JP4367021B2 - 画像形成装置、及び画像形成システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、光パターンを照射して画像形成媒体に画像を形成する画像形成装置、及び画像形成システムに関する。
【0003】
【従来の技術】
【0004】
従来から普通紙やOHP等の記録媒体の両面に画像を形成できる画像形成装置が考案されている(例えば、特許文献1参照)。また、コレステリック液晶層、及び光導電層等が積層された光書込み型電子ペーパーに光書込みをする装置が考案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
従来の光書込み型電子ペーパーは、紙と違って画像の書込みをできるのは片面だけとなっている。このため、光書込み型電子ペーパーを光書込み装置のペーパートレイに表と裏を逆向きにしてセットしてしまうと、画像を書き込めないという問題があった。
【0006】
また、光書込み型電子ペーパーは、コレステリック液晶層、光導電層、及び透明電極等が樹脂のプレートによって挟まれたものであり、普通紙等と比較すると厚みがあり、硬度が高い。このため、光書込み型電子ペーパーを、従来の両面印刷装置の記録媒体を裏返すための曲率が小さい搬送路に通すことができない。従って、従来の両面印刷装置の機構では両面印刷が困難であるという問題があった。
【0007】
また、従来の両面印刷装置では、紙は、一方の面に印刷された後、裏返すための搬送路に通され、その後、他方の面に印刷される。このため、両面印刷に時間がかかるという問題があった。
【特許文献1】
【0008】
特開昭62−047655号公報
【特許文献2】
【0009】
特開2001−301233号公報
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、画像形成媒体の表裏を気にせずに画像を形成すること、普通紙よりも厚みのある画像形成媒体の両面に画像を形成すること、及び両面印刷の高速化を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1に記載の画像形成装置は、ペーパー判別線と、光導電層と、コレステリック液晶層と、を有する画像形成媒体に対して、光パターンを照射して画像を形成する画像形成装置であって、前記画像形成媒体の一方の面に面して設けられ、前記一方の面に光パターンを照射する第1照射手段と、前記画像形成媒体の他方の面に面して設けられ、前記他方の面に光パターンを照射する第2照射手段と、前記ペーパー判別線を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づき、前記画像形成媒体の種類を判別し、その種類に応じた画像形成の方法となるように、前記第1照射手段、前記第2照射手段及び前記電圧印加手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、画像形成媒体の種類に関わらず、画像形成媒体に画像を確実に形成することができる。
【0013】
また、制御手段は、画像形成媒体の種類に応じた画像形成の方法となるように、第1照射手段及び第2照射手段を制御するので、例えば、画像形成層(光導電層及びコレステリック液晶層)が一方の面に形成されていれば第1照射手段に、他方の面に形成されていれば第2照射手段に、両面に形成されていれば第1照射手段、及び第2照射手段に、光パターンを照射させる。これによって、画像形成層が形成されていない面に対して光パターンを照射してしまうことがなく、電力の浪費を防止できる。
【0014】
さらに、制御手段は、画像形成媒体の種類に応じた画像形成の方法となるように、電圧印加手段を制御するので、例えば、電圧印加手段の画像形成媒体の端子に接続されていない回路中のスイッチをオン/オフさせるようなことはなく、電力の浪費を防止できる。
【0015】
さらにまた、制御手段は、画像形成媒体の種類に応じた画像形成の方法となるように、第1照射手段、第2照射手段、及び電圧印加手段を制御するので、例えば、制御手段は、画像形成媒体の種類を、遮光層が2つの第1透明電極層の間に設けられており、両面に形成された光導電層がそれぞれ反対面から遮光される画像形成媒体(電子ペーパー15)と判別した場合、両面の光導電層に同時に光パターンを照射し、両面の光導電層、及び表示層に同時に電圧を印加する制御を行うことによって、画像形成媒体の両面に同時に画像を形成でき、両面印刷の高速度化が達成される。
【0016】
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記制御手段は、前記画像形成媒体の種類を、光を遮光する遮光層と、前記光導電層と、前記コレステリック液晶層と、前記電圧印加手段に電気的に接続される2つの透明電極層と、を有し、前記光導電層と前記コレステリック液晶層との間に前記遮光層を積層した第1画像形成媒体と判別した場合、前記第1照射手段又は前記第2照射手段を制御して、前記第1照射手段又は前記第2照射手段に表示される表示画像を、前記第1画像形成媒体に複写させることを特徴とする。
【0017】
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記制御手段は、前記画像形成媒体の種類を、光を遮光する遮光層と、前記光導電層と、前記コレステリック液晶層と、前記電圧印加手段に電気的に接続される2つの透明電極層と、を有し、前記光導電層からみて前記コレステリック液晶層とは逆側に前記遮光層を積層した第2画像形成媒体と判別した場合、前記第1照射手段又は前記第2照射手段を制御して、前記第1照射手段又は前記第2照射手段に表示される反転処理された表示画像を、前記第2画像形成媒体に複写させることを特徴とする。
【0018】
前記制御手段は、前記画像形成媒体の種類を、前記電圧印加手段に電気的に接続される第1透明電極層と、前記光導電層と、前記コレステリック液晶層と、前記電圧印加手段に電気的に接続される第2透明電極層と、で構成された積層体を2つ有し、前記2つの積層体の間に、光を遮光する遮光層を設けた第3画像形成媒体と判別した場合、前記第1照射手段及び前記第2照射手段を制御して、前記第1照射手段又は前記第2照射手段に反転処理された画像を表示させ、前記電圧印加手段を制御して、前記第3画像形成媒体の両面に同時に電圧を印加させることを特徴とする。
【0019】
請求項4に記載の画像形成装置では、画像形成媒体の各面の光導電層、及び表示層にそれぞれ個別に電極が設けられているので、両面の光導電層、及び表示層に同時に電圧を印加できる。
【0020】
また、遮光層が他方の透明電極層間に設けられており、両面に形成された光導電層がそれぞれ反対面から遮光される。このため、両面の光導電層に同時に光パターンを照射し、両面の光導電層、及びコレステリック液晶層に同時に電圧を印加することによって、画像形成媒体の両面に同時に画像を形成でき、両面印刷の高速度化が達成される。
【0021】
