JP2003285581A - 電子パスポート - Google Patents

電子パスポート

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JP2003285581A
JP2003285581A JP2002090775A JP2002090775A JP2003285581A JP 2003285581 A JP2003285581 A JP 2003285581A JP 2002090775 A JP2002090775 A JP 2002090775A JP 2002090775 A JP2002090775 A JP 2002090775A JP 2003285581 A JP2003285581 A JP 2003285581A
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Japan
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display
passport
electronic passport
electrode
image
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JP2002090775A
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English (en)
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Keiichi Nakano
啓一 仲野
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パスポートにおけるデータシートやビザシート
の改ざんや偽造が困難で、複数ページの冊子体の使いに
くさを解決するパスポートが望まれていた。 【解決手段】パスポート本体にデータ入力手段と前記デ
ータ入力手段から入力されたデータに基づいて画像を表
示する柔軟性を有する画像表示手段を備えた電子パスポ
ート、およびパスポート本体にマイクロコンピュータと
メモリを内蔵したICチップとICチップに対するデー
タ入出力手段と前記ICチップ内のデータに基づいて画
像を表示する柔軟性を有する画像表示手段を備えた電子
パスポートを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパスポート(旅券)
に関するものである。詳しくはパスポートに関する各種
の情報を表示できる表示部を備え、かつ改ざんが困難な
パスポートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパスポートは複数ページからなる
紙の冊子体であり、個人データを記録するいわゆるデー
タシートとビザ(査証)や入出国確認印を押すビザシー
トで構成されている。データシートには旅券番号、顔写
真、国の証明スタンプ(外務大臣印)等が表示されてい
る。また、ビザシートはビザ(査証)が貼着あるいは印
刷され、また入出国を行う際に入国審査官によって国名
や入出国の日付等を表示した入出国スタンプが押印され
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが入出国の記録
が多数になってくると最新の入出国記録がどこにあるの
かを探すのが手間であり、またビザシートがなくなると
新たなパスポートを発行したり、ビザシートを追加しな
ければならないという問題がある。
【0004】また、データシートの写真や入出国スタン
プはコピー技術等の発展によって、内容の改ざんや偽造
がされやすいという問題が生じている。また、ビザやビ
ザシート上の入出国スタンプについても偽造が容易であ
るという問題があり、違法な入国者を防ぐことができな
いという問題がある。
【0005】本発明は、パスポートにおけるデータシー
トやビザシートの改ざんや偽造が困難で、複数ページの
冊子体の使いにくさを解決するパスポートを提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明における請求項
1記載の発明は、パスポート本体にデータ入力手段、前
記データ入力手段から入力されたデータに基づいて画像
