JP5034444B2 - 画像表示媒体及び書込装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像表示媒体及び書込装置に関する。
例えば、個人情報が記載された郵便はがき等は、複数の第三者に容易に見られる可能性が高く、個人情報の保護に問題がある。そこで、従来より、郵便等では、個人情報が印刷された部分に目隠しシートを剥離可能で再貼着が困難な接着剤で貼り、或いは2つ折りにして剥離可能な接着剤で貼った状態で配達し、受信者がシールを剥がし、或いは2枚の書面を開くことにより、個人情報記載面が露出する圧着はがきが用いられている。目隠しシートは、一度剥がすと再貼着ができないため、配達過程で第三者が故意に剥がしたか否かを容易に知ることができる。
上記した圧着はがきは、未シール状態のはがきに個人情報をプリンタ等により印刷した後、個人情報の印刷部分をシール(圧着処理)しているため、印刷から圧着処理に至る過程で、個人情報を作業員に見られてしまう可能性があり、プライバシー及びセキュリティの保護に問題がある。
個人情報の印刷及び表示の隠蔽処理を、人手を介さず同時に処理する技術も提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
また、近年注目されている電子ペーパにおいても、電源がオフにされても画像が消えないため、個人情報のプライバシー及びセキュリティの保護に問題がある。この問題を解決するものとして、コレステリック液晶からなる画像表示層を2つ持ち、上層の表示層を透過モードにすることで下層の表示層に形成された画像を始めて見ることができるようにした画像表示媒体が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開平11-167348号公報 特開2005−250155号公報 特開2004−354661号公報
本発明の目的は、個人情報等のプライバシー及びセキュリティの保護が図れるようにした画像表示媒体及び書込装置を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の画像表示媒体及び書込装置を提供する。
[1]一対の電極を有するとともに、書き込まれた画像を電源オフ後も保持する表示媒体と、前記一対の電極間を短絡させる導電部材を有するとともに、前記画像の表示領域の少なくとも一部に剥離が可能で再貼着が困難に貼着された不透明な目隠しシートと、を備え、前記一対の電極間が前記導電部材による短絡の解消によって非導通状態のとき、前記表示媒体への書き込みが禁止されることを特徴とする画像表示媒体。
]見開き可能に連結され、書き込まれた画像を電源オフ後も保持するとともに、前記画像の表示領域が互いに重なるようにして、剥離が可能で再貼着が困難に貼着された第1及び第2の表示媒体を備え、前記第1及び第2の表示媒体は、前記第1及び第2の表示媒体が重ね合わされた状態にあるときに接続可能なように前記第1及び第2の表示媒体に設けられた複数のコンタクト電極を備え、前記複数のコンタクト電極は、書き込み用の電極に対する電源用配線の一部を構成し、前記第1の表示媒体側のコンタクト電極と前記第2の表示媒体側のコンタクト電極との接続が断たれたときに電極表面を非導通化し、書き込みができなくなることを特徴とする画像表示媒体。
一対の電極を有するとともに、書き込まれた画像を電源オフ後も保持する表示媒体と、前記一対の電極間を短絡させる導電部材を有するとともに、前記画像の表示領域の少なくとも一部に剥離が可能で再貼着が困難に貼着された不透明な目隠しシートと、を備えた画像表示媒体に、画像を書き込む書込装置であって、前記表示媒体に、画像を書き込む書込部と、前記一対の電極間が前記導電部材による短絡の解消によって非導通状態のとき、前記書込部による前記表示媒体への画像の書き込みを禁止する制御部と、を備えたことを特徴とする書込装置。