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記制御手段は、前記画像形成媒体の種類を、前記電圧印加手段に電気的に接続される一方の透明電極層と、前記コレステリック液晶層と、前記光導電層と、で構成された積層体を2つ有し、前記2つの積層体の間に、光を遮光する遮光層と、前記電圧印加手段に電気的に接続され、前記一対の層の共通電極とした他方の透明電極層と、を設けた第4画像形成媒体と判別した場合、前記第1照射手段及び前記第2照射手段を制御して、前記第1照射手段又は前記第2照射手段に反転処理された画像を表示させ、前記電圧印加手段を制御して、前記第4画像形成媒体の両面に順番に電圧を印加させることを特徴とする。
【0022】
請求項6に記載の画像形成装置は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置であって、前記制御手段は、前記検出手段の検出結果に基づき、前記光パターンが照射される面の向きを判別し、前記照射される面に面する前記第1照射手段又は前記第2照射手段を駆動させることを特徴とする。
【0023】
請求項6に記載の画像形成装置では、画像形成媒体の表示層側から第1照射手段、又は第2照射手段によって画像形成媒体に光パターンを照射しても正しい向きの画像が得られる。
【0024】
請求項7に記載の画像形成装置は、請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置であって、前記電圧印加手段に接続される装置側端子を複数備え、前記制御手段は、前記検出手段の検出結果に基づき、前記複数の装置側端子のうち、前記透明電極層に接続された媒体側端子が接触する装置側端子を判別し、前記電圧印加手段に、前記判別した装置側端子と前記媒体側端子を介して前記透明電極から前記コレステリック液晶層と前記光導電層に電圧を印加させることを特徴とする。
【0025】
請求項7に記載の画像形成装置では、画像形成位置に位置する画像形成媒体の表裏、及び向きに関わらず、複数の装置側端子が媒体側端子に接触し、画像形成層と電圧印加手段を電気的に接続する。従って、光パターンが照射された画像形成層に確実に画像を形成できる。
【0026】
また、画像形成媒体に媒体側端子が接触する装置側端子を検出させる被検出手段が設けられており、この被検出手段が検出手段によって検出される。これは、例えば、画像形成媒体の一方の面の端部に記された印を画像形成媒体の一方の面の両端部、及び他方の面の両端部に面して設けられた4個のセンサによって検出し、画像形成媒体の表裏、及び向きを検出する。これによって、画像形成媒体の表裏、向きに応じた媒体側端子の位置を検出し、検出された媒体側端子に対応する装置側端子を検出する、というものである。
【0027】
そして、制御手段は、電圧印加手段に、第2検出手段によって検出された装置側端子と媒体側端子を介して電気的に接続される画像形成層に電圧を印加させる。これによって、例えば、電圧印加手段の画像形成層に接続されていない回路中のスイッチをオン/オフさせるようなことはなく、電力の浪費を防止できる。
【0028】
請求項8に記載の画像形成システムは、請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置と画像形成媒体とからなる画像形成システムであって、前記画像形成媒体には、前記ペーパー判別線が、前記画像形成媒体の種類を示すように設けられたことを特徴とする。
【0029】
請求項9に記載の画像形成システムは、請求項8に記載の画像形成システムであって、前記ペーパー判別線がさらに、前記光パターンが照射される面の向きを示すように設けられたことを特徴とする。
【0030】
請求項10に記載の画像形成システムは、請求項8又は9に記載の画像形成システムであって、前記装置側端子と接触し、前記画像形成層に電圧を印加するための媒体側端子を、前記画像形成媒体の両面に設けたことを特徴とする。
【0031】
請求項11に記載の画像形成システムは、請求項10に記載の画像形成システムであって、前記ペーパー判別線がさらに、前記媒体側端子の位置を示すように設けられたことを特徴とする。
【発明の実施の形態】
【0032】
以下に図面を参照しながら第1実施形態について説明する。
【0033】
図1に示すように、画像形成装置としてのプリンタ10は、パソコン44(図3参照)に接続され、パソコン44から送信された画像データに基づいて、4種類の光書込み型電子ペーパー(以下、電子ペーパーという)12、13、15、17に画像の光書込みを行う。
【0034】
電子ペーパー12、13は、画像形成層12´、13´(図8、図9参照)が片面のみに形成され、電子ペーパー15、17は、画像形成層15´、17´(図10、図11参照)が両面に形成されている。電子ペーパー12と電子ペーパー13との相違点、及び電子ペーパー15と電子ペーパー17との相違点については後述する。
【0035】
プリンタ10には、光書込みを行う前の電子ペーパー12、13、15、17(以下、代表して電子ペーパー12のみ記載する)を収納するペーパートレイ14が設けられている。また、電子ペーパー12をペーパートレイ14に挿入する際に開かれる挿入扉16がプリンタ筐体19に開閉可能に支持されている。なお、電子ペーパー12は、耳部12Fが搬送方向に延出するようにペーパートレイ14にセットされるようになっている。
【0036】
また、ペーパートレイ14に収納された電子ペーパー12の上面に面して給紙ローラ18が設けられている。給紙ローラ18は半円柱形状をしており、曲面には摩擦部材が取り付けられている。また、給紙ローラ18は、円弧の中心点付近を軸心とする給紙シャフト20によって回転可能に支持されている。
【0037】
ここで、電子ペーパー12の搬送方向下流側の端部は、図示しない付勢手段によって給紙ローラ18に付勢されている。このため、給紙ローラ18が回転すると、電子ペーパー12は給紙ローラ18の摩擦部材の摩擦力によって光書込み部22へ給紙される。
【0038】
光書込み部22とペーパートレイ14との間には、ペーパー検出センサー(以下、センサという)23、25、27、29とクリーニングローラ24が設けられている。センサ23、27は、電子ペーパー12の搬送経路の上側に設けられている。センサ23は、搬送される電子ペーパー12の搬送方向と直交する方向の一端部に面して設けられ、センサ25は、他端部に面して設けられている。センサ25、29は、電子ペーパー12の搬送経路の下側に設けられている。センサ27はセンサ23に面し、センサ29はセンサ25に面している。
【0039】
センサ23、25、27、29は、投受光センサで、光書込み部22へ搬送される電子ペーパー12、13、15、17に記されたペーパー判別線39を検出することによって、電子ペーパーの種類、光書込み面の向き、及び電子ペーパーに設けられたスルーホール端子40、41、42、43(図4〜図7参照)の位置を検出する。
【0040】
また、クリーニングローラ24は、電子ペーパー12を光書込み部22へ搬送すると共に、電子ペーパー12の表面に付いた塵を取り除く。
【0041】
