JP5033756B2 - 実時間対話型コンテンツを無線交信ネットワーク及びインターネット上に形成及び分配する方法及び装置 - Google Patents

実時間対話型コンテンツを無線交信ネットワーク及びインターネット上に形成及び分配する方法及び装置 Download PDF

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Description

発明の詳細な説明
発明の分野
本発明はコンピュータ及びネットワークを用いるメッセージの形成及び分布に関し、更に詳しくは、モバイルテレホンなどの手持型装置を使用する操作者により形成された聴覚的又は視覚的コンテンツを有するメッセージを操作者が分配することを可能にする方法及びシステムに関する。
発明の背景
セルラーフォン(cellular telephone)、所謂パーソナル・ディジタル・アシスタント(PDA)及びハンドヘルド・コンピュータなどのモバイル装置の使用は、ほんの数年前の最も楽観的な予想さえも大きく越える割合で拡大している。セルラーフォンは、安価であり、個人が気軽に持ち運んでも友人らや娯楽ソースに接触することがで きるので広く容認されている。例えば音楽または動画を再生及び記録するような他のモバイル装置も娯楽を提供し、また個人に楽しみを与えるので、広く容認されてきている。
これらのモバイル装置はあらゆる世代の個人により世界中で用いられているが、特に「ポップカルチャー」の流行やライフスタイルを取り入れる世代に特に普及している。ポップカルチャーは全人口の大きな割合(特に若い世代)を占めており、世界中で即座に受け入れられている。
専門的なソースにより記録又は分配される音楽及び動画はポップカルチャーの重要な部分である。しかしながら、個人が自分自身の聴覚的又は視覚的コンテンツを 形成し、それを友人らと共有する趣味が広がっている。残念ながら、音楽及び動画のような聴覚的及び視覚的コンテンツの形成及び分配には、小型でない即ちセ ルラーフォンのようには容易に持ち運べない装置の使用が要求される。セルラーフォンのようなモバイル装置を用いて聴覚と視覚のうちの少なくとも一方又は双方を形成及び分配させる能力が要請される。
本発明の開示
本発明の目的はモバイル装置を用いる音楽又は動画のようなコンテンツの形成及び分配を与えることである。
本発明の1つの観点によれば、操作者が指示及び第1のコンテンツの表現の提示を受けるハンドヘルド装置を使用し、このハンドヘルド装置を介して少なくとも1つの受信者の識別と、操作者により制御された時間的関係に従って第1のコンテンツの提示に時間的に重なる第2のコンテンツとを与え、遠隔サーバーに対して第2のコンテンツの表現と受信者の識別とを与え、遠隔サーバーに少なくとも1つの受信者へ時間的関係に従って配置された第1のコンテンツと第2のコンテンツとを表すメッセージを送らせる。
本発明の他の観点によれば、システムは、ハンドヘルド装置を含み、この装置は無線機と処理回路とを有し、その処理回路は、ハンドへルド装置に操作者へ指示を表す出力と、第1のコンテンツの表現とを与えさせ、少なくとも1つの受信者の識 別を表す入力と、操作者により制御された時間的関係に従って第1のコンテンツの提示に時間的に重なる第2のコンテンツとを操作者から受け取って、無線機 を通じて第2のコンテンツの表現と少なくとも1つの受信者の識別とを送り、第2のコンテンツの表現及び少なくとも1つの受信者の識別とを受信して保存する サーバー・サブシステムを含み、少なくとも1つの受信者へ、時間的関係に従って配置された第1のコンテンツと第2のコンテンツとを表すメッセージとを送る。
本発明の他の観点によれば、ハンドヘルド装置の操作者の制御の下に生成されたハンドへルド装置のからの少なくとも1つの信号を受信するサーバー・システムを備え、そのハンドヘルド装置は、第1のコンテンツの識別子と、操作者により制御された時間的関係に従って第1のコンテンツのハンドヘルド装置による提示に時間的に重なる第2のコンテンツと、少なくとも1つの受信者の識別とを搬送し、サーバー・システムは、時間的関係を識別する情報を得て、少なくとも1つの受信者へ第1のコンテンツと、時間的関係に従って配置された第2のコンテンツとを表すメッセージを受信する。
本発明の様々な特徴及びその好ましい実践とは以下の説明及び添付図面を参照することにより良く理解されるものであり、 幾つかの添付図面においては同様な参照符号は同様な要素を示すものとする。以下の説明及び添付図面におけるコンテンツとは単なる例示として示すものであり、本発明の目的を限定するように理解すべきではない。
本発明の実施形態
A.概観
図1は、モバイル装置10の操作者がサーバー30と対話して、聴覚的コンテンツと視覚的コンテンツとの少なくとも一方又はその両方についてのオリジナルのコンテンツと予め存在するコンテンツとの組み合わせを有するメッセージを生成し、これらのメッセージの受信者42、52、62のような少なくとも1つの受信者への分配を制御できるシステムの模式図である。
以下の説明は特にセルラーフォン、公衆電話交換ネットワーク(PSTN)、及びインターネットを参照する。これらの設備は本発明が如何にして利用されるかの重要な例であるが、本発明は単にこれらの特定の例よりも更に広範囲の設備に実施して使用してもよい。セルラーフォンは、装置10として使用し得る装置の一例にすぎない。適宜な装置の他の例は、PDA、ポータブル・コンピュータ(ハンドヘルド・コンピュータを含む)、及び双方向ラジオを含む。本発明の教示は、定置型又は卓上電話機及び定置型又はデスクトップ・コンピュータに適用し得る。既存の又は将来的に予想される標準に適合するセルラー技術は、装置10に使用し得る交信技術の一例である。インターネット及びPSTNはシステムコン ポーネント間の交信を与えるのに使用し得る設備の例である。基本的に任意の設備又は技術は、無線放送、ポイント対ポイント、及び多点交信チャンネルなど、 空中、或いは電線や光ファイバーなどの伝達媒体を通じて超音波、無線、光信号を搬送するものを含む。
1.アプリケーション
本発明の2つのアプリケーションは本明細書においてはSongMail及びMusicDIY(do it yourself) と称する。SongMail及びMusicDIYは、装置10の操作者に、予め存在するコンテンツ(例えばバックグラウンド・ミュージックや、操作者により与えられた付加的なコンテンツなど)を含むメッセージの形成を可能とし、次いでこのメッセージを受信者が聞くことが可能な形態で少なくとも1つの受信者 へ送信することを可能とさせる。SongMailアプリケーションにおいては、操作者は音声発話などの聴覚的コンテンツを与える。MusicDIYアプリ ケーションにおいては、操作者は、装置10の少なくとも1つの入力デバイスを起動することにより音楽機器を再生するのと同様な方式で聴覚的コンテンツを与える。
