JP2011082717A - 増幅装置およびそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 中央音声信号をディスプレイ装置のスピーカーから再生するAVアンプにおいて、ディスプレイ装置の電源がオフ状態のときにも、ユーザ操作を要することなく、中央音声信号をAVアンプに接続されたスピーカーから再生可能な状態に自動的に設定する。
【解決手段】 ディスプレイ装置の電源がオン状態であると判断された場合、スピーカー設定テーブルの中央スピーカーが使用有と設定される。従って、中央音声信号はプリアウト出力端子からディスプレイ装置に出力され、ディスプレイ装置のスピーカーによって再生される。ディスプレイ装置の電源がオフ状態であると判断された場合、スピーカー設定テーブルの中央スピーカーが使用無と設定される。従って、中央音声信号は、他のチャンネルの音声信号に合成され、他のチャンネルのスピーカーから再生される。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数チャンネルの音声信号を増幅すると共に、所定チャンネルの音声信号を外部機器に出力する増幅装置に関する。
DVDプレーヤと、AVアンプと、ディスプレイ装置とを備える音声再生システムが利用されている。DVDプレーヤからAVアンプに送信される音声データは、マルチチャンネル音声データがエンコードされたものである。例えば、マルチチャンネル音声データは、図2に示すように、左音声信号FL、右音声信号FR、中央音声信号C、低域音声信号SW、サラウンド左音声信号SL、サラウンド右音声信号SRを含む。増幅装置は、これらのチャンネル毎にアンプを備えており、各チャンネルの音声信号を増幅し、各チャンネルのスピーカーに音声信号を出力する。各チャンネルのスピーカーの全てをAVアンプに接続するのではなく、一部のチャンネルのスピーカーのみをAVアンプに接続することがある。AVアンプのスピーカー設定において、スピーカーを接続していないチャンネルについては、スピーカー使用無と設定することができる。これにより、AVアンプは、スピーカー使用無と設定されているチャンネルの音声信号を、スピーカー使用有と設定されているチャンネルの音声信号に合成することによって、スピーカー使用無と設定されているチャンネルの音声信号を再生することができる。
AVアンプには所定チャンネル(例えば、中央音声信号)のプリアウト出力端子を備え、アンプによって増幅する前の中央音声信号をプリアウト出力端子から出力する。中央音声信号のプリアウト出力端子をディスプレイ装置の音声入力端子に接続することによって、ディスプレイ装置に中央音声信号を供給し、ディスプレイ装置のアンプによって中央音声信号を増幅し、ディスプレイ装置のスピーカーから中央音声信号を再生することができる。しかし、ディスプレイ装置が電源オフ状態の場合には、ディスプレイ装置のアンプは動作しないので、AVアンプから供給される中央音声信号をディスプレイ装置のスピーカーから再生することができない。従って、ディスプレイ装置の電源がオフ状態のときに、中央音声信号を再生するためには、ユーザ操作によって、スピーカー設定テーブルの中央音声信号用のスピーカーをスピーカー使用有に設定変更する必要がある。そして、ディスプレイ装置の電源がオン状態にされると、ユーザ操作によって、スピーカー設定テーブルの中央音声信号用のスピーカーをスピーカー使用有に設定変更する必要がある。この操作が非常に煩雑である。
特開平10−191203号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、所定チャンネル音声信号を外部機器のスピーカーから再生する増幅装置において、外部機器の電源がオフ状態のときにも、ユーザ操作を要することなく、所定チャンネル音声信号を増幅装置に接続されたスピーカーから再生可能な状態に自動的に設定することができる増幅装置を提供することである。