図2(A)に示すように、光書込み部22には、ペーパー押え26が設けられている。このペーパー押え26は、プリンタ筐体19の上面に開閉可能に支持されており、電子ペーパー12が光書込み部22へ搬送される際には開かれている。
【0042】
また、光書込み部22には、電子ペーパー12の下面に面して第1露光モジュール28が設けられ、ペーパー押え26には、電子ペーパー12の上面に面する第2露光モジュール30が設けられている。
【0043】
第1露光モジュール28には、第1LCD28A、第1バックライト28B、及び後述する電圧印加手段46(図3参照)の端子31、33が設けられている。図3に示すように、端子31は、電圧印加手段46の第1スイッチ46Aに接続され、端子33は、電圧印加手段46の第2スイッチ46Bに接続されている。
【0044】
図2(A)に示すように、第1LCD28Aは、パソコン44の出力ポートから送信された画像データに基づく画像を表示する。第1バックライト28Bは、リフレクタ28Cとリフレクタ28Cの端部に設けられた冷陰極管28Dとで構成され、第1LCD28Aの背面に設けられている。
【0045】
図4に示すように、端子31と端子33は、第1LCD28Aを間に置いて対角位置に配置され、端子31が上流側に設けられ、端子33が下流側に設けられている。
【0046】
また、電子ペーパー12の搬送方向(図中矢印A方向)と直交する方向の両端部には、端子31、33とそれぞれ接触するスルーホール端子40、41が設けられている。スルーホール端子40、41は隣合う隅部に設けられ、端子40は一方の耳部12Fの光書込み側の面に露出し、端子41は他方の耳部12Fの光書込み側の反対面に露出している。
【0047】
図示するように、電子ペーパー12が、スルーホール端子40、41が上流側に向けられた状態で光書込み部22へ搬送された場合は、スルーホール端子40、又はスルーホール端子41が、電子ペーパー12の表裏に関わらず端子31に接触する。また、電子ペーパー12が、図示する状態から180°反転され、スルーホール端子40、41が下流側に向けられた状態で光書込み部22へ搬送された場合は、スルーホール端子40、又はスルーホール端子41が、電子ペーパー12の表裏に関わらず端子33に接触する。
【0048】
即ち、電子ペーパー12をどのようにセットしても必ず電子ペーパー12と電圧印加手段46を電気的に接続できる。なお、電子ペーパー12は、図示する状態から90°回転された状態ではペーパートレイ14にセットできないようになっている。
【0049】
また、電子ペーパー12の一方の耳部12Fには、1本のペーパー判別線39が記されている。このペーパー判別線39がセンサ23、センサ25、センサ27、及びセンサ29の何れかによって検出されてコントロールボード50に送信されることによって、電子ペーパーの種類が電子ペーパー12と判別される。
【0050】
また、ペーパー判別線39は光書込み面側に記されており、ペーパー判別線39がセンサ23、又はセンサ27によって検出されると、光書込み面が第2露光モジュール30を向いていると判別され、ペーパー判別線39がセンサ25、又はセンサ29によって検出されると、光書込み面が第1露光モジュール28を向いていることが検出される。
【0051】
そして、ペーパー判別線39がセンサ25、又はセンサ27によって判別されると、端子31を介して電子ペーパー12と電圧印加手段46との電気的な接続が得られていると判別され、ペーパー判別線39がセンサ23、又はセンサ29によって検出されると、端子33を介して電子ペーパー12と電圧印加手段との接続が得られていると判別される。
【0052】
さらに、第1露光モジュール28には、端子33に並んでRFIDリーダライタ47が設けられ、電子ペーパー12の他方の耳部12Fには、RFIDリーダライタ47にデジタル情報を書き込まれ、又は読取られるIDカード48が取付けられている。
【0053】
そして、図5に示すように、電子ペーパー13の一方の耳部13Fには、2本のペーパー判別線39が搬送方向に並んで形成されている。この2本のペーパー判別線39がセンサ23、センサ25、センサ27、及びセンサ29の何れかによって検出されることによって、電子ペーパーの種類が電子ペーパー13であると判別される。
【0054】
また、ペーパー判別線39がセンサ23、又はセンサ27によって検出されると、電子ペーパー13の光書き込み面が第2露光モジュール30を向いていると判別され、ペーパー判別線39がセンサ25、又はセンサ29によって検出されると、電子ペーパー13の光り書き込み面が第1露光モジュール28を向いていると判別される。
【0055】
また、スルーホール端子40は光書込み面の反対面に露出し、端子41が光書込み面に露出している。このため、ペーパー判別線39がセンサ23、又はセンサ29によって検出されると、スルーホール端子40、又はスルーホール端子41が端子31に接触していると判定され、ペーパー判別線39がセンサ25、センサ27によって検出されるとスルーホール端子40、又はスルーホール端子41が端子33に接触していると判定される。
【0056】
また、図6に示すように、電子ペーパー15には、3本のペーパー判別線39が、一方の耳部15Fの両面に搬送方向に並んで形成されており、センサ23とセンサ25、又はセンサ27とセンサ29によって検出される。
【0057】
また、図7に示すように、電子ペーパー17には、4本のペーパー判別線39が一方の耳部17Fの両面に搬送方向に並んで形成されており、センサ23とセンサ25、又はセンサ27とセンサ29の何れかによって検出される。
【0058】
即ち、センサ23とセンサ25、又はセンサ27とセンサ29によって検出されたペーパー判別線39の本数が、3本であれば電子ペーパー15と判別され、4本であれば電子ペーパー17と判別される。ここで、ペーパー判別線39が電子ペーパー15、17の両面に形成されているのは、電子ペーパー15、17の両面が光書込み面とされているからである。
【0059】
また、図6に示すように、電子ペーパー15の一方の面のスルーホール端子40が露出した隅部の対角隅部にはスルーホール端子42が露出し、他方の面のスルーホール端子41が露出した隅部の対角隅部にはスルーホール端子43が露出している。
【0060】
スルーホール端子40とスルーホール端子41が電子ペーパー15の一方の面の画像形成層15´の電極に接続されており、スルーホール端子42とスルーホール端子43が電子ペーパー15の他方の面の画像形成層15´の電極に接続されている。
【0061】
図示するように、電子ペーパー15が光書込み部22へ搬送される際にスルーホール端子40、41が上流側に向けられている場合は、電子ペーパー15表裏に関わらず、スルーホール端子40、又はスルーホール端子41が端子31に接触し、スルーホール端子42、又はスルーホール端子43が端子33に接触する。
【0062】
また、電子ペーパー15が、図示する状態から180°反転され、スルーホール端子40、41が下流側に向けられた状態で光書込み部22へ搬送された場合は、電子ペーパー15の表裏に関わらず、スルーホール端子40、又はスルーホール端子41が端子33に接触し、スルーホール端子42、又はスルーホール端子43が端子31に接触する。
