JP4171896B2 - Cdma基地局装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベースバンド信号処理を行うためのベースバンド信号処理パネル(ユニット)と、RF信号処理を行うための複数のRF信号処理パネル(ユニット)とを有するCDMA(符号分割多元接続:Code Division Multiple Access)基地局装置に関し、特にCDMA通信方式の1つであるW−CDMA(Wide band−CDMA:広帯域CDMA))通信方式を採用したW−CDMA基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のCDMA基地局装置では、ベースバンド信号処理パネルとRF信号処理パネル(主にアンプ)間の通信に、アナログ伝送方式が採用されていた(例えば、特許文献1、2参照。)。しかし、アナログ伝送方式ではパネル間のCPU間通信を行うためには他の物理的なインターフェースが必要であったり、そのための特別な回路も必要となっていた。また基準フレームタイミングやフレーム番号および基準クロックを伝送することが困難であり、そのためにも他の物理インターフェースが必要であった。このことはベースバンド信号処理パネルとRF信号処理パネルの距離が近い場合にはそれほど問題とはならないが、距離が長い場合には大きな問題となる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−94509号公報
【特許文献2】
特開2001−345754号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のW−CDMA基地局装置では、ベースバンド信号処理パネルと複数のRF信号処理パネルとの間がそれぞれアナログ伝送方式による接続されているため下記のような問題点があった。
(1)各パネル間のCPU間でCPU間通信を行うためには特別な回路が必要となる。
(2)基準フレームタイミングやフレーム番号および基準クロックを伝送するためには他の物理インタフェースが必要となる。
【0005】
本発明の目的は、ベースバンド信号処理パネルとRF信号処理パネルとの間において、特別な回路を必要とせずにCPU間通信を可能とし、また他の物理インタフェースを必要とせずに基準フレーム、フレームタイミングおよび基準クロックを伝送することができるCDMA基地局装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のCDMA基地局装置は、ベースバンド信号処理を行うためのベースバンド信号処理ユニットと、RF信号処理を行うための複数のRF信号処理ユニットとを有するCDMA基地局装置において、
前記ベースバンド信号処理ユニットと前記複数のRF信号処理ユニットとの間がデジタル信号を双方向に伝送することができるケーブルにより接続され、
前記ベースバンド信号処理ユニットでは、CPU間通信信号、フレームタイミング信号、フレーム番号、基準クロックのうちの少なくとも1つの信号をベースバンド信号に多重化して前記各RF信号処理ユニットに送信し、
前記複数のRF信号処理ユニットでは、フレームタイミング信号、CPU間通信信号のうちの少なくとも1つの信号を、復調されたデジタル信号に多重して前記ベースバンド信号処理ユニットに送信することを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、CDMA基地局装置において、ベースバンド信号処理を行うベースバンド信号処理ユニットとRF信号処理を行う複数のRF信号処理ユニットとがそれぞれケーブルで接続され、双方向の高速デジタル信号によりインターフェースを行うことが可能となっている。そして、ベースバンド信号処理ユニットでは、CPU間通信信号、フレームタイミング信号、フレーム番号、基準クロック等の信号のうちの少なくとも1つの信号をベースバンド信号に多重化して各RF信号処理ユニットに送信し、複数のRF信号処理ユニットでは、フレームタイミング信号、CPU間通信信号等の信号のうちの少なくとも1つの信号を、復調されたデジタル信号に多重してベースバンド信号処理ユニットに送信するようにしている。
【0008】
従って、ベースバンド信号処理ユニットと各RF信号処理ユニットとの間で、特別な回路を必要とすることなく、UARTやHDLCなどのCPU間シリアル通信が可能となり、相手ユニットの状態監視、各種制御が容易に行えるようになり、他の物理インタフェースを必要とすることなく、ベースバンド信号処理ユニットと複数のRF信号処理ユニットとの間で、基準となるフレームタイミング信号、フレーム番号、基準クロックの伝送が可能となる。
【0009】
また、本発明の他のCDMA基地局装置では、前記ベースバンド信号処理ユニットが、
下り送信用のデジタルデータのベースバンド処理および上り受信用のデータデータのベースバンド処理を行っているベースバンド信号処理部と、
前記ベースバンド信号処理部により生成された下り送信用のデジタルデータに対してチャネライゼーションコーディングを行うチャネライゼーションコーディング処理部と、
