JP5034934B2 - 再生装置、設定情報の設定方法、コンピュータプログラムおよび通信システム - Google Patents

再生装置、設定情報の設定方法、コンピュータプログラムおよび通信システム Download PDF

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Description

本発明は、再生装置、設定情報の設定方法、コンピュータプログラムおよび通信システムに関する。
近年、映像データおよび音声データを含む映画やテレビ番組などのコンテンツデータを再生可能な携帯型の再生装置が普及している。このような再生装置により再生されるコンテンツデータの音声データは、再生装置と接続された例えばヘッドホンやスピーカなどから出力される。また、再生装置をスピーカを備える他のオーディオ機器を接続し、再生装置にて再生されたコンテンツデータの音声データを、該オーディオ機器のスピーカから出力することもできる。このように、再生装置において再生されたコンテンツデータは、様々な機器を介して出力される。
音声データを出力する機器にはそれぞれ音響特性があり、同一の音声データであっても出力する機器によってユーザに聴こえる音声に違いが生じる。このため、再生装置は、ユーザが好みに応じて音声を調整することができるように、例えばイコライザやエフェクト等の音声に対する調整を行う音声調整機能を有している。音声の調整は、ユーザによって設定することができるが、スピーカの音響特性データに基づいてそのスピーカに最適な音声が出力されるように音声データを補正する機能を備えたオーディオシステム等もある(例えば、特許文献1、2)。
実開昭63−169793号公報 実開昭63−171091号公報
しかし、再生装置と接続される機器が複数存在する場合、従来の再生装置では、接続される度に接続先に応じて音声調整を行う必要があった。また、接続先の機器においても音声調整が可能な場合に、再生装置側で更に音声が調整されるとかえって所望の音声から遠ざかることもある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、接続先に応じて自動的に音声を調整することが可能な、新規かつ改良された再生装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、音声データを再生可能な再生装置が提供される。かかる再生装置は、音声データを再生する再生制御部と、再生装置と接続可能な外部機器と無線通信する通信部と、外部機器ごとに設定された音声データ特性の変更内容を規定する設定情報を記憶する設定情報記憶部と、を備える。そして、通信部は、接続された外部機器から該外部機器に対して固有に付与された識別情報を受信し、再生制御部は、接続された外部機器から受信した識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて、外部機器に送信される音声データを変更することを特徴とする。
本発明によれば、再生装置において再生された音声データを外部機器に送信し、外部機器から出力するときに、自動的に外部機器の特性に応じて音声データを変更することができる。外部機器の特性は外部機器に固有の識別情報から特定することができる。音声データは、識別情報と関連付けられた設定情報に基づいて変更された後、外部機器に送信される。このように、外部機器に固有の識別情報ごとに設定情報を保持して音声データを変更することにより、ユーザ自身は複数の外部機器が存在する場合に都度設定情報を設定し直す必要がなく、各外部機器に適した音声データを外部機器へ送信することができる。
ここで、設定情報記憶部は、外部機器の種別を示す種別情報を、識別情報と関連付けて記憶することができる。識別情報が外部機器を識別するための固有の識別情報であるのに対し、種別情報は外部機器を種別によって分類するための情報である。種別情報を識別情報と関連付けて記憶しておくことにより、種別情報に応じた設定情報の設定も可能となる。
また、再生制御部は、外部機器の種別情報に基づいて、音声データの変更の可否を決定するようにしてもよい。外部機器の種別によっては音声調整機能を備える機器もある。このような場合には、再生装置で音声データの変更を行わない方がよい場合もあるため、設定情報が設定されていたとしても、所定の外部機器については音声データの変更を行わないようにしてもよい。例えば、外部機器が車両に搭載される車載機器である場合、再生制御部は、音声データの特性を変更しないように制御してもよい。
さらに、本発明の再生装置は、設定情報を設定情報記憶部に記憶する設定制御部を備えることもできる。ここで、設定制御部は、接続された外部機器の設定情報が設定情報記憶部に記憶されていない場合に、外部機器の同一の種別情報を有する他の外部機器の設定情報を外部機器の設定情報として設定情報記憶部に記憶させるようにしてもよい。同一種別の外部機器は、同一または類似の設定を行うことが多いと考えられる。したがって、同一の種別情報を有する他の外部機器の設定情報を当該外部機器の設定情報として用いることにより、当該外部機器に適した音声データに変更することが可能となる。
また、再生装置は、種別情報に応じた設定情報である種別設定情報を記憶する種別情報記憶部をさらに備えることもできる。設定制御部は、種別設定情報を外部機器の設定情報として設定情報記憶部に記憶させるようにしてもよい。このように、種別情報ごとの設定情報を保持することにより、種別情報ごとに表示される初期設定表示を変更することができる。
さらに、種別設定情報は、再生装置にネットワークを介して接続される外部サーバから取得することもできる。種別設定情報は、予め再生装置に記憶させておくこともでき、このように外部サーバから取得することも可能である。これにより、新たな外部機器に対しても種別設定情報を取得することができ、外部機器に最も適した設定情報を取得することもできる。