本発明の好ましい実施形態による増幅装置は、外部機器用スピーカーと入力端子とを有し、前記入力端子に入力された音声信号を前記外部機器用スピーカーから再生する外部機器の前記入力端子に接続可能であり、所定チャンネルの音声信号を前記外部機器の前記入力端子に出力する出力端子と、複数チャンネルの音声信号を増幅する複数チャンネルの増幅部と、複数チャンネルのスピーカーの各々について使用有無を設定するスピーカー設定手段と、前記外部機器の電源がオン状態であるか否かを判断する判断手段とを備え、前記外部機器の電源がオン状態であると判断された場合、前記スピーカー設定手段が前記所定チャンネルのスピーカーを使用有と設定し、前記外部機器の電源がオフ状態であると判断された場合、前記スピーカー設定手段が前記所定チャンネルのスピーカーを使用無と設定する。
外部機器の電源がオン状態であると判断された場合、所定チャンネルのスピーカーが使用有と設定される。従って、所定チャンネルの音声信号は出力端子から外部機器に出力され、外部機器のスピーカーによって所定チャンネル音声信号を再生することができる。一方、外部機器の電源がオフ状態であると判断された場合、所定チャンネルのスピーカーが使用無と設定される。従って、外部機器のスピーカーで所定チャンネルの音声信号を再生できないときには、所定チャンネル音声信号は、他のチャンネルの音声信号に合成され、増幅部で増幅され、他のチャンネルのスピーカーから再生される。
好ましい実施形態においては、前記スピーカー設定手段によって前記所定チャンネルのスピーカーが使用有と設定された場合、前記所定チャンネルの音声信号を前記出力端子に供給し、前記スピーカー設定手段によって前記所定チャンネルのスピーカーが使用無と設定された場合、前記所定チャンネルの音声信号を他のチャンネルの音声信号に合成し、前記増幅部に供給する音声処理部をさらに備える。
本発明の別の好ましい実施形態による増幅装置は、外部機器用スピーカーと入力端子とを有し、前記入力端子に入力された音声信号を前記外部機器用スピーカーから再生する外部機器の前記入力端子に接続可能であり、所定チャンネルの音声信号を前記外部機器の前記入力端子に出力する出力端子と、複数チャンネルの音声信号を増幅する複数チャンネルの増幅部と、前記外部機器の電源がオン状態であるか否かを判断する判断手段と、前記外部機器の電源がオン状態であると判断された場合、前記所定チャンネルの音声信号を前記出力端子に供給し、前記外部機器の電源がオフ状態であると判断された場合、前記所定チャンネルの音声信号を他のチャンネルの音声信号に合成し、前記増幅部に供給する音声処理部とを備える。
所定チャンネル音声信号を外部機器のスピーカーから再生する増幅装置において、外部機器の電源がオフ状態のときにも、ユーザ操作を要することなく、所定チャンネル音声信号を増幅装置に接続されたスピーカーから再生可能な状態に自動的に設定することができる増幅装置を提供することができる。
AVアンプ1、DVDプレーヤ30、ディスプレイ装置50を示すブロック図である。 複数チャンネルの音声信号の各チャンネルが再生される位置を示す図である。 AVアンプ1、ディスプレイ装置50及び各チャンネルのスピーカーの配置を示す図である。 スピーカー設定テーブルを示す図である。 スピーカー設定テーブルを示す図である。 マイコン2の処理を示すフローチャートである。 音声処理部4の処理を示すフローチャートである。 AVアンプ1、DVDプレーヤ30、アンプ内蔵サブウーファ60を示すブロック図である。
以下、本発明の好ましい実施形態によるAVアンプ(増幅装置)について、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図1は、AVアンプ1と、DVDプレーヤ30と、外部機器の一例であるディスプレイ装置50とを示すブロック図である。AVアンプ1と、DVDプレーヤ30と、ディスプレイ装置50とは、例えば、HDMI規格に準拠しており、HDMIケーブルを介して相互に接続される。DVDプレーヤ30は、DVDディスクから映像データ及びマルチチャンネル音声データを読み出して、HDMIデータに変換し、AVアンプ1に送信する。AVアンプ1は、DVDプレーヤ30からHDMIデータを受信し、HDMIデータから元の映像データを生成し、HDMIデータに変換し、ディスプレイ装置50に送信する。
