JP2009106431A - 自走式大腸内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンドレスベルトの駆動力を軽減できる自走式大腸内視鏡を提供する。
【解決手段】 自走式大腸内視鏡1は、軟性挿入部15と、同軟性挿入部15の先端部寄りの部分の管壁の一部外側及び内側に沿う周回経路に配設されたエンドレスベルト17とを備える。エンドレスベルト17は、軟性挿入部15内部の先端部寄りの部分に配置された駆動ローラ51によって周回運動する。駆動ローラ51は、エンドレスベルト17が巻き回されるプーリ51aと従動傘歯車51bを有する。操作部7内には、モータ55が配置されており、同モータ55には、軟性挿入部15内を軸方向に延びるフレキシブルシャフト56が接続している。フレキシブルシャフト56の先端には、駆動ローラ51の従動傘歯車51aと噛み合う原動傘経車57が連結されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、挿入チューブの軟性部の内外にループ状に配設したエンドレスベルトを走行させて自走式に大腸内に挿入可能な内視鏡に関する。
現在の大腸内視鏡検査は、内視鏡を大腸内に手で押し込みながら挿入して行われており、特に大腸の湾曲部を通して奥に挿入するために、腸管の過伸展や過屈曲などを伴い、被験者が強い痛みを感じることが多い。又、時々大腸を穿孔させる。これに対して、被験者に苦痛を与えない大腸内視鏡として、大腸の湾曲形状に沿って自走する方式のものが提案されている。
本発明者は、挿入チューブの軟性挿入部の内外にループ状に配設したエンドレスベルトを走行させて自走式に大腸内に挿入可能な内視鏡を提案した(例えば特許文献1参照)。エンドレスベルトは軟性挿入部の外側でガイドフックに支持されており、大腸壁に接触しつつ反挿入方向に走行して前進力を生じさせる。一方、軟性挿入部の内側では、エンドレスベルトは長さ方向に延びるように設けられたガイドパイプ内を通る。エンドレスベルトが駆動装置により駆動されると、軟性挿入部の外側では大腸壁との摩擦により内視鏡を大腸内へ誘導し、同部の内側ではガイドパイプ内をスムーズに進む。したがって、内視鏡は腸管を過度に伸展させたり屈曲させることなく進む。このように大腸の位置と形態を比較的そのままの状態に保ちながら、大腸内視鏡を大腸内にスムーズに進入させることができるため、被験者へ与える苦痛はほとんどない。
この自走式大腸内視鏡においては、エンドレスベルトの駆動装置は、大腸に挿入されない操作部に設けられており、エンドレスベルトは、軟性挿入部のほぼ全長に渡って配設されている。軟性挿入部の長さは一般に1.5〜2m程度であり、エンドレスベルトの全長は3〜4mとなる。このように長いエンドレスベルトを駆動させるには、大きい駆動力が必要になる。さらに、軟性挿入部は、挿入時に大腸の形状に応じて湾曲する。湾曲した経路上でエンドレスベルトを周回させると、湾曲部でエンドレスベルトとガイドパイプとが摩擦して抵抗となり、さらに高い駆動力が必要になる。
特許第3514252号
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、エンドレスベルトの駆動力を軽減できる自走式大腸内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の自走式大腸内視鏡は、 大腸内に挿入されるチューブ状の軟性挿入部と、 該軟性挿入部の管壁の一部外側及び内側に沿う周回経路に配設されたエンドレスベルトと、 該ベルトの駆動手段と、 前記軟性挿入部管壁の外側に沿う前記エンドレスベルトの周回経路に沿って配置されたガイドフックと、 前記軟性挿入部管壁の内側の周回経路に沿って延び、前記エンドレスベルトをその内孔においてガイドするガイドパイプと、 前記軟性挿入部の基端側に連結された操作部と、を備えた自走式大腸内視鏡であって、 前記エンドレスベルトが、前記軟性挿入部の先端部寄りの部分のみに配設されており、 前記駆動手段が、 前記操作部近傍の、大腸内に挿入されない部分に配置された回転原動部と、 該原動部から軟性挿入部内に軸方向に挿通された、該原動部の回転を軟性挿入部先端方向に伝えるフレキシブルシャフトと、 該フレキシブルシャフトの先端部から回転力を伝達され、前記エンドレスベルトの周回力に変換する回転変換機構と、を有することを特徴とする。
