JP2009123255A - 再生装置及び再生システム - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の好みに合わせた音声の特徴の調整を音声別に簡便に行うことができる再生装置及び再生システムを提供する。
【解決手段】DVDレコーダ(再生装置)1は、音声データに基づいた音声の特徴を変化させるための調整指示を音声毎に使用者から受け付け、調整指示の内容を示す調整指示情報を音声データに関連付けて記憶する。またDVDレコーダ1は、音声データを再生する際に、音声データに関連付けて記憶している調整指示情報を音声データに関連付けてAVアンプ(調整装置)2へ送信する。AVアンプ2は、調整指示情報が示す調整指示の内容に従って、音声データを調整する。調整した音声データに基づいて受像機3で音声が出力されるので、使用者は、聴取の度に手動で調整を行わずとも、常に好みに合う調整が行われた音声を聴取することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハードディスク又は光ディスク等の記録媒体に記録されているデータから音声データを再生する再生装置及び再生システムに関する。
従来、CD(Compact Disk)等の記録媒体に記録されたデータから音声データを再生し、音声データに基づいた音声をスピーカで出力する音声出力装置では、使用者が自分の好みに合わせて音声の特徴を調整できる機能を有するものが多い。この機能を利用することにより、特定周波数の音を強調する又はエコーを付加する等、使用者の好みに合うように音声の特徴を調整することができる。適切な特徴調整は音声毎に異なるので、本来は音声毎に特徴を調整すべきであるものの、使用者が音声を聴取する際に必要な操作が繁雑になるという問題があった。そこで、特許文献1には、調整の内容を示す調整データを音楽ジャンル別に予め記憶しておき、記録媒体のTOC(Table of contents )情報に基づいて通信ネットワーク上のデータベースから音声の音楽ジャンルを取得し、音声を出力する際に、音楽ジャンルに対応する調整データに従って音声の特徴を調整する技術が開示されている。この技術により、各音声の音楽ジャンルに合った特徴調整を行うことができる。
またハードディスク又は半導体メモリ等の記録媒体に、音声データをエンコードしたMP3(MPEG-1 Audio Layer-3)形式等の音声圧縮データを記録しておき、音声圧縮データを音声データへデコードして音声を出力する音声出力装置が普及している。このような音声出力装置においても、音声の特徴を調整する機能が備えられている。
特開2004−71128号公報
特許文献1に開示された技術では、通信ネットワーク上のデータベースから情報を取得するので、通信ネットワーク上にデータベースを構築しておくことと、音声出力装置が通信機能を備えることとが必要となり、コストが高くなるという問題がある。また、音楽ジャンル別に予め定められた調整データに従って音声の特徴を調整するので、使用者の好みに合った調整が行われるとは限らないという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、音声別に特徴の調整内容を保存しておくことにより、使用者の好みに合わせた音声の特徴の調整を簡便に行うことができる再生装置及び再生システムを提供することにある。
本発明に係る再生装置は、記録媒体に記録されたデータから音声データを再生する手段と、再生した音声データを出力する出力手段とを備える再生装置において、音声データに基づいて発生される音声の特徴を変化させるために行うべき音声データの調整の内容を指示する調整指示を受け付ける受付手段と、任意の音声データに対応する音声の特徴を変化させるために前記受付手段が受け付けた調整指示の内容を前記音声データに関連付けて記憶する手段と、前記出力手段が音声データを出力する際に、前記音声データに関連付けて記憶されている調整指示の内容を示す調整指示情報を、前記音声データに関連付けて出力する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る再生装置は、行うことが可能な音声データの調整の機能を特定する手段を更に備え、前記受付手段は、特定した機能に応じた内容の調整指示を受け付けるように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る再生装置は、前記受付手段が調整指示を受け付けるための受付画面を内部又は外部の表示手段に表示させる手段を更に備えることを特徴とする。
本発明に係る再生システムは、本発明に係る再生装置と、音声データに基づいて発生される音声の特徴を変化させるために音声データの調整を行う調整装置とを含む再生システムであって、前記再生装置は、音声データ及び調整指示情報を前記調整装置へ出力するように構成してあり、前記調整装置は、前記再生装置から出力された音声データに関連付けて前記再生装置から出力された調整指示情報が示す調整指示の内容に従って、前記音声データの調整を行う手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る再生装置は、記録媒体に記録されたデータから音声データを再生する再生手段と、音声データに基づいて発生される音声の特徴を変化させるために音声データの調整を行う調整手段とを備える再生装置において、前記調整手段が行うべき音声データの調整の内容を指示する調整指示を受け付ける受付手段と、任意の音声データに対応する音声の特徴を変化させるために前記受付手段が受け付けた調整指示の内容を前記音声データに関連付けて記憶する手段と、前記調整手段は、前記再生手段が音声データを再生した場合に、前記音声データに関連付けて記憶されている調整指示の内容に従って前記音声データの調整を行うように構成してあることを特徴とする。