AVアンプ1は、HDMIデータからの元のマルチチャンネル音声データを生成し、マルチチャンネル音声データをデコードし、複数チャンネルの音声データを生成する。AVアンプ1は、各チャンネルの音声データをデジタル/アナログ変換し、各チャンネルのアナログの音声信号を生成する。AVアンプ1は、各チャンネルの音声信号を増幅し、外部に接続された各チャンネルのスピーカーに出力する。AVアンプ1は、所定チャンネル音声信号(本例では中央音声信号であるが、他のチャンネルの音声信号でもよい。)のプリアウト出力端子12を備え、プリアウト出力端子12から中央音声信号をディスプレイ装置50に供給する。
ディスプレイ装置50は、AVアンプ1からHDMIデータを受信し、HDMIデータから元の映像データを生成し、表示する。ディスプレイ装置50は、音声入力端子にAVアンプ1のプリアウト出力端子12が接続されており、中央音声信号を受信し、ディスプレイ装置50に内蔵されているアンプ52で増幅し、ディスプレイ装置50に内蔵されているスピーカー53から中央音声信号を再生する。
図2は、AVアンプ1が受信するマルチチャンネル音声データに含まれる各チャンネルの音声信号の一例を説明する図である。マルチチャンネル音声データは、例えば、左音声信号FL、右音声信号FR、中央音声信号C、低域音声信号SW、サラウンド左音声信号SL、サラウンド右音声信号SR等を含む。
図3は、AVアンプ1、ディスプレイ装置50、及び、各チャンネルのスピーカーの配置の一例を説明する図である。AVアンプ1には、左スピーカーSFL、右スピーカーSFR、低域スピーカーSSW、サラウンド左スピーカーSSL、サラウンド右スピーカーSSR、及び、ディスプレイ装置50が接続されている。ディスプレイ装置50はスピーカー53を内蔵しており、ディスプレイ装置50のスピーカー53がAVアンプ1の中央スピーカーSCとして使用される。
図1に示すように、AVアンプ1は、マイコン(制御部)2と、HDMI受信部3と、音声処理部4と、アンプ5と、HDMI送信部6と、メモリ(ROM、RAM等)7と、操作部8と、表示部9と、HDMI入力端子10と、HMDI出力端子11と、中央音声信号Cのプリアウト出力端子12とを備える。アンプ5には、図示しない各チャンネルのスピーカー出力端子を介して、各チャンネルに対応するスピーカーSFL〜SSWが接続可能である。
HDMI受信部3は、HDMI入力端子10を介してDVDプレーヤ30から供給されるHDMIデータを受信し、HDMIデータから元の映像データ(HDMIデータに変換する前の映像データ)を生成し、HDMI送信部6に供給する。また、HDMI受信部3は、HDMIデータから元のマルチチャンネル音声データを生成し、音声処理部4に供給する。
音声処理部4は、HDMI受信部3から供給されたマルチチャンネル音声データをデコードおよびデジタルアナログ変換し、図2に示す各チャンネルの音声信号を生成する。音声処理部4は、各チャンネルの音声信号にイコライザ処理、遅延処理、音量調整処理等を実行し、各チャンネルの音声信号をアンプ5に供給する。
メモリ7には、図4、図5に示すスピーカー設定テーブルが格納されている。スピーカー設定テーブルは、各チャンネルのスピーカーの使用有無をユーザ操作に基づいて設定するためのテーブルである。スピーカー設定テーブルには、各スピーカーのチャンネルに対して、スピーカーをAVアンプ1に接続し、スピーカーに音声を出力する(スピーカー使用有の)場合には「YES」、スピーカーをAVアンプ1に接続せず、スピーカーに音声を出力しない(スピーカー無の)場合には「NO」が設定される。なお、現在市販されているAVアンプでは、「YES」と設定する代わりに、クロスオーバー周波数を設定するものが存在する。また、スピーカー設定テーブルをユーザ操作によって設定する代わりに、各チャンネルのスピーカーのAVアンプ1への接続有無をマイクによる集音等を使用して自動検出し、スピーカー使用有無を自動で設定してもよい。
図4は、全てのチャンネルのスピーカーについてスピーカー使用有と設定されている場合を示す。図5は、中央スピーカーのみスピーカー使用無と設定されている場合を示す。音声処理部4は、マイコン2から、スピーカー設定テーブルの設定内容が通知される。音声処理部4は、中央スピーカーSCがスピーカー使用有に設定されている場合、中央音声信号Cをプリアウト出力端子12に供給する。これにより、中央音声信号Cがプリアウト出力端子12からディスプレイ装置50に供給され、ディスプレイ装置50のスピーカー53から再生することができる。一方、音声処理部4は、中央スピーカーSCがスピーカー使用無に設定されている場合、例えば、中央音声信号Cを左音声信号FLおよび右音声信号FRに合成する。従って、左スピーカーSFLおよび右スピーカーSFRから中央音声信号Cを再生することができる。