また、通信部は、外部機器において設定された設定情報を外部機器から受信し、設定制御部は、受信した設定情報を設定情報記憶部に記憶することもできる。外部機器は、再生装置との通信において、外部機器において設定された設定情報を再生装置に送信することができる。再生装置は、外部機器から受信した設定情報を識別情報と関連付けて設定情報記憶部にすることにより、当該機器との再接続時において、外部機器において設定された状態で音声データの変更を行うことが可能となる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、音声データを再生可能な再生装置における、音声データ特性の変更内容を規定する設定情報の設定方法が提供される。かかる設定情報の設定方法は、音声データを再生する再生制御ステップと、再生装置と接続可能な外部機器と無線通信する通信ステップと、を含む。ここで、通信ステップは、接続された外部機器から該外部機器に対して固有に付与された識別情報を受信する識別情報受信ステップを含み、再生制御ステップは、受信した識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて、外部機器に送信される音声データを変更する変更ステップを含むことを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータをして、音声データを再生可能な再生装置として機能させるためのコンピュータプログラムが提供される。かかるコンピュータプログラムは、音声データを再生する再生制御手段と、再生装置と接続可能な外部機器と無線通信する通信手段と、外部機器ごとに設定された音声データ特性の変更内容を規定する設定情報を記憶する設定情報記憶手段と、を備える。そして、通信手段は、接続された外部機器から該外部機器に対して固有に付与された識別情報を受信し、再生制御手段は、接続された外部機器から受信した識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて、外部機器に送信される音声データを変更することを特徴とする。
かかるコンピュータプログラムは、CPU、ROMまたはRAMなどを含むコンピュータのハードウェア資源に、上記のような再生制御手段や通信手段、設定情報記憶手段等の機能を実行させることができる。すなわち、当該プログラムを用いるコンピュータを、上述の再生装置として機能させることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線通信可能に接続された、音声データを再生可能な再生装置と、再生装置にて再生された音声データを出力する外部機器とを備える通信システムが提供される。かかる通信システムにおいて、再生装置は、音声データを再生する再生制御部と、外部機器と無線通信する通信部と、外部機器ごとに設定された音声データ特性の変更内容を規定する設定情報を記憶する設定情報記憶部と、を備える。また、外部機器は、当該外部機器に対して固有に付与された識別情報を再生装置へ送信する送信部と、再生装置から受信した音声データを出力する出力部と、
を備える。そして、再生装置は、通信部において、接続された外部機器から識別情報を受信し、再生制御部おいて、受信した識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて、外部機器に送信される音声データを変更することを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、接続先に応じて自動的に音声を調整することが可能な再生装置を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、図1に基づいて、本発明の第1の実施形態にかかる再生装置100を含む音声データの送受信が行われる通信システム1について説明する。なお、図1は、本実施形態にかかる通信システム1の構成を示す説明図である。
本実施形態にかかる通信システム1は、図1に示すように、再生装置100と、他の外部機器200とが無線接続されている。再生装置100は、コンテンツデータを保持し、コンテンツデータを再生可能な装置である。他の外部機器200は、例えばヘッドホン200Aや車載用オーディオシステム200B、スピーカ200C、ホームオーディオシステム200D等であり、コンテンツデータの音声データを出力する出力部を備えている。また、外部機器200は、再生装置100へ情報を送受信するための送受信部を備えている。再生装置100により再生されたコンテンツデータは、無線通信により外部機器200に送信され、外部機器200から音声出力される。
本実施形態では、再生装置100と外部機器200との無線通信は、例えばBluetooth(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)等を使用することができる。なお、コンテンツデータは、音楽、講演およびラジオ番組などの音楽データや、映画やテレビジョン番組などの映像データなどであって、少なくとも音声データを含むものであるとする。
次に、図2に基づいて、本実施形態にかかる再生装置100のハードウェア構成について説明する。なお、図2は、本実施形態にかかる再生装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
本実施形態にかかる再生装置100は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、ホストバス104aと、ブリッジ104bと、外部バス104cと、インタフェース105と、入力手段106と、出力手段107と、ストレージ(HDD)108と、通信手段109とを備える。