を表示する柔軟性を有する画像表示手段を備えたことを
特徴とする電子パスポートを提供するものである。
【0007】また、請求項2記載の発明は、パスポート
本体にマイクロコンピュータとメモリを内蔵したICチ
ップ、ICチップに対するデータ入出力手段、前記IC
チップ内のデータに基づいて画像を表示する柔軟性を有
する画像表示手段を備えたことを特徴とする電子パスポ
ートを提供するものである。
【0008】また、請求項3記載の発明は、前記画像表
示手段は、所定の色の荷電性粒子が封入されたカプセル
に対して電気的駆動信号を与えることで画像表示を行う
電気泳動式の表示媒体であることを特徴とする請求項1
または2記載の電子パスポートを提供するものである。
【0009】また、請求項4記載の発明は、前記電気泳
動式の表示媒体の背面側(表示面と反対側)にのみ電極
が設けられていることを特徴とする請求項3記載の電子
パスポートを提供するものである。
【0010】また、請求項5記載の発明は、前記電気泳
動式の表示媒体の表示面側および背面側(表示面と反対
側)に電極が設けられていることを特徴とする請求項3
記載の電子パスポートを提供するものである。
【0011】また、請求項6記載の発明は、前記表示手
段は、電気的駆動信号の供給切断後も表示状態を維持す
る不揮発性を有することを特徴とする請求項1ないし5
記載の電子パスポートを提供するものである。
【0012】また、請求項7記載の発明は、パスポート
本体が柔軟性を有する材料からなることを特徴とする請
求項1ないし6に記載の電子パスポートを提供するもの
である。
【0013】また、請求項8記載の発明は、入出国確認
印を押印するための紙製ビザシートが設けられたことを
特徴とする請求項1ないし7記載の電子パスポートを提
供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1から図12を
用いて実施の形態を詳細に説明する。 (1)基本構成 マイクロコンピュータとメモリを有する電子パスポート
1は、図1に示すようにROM2およびRAM3を内蔵
するCPU4と、データを格納するメモリ5、CPU4
またはメモリ5の内容を表示する電気泳動式のディスプ
レイ6、ディスプレイ6を駆動するドライバ7、外部か
ら電源の供給および情報の入出力を行なう接続端子8と
から構成される。
【0015】電子パスポート1に対しては、外部接続用
の接続端子8を通じて、電源電圧(Vpp,Vcc)、接地電
圧(GND)が供給され、また、制御信号としてリセッ
ト信号(RST)、入力信号(I/O)、クロック信号
(CLK)が入出力されて、CPU、メモリ、ディスプ
レイおよびドライバに対し必要に応じて供給される。
【0016】電子パスポート1の内部では、CPU4と
メモリ5がコントロールバスを通じて接続され、CPU
4による制御のもと、メモリ5の所定のアドレスに所望
のデータが格納され、またCPU4又はメモリ5の内容
は外部からの電力の供給によりドライバ7の制御に基づ
きディスプレイ6に表示可能になっている。
【0017】電子パスポートの外観は図2示すようにな
っており、パスポート部21にはCPU、メモリ(EE
PROM)、ドライバが図示しないICモジュールとし
て一体化して格納されている。また、ビザシート部22
の表面にはディスプレイ6と接続端子8が配置されてい
る。また、パスポート部21の表面には持ち主の顔写真
23が転写等により形成されており、更に持ち主の氏
名、生年月日、パスポート番号等の各種情報が印字され
ている情報部24がある。必要に応じて磁気ストライプ
(テープ)等を設けるようにしても良い。ディスプレイ
は1つあれば良いが、必要に応じて複数設けるようにし
ても良い電子パスポート1のパスポート部21とビザシ
ート部22の材料は、一般的なカードなどと同程度の折
り曲げ強度を有するような材料を適宜選択可能である。
また、どちらか一方または両方が柔軟性を有していると
これまでのパスポートと同様に使用することができる。
この場合は、例えばプラスチック、ポリマー、エラスト
マー等の材料を用いて薄く柔軟性を有する構成すること
もできる。ディスプレイ6も後述するような柔軟性を有
する構造になっており、全体として折り曲げ等が可能な
構成となっている。
【0018】また、必須ではないが、電子化に対応して