本発明においては、音声データに基づいた音声の特徴を変化させるための音声データの調整指示を使用者から受け付け、受け付けた調整指示の内容を示す調整指示情報を各音声データに関連付けて記憶しておき、音声データを再生する際に、当該音声データに関連付けられた調整指示情報が示す調整指示の内容に従って音声データを調整する。調整された音声データに基づいて音声が出力されるので、音声の特徴が変化する。
また本発明においては、記録媒体に記録されたデータから音声データを再生する再生装置は、音声データを調整する外部の調整装置が行うことが可能な音声データの調整の機能を特定し、特定した機能に応じた内容の調整指示を受け付ける。
また本発明においては、調整指示を受け付けるための受付画面を表示手段に表示し、受付画面上でGUIを用いて調整指示を使用者から受け付ける。
本発明にあっては、音声データを再生する際に、当該音声データに関連付けられた調整指示情報が示す調整指示の内容に従って音声データを調整し、調整指示情報は、過去に使用者から音声別に受け付けた調整指示の内容を示しているので、音声別に使用者の好みに合わせた音声の特徴の調整を簡便に行うことができる。使用者は、一度調整指示を入力しておけば、聴取の度に手動で調整を行わずとも、常に好みに合う調整が行われた音声を聴取することができる等、本発明は優れた効果を奏する。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の再生システムを示す概念図である。本発明の再生システムは、DVD(Digital versatile disk )又はハードディスク等の記録媒体に記録されたデータから映像データを再生するDVDレコーダ(再生装置)1と、音声データの増幅及び調整を行うAV(オーディオ・ビジュアル)アンプ2と、映像の表示及び音声の出力を行う受像機(テレビジョン受像機)3とを含んでなる。DVDレコーダ1は、本発明における再生装置であり、CD又はDVD等の光ディスクに記録されたデータから映像データ及び音声データを再生し、映像データ及び音声データを出力する。AVアンプ2は、本発明における調整装置であり、DVDレコーダ1に接続されており、DVDレコーダ1が出力した音声データを増幅・調整して出力する。受像機3は、AVアンプ2に接続されており、映像データ及び音声データを受け付け、映像の表示及び音声の出力を行う。
図2は、本発明の再生システムの内部構成を示すブロック図である。DVDレコーダ1は、演算を行う演算部、演算に伴う情報を記憶するRAM、演算に必要なプログラムを記憶するROM等からなり、DVDレコーダ1の各部の動作を制御する制御部11、及びDVDレコーダ1に必要な映像処理及び音声処理を行う処理部12を備え、制御部11及び処理部12は互いに接続されている。制御部11及び処理部12には、記録媒体であるCD又はDVD等の光ディスクを受け入れ、光ディスクに記録されたデータを読み出す光ディスクドライブ15と、記録媒体であるハードディスクを内蔵し、ハードディスクに対してデータを読み書きするハードディスクドライブ(HDD)16とが接続されている。また制御部11には、使用者が操作する図示しないリモコン(リモートコントローラ)からの信号を受信するリモコン受信部17と、各種のスイッチ等からなり、使用者による操作を受け付ける操作部18と、必要な情報を表示する液晶パネル等の表示部19とが接続されている。
また処理部12には、HDMI(High Definition Multimedia Interface)の規格に従ったデータを送信するHDMI送信部14が接続されている。HDMI送信部14には、HDMIの規格に従って構成された通信ケーブルであるHDMIケーブルが接続されるHDMIコネクタ13が接続されており、HDMIコネクタ13は更に制御部11に接続されている。HDMIコネクタ13を介して、HDMI送信部14はTMDS(Transition Minimized Differential Signaling )の規格に従った映像データ及び音声データを送信し、制御部11はCEC(Consumer Electronics Control)の規格に従った制御データを送信する。HDMIコネクタ13及びHDMIケーブルは、TMDSのデータとCECのデータとを互いに分離して送信する構成となっている。
DVDレコーダ1では、光ディスクドライブ15が受け入れたDVDからデータを読み出し、処理部12が、読み出したデータから映像データ及び音声データを再生し、HDMI送信部14及びHDMIコネクタ13から映像データ及び音声データを送信する。また光ディスクドライブ15でCDから楽曲等の音声に対応するデータを読み出し、処理部12がデータから音声データを再生し、HDMI送信部14及びHDMIコネクタ13から音声データを送信する。またDVDレコーダ1では、放送された映像データ及び音声データを処理部12でエンコードし、エンコードしたデータを光ディスクドライブ15又はHDD16で書き込み可能なDVD又はハードディスクに記録することができる。またDVDレコーダ1では、HDD16でハードディスクからデータを読み出し、処理部12がデータから映像データ及び音声データを再生し、HDMI送信部14及びHDMIコネクタ13から映像データ及び音声データを送信する。
またDVDレコーダ1では、処理部12は、光ディスクドライブ15がCDから読み出したデータから音声データを再生し、音声データをエンコードした音声圧縮データを生成し、HDD16はハードディスクに音声圧縮データを記録する。またDVDレコーダ1では、HDD16はハードディスクから音声圧縮データを読み出し、処理部12は音声圧縮データをデコードして音声データを再生し、HDMI送信部14及びHDMIコネクタ13から音声データを送信する。
