JP4481911B2 - 記録再生装置 - Google Patents

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Description

この発明は、情報の記録および再生が可能な記録再生装置に係り、情報供給元から提供される映像および音声等の情報をできるだけ多く保存可能に、既に記録されている情報のビットレートを画質や音質を維持可能な範囲で変更して記録する記録再生装置に関する。
記録容量の大きな記録装置であるハードディスク(HDD)等が組み込まれた記録再生装置(以下、ハードディスク付レコーダと呼称する)が広く普及している。
ハードディスクレコーダは、従来のVTR(Video Tape Recorder)とデジタル信号を圧縮して記録する点で異なり、単一の装置において1000時間にも及ぶ情報の記録も可能である。
反面、多くの情報を記録しようとする場合、例えば一連のシリーズ番組を記録する場合において、次回予告やその番組に登場する出演者に関連する情報等の、本編とは一線を画する情報については、必ずしも本編と同一のビットレートで記録する必要はなく、少しでも記録容量を確保することが求められている。
なお、番組毎に録画品質を設定できる記録再生装置、が既に提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−44604号
しかしながら、特許文献1には、供給元から提供される電子番組表の情報に基づいて、圧縮ビットレートを設定することは示されているが、記録容量を確保するために、1つの番組内で異なるビットレートを用いることや、1つの番組内で、特定のデータの記録品質を重視することは示されていない。
この発明の目的は、記録容量を確保するために、1つの記録対象情報においても、その番組内で記録すべき情報の特徴や内容に従う異なるビットレートにより、あるいは特定のデータの品質を重視して、情報を記録可能な記録再生装置を提供することである。
この発明は、上記問題点に基づきなされたもので、放送あるいはデータとして現在供給されている番組(タイトル)を、その番組を単位として記録する記録部と、前記記録部により記録される番組を、画質重視およびまたは音質重視に分類可能な特徴と本編と本編以外に分類可能な内容情報とに基づいて、番組全体の画質および音質を一定品質以上に維持しながら前記記録部の記録容量を確保可能に、指定された条件に従って任意数のチャプタに区切るチャプタ設定部と、前記記録部が保持する番組を、チャプタ毎に画質および音質を任意に設定して再び保存するデータ処理部と、前記チャプタ設定部および前記データ処理部と前記記録部との間のデータの転送を制御する制御部と、を有することを特徴とする記録再生装置、を提供するものである。
この発明の記録再生装置においては、記録媒体に記録可能な情報の番組(タイトル)数が増大でき、例えば自動録画機能により録画される任意数の番組が録画されたことにより、ユーザが任意に番組を録画しようとする際に、記録容量が不足してユーザが好む番組を録画し損なうことが防止できる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1に、本発明の実施の形態が適用可能な記録再生装置の構成の一例を示す。
記録再生装置1は、後段に、それぞれを詳細に説明するが、記録/再生部10、データ処理部20、映像入力部30、映像出力部40、録画制御部60、表示制御部70および主制御部50等を含む。
記録/再生部10は、例えばハードディスク記録装置を有し、公衆向けに、テレビ放送として放送局から送信される映像(番組)を100時間程度記録可能な容量が与えられたハードディスクドライブ部(以下、HDDと示す)12、HDD12と同様の規格で圧縮されたデータ(番組)が記録可能で、外部へのデータ(番組)の持ち出しと、外部からの持ち込みを可能とする記録媒体、例えば光ディスクへのデータの記録と再生に利用される光ディスクドライブ部13、およびHDD12および/または光ディスクドライブ部13と、以下に詳述するデータ処理部20との間で、圧縮されたデータ(映像信号=番組)の転送に利用されるデータ転送制御部11を含む。
記録/再生部10においては、データ処理部20において圧縮されたデジタル信号が、例えばユーザによる指示に応じ、データ転送制御部11を経由して、HDD12内の所定の記録領域または光ディスクドライブ部13にセットされた光ディスクDに記録される。もちろん、再生要求があった場合、要求に応じて再生されたデータがデータ処理部20に出力される。