いない国が存在することを考慮して電子パスポートは従
来と同様の紙のビザシート25を含む冊子体としてもよ
い。
【0019】(2)ディスプレイの構成 表示に際してはバックライトが無くても十分なコントラ
ストを有するものを好適に使用できる。これは柔軟性を
有する薄い基板上に、エレクトロルミネセンス材料、ポ
リマー分散型液晶(PDLC)、ポリマー安定型液晶、
スメクティック液晶、強誘電性液晶、マイクロカプセル
型電気泳動方式を用いた表示体等を組合せることで実現
できる。特に、マイクロカプセル型電気泳動方式を用い
た表示体を用いると、従来の紙に近い画像の表示が可能
となる。
【0020】ディスプレイ6にフィルム式のマイクロカ
プセル型電気泳動方式のディスプレイを用いる場合につ
いて詳細に説明する。
【0021】ディスプレイ11の断面図を図7に示す。
紙 、プラスチック等の可撓性を有する基材11e上
に、電極フィルム11d、画像表示層11c、電極フィ
ルム11b及びこの表示部を保護する表面保護層11a
が積層されている。なお、表面保護層11aは省略する
ことも可能である。
【0022】電極フィルム11bはポリエチレンテレフ
タレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PE
N)、ポリイミド等の寸法安定性の優れた透明なプラス
チックフィルムに電極が形成されているものである。電
極フィルム11dも同様な基材の電極が形成されてなる
ものであるが、必ずしも透明性は要求されない。
【0023】電極の方式は任意のものを選択可能である
が、下記のようなマイクロカプセル型電気泳動方式を用
いる場合は、電極フィルム11bは全面に同一の電位が
かかる共通電極とし、電極フィルム11dにはアクティ
ブマトリックス電極、セグメント電極等による電極を採
用することができる。
【0024】画像表示層11cにマイクロカプセル型電
気泳動方式に用いた場合の構成について説明する。
【0025】マイクロカプセル110の一例を図8に示
す。マイクロカプセル110は、メタクリル酸樹脂、ユ
リア樹脂、アラビアゴム等をカプセル殻111とし、内
部には酸化チタンからなる白の粒子113とカーボンブ
ラックからなる黒の粒子114が、シリコーンオイル等
の粘性の高い分散媒で分散され封入されている。白の粒
子である酸化チタンは正電荷を帯びており、一方黒の粒
子であるカーボンブラックは負電荷を帯びている。
【0026】このため、図9(b)に示すように、二つ
の電極フィルム11b、11dに電界を印加して、電極
フィルム11bが負極、電極フィルム11dが正極にな
った場合、正に帯電した白の粒子113が電極フィルム
11b側に引かれ、黒の粒子114が電極フィルム11
d側に引かれるので、少なくとも電極フィルム11bを
透明電極としておき、電極フィルム11b側の上方から
観察するとその部分が白く見える。
【0027】逆に電極フィルム11bが正極、電極フィ
ルム11dが負極になった場合、正に帯電した白の粒子
113が電極フィルム11d側に引かれ、黒の粒子11
4が電極フィルム11b側に引かれるので、電極フィル
ム11bの上方から観察するとその部分が黒く見える。
【0028】画像表示層11cは、このようなマイクロ
カプセル110を多数有しており、電極フィルム11
b、11dの各アドレス電極の電界を制御することで、
図9(a)で「A」という文字を黒で表示したように、
所望の文字や図形を白と黒の画素で表示させることがで
きる。
【0029】上記の例に於いては、マイクロカプセルは
白黒の2種類の粒子を含有させたモノクロ(白黒)の表
示であるが、粒子の位置を電位のかけ方で多段階に調整
することで中間調の表示を行うこと、異なる色の粒子を
含有させてカラー表示させる或いは2種類以上の粒子を
含有させることなども可能である。
【0030】また、上記のマイクロカプセルでは白黒の
2種類の粒子を含有させているが、1種類の粒子を用
い、分散媒を黒に着色させることでもモノクロ(白黒)
表示を実現することができる。
【0031】すなわち、図10に示すように白の粒子で
ある酸化チタンを正電荷に帯電させ、黒に着色した分散
媒115に分散させたマイクロカプセルを用い、二つの
電極フィルム11b、11dに電界を印加して、電極フ