前記チャネライゼーションコーディング処理部によりチャネライゼーションコーディングされたデジタルデータに対してスクランブルコーディングを行うスクランブルコーディング処理部と、
前記複数のRF信号処理ユニットの各CPUとCPU間シリアル通信を行うためのCPU間通信信号を生成しているCPU間通信シリアルコントローラと、
フレームタイミング信号の生成を行っているフレームタイミング生成部と、
フレーム番号の生成を行っているフレーム番号生成部と、
前記スクランブルコーディング処理部によりスクランブルコーディングされた後のデジタル信号、前記フレームタイミング生成部において生成されたフレームタイミング信号、前記フレーム番号生成部で生成されたフレーム番号、前記CPU間通信シリアルコントローラから入力されたCPU間通信信号を多重化して、フォーマットコンバートする多重化部と、
任意のチップタイミングで複数のRF信号処理ユニットのうちの任意のRF信号処理ユニットへのデータ信号をオン/オフするためのタイミングを生成しているIPDLタイミング生成部と、
前記多重化部により多重化およびフォーマットコンバートされた後のデジタル信号を、前記IPDLタイミング生成部により生成されたタイミングに基づいて、任意の区間のチップ単位のオン/オフ制御を行うIPDL用オン/オフ部と、
前記IPDL用オン/オフ部から入力された多重化されたデジタル信号に対してコーディング処理を行う高速デジタル信号用コーディング部と、
前記高速デジタル信号用コーディング部によりコーディングされた後のデジタル信号をパラレルシリアル変換することにより高速差動デジタル信号に変換して前記各RF信号処理ユニットに出力するパラレルシリアル変換部と、
前記各RF信号処理ユニットから入力されたシリアル信号をパラレルデジタル信号に変換するシリアルパラレル変換部と、
前記シリアルパラレル変換部によりパラレル変換された後の受信デジタル信号に対してデコーディング処理を行う高速デジタル信号用デコーディング部と、
前記高速デジタル信号用デコーディング部によりデコーディング処理が行われた後の受信デジタル信号を、復調された受信デジタル信号とCPU間通信信号とに分離する分離部とを有する。
【0010】
また、本発明の他のCDMA基地局装置では、前記ケーブルが光ケーブルであり、
前記ベースバンド信号処理ユニットが、
前記パラレルシリアル変換部によりパラレルシリアル変換されたデジタル信号を光信号に変換して前記光ケーブルを介して前記各RF信号処理ユニットに出力する電気信号/光信号変換部と、
前記光ケーブルを介して前記各RF信号処理ユニットから入力された高速差動デジタル信号を電気信号に変換して前記シリアルパラレル変換部に出力する光信号/電気信号変換部とをさらに有する。
【0011】
また、本発明の他のCDMA基地局装置では、前記複数のRF信号処理ユニットが、それぞれ、
前記ベースバンド信号処理ユニットからケーブルを通して入力された高速差動デジタル信号に対してパラレル変換を行うことによりパラレルデジタル信号に変換するシリアルパラレル変換部と、
前記シリアルパラレル変換部によりパラレル変換された後のパラレルデジタル信号から基準クロックを抽出するクロック抽出部と、
前記シリアルパラレル変換部によりパラレル変換されたデジタル信号に対してデコーディング処理を行う高速デジタル信号用デコーディング部と、
前記高速デジタル信号用デコーディング部によりデコーディング処理された後のデジタル信号を、スクランブルコーディングされたデジタル信号とCPU間通信信号とに分離する分離部と、
前記分離宇部により分離されたスクランブルデコーディングされたデジタル信号の変調を行い各移動局への送信を行うRF部へ出力する変調部と、
前記分離部において分離されたCPU間通信信号からフレームタイミングを抽出しているフレームタイミング抽出部と、
前記分離部において分離されたCPU間通信信号からフレーム番号を抽出しているフレーム番号抽出部と、
前記ベースバンド信号処理ユニットのCPUと、CPU間シリアル通信を行うためのCPU間通信信号を生成しているCPU間通信シリアルコントローラと、
RF部から入力された受信信号の復調を行っている復調部と、
前記復調部により復調されたデジタル信号と、前記CPU間通信シリアルコントローラから入力されたCPU間通信信号と前記フレームタイミング抽出部から入力されたフレームタイミング信号のフォーマットコンバートを行う多重化部と、
前記多重化部によりフォーマットコンバートされた復調されたデジタル信号に対してコーディング処理を行う高速デジタル信号用コーディング部と、
前記高速デジタル信号用コーディング部によりフォーマットコンバートされたデジタル信号のシリアル変換を行い、高速差動デジタル信号に変換してケーブルに出力するパラレルシリアル変換部と、
とを有する。
【0012】
また、本発明の他のCDMA基地局装置では、前記ケーブルが光りケーブルであり、
前記各RF信号処理ユニットが、それぞれ、
前記パラレルシリアル変換部によりパラレルシリアル変換されたデジタル信号を光信号に変換して前記光ケーブルを介して前記ベースバンド信号処理ユニットに出力する電気信号/光信号変換部と、