CPU101は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って再生装置100内の動作全般を制御する。また、CPU101は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM102は、CPU101が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM103は、CPU101の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス104aにより相互に接続されている。
ホストバス104aは、ブリッジ104bを介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス104cに接続されている。なお、必ずしもホストバス104a、ブリッジ104bおよび外部バス104cを分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力手段106は、例えば、ユーザが情報を入力するための指示操作部や、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU101に出力する入力制御回路などから構成されている。指示操作部は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイク、スイッチおよびレバーなどを用いることができる。再生装置100のユーザは、該入力手段106を操作することにより、再生装置100に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力手段107は、例えば、表示部や音声出力部などから構成される。表示部は、例えばCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置およびランプなどを用いることができる。また、音声出力部には、スピーカやヘッドホンなどを用いることができる。出力手段107は、例えば、音声出力部により、再生された音声データ等を音声に変換して出力する。
ストレージ108は、本実施形態にかかる再生装置100の記憶部の一例として構成されたデータ格納部である。ストレージ108は、例えば記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録部、記憶媒体からデータを読み出す読出し部および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除部などを含むことができる。ストレージ108は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。ストレージ部108は、ハードディスクを駆動し、CPU101が実行するプログラムや各種データを格納する。また、ストレージ108には、コンテンツデータや、コンテンツデータを検索するための検索用エータベースなどが記憶される。なお、当該ストレージ108または記憶媒体は、再生装置100と着脱可能であってもよい。
通信手段109は、例えば、外部機器200と無線通信接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。通信手段109は、例えば、Bluetooth(登録商標)や無線LAN、ワイヤレスUSBに対応した通信部であってもよく、有線による通信を行う通信部であってもよい。通信手段109は、外部機器200とコンテンツデータを送受信することができ、また、通信網300を介してネットワークからコンテンツデータを送受信することができる。
以上、本実施形態にかかる再生装置100のハードウェア構成について説明した。次に、図3に基づいて、本実施形態にかかる再生装置100の機能構成について説明する。なお、図3は、本実施形態にかかる再生装置100の機能構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態にかかる再生装置100は、図3に示すように、通信部110と、入力部120と、再生制御部130と、再生処理部140と、設定制御部150と、表示部160と、設定情報記憶部170と、種別情報記憶部180と、データ記憶部190とを備えて構成される。
通信部110は、ヘッドホンなどの外部機器200と通信するためのインタフェースである。通信部110は、例えばアンテナ112を介して外部機器200へ再生されたコンテンツデータの音声データを送信する。また、通信部110は、外部機器200にて設定された音声調整に関する設定情報を、アンテナ112を介して受信する。なお、再生装置100と外部機器200との間における無線通信のための制御信号等の送受信も通信部110にて行われる。なお、通信部110は、図2における通信手段109を機能させるためのソフトウェアであってもよく、該ソフトウェアに基づいて動作する通信手段109であってもよい。
入力部120は、ユーザからの指示が入力される機能部であって、再生操作部122と、設定操作部124とからなる。再生操作部122は、再生するコンテンツデータを選択して再生指示を入力するための操作部である。再生操作部122は、ユーザの操作によって入力された再生指示情報を検出して、後述する再生制御部130へ送信する。設定操作部124は、コンテンツデータの再生時における音声の調整等の各種設定を行うための操作部である。設定操作部124は、ユーザの操作によって入力された設定指示情報を検出して、後述する設定制御部150へ送信する。なお、入力部120は、図2における入力手段106にて機能する。