ィルム11bが負極、電極フィルム11dが正極になっ
た場合、正に帯電した白の粒子113が電極フィルム1
1b側に引かれ、黒に着色した分散媒115は必然的に
11dの電極フィルム側に押し下げられるので、電極フ
ィルム11b側の上方から観察するとその部分が白く見
える。逆に、電極フィルム11bが正極、電極フィルム
11dが負極になった場合、正に帯電した白の粒子11
3が電極フィルム11d側に引かれ、黒に着色した分散
媒115は必然的に電極フィルム11b側に押し上げら
れるので、電極フィルム11b側の上方から観察すると
その部分が黒に見える。
【0032】マイクロカプセルをアクティブマトリック
ス駆動法で駆動する場合は、電極フィルム11dは画素
電極として画素毎に独立してパターニングされ、図示し
ない薄膜トランジスタ、信号電極、および走査電極を併
設し、電極フィルム11bは光透過性基材上に一様に形
成された透明な共通電極とする。この場合、電極フィル
ム11bを共通電極にすると全面同一電位になるので、
電極フィルム11d側の各アドレス電極の電界を制御す
ることで、上記の原理に基づき電極位置のマイクロカプ
セル内の粒子を移動させ、所望の画像を表示させること
ができる。
【0033】同様に、電極フィルム11dを共通電極と
し(電位をゼロとする)、電極フィルム11b側の各ア
ドレス電極の電界を制御する(正または負の電位を与え
る)ことで、電極位置のマイクロカプセル内の粒子を移
動させることで所望の画像を表示させるようにしてもよ
い。
【0034】時分割駆動の場合は、電極フィルム11
b、11dは互いに直交するライン状のITO(Ind
ium Tin Oxide:インジウムスズ)等の透明
導電体からなる透明電極により構成され、両電極の交わ
る領域にマイクロカプセルを形成する。
【0035】もちろん、駆動方式は上述したものに限定
されず、用途に応じて最適なものを選択すればよい。
【0036】マイクロカプセルの径は、種々のものを採
用することが可能だが、約40μm〜約100μmのも
のを採用すると十分な解像度と応答性を得ることができ
る。表示画像の解像度は主として電極フィルム中の電極
の配置(解像度)に依存するが、マイクロカプセルの径
が小さければ分散媒中のマイクロカプセルの移動速度が
速くなり、結果として表示の際の応答性に優れる(応答
速度が速い)というメリットがある。
【0037】上記の例では、モノクロ(白黒)の画像表
示の例であるが、カラー画像表示の場合には図11に示
すように画素単位に分割されたR(赤),G(緑),B
(青)の色を有するカラーフィルタ11fを画素単位で
電界を印加することができる透明な電極フィルム11b
側に設けることで実現できる。
【0038】すなわち、白い粒子が電極フィルム11b
側に引かれている部分の観察光は白粒子で反射されカラ
ーフィルタを通過してくるので、カラーフィルタの色が
観察されることになる。
【0039】図11の例では、カラーフィルタのR画素
部及びG画素部は白い粒子が電極フィルム11bの透明
電極側に引かれているのでR光及びG光が観察され、カ
ラーフィルタのB画素部は黒い粒子が電極フィルム11
bの透明電極側に引かれているので観察光は吸収されB
光は観察されない。このように、画素単位で観察される
R,G,B光を制御することでカラー画像表示が可能と
なる。なお、図10では電極11dを共通電極としてい
るが、電極11b側を共通電極としても良い。
【0040】ペーパー状電子ディスプレイは可撓性を有
する材料で作製され、電極等のパターニングも印刷法、
蒸着法でプラスチックフィルムに形成することが可能で
ある。表示画面サイズも、用途、要望に応じて任意のサ
イズのものを作成することができる。また、フィルムを
用いて作製されているため嵩張らず軽い表示媒体であ
り、本発明の表示媒体として好適に用いることが可能で
ある。
【0041】画像表示層11cにおいては、マイクロカ
プセル110の位置配置は多少の変動があっても表示に
問題は生じない。従って、折り曲げて使用したり、曲面
の箇所に取付けて使用することなども可能である。
【0042】各粒子は粘性の高い分散媒に分散されてお
り、一度電界を印加した後は電源が切断されても粒子の
位置が変化しない。このように、ディスプレイの電源を
切っても表示画像が消えない不揮発性(メモリー性)を