前記光ケーブルを介して前記ベースバンド信号処理ユニットから入力された高速差動デジタル信号を電気信号に変換して前記シリアルパラレル変換部に出力する光信号/電気信号変換部とをさらに有する。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1は本発明の一実施形態のW−CDMA基地局装置の構成を示すシステム図である。
【0015】
本実施形態のW-CDMA基地局装置では、ベースバンド信号処理パネル(BBパネル)110と、n個のRF信号処理パネル(RFパネル)1201〜120nがそれぞれ全2重1本の光ケーブルで接続され、高速デジタル信号伝送を行っている。
【0016】
図1中のベースバンド信号処理パネル(BBパネル)110の構成を図2に示す。ベースバンド信号処理パネル110は、図2に示されるように、ベースバンド信号処理部11と、チャネライゼーションコーディング処理部12と、スクランブルコーディング処理部13と、CPU21と、CPU間通信シリアルコントローラ22と、フレームタイミング生成部19と、フレーム番号生成部20と、MUX(多重化)部14と、IPDL(Idle Period for Downlink)用オン/オフ部15と、IPDLタイミング生成部23と、高速デジタル信号用コーディング部16と、パラレルシリアル変換部17と、電気信号/光信号変換部18と、光信号/電気信号変換部24と、シリアルパラレル変換部25と、高速デジタル信号用デコーディング部26と、DEMUX(分離)部27とから構成されている。
【0017】
ここで、チャネライゼーションコーディング処理部12と、スクランブルコーディング処理部13と、MUX部14と、IPDL用オン/オフ部15と、高速デジタル信号用コーディング部16と、パラレルシリアル変換部17と、電気信号/光信号変換部18とにより下り送信系が構成され、光信号/電気信号変換部24と、シリアルパラレル変換部25と、高速デジタル信号用デコーディング部26と、DEMUX部27とにより上り受信系が構成されている。
【0018】
ベースバンド信号処理部11は、下り送信用のデジタルデータのベースバンド処理および上り受信用のデータデータのベースバンド処理を行っている。チャネライゼーションコーディング処理部12は、ベースバンド信号処理部11により生成された下り送信用のデジタルデータに対してチャネライゼーションコーディングを行う。スクランブルコーディング処理部13は、チャネライゼーションコーディング処理部12によりチャネライゼーションコーディングされたデジタルデータに対してスクランブルコーディングを行う。
【0019】
CPU間通信シリアルコントローラ22は、複数のRFパネル1201〜120nの各CPUと、UART(Universal Asynchronous Receive Transmitter)やHDLC(High Level Data Link Control)などのCPU間シリアル通信を行うためのCPU間通信信号を生成している。フレームタイミング生成部19は、フレームタイミング信号の生成を行っている。フレーム番号生成部20は、フレーム番号の生成を行っている。
【0020】
MUX部14は、スクランブルコーディング処理部13によりスクランブルコーディングされた後のデジタル信号、フレームタイミング生成部19において生成されたフレームタイミング信号、フレーム番号生成部20で生成されたフレーム番号、CPU間通信シリアルコントローラ22を通して入力されたCPU間通信信号を多重化してフォーマットコンバートする。
【0021】
IPDL用オン/オフ部15は、MUX部14により多重化およびフォーマットコンバートされた後のデジタル信号を、IPDLタイミング生成部23により生成されたタイミングに基づいて、任意の区間のチップ単位のオン/オフ制御を行う。IPDLタイミング生成部23は、CPU21により制御され、任意のチップタイミングで複数のRFパネル1201〜120nのうちの任意のRFパネルへのデータ信号をオン/オフするためのタイミングを生成している。
【0022】
高速デジタル信号用コーディング部16は、IPDL用オン/オフ部15から入力された多重化されたデジタル信号に対してコーディング処理を行う。パラレルシリアル変換部17は、高速デジタル信号用コーディング部16によりコーディングされた後のデジタル信号をパラレルシリアル変換することにより高速差動デジタル信号に変換して出力する。電気信号/光信号変換部18は、パラレルシリアル変換部17によりパラレルシリアル変換されたデジタル信号を光信号に変換して光ケーブルに出力する。
【0023】
光信号/電気信号変換部24は、光ケーブルを介してRFパネル1201〜120nから入力された高速差動デジタル信号を電気信号に変換する。シリアルパラレル変換部25は、光信号/電気信号変換部24により電気信号に変換されたシリアル信号をパラレルデジタル信号に変換する。
【0024】
高速デジタル信号用デコーディング部26は、シリアルパラレル変換部25によりパラレル変換された後の受信デジタル信号に対してデコーディング処理を行う。DEMUX部27は、高速デジタル信号用デコーディング部26によりデコーディング処理が行われた後の受信デジタル信号を、復調された受信デジタル信号とCPU間通信信号とに分離する。