AVアンプ2は、演算を行う演算部、演算に伴う情報を記憶するRAM、演算に必要なプログラムを記憶するROM等からなり、AVアンプ2の各部の動作を制御する制御部21、及びAVアンプ2に必要な音声処理を行う音声処理部22を備え、制御部21及び音声処理部22は互いに接続されている。音声処理部22には、HDMIの規格に従ったデータを受信するHDMI受信部26が接続されている。HDMI受信部26には、HDMIケーブルが接続されるHDMIコネクタ25が接続されており、HDMIコネクタ25は更に制御部21に接続されている。HDMIコネクタ25は、DVDレコーダ1のHDMIコネクタ13とHDMIケーブルで互いに接続されている。また音声処理部22には、HDMI送信部24が接続されており、HDMI送信部24及び制御部21にはHDMIコネクタ23が接続されている。またHDMI受信部26とHDMI送信部24とは互いに直接に接続されている。
HDMIコネクタ25は、DVDレコーダ1から送信されたデータの内、CECのデータを制御部21へ入力し、TMDSのデータをHDMI受信部26へ入力する。HDMI受信部26は、TMDSに従った映像データ及び音声データを受信し、映像データをHDMI送信部24へ入力し、音声データを音声処理部22へ入力する。制御部21は、CECに従った制御データに従って、音声処理部22の動作を制御し、音声処理部22は、音声データの調整を行い、調整後の音声データをHDMI送信部24へ入力する。HDMI送信部24は、HDMI受信部26からの映像データ、及び音声処理部22からの音声データを、TMDSに従ったデータとしてHDMIコネクタ23を介して送信する。制御部21は、CECに従った制御データをHDMIコネクタ23を介して送信する。
受像機3は、演算を行う演算部、演算に伴う情報を記憶するRAM、演算に必要なプログラムを記憶するROM等からなり、受像機3の各部の動作を制御する制御部31、及び受像機3に必要な映像処理及び音声処理を行う処理部32を備え、制御部31及び処理部32は互いに接続されている。処理部32には、映像を表示する液晶パネル等の表示部33と、音声を出力するスピーカ又はヘッドホン端子等の音声出力部34とが接続されている。また処理部32には、HDMI受信部36が接続されており、HDMI受信部36及び制御部31にはHDMIコネクタ35が接続されている。HDMIコネクタ35は、AVアンプ2のHDMIコネクタ23とHDMIケーブルで互いに接続されている。
HDMIコネクタ35は、AVアンプ2から送信されたデータの内、CECのデータを制御部31へ入力し、TMDSのデータをHDMI受信部36へ入力する。HDMI受信部36は、TMDSに従った映像データ及び音声データを受信して処理部32へ入力する。制御部31は、CECに従った制御データに従って、処理部32の動作を制御する。処理部32は、映像データに基づいた映像を表示部33に表示させ、音声データに基づいた音声を音声出力部34に出力させる処理を行う。
更に、DVDレコーダ1は、音声データに基づいた音声の特徴を変化させるためにAVアンプ2に行わせるべき音声データの調整の内容を指示する調整指示を、リモコン受信部17又は操作部18で受け付けることが可能である。DVDレコーダ1は、調整指示の内容を各音声データに関連付けた音声データベースをハードディスクに記憶している。
図3は、音声データベースの内容例を示す概念図である。音声データベースでは、CDに固有のCD識別情報に、CDから読み出したデータから再生した各音声データを識別する音声識別情報が関連付けられている。また音声識別情報に、AVアンプ2等の調整装置を識別する調整装置識別情報が関連付けられ、更に調整指示の内容を示す調整指示情報が関連付けられている。CD識別情報は、CDから読み出したTOC情報から所定の演算で作成した情報等、各CDにユニークな情報である。音声識別情報は、音声データに対応する楽曲の番号、又は名称等、CDに係る各音声データを識別する情報であり、一のCD識別情報に対して一又は複数の音声識別情報が関連付けられている。図3には音声識別情報として楽曲の番号を用いた例を示す。なお、本発明においては、音声データをユニークに識別する各音声データに固有の音声識別情報を用いてもよい。
調整装置識別情報は、AVアンプ2の型番等、調整装置の種類を識別するための情報である。図3には型番を用いた例を示す。一の音声識別情報に対して、過去にDVDレコーダ1に接続した一又は複数の調整装置の調整装置識別情報が関連付けられている。また調整指示情報は、調整装置識別情報で識別される調整装置に行わせるべき音声データの調整の内容を指示する調整指示の内容を示す情報である。調整指示情報は、例えば、複数の周波数領域の内で特定の周波数領域を増幅させる、特定の周波数領域を削減する、音声に特定の音声を付加する、音声にエコーをかける、又は複数チャンネルの音量のバランスを変更する等、調整装置識別情報で識別できる調整装置が行うことが可能な調整の内容を示している。図3には、AVA1で識別される調整装置について、特定の周波数領域の増幅を指示する例、及びTV3で識別される調整装置について、ロック又はジャズ等の音楽ジャンル別に音声データの調整の内容を予め定めてある複数のプリセットのうちの一つを指定した例を示している。