本発明の方式の大腸内視鏡においては、エンドレスベルトの十分な自走性能を得ることのできる部分は、軟性挿入部の先端から一定寸法の部分(一例約60cm)である。そこで、本発明では、この軟性挿入部の先端部寄りの部分のみにエンドレスベルトを配設したので、エンドレスベルトを軟性挿入部のほぼ全長に渡って配設する場合と比較して、エンドレスベルトの長さを短くでき、エンドレスベルトの駆動力を小さくできる。
本発明の他の態様の自走式大腸内視鏡は、 大腸内に挿入されるチューブ状の軟性挿入部と、 該軟性挿入部の管壁の一部外側及び内側に沿う周回経路に配設されたエンドレスベルトと、 該ベルトの駆動手段と、 前記軟性挿入部管壁の外側に沿う前記エンドレスベルトの周回経路に沿って配置されたガイドフックと、 前記軟性挿入部管壁の内側の周回経路に沿って延び、前記エンドレスベルトをその内孔においてガイドするガイドパイプと、 前記軟性挿入部の基端側に連結された操作部と、を備えた自走式大腸内視鏡であって、 前記エンドレスベルトが、前記軟性挿入部の先端部寄りの部分のみに配設されており、 前記駆動手段が、 前記軟性挿入部先端部寄りの軟性挿入部内に配置された回転原動部と、 該原動部の駆動力を前記エンドレスベルトの周回力に変換する回転変換機構と、を有することを特徴とする。
回転原動部として小型化及び軽量化が可能なモータを使用すれば、モータを軟性挿入部内に配置することができる。この場合、原動部(モータ)の駆動力を、駆動力伝達系統を介さずに回転変換機構に伝えることができるので、力のロスを少なくできる。
本発明においては、 前記回転変換機構が、 前記フレキシブルシャフト又は原動部の先端に連結された回転軸と、 該回転軸に固定された原動傘歯車と、 該主傘歯車と直交して噛み合う従動傘歯車と、 該従動傘歯車と同軸に連結されたプーリと、を有し、 前記プーリに、前記エンドレスベルトが巻き回されることとできる。
この場合、エンドレスベルトが複数本の場合でも、1つのプーリに巻き回すと、回転変換機構の構造を簡易化できる。なお、傘歯車及び同傘歯車に連結されたプーリを、エンドレスベルトと同じ個数設けることもできる。
さらに、エンドレスベルトを、軸と、同軸の長さ方向に沿って配列された複数のラック歯からなるものとして、プーリの側面に断面が凹状の溝を形成し、同凹状溝内に、エンドレスベルトのラック歯と噛み合うピニオン歯を形成することが好ましい。複数本のエンドレスベルトを1つのプーリに巻き回す場合は、各エンドレスベルトは、軟性挿入部の断面の中心付近から、軟性挿入部の中心に対して等しい角度で径方向に引き出されることになり、エンドレスベルトがねじれたり負荷がかかることがある。そこで、ラック歯とピニオン歯でプーリとエンドレスベルトとを確実に噛み合わせることが好ましい。
さらに、本発明においては、 前記回転変換機構が、 前記フレキシブルシャフト又は原動部の先端に同軸上に連結された、表面に螺旋状の溝部が形成された回転軸(スパイラルシャフト)と、 前記エンドレスベルトに形成された、前記回転軸の螺旋状溝に噛み合うラック歯と、 前記エンドレスベルトを前記回転軸から離れないように支持する手段と、を有することともできる。
本発明によれば、回転軸の螺旋状の溝部にエンドレスベルトのラック歯が噛み合っているので、回転軸が回転すると、エンドレスベルトのラック歯は螺旋溝に送られて前進又は後退する。これにより、エンドレスベルトを周回駆動させることができる。さらに、エンドレスベルトが回転軸から離れないように支持する手段が設けられているので、エンドレスベルトと回転軸とを確実に噛み合わせることができる。この場合、回転変換機構を比較的簡単な構造とすることができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、エンドレスベルト周回経路の長さを、必要十分な自走力を発揮できる範囲内でできるだけ短くでき、エンドレスベルトの駆動力を軽減できる自走式大腸内視鏡を提供できる。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、自走式大腸内視鏡(一例)の外観を示す斜視図である。