再生制御部130は、コンテンツデータの再生処理を制御する機能部である。再生制御部130は、再生操作部122から送信された再生指示情報に基づいて、再生するコンテンツデータを後述するデータ記憶部190から取得する。また、再生制御部130は、後述する設定情報記憶部170から接続先の外部機器200に関する設定情報を取得する。そして、再生制御部130は、取得したコンテンツデータの音声データおよび設定情報を後述する再生処理部140へ送信する。再生制御部130は、データ記憶部190に記憶されたコンテンツデータを取得して、コンテンツデータや該コンテンツデータに関する情報を後述する表示部160に表示させることもできる。
再生処理部140は、音声データを再生するための処理を行う機能部であって、PCMデコード部142と、エフェクト部144と、SBCエンコード部146とからなる。PCMデコード部142は、再生制御部130から受信したデジタルデータである音声データをデコードする機能部である。デコードされた音声データは、エフェクト部144に送信される。エフェクト部144は、PCMデコード部142にてデコードされた音声データに対して、設定情報に基づきエフェクトをかける処理を行う機能部である。エフェクト処理された音声データは、SBCエンコード部146に送信される。SBCエンコード部146は、エフェクト処理された音声データをエンコードする機能部である。エンコードされた音声データは、通信部110に送信される。
設定制御部150は、設定情報の設定に関する処理を制御する機能部である。設定制御部150は、設定操作部124から送信された設定指示情報に基づいて、後述する設定情報記憶部170に設定情報を記憶、更新する。また、設定制御部150は、通信部110から受信した外部機器200の設定情報を設定情報記憶部170に記憶する。設定制御部150は、設定情報記憶部170に記憶された設定情報を取得して、後述する表示部160に表示させることもできる。
表示部160は、コンテンツデータに関する情報や音声調整についての設定情報等を表示する機能部である。表示部160は、図2に示す出力手段107に備えられ、例えば液晶ディスプレイ等を用いることができる。
設定情報記憶部170は、音声調整についての設定情報を記憶する記憶部である。図4に、設定情報記憶部170に記憶される情報の一例を示す。設定情報記憶部170は、図4に示すように、例えば、デバイス名171と、イコライザ設定情報172と、サラウンド設定情報173と、種別情報174とを関連付けて記憶する。
デバイス名171は、外部機器200を一意に特定する識別情報であって、例えばBluetooth(登録商標)においてはBDアドレス(Bluetooth(登録商標) Device Address)を用いることができる。イコライザ設定情報172は、外部機器200のイコライザ設定に関する情報であり、図4に示すように、イコライザをオンにするかオフにするか、また、イコライザをオンにする場合の設定値等の情報を含んでなる。サラウンド設定情報173は、外部機器200に対してサラウンドをオンにするかオフにするかを示す情報である。種別情報174は、外部機器200の種別を示す情報であって、例えばヘッドホンやオーディオシステム、スピーカなどといった区分を示す。
図3に戻り、種別情報記憶部180は、種別に応じた設定情報(種別設定情報)を記憶する記憶部である。種別情報記憶部180は、例えば、種別ごとに最適なイコライザ設定情報やサラウンド設定情報等を種別情報と関連付けて記憶する。種別情報記憶部180に記憶される種別ごとの設定情報は、例えばネットワーク接続されたサーバ(図示せず。)等から取得される。また、データ記憶部190は、音声データを含むコンテンツデータを記憶する記憶部である。
なお、設定情報記憶部170、種別情報記憶部180およびデータ記憶部190は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリや、ハードディスクおよび円盤型磁性体ディスクなどの磁気ディスクや、CD−R/RW、DVD−R/RW/+R/+RW/RAMおよびBD(Blu−Ray Disc(登録商標))―R/BD−REなどの光ディスク等のメモリを含んで構成される。
以上、本実施形態にかかる再生装置100の機能構成について説明した。本実施形態にかかる再生装置100は、該再生装置100と無線通信接続される外部機器200に対して送信される音声データを、接続先である外部機器200に応じて音声調整して送信することを特徴とする。そこで、まず、図5に基づいて、本実施形態にかかる再生装置100における音声調整処理について説明する。なお、図5は、本実施形態にかかる再生装置100での音声調整処理を説明するためのフローチャートである。また、以下の説明においては、音声を調整する機能としてサウンドエフェクトを取り上げ、サウンドエフェクトに関する設定を行う場合について説明する。
本実施形態にかかる再生装置100は、再生操作部122からコンテンツデータの再生指示情報が入力されると、再生指示情報に基づいて再生制御部130によりコンテンツデータを取得する。このとき、再生制御部130は、設定情報記憶部170から接続先である外部機器200に対する設定情報を取得し、エフェクト設定情報を確認する(S110)。そして、エフェクト設定情報について、まずサウンドエフェクトをオンにするか否かを確認する(S120)。サウンドエフェクトをオンにする設定となっている場合には、設定されたエフェクトで音声データをエンコードする(S130)。一方、サウンドエフェクトをオフにする設定となっている場合には、エフェクトをかけずに音声データをエンコードする(S140)。その後、エンコードされた音声データは、通信部110を介して接続先である外部機器200に送信され、外部機器200から音声が出力される(S150)。