【0025】
また、図1中の複数のRFパネル1201〜120nのうちの1つのRF信号処理パネル(RFパネル)1201の構成を図3に示す。 RFパネル1201は、図3に示されるように、CPU39と、CPU間通信シリアルコントローラ38と、光信号/電気信号変換部45と、シリアルパラレル変換部31と、CLK(クロック)抽出部32と、高速デジタル信号用デコーディング部33と、DEMUX部34と、変調部35と、フレームタイミング抽出部37と、フレーム番号抽出部36と、復調部40と、MUX部41と、高速デジタル信号用コーディング部42と、パラレルシリアル変換部43と、電気信号/光信号変換部44とから構成されている。
【0026】
ここで、光信号/電気信号変換部45と、シリアルパラレル変換部31と、CLK(クロック)抽出部32と、高速デジタル信号用デコーディング部33と、DEMUX部34と、変調部35と、フレームタイミング抽出部37と、フレーム番号抽出部36とにより下り送信系が構成され、復調部40と、MUX部41と、高速デジタル信号用コーディング部42と、パラレルシリアル変換部43と、電気信号/光信号変換部44とにより上り受信系が構成されている。
【0027】
光信号/電気信号変換部45は、光ケーブルを介してBBパネル110から入力された高速差動デジタル信号を電気信号に変換する。シリアルパラレル変換部31は、BBパネル110からケーブルを通して入力された高速差動デジタル信号に対してシリアルパラレル変換することによりパラレルデジタル信号に変換する。CLK抽出部32は、シリアルパラレル変換部31によりパラレル変換された後のパラレルデジタル信号から基準CLKを抽出する。
【0028】
高速デジタル信号用デコーディング部33は、シリアルパラレル変換部31によりパラレル変換されたデジタル信号に対してデコーディング処理を行う。DEMUX部34は、高速デジタル信号用デコーディング部33によりデコーディング処理された後のデジタル信号を、スクランブルコーディングされたデジタル信号とCPU間通信信号とに分離する。
【0029】
変調部35は、DEMUX部34により分離されたスクランブルデコーディングされたデジタル信号の変調を行い各移動局への送信を行うRF部へ出力する。フレームタイミング抽出部37は、DEMUX部34において分離されたCPU間通信信号からフレームタイミングを抽出している。フレーム番号抽出部36は、DEMUX部34において分離されたCPU間通信信号からフレーム番号を抽出している。
【0030】
CPU間通信シリアルコントローラ38は、BBパネル110のCPUと、UARTやHDLCなどのCPU間シリアル通信を行うためのCPU間通信信号を生成している。
【0031】
復調部40は、RF部から入力された受信信号の復調を行っている。MUX部41は、復調部40により復調されたデジタル信号と、CPU間通信シリアルコントローラ38から入力されたCPU間通信信号とフレームタイミング抽出部37から入力されたフレームタイミング信号のフォーマットコンバートを行う。
【0032】
高速デジタル信号用コーディング部42は、MUX部41によりフォーマットコンバートされた復調されたデジタル信号に対してコーディング処理を行っている。パラレルシリアル変換部43は、高速デジタル信号用コーディング部42によりフォーマットコンバートされたデジタル信号のシリアル変換を行い、高速差動デジタル信号に変換してケーブルに出力する電気信号/光信号変換部44は、パラレルシリアル変換部43によりシリアル変換されたデジタル信号を光信号に変換して光ケーブルに出力する。
【0033】
次に、本実施形態のW−CDMA基地局装置の動作について図面を参照して詳細に説明する。
【0034】
先ず、ベースバンド信号処理パネル110における下り送信系の動作について図2を参照して説明する。
【0035】
下り送信系について、ベースバンド信号処理部11で生成された下り送信用のデジタルデータはチャネライゼーションコーディング部12によりチャネライゼーションコーディングされたあと、スクランブルコーディング処理部13でスクランブルコーディングされる。スクランブルコーディングされたデジタル信号はMUX部14に出力される。
【0036】
MUX部14ではCPU21からの制御により、複数ケーブルで接続される複数のRFパネル1201〜120nのうち、入力されたデジタル信号をどのRFパネルへ出力するかの選択が可能である。また、MUX部14は、複数のRFパネル1201〜120nへ同一のスクランブルコーディングされたデジタル信号を出力するマルチキャスト機能を有している。さらに、MUX部14にはフレームタイミング生成部19で生成されたフレームタイミング信号、フレーム番号生成部20で生成されたフレーム番号が入力されている。
【0037】