見開き可能に連結され、書き込まれた画像を電源オフ後も保持するとともに、前記画像の表示領域が互いに重なるようにして、剥離が可能で再貼着が困難に貼着された第1及び第2の表示媒体を備え、前記第1及び第2の表示媒体は、前記第1及び第2の表示媒体が重ね合わされた状態にあるときに接続可能なように前記第1及び第2の表示媒体に設けられた複数のコンタクト電極を備え、前記複数のコンタクト電極は、書き込み用の電極に対する電源用配線の一部を構成する画像表示媒体に、画像を書き込む書込装置であって、前記表示媒体に、画像を書き込む書込部と、前記第1の表示媒体側のコンタクト電極と前記第2の表示媒体側のコンタクト電極との接続が断たれたときに電極表面を非導通化して、前記書込部による前記表示媒体への画像の書き込みを禁止する制御部と、を備えたことを特徴とする書込装置。
請求項1の画像表示媒体によれば、目隠しシートによって、表示領域に表示された個人情報等のプライバシー及びセキュリティを保護することができる。また、目隠しシートが剥がされた場合の書き込みを禁止することができる。
請求項の画像表示媒体によれば、2つの表示媒体の表示領域を重ね合わせて貼着したことにより、それぞれの表示領域に表示された個人情報等のプライバシー及びセキュリティを保護することができる。また、2つの表示媒体が開かれたとき、書き込みを禁
止することができる。
請求項3、4の書込装置によれば、表示媒体から目隠しシートが剥離された場合、又は2つの表示媒体が開かれたとき、表示媒体への書き込みを禁止することができる。
[第1の実施の形態]
(画像表示媒体の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像表示媒体を示す。この画像表示媒体1は、図1の(a)に示すように、表示媒体である電子ペーパ11と、目隠しシート13とを備え、目隠しシート13は、図1の(b)に示すように、電子ペーパ11の表示領域12に剥離が可能で再貼着が困難な接着剤、例えば、光重合アクリル系UV硬化剤を用いて感光硬化により貼着された構成を有している。
電子ペーパ11は、電気泳動、サーマルリライタブル、液晶、エレクトロクロミック、微小粉流体等を用いた表示方式により構成されている。また、電子ペーパ11は、表示領域12の外側、例えば、下側の近傍に一対の電極14A,14Bを有すると共に、外側部に書込装置18に接続される電極部16を有している。
目隠しシート13は、表示領域12の表示内容が読み取れないように、不透明な材料(例えば、アルミニウム箔紙)を用いて構成され、或いは白濁化、着色、モザイク印刷等の処理が施されている。更に、電子ペーパ11の電極14A,14Bに接触可能にして、内面に帯状の透明電極13aが設けられている。
書込装置18は、電子ペーパ11への画像の書き込みを行う駆動回路,電源回路等からなる書込部と、書込部を制御するCPU,メモリ等からなる制御部とを備えて構成され、書き込み時には、接続コード17を介して電子ペーパ11に接続される。接続コード17は、電子ペーパ11の電極部16に接続されるコネクタ17aを一端に備えている。書込部は、メモリに記憶された画像データに基づいて電子ペーパ11に画像を書き込むものであり、制御部は、一対の電極14A,14B間が導通状態のとき、書込部による電子ペーパ11への画像の書き込みを許可し、一対の電極14A,14B間が非導通状態のとき、書込部による電子ペーパ11への画像の書き込みを禁止するように制御する。
(画像表示媒体の動作)
次に、画像表示媒体の動作について説明する。画像表示媒体1に書き込みを行うとき、図1の(a)に示すように、接続コード17を介して書込装置18に接続する。このとき、目隠しシート13が電子ペーパ11に貼着されていれば、書込装置18により通常の書き込みが可能になる。目隠しシート13を剥がさない状態においては、書込装置18により電子ペーパ11に何度も書き換えが可能である。
次に、受信者、使用者等が、図1の(b)に示す状態にある表示媒体1の表示内容を見たいとき、図1の(b)に示す状態の電子ペーパ11から目隠しシート13を剥がすことにより、図1の(a)に示すように、表示領域12が露出し、表示領域12の内容を見ることが可能になる。