【0063】
即ち、電子ペーパー15をペーパートレイ14にどのようにセットしても必ず電子ペーパー15の両面の画像形成層15´と電圧印加手段46を電気的に接続できる。
【0064】
また、図7に示すように、電子ペーパー17にもスルーホール端子40、41、42、43が、電子ペーパー15と同じように配置されており、電子ペーパー17をペーパートレイ14にどのようにセットしても電子ペーパー17の両面の画像形成層17´と電圧印加手段46を電気的に接続できる。
【0065】
そして、電圧印加手段46は、第1露光モジュール28、及び第2露光モジュール30に画像が表示された後に、電子ペーパー12の画像形成層12´の駆動に必要な電圧パルスを印加するようになっている。
【0066】
なお、電圧パルスの作成は、AC電源からの電圧を基に変圧や波形の整形を行ってもよく、電池等のバッテリーから供給されるDC電源を手動でON/OFFスイッチングしてもよい。また、DC電源からスイッチング回路を用いて必要なパルスを生成してもよい。そのようなパルス生成には、例えば、ROMのような波形記憶手段とDA変換手段と制御手段とを有し、電圧印加時にROMから読み出した波形をDA変換して供給する回路を用いることができる。また、パルス発生回路のような電気回路的な方式でパルスを発生させる手段等を用いることができる。更に、電圧印加手段46と第1露光モジュール28、第2露光モジュール30の駆動状態を検出する電気的なトリガーに基づいて電子ペーパー12への電圧印加を行っても良い。
【0067】
また、第2露光モジュール30には、第1露光手段28と同様に、液晶第2LCD30Aと第2バックライト30Bが設けられており、第2バックライト30Bは、リフレクタ30Cと冷陰極管30Dとで構成されている。
【0068】
図2(B)に示すように、ペーパー押え26を閉じられると、電子ペーパー12は、第1露光モジュール28と第2露光モジュール30によって挟み込まれ、第1露光モジュール28、第2露光モジュール30によって電子ペーパー12の両面から光書込みをできる状態になる。
【0069】
そして、図2(C)に示すように、光書込み部22の下流には、排出ローラ36が設けられており、画像を書き込まれた電子ペーパー12が、排出口38から排出される。この時、ペーパー押え26は開かれる。
【0070】
ここで、電子ペーパー12について説明する。
【0071】
図8に示すように、第1露光モジュール28、又は第2露光モジュール30によって図中矢印A方向に光を照射されて画像を書き込まれる電子ペーパー12は、2枚の透明なフィルム12Aの間に画像形成層12´が積層されたフレキシブルな画像形成媒体である。なお、矢印A方向の光が入射する面をA面、A面の裏面をB面と呼ぶ。
【0072】
画像形成層12´は、表示層としてのコレステリック液晶層12Bと光導電層12Cとで構成されている。2枚のフィルム12Aの内面には共に透明電極層(ITO層)12Dが蒸着やスパッタリング等によって形成されている。AB両面のITO層12Dの間には、A面側から順に、光導電層12C、遮光層(光吸収層)12E、コレステリック液晶層12Bが積層されている。
【0073】
光導電層12Cは、ベンズイミダールペリレン(BZP)をITO層12Dに蒸着することによって形成された電荷発生層と、ビフェニルージアミン系材7.2%、ポリカーボネートビスフェノールZ(ポリ(4、4´−シクロヘキシリデンジフェニレンカーボネート))10.8%、モノクロロベンゼン82%の溶液をさらにモノクロロベンゼンにより2倍に希釈し、スピンコートによって電荷発生層に塗布することによって形成された電荷輸送層と、この電荷輸送層に蒸着によって形成された上記電荷発生層と、で構成されている。
【0074】
また、遮光層12Eは、黒色樹脂BKR−105(日本化薬社製)をスピンコート塗布することによって形成されている。
【0075】
また、コレステリック液晶層12Bは、遮光層12EとB面側のITO層12Dとの間に空セルを形成し、この空セルに材料を注入し、注入された表示材料をUV光の照射によってUV重合させることによって形成されている。
【0076】
表示材料は、正の誘電率異方性を有するネマチック液晶E186(メルク社製)を72.3wt%、右旋性のカイラル剤CB15(メルク社製)を13.9wt%及び右旋性のカイラル剤CE2(メルク社製)を13.9wt%を混合したものに、更にチオール系UV重合高分子前駆体NOA65(ノーランド社製)を15wt%添加して調整している。上記混合物はグリーンの色光を選択反射するように液晶とカイラル剤の割合が選択されている。
【0077】
また、電子ペーパー12の1組の対辺には、樹脂がコ字状にコーティングされた耳部12Fが形成されている。そして、この耳部12FのA面には、2層のITO層12Dを端子31、又は端子33に導通させるためのスルーホール端子40が延出し、耳部12FのB面には、2層のITO層12Dを端子31、又は端子33に導通させるためのスルーホール端子41が延出している。
【0078】
スルーホール端子40、又はスルーホール端子41を介して両側のITO層12Dの間に電圧印加手段46によって電圧が印加されると共に、第1露光モジュール28、又は第2露光モジュール30から発せられた光がA面側から照射されると、光導電層12Cに第1露光モジュール28、又は第2露光モジュール30からの露光パターンに応じたインピーダンス変化が誘起され、潜像が形成される。そして、このインピーダンス変化によってコレステリック液晶層12Bに選択的に電圧が印加されている状態となる。
【0079】
この状態で、電子ペーパー12への電圧の印加が解除され、第1露光モジュール28、又は第2露光モジュール30による光パターンの照射が終了すると、コレステリック液晶層12Bは露光パターンに従って緑色を示す選択波長反射を示すプレーナ状態、及び光透過状態による背景色(ここでは黒色)を示すフォーカルコニック状態を取る。これによって、光導電層12Cに形成された潜像がB面側に外光Lの反射画像として表示される。即ち、第1露光モジュール28、又は第2露光モジュール30に表示された画像と同じ画像が電子ペーパー12に複写記録される。
【0080】
画像が記録された電子ペーパー12は、メモリ性を有し、無電源で表示画像を維持できる。また、電子ペーパー12は、書換えが可能、即ち再利用が可能であるため、環境負荷が低いという利点がある。
【0081】
なお、電子ペーパー13、15、17のコレステリック液晶層、光導電層、遮光層は同様の材料、方法で形成されている。
【0082】
次に、電子ペーパー13について説明する。なお、電子ペーパー12と同一の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
【0083】
図9に示すように、図中矢印A方向に第1露光モジュール28、又は第2露光モジュール30によって光を照射されて画像を書き込まれる電子ペーパー13は、2枚の透明なフィルム13Aの間に画像形成層13´が積層されたフレキシブルな画像形成媒体である。なお、電子ペーパー12は表示面の裏面から光書き込みを行うが、電子ペーパー13は表示面から光書込みを行う。