アンプ5は、図2の各チャンネルに対応するアンプ回路を備えており、音声処理部4から供給される各チャンネルの音声信号を増幅し、各チャンネルのスピーカー出力端子(図示せず)から、各チャンネルのスピーカーに音声信号を出力する。
HDMI送信部6は、HDMI受信部3から供給された映像データをHDMIデータに変換し、HDMI出力端子11を介してディスプレイ装置50に供給する。HDMIのラインの1つとして図示しないホットプラグラインが設けられており、ホットプラグラインを介してディスプレイ装置50から出力されるホットプラグ信号に基づいて、ディスプレイ装置50が電源オン状態であるか、又は、電源オフ状態であるかを判別することができる。つまり、ディスプレイ装置50からのホットプラグ信号がハイレベルであれば、ディスプレイ装置50が電源オン状態であることが判別され、ホットプラグ信号がローレベルであれば、ディスプレイ装置1が電源オフ状態であることが判別される。
マイコン2は、メモリ7のROMに格納されているAVアンプ1の動作プログラムに基づいて、AVアンプ1の各部を制御する。マイコン2は、その動作プログラムによって実行する機能として、電源判別部2aと、スピーカー設定部2bとを有する。
電源判別部2aは、ディスプレイ装置50が電源オン状態であるか、又は、電源オフ状態(スタンバイ状態の意味を含む。)であるかを判別する。例えば、電源判別部2aは、ディスプレイ装置50からのホットプラグ信号がハイレベルであれば、ディスプレイ装置50が電源オン状態であると判別し、ホットプラグ信号がローレベルであれば、ディスプレイ装置50が電源オフ状態であると判別する。または、電源判別部2aは、HDMIのCECラインを介して、ディスプレイ装置50のマイコン51と通信し、マイコン51からディスプレイ装置50が電源オン状態であるか、又は、電源オフ状態であるかの情報を取得し、ディスプレイ装置50が電源オン状態であるか否かを判断してもよい。
スピーカー設定部2bは、ユーザ操作に基づいて、スピーカー設定テーブルの設定動作を実行する。また、スピーカー設定部2bは、電源判別部2aによるディスプレイ装置50が電源オン状態であるか、電源オフ状態であるかの判別結果に基づいて、自動的にスピーカー設定テーブルの設定動作を実行する。詳細には、スピーカー設定部2bは、ディスプレイ装置50が電源オン状態であると判別されると、図4に示すようにスピーカー設定テーブルの中央スピーカーSCをスピーカー使用有に設定する。従って、中央音声信号Cをディスプレイ装置50のスピーカー53から再生する状態に自動的に設定することができる。一方、スピーカー設定部2bは、ディスプレイ装置50が電源オフ状態であると判別されると、図5に示すようにスピーカー設定テーブルの中央スピーカーSCをスピーカー使用無に設定する。従って、中央音声信号Cを左音声信号FLおよび右音声信号FRに合成し、左スピーカーSFLおよび右スピーカーSFRから再生する状態に自動的に設定することができる。
操作部6は、ユーザ操作を受け付けるものであり、AVアンプ1の筐体に設けられた操作ボタンや、リモコン送受信機等である。表示部7は、スピーカー設定テーブル等の設定画面を表示するものであり、FL管やLCD等である。表示部7は、AVアンプ1に接続されるディスプレイ装置にOSDを表示させるOSD表示部であってもよい。
ディスプレイ装置50は、マイコン51と、アンプ52と、スピーカー53と、HDMI受信部54と、表示部55とを備える。
マイコン51は、図示しないメモリに格納されたプログラムに基づいて、ディスプレイ装置50の各部を制御する。マイコン51は、ディスプレイ装置50が電源オン状態であるか否かを、CECラインを介してAVアンプ1のマイコン2に通知する。アンプ52は、図示しない音声入力端子を介してAVアンプ1のプリアウト出力端子12に接続されており、中央音声信号Cを受信し、増幅し、スピーカー53から中央音声信号Cを再生する。HDMI受信部54は、図示しないHDMI入力端子を介してAVアンプ1のHDMI出力端子11に接続されている。HDMI受信部54は、HDMIデータを受信し、HDMIデータから元の映像データを生成し、表示部55に映像を表示させる。また、HDMI受信部54は、ディスプレイ装置50が電源オン状態の時にハイレベルのホットプラグ信号を出力し、ディスプレイ装置50が電源オフ状態の時にローレベルのホットプラグ信号を出力する。