データ処理部20は、データ編集部21、エンコーダ22、デコーダ23、および音声映像処理部24等を含み、後段に説明する映像入力部30から供給されるデータ(番組)を所定形成に圧縮したのち記録/再生部10に転送するとともに、再生要求に従って記録/再生部10から出力されたデータを復号して、後段の映像出力部40に出力する。
データ編集部21においては、圧縮されたデータを記録/再生部10に転送する際に、記録するための区分、例えば任意数のフォルダ(ディレクトリ)のうちの特定されたフォルダに対して、記録対象の番組(データ)を記録が指示されるとともに、その番組に「番組名」や「映画」・「音楽」等の「ジャンル識別名」、「アーティスト(出演者)名」等の『データ特定項目』が付加可能である。もちろん、既に付加された『データ特定項目』は、編集もしくは消去可能である。なお、データ編集部21においては、本件出願の実施の形態との関連が少ないため詳細な説明を省略するが、例えば既に録画されている番組の一部の削除や全部の削除、任意に選択された番組(データ)の複数のチャプタ(小区分)への分割や、その分割されたチャプタ(小区分)の再生順の設定等も、可能である。
エンコーダ22は、周知の圧縮器であり、映像入力部30を経由して供給されるデータ(番組)は、予め指定された圧縮方法(規格)および圧縮率で(エンコーダ22により)圧縮される。なお、エンコーダ22には、周知の多重化部が組み込まれてもよい、ことはいうまでもない。
デコーダ23は、周知の復号器(伸長器)であり、エンコーダ22による圧縮方法(規格)に対応する復号方法(規格)で、記録/再生部10から供給されるデータ(番組)を復号(伸長)して、後段の映像出力部40に向けて出力する。また、デコーダ23には、周知の分離部が組み込まれてもよいことはいうまでもない。
音声映像処理部24においては、デコーダ23において復号された映像データと(通常は、映像信号と独立に復号される)音声データとが、合成される(出力タイミングが整合される)。なお、映像出力部40に向けて出力されるデータには、音声映像処理部24により、必要に応じて、OSD表示(OSD54により生成される操作用画面表示)が合成される。
映像入力部30は、例えば外部からの映像信号/入力信号の入力を受け入れる外部入力部31、例えば放送衛星(BS)もしくは通信衛星(CS)を通じて提供される番組(データ)を受け入れるためのBS/CSチューナ部32、例えば放送局からの公衆向け放送を受け入れるための地上波チューナ部33、およびネットワーク網を経由して配信元から供給される(視聴可能な)データ(番組)受け入れるネットワークコントローラ34等を有する。なお、ネットワークコントローラ34は、例えば公衆通信網(電話回線)と接続可能であり、通信網を介して、外部との間で任意に、データの授受が可能である。
外部入力部31、BS/CSチューナ部32、地上波チューナ部33、ならびにネットワークコントローラ34等は、セレクタ部35と接続され、先に説明したエンコーダ22(データ処理部20)に供給されるデータ(番組)は、エンコーダ22が同時に処理可能なタイトル(番組)数または容量もしくは転送レート等に基づいて、(セレクタ部35により)規定される。
映像出力部40は、音声映像処理部24(データ処理部20)から出力された復号済み信号(再生映像および音声)を、セレクタ41を経由して、外部出力部42、I/F(インタフェース43、広く一般に普及しているテレビ(モニタ)Mに出力する映像/音声出力端44等を含む。なお、l/F43の出力は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)や、家庭内あるいは企業内等において普及している小規模ネットワークや、IEEE1394等に代表される特定のプロトコルに従うデータ転送システムとして利用可能である。