但し、一旦目隠しシート13を剥がすと、粘着性が無いので、再度目隠しシート13を表示領域12に貼着することはできない。従って、受信者、使用者等に電子ペーパ11が手渡されたとき、電子ペーパ11に目隠しシート13が貼着されていなかった場合、目隠しシート13が第三者により剥がされたことを知ることができる。
しかし、電子ペーパ11への目隠しシート13の貼着が通常の状態であることを認識できない場合もある。このような場合でも、以下のようにして目隠しシート13の剥がしを確認することができる。
目隠しシート13が電子ペーパ11から剥がされた場合、透明電極13aも電極14A,14Bから剥がされるため、それまで透明電極13aで短絡されていた一対の電極14A,14B間の電気的接続がオープンになる。これにより、書込装置18の制御部は、一対の電極14A,14B間が非導通状態であることを検出し、書込部による電子ペーパ11への書き込みを禁止する。この制御により、第三者による書き込みが防止される。同時に、書込装置18は、警告のメッセージをディスプレィに表示し、或いはランプを点灯する等により、電子ペーパ11の受信者、使用者等に通知する。
(画像表示媒体の使用形態)
画像表示媒体1の使用形態として、以下の様なケースがある。
(1)プライバシー情報を含む公的証明書(戸籍謄本や住民票)を窓口で交付する場合
a.窓口で表示領域12を目隠しシート13で隠したまま、証明書の画像を画像表示媒体1の媒体に書き込む。
b.表示領域12を目隠しシート13で隠したままの画像表示媒体1を、証明書の請求者に手渡す。
c.請求者は、必要なときに目隠しシート13を剥がして証明書として使用することができる。
以上により、窓口係員の目に記載内容が触れることなく、プライバシー性の高い文書/証明書を交付することができる。
(2)銀行の窓口で客が忘れたATMの暗証番号を交付する場合
a.通帳や銀行印や身分証明書で本人確認をする。
b.窓口で表示領域12を目隠しシート13で隠したまま、暗証番号を画像表示媒体1に書き込む。
c.表示領域12を目隠しシート13で隠したままの画像表示媒体1を、口座開設者に手渡す。
d.口座開設者はATMの前で、目隠しシート13を剥がして暗証番号を読み、ATMに入力する。
e.ATMの近傍に書込装置18を設置しておけば、これを口座開設者が操作して画像表示媒体1の表示を消すことができる。
以上により、窓口行員が暗証番号を知ることなく、暗証番号を口座開設者に伝えることができ、更に、口座開設者の目の前で表示を消すことができるため、実際に暗証番号の漏洩を防げるだけでなく、口座開設者のセキュリティへの信頼感の増大を期待できる。また、書込装置18が媒体IDを読み取る機能を備えることで、口座開設者が正しく画像表示媒体1の表示を消す作業を行ったか否かをチエックすることが可能になり、口座開設者が表示を消していなかったとしても、注意を喚起することができる。
なお、電子ペーパ11上の目隠しシート13の貼着領域に「目隠しシートが剥がされました」等のメッセージを印刷しておき、目隠しシート13が剥がされることによりメッセージが視認される構成にしてもよい。
[第2の実施の形態]
(画像表示媒体の構成)
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る画像表示媒体を示す。この画像表示媒体2は、図2の(a)に示すように、表示媒体である第1の電子ペーパ21と第2の電子ペーパ22とを、それぞれの表示面21a,22aが内側になるようにして、樹脂等からなる帯状の連結部材30により見開き可能に連結した構成を有している。
図2の(a)に示す状態において、第1の電子ペーパ21の表示面21aと第2の電子ペーパ22の表示面22aとは、剥離可能で再貼着が困難な接着剤(図示せず)によって図2の(b)に示すように貼着されている。
第1の電子ペーパ21は、表示面21aの表示領域12aの一辺に隣接させてコンタクト電極23A,23Bを有している。同様に、第2の電子ペーパ22は、表示面22aの表示領域12bの一辺に隣接させてコンタクト電極23A,23Bに接続可能なコンタクト電極24A,24Bを有している。また、第1の電子ペーパ21の書込み面31には、表示面側電極25が設けられている。