次に、以上の構成でなる本発明の再生システムの動作を説明する。DVDレコーダ1では、光ディスクドライブ15がCDを受け入れた場合、光ディスクドライブ15はCDに記録されたデータを読み出し、処理部12は、読み出したデータから音声データを再生し、音声データをエンコードして音声圧縮データを生成し、HDD16はハードディスクに音声圧縮データを記録する。本発明の再生システムは、音声圧縮データを再生した各音声データについて、調整指示を受け付けて調整指示情報を記憶し、また調整指示情報に従って特徴を調整した音声を出力する処理を実行する。
図4及び図5は、実施の形態1に係るDVDレコーダ1が行う処理の手順を示すフローチャートである。DVDレコーダ1は、まず、HDMIコネクタ13にHDMIケーブルで接続されたAVアンプ2を識別する(S101)。このとき、制御部11は、HDMIコネクタ13を介して所定の制御信号をAVアンプ2へ送信し、送信した制御信号に応じてAVアンプ2から送信される信号に基づいて、AVアンプ2を識別し、識別結果を記憶する。例えば、制御部11は、所定の信号が送信されるか否かに基づいて、AVアンプ2がDVDレコーダ1の機能に対応した機能を備えた調整装置であるか否かを識別する。AVアンプ2がDVDレコーダ1に対応した調整装置である場合は、制御部11は、AVアンプ2を識別する調整装置識別情報を取得して記憶する。
制御部11は、次に、再生すべき音声データの指定を待ち受ける(S102)。ステップS102では、制御部11は、CECに従った制御信号をAVアンプ2を経由して受像機3へ送信することにより、受像機3の表示部33に音声データの一覧を表示させ、一覧を視認した使用者が図示しないリモコン又は操作部18を操作することにより、リモコン受信部17又は操作部18で音声データの指定を受け付ける処理を行ってもよい。また制御部11は、表示部19に音声データを指定するために必要な情報を表示し、リモコン受信部17又は操作部18で音声データの指定を受け付ける処理を行ってもよい。また制御部11は、予め定められた順番又は乱数等に従って、自動で音声データを指定する処理を行ってもよい。
ステップS102で再生すべき音声データが指定された場合は(S102:YES)、制御部11は、ステップS101での識別結果に従って、AVアンプ2がDVDレコーダ1に対応した調整装置であるか否かを判定する(S104)。AVアンプ2がDVDレコーダ1に対応した調整装置である場合は(S104:YES)、ハードディスクに記憶している音声データベースに、指定された音声データを識別する音声識別情報、及びAVアンプ2を識別する調整装置識別情報に関連付けられた調整指示情報が記録されているか否かを判定する(S107)。
音声データベースに、音声識別情報及び調整装置識別情報に関連付けられた調整指示情報が記録されていない場合は(S107:NO)、制御部11は、AVアンプ2が行うことが可能な音声データの調整の機能を特定する(S108)。このとき、制御部11は、AVアンプ2での調整の機能を示す機能情報をAVアンプ2から読み出すか、又は調整装置識別情報に関連付けて予めハードディスクに記憶してある機能情報を読み出す等の方法により、音声データの調整の機能を特定する処理を行う。DVDレコーダ1では、次に、HDD16は指定された音声データに対応する音声圧縮データをハードディスクから読み出し、処理部12は音声圧縮データをデコードすることで順次音声データを再生し、HDMI送信部14はTMDSに従った音声データを順次HDMIコネクタ13からAVアンプ2へ送信することにより、音声データの再生及び送信を開始する(S109)。AVアンプ2では、HDMIコネクタ25を介してDVDレコーダ1からの音声データをHDMI受信部26で受信し、HDMI送信部24はTMDSに従った音声データを順次HDMIコネクタ23から受像機3へ送信する。受像機3では、HDMIコネクタ35を介してAVアンプ2からの音声データをHDMI受信部36で受信し、処理部32は、音声出力部34に音声データに基づいた音声を順次出力させる。
制御部11は、次に、AVアンプ2に行わせる音声データの調整の内容を指示する調整指示を受け付けるための受付画面を受像機3の表示部33に表示させる処理を行う(S110)。ステップS110では、制御部11は、ステップS108で特定した機能に応じた調整指示を受け付けるための受付画面を表示することを指示する制御信号を、CECに従った信号としてHDMIコネクタ13からAVアンプ2へ送信する。制御信号はAVアンプ2を経由して受像機3へ送信され、受像機3では、HDMIコネクタ35を介して制御信号を制御部31で受信し、制御部31は、制御信号に従った処理を処理部32に実行させることにより、表示部33に受付画面を表示させる。例えば、AVアンプ2が複数の周波数領域の夫々の増幅率を変更する機能を有している場合は、各周波数領域の増幅率を変更するためのグラフィックイコライザ用の受付画面を表示する。またAVアンプ2が音楽ジャンル別に音声データの調整の内容を予め定めてあるプリセットに従った音声データの調整を行う機能を有している場合は、予め定めてある複数のプリセットの夫々に対応するロック又はジャズ等の音楽ジャンルの一覧を表示し、画面上でいずれかの音楽ジャンルを指定することでいずれかのプリセットが選択される受付画面を表示する。受付画面は、使用者がリモコン又は操作部18を操作することに応じて表示が変化するグラフィックユーザインタフェース(GUI)を実現し、使用者はGUIを用いて調整指示の入力を行う。