SongMail及びMusicDIYは聴覚的コンテンツに関連するが、本発明は、受信者により知覚できる視覚的コンテンツを含む基本的に任意のコンテンツの提示を包含するメッセージを作成するために用いてもよい。更に、SongMail及びMusicDIYアプリケー ションそれ自身は、例えば視覚的コンテンツを含むように拡張可能である。これらのアプリケーションを以下に詳細に説明するが、これらは本発明により与える ことができるアプリケーションの単なる例示として示したものである。
2.交信
図1を参照すると、本発明の様々な特徴を組み込むシステムは、サーバー30と装置10との間の交信設備、サーバー30と潜在的受信器(例えばコンピュータ・システム42、電話52、モバイル装置62など)との間の交信設備を含む。システムは、サーバー30とサービス又はコンテンツのプロバイダとの間の交信設備も 含み、これらはコンピュータ・システム41及び電話51により示されている。例えば、サーバー30はコンピュータ・システム41から予め存在するコンテン ツを獲得でき、このコンテンツは、記憶デバイス33におけるサーバー自身のコンテンツ・データ・ベースからは利用可能ではないものである。
サーバー30と装置10との間の交信設備は、装置10の操作者がメッセージを作成してサーバー30へ送信するのに使用され、サーバー30は、そのメッセージを 少なくとも1つの受信者へ連続的に送信する。サーバー30と受信先との間の交信設備は、サーバーによりメッセージを受信先へ分配するのに用いられる。サーバー30とサービス又はコンテンツ(例えば予め録音された音楽又は動画)のプロバイダとの間の交信設備は、サーバーによりこれらのサービス又はコンテンツを獲得するのに用いられる。
広範な交信技術、技法及びプロトコルを使用することができる。特定の交信設備に制約されないが、図1に示した設備が本発明の多くの実施にとって商業的に重要であることが予測される。
3.サーバー
サーバー30は、プロセッサ31と、記憶デバイス33と、PSTN50のような交信設備に対する接続と、携帯電話システムと、ネットワーク40とを含む通常の ハードウェアにより実行し得る。ネットワーク40は、インターネットのようなグローバル・ネットワークとしてもよく、或いは社内イントラネットなどのより 限定的なネットワークとしてもよい。
以下に説明する様々なアプリケーションを支援する環境は、公知のオペレーティング・システム、例えばLinux、Unix(登録商標)、又は種々のバージョンのWindows(登録商標)により提供し得る。
本発明の実践は、特定のソフトウェア環境を必須とするものではない。図1におけるサーバー30の表示は、単独のプロセッサ31を有する1つのコンピュータ・システムを示唆しているが、サーバー30は、各々が単独又は多重プロセッ サを有する少なくとも1つのコンピュータ・システムにより実行してもよい。これらのシステムは互いに近接して配置してもよく、広く離間させてもよい。特定の実行又は構成に限定されるものではない。
サーバー30は、上述のSongMail及びMusicDIYを実行するのに使用し得る多数のサービスを与える。本発明の様々な実行におけるサーバー30により与え得る幾つかのサービスの例は、電子メール(e−mail)、対話型音声応答(Interactive Voice Response:IVR)、ショート・メッセージ・サービス(Short Message Services:SMS)又はマルチメディア・メッセージ(Multimedia Messaging Service:MMS)、ワイアレス・アクセス・プロトコル(Wireless Access Protocol:WAP)、及びハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル(Hypertext Transfer Protocol:HTTP)を含む。これらのサービスは、現在の公知のサービスの例であり、おそらくこれらは、より発展する対応する将来のサービスに置き換えられるであろう。本発明の教示に従えば、サーバー30は、これらの形式のサービスの既存の及び将来のバージョンと共に与えられるか作動し得る。
多重デバイスを含み得る記憶デバイス33は、プロセッサ31により実行されるオペレーティング・システム及びアプリケーション・システム・ソフトウェアを記憶すると共に、このソフトウェアにより用いられたデータを記憶する。データの3つの例は、操作者・プロファイル、コンテンツ・データベース、及び操作者により形成されたメッセージである。操作者・プロファイルは、特定の操作者に関連したアカウンティング情報及び個人的嗜好のようなデータを包含してもよい。 操作者の嗜好の例は、音楽又は録音アーティストの好みのタイプの表示とし得る。操作者・プロファイルは、潜在的受信先の「アドレス帳」を含むこともでき る。コンテンツ・データベースは、操作者が、操作者自身のコンテンツを有するメッセージを含むように選択できる予め存在するコンテンツを包含する。好ましくは、データベースは、コンテンツにより搬送されるアーティスト、タイトル、コンテンツの形式又はスタイルによるか、或いはコンテンツにより搬送される基本的なメッセージ又は雰囲気による選択を促進するように配置される。
サーバー30は、システムの他のコンポーネントとの交信に基本的に任意の形態を使用してもよい。図1に示される実行においては、サーバー30は、無線チャンネル60を通じてモバイル装置10,62と交信し、PSTN50を通じて電話51,52と交信し、 ネットワーク40を通じてコンピュータ・システム41,42と交信する。信号は無線チャンネル60を通じてレシーバー35及びトランスミッタ36によりそれぞれ送信及び受信され、そのレシーバー35及びトランスミッタ36は少なくとも1つのアンテナ37へ接続され、且つ交信設備34によりプロセッサ31へ 接続されている。レシーバー35及びトランスミッタ36はプロセッサ31に近接して配置してもよく、或いは広く離間させてもよい。1つの実行においては、 交信設備34は、多重レシーバー35、多重トランスミッタ36、及び多重アンテナ37を含むセルラーフォン・システムへの接続を与える。
説明を簡単にするために以下の説明は、サーバー30が、1つのプロセッサ31を有する単独のコンピュータ・システムにより実現された実施を参照することにする。尚、そのプロセッサ31は、1つの記憶デバイス33、PSTN50、ネットワーク40、レシーバー35及びトランスミッタ36へ接続されている。実施及び構成における様々な変形例が可能である。
4.ハンドヘルド装置
図1におけるモバイル装置10の図示はセルラーフォンを示唆しているが、既に説明したように他の形式の装置を使用してもよい。図示された特定の実施において、装置10は多重入力デバイス及び多重出力デバイスを有する。この入力デバイスは、操作者により起動され得るキーパッドのようなスイッチ21の配列と、操作者が話したり或いは他の聴覚的入力を与え得る聴覚入力トランスデューサ22を含む。出力デバイスは、ラウドスピーカーのような聴覚出力トランスデューサ23 と、可視的情報を表示し得る液晶ディスプレイ(LCD)パネルのような可視的ディスプレイ24とを含む。図示しない他の機器においては、装置10はPDAであり、これは、入力のためのスイッチ21の配列と、出力のための可視的ディスプレイ24とを有するが、聴覚入力又は出力トランスデューサを持たなくても よい。