主制御部50は、上述した記録/再生部10、データ処理部20、映像入力部30および映像出力部40のそれぞれに加え、以下に説明する録画制御部60と表示制御部70とチャプタ境界設定処理部80と、を含む記録再生装置1の動作を制御するもので、個々の要素間における制御信号の伝送に利用される制御バス51、主制御装置であるMPU(Main Processing Unit)52、ワーク(キャッシュ)メモリ(RAM)53、OSD(On Screen Display)ユニット54、ならびにMPU52のファームウエアとして(もしくは図示しないが、独立して)設けられ、記録再生装置1を動作させるためのイニシャルプログラムや、個々の制御コマンドに対応する動作や信号処理の方法、通信のための手続き等が記録されているROMを含む。また、主制御部50およびデータ編集21(データ処理部20)においては、図3ないし図8を用いて後段に説明するが、例えば一連のシリーズ番組を記録する場合において、次回予告やその番組に登場する関連する情報等の本編とは一線を画する情報については、その圧縮ビットレートを、ユーザが予め指定した区分に従って、任意に設定可能である。
録画制御部60は、例えば録画情報制御部61、番組表生成部62および録画予約制御部63等を含む。
録画情報制御部61では、例えばネットワーク網を通じて接続された外部のサーバ(情報供給元)101(後述)や映像配信先(ネットワーク網によりアクセス可能な映像提供機関(情報供給元101とは独立している場合もある)等により提供される電子番組案内情報(Dynamic Electronic Program Guide,以下、DEPGと呼称する、また、単にEPGと呼称する場合もある)に基づいて、ユーザによる録画予約の設定(入力/解除(消去))および予約情報の変更等が可能である。
番組表生成部62においては、サーバ101からネットワークまたは通信回線により、あるいは放送波に重畳されているEPG表示のための信号から取得したEPGおよび録画情報制御部61により規定される[予約番組リスト]や、EPGに対応する表示すなわち番組表を、映像出力部40に接続されるモニタ装置(テレビ)の画面として表示可能に、画面表示がデザイン(生成)される。
録画予約制御部63においては、例えば、録画すべき番組(データ)名やその供給元、ならびに日時等の録画条件が保持されるとともに、実際の録画のために時刻(日時)情報が管理される。なお、録画予約制御部63は、以下に説明する表示制御部70と共用可能なタイマ(時計)コントローラ(タイママイコン)が含まれてもよい。
表示制御部70は、例えば記録再生装置1の詳述しない表示パネルに設けられる時計部への時刻および年月日の表示や、装置の動作状態、録画予約の有無、録画時の録画モード等が表示される表示部72と、表示パネル(もしくは装置1の所定の位置)に設けられる操作部73、および表示部72への表示ならびに操作部73を経由してユーザにより入力される制御コマンドあるいは入力情報を授受するための、パネル制御部71等を含む。
チャプタ境界設定処理部80は、図3ないし図8を用いて後段に詳述するが、映像構造化処理部80p(マジックチャプタ分割機能と称される)と、任意区間検出処理部80q(本編自動チャプタ分割機能と称される)とを含む。
なお、例えばリモコン端末Rにより入力される制御コマンドおよび入力情報は、図1に示す本件の記録再生装置1においては、部73または表示部72の所定の位置に設けられる(図示しない)リモコン信号受信部において受け入れられ、パネル制御部71を通じて主制御部50に入力される。もちろん、リモコン(端末)Rからの信号(コマンド)は、図示しないが専用の受信部を経由してそのまま主制御部50に供給されてもよいことはいうまでもない。
リモコン端末Rは、記録再生装置1による映像の録画に際して、録画先、例えばHDD12または光ディスクD(光ディスクドライブ部19)の特定、既に記録されている映像(番組)やそのタイトルまたは『データ特定項目』の編集、映像供給元の切り替えおよび予約録画の設定等に代表される各種、制御コマンドならびに入力すべき情報の入力に利用される。
ネットワークコントローラ34を経由して接続可能なネットワーク網、例えば広く利用されているインターネットを介して接続されるサーバ(情報供給元)101には、例えば番組情報登録部111、番組情報格納部112、および通信部(通信制御部)113等が用意されている。なお、サーバ101には、例えば直接(専用線)またはインターネットを通じて、映像供給元である放送局T等が情報を提供可能に接続されている。もちろん、EPG向けの情報としては、放送波そのものに重畳されている信号も利用可能である。
図2は、図1に示した記録再生装置において、供給元から提供される番組を記録する際のチャプタ情報とそのレートおよび音質(ユーザにより設定可能)について説明する概略図である。
なお、以下に説明する処理は、例えば主制御部50およびデータ編集21(データ処理部20)において実行されるとともに、実行時すなわちユーザによる入力設定時には、OSD54により、受像機Mあるいは外部出力部41に表示可能に出力される。また、ユーザによる入力は、例えばリモコン端末Rにより、入力される。
