JP5033578B2 - 自走式大腸内視鏡 - Google Patents
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Description
図1は、自走式大腸内視鏡(一例)の外観を示す斜視図である。
自走式大腸内視鏡1は、上部にケーシング70で保護された操作部7、操作部7から延びて、大腸内に挿入される挿入部(挿入チューブ)9等を備える。挿入部9は、先端部11、湾曲部13、軟性部(軟性挿入部)15よりなり、軟性部15の先端付近には複数(この例では3本)のエンドレスベルト17が長手方向に配設されている。
挿入部9の先端部11には、図2に示すように、受像口19、一つ又は二つ(この例では2つ)の投光口21、吸引鉗子口23、送気送水口25が設けられている。受像口19には、観察装置がファイバースコープの場合は対物レンズが、電子スコープの場合はCCD等の撮像素子が設置され、先端面からの画像を受像する。受像された画像は、挿入部9内に挿通された、ファイバースコープの場合はイメージガイド、電子スコープの場合はリード線によって操作部7に伝えられ、ユニバーサルコード27を介してディスプレイ等に送られて表示される。投光口21の内孔には光ファイバー等のライトガイドが挿通され、操作部7を通り、ユニバーサルコード27を介して外部の光源に接続されている。光源の光は先端面から照射される。
送気送水口25の内孔は送気送水管となっており、操作部7の送気送水ボタン33の操作により空気と洗浄水が送気送水口25から噴射される。また、大腸内に滞留した体液や洗浄水は、吸引鉗子口23から吸引され、外部へ排出される。この操作は操作部7の吸引ボタン35により行われる。
各エンドレスベルト17は、図3に示すように、軟性部15の先端部の管壁を貫通する先ガイドホール15aと元ガイドホール15bとの間で、軟性部15の管壁の外側及び内側に沿う周回経路に沿って配置されている。先ガイドホール15aは、軟性部15の先端から距離L3(0〜10mm)の位置に位置しており、元ガイドホール15bは、先ガイドホール15から直線上を基端方向に距離L4(10〜60cm、より好ましくは、20〜60cm)離れた位置に位置している。したがって、軟性部15の外面の周回経路の長さ(両ガイドホール間の距離、図3のL4)は、10〜60cm、より好ましくは、20〜60cmである。これは以下の理由による。
図4は、一般的な大腸内視鏡の挿入経路を模式的に示す図である。
大腸内視鏡の挿入部の先端部は、肛門101から直腸103(fixed segment)内に挿入され、S状結腸105(free segment)から下行結腸107(fixed segment)、横行結腸109(free segment)、上行結腸111(fixed segment)を経て回腸113に達するまで進行する。先端部は、大腸の末端まで入れる場合(A)と、回腸へ約25cm入れる場合(B)がある。
そこで、本発明においては、軟性部15の外面の経路の長さを10〜60cm、好ましくは、20〜60cmとした。
軟性部15の外面の両ガイドホール15a、15b間の部分には、長さ方向に、1〜3cmの間隔を開けてガイドフック39が設けられている。このガイドフック39は、外側経路を周回するエンドレスベルト17を支持するためのものである。
また、ガイドフック39を長手方向に連続して形成することもできる。
図5(A)は、図1の内視鏡のエンドレスベルトの構造を模式的に示す斜視図、図5(B)はエンドレスベルトとプーリの噛み合い状態を模式的に示す側面図である。
エンドレスベルト17は、柔軟で強い強度をもつ例えば炭素繊維や樹脂等で作られ、図5(A)、(B)に示すように、軸18aと、軸18aの長さ方向に沿って配列された複数のラック歯18bからなる。軸18aの断面形状は円形で、直径は、例えば1〜3mmである。ラック歯18bの断面形状も円形で、軸18aの外周に、一定の間隔で、軸18aと同軸上に固定されている。ラック歯18bの直径は、例えば1〜3mm、厚さは、例えば0.1〜1.0mmであり、ラック歯18b間の間隔は、例えば0.1〜1.0mmである。軸18aの直径と、ラック歯18bの直径は、ラック歯18bの直径が軸18aの直径よりも大きくなるように、上記の範囲内で選定される。ラック歯18bの外面は、高い摩擦力をもつような材料でコーティングしてもよい。また、後述するピニオン歯51cも含めてプーリ51aの外周面も高い摩擦力をもつような材料でコーティングしてもよい。エンドレスベルト17の長さについては後述する。