自走式大腸内視鏡1は、上部にケーシング70で保護された操作部7、操作部7から延びて、大腸内に挿入される挿入部(挿入チューブ)9等を備える。挿入部9は、先端部11、湾曲部13、軟性部(軟性挿入部)15よりなり、軟性部15の先端付近には複数(この例では3本)のエンドレスベルト17が長手方向に配設されている。
図2は、図1の内視鏡の挿入部の先端部の断面図である。
挿入部9の先端部11には、図2に示すように、受像口19、一つ又は二つ(この例では2つ)の投光口21、吸引鉗子口23、送気送水口25が設けられている。受像口19には、観察装置がファイバースコープの場合は対物レンズが、電子スコープの場合はCCD等の撮像素子が設置され、先端面からの画像を受像する。受像された画像は、挿入部9内に挿通された、ファイバースコープの場合はイメージガイド、電子スコープの場合はリード線によって操作部7に伝えられ、ユニバーサルコード27を介してディスプレイ等に送られて表示される。投光口21の内孔には光ファイバー等のライトガイドが挿通され、操作部7を通り、ユニバーサルコード27を介して外部の光源に接続されている。光源の光は先端面から照射される。
吸引鉗子口23は操作部7の鉗子挿入口29(図1参照)とつながっており、別体の鉗子31が通される。挿入部9の先端から突き出た鉗子31の先端は鉗子31の基部で操作され、患部の治療や組織の採取に用いられる。
送気送水口25の内孔は送気送水管となっており、操作部7の送気送水ボタン33の操作により空気と洗浄水が送気送水口25から噴射される。また、大腸内に滞留した体液や洗浄水は、吸引鉗子口23から吸引され、外部へ排出される。この操作は操作部7の吸引ボタン35により行われる。
挿入部9の湾曲部13は、操作部7に設けられた操作つまみ37を操作することによって上下左右斜めに屈曲させることができる。湾曲部13の長さ(図3のL1)は、例えば約10cmである。
挿入部9の軟性部15は、直径が5〜30mm、好ましくは20mm以内で、長さ(図3のL2)は、例えば1.5〜2mである。軟性部15の先端部付近には、図1に示すように、長手方向に複数のエンドレスベルト17が配設されている。この例では、エンドレスベルト17を3本設けた例を説明する。各エンドレスベルトは、軟性部の中心に対して等しい中心角度(この例では120°)で配置されている。なお、エンドレスベルト17の数は、多ければ多いほど自走性が増すため好ましい。
図3は、図1の内視鏡のエンドレスベルトの配置状態及びエンドレスベルト駆動機構の一例を説明する図であり、図3(A)は、図1の内視鏡の挿入部と駆動部ケーシングの一部の側面断面図であり、図3(B)は図3(A)の一部を説明する図である。
各エンドレスベルト17は、図3に示すように、軟性部15の先端部の管壁を貫通する先ガイドホール15aと元ガイドホール15bとの間で、軟性部15の管壁の外側及び内側に沿う周回経路に沿って配置されている。先ガイドホール15aは、軟性部15の先端から距離L3(0〜10mm)の位置に位置しており、元ガイドホール15bは、先ガイドホール15から直線上を基端方向に距離L4(10〜60cm、より好ましくは、20〜60cm)離れた位置に位置している。したがって、軟性部15の外面の周回経路の長さ(両ガイドホール間の距離、図3のL4)は、10〜60cm、より好ましくは、20〜60cmである。これは以下の理由による。
まず、大腸内視鏡の挿入経路を説明する。
図4は、一般的な大腸内視鏡の挿入経路を模式的に示す図である。
大腸内視鏡の挿入部の先端部は、肛門101から直腸103(fixed segment)内に挿入され、S状結腸105(free segment)から下行結腸107(fixed segment)、横行結腸109(free segment)、上行結腸111(fixed segment)を経て回腸113に達するまで進行する。先端部は、大腸の末端まで入れる場合(A)と、回腸へ約25cm入れる場合(B)がある。