有するので、初期の表示や書き換え時のみ電界を印加す
ればよく、通常の表示装置に比べて表示に必要な電力も
少なくてすみ、大幅な省電力化が可能である。
【0043】さらに、ディスプレイ11内においては、
マイクロカプセル110の位置配置は多少の変動があっ
ても表示に問題は生じない。したがって電極シート11
b、11dを含め、ディスプレイ11全体を薄く可撓性
を持たせる材料を用いることで、紙のような柔軟性を持
たせることができる。
【0044】また、黒い粒子114のカーボンブラック
は、通常の印刷を行うインクと同じ材料であるので、極
めて紙の印刷物に近い自然な表示を行うことが可能とな
る。
【0045】例として液晶表示装置(LCD)と比較し
てみる。
【0046】液晶表示装置における表示媒体自身は薄い
もので約5μmに対し、電気泳動型ディスプレイは現在
数十約μm(40μm〜70μm程度)厚いものであ
る。しかし、表示媒体を保護ずる保護層としてのガラス
は薄いものでも500とか300μmであり、これを対
で使うので、結構な厚みになってしまう。さらに偏光板
や位相差板(フィルム)が必要であるが、これらも20
0μm〜300μm程度の厚みを有する。さらにTFT
等の電極が必要であるため、液晶表示装置で光学特性を
出すために、これらの層を含めてかなりの厚みが必要な
る。しかも、ガラス保護層等があるため折り曲げること
ができない。このように、液晶表示装置を用いたのでは
これまでの紙と変わらない使用感のパスポートを作成す
るのは困難である。
【0047】一方、電気泳動式のでディスプレイなら
ば、ガラス等の保護層等も不要であり、全体をフィルム
構成とすることで、容易に1mm以内とすることが可能
であり、折り曲げ等も可能である。さらに、画像のメモ
リー効果を有するので、画像の描画や書換え時以外は電
力が不要であるので電子パスポートに好適に用いること
ができる。
【0048】(3)システム構成と各部の機能 電子パスポート1は、旅券番号、個人データ、入出国に
関するデータ等を記憶している。他方、図3に示す様な
端末装置31(コンピュータ)には電子パスポート1に
対して情報に入出力を行なうリーダライタ32が接続さ
れており、電子パスポートを端末装置の挿入口33に接
続(挿入)することで相互にデータ送信を行なうもので
ある。
【0049】読み取った情報は端末装置31のディスプ
レイ34に表示可能である。
【0050】電子パスポート1を用いれば空港における
入出国管理手続が電子的に行え、セキュリティ管理も問
題なく行なえるが、色々な場面で「目視による確認」が
必要な事と(国内線のチェックイン、換金、免税店、送
金手続き、輸出手続、検問、検閲等)、メモリ5内の情
報の消滅に対するリカバリー策の意味から上記情報をデ
ィスプレイ33に表示させることが好ましい。
【0051】電子パスポート1への電力の供給は、外部
のリーダライタ32から接続端子8を通じて行われる。
電子パスポート1内の情報の読出しや書込みもこの外部
端子8を通じて行われる。なお、電子パスポートにアン
テナコイルを設け、非接触式にした場合は外部端末のア
ンテナから電力と情報の両者を得るようにすることもで
きる。
【0052】ROM2は電子パスポート1の動作を規定
するプログラム、パスポートに関する各種情報などを格
納した不揮発性メモリである。不正な書き換えを防ぐた
めに個人のパスポート情報は、ROM2に格納しておく
ことが望ましい。
【0053】メモリ5はEEPROM等からなり、デー
タを書換え可能に格納する不揮発性メモリであり、電子
パスポートの動作を規定するプログラムはメモリ5に格
納するようにしても良い。
【0054】ディスプレイ6への情報の表示はROM2
内のプログラムおよびドライバ7の制御に基づいて行な
う。
【0055】(4)情報の種類 パスポート情報 パスポートを発行する際に個人情報を印刷する他、この
内容を電子データとしてROM2に書込む。ROM2内
に書込まれた情報は以下のようにセキュリティ性がきわ
めて高いものである。
【0056】制御プログラムによりデータが管理され、
多重な鍵をかけることができる。したがって、簡単にカ
ード内のデータを読出すことができない。
【0057】制御プログラムに、暗号処理プログラムを
組み込むことにより、各種正当性のチェックが行なえ