エンドレスベルト駆動機構は、図3(A)に示すように、軟性部15の内側の、元ガイドホール15bの基端寄りの部分に設けられた駆動ローラ51と、操作部7内に配置されたモータ55と、モータ55から軟性部15内を駆動ローラ51まで延びるフレキシブルシャフト56と、同フレキシブルシャフト56の先端に取付けられた原動傘歯車57と、を有する。
図7は、図6のエンドレスベルト駆動機構を備えた大腸内視鏡の軟性部の断面図である。
図8は、図6のエンドレスベルト駆動機構に用いられるエンドレスベルトの例を示す斜視図である。
この例のエンドレスベルト駆動機構は、図6に示すように、軟性部15の先端部内に配置されたスパイラルシャフト80と、操作部7内に配置されたモータ55と、モータ55から軟性部15内をスパイラルシャフト80まで延びるフレキシブルシャフト56とを有する。なお、図6は、図7のA−A断面を示している。
7 操作部 9 挿入部
11 先端部 13 湾曲部
15 軟性部(軟性挿入部) 15a、15b ガイドホール
17 エンドレスベルト 18a 軸
18b ラック歯
19 受像口 21 投光口
23 吸引鉗子口 25 送気送水口
27 ユニバーサルコード 29 鉗子挿入口
31 鉗子 33 送気送水ボタン
35 吸引ボタン 37 操作つまみ
39 ガイドフック 41 内ガイドパイプ
51 駆動ローラ 51a プーリ
51b 従動傘歯車 51c ピニオン歯
52 軸 55 モータ
55a モータ軸 56 フレキシブルシャフト
57 原動傘歯車 57a 回転軸
58 軸受 70 駆動部ケーシング
80 スパイラルシャフト 80a 螺旋溝
80b 山部 83 ブッシュ
Claims (2)
- 大腸内に挿入されるチューブ状の軟性挿入部と、
該軟性挿入部の管壁の一部外側及び内側に沿う周回経路に配設されたエンドレスベルトと、
該ベルトの駆動手段と、
前記軟性挿入部管壁の外側に沿う前記エンドレスベルトの周回経路に沿って配置されたガイドフックと、
前記軟性挿入部管壁の内側の周回経路に沿って延び、前記エンドレスベルトをその内孔においてガイドするガイドパイプと、
前記軟性挿入部の基端側に連結された操作部と、
を備えた自走式大腸内視鏡であって、
前記エンドレスベルトが、前記軟性挿入部の先端部寄りの部分のみに配設されており、
前記駆動手段が、
前記操作部近傍の、大腸内に挿入されない部分に配置された回転原動部と、
該原動部から軟性挿入部内に軸方向に挿通された、該原動部の回転を軟性挿入部先端方向に伝えるフレキシブルシャフトと、
該フレキシブルシャフトの先端部から回転力を伝達され、前記エンドレスベルトの周回力に変換する回転変換機構と、
を有し、
前記回転変換機構が、
前記フレキシブルシャフトの先端に同軸上に連結された、表面に螺旋状の溝部が形成された回転軸(スパイラルシャフト)と、
前記エンドレスベルトに形成された、前記回転軸の螺旋状溝に噛み合うラック歯と、
前記エンドレスベルトを前記回転軸から離れないように支持する手段と、
を有することを特徴とする自走式大腸内視鏡。 - 大腸内に挿入されるチューブ状の軟性挿入部と、
該軟性挿入部の管壁の一部外側及び内側に沿う周回経路に配設されたエンドレスベルトと、
該ベルトの駆動手段と、
前記軟性挿入部管壁の外側に沿う前記エンドレスベルトの周回経路に沿って配置されたガイドフックと、
前記軟性挿入部管壁の内側の周回経路に沿って延び、前記エンドレスベルトをその内孔においてガイドするガイドパイプと、
前記軟性挿入部の基端側に連結された操作部と、
を備えた自走式大腸内視鏡であって、
前記エンドレスベルトが、前記軟性挿入部の先端部寄りの部分のみに配設されており、
前記駆動手段が、
前記軟性挿入部先端部寄りの軟性挿入部内に配置された回転原動部と、
該原動部の駆動力を前記エンドレスベルトの周回力に変換する回転変換機構と、
を有し、
前記回転変換機構が、
前記回転原動部の先端に同軸上に連結された、表面に螺旋状の溝部が形成された回転軸(スパイラルシャフト)と、
前記エンドレスベルトに形成された、前記回転軸の螺旋状溝に噛み合うラック歯と、
前記エンドレスベルトを前記回転軸から離れないように支持する手段と、
を有することを特徴とする自走式大腸内視鏡。
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