例えば、チャプタの特徴としては、「音質重視」と「画質重視」とに分類される(特徴づけられる)。また、チャプタの内容情報としては、例えば「本編」と「本編以外」とに分類できる。なお、本編以外の内容情報としては、例えば次回予告やその番組に登場する出演者に関連する情報等の、本編とは一線を画する情報であり、一例としては、スポンサのメッセージであるコマーシャル(CM)や、主題歌または挿入歌もしくは原作が本等で存在する場合のプレゼント情報等をあげることができる。もちろん、例えば音楽番組等においては、音楽部とそれ以外の出演者の音声もしくは説明(ナレーション)等の周波数帯域により区分可能な情報であってもよい。
なお、図2に示す例では、特徴としては、「画質重視」において、ビットレートが標準(4.6=SP)、高画質(9.2=マニュアル・・・この例ではSPに対してより高いビットレートを設定する、という意味である)あるいは長時間(2.2=LP)等に区分されている。また、「音質重視」においては、標準(D/M1,MEPG1)、高品質(L−PCM=リニアPCM)等に区分されている。
一方、図2に示す例では、内容情報としては、上述した「本編」と「本編以外」に区分され、「本編以外」においては、ビットレートとして、例えば長時間(2.2=LP)が設定される。
また、図2に示した「特徴」と「内容情報」は、例えばリモコン端末Rにより、ユーザから「設定」が選択されることで、OSD54により、受像機Mあるいは外部出力部41に表示可能に出力される(図2は、受像機Mに示される表示画面の例も兼ねる)。
すなわち、ユーザによるリモコン端末Rの操作により、図示しないが、例えば『画質/音質』キー/ボタン、あるいは機能割付け機能等により「チャプタ毎の品質の設定のコマンド」が割り当てられている任意のキー/ボタンがオンされることで、詳述しないが「メニュー画面(表示)」等から『チャプタ毎の品質の設定』が選択されることで、図2に示した画面が表示可能となる。
図3ないし図8は、「本編以外」の内容情報であって、例えば「CM」を検出するプロセスを説明している。
図1に示したチャプタ境界設定処理部80は、既に説明したが、映像構造化処理部80pにより取得された、第1の区切り情報(チャプタ分割点)と、任意区間検出処理部80qにより取得された、第2の区切り情報(任意区間情報又は音声区間情報又はCM区間情報)に基づいて、「CM」が含まれていることを検出する。なお、映像構造化処理部80においては、第2の区切り情報で設定された任意区間内に、第1の区切り情報が存在する場合には、この第1の区切り情報を非採用とする。
任意区間検出処理部80qは、図3に示すように無音検出装置81を含む。
無音検出装置81は、所定時間音声レベルが閾値以下の部分を無音部として検出する。
無音検出装置81は、無音情報を出力し、無音時刻記録装置82に供給する。
無音部時刻記録装置82は、番組における無音部が判定された時刻の情報である無音時刻情報を保持する。
無音時刻記録装置82に記録された無音時刻情報は、無音部間隔計算装置83にて処理される。
無音部間隔計算装置83は、さらにブロック化すると無音部と次の無音部との時間間隔が一定時間(A)の倍数であるかどうかを判定する無音部時間間隔計測部83aと、時間間隔が一定時間(A)の倍数であれば、無音部の検出をカウントする無音部カウント処理部83bと、無音部のカウント数が閾値(B)個以上あれば、最初と最後に現れた無音部に対して、区切り情報を設定する無音部の条件判定部83cとを含む。
図4は、図1および図3に説明したチャプタ境界設定処理部80の動作を説明するために、主要部を抜き出したものである。
図4に示されるように、セレクタ部35を通じて供給される映像信号と音声信号は、映像構造化処理部80p、任意区間検出処理部80qに入力される。それぞれに入力された映像信号および音声信号は、第1の区切り情報(構造化情報と称される)と、第2の区切り情報(任意区間情報と称される)は、チャプタ境界設定処理部80rに入力される。
チャプタ境界設定部80rは、第1と第2の区切り情報を重ねた第3の区切り情報を得る。但し、所定の条件に当てはまるチャプタ分割点は、不採用とし、採用されたチャプタ分割点を記録装置13の管理情報に挿入する。
図5は、チャプタ境界設定処理部80の動作をさらに詳細に説明している。