本発明の自走式大腸内視鏡においては、挿入部9の先端がS状結腸105に入ると、同内視鏡の進入に伴ってS状結腸105は後方(肛門方向)に動き、過剰に伸展しない。そして、内視鏡の進入とこのS状結腸105の動きにより、下行結腸107の先端と内視鏡の先端との距離が短くなり、S状結腸105と下行結腸107とはほぼまっすぐになる。そして、挿入部9の先端が横行結腸109に入ると、横行結腸109は脾湾曲108方向に動いて先端が肝湾曲110に近づき、肝湾曲110の角度が広がるので、内視鏡は肝湾曲117を通過しやすくなる。
このような挿入過程において、軟性部15の管壁の外側に沿う経路(内視鏡の前進力を得られる部分)の長さは、内視鏡が大腸のfree segment(S状結腸105と横行結腸109)を通過する部分のみでよい。S状結腸の長さは約45cm、横行結腸の長さは約50cmである。内視鏡の先端がS状結腸105から下行結腸107へ完全に入ったと言えるのは、先端が下行結腸107へ約10cm進行したときである。また、内視鏡の先端が横行結腸109から肝湾曲110を経て上行結腸111へ完全に入ったと言えるのは、先端が上行結腸111へ約10cm進行したときである。
つまり、エンドレスベルトの有効走行長さを、Free Segmentである横行結腸の長さと余裕分の10cmを足した長さの60cm程度とすれば、十分な自走性能を得ることができると考えられる。
そこで、本発明においては、軟性部15の外面の経路の長さを10〜60cm、好ましくは、20〜60cmとした。
再度図3を参照して説明する。
軟性部15の外面の両ガイドホール15a、15b間の部分には、長さ方向に、1〜3cmの間隔を開けてガイドフック39が設けられている。このガイドフック39は、外側経路を周回するエンドレスベルト17を支持するためのものである。
ガイドフック39は、断面の中心角が180°を越える円弧状であり、各エンドレスベルト17の外側の面がガイドフック39から露出している。したがって、ガイドフック39に支えられたエンドレスベルト17の外側表面は、大腸への挿入時に大腸内壁と十分な面積をもって接触する。また、軟性部15が強く湾曲してもエンドレスベルト17はガイドフック39から外れることがない。
なお、エンドレスベルト17を軟性部15に離れないように支持するためには、ガイドフック39はなるべく短間隔(例えば、1cm〜数cm)で配置した方が好ましい。ただし、ガイドフック39の間隔が短くなるほど、軟性部15の柔軟性が小さくなってしまう。本発明では、軟性部15の外面の経路の長さをできるだけ短くしているので、ガイドフック39を設けたことによる軟性部15の柔軟性の低下を抑えることができる。
また、ガイドフック39を長手方向に連続して形成することもできる。
軟性部15の管壁の内側においては、先ガイドホール15aと元ガイドホール15bとの間に、ガイドパイプ41が配設されている。ガイドパイプ41の両先端にはフランジ部が形成されており、各フランジ部が、管壁の外面に固定されている。このガイドパイプ41内を、軟性部内側経路を周回するエンドレスベルト17が通る。
次に、エンドレスベルト17の構造を説明する。
図5(A)は、図1の内視鏡のエンドレスベルトの構造を模式的に示す斜視図、図5(B)はエンドレスベルトとプーリの噛み合い状態を模式的に示す側面図である。
エンドレスベルト17は、柔軟で強い強度をもつ例えば炭素繊維や樹脂等で作られ、図5(A)、(B)に示すように、軸18aと、軸18aの長さ方向に沿って配列された複数のラック歯18bからなる。軸18aの断面形状は円形で、直径は、例えば1〜3mmである。ラック歯18bの断面形状も円形で、軸18aの外周に、一定の間隔で、軸18aと同軸上に固定されている。ラック歯18bの直径は、例えば1〜3mm、厚さは、例えば0.1〜1.0mmであり、ラック歯18b間の間隔は、例えば0.1〜1.0mmである。軸18aの直径と、ラック歯18bの直径は、ラック歯18bの直径が軸18aの直径よりも大きくなるように、上記の範囲内で選定される。ラック歯18bの外面は、高い摩擦力をもつような材料でコーティングしてもよい。また、後述するピニオン歯51cも含めてプーリ51aの外周面も高い摩擦力をもつような材料でコーティングしてもよい。エンドレスベルト17の長さについては後述する。
