維持することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
ハイブリッド車両に搭載されるトランスアクスルを模式的に表わす断面図である。 図1中のモータケース内を加圧制御する機構を示すブロック図である。 図1中のモータケース内を加圧制御する流れを示すフローチャート図である。 図1中のコンプレッサからモータケース内に供給される空気供給量と、標高との関係を示すグラフである。 空気のパッシェン曲線を表わすグラフである。 図1中のモータジェネレータに対する印加電圧と、標高との関係を示すグラフである。
符号の説明
11 モータジェネレータ、21 モータケース、25 内部空間、26 外部空間、31 コンプレッサ、36 ブリーザ、42 標高計。

Claims (4)

  1. 車両に搭載される回転電機の絶縁構造であって、
    内部空間を形成し、前記内部空間に回転電機を収容するケース体と、
    前記ケース体に接続され、前記内部空間に空気を供給可能な空気供給部と、
    車両が走行する場所の標高を検出する標高検出部とを備え、
    前記空気供給部は、前記標高検出部により検出された標高が高いほど前記内部空間への空気供給量が増大するように制御される、回転電機の絶縁構造。
  2. 前記ケース体には、前記内部空間と前記ケース体の外側の外部空間とを連通させるブリーザが設けられる、請求項1に記載の回転電機の絶縁構造。
  3. 前記ブリーザは、前記内部空間から前記外部空間への空気流れを許容し、前記外部空間から前記内部空間への空気流れを規制するワンウェイバルブを有する、請求項2に記載の回転電機の絶縁構造。
  4. 前記標高検出部は、車両に設けられた標高計またはナビゲーション装置である、請求項1から3のいずれか1項に記載の回転電機の絶縁構造。
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