セルラーフォンとしての装置10の仮想的な実施を図2に模式的に示す。この実施においては、プロセッサ12はコンピューティング資源を与える回路系を表す。メモリ13は揮発又は非揮発情報記憶を与え、これは例えばランダム・アクセス・メモリ及び様々な形式のリード・オンリー・メモリである。入力/出力コントロール18は、スイッチ21の配列(キーパッド)及び 聴覚出力トランスデューサ26(圧電デバイス)のような入出力デバイスに対するインターフェースを表す。ディスプレイ・コントロール17は、ディスプレイ・デバイス24(LCDパネル)に対するインターフェースを表す。Codec16は、聴覚入力トランスデューサ22(マイクロフォン)から受け取って聴 覚出力トランスデューサ(ラウドスピーカー)へ送る聴覚信号のエンコーディング及びデコーディングを与える回路系を示す。交信プロセッサ14は、トランスミッタ15及びレシーバー19へのインターフェースを示し、そのトランスミッタ15及びレシーバー19はアンテナ25へ接続されており、このアンテナ25 が無線チャンネルを通じて信号を送受信する。図示された例においては、装置10の様々な部品がバス11へ接続されており、これは1つよりも多くの物理的バスを表し得る。バス・アーキテクチュア以外のアーキテクチュアを用いて他の実施を実現してもよい。
例えばPDAの代替的な実施例は、様々な部品、例えばCodec16、聴覚入力トランスデューサ22及び聴覚出力トランスデューサ23を廃して、他の部品、例えば交信プロセッサ 14、トランスミッタ15、レシーバー19及びアンテナ25を、装置10の外部における別個の装置により設けてもよい。多くの変形例が可能である。
これらの部品の少なくとも1つの機能は、ディスクリート・ロジック部品と、1つ又はそれ以上のASICとプログラム制御プロセッサとの少なくとも何れか一方又は双方とを含む広範な方法により実現できる。実現の形式は限定的でない。
実際的な実施において重要であろう幾つかの部品、例えばアンテナ送受切換器、パワーマネジメント回路系などは、本発明の原理においては重要ではないので、例示の明瞭化のために図においては省略してある。
B.アプリケーション
SongMail 及びMusicDIYアプリケーションについての実施の詳細の殆どは、装置10の特性と、装置10、サーバー30及び受信先をリンクする交信技術とに部分的に依存している。本項目における説明は各アプリケーションの概念的な全体像を与えるものであり、実際的な実施に必要であろう詳細な考察については省略してある。付加的な考察は、様々な実施技術の説明に関して以下に説明する。
1.SongMail
操作者は、聴覚入力及び出力トランスデューサを有する電話機又は他の装置を用いてSongMailメッセージを形成し得る。好ましくは、電話機は、スイッチ21の配列(これは 対応するボタンの配列を押すことにより起動できる)と、聴覚入力トランスデューサ22(例えばマイクロフォン)と、聴覚出力トランスデューサ23(例えば ラウドスピーカー)と、可視的ラスター・ディスプレイ・デバイス24(例えばLCDパネル)とを有する。操作者は、 SongMail処理を、例えば装置10の少なくとも1つボタンを押すことにより開始する。装置10は、その少なくとも1つの出力デバイスを用い、プロン プトや他の情報を表し、これは、例えば聴覚出力トランスデューサ23を通じて聴覚的情報を示すか、或いは好ましくはディスプレイ・デバイス24を通じて可 視的な情報を表示することにより、SongMail処理の間に操作者を案内する。装置10が代表的なモバイル電話であるならば、例えば可視的ディスプレイ・デバイス24は、操作者により入力された電話番号の通常の表示のみを与えて、以下に説明するように、操作者による音声交信経路の設定を支援する。応答 において、操作者は装置10の少なくとも1つの入力デバイスを用いてメッセージの形成及び分配を制御する。例えば、音声入力は聴覚入力トランスデューサ 22を通じて与えられるか、好ましくは、スイッチ21の配列における少なくとも1つのスイッチを起動するようにボタンを押し下げることにより、触覚入力を 設けることができる。
a)設定
SongMail処理の1つの概念的実施における各ステップを図3に示す。この処理のステップ101において、操作者は、如何なる方式にせよ特定の実施のために適宜な方式でSongMailアプリケーションを開始する。 ステップ102において、操作者は、処理中に操作者を案内するプロンプトや他の情報を与えるのに用いるシステムについての言語を選択する。ステップ103 においては、操作者は、(1)新たなメッセージを形成、(2)既に形成されたメッセージを聞く、(3)既に形成されたメッセージを削除、(4)既に形成されたメッセージを送信、又は(5)放棄を選択し得る。好適な実施においては、既に形成されたメッセージが存在しなければ、メッセージを聞く、削除する、又は送信するのオプションは提供されない。操作者が、新たなメッセージの形成を選択したならば、この処理はステップ114へ続く。操作者が、既に形成された メッセージを聞くことを選択したならば、この処理はステップ124へ続く。操作者が既に形成されたメッセージの削除を選択したならば、プロセスはステップ 134へ続く。操作者が、既に形成されたメッセージの送信を選択したならば、この処理はステップ144へ続く。操作者が、放棄を選択したならば、この処理 はステップ104へ続き、このステップ104は処理を停止させるのに必要な動作を実行する。
b)形成
ステップ114 において、操作者はそのメッセージについての「バックグラウンド・ミュージック(背景音楽)」を選択する。好適な実施形態においては、操作者は、タイト ル、アーティスト、音楽のタイプ、または、この音楽により搬送されるメッセージ又は雰囲気によりバックグラウンド・ミュージックを選択することができる。 また、このシステムは、記憶デバイス33に記憶された操作者の嗜好に従ってフィルタリングされて配置されたコンテンツ・データベースにおける幾つかのみを 操作者へ示すようにしてもよい。
用語「バックグラウンド・ミュージック」は、操作者により与えられた「操作者コンテンツ」に 対してシステムにより与えられた予め存在するコンテンツを指すものとして用いる。この予め存在するコンテンツはバックグラウンド・ミュージックとする必要 はないが、このような音楽は人気のある選択となるであろう。1つの実施においては、サーバー30は、予め存在するコンテンツを記憶デバイス33上のデータ ベースに記憶させ、操作者が選択したコンテンツを装置10へ送信する。他の実施においては、予め存在するコンテンツは、例えば取り外し式ソリッドステート・メモリ・デバイスにより装置10に記憶される。