エンドレスベルト17の断面形状を円形にしたことにより、軸芯に対して全方向に等しい力で柔軟に屈曲することができる。このため、大腸の湾曲に沿って挿入部9を挿入するときに、エンドレスベルト17が挿入部9の動きに追随しやすくなる。このとき、エンドレスベルト17の全外周面にラック歯18bが形成されているため、エンドレスベルト17がねじれても、ラック歯18bの一部が必ず大腸内壁と接触し、エンドレスベルト17を大腸内壁と摩擦させることができる。このため、エンドレスベルト17と大腸内壁との摩擦力が増し、挿入部9の自走性が向上する。
次に、図3、図5を参照してエンドレスベルト17の駆動機構を説明する。
エンドレスベルト駆動機構は、図3(A)に示すように、軟性部15の内側の、元ガイドホール15bの基端寄りの部分に設けられた駆動ローラ51と、操作部7内に配置されたモータ55と、モータ55から軟性部15内を駆動ローラ51まで延びるフレキシブルシャフト56と、同フレキシブルシャフト56の先端に取付けられた原動傘歯車57と、を有する。
駆動ローラ51は、プーリ51aと、プーリ51aに同軸上に連結された従動傘歯車51bとを有する。エンドレスベルト17の基端側の巻き回し端部は、ガイドパイプ41の側壁を貫通してこのプーリ51aに巻き回されている。プーリ51aの側面には、図3(B)に示すように、エンドレスベルト17の数と同じ数(この例では3個)の断面が凹状の溝が形成されている。各凹状溝内には、エンドレスベルト17のラック歯18bと噛み合うピニオン歯51cが形成されている(図5(B)参照)。駆動ローラ51は、回転軸(プーリ51a)がエンドレスベルト17の走行方向と直交するように、軟性部15の管壁の内面に固定された軸52に回転可能に取り付けられている。
モータ55は操作部7内に配置されており、その回転軸55aはフレキシブルシャフト56の基端に接続している。フレキシブルシャフト56は軟性部15内を先方向に延びて、先端には原動傘歯車57の回転軸57aが連結されている。同原動傘歯車57は駆動ローラ51の従動傘歯車51bと噛み合っている。モータ55が駆動され、モータの回転軸55aが回転すると、フレキシブルシャフト56を介して原動傘歯車57が回転して、駆動ローラ51の従動傘歯車51bを回転させ、それとともにプーリ51aが回転する。なお、モータ回転軸55aと原動傘歯車の回転軸57aは、それぞれ軸受58で軟性部15内に回転可能に支持されている。
駆動ローラ51が図3の反時計方向に回転すると、同ローラ51のプーリ51aに噛み合うエンドレスベルト17も、図3(A)の矢印で示すように反時計方向に周回運動し、エンドレスベルト17の軟性部15外の部分は基端方向に走行する。このときに、エンドレスベルト17が大腸の内壁と摩擦して、挿入部9が前進する。挿入部9を後退させる場合は、駆動ローラ51を時計方向に回転させる。
この例のように、3本のエンドレスベルト17を1つのプーリ51bに巻き回す場合は、各エンドレスベルト17は、軟性部15の断面の中心付近から、軟性部15の中心に対して等しい角度で径方向に引き出されることになり、エンドレスベルト17がねじれたり負荷がかかるが、エンドレスベルト17のラック歯18bとプール51bのピニオン歯51cにより両者は確実に噛み合うことができる。
なお、大腸内に挿入された大腸内視鏡の挿入部9の先端部は、図4を参照して説明したように、S状結腸105から下行結腸107、横行結腸109、上行結腸111を経て回腸部113に達するまで、大腸内各部位を進行する。軟性部15の径は16mm程度にするため、大腸内視鏡の先端が大腸内を進行したとき、挿入されている軟性部15の内側の長さと外側の長さには、大腸の湾曲による差が生じる。挿入部の先端が回腸内に達して径が16mmの軟性部15が円を描いたときに、外側の長さは直線状のときに比べて3.12%長くなる。