る。書込むべき情報としては写真、旅券番号、氏名、国
籍、性別、本籍、生年月日、署名、発行日、有効期限、
発行官庁名などがある。画像情報は情報量が多いので必
要なもののみを選択して記憶させるようにしても良い。
【0058】 Immigration(入出国管
理)に関する情報 Immigrationに関する情報をメモリ5に書き
込み、必要なものを電子ペーパーに表示させる。
【0059】情報としては何時、どの入出国管理局が検
閲したか、渡航目的、滞在期限、渡航ルート、滞在日数
等がある。これらの情報は日本を出国し帰国するまでの
情報が記憶され、再度出国する際にそれまでの情報が消
去される。すなわち、出国後、本人の帰国時まで表示さ
れたままで、帰国時に「帰国」を表示したまま書き込み
終了する。次の使用時には新たに本人の母国の入出国管
理局が有するリーダライタで過去のデータを消去したう
え、再度出国情報の書込みを行なう。なお、実際にディ
スプレイに表示させるのは国名(入出国管理場所:NA
RITA等)、入国・出国種別、日付だけで良い。
【0060】 査証情報 査証に関する情報もメモリ5に書き込むとともに、ディ
スプレイ6に表示させることが可能である。発行部所、
期限等を次の査証取得まで表示させる。この情報は有効
期限後は消去するようにする。
【0061】なお、本実施例においては、上記情報のう
ち主としてビザに関する情報および入出国(Immig
ration)に関する情報を表示するようにする。
【0062】(5)処理の流れ 電子パスポートの処理の流れを説明する。 出国前 必要に応じ、ビザの情報をメモリ5に格納しておく。
【0063】出国時 これまでの出国管理では入国管理官がパスポートの内容
をチェックし、問題がなければ出国のスタンプをビザシ
ートに押印する。これと同様に、リーダライタ32を通
じて、まず電子パスポート1の個人情報を読み込み、外
部端末31側で表示する。パスポートに関する情報自体
は情報部24に印刷されているので目視で確認できる
が、偽造等がないかどうかは内部データを確認すること
で正確に行なえる。
【0064】外部端末のディスプレイ等を用いない場合
は、電子パスポート1側のでディスプレイ6に個人デー
タを表示するようにしても良い。
【0065】また、必要に応じ、出国に関するデータを
リーダライタ32に接続されたコンピュータでも管理す
ることが可能である。次に、電子パスポート1のメモリ
7内に出国許可に関するデータを書込む。具体的には、
出国日、出国場所に関するデータが入力され、このデー
タがビザシートのディスプレイ6に表示される(図4参
照)。
【0066】なお、出国時に前回の旅行等によるデータ
が残っている場合は、過去のデータを消去した上で上記
処理を開始する。
【0067】入国データの管理 これまでの入国管理では入国管理官がパスポートの内容
をチェックし、問題がなければ入国のスタンプをビザシ
ートに押印する。これと同様に、リーダライタ32を通
じて、まず電子パスポート1の個人情報を読み込む。こ
れにより、本人証明ができ、かつ入国データを別のコン
ピュータで管理することが可能となる。次に、電子パス
ポート1のメモリ5内に出国に関するデータを書込む。
具体的には、渡航目的、滞在期限、渡航ルート、滞在日
数等であるが、国名と入国日に関するデータは可視情報
としてビザシート部のディスプレイ6に表示される。
【0068】帰国時の処理 旅行を終えて帰国した際に、入国管理官は上記の出国
データ等のチェックを行ない、整合性を確認する。問題
がなければ入国を許可し、入国許可の情報をリーダライ
タ32から入力する。
【0069】<他の実施の形態> (1)他の実施の形態1 上記のようにパスポート1内に各種データを保持せず、
端末装置31(サーバー等)からの情報をディスプレイ
6に表示させるだけでも良い。
【0070】この最も基本的な例を図12(図2と同
じ)に示す。これは、従来のパスポートと同様のパスポ
ート部21とディスプレイ6と接続端子8を備えるビザ
シート部22からなる。パスポート部21の表面には持
ち主の顔写真23が転写等により形成されており、更に
持ち主の氏名、生年月日、パスポート番号等の各種情報
が印字されている情報部24がある。必要に応じて磁気
ストライプ(テープ)等を設けるようにしても良い。デ
ィスプレイ6は1つあれば良いが、必要に応じて複数設