ステップ115において、システムは、選択されたバックグラウンド・ ミュージックの演奏を聴覚出力トランスデューサ23を通じて提示し、操作者から聴覚入力トランスデューサ22を通じて操作者コンテンツを受け取る。ステッ プ116は操作者がバックグラウンド・ミュージックを聞きながら、例えば歌うことを可能とする。これは操作者に、操作者コンテンツをバックグラウンド・ ミュージックの提示に時間的に重畳させ、この重畳の時間的関係を制御させることを可能にする。
ステップ115及び116 は、ステップ117が操作者コンテンツの形成が終了したことを判断するまで繰り返される。次にこの処理はステップ103へ続く。代替的に、方法は、操作者 が少なくとも1つの受信者を特定して、その受信先へ、メッセージと共に、形成したばかりの操作者コンテンツを送信することを可能とするステップへ続けても よい。メッセージを送信し得る1つの方式を以下に示す。好ましくは、方法は、操作者がメッセージを送信することを可能にするステップへ直接に進むならば、 一つのステップは、操作者がメッセージの送信を断つことを可能にするように与えられる。
好ましくはサーバー30は記憶デバイ ス30に、操作者コンテンツを含むが、操作者により選択されたバックグラウンド・ミュージックを含まないメッセージの表現を記憶する。サーバー30は、選択されたバックグラウンド・ミュージックの識別と、これら2つのコンテンツの間の時間的関係の指標とのみを記憶する。バックグラウンド・ミュージックそ れ自身は、他の場合にはコンテンツ・データベースに記憶される。メッセージは受信先へ或いは操作者へ校閲するために送信され、バックグラウンド・ミュー ジックと操作者コンテンツとの表現は、これら操作者コンテンツが与えられたときに操作者により観察された2つのコンテンツの間の時間的関係を実質的に保存する方式で組み合わせられる。
セルラーフォン・システムのような特定の技術が、選択された音楽を操作者へ提示するために装置 10へ送信し、且つ装置10から操作者コンテンツを受信するのに用いられた際には、一般に、その伝達における無視できない遅延が生じる。これらの遅延を判 定できなければ、サーバー10は操作者コンテンツとバックグラウンド・ミュージックの提示との間の時間的関係を判定できないので、メッセージを受信先へ送信するときに、この関係を保存できない。これらの遅延を判定し得る幾つかの手法を以下に説明する。原理的には、これらの遅延を判定する手法は本発明に対 しては重要なものではない。
操作者が、セルラーフォンサービスのような送信サービスと、そのサービスのプロバイダとを用いるならば、伝達遅延の見積もりを与えることができ、この見積もられたラウンド・トリップ遅延を、操作者コンテンツが与えられたときに、操作者が知覚する時間的関係を見積もるのに使用できる。
サービス・プロバイダが伝達遅延の見積もりを与えることができないならば、サーバー30 は、何らかの認識可能な事象をサーバー30へ交信して戻す信号を装置10へ送ることにより、遅延を測定できる。装置10は特定の信号に対して自動的に応答する幾つかの特徴を含むので、サーバー30は、操作者が関与することなく、この遅延を測定できる。別の手法では、サーバー30は、操作者が何らかの動作(例えばボタンを押す動作)をなすように装置10への指示の伝達と、操作者が行為をなす装置10からの受信との間の時間間隔を観察することにより遅延を測定し得る。
遅延が正確に解らないのであれば、サーバー30は操作者により知覚された時間的関係を正確には判定できないので、 メッセージが受信先又は校閲のために操作者へ送信された際に、この時間的関係をシステムが正確に保存することを妨げ得る。しかしながら、サーバー30が 遅延を正確な度合いで判定できるならば、操作者コンテンツが与えられたときに、操作者により観察された時間的関係を実質的に保存できる。
c)聞く
ステップ124において、操作者は既に形成されたメッセージを校閲のために選択する。ステップ125においては、装置10は、操作者コンテンツと、そのメッ セージについて選択されたバックグラウンド・ミュージックとの表現を提示する。その提示は、操作者コンテンツが初めに与えられたときに操作者により観察された時間的関係を実質的に保存する方式で、操作者コンテンツの表現と選択されたバックグラウンド・ミュージックの表現とを重ね合わせる。この提示は、ス テップ126が、提示が終了したか、或いは例えばボタンを押すことにより操作者が提示の終了を要請したかを判断するまで継続する。この処理はステップ 103へ続く。
d)削除
ステップ134において操作者は、既に形成されたメッセージを削除するように選択する。ス テップ135において、削除を確認するように要請する。削除が確認されたなら、メッセージはステップ136で削除されて、処理はステップ103に続く。削除が確認されないならば、処理はステップ103へ続く。
e)送信
ステップ144において、操作者は既に形成された メッセージを送信するように選択される。ステップ145において、操作者は少なくとも1つの受信者を識別する。セルラーフォンを用いる好ましい実施におい ては、操作者は電話機上の少なくとも1つのボタンを押して1つの電話番号を特定するか、操作者によって既に確立されて、サーバー30により記憶デバイス 33に記憶された電話番号又はeメール・アドレスのリストから1つの受信者を選択することができる。代替的な実施においては、操作者は文字数字を特定する 公知技術に従って電話機上のボタンを押すことによりeメール・アドレスを特定することが可能になる。選択的なステップ146は、メッセージに含めるべき何 らかの付加的なメッセージ(例えばメッセージを受信者へ紹介するテキスト又は視覚的イメージ)を操作者に選択させることを可能とする。この処理はステップ 103へ続く。
ステップ147において、サーバー30は、メッセージの表現をステップ145において指定された各受信先へ、 その各受信先に適宜な送達方法により送信する。メッセージの表現は様々な方法を用いて伝達し得る。「直接」方式は、メッセージのオーラル・コンテンツを、所謂音声メール(ボイス・メール)を音声メール加入者へ伝達する方式と殆ど同様な方式で受信先へ直接に伝達する。この直接法は、聴覚出力トランスデューサ を有し、処理能力が殆ど又は全く無い通常の電話機又は他のデバイスへの伝達に適している。「通知」方式は、メッセージを検索するための指示を有する通知の みを伝達する。通知方式は、通常の電話機を含む基本的に任意の形式の装置への伝達に適するが、特に適するのは、例えばSMSの方式によるセルラーフォンへ の伝達、eメールの方式によるコンピュータへの伝達である。音声通知は通常の電話機又はセルラーフォンへ送信することができる。受信先デバイスの操作者は、通知に含まれる指示に従うことにより実際のメッセージ・コンテンツを検索できる。以下、伝達の方式について、より詳細に説明する。