制御部11は、次に、受付画面を視認した使用者が図示しないリモコン又は操作部18を操作することによる、リモコン受信部17又は操作部18での調整指示の受付を待ち受ける(S111)。調整指示を受け付けた場合は(S111:YES)、制御部11は、受け付けた調整指示の内容を示す調整指示情報を、CECに従った信号としてHDMIコネクタ13からAVアンプ2へ送信する(S112)。AVアンプ2では、HDMIコネクタ25を介して調整指示情報を制御部21で受信し、制御部21は、調整指示情報が示す調整指示の内容に従って、各周波数領域の増幅率を変更する等、DVDレコーダ1から受信した音声データを音声処理部22に調整させる。HDMI送信部24は、音声処理部22が調整した音声データを受像機3へ送信する。受像機3では、音声出力部34が音声データに基づいた音声を出力することにより、各周波数領域の増幅率が変更される等、特徴が変化した音声が出力される。
ステップS112が終了した場合、又はステップS111で調整指示の受付がなかった場合は(S111:NO)、制御部11は、リモコン受信部17又は操作部18で、受像機3から出力された音声を聴取した使用者の操作による、調整内容を確定する指示の受付を待ち受ける(S113)。調整内容を確定する指示の受付がなかった場合は(S113:NO)、制御部11は、処理をステップS111へ戻す。調整内容を確定する指示を受け付けた場合は(S113:YES)、制御部11は、ステップS111で受け付けた調整指示の内容を示す調整指示情報を、指定された音声データを識別する音声識別情報、及びAVアンプ2を識別する調整装置識別情報に関連付けて音声データベースに記録することにより、ハードディスクに記憶する(S114)。制御部11は、次に、CECに従った所定の制御信号をAVアンプ2を経由して受像機3へ送信することにより、受像機3の表示部33での表示をオフさせる(S115)。以上の処理により、音声別に使用者が好みに合わせて音声の特徴を調整することができる。
ステップS107で音声識別情報及び調整装置識別情報に関連付けられた調整指示情報が記録されている場合は(S107:YES)、HDD16は指定された音声データに対応する音声圧縮データをハードディスクから読み出し、処理部12は音声圧縮データをデコードすることで順次音声データを再生し、HDMI送信部14はTMDSに従った音声データを順次HDMIコネクタ13からAVアンプ2へ送信することにより、音声データの再生及び送信を開始する(S116)。制御部11は、次に、HDD16に、音声識別情報及び調整装置識別情報に関連付けられて音声データベースに記録されている調整指示情報をハードディスクから読み出させる(S117)。制御部11は、次に、読み出した調整指示情報を、音声データに関連付けて、CECに従った信号としてHDMIコネクタ13からAVアンプ2へ送信する(S118)。AVアンプ2では、音声データをHDMI受信部26で受信し、調整指示情報を制御部21で受信し、制御部21は、調整指示情報が示す調整指示の内容に従って、受信した音声データを音声処理部22に調整させる。HDMI送信部24は、音声処理部22が調整した音声データを受像機3へ送信する。受像機3では、音声出力部34が音声データに基づいた音声を出力することにより、各周波数領域の増幅率が変更される等、特徴が変化した音声が出力される。以上の処理により、予め記憶されている調整指示情報に従って音声の特徴が調整される。
ステップS115又はステップS118が終了した後は、制御部11は、音声データを最後まで再生したか、又は使用者の操作により音声出力の終了の指示を受け付けて処理部12に音声データの再生を終了させる等による、音声データの再生が終了することを待ち受ける(S119)。音声データの再生がまだ終了しない場合は(S119:NO)、制御部11は、終了の待ち受けを続行する。音声データの再生が終了した場合は(S119:YES)、制御部11は、処理をステップS102へ戻す。
ステップS104で、AVアンプ2がDVDレコーダ1に対応した調整装置でない場合は(S104:NO)、HDD16は指定された音声データに対応する音声圧縮データをハードディスクから読み出し、処理部12は音声圧縮データをデコードすることで順次音声データを再生し、HDMI送信部14はTMDSに従った音声データを順次HDMIコネクタ13からAVアンプ2へ送信することにより、音声データの再生及び送信を開始する(S105)。音声データは、AVアンプ2を経由して受像機3へ送信され、受像機3では、処理部32は、音声出力部34に音声データに基づいた音声を順次出力させる。制御部11は、次に、音声データの再生が終了することを待ち受ける(S106)。音声データの再生がまだ終了しない場合は(S106:NO)、制御部11は、終了の待ち受けを続行する。音声データの再生が終了した場合は(S106:YES)、制御部11は、処理をステップS102へ戻す。
ステップS102で、再生すべき音声データの指定がない場合は(S102:NO)、制御部11は、音声データの指定がない状態で所定時間が経過するか、又は使用者の操作により処理終了の指示を受け付ける等による、処理終了のトリガーを待ち受ける(S103)。処理終了のトリガーがない場合は(S103:NO)、制御部11は、処理をステップS102へ戻す。処理終了のトリガーが発生した場合は(S103:YES)、制御部11は処理を終了する。
なお、AVアンプ2又は受像機3は、音声の出力中に音量を調整する処理を行う。受像機3の表示部33は、表示がオフとなっているので、音量を示す情報を表示できない。AVアンプ2又は受像機3は、音量を示す情報をCECに従ったデータとしてDVDレコーダ1へ送信し、DVDレコーダ1の制御部11は、表示部19に音量を示す情報を表示させる。制御部11は、表示部19の表示を視認した使用者の操作により、音量変更の指示を受け付け、受け付けた指示に従って音量の変更を指示する制御信号をAVアンプ2又は受像機3へ送信する。AVアンプ2又は受像機3では、制御信号に従って音量を調整する処理を行う。なお、以上の処理では、ステップS115で、調整指示情報の受付終了後に受像機3の表示部33での表示をオフさせる処理を示したが、DVDレコーダ1は、表示部33に必要な情報を表示させてから所定時間が経過した場合に表示部33の表示をオフさせる処理を行ってもよい。また、DVDレコーダ1による処理ではなく、受像機3が、表示部33に必要な情報を表示してから所定時間が経過した場合に表示部33の表示をオフする処理を行ってもよい。このように、必要時以外に表示部33の表示をオフすることにより、受像機3での省電力を図ることができる。