けるようにしても良い
【0071】電子パスポート1のパスポート部21とビ
ザシート部22の材料は、耐久性のある紙材料、一般的
なカードなどと同程度の折り曲げ強度を有するような材
料等を適宜選択可能である。また、柔軟性を有している
とこれまでのパスポートと同様に使用することができ
る。この場合は、例えばプラスチック、ポリマー、エラ
ストマー等の材料を用いて薄く柔軟性を有する構成する
こともできる。ディスプレイ6も後述するような柔軟性
を有する構造になっており、全体として折り曲げ等が可
能な構成となっている。
【0072】また、必須ではないが、電子化に対応して
いない国が存在することを考慮して電子パスポートは従
来と同様の紙のビザシート25を含む冊子体としてもよ
い。Immigrationでは、パスポート部21の
情報により本人確認がなされ入出国の許可がおりると、
リーダライタ32からImmigration(入出
国)に関する情報を接続端子8を通じて入力し、ディス
プレイ6に表示させる。外部端子8には、電極駆動用の
制御信号入力部を設けておき、一方、リーダライタ側に
図1に該当する回路(6のディスプレイを除く)を設け
ておき、リーダライタ側の制御により画像描画を行な
う。ディスプレイ6に対する駆動用電極は上記例のよう
に2つの電極を設けたものでも、下記の「他の実施形態
(2)」と同様に一方の電極のみを設けておきき、リー
ダライタ側の外部電極を利用するようにしたものでもよ
い。
【0073】(2)他の実施の形態2 上記実施の形態は、ディスプレイ6をドライバ7でコン
トロールし、内部的な処理で表示を行なうものである
が、画像の表示は外部電極を用いて行なうことも可能で
ある。
【0074】この場合のディスプレイの一実施形態を5
図〜6図に示す。ディスプレイ41には、画像表示層4
2の表示面(観察者)側と反対側の基材43に共通電極
44のみが形成されている。画像を表示させるには、外
部のリーダライタ等に設けた画像形成用の外部電極45
をディスプレイに当接させ、共通電極側とインキ層を挟
んだ状態で各電極から電界を印加する。共通電極44は
全面同一電位になるので、外部電極45の各アドレス電
極の電界を制御することで、電極位置のマイクロカプセ
ル内の粒子を移動させ所望の画像を表示させることがで
きる。
【0075】Immigrationでは、パスポート
情報により本人確認がなされ入出国の許可がおりると、
リーダライタ32からImmigration(入出
国)に関する情報を接続端子8を通じて入力し、メモリ
5に記憶させる。また、リーダライタ32の制御により
ディスプレイ41と外部電極45を位置合わせした状態
で共通電極44と外部電極45に対して電位をかけ、図
4の如くImmigration(入出国)に関する情
報をディスプレイ41上に描画する。
【0076】電気泳動式のディスプレイは電極を離して
も画像が形成されたままであるので、通常のビザシート
と同様に扱うことができる。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果があ
る。
【0078】ビザシートには必要な入出国に関するデー
タを表示できるので、データを目視することもできる。
【0079】電子パスポートは柔軟性を有するので、従
来の紙のパスポートと同様に扱うことができる。
【0080】電気泳動式のディスプレイを用いることで
電力および画像信号の供給がなくても画像を維持できる
ので、本体内に電源を必要がない。また、電源を持った
場合でも、消費電力が少ないので、長時間の使用が可能
である。
【0081】複数ページの冊子体と異なり、一枚(ある
いは数枚)のディスプレイがあれば良いので、これまで
のパスポートに比べ薄く、必要な表示のみをさせればよ
いので、紙のように過去のスタンプがすべて残るものに
比べ非常に使い勝手が良い。
【0082】パスポートに共通電極のみを設ける構成で
は、安価に製造できる。
【0083】単にパスポート表面に印字しただけでな
く、内部のコンピュータでもデータ管理を行なうように
すれば改ざんや偽造が困難である。
【0084】紙製のビザシートを設ければ、これまでの
パスポートと同様にスタンプ等を押印することもできる
ので、電子化に対応していない国(入出国管理局)でも