伝達方式は、ステップ145において明確に指定してもよいが、場合によっては、受信先の認証から正しい方法を推論することを可能とし得る。例えば、受信先eメール・アドレスから、又はモバイル装置の電話番号から認証方式を推論することを可能とし得る。
使用された伝達方式に拘わらず、受信先がメッセージの聴覚的コンテンツを最終的に受信するとき、メッセージ・コンテンツの提示は、操作者コンテンツが最初に 与えられたときに操作者により観察された時間的関係を実質的に保持する方式で、選択されたバックグラウンド・ミュージックの表現を有する操作者コンテンツ の表現を含む。
付加的な考慮について以下に説明する。
2.MusicDIY
操作者は、 電話機、PDA、或いは、スイッチのような入力デバイスの配列及び聴覚出力トランスデューサを有する他の装置を用いて、MusicDIYを形成し得る。好ましくは、この装置は、スイッチ21の配列(これは、対応するボタンの配列を押すことにより起動できる)と、聴覚出力トランスデューサ23(例えばラウド スピーカー)と、可視的ラスター・ディスプレイ・デバイス24(例えばLCDパネル)とを有する。操作者は、MusicDIY処理を、例えば装置10の少 なくとも1つのボタンを押すことにより開始する。装置10は、その少なくとも1つの出力デバイスを用い、プロンプトや他の情報を表し、これは、例えばディスプレイ・デバイス24を通じて可視的な情報を表示することにより、MusicDIY処理の間に操作者を案内する。装置10が代表的なモバイル電話である ならば、例えば可視的ディスプレイ・デバイス24は、操作者により入力された電話番号の通常の表示のみを与えて、以下に説明するように、操作者による音声 交信経路の設定を支援する。応答において、操作者は装置10の少なくとも1つの入力デバイスを用いてメッセージの形成及び分配を制御する。好ましくは、スイッチ21の配列における少なくとも1つのスイッチを起動するようにボタンを押し下げることにより、触覚入力を設けることができる。
図3に示してSongMailに関連して上述した方法は、MusicDIY処理の1つの概念的実施を説明することにも用いることができる。SongMailについて上述した各ステップの説明は、対応する方式でMusicDIYに適用することができるので、ステップ115における差異について説明することの他には、説明する必要がない。
ステップ115においてシステムは、選択されたバックグラウンド・ミュージックの演奏を、 SongMailにおいてなされたように、聴覚出力トランスデューサを通じて与えるが、MusicDIYについては、操作者は聴覚入力トランスデューサを 通じて聴覚コンテンツを直接与えない代わりに、音楽機器の再生と同様な方式でスイッチ21の配列の少なくとも1つのスイッチを起動することにより聴覚的コ ンテンツを間接的に与える。装置10は、スイッチの起動に応答して音を生成し、この音を聴覚出力トランスデューサ23を通じて操作者へ示す。これは操作者に、装置10で形成された音楽を聞かせて、バックグラウンド・ミュージックの提示と、操作者によって形成された音楽との間の時間的関係を制御する。
装置10は、通常の音楽機器によってなされるのと同様に特定のスイッチの起動に応答して、定型的な注釈又は音を生成するが、好適な実施においては、装置10 は、特定のスイッチの起動に応答して生成される音を変化させる。好ましくは、音がバックグラウンド・ミュージックの特性に応じて変化して、スイッチの配列 における任意のスイッチの起動が、装置10に所望の音楽規則に従う音を生成させる。換言すれば、スイッチの配列を音の位置付けに適合させて、どのスイッチ が起動されたかに拘わらず、バックグラウンド・ミュージックに組み合わされた操作者コンテンツの全体的効果を楽しいものになるようにしてある。1つの実施 においては、制御情報にバックグラウンド・ミュージックが与えられており、これはスイッチ対音の位置付けが如何にして何時変更されたかを示している。これ について以下により詳細に述べる。
C.通信設備
図3に示して上述した処理は、様々な通信技術を用いる実施に直接関係する幾つかの考慮すべき事項を省略してある。これらの考慮すべき事項について以下に述べる。
1.サーバー−操作者通信
本発明に対する原理においては、装置10について特定の通信設備が重要なわけではないが、多くのアプリケーションに対ステップ1セルラーフォン・システムを 介しての通信が商業的に重要であることが予想される。幾つかの形式のセルラーフォン・システムに使用可能な技術について以下に述べる。これらの技術の多くは広範な様々な組み合わせとして使用できることが明らかである。
a)データ及び音声通信設備の連続使用
第1の技術 は、データ及び音声通信設備を与える少なくとも1つの通信システムに使用し得る。この第1の技術によれば、操作者はデータ通信設備を用いてアプリケーショ ンをセットアップして、次いでこのデータ通信設備を用いるのを止めて、メッセージコンテンツを形成する音声通信設備を使用する。この第1の技術は例えば データ及び音声通信に同時アクセスを与えないセルラーフォン・システムに使用し得る。
第1の技術を組み込み得る1つの方式を図4に示す。ステップ201において、データ通信経路を(この経路を所望のアプリケーション(例えばSongMail又はMusicDIY)、言語、及びバック グラウンド・ミュージックのような操作者の選択を搬送するのに未だ利用及び使用可能でないならば)開始することによりアプリケーション「セッション」が確 立される。代替的実施において、ステップ201は操作者に対し、直ぐに形成されるメッセージについての少なくとも1つの受信者を特定させる。
ステップ202において、データ通信経路の使用が終了する。サーバー30は記憶デバイス33上に情報を記憶し、その記憶デバイスはアプリケーションのセットアップ中に操作者により与えられた任意の選択又は他のデータを記憶する。この情報はアプリケーション・セッションの残りを実行するのに用いられる。
ステップ203において、セッションは音声通信経路(この経路が未だ利用可能でないならば)を開始することにより継続される。これを如何になすかについての幾つかの例を以下に述べる。
第1の例において、データ通信経路の使用を終えるに先立って、サーバー30は情報を装置10へ送り、この情報は、セッションを識別し、且つ操作者が電話をかけるための電話番号を特定するコードを含む。例えば、利用可能であるならば、この情報を送るのにSMSを用いてもよい。電話呼び出しを受けるのに応答し て、サーバー30は操作者に対し、おそらく電話機上のボタンを押すことにより、セッション・コードに入るかを尋ねる。代替的に、装置10はセッションを識別する情報を記憶し、可聴信号(例えばDTMFトーン)をサーバー30へ送ることによりセッションを自動的に識別する。何れの場合においても、サーバー 30は例えばIVRを用いる音声通信チャンネルからセッション・コードを得ることができる。サーバー30が有効なセッション・コードを受け取ったとき、サーバーは音声通信経路を用いてアプリケーション・セッションを続ける。