そこで、エンドレスベルト17の長さは、若干の余裕をもつように設定されている。このとき、エンドレスベルト17を駆動するプーリ51bにピニオン歯51cが形成されているため、エンドレスベルト17とプーリ51bは、ラック歯18bとピニオン歯51cによって確実に噛み合い、エンドレスベルト17は空回りすることなく駆動する。
また、軟性部15内に配置可能な、小型化及び軽量化が可能なモータを使用することもできる。この場合、モータを軟性部15内の駆動ローラ51のごく近傍に配置することができる。したがって、モータの駆動力を、駆動力伝達系統(フレキシブルシャフト56)を介さずに駆動ローラ51に伝えることができるので、力のロスを少なくできる。
図6は、図1の自走式大腸内視鏡のエンドレスベルト駆動機構の他の例を説明する図である。
図7は、図6のエンドレスベルト駆動機構を備えた大腸内視鏡の軟性部の断面図である。
図8は、図6のエンドレスベルト駆動機構に用いられるエンドレスベルトの例を示す斜視図である。
この例のエンドレスベルト駆動機構は、図6に示すように、軟性部15の先端部内に配置されたスパイラルシャフト80と、操作部7内に配置されたモータ55と、モータ55から軟性部15内をスパイラルシャフト80まで延びるフレキシブルシャフト56とを有する。なお、図6は、図7のA−A断面を示している。
スパイラルシャフト80は、回転軸の表面に螺旋状の溝80aが形成されたものである。同スパイラルシャフト80は、エンドレスベルト17の周回経路に沿って、軟性部15の内部を軸方向に延びるように配置されている。
モータ55の回転軸55aは、軟性部15内を延びるフレキシブルシャフト56に接続しており、フレキシブルシャフト56の先端はスパイラルシャフト80の基端に連結している。モータ回転軸55aとスパイラルシャフト80の基端部は、それぞれ軸受58で軟性部15内に回転可能に支持されている。
エンドレスベルト17は、図5で示したように、軸18aと、軸18aの長さ方向に沿って配列された複数のラック歯18bからなるものであるが、この例では、図8に示すように、ラック歯18bの側断面形状が、スパイラルシャフト80の螺旋溝80aの側断面形状に一致する形状である。また、軸18aは、図8(A)に示すように、断面形状が円形の軸でも、図8(B)に示すように、断面形状が長方形の帯状のものでもよい。
図7にも示すように、軟性部15の内部においては、各エンドレスベルト17は、ブッシュ83によりスパイラルシャフト80から離れないように支持されている。
モータ55が駆動され、モータの回転軸55aが回転すると、フレキシブルシャフト56を介してスパイラルシャフト80が回転する。すると、同シャフト80の螺旋溝80aに噛み合っているエンドレスベルト17のラック歯18aは、スパイラルシャフト80の山部80bの先端側又は基端側の面に押されて、エンドレスベルト17が周回運動する。
図6を参照して詳細に説明すると、エンドレスベルト17のラック歯18aが、スパイラルシャフト80の山部80bの先端側の面で押されると、エンドレスベルト17の軟性部15内の部分は先端方向に走行し、その結果、エンドレスベルト17の軟性部15外の部分は基端方向に走行し、軟性部15は大腸内を前進する。逆に、エンドレスベルト17のラック歯18aが、スパイラルシャフト80の山部80bの基端側の面で押されると、エンドレスベルト17の軟性部15内の部分は基端方向に走行し、その結果、エンドレスベルト17の軟性部15外の部分は先端方向に走行し、軟性部15は大腸内を後退する。
なお、この例でも、軟性部15内に配置可能な、小型化及び軽量化が可能なモータを使用してスパイラルシャフト80を直接駆動することもできる。この場合も、モータの駆動力を、駆動力伝達系統(フレキシブルシャフト56)を介さずにスパイラルシャフト80に伝えることができるので、力のロスを少なくできる。