(画像表示媒体の構成)
図3は、画像表示媒体の詳細構成を示す。図3においては、画像表示媒体2は、第1及び第2の電子ペーパ21,22を接着した状態で示している。第1及び第2の電子ペーパ21,22は同一構成であり、例えば、特開2002−337393号公報に示される構成の光書込み型記録媒体を用いて構成されている。
第1の電子ペーパ21は、上記表示面側電極25と、一対の透明電極(ITO:Indium Tin Oxide)26A,26Bと、透明電極26A,26B間に順次配設された表示層27、隔離層28及び光スイッチング層29と、RFID(Radio Frequency Identification)タグ39とを備えて構成されている。なお、RFIDタグ39に代えて他の方式によるタグ、例えば、赤外線方式によるIDタグを用いることもできる。
光スイッチング層29は、印加電圧の極性に応じて抵抗成分の比を制御することができる。書き込み面31側の透明電極26Bから光を照射すると、照射光量に応じて光スイッチング層29の抵抗値が変化し、表示層27に画像が記録されるように構成されている。
内側の透明電極26Aの内面には表示面側電極25の一端が接続され、その他端は書き込み面31に露出している。また、透明電極26Aの外面の所定位置には、コンタクト電極23Bが接続されている。更に、コンタクト電極23Bに隣接させて、かつ透明電極26A、隔離層28及び光スイッチング層29を貫通するようにして外側の透明電極26Bにコンタクト電極23Aが接続されている。
第2の電子ペーパ22は、一対の透明電極(ITO電極)32A,32Bと、透明電極32A,32B間に順次配設された光スイッチング層35、隔離層34及び表示層33とを備え、書き込み面37側の透明電極32Bから光を照射すると、照射光量に応じて光スイッチング層35の抵抗値が変化し、表示層33に画像が記録されるように構成されている。
外側の透明電極32Bの外面には書込面側電極36の一端が接続され、その他端は書き込み面24Bに露出している。また、透明電極32Aの内面の所定位置には、コンタクト電極24Bが接続されている。更に、コンタクト電極24Bに隣接させて、かつ、透明電極32A、光スイッチング層35、隔離層34及び表示層33を貫通するようにして外側の透明電極32Bにコンタクト電極24Aが接続されている。
コンタクト電極23A、23B、24A、24Bは、アルミニウムや銅などの薄い箔膜で構成されており、コンタクト面の垂直方向にある一定以上の張力が加わると、箔膜が破断し永久的に導通性を失う性質を持つ。コンタクト電極23Aとコンタクト電極24A、及びコンタクト電極23Bとコンタクト電極24Bは、導電粘着剤38によって電気的に接続されている。導電粘着剤38は、第1の電子ペーパ21と第2の電子ペーパ22が貼り合わされている状態では対向するコンタクト電極同士を粘着力により接触状態を維持し、電気的な接続を実現するが、第1の電子ペーパ21と第2の電子ペーパ22が剥離する時に、コンタクト電極に23A、23B、24A、24Bのいずれか、またはすべては、剥離による張力のために破断され導通性を失う。つまり一旦剥離した後では、導通を回復しない性質を有する。
従って、画像表示媒体2は、第1の電子ペーパ21と第2の電子ペーパ22が貼り合わされた状態のとき、表示面側電極25と書込面側電極36間に電圧を印加すると、書込面側電極36、透明電極32B、コンタクト電極24A、導電粘着剤38、コンタクト電極23Aを介して、第1の電子ペーパ21の透明電極26A,26B間に電圧が印加され、表示面側電極25、透明電極26A、コンタクト電極23B、導電粘着剤38、コンタクト電極24Bを介して、第2の電子ペーパ22の透明電極32A,32B間に電圧が印加され、2つの電子ペーパ21,22の表示層27,33に画像を書き込むことが可能となる。一旦電子ペーパ21,22間が剥離されると、コンタクト電極間の導通が切れることにより、画像の書込みはできなくなる。