第2の例において、データ通信経路の使用を終えるの に先立って、サーバー30は操作者の呼び出しに使用する電話番号を得る。この番号は、操作者から直接に得てもよく、或いはこの操作者について記憶デバイス 33上に記憶されたプロファイル情報から直接に得てもよい。サーバー30は、操作者にこの番号を確認するように尋ねてもよい。この音声通信経路は、サー バー30がこの電話番号を用いる操作者へ達したときに確立される。次いでサーバー30は操作者に対し、操作者の識別を確認、或いは上述したのと同様な方式 で特定のセッションの識別を確認する或るコードを入力するように尋ねてもよい。サーバー30が首尾よく操作者に接触したとき、サーバーは音声通信経路を用 いるアプリケーション・セッションを続ける。
第3の例において、装置10において実行されるアプリケーションは、サーバー 30を呼び出すのにワイアレス・テレフォニー・アプリケーション・インターフェース(WTAI)を通じて設けられたようなサービスを用い、音声通信経路を 確立し、WAPのようなプロトコルを用いてDTMFトーンのような可聴信号を送ることによりセッションを識別する。
第4の例において、データ通信経路の使用を終えるのに先立って、装置10はユーザー識別子を含む情報をサーバー30へ送る。音声通信経路を開始する電話呼び出しを 受けるのに応答して、サーバー30はユーザー識別子を自動的に決定してセッションを識別する。例えば装置10が電話番号に関連するならば、装置10はその 関連する電話番号をサーバー30へ送ってもよく、サーバー30はセッションに関係する他の情報を記憶する。サーバー30は「Caller ID」のようなテレフォン・システムの特徴又は自動番号識別(automatic number identification:ANI)を用いることによりユーザー識別子を自動的に決定してもよい。
ステップ204において、サーバー30は所望によりプロンプト又は指示を与えることができ、またサーバーはバックグラウンド・ミュージックの提示を自動的に開始するか、或いは操作者が例えば電話機上のボタンを押すことにより開始コマンドを与えるまで待つかの何れもなし得る。
ステップ205において、サーバー30は操作者コンテンツを受け取ってこれを記憶デバイス33に記憶する。
ステップ204及び205は、バックグラウンド・ミュージックの演奏継続及び操作者コンテンツの提示をステップ206が形成プロセスの完了を判断するまで繰り返す。これは例えば、或る時間のしきい値を越えて操作者入力がない時間間隔を検出するか、例えば電話機上の特定のボタンを押すことにより操作者から特定 のコマンドを受け取るか、或いはバックグランド・ミュージックの演奏が終了したときに判別するようにしてもよい。
ステップ 207におけるアプリケーションの残りは様々な方式に実施し得る。1つの実施においては、ステップ207は形成されたメッセージをアプリケーションのセットアップ中に識別された受信先へ送信する。他の実施においては、ステップ207は操作者にメッセージを聞くことを可能とし、音声通信のみを用いる技術について以下に説明するのと同様な方式で他の機能を実行する。
他の実施においては、ステップ207は音声通信経路の使用を終えて、データ通信経路の使用を開始することによりアプリケーション・セッションを続ける。操作者は、同時発生データ及び音声通信設備を用いる技術について以下に説明するのと同様な方式でメッセージを送り得る。
第1の技術の代替的実施において、ステップ202及びステップ203は異なる方式で実行する。ステップ202において、操作者の嗜好及び選択を示す情報は、 サーバー30ではなく、装置10内に記憶される。ステップ203において、装置10内で実行されるアプリケーションは、サーバー呼び出しにWTAIを通じて与えられるようなサービスを利用し、音声通信経路を確立し、WAPのようなプロトコルを用いるDTMFトーンのような可聴信号を送ることにより操作者の 嗜好及び選択を識別する。
b)音声通信設備のみの使用
第2の技術は通信設備を与える任意の通信システムと共に使用し得る。第2の技術に従って、操作者がアプリケーションをセットアップし、音声通信設備のみを用いてメッセージ・コンテンツを形成する。
第2の技術を実施し得る1つの方式を図3に示す。ステップ101において、音声通信経路が(既に利用可能でないならば)確立される。ステップの残りは操作者に選択を形成させて、且つ音声通信経路を 通じてコマンドを入力させることにより実行される。これは例えば音声発話により、又は電話機上のボタンを押すことにより実行し得る。サーバー30は音声発 話を解釈する音声認識ソフトウェアを用いてもよい。便利な実施は、操作者選択及びコマンドを示すのに通常のデュアル・トーンマルチ周波数(dual−tonemultiple−frequency:DTMF)信号を用いる。文字数字は公知の技術を用いることによりボタンを介して入力し得る。
音声認識を用いたならば、この特徴は、操作者がSongMailアプリケーションについて操作者コンテンツを与える間には、抑制するか或いは注意深く制御せねばならない。これは例えば、音声認識について、限りのある記憶された単語を、操作者コンテンツとして操作者が発声しそうもないものに限定することにより 達成し得る。音声認識は、処理のこの段階の間には抑制して、DTMF信号のみをコマンドとして認識することが好ましい。
DTMF 認識を用いたならば、この特徴は、操作者がMusicDIYアプリケーションについて操作者コンテンツを与える間には、抑制するか或いは注意深く制御せねばならない。好ましくは、装置10がこれを可能とするのであれば、MusicDIYの形成段階の間には全てのDTMF生成を抑制する。しかしながら、ハッシュ(#)ボタン又は星(*)ボタンなどの1つのボタンは形成段階を停止させるコマンドを表すように確保してもよい。これに代えて、全てのボタンを操作者コンテンツの入力について利用可能として、音声認識は、この段階を停止させるコマンドを認識するのに利用可能としてもよい。
c)データ及び音声通信設備の同時使用
第3の技術は、データ及び音声通信設備への同時アクセスを与える任意の通信システムと共に使用し得る。この第3の技術によれば、操作者は、データ通信設備を用いるアプリケーションの使用をセットアップし、次いで、データ通信設備の間欠使用を伴わずに、音声通信設備を用いてメッセージを形成する。
第3の技術を実施し得る1つの方式を図3に示す。ステップ101において、データ及び音声通信経路は、何れも既に利用可能でないならば必要に応じて確立される。ステップの残りは、操作者に選択をさせ、且つデータ通信経路を通じてコマンドを入力させると共に、音声通信経路を通じてバックグラウンド・ミュージックを受信することにより実行される。
d)データ通信設備のみの使用