【0084】
画像形成層13´は、表示層としてのコレステリック液晶層13Bや光導電層13Cとで構成されている。A面側のフィルム13Aの内面にはITO層13Dが蒸着やスパッタリング等によって形成されている。また、B面側のフィルム13Aの内側には遮光層13Eが蒸着やスパッタリング等によって形成され、遮光層13Eの内側にITO層13Dが蒸着やスパッタリング等によって形成されている
【0085】
AB面両側のITO層13Dの間には、A面側から順に、コレステリック液晶層13B、光導電層13Cが積層されている。また、電子ペーパー13の1組の対辺には、樹脂がコ字状にコーティングされた耳部13Fが形成されている。
【0086】
そして、この耳部13FのB面には、2層のITO層13Dを端子31、又は端子33に導通させるためのスルーホール端子40が延出し、耳部13FのA面には、ITO層12Dを端子31、又は端子33に導通させるためのスルーホール端子41が延出している。
【0087】
このスルーホール端子40、又はスルーホール端子41を介してAB面両側のITO層13Dの間に電圧印加手段46によって電圧が印加されると共に、第1露光モジュール28、又は第2露光モジュール30から発せられた光がA面側から照射されると、光導電層13Cに第1露光モジュール28、又は第2露光モジュール30からの露光パターンに応じたインピーダンス変化が誘起され、潜像が形成される。そして、このインピーダンス変化によってコレステリック液晶層13Bに選択的に電圧が印加されている状態となる。
【0088】
この状態で、電子ペーパー13への電圧の印加が解除され、第1露光モジュール28、又は第2露光モジュール30による露光が終了すると、コレステリック液晶層13Bは露光パターンに従って緑色を示す選択波長反射を示すプレーナ状態、及び光透過状態による背景色(ここでは黒色)を示すフォーカルコニック状態を取る。これによって、光導電層13Cに形成された潜像が外光Lの反射画像としてA面側に表示される。即ち、第1露光モジュール28、又は第2露光モジュール30に表示された画像と同じ画像が電子ペーパー13に複写記録される。
【0089】
なお、電子ペーパー13、及び後述する電子ペーパー15、17は、光書込みをする面と表示面が同一なので、第1LCD28A、又は第2LCD30Aの画像が反転されて複写される。このため、第1LCD28A、第2LCD30Aには画像を反転して表示する必要があるが、この点については後述する。
【0090】
次に、電子ペーパー15について説明する。なお、第1、第2実施例と同一の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
【0091】
図10に示すように、電子ペーパー15は、第1露光モジュール28、及び第2露光モジュール30によって図中矢印A方向、及び矢印B方向に光を照射されて両面に画像を書き込まれる。電子ペーパー15は、2枚の透明なフィルム15Aの間に画像形成層15´が、矢印A方向の光が入射するA面、及び矢印B方向の光が入射するB面の両面に積層されたフレキシブルな画像形成媒体である。
【0092】
フィルム15Aの内面には共に第2透明電極層(第2ITO層)15Dが蒸着やスパッタリング等によって形成されている。AB面両側の第2ITO層15Dの間には、A面側から順に、コレステリック液晶層15B、光導電層15C、第1透明電極層(第1ITO層)15G、遮光層15E、第1ITO層15G、光導電層15C、コレステリック液晶層15Bが積層されている。また、電子ペーパー15の1組の対辺には、樹脂がコ字状にコーティングされた耳部15Fが形成されている。
【0093】
そして、この耳部15FのB面には、B面側の第2ITO層15D、第1ITO層15Gを端子31、又は端子33に導通させるためのスルーホール端子40と、A面側の第2ITO層15D、第1ITO層15Gを端子31、又は端子33に導通させるためのスルーホール端子42が延出している。
【0094】
また、耳部15FのA面には、B面側の第2ITO層15D、第1ITO層15Gを端子31、又は端子33に導通させるためのスルーホール端子41と、A面側の第2ITO層15D、第1ITO層15Gを端子31、又は端子33に導通させるためのスルーホール端子43が延出している。
【0095】
このため、B面側を第1露光モジュール28に向けてスルーホール端子40を端子31に接触させ、スルーホール端子42を端子33に接触させている場合は、端子31、スルーホール端子40を介してB面側の第2ITO層15Dと第1ITO層15Gとの間に電圧が印加され、端子33とスルーホール端子42を介してA面側の第2ITO層15Dと第1ITO層15Gとの間に電圧が印加される。
【0096】
また、B面側を第1露光モジュール28に向けてスルーホール端子42を端子31に接触させ、スルーホール端子40を端子33に接触させている場合は、端子31、スルーホール端子42を介してA面側の第2ITO層15Dと第1ITO層15Gとの間に電圧が印加され、端子33、スルーホール端子42を介してB面側の第2ITO層15Dと第1ITO層15Gとの間に電圧が印加される。
【0097】
この2状態での電圧印加と共に、第1露光モジュール28によってB面に光パターンが照射され、第2露光モジュール30によってA面に光パターンが照射されると、第1LCD28Aに表示された画像がB面の画像形成層15´に記録され、第2LCD30Aに表示された画像がA面の画像形成層15´に記録される。
【0098】
また、A面側を第1露光モジュール28に向けてスルーホール端子41を端子31に接触させ、スルーホール端子43を端子33に接触させている場合は、端子31、スルーホール端子41を介してB面側の第2ITO層15Dと第1ITO層15Gとの間に電圧が印加され、端子33、スルーホール端子43を介してA面側の第2ITO層15Dと第1ITO層15Gとの間に電圧が印加される。
【0099】
さらに、A面側を第1露光モジュール28に向けてスルーホール端子43を端子31に接触させ、スルーホール端子41を端子33に接触させている場合は、端子31、スルーホール端子43を介してA面側の第2ITO層15Dと第1ITO層15Gとの間に電圧が印加され、端子33、スルーホール端子41を介してB面側の第2ITO層15Dと第1ITO層15Gとの間に電圧が印加される。
【0100】
この2状態での電圧印加と共に、第1露光モジュール28によってA面に光が照射され、第2露光モジュール30によってB面に光が照射されると、第1LCD28Aに表示された画像がA面の画像形成層15´に記録され、第2LCD30Aに表示された画像がB面の画像形成層15´に記録される。
【0101】
ここで、2層の第1ITO層15Gの間に遮光層15Eが設けられているので、矢印A方向、及び矢印B方向の光がそれぞれA面、及びB面を透過してB面の光導電層15C、及びA面の光導電層15Cを照射することはない。このため、両面の画像形成層15´に同時に光書込みをできる。
【0102】