以下、本実施形態の動作を説明する。図6は、マイコン2の処理を示すフローチャートである。マイコン2は、ディスプレイ装置50が電源オン状態であるか否かを判断する(S1)。ディスプレイ装置50が電源オン状態である場合(S1でYES)、マイコン2は、スピーカー設定テーブルの中央スピーカーSCをスピーカー使用有に設定する(S2)。一方、ディスプレイ装置50が電源オフ状態である場合(S1でNO)、マイコン2は、スピーカー設定テーブルの中央スピーカーSCをスピーカー使用無に設定する(S3)。
マイコン2は、スピーカー設定テーブルの設定内容が変更されたか否かを判断する(S4)。変更されていない場合(S4でNO)、S1に戻る。変更された場合(S4でYES)、マイコン2は、スピーカー設定テーブルの設定内容を音声処理部4に送信し(S5)、S1に戻る。
図7は、音声処理部4の処理を示すフローチャートである。音声処理部4は、スピーカー設定テーブルの設定内容を受信したか否かを判断している(S11)。受信した場合(S11でYES)、音声処理部4は、中央スピーカーSCがスピーカー使用有に設定されているか否かを判断する(S12)。スピーカー使用有に設定されている場合(S12でYES)、音声処理部4は、中央音声信号Cをプリアウト出力端子12に供給する(S13)。この場合、ディスプレイ装置50のアンプ52は音声入力端子を介して中央音声信号Cを受信し、中央音声信号Cを増幅し、スピーカー53に供給する。スピーカー53は、中央音声信号を再生する。一方、スピーカー使用無に設定されている場合(S12でNO)、音声処理部4は、中央音声信号Cを左音声信号FLおよび右音声信号FRに合成し、アンプ5に供給する(S14)。この場合、アンプ5は、中央音声信号Cが合成された左音声信号FLおよび右音声信号FRを増幅し、左スピーカーSFLおよび右スピーカーSFRに出力する。従って、左スピーカーSFLおよび右スピーカーSFRから中央音声信号Cを再生することができる。
以上のように、本実施形態によると、ディスプレイ装置50の電源オン状態又は電源オフ状態に応じて自動的にスピーカー設定テーブルの中央スピーカーSCのスピーカー有無の設定内容が変更されるので、ユーザ操作を要することなく、中央音声信号Cを再生できる状態に自動的に設定することができる。
なお、中央スピーカーSCがスピーカー使用無に設定されている際に、左音声信号FLおよび右音声信号FRに代えて、サラウンド左音声信号SFLおよびサラウンド右音声信号SFRに合成してもよく、又は、左音声信号FLのみに合成してもよい。要するに、スピーカー使用有に設定されている任意のチャンネルの音声信号に合成することができる。また、ディスプレイ装置50の電源がオン状態であるか否かの情報は、他の任意の通信ラインを介して、ディスプレイ装置50のマイコン51からAVアンプ1のマイコン2に送信されてもよい。また、所定チャンネル音声信号がプリアウト出力端子12から出力される代わりに、HDMI出力端子11から出力されてもよい。
また、外部機器はディスプレイ装置50に限定されず外部機器用スピーカーを有する任意の機器に適用される。また、AVアンプ1のプリアウト出力端子12から外部機器に出力される所定チャンネル音声信号は中央音声信号Cに限定されない。
例えば、図8に示すように、AVアンプ1のプリアウト出力端子12が低域音声信号SWのプリアウト出力端子であり、プリアウト出力端子12にアンプ内蔵サブウーファ60の音声入力端子が接続されてもよい。この場合、アンプ内蔵サブウーファ60のマイコン61とAVアンプ1のマイコン2とが図示しない所定の通信ラインを介して接続され、マイコン61はアンプ内蔵サブウーファ60が電源オン状態であるか否かの情報をマイコン2に通知する。マイコン2は、アンプ内蔵サブウーファ60が電源オン状態である場合には、スピーカー設定テーブルの低域スピーカーSSWをスピーカー使用有に設定する。この場合、音声処理部4は、低域音声信号SWをプリアウト出力端子12に供給する。従って、アンプ内蔵サブウーファ60のアンプ62は低域音声信号を受信し、増幅し、スピーカー63から低域音声信号SWを再生する。一方、マイコン2は、アンプ内蔵サブウーファ60が電源オフ状態である場合には、スピーカー設定テーブルの低域スピーカーSSWをスピーカー使用無に設定する。この場合、音声処理部4は、低域音声信号SWを左音声信号FLおよび右音声信号FRに合成する。