第4の技術は、データ通信経路を通じて操作者コンテンツを送ることを可能にする「IP上の音声」のような特徴を用いる。これはデータ通信経路を用いて実行すべきセットアップとメッセージ形成との両方のアプリケーションを可能とする。
第4の技術を実施し得る1つの手法を図3に示す。ステップ101において、データ通信経路が既に利用可能でないならば、これを確立する。ステップの残りは、操作者に選択をさせ、且つデータ通信経路 を通じてコマンドを入力させ、バックグラウンド・ミュージックを受信すると共に、データ通信経路を通じて操作者コンテンツを与えることにより実行される。
2.サーバー−受信先通信
サーバー30はメッセージ・コンテンツを直接に受信先へ配信することができるが、好ましい実施はメッセージに代わる通知のみを配信し、これはメッセージを検索する指示を含み、これを形成した操作者からの紹介や説明を含むこともできる。これは様々な手法で実行し得る。特定の手法が本発明に重要ということはない。
通知を送る1つの手法は、SMS又はMMSのようなテレフォン・システムのメッセージング・サービスを用いることによる。SMSメッセージのコンテンツは、 例えば長さに制約があるので、テキストのみとなるが、装置10はユーザーにメッセージ中のテキスト(例えば電話番号)にマーク付けしてもよく、このマーク 付けされたテキストを電話呼び出しに用いてもよい。他のテキスト、例えばメッセージ・コード又はセッション・コードをマーク付けしてサーバー30へ送り、 検索するメッセージを識別することもできる。これらの特徴はメッセージ検索に要する労力を軽減する。
通知を送る他の方式はe メールによるものであり、これはSMS以上の容量を与える。eメール・メッセージは、検索するメッセージを含むネットワーク40上のファイルにリンクするUniform ResourceLocator(URL)を含む。通常のブラウザ又は様々なeメール・ソフトウェアを用いると、受信者は単にURLリンク上をクリックするポインティング・デバイス(例えばマウス)を使用することによりメッセージを検索できる。eメール・メッセージは、メッセージを形成した操作者により選 択されたグラフィカル・イメージのような付加的なコンテンツをも含む。
通知を送る他の方法は聴覚的情報による。例えば音声合 成ソフトウェアを用いると、サーバー30は電話により受信先へ送信されるか、又は受信先の音声メール・ボックスへ直接に保存できる通知を生成することがで きる。1つの実施において、この通知は、呼び出しの電話番号と、検索するメッセージを識別するコードとを含む。他の実施においては、通知は受信者に対し、 名前で識別される操作者がメッセージを形成したことを説明し、次いで受信者にこれを受信することを希望するかを尋ねる。受信者が配信を肯定するならば、 サーバー30は電話を通じてメッセージを配信する。サーバー30は受信者へ音声メッセージを返信するか、或いはこのメッセージを他者へ送ることを可能にしてもよい。
このメッセージ自体はコンテンツを提示する能力のある基本的に任意のフォーマットで保存又は搬送し得る。
D.付加的な特徴
MusicDIY アプリケーションの好適な実施において、装置10はバックグラウンド・ミュージックに同期するように適合されており、スイッチ配列における任意のスイッチ の起動が装置10に所望の音楽規則に従う音を生成するようにしてある。この特徴は、どのスイッチが起動されたかに拘わらず、バックグラウンド・ミュージッ クに組み合わされた操作者コンテンツの全体的効果が心地よいものとなるように用いることができる。
装置10は、スイッチ配列内の各スイッチに関連するマッピングを変更することにより特定の音又はノートに適合できる。少なくとも1つのマッピング関係を本明細書では「マップ」と称 し、これはアプリオリに装置10に記憶することができるか、又はバックグラウンド・ミュージックと共に送る情報から得ることができる。
1.同期
特定の時間に有効なマップは、バックグラウンド・ミュージックが操作者へ提示されるにつれて変更されるか、或いは1組のマップから選択される。使用するマップの識別及びこのマップを用いるべき時間とは、制御情報により特定され、その制御情報はバックグラウンド・ミュージックが受信されるか操作者へ提示される 時間の間、又はそれに先立って受信される。一般に、マッピングは、バックグラウンド・ミュージックにおけるキー変化又はコード変化に一致する時間に適合す る。
制御情報が提示に先立って受信されたならば、これは使用するマップ及びこのマップを何時使用するかを指定せねばならない。これは、音楽の開始に対してずらしたバックグラウンド・ミュージック内の時間にマップ識別子を関連させることにより、所望のマップ及び対応する時間を 指定し得る。例えば、7@37.2を指定する制御情報は、装置10がバックグラウンド・ミュージックの開始から37.2秒後の時刻における時点において、 既に記憶されているマップの組から7番目のマップを用いて開始することを示す。
制御音楽がバックグラウンド・ミュージックの提示の間に受信されるならば、その時間は、制御情報が受信されたときの時間によって示されているので、使用すべきマップのみを指定するようにしてもよい。
2.マッピング
好ましい実施においては、マップは、標準的な音楽理論に従って、且つ5つのジャズ/ポップ音楽コード、即ちメジャー、ドミナント7th、マイナー(ドリアン)、ハーフ・ディミニッシュ(ロクリアン)及びディミニッシュに基づいて基本的に予め定められたスケール構造である。
コードはスケールと称される一連のトーンを表す。他のコードのスケールは、特定のコードのベーストーンに対してコンソナンス又は非コンソナンスのそれらの 「音」又は音程に従って順序付けられている。任意の特定のコードに比較的に協和する5度以上のスケールを有することも少なくはない。
以下の表は所定のコード(本明細書においては「ベースコード」と称する)の2つの例を示し、且つ他のコードはベースコードと協和する。ベースコードは第1の カラムに示されており、これはバックグラウンド・ミュージックに生じるコードを示す。ベースコードのノートを第2のカラムに示す。ベースコードに協和する 他のコードを第3のカラムに示す。両方の例においては、コンソナントコードは基本コードと同一になるように選択される。コンソナントコードのスケールにおけるノートを第4のカラムに示す。
Figure 0005033756
装置10は、通常の12キー・パッド(1−9,*,0,#にラベル付けされたボタンを持つ)を有するモバイル・フォンとし、2つの協和コードは以下のようにキーパッドへマップ付けできる。
Cメジャー Cドミナント7th
C D E C D E
F G A F G A
B C D Bb C D
E F G E F G
各時間について、ベースコードはバックグラウンド・ミュージック内で変化し、マッピングは、非コンソナンス又は「間違った」ノートを形成するキーがないように変化させねばならない。