次に、第4実施例の電子ペーパー17について説明する。なお、第1乃至第3実施例と同一の構成には同一の符号を付している。
【0103】
図11に示すように、電子ペーパー17は、第1露光モジュール28、及び第2露光モジュール30によって図中矢印A方向、及び矢印B方向に光を照射されてAB両面に画像を書き込まれる。
【0104】
電子ペーパー17の電子ペーパー15との相違点は、A面側の光導電層17CとB面側の光導電層17Cとの間に第1ITO層17Gが1層しか設けられていおらず、この1層の第1ITO層17GがAB両面の共通電極とされている点である。
【0105】
このため、電子ペーパー17は、AB両面の画像形成層17´に同時に電圧を印加できないが、電子ペーパー15と比較して薄くなり、また、形成工程を1工程省略できる。
【0106】
次に、プリンタ10の動作方法について説明する。ここでは、プリンタ10をプリンタ10専用のドライバーソフトがインストールされたパソコン44(図3参照)に接続してプリンタ10を動作させる場合について説明する。
【0107】
プリンタ10の電源が投入されると図12に示すフローが開始され、ステップ100に進む。ステップ100では、ユーザーによってパソコン44の画面上でプリントしたい情報が選択され、プリンタポート、又はネットワーク経由で出力信号がプリンタ10へ送信される。
【0108】
ステップ101では、コントロールボード50から、給紙ローラ18、及びクリーニングローラ24を駆動させる駆動モータ51に駆動信号が出力され、電子ペーパーが光書込み部22へ搬送される。この搬送の際、電子ペーパーに記されたペーパー判別線39がセンサ23、25、27、29によって検出される。
【0109】
まず、ステップ102では、搬送される電子ペーパーが、両面プリント用の電子ペーパーか否か、即ち電子ペーパー15、17であるか電子ペーパー12、13であるかが判定される。これは、上述したようにペーパー判別線39の本数によって判定される。肯定されると、ステップ103へ進み、否定されると図13のステップ200へ進む。
【0110】
ステップ103では、コントロールボード50において、画像データが第1LCD28A、第2LCD30Aに適合するように変換され、LCDインターフェース(I/F)ボード52に入力される。ここで、上述したように電子ペーパー15、17には第1LCD28A、第2LCD30Aの画像が反転して複写されるので、正しい向きのプリント画像を得るために反転画像のデータを形成する。
【0111】
そして、ステップ104では、第1LCD28A、及び第2LCD30Aのグラフィックメモリに画像データを書き込む。ここで、片面印刷の画像データしかコントロールボード50へ送信されていない場合は、第1LCD28Aのグラフィックメモリに画像データを書き込み、ステップ105へ進む。
【0112】
ステップ105では、電子ペーパー15、又は電子ペーパー17が光書込み部22へ搬送された時点で第1LCD28A、第2LCD30Aに画像を表示させる。片面印刷の場合は、第1LCD28Aのみに画像を表示させる。
【0113】
ステップ106では、電子ペーパーが電子ペーパー15か電子ペーパー17かが判定される。これは、上述したように、ペーパー判別線39の本数が、3本であれば電子ペーパー15となり、4本であれば電子ペーパー17となる。そして、電子ペーパー15の場合は、ステップ107へ進み、電子ペーパー17の場合は、ステップ108へ進む。
【0114】
ステップ107では、電圧印加手段46の第1スイッチ46Aと第2スイッチ46Bが同時にオンになり、電子ペーパー15のAB両面の画像形成層15´に電圧が印加される。これによって、第1LCD28A、第2LCD30Aの表示画像が同時に反転して複写され、パソコン44の画面に表示された画像がプリントされる。そして、第1スイッチ46Aと第2スイッチ46Bをオフにし、ステップ109へ進む。
【0115】
また、ステップ108では、まず、電圧印加手段46の第1スイッチ46Aがオンになり、電子ペーパー17の第1LCD28Aに面した画像形成層17´に電圧が印加される。これによって、第1LCD28Aの表示画像が複写される。そして、第1スイッチ46Aをオフし、第2スイッチ46Bをオンにし、電子ペーパー17の第2LCD30Aに面した画像形成層17´に電圧を印加させる。これによって、第2LCD30Aの表示画像が複写される。その後、第2スイッチ46Bをオフにし、ステップ109へ進む。
【0116】
ステップ110では、第1露光モジュール28、第2露光モジュール30の駆動が停止される。
【0117】
ここで、図13のフローを参照して片面印刷用の電子ペーパー12、13に画像をプリントする方法について説明する。
【0118】
ステップ200では、電子ペーパーの種類が電子ペーパー12か電子ペーパー13かが判定される。ペーパー判別線39が1本で電子ペーパー12と判定されるとステップ201へ進み、ペーパー判別線39が2本で電子ペーパー13と判定されるとステップ202へ進む。
【0119】
ステップ201では、コントロールボード50において、第1LCD28A、又は第2LCD30Aに適合するように画像データが変換され、LCDI/Fボード52に入力される。ここで、電子ペーパー12は、光書込み面と表示面が反対側なので、第1LCD28A,第2LCD30Aの表示画像は反転されずにそのまま複写される。このため、ここでの画像変換において、画像の反転は行わない。
【0120】
また、ステップ202での画像変換においては、電子ペーパー13に第1LCD28A、第2LCD30Aの画像が反転して複写されるので、反転画像の形成を行う。そして、ステップ203へ進み、第1LCD28A、第2LCD30Aのグラフィックメモリに変換された画像データの書込みを行う。
【0121】
ステップ204では、電子ペーパー12、又は電子ペーパー13のA面(光書込み面)が第1LCD28Aを向いているか第2LCD30Aを向いているか判定される。これは上述したように、ペーパー判別線39が電子ペーパー12、13の上側のセンサ23、27によって検出されるか、下側のセンサ25、29によって検出されるかで判定される。
【0122】
ここで、電子ペーパー12、又は電子ペーパー13のA面が第1LCD28Aを向いていればステップ205へ進み、第1LCD28Aに画像を表示させる。また、電子ペーパー12、又は電子ペーパー13のA面が第2LCD30Aを向いていればステップ206へ進み、第2LCD30Aに画像を表示させる。
【0123】
そして、ステップ207において、電子ペーパー12、又は電子ペーパー13の端子に接触しているのが第1スイッチ46Aに接続された端子31か第2スイッチ46Bに接続された第2スイッチ46Bかが上述した方法で判定される。
【0124】
ここで、端子31と判定されると、ステップ208へ進み、第1スイッチ46Aがオンになる。また、端子33と判定されると、ステップ209へ進み、第2スイッチ46Bがオンになる。これによって、電子ペーパー12、又は電子ペーパー13に第1LCD28A、又は第2LCD30Aの画像が複写される。そして、第1スイッチ46A、又は第2スイッチ46Bがオフにし、図12のステップ109へ進む。