表示層27,33は、相変化する閾値を持つメモリ性のある液晶、具体的には、ポリマ分散型液晶(PDLC)やカイラルスメクチックC相等の強誘電液晶或いはコレステリック液晶等を用いることができる。また、これらをカプセル化した液晶素子も使用可能である。更には、電気泳動、エレクトロクロミック、電界回転型素子等も使用可能である。
光スイッチング層29,35は、電圧印加の方向により抵抗成分が異なり、かつ、それらの抵抗値が制御できる素子であればよく、光スイッチング層35は、具体的には、図3の拡大図に示すように、一対の電荷発生層101,102と、この電荷発生層101,102間に配設された電荷輸送層103とからなる。電荷発生層101,102は、例えば、BZP(ベンズイミダゾールペリレン)を蒸着法により所定の厚みに形成したものである。光スイッチング層29も、図3の拡大図に示すように、構成されている。
電荷輸送層103は、例えば、N−Bis(3,4−dimethylphenyl)biphenyl−4−amineと、バインダ樹脂PolyCarbonate bisphenol−Z(ポリ(4,4’−シクロヘキシリデンジフェニレンカーボネート))をそれぞれ40wt%、60wt%の割合で混合した後、これをモノクロロベンゼンに溶解させて15%の溶液を作製し、この溶液をディップコート法により120nm/分の速度で引き上げ、4μmの厚みに形成して構成されている。
(書込装置の構成)
図4は、書込装置の構成を示す。この書込装置3は、図3に示した画像表示媒体2にデータを書き込むために用いられる。
書込装置3は、第1及び第2の電子ペーパ21,22を張り合わせた状態の画像表示媒体2が挿入される挿入口41を備えた本体40と、挿入口41の上下に配設されたマイクロレンズアレイ42A,42Bと、マイクロレンズアレイ42A,42Bに重ね合わされた透過型LCDパネル43A,43Bと、透過型LCDパネル43A,43Bに照明光を照射するバックライト44A,44Bと、挿入口41の所定位置に設けられたRFIDリーダ45と、表示面側電極25及び書込面側電極36に加圧接触するコンタクト電極46A,46Bと、RFIDリーダ45の制御及び書き込み制御を行う制御装置47と、を備えて構成されている。
透過型LCDパネル43A,43Bは、制御装置47からの画像データに基づいて画像を表示する。
バックライト44A,44Bは、例えば、白色光を出光する複数のLED(発光素子)を光源にして、透過型LCDパネル43A,43Bの背面にバックライト光を照射する構成を有している。
RFIDリーダ45は、画像表示媒体2に内蔵されているRFIDタグ39と同じ通信方式、例えば、電磁誘導方式、電波方式等の無線によりデータを送受信する回路を備えている。
コンタクト電極46A,46Bは、例えば、先端部がスプリングの弾性力を利用して表示面側電極25及び書込面側電極36に点接触または線接触するように構成されている。
制御装置47は、例えば、CPU、プログラムが格納されたROM、画像データが格納されるデータ格納用メモリ、表示面側電極25及び書込面側電極36を介して透過型LCDパネル43A,43Bを駆動する表示駆動回路、バックライト44A,44Bを駆動するバックライト駆動回路、電子ペーパに電圧を印加する電子ペーパ駆動回路、各回路に電源供給を行う電源回路等を備えて構成されている。
(画像表示媒体及び書込装置の動作)
図5は、画像表示媒体2の書込装置3への装着状態を示す図である。図2の(a)及び図3に示すように、画像表示媒体2が、第1の電子ペーパ21と第2の電子ペーパ22が閉じた状態にあるとき、コンタクト電極23A,24A及びコンタクト電極23B,24Bが導電粘着剤38によって導通しており、これを書込装置3に装着すれば正常に書き込みを行うことができる。