本電子パスポートを使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の電子パスポートの配線図である。
【図2】本願発明の電子パスポートの外観図である。
【図3】本願発明の電子パスポートのデータ入力に用い
られるリーダライタの概略斜視図である。
【図4】本願発明の電子パスポートにおいて、入力され
たデータが表示された状態を示す正面図である。
【図5】本願発明の電子パスポートに用いられるディス
プレイの別な例である、外部電極を用いて画像表示を行
う場合の概略断面図である。
【図6】図5において実際に画像表示を行う場合の動作
説明断面図である。
【図7】本願発明の電子パスポートに用いられるディス
プレイの概略断面図である。
【図8】本願発明の電子パスポートに用いられるマイク
ロカプセルの概略断面図である。
【図9】本願発明の電子パスポートに用いられるマイク
ロカプセルの駆動状態と表示の関連説明斜視図である。
【図10】本願発明の電子パスポートに用いられる図9
マイクロカプセルとは別のマイクロカプセルを用いた場
合の駆動状態の説明斜視図である。
【図11】本願発明の電子パスポートに用いられるマイ
クロカプセルの駆動状態によるカラー化表示の説明断面
図である。
【図12】本発明の表示媒体の暗号化画像の認証システ
ムの動作説明図である。
【符号の説明】
1 電子パスポート 2 ROM 3 RAM 4 CPU 5 メモリ 6 ディスプレイ 7 ドライバ 8 接続端子 11 ディスプレイ 11a 表面保護層 11b 電極フィルム 11c 画像表示層 11d 電極フィルム 11e 基材 11f カラーフィルタ 21 パスポート部 22 ビザシート部 23 顔写真 24 情報部 25 ビザシート 31 端末装置 32 リーダライタ 33 挿入口 34 ディスプレイ 41 ディスプレイ 42 画像表示層 43 基材 44 共通電極 45 外部電極 110 マイクロカプセル 111 カプセル殻 113 白の粒子 114 黒の粒子 115 分散媒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/077 G06K 19/00 J // G02F 1/13 505 E

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パスポート本体にデータ入力手段、前記デ
    ータ入力手段から入力されたデータに基づいて画像を表
    示する柔軟性を有する画像表示手段を備えたことを特徴
    とする電子パスポート。
  2. 【請求項2】パスポート本体にマイクロコンピュータと
    メモリを内蔵したICチップ、ICチップに対するデー
    タ入出力手段、前記ICチップ内のデータに基づいて画
    像を表示する柔軟性を有する画像表示手段を備えたこと
    を特徴とする電子パスポート。
  3. 【請求項3】前記画像表示手段は、所定の色の荷電性粒
    子が封入されたカプセルに対して電気的駆動信号を与え
    ることで画像表示を行う電気泳動式の表示媒体であるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の電子パスポー
    ト。
  4. 【請求項4】前記電気泳動式の表示媒体の背面側(表示
    面と反対側)にのみ電極が設けられていることを特徴と
    する請求項3記載の電子パスポート。
  5. 【請求項5】前記電気泳動式の表示媒体の表示面側およ
    び背面側(表示面と反対側)に電極が設けられているこ
    とを特徴とする請求項3記載の電子パスポート。
  6. 【請求項6】前記表示手段は、電気的駆動信号の供給切
    断後も表示状態を維持する不揮発性を有することを特徴
    とする請求項1ないし5記載の電子パスポート。
  7. 【請求項7】パスポート本体が柔軟性を有する材料から
    なることを特徴とする請求項1ないし6に記載の電子パ
    スポート。
  8. 【請求項8】入出国確認印を押印するための紙製ビザシ
    ートが設けられたことを特徴とする請求項1ないし7記
    載の電子パスポート。
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