【0125】
このように、片面にのみ画像形成層が形成されている電子ペーパーに画像を形成する場合には、画像の書込みを行わないLCDは駆動させず、また、電圧の印加を行わない回路中のスイッチをオンオフさせないようにしたので、電力の浪費を防止できる。
【0126】
そして、ステップ109において、第1バックライトユニット28B、第2バックライトユニット28Bが消灯され、第1LCD28A,第2LCD28Bの画像の表示が消される。
【0127】
なお、第1LCD28A、第2LCD28Bの光源がストロボ発光のように瞬間発光をするものである場合は、電圧印加を発光のタイミングに同期させて画像を形成する。
【0128】
ステップ110では、電子ペーパーのIDカード48にRFIDのデジタル情報を書き換えできるか否かが判定される。ここでは、RFIDリーダライタ47によってIDカード48に記憶されたデジタル情報を読取ることができるか否か、即ち、電子ペーパーがIDカード48がRFIDリーダライタ47に面するように光書込み部22へ搬送されたか否かが判定される。
【0129】
そして、肯定されるとステップ111へ進み、RFIDリーダライタ47によってIDカード48にデジタル情報の書き換えが行われる。また、否定されるとステップ112へ進み、エラーメッセージをプリンタ10、又はパソコン44の画面に表示させ、ステップ114へ進む。
【0130】
RFIDのデジタル情報の書き換えが行われた後は、ステップ112へ進み、RFIDの書き換えが正常に行われた否かが判定される。ここで、否定されるとステップ112へ進み、エラーメッセージをプリンタ10、又はパソコン44の画面に表示させる。
【0131】
そして、ステップ114において、排出ローラ36の駆動モータ49が駆動され、画像を光書込みされ、またRFIDのデジタル情報を書き換えられた電子ペーパーが排出される。
【0132】
次に、第2実施形態のプリンタ60について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
【0133】
図14、図15に示すように、プリンタ60には、スタイラスヘッドモジュール62が設けられている。このスタイラスヘッドモジュール62は、搬送されている電子ペーパー64にライン状の光パターンを電子ペーパー64の搬送方向(副走査方向)に連続して照射することによって画像を形成する。
【0134】
スタイラスヘッドモジュール62は、電子ペーパー64の上面に面して設けられた第1露光モジュール66と、電子ペーパー64の搬送経路を挟んで第1露光モジュール66に面して設けられた第2露光モジュール68とで構成されている。
【0135】
第1露光モジュール66には、電子ペーパー64の搬送経路に面して設けられた第1線状LCD66Aと、第1線状LCD66Aの背面に設けられた第1バックライト66Bと、第1LCD66Aの両端部に設けられ、電圧印加手段46(図3参照)に接続された第1端子66Cが設けられている。
【0136】
また、第2露光モジュール68には、電子ペーパー64の搬送経路に面して設けられた第2線状LCD68Aと、第2線状LCD66Aの背面に設けられた第2バックライト68Bと、第2LCD68Aの両端部に設けられ、電圧印加手段46に接続された第2端子68Cが設けられている。
【0137】
電子ペーパー64には、搬送方向の両端部に樹脂でコーティングされた耳部64Fが形成されている。また、各線が搬送方向と直交する方向に延出するストライプ状のITO層64Dがパターニングされている。そして、各線の両端部に端子70、71が設けられている。この端子70、71は、スタイラスヘッドモジュール62の中を搬送されている間、第1端子66C、第2端子68Cに接触し、電子ペーパー64を電圧印加手段46に電気的に接続している。また、第1LCD66A、第2LCD68Aは、この端子70に接触する毎に、ライン状の画像を電子ペーパー64に書き込んで行く。これによって、電子ペーパー64の両面の全体に画像が形成される。
【0138】
ここで、電子ペーパー64について説明する。なお、全体的な構造は、上述した電子ペーパー15と類似しているので、相違点についてのみ説明する。
【0139】
図16に示すように、電子ペーパー64の内側に設けられた2層のITO層64Dのうち、A面側のITO層64Dの一端部からは端子70が側面からA面へ、B面側のITO層64Dの一端部からは端子70が側面からB面へ延出している。ここで、外側のITO層64Dと端子70は非接触となっており、端子70によって外側のITO層64Dと内側のITO層64Dとが電気的に接続されることはない。また、端子71は、外側のITO層64Dの他端部が、露出されることによって形成されている。これによって、第1端子66C、第2端子6Cが端子70、71に接触できる。
【0140】
以上、第1実施形態、第2実施形態で説明したように、電子ペーパーの両面に第1露光モジュール、第2露光モジュールを設けたことによって、電子ペーパーに表と裏を気にすることなく、画像を形成できる。
【0141】
また、電子ペーパーのように厚みのある普通紙のように折り曲げることができない画像形成媒体を表と裏を逆転させるための搬送路に通すことなく両面印刷できる。これによって、電子ペーパーを裏返すための搬送路が不要となり、装置を小型化できる。さらに、電子ペーパーを裏返すための搬送時間が不要になるので、両面印刷の高速度化が達成される。
【0142】
なお、第1、第2実施形態では、照射手段を、透過型の液晶LCDを例に取って説明したが、これに限らず、反射型液晶LCD、有機ELディスプレイ等、他の照射手段も適用可能である。
【0143】
さらに、第1、第2実施形態では、記録媒体を電子ペーパーを例に取って説明したが、これに限らず、インスタントフィルム等、他の記録媒体も適用可能である。
【発明の効果】
【0144】
本発明は上記構成にしたので、画像形成媒体の表裏を気にせずに画像を形成すること、普通紙よりも厚みのある画像形成媒体の両面に画像を形成すること、及び両面印刷の高速化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のプリンタを示す斜視図である。
【図2】(A)第1実施形態のプリンタを示す断面図である。
(B)第1実施形態のプリンタを示す断面図である。
(C)第1実施形態のプリンタを示す断面図である。
【図3】 第1実施形態のプリンタの回路図である
【図4】 第1実施形態のプリンタの第1露光モジュールと電子ペーパーを示す平面図である。
【図5】 第1実施形態のプリンタの第1露光モジュールと電子ペーパーを示す平面図である。
【図6】 第1実施形態のプリンタの第1露光モジュールと電子ペーパーを示す平面図である。
【図7】 第1実施形態のプリンタの第1露光モジュールと電子ペーパーを示す平面図である。
【図8】 図4の8−8断面図である。
【図9】 図5の9−9断面図である。
【図10】 図6の10−10断面図である。
【図11】 図7の11−11断面図である。
【図12】 第1実施形態のプリンタの動作方法を示すフローチャートである。