以上詳述した如く、本発明においては、各音声データが再生される際に、音声データに基づいた音声の特徴を変化させるための調整指示を使用者から受け付け、調整指示に従って音声データを調整し、調整した音声データに基づいて音声を出力することにより、音声の特徴を変化させる。このため、使用者は、楽曲等の音声別に好みに合わせて音声の特徴を変更することができる。また本発明においては、受け付けた調整指示の内容を示す調整指示情報を音声データに関連付けて記憶し、各音声データが再生される際に、音声データに関連付けて記憶されている調整指示情報に従って音声データを調整することにより、音声の特徴を変化させる。調整指示情報は、過去に使用者から音声別に受け付けた調整指示の内容を示しているので、音声別に使用者の好みに合わせた音声の特徴の調整を簡便に行うことができる。使用者は、一度調整指示をDVDレコーダ1に入力しておけば、聴取の度に手動で調整を行わずとも、常に好みに合う調整が行われた音声を聴取することができる。
またDVDレコーダ1は、接続されたAVアンプ2が行うことが可能な音声データの調整の機能を特定し、特定した機能に応じた内容の調整指示を受け付け、AVアンプ2は、調整指示に従って音声データの調整を行う。これにより、AVアンプ2がどのような機能を有していても、機能に応じた調整指示を受け付け、AVアンプ2の機能を十分に発揮した音声データの調整の処理を行うことができる。またDVDレコーダ1に接続する調整装置を切り換えた場合であっても、切り換え後の調整装置の機能を十分に発揮した音声データの調整の処理を行うことができる。
また本発明においては、調整指示を受け付けるための受付画面を受像機3の表示部33に表示させるので、使用者は、受付画面を視認した上でGUIを用いて簡便に調整指示を入力することができる。なお、本発明においては、DVDレコーダ1は、受付画面を表示部19に表示することによって、調整指示を受け付ける形態であってもよい。この形態の場合は、制御部11は、ステップS110で受付画面を表示部19に表示させ、ステップS115で表示部19の表示をオフにする処理を行う。
なお、本実施の形態においては、本発明の再生システムの形態は、図1及び図2に示すように、DVDレコーダ1にAVアンプ2が接続され、AVアンプ2に受像機3が接続された形態であるとしたが、他の形態をとることも可能である。例えば、AVアンプ2にスピーカが接続されており、AVアンプ2は調整した音声データに基づいた音声をスピーカに出力させる処理を行う形態であってもよい。この形態の場合においても、DVDレコーダ1から調整指示情報をAVアンプ2へ送信することによって、音声の特徴を変化させることができる。また本発明の再生システムは、受像機3が音声データを調整する機能を備え、AVアンプ2を介さずにDVDレコーダ1に受像機3が直接に接続されている形態であってもよい。この形態の場合は、受像機3は本発明における調整装置となる。この形態の場合においては、DVDレコーダ1から音声データ及び調整指示情報を受像機3へ送信し、受像機3は、調整指示情報に従って音声データを調整し、調整した音声データに従った音声を出力することによって、音声の特徴を変化させることができる。
また本実施の形態においては、DVDレコーダ1がハードディスクに記憶してある音声圧縮データに基づいた音声の特徴を調整する形態を示したが、本発明の再生システムは、CDに記録されたデータに基づいた音声の特徴を調整する形態であってもよい。この形態の場合は、DVDレコーダ1は、図2に示す音声データベースは記憶しているものの、音声データに対応する音声圧縮データはハードディスクには記憶していない。DVDレコーダ1は、光ディスクドライブ15にCDを受け入れた状態で、図4及び図5に示す処理を実行する。DVDレコーダ1は、ステップS107では、CDからTOC情報を読み出し、TOC情報からCD識別情報を求め、求めたCD識別情報を用いて調整指示情報が記録されているか否かを判定する処理を行う。CD識別情報又は音声識別情報自体が音声データベースに記録されていない場合は、DVDレコーダ1は、ステップS114で、CD識別情報又は音声識別情報をも音声データベースに記録する処理を行う。またDVDレコーダ1は、ステップS105、ステップS109及びS116では、CDから音声データに対応するデータを読み出し、読み出したデータから音声データを再生し、再生した音声データを送信する処理を行う。この形態においても、調整指示情報を用いた処理を行うことにより、CDに記録されたデータに基づいた音声の特徴を音声別に使用者の好みに合わせて調整することが可能となる。