例えば、バックグラウンド・ミュージックの最初の4つのコードを仮定すると、Fメジャー、Eマイナー7th(Em7)、A7th、Dマイナー7th(Dm7)である。更に、各基本コードについて選択されたコンソナントスケールは、ベースコードそれ自身のスケールであると仮定する。これら4つのコード についてのキーは以下のようにマップ付けできる。
F Em7 A7 Dm7
F G A E F# G A B C# D E F
Bb C D A B C# D B F# G A B
E F G D E F# G A B C D E
A Bb C G A B C# D E F G A
マップはこの方式において操作者が「1」キーのみを押すごとに、ノートF/E/A/Dのシーケンスが生成される。
残念ながら、熟練したミュージシャンはこの方式におけるスケールでは演奏しない。これに代えて、ミュージシャンは、バックグラウンド・ミュージック内のコードがコード/スケール関係、リズム音形、音程置換に応じて変化するにつれて最も適切な一連のノートを選択する。上述したようなコード構造に従うキーの単純なマッピングは、音楽的に習熟していない操作者に経験の実践に匹敵する能力を与えるには充分でない。
経験の実践は、マップからマップへの論理的流れを制御することにより多いに高められる。2つの異なるマッピング関係がこれを達成するために組み合わせて使用し得る。第1のマッピング関係は上述したコード/スケールマッピング関係である。このマッピングはミュージシャンにより予め確立されている。特定の関係は、ミュージシャンが特 定の歌について最も適合すると思うのはどれかに従ってミュージシャンによって選択することができる。これに代えて、ミュージシャンは異なる音楽スタイル、 即ちジャズ、ブルース、フォーク、ポップに応じて幾つかの関係を確立でき、操作者は所望のスタイルを選択する機会を与えられる。これは第1のコード/ス ケールマッピング関係を確立する。
第2のマッピング関係は異なるマップの間の流れの変化を制御する。この第2の流れ関係もミュージシャンにより確立できるか、或いはサーバー30又は装置10により自動的に与えられる。
上述の例を用いると、コード/スケールマップは上記に説明した4つのコードについて確立されている。これらのマップの間の流れの変化は「1」キーに割り当てられた各スケールのノートに適合させることにより制御される。特定のマップについて「1」キーに割り当てられたノートは半音階の或るノートであり、これは 先行するマップについて「1」キーが割り当てられている。これは以下のマップのシーケンスを与える。
F Em7 A7 Dm7
F G A F# G A F# G A F G A
Bb C D B C# D B C# D B C D
E F G E F# G E F# G E F G
A Bb C A B C# A B C# A B C
マップはこの方式において操作者が「1」キーのみを押すごとに、ノートF/F#/F#/Fのシーケンスが生成される。「4」キーを押すことにより、操作者がノートBb/B/B/Bのシーケンスを生成する。
マッピング変化の流れを制御することにより、操作者は、特定のキーを押すことにより生成されて、且つ押されたキーの進行により自然に対応する音楽を形成するノートを良好に予測することができる。
代替的な関係はマップの間の流れの変化を制御するのに使用できる。例えば、コードの第3、第5又は第7のノートは特定のマップについて「1」キーを割り当てることができ、同様なノートには半音階内の後続のマップについて「1」キーが割り当てられる。操作者は、マッピング流れの関係が5キー上の後続のマップに 整合するならば、上記に示した4つのコードについてのマップは、「1」キーをノートC,C#,C#及びCにするマップとなる。
図1はハンドヘルドテレホンの操作者が、様々なネットワーク及び通信経路へ接続されたサーバーに相互作用し得るシステムの模式的なブロック図である。 図2はハンドヘルドテレホンの1つの仮想的な実践における主要部品の模式的ブロック図である。 図3は個人がセルラーフォン又はPDAのような装置を用いて聴覚的コンテンツを持つメッセージを形成及び分配させることを可能にするプロセスを示す。 図4は個人が不一致データ及び音声交信経路を用いて聴覚的コンテンツを持つメッセージを形成及び分配させることを可能にするプロセスを示す。

Claims (7)

  1. ハンドヘルド装置であって、
    操作者へ出力を提示する可視的ラスター・ディスプレイを含む少なくとも一つの出力デバイスと、
    操作者から入力を受けるスイッチ配列を含む少なくとも一つの入力デバイスと、
    無線トランスミッタと、
    前記少なくとも1つの出力デバイス、前記少なくとも1つの入力デバイス及び前記無線トランスミッタの動作を制御する処理回路と、
    前記処理回路で実行可能なプログラムとを備え、そのプログラムは、
    前記ハンドヘルド装置を操作者が操作する際に、操作者を支援するように、その操作に関する情報を前記可視的ラスター・ディスプレイを通じて表示させ、
    前記出力デバイスを通じて操作者へ、(a)前記ハンドヘルド装置から空間的に離間した遠隔サーバー又は(b)取り外し可能なメモリ・デバイスから与えられる第1のコンテンツの表現を提示させ、
    操作者により決定された関係に従って第1のコンテンツの提示に時間的に重なる第2のコンテンツと、少なくとも単独の受信者の識別子とを前記入力デバイスを通じて操作者から受け取らせ、
    前記無線トランスミッタを通じて、前記ハンドヘルド装置から空間的に離間した遠隔サーバーに対して第2のコンテンツの表現と少なくとも単独の受信者の識別子とを送ると共に、この遠隔サーバーが、前記操作者により決定された前記関係を保って配置された第1のコンテンツ及び第2のコンテンツを表す更なる表現を前記少なくとも単独の受信者が受信するように、前記更なる表現を送信させるように構成されているハンドヘルド装置。
  2. 請求項1記載のハンドヘルド装置において、第1のコンテンツが可視的コンテンツを含み、且つ第2のコンテンツがオーディオ・コンテンツを含むハンドヘルド装置。
  3. 請求項1記載のハンドヘルド装置において、前記ハンドヘルド装置がセルラーフォンであるハンドヘルド装置。
  4. 請求項2記載のハンドヘルド装置において、第2のコンテンツは前記スイッチ配列の起動に対応するハンドヘルド装置。
  5. 請求項4記載のハンドヘルド装置において、第2のコンテンツは前記少なくとも一つの入力デバイスは複数の操作ボタンを含むハンドヘルド装置。
  6. 請求項5記載のハンドヘルド装置において、前記プログラムは更に、操作者が受信者へメッセージを送信可能にさせるように構成されているハンドヘルド装置。
  7. 請求項6記載のハンドヘルド装置において、第2のコンテンツは、操作者による前記スイッチ配列の起動の表示を含むハンドヘルド装置。
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