ここで、設定情報記憶部170に記憶されたエフェクト設定情報173等の設定情報は、機器ごとに自動的に設定される。本実施形態において、各機器に対する設定情報の設定は、各機器が有する固有の識別情報に基づいて設定される。無線通信機器には、固有の識別情報が付与されている。このため、無線通信機器は、かかる識別情報から機器を一意に特定することができる。識別情報としては、例えば、Bluetooth(登録商標)機器においてはBDアドレス、無線LAN上の機器においてはIPアドレスやMACアドレス等がある。本実施形態では、このような識別情報を利用して、各機器に対して音声データ特性の変更内容を規定する設定情報を設定することができる。
そこで、図6〜図9に基づいて、本実施形態にかかる再生装置100における識別情報に基づく各外部機器の設定情報の設定方法について説明する。なお、図6は、本実施形態にかかる再生装置100における識別情報に基づく各外部機器の設定情報の設定方法の一例を示すフローチャートである。図7は、本実施形態にかかるサウンドエフェクト設定画面操作時におけるエフェクト設定情報の初期状態を決定する処理を示すフローチャートである。図8は、サウンドエフェクト設定画面の画面遷移を説明するための説明図である。図7は、図8における処理により初期表示されるサウンドエフェクト設定画面を説明する説明図である。
まず、図6に基づいて、各外部機器200に対する設定情報の設定方法の一例を説明する。かかる方法は、再生装置100と外部機器200とが接続された際に、接続先である外部機器200の種別情報に基づいて設定情報を決定するものである。まず、再生装置100と外部機器200との接続が確立される(S210)。例えば、再生装置100および外部機器200はともにBluetooth(登録商標)機器であるとすると、まずペアリングにより機器の特定が行われる。このとき、再生装置100および外部機器200は、相手の機器に付与された識別情報を取得する。これにより、再生装置100は、識別情報から接続先の外部機器200を一意に特定することが可能となる。
また、このとき、再生装置100は接続先の外部機器200の種別を示す種別情報を取得する。種別情報は、上述したように、例えばヘッドホンやオーディオシステム、スピーカなどといった大区分の種別であってもよく、型番やモデル名などの小区分の種別であってもよい。
次いで、再生装置100は、接続相手のデバイス名を確認する(S220)。デバイス名は、機器を一意に特定することの可能な名称であって、例えばBDアドレス等を用いることができる。
さらに、再生装置100は、接続相手である外部機器200がエフェクト除外対象であるか否かを確認する(S230)。接続相手の外部機器200は、例えばヘッドホン等のように自身ではサウンドエフェクト等の音声調整機能を有していないものもあれば、例えばオーディオシステム等のようにそれ自身が音声調整機能を有しているものもある。後者の外部機器200である場合、すでに外部機器200側で音声調整がなされていると、再生装置100側で音声データにエフェクトをかけてしまうことにより外部機器200から出力される音声が所望の音から変更されてしまうことになる。
このため、ステップS230では、所定の外部機器200についてはサウンドエフェクトをかけないようにする処理を行っている。具体的には、サウンドエフェクト処理を行わない外部機器200の識別情報をエフェクト除外対象として記憶部(図示せず。)に記憶させておき、外部機器200の設定情報を設定する際にエフェクト除外対象を参照して、当該外部機器200に対してサウンドエフェクト処理を行ってもよいか否かを確認する。
また、エフェクト除外対象は、外部機器200の種別情報に基づいて決定してもよい。例えば、一般に自身が音声調整機能を有しているホームオーディオシステムや車載オーディオシステムについては、外部機器200側で音声調整がなされる可能性が高いため、再生装置100側では音声データにエフェクトをかけないようにエフェクト除外対象として記憶しておく。この場合、再生装置100は、接続先の外部機器200の種別がエフェクト除外対象であるか否かを確認し、当該外部機器200に対してサウンドエフェクト処理を行ってもよいか否かを確認することになる。
ステップS230において接続相手がエフェクト除外対象であった場合には、サウンドエフェクトをオフにして処理を終了する。一方、接続相手がエフェクト除外対象でない場合には、接続相手の外部機器200の設定情報を設定する。本実施形態では、初期設定情報として、当該外部機器200に対するお勧めの設定情報がある場合には、お勧めの設定情報を当該外部機器200の設定情報として設定する。このため、再生装置100は、緒当該外部機器200に対するお勧めの設定情報の有無を確認する(S240)。
本実施形態では、お勧めの設定情報は、種別情報ごとに設定されており、種別ごとにその機器の特性が考慮された設定情報となっている。お勧めの設定情報は、例えば種別情報記憶部180に予め記憶させておくこともでき、外部サーバからネットワークを介してダウンロードにより取得することもできる。お勧めの設定情報を外部サーバから取得可能とすることにより、新たな外部機器200が接続されたとしても、再生装置100は、当該新たな外部機器200に対するお勧めの設定情報を取得することができる。
ステップS240においてお勧めの設定情報が存在した場合には、接続先である外部機器200の設定情報として当該お勧めの設定情報を設定する(S250)。一方、お勧めの設定情報が存在しない場合には、接続先である外部機器200の設定情報を所定の初期値に設定し、処理を終了する。