また、外部機器が第2のAVアンプであってもよく、この場合、外部機器用スピーカーは第2のAVアンプに外部接続されるとよい。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。AVアンプの上記動作をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびこれを記録した記録媒体という形態で提供されてもよい。
本発明は、AVアンプ等に好適に採用され得る。
1 AVアンプ
2 マイコン
2a 電源判別部
2b スピーカー設定部
3 HDMI受信部
4 音声処理部
5 アンプ
6 HDMI送信部
7 メモリ
8 操作部
9 表示部
10 HDMI入力端子
11 HDMI出力端子
12 プリアウト出力端子

Claims (4)

  1. 外部機器用スピーカーと入力端子とを有し、前記入力端子に入力された音声信号を前記外部機器用スピーカーから再生する外部機器の前記入力端子に接続可能であり、所定チャンネルの音声信号を前記外部機器の前記入力端子に出力する出力端子と、
    複数チャンネルの音声信号を増幅する複数チャンネルの増幅部と、
    複数チャンネルのスピーカーの各々について使用有無を設定するスピーカー設定手段と、
    前記外部機器の電源がオン状態であるか否かを判断する判断手段とを備え、
    前記外部機器の電源がオン状態であると判断された場合、前記スピーカー設定手段が前記所定チャンネルのスピーカーを使用有と設定し、前記外部機器の電源がオフ状態であると判断された場合、前記スピーカー設定手段が前記所定チャンネルのスピーカーを使用無と設定する、増幅装置。
  2. 前記スピーカー設定手段によって前記所定チャンネルのスピーカーが使用有と設定された場合、前記所定チャンネルの音声信号を前記出力端子に供給し、前記スピーカー設定手段によって前記所定チャンネルのスピーカーが使用無と設定された場合、前記所定チャンネルの音声信号を他のチャンネルの音声信号に合成し、前記増幅部に供給する音声処理部をさらに備える、請求項1に記載の増幅装置。
  3. 外部機器用スピーカーと入力端子とを有し、前記入力端子に入力された音声信号を前記外部機器用スピーカーから再生する外部機器の前記入力端子に接続可能であり、所定チャンネルの音声信号を前記外部機器の前記入力端子に出力する出力端子と、
    複数チャンネルの音声信号を増幅する複数チャンネルの増幅部と、
    前記外部機器の電源がオン状態であるか否かを判断する判断手段と、
    前記外部機器の電源がオン状態であると判断された場合、前記所定チャンネルの音声信号を前記出力端子に供給し、前記外部機器の電源がオフ状態であると判断された場合、前記所定チャンネルの音声信号を他のチャンネルの音声信号に合成し、前記増幅部に供給する音声処理部とを備える、増幅装置。
  4. 外部機器用スピーカーと入力端子とを有し、前記入力端子に入力された音声信号を前記外部機器用スピーカーから再生する外部機器の前記入力端子に接続可能であり、所定チャンネルの音声信号を前記外部機器の前記入力端子に出力する出力端子と、
    複数チャンネルの音声信号を増幅する複数チャンネルの増幅部とを備える増幅装置の動作プログラムであって、
    複数チャンネルのスピーカーの各々について使用有無を設定するスピーカー設定ステップと、
    前記外部機器の電源がオン状態であるか否かを判断する判断ステップとをコンピュータに実行させ、
    前記外部機器の電源がオン状態であると判断された場合、前記スピーカー設定ステップが前記所定チャンネルのスピーカーを使用有と設定し、前記外部機器の電源がオフ状態であると判断された場合、前記スピーカー設定ステップが前記所定チャンネルのスピーカーを使用無と設定する、増幅装置の動作プログラム。
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