【図13】 第1実施形態のプリンタの動作方向を示すフローチャートである。
【図14】 第2実施形態のプリンタのスタイラスヘッドモジュールを示す断面図である。
【図15】 第2実施形態のプリンタのスタイラスヘッドモジュールと電子ペーパーを示す平面図である。
【図16】 図15の16−16断面図である。
【符号の説明】
10 プリンタ(画像形成装置)
12 電子ペーパー(画像形成媒体)
12B コレステリック液晶層(表示層)
12C 光導電層
13 電子ペーパー(画像形成媒体)
13B コレステリック液晶層(表示層)
13C 光導電層
15 電子ペーパー(画像形成媒体)
15B コレステリック液晶層(画像形成媒体)
15C 光導電層
15D 第2透明電極層
15E 遮光層
15G 第1透明電極層
17 電子ペーパー(画像形成媒体)
17B コレステリック液晶層(表示層)
17C 光導電層
17D 第2透明電極層
17E 遮光層
17G 第1透明電極層
23 センサ(第1検出手段、第2検出手段)
25 センサ(第1検出手段、第2検出手段)
27 センサ(第1検出手段、第2検出手段)
28 第1露光モジュール(第1照射手段)
29 センサ(第1検出手段、第2検出手段、第3検出手段)
30 第2露光モジュール(第2照射手段)
31 端子(装置側端子)
33 端子(装置側端子)
39 ペーパー判別線(第1被検出手段、第2被検出手段、識別手段)
40 スルーホール端子(媒体側端子)
41 スルーホール端子(媒体側端子)
42 スルーホール端子(媒体側端子)
43 スルーホール端子(媒体側端子)
46 電圧印加手段
50 コントロールボード(制御手段)
64 電子ペーパー(記録媒体)
64B コレステリック液晶層(画像形成媒体)
64C 光導電層
64D 透明電極層(第1透明電極層、第2透明電極層)
64E 遮光層

Claims (11)

  1. ペーパー判別線と、光導電層と、コレステリック液晶層と、を有する画像形成媒体に対して、光パターンを照射して画像を形成する画像形成装置であって、
    前記画像形成媒体の一方の面に面して設けられ、前記一方の面に光パターンを照射する第1照射手段と、
    前記画像形成媒体の他方の面に面して設けられ、前記他方の面に光パターンを照射する第2照射手段と、
    前記ペーパー判別線を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づき、前記画像形成媒体の種類を判別し、その種類に応じた画像形成の方法となるように、前記第1照射手段、前記第2照射手段及び前記電圧印加手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記画像形成媒体の種類を、光を遮光する遮光層と、前記光導電層と、前記コレステリック液晶層と、前記電圧印加手段に電気的に接続される2つの透明電極層と、を有し、前記光導電層と前記コレステリック液晶層との間に前記遮光層を積層した第1画像形成媒体と判別した場合、
    前記第1照射手段又は前記第2照射手段を制御して、前記第1照射手段又は前記第2照射手段に表示される表示画像を、前記第1画像形成媒体に複写させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記画像形成媒体の種類を、光を遮光する遮光層と、前記光導電層と、前記コレステリック液晶層と、前記電圧印加手段に電気的に接続される2つの透明電極層と、を有し、前記光導電層からみて前記コレステリック液晶層とは逆側に前記遮光層を積層した第2画像形成媒体と判別した場合、
    前記第1照射手段又は前記第2照射手段を制御して、前記第1照射手段又は前記第2照射手段に表示される反転処理された表示画像を、前記第2画像形成媒体に複写させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記画像形成媒体の種類を、前記電圧印加手段に電気的に接続される第1透明電極層と、前記光導電層と、前記コレステリック液晶層と、前記電圧印加手段に電気的に接続される第2透明電極層と、で構成された積層体を2つ有し、前記2つの積層体の間に、光を遮光する遮光層を設けた第3画像形成媒体と判別した場合、
    前記第1照射手段及び前記第2照射手段を制御して、前記第1照射手段又は前記第2照射手段に反転処理された画像を表示させ、
    前記電圧印加手段を制御して、前記第3画像形成媒体の両面に同時に電圧を印加させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記画像形成媒体の種類を、前記電圧印加手段に電気的に接続される一方の透明電極層と、前記コレステリック液晶層と、前記光導電層と、で構成された積層体を2つ有し、前記2つの積層体の間に、光を遮光する遮光層と、前記電圧印加手段に電気的に接続され、前記一対の層の共通電極とした他方の透明電極層と、を設けた第4画像形成媒体と判別した場合、
    前記第1照射手段及び前記第2照射手段を制御して、前記第1照射手段又は前記第2照射手段に反転処理された画像を表示させ、
    前記電圧印加手段を制御して、前記第4画像形成媒体の両面に順番に電圧を印加させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記検出手段の検出結果に基づき、前記光パターンが照射される面の向きを判別し、前記照射される面に面する前記第1照射手段又は前記第2照射手段を駆動させることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記電圧印加手段に接続される装置側端子を複数備え、
    前記制御手段は、前記検出手段の検出結果に基づき、前記複数の装置側端子のうち、前記透明電極層に接続された媒体側端子が接触する装置側端子を判別し、前記電圧印加手段に、前記判別した装置側端子と前記媒体側端子を介して前記透明電極から前記コレステリック液晶層と前記光導電層に電圧を印加させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置と画像形成媒体とからなる画像形成システムであって、
    前記画像形成媒体には、前記ペーパー判別線が、前記画像形成媒体の種類を示すように設けられたことを特徴とする画像形成システム。
  9. 前記ペーパー判別線がさらに、前記光パターンが照射される面の向きを示すように設けられたことを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
  10. 前記装置側端子と接触し、前記画像形成層に電圧を印加するための媒体側端子を、前記画像形成媒体の両面に設けたことを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成システム。
  11. 前記ペーパー判別線がさらに、前記媒体側端子の位置を示すように設けられたことを特徴とする請求項10に記載の画像形成システム。
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