以上、本実施形態にかかる各外部機器200に対する設定情報の設定方法の一例について説明した。かかる方法によれば、再生装置100と外部機器200とが接続されたときに、ユーザが設定することなく、各外部機器200に対して最適な設定情報を設定することができる。
また、同様の処理を、ユーザがサウンドエフェクトの設定を行う際に行ってもよい。かかる処理を図7に基づいて説明すると、まず、サウンドエフェクトの設定を行うために、ユーザが設定操作部124を操作してエフェクト設定画面を表示させる指示情報を入力する(S310)。この指示情報により、設定制御部150は表示部160に再生装置100が認識する外部機器200を表示させる。例えば、図8に示すようなイコライザ設定画面162が表示される。図8では再生装置100によってデバイスA〜Dの4つの外部機器200が認識されている。画面左側のチェックボックスにチェックを入れることにより、音声データに対するサウンドエフェクトをオンにすることができ、チェックボックスのチェックをはずすことにより、サウンドエフェクトをオフにすることができる。
次いで、ユーザが各外部機器200に対してサウンドエフェクトの詳細設定を行う場合には、イコライザ設定画面162に表示された外部機器から詳細設定を行いたい外部機器を選択する。設定操作部124によりかかる操作が検知されると、設定制御部150は選択された外部機器200のデバイス名を確認する(S320)。例えばデバイスBについての詳細設定を行うとする。このとき、デバイスBについてのデバイス名、あるいはデバイス名を関連付けられた識別情報に基づいて、設定情報記憶部170から設定情報を取得する。そして、取得された設定情報のデバイス名または種別情報に基づいて、種別情報記憶部180に、当該外部機器に対するお勧めの設定情報があるか否かを確認する(S330)。
種別情報記憶部180にお勧めの設定情報がある場合には、設定制御部150は、当該お勧めの設定情報を表示部160に表示させる(S340)。例えば、デバイスBに対するお勧めの設定情報が種別情報記憶部180に記憶されている場合には、ユーザが設定しなくともお勧めの設定情報がデバイスBの設定情報として図8のような詳細設定画面164に表示されることになる。一方、種別情報記憶部180にお勧めの設定情報がない場合には、設定制御部150は、所定の初期値を表示部160に表示させる(S340)。
以上、ユーザがサウンドエフェクトの設定を行う際に行われる、各外部機器200に対する設定情報の設定方法の一例について説明した。このとき、ステップS340にてお勧めの設定情報を詳細設定画面164に表示させる際に、図9に示すように、当該外部機器200の設定情報をお勧めの設定情報に変更するか否かを確認してもよい。この場合、例えば当該外部機器200に対するお勧めの設定情報を表示部160に表示させ、ユーザに対してお勧めの設定情報を利用するか否かを選択させる。お勧めの設定情報を利用することが選択されたときは、お勧めの設定情報を図8右側のような詳細設定画面164に表示する。一方、お勧めの設定情報を利用しないことが選択されたときは、例えば所定の初期値を詳細設定画面164に表示する。
以上、第1の実施形態にかかる再生装置100について説明した。本実施形態の再生装置100では、接続された外部機器200に固有の識別情報を取得し、当該識別情報と関連付けられた設定情報に基づいて音声データの変更がなされる。このように、再生装置100は、自動的に設定情報を適用して音声データの変更を行うことができる。また、かかる再生装置100は、外部機器200ごとに設定情報を保持しているため、ユーザは再生装置100と接続させる外部機器200が変更する度に設定情報を設定し直さなくてもよい。すなわち、複数の外部機器200を使い分ける場合にも、ユーザが接続毎に設定を切り替える必要がないという利点がある。
(第2の実施形態)
次に、図10に基づいて、本発明の第2の実施形態にかかる再生装置100について説明する。本実施形態にかかる再生装置100の各機能部は、第1の実施形態と同様に構成されている。本実施形態の再生装置100は、外部機器200の設定情報を決定する際に他の外部機器200の設定情報を参照する点で第1の実施形態と相違する。以下では、第1の実施形態との相違点である外部機器200に対する設定情報の決定処理について説明する。なお、図10は、本実施形態にかかる再生装置100における各外部機器の設定情報の設定方法を示すフローチャートである。
本実施形態にかかる各外部機器の設定情報の設定方法では、図10に示すように、再生装置100と外部機器200との接続がなされる(S310)。ステップS310の処理は、図6に示すステップS210と同一処理である。このとき、再生装置100および外部機器200は、相手の機器に付与された識別情報および種別情報を取得する。
次いで、再生装置100は、設定情報記憶部170を参照して、接続された外部機器200の設定情報がすでに設定されているか否かを確認する(S420)。ステップS420にて設定情報がすでに設定されているときには、そのまま処理を終了する。一方、当該外部機器200の設定情報が未登録であるときには、設定情報記憶部170に当該外部機器200に対する設定情報を新規登録するための処理を行う。
ここで、本実施形態では、すでに設定情報記憶部170に記憶されている他の外部機器200の設定情報を参照する。設定情報が記憶されている他の外部機器200の中には、当該外部機器200と同一種別の機器が存在する場合がある。同一種別であれば機器特性が同一または類似するものであると考えられることから、同一種別の機器に対して設定情報が登録されている場合には、その設定情報を当該外部機器の設定情報として登録する。例えば、種別情報がヘッドホンである場合には、種別情報がヘッドホンである他の外部機器200の設定情報を設定する。また、例えば、種別情報が型番等である場合には、同一のヘッダを有する他の外部機器200の設定情報を設定する。