さらに複数のRFパネル1201〜120nの各CPU39と、UARTやHDLCなどのCPU間シリアル通信を行うための、CPU間通信信号が複数のCPU間通信シリアルコントローラ22を通して入力され、フォーマットコンバートされる。このとき、フレームタイミング信号は高速デジタル通信用のコーディングの特殊なコードを割り振ることなども出来る。例えば、高速デジタル通信用コーディング方式として、8b/10bコーディングを採用した場合には、フレームタイミングとしてコンマコードを使用することが出来、フレームタイミング認識用とチップタイミング認識用など異なったタイミングでの基準タイミングを伝送する場合には、異なるコンマコードを使用することも可能となる。またフレーム番号やCPU間通信信号はフレームタイミング信号を基準として周期的に挿入され、伝送される。
【0038】
MUX部14で多重化およびフォーマットコンバートされたデジタル信号は、IPDL用オン/オフ部15を通して高速デジタル信号用コーディング部16に出力される(例えば8b/10bコーディング回路など)。IPDL用オン/オフ部15では、CPU21により、任意のチップタイミングで任意のRFパネルへのデジタル信号をオン/オフするためのタイミングを生成するIPDLタイミング生成部23を制御することにより、任意の区間のチップ単位のオン/オフ制御を可能にする。
【0039】
高速デジタル信号用コーディング部16では入力された多重化されたデジタル信号をコーディング(例えば8b/10bコーディング))してパラレルシリアル変換部(SerDes)17に出力する。
【0040】
パラレルシリアル変換部17では、多重化されたデジタル信号をパラレルシリアル変換し、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)やLVPECL(low-voltage positive/pseudo emitter-coupled logic)などの高速差動デジタル信号に変換して、RFパネル1201〜120nとインターフェースするケーブルに出力する。高速差動デジタル信号はそれぞれのケーブル(全2重)を通して、接続されたRFパネル1201〜120nに伝送される。またBBパネル110とRFパネル1201〜120nの距離が長い場合などには、パラレルシリアル変換されたデジタル信号を電気信号/光信号変換部18にて光信号に変換して光ケーブルを使用して伝送することも可能である。
【0041】
次に、RF信号処理パネル(RFパネル)1201〜120nの動作について説明する。ただし、以下の説明では説明を簡単にするためにRFパネル1201の動作について説明する。
【0042】
RFパネル1201の下り送信系では、BBパネル110からケーブルを通して入力された高速差動デジタル信号はシリアルパラレル変換部(SerDes)31にて、パラレルデジタル信号に変換される。また受信CLK抽出部32にて基準CLKが抽出される。パラレル変換されたデジタル信号は高速デジタル信号用デコーディング部33にてデコーディングされ、DEMUX部34にてスクランブルコーディングされたデジタル信号とCPU間通信信号を分離する。またフレームタイミング抽出部37においてフレームタイミングが抽出され、後段にて使用されるとともに、上り受信系でのフレームタイミング信号として使用される。フレーム番号抽出部36においてフレーム番号が抽出され、CPU39へ出力される。DEMUX部34にて分離されたスクランブルコーディングされたデジタル信号は変調部35にて変調され、RF部(主にAMP)へ出力される。またDEMUX部34において分離されたCPU間通信信号はCPU間通信シリアルコントローラ38を通してCPU39へ出力される。
【0043】
そして、RFパネル1201の上り受信系では、RF部から入力された受信信号は復調部40で復調されたあとMUX部41に出力される。MUX部41では復調されたデジタル信号とCPU間通信シリアルコントローラ38から入力されるCPU間通信信号とフレームタイミング抽出部37から入力されるフレームタイミング信号のフォーマットコンバートを行う。この場合送信系と同様にフレームタイミングには高速デジタル信号用の特殊コードを採用することもできる。フォーマットコンバートされた復調されたデジタル信号は、高速デジタル信号用コーディング部42にてコーディングされ(例えば8b/10bコーディング)、パラレルシリアル変換部43に出力される。パラレルシリアル変換部(SerDes)43ではシリアル変換を行い、高速差動デジタル信号に変換してケーブルに出力する。出力された高速差動デジタル信号は送信系と同じケーブル(全2重)をしてBBパネル110に出力される。また送信系と同様に、BBパネル110とRFパネル1201〜120nの距離が長い場合などには、シリアル変換された受信デジタル信号を電気信号/光信号変換部44にて光信号に変換し、光ケーブルを通してBBパネル110に出力することも可能である。
【0044】
最後に、ベースバンド信号処理パネル110における上り受信系の動作について図2を参照して説明する。
【0045】
ベースバンド信号処理パネル110では、RFパネル1201からケーブルを通して入力される高速差動デジタル信号は、シリアルパラレル変換部25に入力される。また光ケーブルを通して入力された場合は、光信号/電気信号変換部24にて電気信号に変換されたあと、シリアルパラレル変換部25に入力される。シリアルパラレル変換部25ではシリアル信号をパラレルデジタル信号に変換し、高速デジタル信号用デコーディング部26に出力する。高速デジタル信号用デコーディング部26では、入力されたパラレル変換された受信デジタル信号をデコーディングし、DEMUX部27に出力する。DEMUX部27では、復調された受信デジタル信号とCPU間通信信号との分離を行う。分離された復調された受信デジタル信号はベースバンド信号処理部11に出力される。