任意の番組の時間方向(時刻の一連の変化、通常は積算)に対して、映像構造化処理部80pにより、c1、c2、…、c5のように、チャプタ分割点(第1の区切り情報)が検出されたとする。
一方、同じ番組の時間方向に対して、任意区間検出処理部80qは、第2の区切り情報m1、m2、m3、m4を検出し、任意区間をm1とm2の間、とm3とm4の間に設定しているものとする。
すると、任意区間(m1−m2)に、映像構造化処理部80pにより検出された区切り情報c3が存在する。このような場合、区切り情報c3を否採用とする。
これにより、チャプタ分割点が、任意区間内(例えばステレオを音声が連続するような区間)に付加されることがない。任意の区間とは、例えば音声モードが変化せず連続している区間、あるいは、ステレオモードが連続している区間などである。さらには、所定帯域内の音声周波数が連続しているような区間である。
図6は、さらにこの発明の別の実施の形態である。図5の例と異なる部分は、任意区間検出処理部80qがCM区間検出用として用いられたときの例である。
例えば、m1−m2の区間と、m3−m4の区間がCM区間として検出されたものとする。このCM区間(m1−m2)に、映像構造化処理部80pにより検出された区切り情報c3が存在するものとする。このような場合、区切り情報c3を否採用とする。これにより、CM区間内にチャプタ分割点が設定されることがない。
図7は、さらにこの発明の別の実施の形態である。図5および図6に示した例と異なる部分は、第1の区切り情報を一旦保存する保存装置80r1と、第2の区切り情報を一旦保存する保存装置80r2を用いる点である。
チャプタ境界設定処理部80rは、保存装置80r1と、80r2からの第1の区切り情報(例えばチャプタ分割点となる転換点情報)と、第2の区切り情報(例えばCM区間情報)を用いて、チャプタ分割点を生成している。この場合もCM区間(m1−m2)に存在する区切り情報c3は、否採用とする。
このように、保存装置80r1、80r2を有した場合、映像情報が記録媒体から再生されたときにチャプタ分割点を設定できる。
図8は、この発明の装置のさらに他の実施の形態を示している。
例えば、m1−m2の区間と、m3−m4の区間が音楽区間として検出された場合、音楽区間(m1−m2)に、映像構造化処理部80pにより検出された区切り情報c3が存在するならば、区切り情報c3を否採用とする。これにより、音楽区間内にチャプタ分割点が設定されることがない。
次に、一度記録した情報のデータサイズすなわち記録容量を、ダビングにより低減する方法の一例を説明する。
図9は、図2に一例を示したような、チャプタの特徴である「音質重視」および「画質重視」、あるいはチャプタの内容情報である「本編」と「本編以外」とに基づいて、チャプタ毎に、最適な録画(音声を含む)品質を設定するための流れの一例を示す。なお、チャプタは、図3ないし図8により、予め設定されているものとする。また、図2に示したチャプタの特徴とチャプタの内容情報とに基づいて、予め個々のチャプタの「品質」が背定されているものとする。
図9に示されるように、第1に、着目するチャプタを1つ進める(S1)。
次に、そのチャプタの特徴を取得する(S2)。
ステップS2で取得されたチャプタの特徴に応じた要求品質(図2参照)が定義されていれば、取得する(S3)。
続いて、そのチャプタの内容情報を取得する(S4)。
ステップS4で取得されたチャプタの内容情報に応じた要求品質(図2参照)が定義されていれば、取得する(S5)。
次に、ステップS3(特徴)およびステップS5(内容情報)により取得された要求品質のうち、最も高い(上位となる)要求品質をそのチャプタに好適な録画品質とする。なお、録画品質は、画質および音質のそれぞれの最大値である(S6)。
総てのチャプタについて、順に、画質と音質を設定する(S7)。
ステップS7で総てのチャプタについて、画質と音質の設定が終了した場合(S7−Yes)、OSD54により生成された画像信号が、受像機Mまたは外部出力部41に表示可能に出力される(S8)。
以下、詳述しないが、ユーザによるリモコン端末Rの操作によりステップS8でユーザに可視可能に出力された情報に従って、ユーザから、例えば「OK」あるいは「設定」等の所定のコマンドが指示された時点で、ステップS7で設定した総てのチャプタについて画質と音質の設定(変更)される(S9)。
ステップS9において変更された画面表示に対し、ユーザによる「OK」あるいは「終了」等の所定のコマンドが指示された時点で(S10−Yes)、設定が終了する。