一方、第1の電子ペーパ22と第2の電子ペーパ21が剥がされた場合、導電粘着剤38の表面が酸化して絶縁体になり、第1の電子ペーパ21と第2の電子ペーパ22を合わせても上記各コンタクト電極間は導通しない。このため、書込装置3に装着しても、画像表示媒体2に書き込みを行うことはできない。また、第2の電子ペーパ22から第1の電子ペーパ21を剥離した場合、再貼着することは無いので、そのことから第三者に個人情報が漏れた可能性を認識できる。
図3に示す状態の画像表示媒体2に書き込みを行う場合、図5に示すように、RFIDタグ39が上側になるようにして、画像表示媒体2を書込装置3の挿入口41に挿入する。画像表示媒体2を所定位置まで挿入すると、コンタクト電極46A,46Bが表示面側電極25及び書込面側電極36に接触する。
次に、書込装置3の電源をオンにする。コンタクト電極23A,24A間、及びコンタクト電極23B,24B間が導通状態にあるとき、表示面側電極25及び書込面側電極36からの電圧は、電子ペーパ21,22に並列に印加され、書き込み動作が可能な状態になる。これを認識した制御装置47は、電子ペーパ21,22への書き込みを許可する。
まず、制御装置47はRFIDリーダ45を動作させ、RFIDタグ39から電子ペーパID、画像ID等のデータを取得する。制御装置47は、取得したIDを認識すると、画像書込み時に表示駆動回路を動作させ、電子ペーパ駆動回路から高電圧の低周波電圧を出力し、コンタクト電極46A,46Bを介して表示面側電極25と書込面側電極36に、極性が交互に正負に切り替わるパルス列電圧を印加する。同時に、制御装置47は、表示駆動回路及びバックライト44A,44Bを動作させる。表示駆動回路からは画像データに応じた駆動電圧が出力され、これにより透過型LCDパネル43A,43Bが駆動され、画像が表示される。
透過型LCDパネル43A,43Bに表示された画像は、バックライト44A,44Bによるバックライト光により、マイクロレンズアレイ42A,42Bを介して電子ペーパ21,22の透明電極26B,32Bに投影される。
ここで、第2の電子ペーパ22における書き込みについて説明する。透過型LCDパネル43Bから画像光が照射されると、光スイッチング層35は、電荷発生層101,102に電荷が発生し、この電荷が電圧印加方向に応じて電荷輸送層103を通して光電流として流れる。すなわち、透明電極32Bをプラスとし、透明電極32Aをマイナスとして電圧を印加した状態で透明電極32B側から光を照射した場合、電荷発生層101から電荷発生層102に向かって電荷輸送層103内を正電荷が移動し、負電荷がその反対方向に向かって移動し、電荷発生層102から電荷発生層101へ光電流が流れる。
光スイッチング層35が、印加される電圧の極性に応じて、同一光量の光が照射されたときの抵抗値が相互に異なる特性を有することにより、その抵抗値の変化に応じた電圧が表示層33に印加されることにより、表示層33に画像が記録される。
第1の電子ペーパ21についても同様に画像が書き込まれる。
なお、コンタクト電極23A,24A間、またはコンタクト電極23B,24B間のインピーダンスを測定することにより、書込装置3は、画像表示媒体2が開封前か開封済みかを判定してもよい。
(画像表示媒体の使用形態)
第2の実施の形態の画像表示媒体2の使用形態として、緊急時に使うパスワードをオペレータに配布するケースがある。平時は秘密漏洩防止のために電子ペーパ21,22を取り合わせたままとし、緊急事態が発生した場合、電子ペーパ22から電子ペーパ21を剥離する。
密封した紙文書でも同様のことを行えるが、定期的にパスワードを変更するような場合、使わなかったパスワードも機密情報であることから、秘密にしたまま回収する必要がある。しかし、図3に示した構成の画像表示媒体2であれば、開封しないまま、書込装置3により画像表示媒体2の内容を書き換えることができ、セキュリティが向上する。
[第3の実施の形態]
(画像表示媒体の構成)