また本実施の形態においては、受像機3が音声のみを出力する形態を示したが、本発明の再生システムは、受像機3が映像を表示すると共に出力する音声の特徴を調整する形態であってもよい。この形態においては、DVDレコーダ1は、映像データに付随する音声データを識別する音声識別情報に関連付けて調整指示情報を記録した音声データベースをハードディスクに記憶している。DVDレコーダ1は、ステップS102では、ハードディスク又は光ディスクドライブ15で受け入れたDVDに記録されたデータに対応する映像データの指定を受け付けることにより、映像データに付随する音声データの指定を受け付ける。またDVDレコーダ1は、ステップS105、ステップS109及びS116では、ハードディスク又はDVDからデータを読み出し、読み出したデータから映像データ及び音声データを再生し、再生した映像データ及び音声データを送信する処理を行う。AVアンプ2では、受信した映像データをHDMI受信部26からHDMI送信部24へ入力し、HDMI送信部24は映像データを受像機3へ送信する。受像機3では、処理部32は、映像データに基づいた映像を表示部33に表示させると共に、音声データに基づいた音声を音声出力部34に出力させる。またステップS110では、受像機3は、映像の表示を受付画面に切り換えるか、又は表示部33の画面の一部に受付画面を表示する処理を行う。またこの形態では、ステップS114の終了後に受付画面を閉じる処理を行い、ステップS115を省いた処理を行う。この形態においても、調整指示情報を用いた処理を行うことにより、映像の表示と共に出力する音声の特徴を使用者の好みに合わせて調整することが可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態1においては、再生装置であるDVDレコーダ1が音声データを外部へ送信し、調整装置であるAVアンプ2が音声データを調整する形態を示したが、実施の形態2においては、本発明の再生装置が音声データを調整する機能を備えた形態を示す。例えば、再生装置であるDVDレコーダ1では、処理部12が音声データを調整する機能を備え、DVDレコーダ1に受像機3が接続された形態であればよい。この形態の場合は、DVDレコーダ1は、音声データベースに、調整装置識別情報を記録することなく、音声識別情報に調整指示情報を記録してある。
図6は、実施の形態2に係るDVDレコーダ1が行う処理の手順を示すフローチャートである。制御部11は、再生すべき音声データの指定を待ち受け(S201)、再生すべき音声データが指定された場合は(S201:YES)、ハードディスクに記憶している音声データベースに、指定された音声データを識別する音声識別情報に関連付けられた調整指示情報が記録されているか否かを判定する(S203)。音声データベースに、音声識別情報に関連付けられた調整指示情報が記録されていない場合は(S203:NO)、DVDレコーダ1では、HDD16は指定された音声データに対応する音声圧縮データをハードディスクから読み出し、処理部12は音声圧縮データをデコードすることで順次音声データを再生し、HDMI送信部14は音声データを順次受像機3へ送信することにより、音声データの再生及び送信を開始する(S204)。受像機3では、音声データをHDMI受信部36で受信し、処理部32は、音声出力部34に音声データに基づいた音声を順次出力させる。
制御部11は、次に、音声データの調整の内容を指示する調整指示を受け付けるための受付画面を受像機3の表示部33に表示させる処理を行う(S205)。制御部11は、次に、リモコン受信部17又は操作部18での調整指示の受付を待ち受ける(S206)。調整指示を受け付けた場合は(S206:YES)、処理部12は、受け付けた調整指示に従って、音声データの調整を開始する(S207)。処理部12が調整した音声データが受像機3へ送信され、受像機3では、音声出力部34が音声データに基づいた音声を出力することにより、特徴が変化した音声が出力される。ステップS207が終了した場合、又はステップS206で調整指示の受付がなかった場合は(S206:NO)、制御部11は、リモコン受信部17又は操作部18で調整内容を確定する指示の受付を待ち受ける(S208)。調整内容を確定する指示の受付がなかった場合は(S208:NO)、制御部11は、処理をステップS206へ戻す。調整内容を確定する指示を受け付けた場合は(S208:YES)、制御部11は、ステップS206で受け付けた調整指示の内容を示す調整指示情報を、指定された音声データを識別する音声識別情報に関連付けて音声データベースに記録することにより、ハードディスクに記憶する(S209)。制御部11は、次に、受像機3の表示部33での表示をオフさせる(S210)。
ステップS203で音声識別情報に関連付けられた調整指示情報が記録されている場合は(S203:YES)、HDD16は指定された音声データに対応する音声圧縮データをハードディスクから読み出し、処理部12は、音声圧縮データをデコードすることで順次音声データを再生すると共に、調整指示情報が示す調整指示の内容に従って音声データを調整し、HDMI送信部14は調整された音声データを順次受像機3へ送信することにより、音声データの再生・調整・送信を開始する(S212)。受像機3では、DVDレコーダ1からの音声データに基づいた音声を出力することにより、特徴が変化した音声が出力される。
ステップS210又はステップS212が終了した後は、制御部11は、音声データの再生が終了することを待ち受ける(S213)。音声データの再生がまだ終了しない場合は(S213:NO)、制御部11は、終了の待ち受けを続行する。音声データの再生が終了した場合は(S213:YES)、制御部11は、処理をステップS201へ戻す。
ステップS201で、再生すべき音声データの指定がない場合は(S201:NO)、制御部11は、処理終了のトリガーを待ち受ける(S202)。処理終了のトリガーがない場合は(S202:NO)、制御部11は、処理をステップS201へ戻す。処理終了のトリガーが発生した場合は(S202:YES)、制御部11は処理を終了する。この形態においても、調整指示情報を用いた処理を行うことにより、音声の特徴を使用者の好みに合わせて調整することが可能となる。