すなわち、まず、設定情報記憶部170の中に当該外部機器と同一種別の機器についての設定情報が存在するか否かを確認する(S430)。ステップS430にて同一種別の機器についての設定情報が存在した場合には、かかる設定情報を当該外部機器の設定情報として登録する(S440)。一方、ステップS430にて同一種別の機器についての設定情報が存在しない場合には、デフォルト値、例えば所定の初期値を、当該外部機器200の設定情報として登録する(S450)。
以上、第2の実施形態にかかる再生装置100における各外部機器の設定情報の設定方法について説明した。本実施形態の再生装置100によれば、同一の種別情報を有する外部機器200の設定情報を、当該外部機器200の設定情報として設定する。これにより、ユーザが各外部機器200に設定情報を設定しなくとも、自動的に最適であると考えられる設定情報を設定することができる。
(第3の実施形態)
次に、図11に基づいて、本発明の第3の実施形態にかかる再生装置100について説明する。本実施形態にかかる再生装置100も第1の実施形態と同様に構成されている。本実施形態の再生装置100は、再生装置100と接続された接続先の外部機器200から送信された設定情報に基づいて、再生装置100が保持する設定情報を変更する点で第1の実施形態と相違する。以下では、第1の実施形態との相違点である設定情報の決定処理について説明する。なお、図11は、本実施形態にかかる再生装置100における各外部機器の設定情報の設定方法を示すフローチャートである。
本実施形態にかかる各外部機器の設定情報の設定方法は、再生装置100の保持する設定情報を、接続先の外部機器200から受信した設定変更コマンドに基づいて変更するものである。例えば、接続先の外部機器200がホームオーディオシステムや車載オーディオシステム等のように一般に自身が音声調整機能を有している場合には、外部機器200側において音声調整がなされることが多い。このとき、外部機器200は、再生装置100に対して、例えばサウンドエフェクトの設定をオンまたはオフにする等の設定変更コマンドを送信する(S510)。
再生装置100は、外部機器200から設定変更コマンドを受信する(S520)。そして、設定変更コマンドに基づいて、設定情報記憶部170に記憶された当該外部機器200の設定情報を変更する(S530)。例えば、再生装置100におけるサウンドエフェクト処理をオフにする場合には、サウンドエフェクトをオフにする指示である設定変更コマンドが外部機器200から再生装置100へ送信される。再生装置100は、設定変更コマンドに基づいて、再生装置100の設定情報記憶部170に記憶された設定情報のエフェクト設定情報172をオフに設定する。
その後、再生装置100は、次に更新があるまで更新後の設定情報を保持する。したがって、再生装置100と外部機器200との接続が一旦切断された後、再度接続された際には、最終接続時における設定情報に基づいて音声データのエフェクト処理が行われ、当該外部機器200に送信される。
以上、第3の実施形態にかかる再生装置100における各外部機器の設定情報の設定方法について説明した。本実施形態によれば、外部機器200において設定された設定情報を、再生装置100に送信し、再生装置100に保持することができる。これにより、再生装置100と当該外部機器200とが再接続されたときに、再生装置100は最終状態の設定情報に基づいて音声データの変更を行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、音声調整機能により設定する機能はサウンドエフェクトとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、サラウンドや音量について設定してもよい。
本発明の第1の実施形態にかかるコンテンツ通信システムの構成を示す説明図である。 同実施形態にかかる再生装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかる再生装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 同実施形態にかかる設定情報記憶部に記憶される情報の一例を示す説明図である。 同実施形態にかかる再生装置での音声調整処理を説明するためのフローチャートである。 同実施形態にかかる再生装置における識別情報に基づく各外部機器の設定情報の設定方法を示すフローチャートである。 同実施形態にかかるサウンドエフェクト設定画面操作時におけるエフェクト設定情報の初期状態を決定する処理を示すフローチャートである。 サウンドエフェクト設定画面の画面遷移を説明するための説明図である。 図7における処理により初期表示されるサウンドエフェクト設定画面を説明する説明図である。 本発明の第2の実施形態にかかる再生装置における各外部機器の設定情報の設定方法を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態にかかる再生装置における各外部機器の設定情報の設定方法を示すフローチャートである。
符号の説明
100 再生装置
110 通信部
120 入力部
122 再生操作部
124 設定操作部
130 再生制御部
140 再生処理部
150 設定制御部
160 表示部
170 設定情報記憶部
180 種別情報記憶部
190 データ記憶部
200 外部機器

Claims (9)

  1. 音声データを再生可能な再生装置であって、
    前記音声データを再生する再生制御部と、
    前記再生装置と接続可能な外部機器と無線通信する通信部と、
    前記外部機器ごとに設定された音声データ特性の変更内容を規定する設定情報を記憶する設定情報記憶部と、