【0046】
また分離されたCPU間通信信号はCPU間通信シリアルコントローラ22を通してCPU21に出力される。以上によりBBパネル110と複数のRFパネル1201〜120nをそれぞれ1本のケーブル(全2重)で接続することにより、ベースバンド信号とCPU間通信信号、フレームタイミング信号、フレーム番号を伝送することを実現することができる。
【0047】
本実施形態のW−CDMA基地局装置によれば、BBパネル110と複数のRFパネル1201〜120nがそれぞれ1本のケーブルで接続され、双方向の高速デジタル信号によりインターフェースを行うことが可能となっている。
【0048】
そして、ベースバンド信号処理を行うBBパネル110においてはベースバンド信号のチャネライゼーションコーディング処理とスクランブルコーディング処理を行った後、RFパネル1201〜120nとインターフェースするためのフォーマットコンバートをMUX部14にて行う。MUX部14ではCPU21からの制御により複数接続されるRFパネル1201〜120nに対して任意に送信RFパネルを変えることができる。さらには複数のRFパネル1201〜120nに対し、同一のベースバンド信号を送信するマルチキャスト機能を有する。
【0049】
また、本実施形態では、BBパネル110のCPU21とRFパネル1201〜120nのCPU39は同一のケーブルを通して、UART(Universal Asynchronous Receive Transmitter)やHDLC(High Level Data Link Control)などのCPU間シリアル通信を行うことが可能である。そのため、MUX部14では、チャネライゼーションコーディング処理とスクランブルコーディング処理を行ったベースバンド信号とCPU間通信信号、さらには装置内のフレームタイミング信号やフレーム番号、基準CLKなどの多重化を行うことができる。
【0050】
多重化されたベースバンド信号は高速デジタル信号伝送を行うために、8b/10bなどのコーディングが行われる。8b/10bでコーディングされた場合、フレームタイミングとしてコンマコードを使用することが出来、フレーム認識用とチップ(chip)認識用など異なったタイミングでの基準タイミングを伝送する場合には、異なるコンマコードを使用することも可能である。
【0051】
コーディングされたデジタル信号はSerDes等のパラレルシリアル変換部17により高速差動デジタル信号に変換され、ケーブルを通してRFパネル1201〜120nに伝送される。また高速デジタル信号を光に変換し、光ケーブルによる光伝送も可能である。
【0052】
さらにはIPDL機能としてCPU21からの制御により、RFパネル1201〜120nのうちの任意のRFパネルに対するベースバンド信号を、任意の区間個別にチップ単位でオン/オフする機能を有する。
【0053】
RFパネル1201〜120nでは送られてきた高速デジタル信号をSerDes等のシリアルパラレル変換部31によりシリアル・パラレル変換し、DEMUX部34において分離をおこないベースバンド信号とCPU間通信信号などの分離が行われる。また受信信号においては送信側と同様な処理が行われ、デモジュレートされたデジタル信号の高速デジタル伝送を行う。
【0054】
本実施形態のW−CDMA基地局装置によれば、ベースバンド信号処理パネル110では、CPU間通信信号、フレームタイミング信号、フレーム番号、基準クロック等の信号をベースバンド信号に多重化してRFパネル1201〜120nに送信し、RFパネル1201〜120nでは、フレームタイミング信号、CPU間通信信号等の信号を、復調されたデジタル信号に多重してBBパネル110に送信するようにしている。従って、特別な回路を必要とすることなく、UARTやHDLCなどのCPU間シリアル通信が可能となり、相手パネルの状態監視、各種制御が容易に行えるようになり、他の物理インタフェースを必要とすることなく、ベースバンド信号処理ユニットと複数のRF信号処理ユニットとの間で、基準となるフレームタイミング信号、フレーム番号、基準クロックの伝送が可能となる。
【0055】
本実施形態のW−CDMA基地局装置では、BBパネル110と複数のRFパネル1201〜120nとの間を光ケーブルで接続した場合を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、BBパネル110と複数のRFパネル1201〜120nとの間を電気信号を伝送するための一般的なケーブルにより接続した場合でも同様に本発明を適用することができるものである。この場合、BBパネル110における電気信号/光信号変換部18、光信号/電気信号変換部24およびRFパネル1201〜120nにおける電気信号/光信号変換部44、光信号/電気信号変換部45は当然ながら不要となる。