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る画像表示媒体を示す。この画像表示媒体4は、ほぼ全域が表示領域51である電子ペーパ11において、表示領域51の一部、例えば、約1/2の領域にのみ、図6の(b)の状態から図6の(a)に示す状態に、剥離可能で再貼着が困難な接着剤により目隠しシート52を貼着したものであり、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。なお、図6においては、電極部16及び書込装置18の図示を省略している。
(画像表示媒体の使用形態)
第3の実施の形態の画像表示媒体4の使用形態として、くじがある。この場合、目隠しシート52は、或る一定期間の間、いつでも剥がすことができる。つまり、或る一定期間の間、図6の(a)に示すように、いつでもくじを開封することができる。くじは、例えば、毎日、抽選が行われ、当たり/外れが変わる。そして、時期が早いほど、当たりの確率は低く、時期が後になるほど当たる確率が上がる。また、或る特定のクジについては、昨日は当たりで、今日は外れということもある。くじは、当たりが出ると当選金が払われることにより原資が減り、後になるほど当たった時の当選金の額が減るシステムになっている。また、払戻金はクジの値段の1/10以下になるが、空くじはない。
開封する前であれば、期間中何度でも当たりか外れかの画像を、目隠しシート52を貼着したまま表示領域51に書き込むことができる。画像表示媒体4は、開封すると透明電極13aが電極14A,14Bから剥がされるため、当たり/外れが確定し、以後は、電子ペーパ11の書き換えを行うことはできない。なお、くじは、開封前においては、煩雑に書き換えた場合に、当たる確率が上がるようにしてもよい。
また、表示領域51の表示領域52を貼着しなかった表示域(末シール面)に広告やクーポンを印字するようにしてもよい。
[第4の実施の形態]
(画像表示媒体の構成)
図7は、本発明の第4の実施の形態に係る画像表示媒体を示す。この画像表示媒体5は、第3の実施の形態において、ポイントカード兼スクラッチくじ用に構成したものであり、その他の構成は第3の実施の形態と同様である。
画像表示媒体4は、第3の実施の形態において表示領域51であった部分に、“当たり”又は“はずれ”のくじ54が図7の(c)に示すように書き込まれており、このくじ54を隠すようにして、スクラッチ可能なシール53が塗布されている。更に、図7の(a)に示すように、くじ54の全体を覆うようにして表示領域51に目隠しシート52が剥離可能で再貼着が困難な接着剤により貼着されている。
くじ54を開封する前の画像表示媒体4は、図7の(a)の状態にあり、開封すると(b)の状態になる。ここで、ユーザがシール53の1つをコイン等により擦ると、図7の(c)に示すように除去され、くじ54の内容を見ることができる。“当たり”が出た場合、主催者に見せて、所定の手続きをする。
ポイントが貯まると、スクラッチくじの当たる確率が上がるようになっている。くじ54が使用済みになった後は、電子ペーパ11をポイントカードとして使うことができる。
ポイントカードとして用いる場合、第1の実施の形態で用いた書込装置18に画像表示媒体5を接続し、ポイントを更新する。目隠しシート52が剥がされた後は、くじ54に対する書き換えは行えないようになる。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、その要旨を変更しない範囲内で種々な変形が可能である。例えば、各実施の形態間の構成要素の組合せは任意に行うことができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像表示媒体を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像表示媒体を示す斜視図である。 図2の画像表示媒体の詳細構成を示す断面図である。 第2の実施の形態の画像表示媒体に適用される書込装置の構成を示す断面図である。 第2の実施の形態の画像表示媒体を書込装置に装着した状態を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る画像表示媒体を示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態に係る画像表示媒体を示す斜視図である。