なお、図1に説明した記録再生装置1の主制御部50、データ処理部20(デコーダ23、エンコーダ22、データ編集部21)を用い、記録媒体すなわち光ディスクドライブ部13にセットされた光ディスクDあるいはハードディスクドライブ(HDD)部12の図示しないハードディスクからデータ転送制御部11を経由して指定されたタイトルまたはプログラムであって既に記録されている番組、すなわち圧縮されている映像信号および音声信号を読み出し、デコータ23によるデコードとエンコーダ22によるエンコードを繰り返すことで、記録容量を確保するために1つの番組内で異なるビットレートを用いることや、1つの番組内で特定のデータを重視するチャプタ毎に好適な録画品質を設定した録画が可能である。
このように、この発明の記録再生装置、特に映像および音声を記録する映像記録装置においては、記録容量を確保するために、1つの番組内で異なるビットレートを用いることや、1つの番組内で特定のデータの品質を重視して、チャプタ毎に好適な録画品質を設定した録画が可能である。
これにより、記録媒体に記録可能な情報の番組(タイトル)数が増大でき、例えば自動録画機能により録画される任意数の番組が録画されたことにより、ユーザが任意に番組を録画しようとする際に、記録容量が不足してユーザが好む番組を録画し損なうことが防止される。
なお、この発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々な変形もしくは変更が可能である。また、各実施の形態は、可能な限り適宜組み合わせて、もしくは一部を削除して実施されてもよく、その場合は、組み合わせもしくは削除に起因したさまざまな効果が得られる。
この発明の実施の形態が適用可能な記録再生装置の構成の一例を示す概略図。 図1に示した記録再生装置において、供給元から提供される番組を記録する際のチャプタ毎にユーザにより設定可能なビットレートおよび音質について説明する概略図。 図1に示した記録再生装置に組み込まれるチャプタ境界設定処理部の実施形態の一例を示す概略図。 図3に示したチャプタ境界設定処理部による(1つの番組の)区分の方法の一例を説明する概略図。 図3に示したチャプタ境界設定処理部による(1つの番組の)区分の方法の別の一例を説明する概略図。 図3に示したチャプタ境界設定処理部による(1つの番組の)区分の方法のさらに別の一例を説明する概略図。 図3に示したチャプタ境界設定処理部による(1つの番組の)区分の方法のまたさらに別の一例を説明する概略図。 図3に示したチャプタ境界設定処理部による(1つの番組の)区分の方法のまたさらに別の一例を説明する概略図。 図2に示したチャプタ毎のユーザにるビットレートおよび音質の品質の設定手順を説明するフローチャート。
符号の説明
1…記録再生装置、10…記録/再生部、20…データ処理部、24…音声映像処理部、30…映像入力部、40…映像出力部、44…映像/音声出力端、50…主制御部、52…MPU、54…OSD、60…録画制御部、61…録画情報制御部、62…番組表生成部、63…録画予約制御部、70…表示制御部、73…操作部、80…チャプタ境界設定処理部、80p…映像構造化処理部、80q…任意区間検出処理部。

Claims (2)

  1. 放送あるいはデータとして現在供給されている番組(タイトル)を、その番組を単位として記録する記録部と、
    前記記録部により記録される番組を、画質重視およびまたは音質重視に分類可能な特徴と本編と本編以外に分類可能な内容情報とに基づいて、番組全体の画質および音質を一定品質以上に維持しながら前記記録部の記録容量を確保可能に、指定された条件に従って任意数のチャプタに区切るチャプタ設定部と、
    前記記録部が保持する番組を、チャプタ毎に画質および音質を任意に設定して再び保存するデータ処理部と、
    前記チャプタ設定部および前記データ処理部と前記記録部との間のデータの転送を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記チャプタ設定部により所定数に区切られた前記番組のそれぞれのチャプタにおいては、チャプタ毎に、画質重視およびまたは音質重視に分類可能な特徴と本編と本編以外に分類可能な内容情報とに従って、データ圧縮率を独立に設定可能であることを特徴とする請求項記載の記録再生装置。
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