【0056】
また、本実施形態では、CDMA基地局装置の一例としてW−CDMA基地局装置を用いて説明しているが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく他の方式のCDMA基地局装置にも同様に適用することができるものである。
【0057】
さらに、本実施形態では、ベースバンド信号処理パネル110では、CPU間通信信号、フレームタイミング信号、フレーム番号、基準クロック等の全ての信号をベースバンド信号に多重化してRFパネル1201〜120nに送信する場合を用いて説明しているが、これらの信号のうちの少なくとも1つの信号をベースバンド信号に多重化してRFパネル1201〜120nに送信するようにしてもよい。同様に、本実施形態では、RFパネル1201〜120nは、フレームタイミング信号、CPU間通信信号等の全ての信号をBBパネル110に送信する場合を用いて説明しているが、これらの信号のうちの少なくとも1つの信号を、復調されたデジタル信号に多重してBBパネル110に送信するようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、下記のような効果を得ることができる。
(1)ベースバンド信号処理ユニットと複数のRF信号処理ユニットの間で、特別な回路を必要とすることなく、UARTやHDLCなどのCPU間シリアル通信が可能となり、相手パネルの状態監視、各種制御が容易に行えるようになる。
(2)他の物理インタフェースを必要とすることなく、ベースバンド信号処理ユニットと複数のRF信号処理ユニットとの間で、基準となるフレームタイミング信号、フレーム番号、もしくは基準クロックの伝送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のW−CDMA基地局装置の構成を示すシステム図である。
【図2】図1中のベースバンド信号処理パネル110の構成を示すブロック図である。
【図3】図1中のRF信号処理パネル1201の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 ベースバンド信号処理部
12 チャネライゼーションコーディング処理部
13 スクランブルコーディング処理部
14 MUX部
15 IPDL用オン/オフ部
16 高速デジタル信号用コーディング部
17 パラレルシリアル変換部
18 電気信号/光信号変換部
19 フレームタイミング生成部
20 フレーム番号生成部
21 CPU
22 CPU間通信シリアルコントローラ
23 IPDLタイミング生成部
24 光信号/電気信号変換部
25 シリアルパラレル変換部
26 高速デジタル信号用デコーディング部
27 DEMUX部
31 シリアルパラレル変換部
32 CLK抽出部
33 高速デジタル信号用デコーディング部
34 DEMUX部
35 変調部
36 フレーム番号抽出部
37 フレームタイミング抽出部
38 CPU間通信シリアルコントローラ
39 CPU
40 復調部
41 MUX部
42 高速デジタル信号用コーディング部
43 パラレルシリアル変換部
44 電気信号/光信号変換部
45 光信号/電気信号変換部
110 ベースバンド信号処理パネル(BBパネル)
1201〜120n RF信号処理パネル(RFパネル)

Claims (5)

  1. ベースバンド信号処理を行うためのベースバンド信号処理ユニットと、RF信号処理を行うための複数のRF信号処理ユニットとを有するCDMA基地局装置において、
    前記ベースバンド信号処理ユニットと前記複数のRF信号処理ユニットとの間がデジタル信号を双方向に伝送することができるケーブルにより接続され、
    前記ベースバンド信号処理ユニットでは、CPU間通信信号、フレームタイミング信号、フレーム番号、基準クロックのうちの少なくとも1つの信号をベースバンド信号に多重化して前記各RF信号処理ユニットに送信し、
    前記複数のRF信号処理ユニットでは、フレームタイミング信号、CPU間通信信号のうちの少なくとも1つの信号を、復調されたデジタル信号に多重して前記ベースバンド信号処理ユニットに送信することを特徴とするCDMA基地局装置。
  2. 前記ベースバンド信号処理ユニットが、
    下り送信用のデジタルデータのベースバンド処理および上り受信用のデータデータのベースバンド処理を行っているベースバンド信号処理部と、
    前記ベースバンド信号処理部により生成された下り送信用のデジタルデータに対してチャネライゼーションコーディングを行うチャネライゼーションコーディング処理部と、
    前記チャネライゼーションコーディング処理部によりチャネライゼーションコーディングされたデジタルデータに対してスクランブルコーディングを行うスクランブルコーディング処理部と、
    前記複数のRF信号処理ユニットの各CPUとCPU間シリアル通信を行うためのCPU間通信信号を生成しているCPU間通信シリアルコントローラと、
    フレームタイミング信号の生成を行っているフレームタイミング生成部と、
    フレーム番号の生成を行っているフレーム番号生成部と、