符号の説明
1,2,4 画像表示媒体
3 書込装置
11 電子ペーパ
12,12a,12b 表示領域
13 目隠しシート
13a 透明電極
14A,14B 電極
16 電極部
17 接続コード
17a コネクタ
18 書込装置
21 第1の電子ペーパ
22 第2の電子ペーパ
21a,22a 表示面
22 電子ペーパ
22a 表示面
23A,23B コンタクト電極
24A,24B コンタクト電極
25 表示面側電極
26A,26B 透明電極
27,33 表示層
28,34 隔離層
29,35 光スイッチング層
30 連結部材
31 書き込み面
32A,32B 透明電極
36 書込面側電極
38 導電粘着剤
39 RFIDタグ
40 本体
41 挿入口
42A,42B マイクロレンズアレイ
43A,43B 透過型LCDパネル
44A,44B バックライト
45 RFIDリーダ
46A,46B コンタクト電極
47 制御装置
51 表示領域
52 目隠しシート
53 シール
54 くじ
101,102 電荷発生層
103 電荷輸送層

Claims (4)

  1. 一対の電極を有するとともに、書き込まれた画像を電源オフ後も保持する表示媒体と、
    前記一対の電極間を短絡させる導電部材を有するとともに、前記画像の表示領域の少なくとも一部に剥離が可能で再貼着が困難に貼着された不透明な目隠しシートと、を備え、
    前記一対の電極間が前記導電部材による短絡の解消によって非導通状態のとき、前記表示媒体への書き込みが禁止されることを特徴とする画像表示媒体。
  2. 見開き可能に連結され、書き込まれた画像を電源オフ後も保持するとともに、前記画像の表示領域が互いに重なるようにして、剥離が可能で再貼着が困難に貼着された第1及び第2の表示媒体を備え
    前記第1及び第2の表示媒体は、前記第1及び第2の表示媒体が重ね合わされた状態にあるときに接続可能なように前記第1及び第2の表示媒体に設けられた複数のコンタクト電極を備え、
    前記複数のコンタクト電極は、書き込み用の電極に対する電源用配線の一部を構成し、前記第1の表示媒体側のコンタクト電極と前記第2の表示媒体側のコンタクト電極との接続が断たれたときに電極表面を非導通化し、書き込みができなくなることを特徴とする画像表示媒体。
  3. 一対の電極を有するとともに、書き込まれた画像を電源オフ後も保持する表示媒体と、前記一対の電極間を短絡させる導電部材を有するとともに、前記画像の表示領域の少なくとも一部に剥離が可能で再貼着が困難に貼着された不透明な目隠しシートと、を備えた画像表示媒体に、画像を書き込む書込装置であって、
    前記表示媒体に、画像を書き込む書込部と、
    前記一対の電極間が前記導電部材による短絡の解消によって非導通状態のとき、前記書込部による前記表示媒体への画像の書き込みを禁止する制御部と、を備えたことを特徴とする書込装置。
  4. 見開き可能に連結され、書き込まれた画像を電源オフ後も保持するとともに、前記画像の表示領域が互いに重なるようにして、剥離が可能で再貼着が困難に貼着された第1及び第2の表示媒体を備え、前記第1及び第2の表示媒体は、前記第1及び第2の表示媒体が重ね合わされた状態にあるときに接続可能なように前記第1及び第2の表示媒体に設けられた複数のコンタクト電極を備え、前記複数のコンタクト電極は、書き込み用の電極に対する電源用配線の一部を構成する画像表示媒体に、画像を書き込む書込装置であって、
    前記表示媒体に、画像を書き込む書込部と、
    前記第1の表示媒体側のコンタクト電極と前記第2の表示媒体側のコンタクト電極との接続が断たれたときに電極表面を非導通化して、前記書込部による前記表示媒体への画像の書き込みを禁止する制御部と、を備えたことを特徴とする書込装置。
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