なお、本実施の形態においても、光ディスクに記録されたデータに基づいた音声の調整、及び表示する映像に付随した音声の調整を行うことができる。また本実施の形態においては、本発明の再生装置であるDVDレコーダ1に受像機3が接続された形態を示したが、本発明の再生システムは、DVDレコーダ1にスピーカが直接接続されており、DVDレコーダ1が送信した音声データに基づいてスピーカが音声を出力する構成であってもよい。また、ディスプレイ一体型のDVDプレーヤ又はスピーカ内蔵型のオーディオ装置等のように、本発明の再生装置は更にスピーカを備えた形態であってもよい。この形態の場合では、再生装置は、ステップS204及びS212では調整した音声データに基づいてスピーカに音声を出力させる処理を行う。
また本発明の実施の形態1及び2においては、記録媒体としてハードディスク、CD及びDVDを利用するDVDレコーダ1を本発明の再生装置であるとしたが、本発明の再生装置は、これに限るものではなく、他の種類の光ディスク、半導体メモリ、又は可搬型のハードディスク等、その他の記録媒体を利用する形態であってもよい。例えば、本発明の音楽再生装置は、ハードディスクを備えていないオーディオプレーヤであってもよく、又、ハードディスクを備え、インタフェースを介して外部から受信した音声圧縮データをハードディスクに蓄積するオーディオサーバであってもよい。また本実施の形態においては、データを機器間で送受信するためのインタフェースとしてHDMIを用いた形態を示したが、本発明は、音声信号及び制御信号を個別に送受信できるフォーマットであれば、その他のインタフェースを用いた形態であってもよい。
本発明の再生システムを示す概念図である。 本発明の再生システムの内部構成を示すブロック図である。 音声データベースの内容例を示す概念図である。 実施の形態1に係るDVDレコーダが行う処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るDVDレコーダが行う処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るDVDレコーダが行う処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 DVDレコーダ(再生装置)
11 制御部
12 処理部
16 HDD
17 リモコン受信部
18 操作部
2 AVアンプ(調整装置)
21 制御部
22 音声処理部
3 受像機
31 制御部
32 処理部
33 表示部
34 音声出力部

Claims (5)

  1. 記録媒体に記録されたデータから音声データを再生する手段と、再生した音声データを出力する出力手段とを備える再生装置において、
    音声データに基づいて発生される音声の特徴を変化させるために行うべき音声データの調整の内容を指示する調整指示を受け付ける受付手段と、
    任意の音声データに対応する音声の特徴を変化させるために前記受付手段が受け付けた調整指示の内容を前記音声データに関連付けて記憶する手段と、
    前記出力手段が音声データを出力する際に、前記音声データに関連付けて記憶されている調整指示の内容を示す調整指示情報を、前記音声データに関連付けて出力する手段と
    を備えることを特徴とする再生装置。
  2. 行うことが可能な音声データの調整の機能を特定する手段を更に備え、
    前記受付手段は、
    特定した機能に応じた内容の調整指示を受け付けるように構成してあること
    を特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記受付手段が調整指示を受け付けるための受付画面を内部又は外部の表示手段に表示させる手段を更に備えること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の再生装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の再生装置と、音声データに基づいて発生される音声の特徴を変化させるために音声データの調整を行う調整装置とを含む再生システムであって、
    前記再生装置は、音声データ及び調整指示情報を前記調整装置へ出力するように構成してあり、
    前記調整装置は、
    前記再生装置から出力された音声データに関連付けて前記再生装置から出力された調整指示情報が示す調整指示の内容に従って、前記音声データの調整を行う手段を備えること
    を特徴とする再生システム。
  5. 記録媒体に記録されたデータから音声データを再生する再生手段と、音声データに基づいて発生される音声の特徴を変化させるために音声データの調整を行う調整手段とを備える再生装置において、
    前記調整手段が行うべき音声データの調整の内容を指示する調整指示を受け付ける受付手段と、
    任意の音声データに対応する音声の特徴を変化させるために前記受付手段が受け付けた調整指示の内容を前記音声データに関連付けて記憶する手段と、
    前記調整手段は、
    前記再生手段が音声データを再生した場合に、前記音声データに関連付けて記憶されている調整指示の内容に従って前記音声データの調整を行うように構成してあること
    を特徴とする再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011120019A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Sony Corp 制御装置、制御方法、及びプログラム

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