    前記スクランブルコーディング処理部によりスクランブルコーディングされた後のデジタル信号、前記フレームタイミング生成部において生成されたフレームタイミング信号、前記フレーム番号生成部で生成されたフレーム番号、前記CPU間通信シリアルコントローラから入力されたCPU間通信信号を多重化して、フォーマットコンバートする多重化部と、
    任意のチップタイミングで複数のRF信号処理ユニットのうちの任意のRF信号処理ユニットへのデータ信号をオン/オフするためのタイミングを生成しているIPDLタイミング生成部と、
    前記多重化部により多重化およびフォーマットコンバートされた後のデジタル信号を、前記IPDLタイミング生成部により生成されたタイミングに基づいて、任意の区間のチップ単位のオン/オフ制御を行うIPDL用オン/オフ部と、
    前記IPDL用オン/オフ部から入力された多重化されたデジタル信号に対してコーディング処理を行う高速デジタル信号用コーディング部と、
    前記高速デジタル信号用コーディング部によりコーディングされた後のデジタル信号をパラレルシリアル変換することにより高速差動デジタル信号に変換して前記各RF信号処理ユニットに出力するパラレルシリアル変換部と、
    前記各RF信号処理ユニットから入力されたシリアル信号をパラレルデジタル信号に変換するシリアルパラレル変換部と、
    前記シリアルパラレル変換部によりパラレル変換された後の受信デジタル信号に対してデコーディング処理を行う高速デジタル信号用デコーディング部と、
    前記高速デジタル信号用デコーディング部によりデコーディング処理が行われた後の受信デジタル信号を、復調された受信デジタル信号とCPU間通信信号とに分離する分離部とを有する請求項1記載のCDMA基地局装置。
  3. 前記ケーブルが光ケーブルであり、
    前記ベースバンド信号処理ユニットが、
    前記パラレルシリアル変換部によりパラレルシリアル変換されたデジタル信号を光信号に変換して前記光ケーブルを介して前記各RF信号処理ユニットに出力する電気信号/光信号変換部と、
    前記光ケーブルを介して前記各RF信号処理ユニットから入力された高速差動デジタル信号を電気信号に変換して前記シリアルパラレル変換部に出力する光信号/電気信号変換部とをさらに有する請求項2記載のCDMA基地局装置。
  4. 前記複数のRF信号処理ユニットが、それぞれ、
    前記ベースバンド信号処理ユニットからケーブルを通して入力された高速差動デジタル信号に対してパラレル変換を行うことによりパラレルデジタル信号に変換するシリアルパラレル変換部と、
    前記シリアルパラレル変換部によりパラレル変換された後のパラレルデジタル信号から基準クロックを抽出するクロック抽出部と、
    前記シリアルパラレル変換部によりパラレル変換されたデジタル信号に対してデコーディング処理を行う高速デジタル信号用デコーディング部と、
    前記高速デジタル信号用デコーディング部によりデコーディング処理された後のデジタル信号を、スクランブルコーディングされたデジタル信号とCPU間通信信号とに分離する分離部と、
    前記分離宇部により分離されたスクランブルデコーディングされたデジタル信号の変調を行い各移動局への送信を行うRF部へ出力する変調部と、
    前記分離部において分離されたCPU間通信信号からフレームタイミングを抽出しているフレームタイミング抽出部と、
    前記分離部において分離されたCPU間通信信号からフレーム番号を抽出しているフレーム番号抽出部と、
    前記ベースバンド信号処理ユニットのCPUと、CPU間シリアル通信を行うためのCPU間通信信号を生成しているCPU間通信シリアルコントローラと、
    RF部から入力された受信信号の復調を行っている復調部と、
    前記復調部により復調されたデジタル信号と、前記CPU間通信シリアルコントローラから入力されたCPU間通信信号と前記フレームタイミング抽出部から入力されたフレームタイミング信号のフォーマットコンバートを行う多重化部と、
    前記多重化部によりフォーマットコンバートされた復調されたデジタル信号に対してコーディング処理を行う高速デジタル信号用コーディング部と、
    前記高速デジタル信号用コーディング部によりフォーマットコンバートされたデジタル信号のシリアル変換を行い、高速差動デジタル信号に変換してケーブルに出力するパラレルシリアル変換部と、
    とを有する請求項1記載のCDMA基地局装置。
  5. 前記ケーブルが光りケーブルであり、
    前記各RF信号処理ユニットが、それぞれ、
    前記パラレルシリアル変換部によりパラレルシリアル変換されたデジタル信号を光信号に変換して前記光ケーブルを介して前記ベースバンド信号処理ユニットに出力する電気信号/光信号変換部と、
    前記光ケーブルを介して前記ベースバンド信号処理ユニットから入力された高速差動デジタル信号を電気信号に変換して前記シリアルパラレル変換部に出力する光信号/電気信号変換部とをさらに有する請求項4記載のCDMA基地局装置。
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