    前記設定情報を前記設定情報記憶部に記憶する設定制御部と、
    を備え、
    前記通信部は、接続された前記外部機器から該外部機器に対して固有に付与された識別情報を受信し、
    前記再生制御部は、前記接続された外部機器から受信した識別情報に関連付けられた前記設定情報に基づいて、前記外部機器に送信される音声データを変更し、
    前記設定情報記憶部は、前記外部機器の種別を示す種別情報を、前記識別情報と関連付けて記憶し、
    前記設定制御部は、接続された前記外部機器の設定情報が前記設定情報記憶部に記憶されていない場合に、前記外部機器の同一の前記種別情報を有する他の前記外部機器の設定情報を前記外部機器の設定情報として前記設定情報記憶部に記憶させることを特徴とする、
    再生装置。
  2. 前記再生制御部は、前記外部機器の前記種別情報に基づいて、前記音声データの変更の可否を決定することを特徴とする、請求項に記載の再生装置。
  3. 前記再生制御部は、前記外部機器が車両に搭載される車載機器である場合、前記音声データの特性を変更しないことを特徴とする、請求項に記載の再生装置。
  4. 前記種別情報に応じた前記設定情報である種別設定情報を記憶する種別情報記憶部をさらに備え、
    前記設定制御部は、前記種別設定情報を前記外部機器の設定情報として前記設定情報記憶部に記憶させることを特徴とする、請求項に記載の再生装置。
  5. 前記種別設定情報は、前記再生装置にネットワークを介して接続される外部サーバから取得されることを特徴とする、請求項に記載の再生装置。
  6. 前記通信部は、前記外部機器において設定された設定情報を前記外部機器から受信し、
    前記設定制御部は、受信した前記設定情報を前記設定情報記憶部に記憶することを特徴とする、請求項に記載の再生装置。
  7. 音声データを再生可能な再生装置における、音声データ特性の変更内容を規定する設定情報の設定方法であって、
    前記音声データを再生する再生制御ステップと、
    前記再生装置と接続可能な外部機器と無線通信する通信ステップと、
    前記外部機器ごとに設定された音声データ特性の変更内容を規定する設定情報を記憶する設定情報記憶ステップと、
    を含み、
    前記通信ステップは、接続された前記外部機器から該外部機器に対して固有に付与された識別情報を受信する識別情報受信ステップを含み、
    前記再生制御ステップは、前記受信した前記識別情報に関連付けられた前記設定情報に基づいて、前記外部機器に送信される音声データを変更する変更ステップを含み、
    前記設定情報記憶ステップは、
    前記外部機器の種別を示す種別情報を、前記識別情報と関連付けて記憶する種別情報記憶ステップと、
    接続された前記外部機器の設定情報を記憶していない場合に、前記外部機器の同一の前記種別情報を有する他の前記外部機器の設定情報を前記外部機器の設定情報として記憶する設定制御ステップと、
    を含むことを特徴とする、設定情報の設定方法。
  8. コンピュータをして、音声データを再生可能な再生装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記音声データを再生する再生制御手段と、
    前記再生装置と接続可能な外部機器と無線通信する通信手段と、
    前記外部機器ごとに設定された音声データ特性の変更内容を規定する設定情報を記憶する設定情報記憶手段と、
    を備え、
    前記通信手段は、接続された前記外部機器から該外部機器に対して固有に付与された識別情報を受信し、
    前記再生制御手段は、前記接続された外部機器から受信した識別情報に関連付けられた前記設定情報に基づいて、前記外部機器に送信される音声データを変更し、
    前記設定情報記憶手段は、前記外部機器の種別を示す種別情報を、前記識別情報と関連付けて記憶し、接続された前記外部機器の設定情報を記憶していない場合に、前記外部機器の同一の前記種別情報を有する他の前記外部機器の設定情報を前記外部機器の設定情報として記憶することを特徴とする、コンピュータプログラム。
  9. 無線通信可能に接続された、音声データを再生可能な再生装置と、前記再生装置にて再生された前記音声データを出力する外部機器とを備える通信システムであって、
    前記再生装置は、
    前記音声データを再生する再生制御部と、
    前記外部機器と無線通信する通信部と、
    前記外部機器ごとに設定された音声データ特性の変更内容を規定する設定情報を記憶する設定情報記憶部と、
    前記設定情報を前記設定情報記憶部に記憶する設定制御部と、
    を備え、
    前記外部機器は、
    当該外部機器に対して固有に付与された識別情報を前記再生装置へ送信する送信部と、
    前記再生装置から受信した音声データを出力する出力部と、
    を備え、
    前記再生装置は、
    前記通信部において、接続された前記外部機器から前記識別情報を受信し、
    前記再生制御部おいて、前記受信した識別情報に関連付けられた前記設定情報に基づいて、前記外部機器に送信される音声データを変更し、
    前記設定情報記憶部において、前記外部機器の種別を示す種別情報を、前記識別情報と関連付けて記憶し、
    前記設定制御部において、接続された前記外部機器の設定情報が前記設定情報記憶部に記憶されていない場合に、前記外部機器の同一の前記種別情報を有する他の前記外部機器の設定情報を前記外部機器の設定情報として前記設定情報記憶部に記憶させることを特徴とする、通信システム。
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