自走式大腸内視鏡(一例)の外観を示す斜視図である。 図1の内視鏡の挿入部の先端部の断面図である。 図1の内視鏡のエンドレスベルトの配置状態及びエンドレスベルト駆動機構の一例を説明する図であり、図3(A)は、図1の内視鏡の挿入部と駆動部ケーシングの一部の側面断面図であり、図3(B)は図3(A)の一部を説明する図である。 一般的な大腸内視鏡の挿入経路を模式的に示す図である。 図5(A)は、図1の内視鏡のエンドレスベルトの構造を模式的に示す斜視図、図5(B)はエンドレスベルトとプーリの噛み合い状態を模式的に示す側面図である。 図1の自走式大腸内視鏡のエンドレスベルト駆動機構の他の例を説明する図である。 図6のエンドレスベルト駆動機構を備えた大腸内視鏡の軟性部の断面図である。 図6のエンドレスベルト駆動機構に用いられるエンドレスベルトの例を示す斜視図である。
符号の説明
1 自走式大腸内視鏡
7 操作部 9 挿入部
11 先端部 13 湾曲部
15 軟性部(軟性挿入部) 15a、15b ガイドホール
17 エンドレスベルト 18a 軸
18b ラック歯
19 受像口 21 投光口
23 吸引鉗子口 25 送気送水口
27 ユニバーサルコード 29 鉗子挿入口
31 鉗子 33 送気送水ボタン
35 吸引ボタン 37 操作つまみ
39 ガイドフック 41 内ガイドパイプ
51 駆動ローラ 51a プーリ
51b 従動傘歯車 51c ピニオン歯
52 軸 55 モータ
55a モータ軸 56 フレキシブルシャフト
57 原動傘歯車 57a 回転軸
58 軸受 70 駆動部ケーシング
80 スパイラルシャフト 80a 螺旋溝
80b 山部 83 ブッシュ

Claims (4)

  1. 大腸内に挿入されるチューブ状の軟性挿入部と、
    該軟性挿入部の管壁の一部外側及び内側に沿う周回経路に配設されたエンドレスベルトと、
    該ベルトの駆動手段と、
    前記軟性挿入部管壁の外側に沿う前記エンドレスベルトの周回経路に沿って配置されたガイドフックと、
    前記軟性挿入部管壁の内側の周回経路に沿って延び、前記エンドレスベルトをその内孔においてガイドするガイドパイプと、
    前記軟性挿入部の基端側に連結された操作部と、
    を備えた自走式大腸内視鏡であって、
    前記エンドレスベルトが、前記軟性挿入部の先端部寄りの部分のみに配設されており、
    前記駆動手段が、
    前記操作部近傍の、大腸内に挿入されない部分に配置された回転原動部と、
    該原動部から軟性挿入部内に軸方向に挿通された、該原動部の回転を軟性挿入部先端方向に伝えるフレキシブルシャフトと、
    該フレキシブルシャフトの先端部から回転力を伝達され、前記エンドレスベルトの周回力に変換する回転変換機構と、
    を有することを特徴とする自走式大腸内視鏡。
  2. 大腸内に挿入されるチューブ状の軟性挿入部と、
    該軟性挿入部の管壁の一部外側及び内側に沿う周回経路に配設されたエンドレスベルトと、
    該ベルトの駆動手段と、
    前記軟性挿入部管壁の外側に沿う前記エンドレスベルトの周回経路に沿って配置されたガイドフックと、
    前記軟性挿入部管壁の内側の周回経路に沿って延び、前記エンドレスベルトをその内孔においてガイドするガイドパイプと、
    前記軟性挿入部の基端側に連結された操作部と、
    を備えた自走式大腸内視鏡であって、
    前記エンドレスベルトが、前記軟性挿入部の先端部寄りの部分のみに配設されており、
    前記駆動手段が、
    前記軟性挿入部先端部寄りの軟性挿入部内に配置された回転原動部と、
    該原動部の駆動力を前記エンドレスベルトの周回力に変換する回転変換機構と、
    を有することを特徴とする自走式大腸内視鏡。
  3. 前記回転変換機構が、
    前記フレキシブルシャフト又は原動部の先端に連結された回転軸と、
    該回転軸に固定された原動傘歯車と、
    該主傘歯車と直交して噛み合う従動傘歯車と、
    該従動傘歯車と同軸に連結されたプーリと、
    を有し、
    前記プーリに、前記エンドレスベルトが巻き回されることを特徴とする請求項1又は2記載の自走式大腸内視鏡。
  4. 前記回転変換機構が、
    前記フレキシブルシャフト又は原動部の先端に同軸上に連結された、表面に螺旋状の溝部が形成された回転軸(スパイラルシャフト)と、
    前記エンドレスベルトに形成された、前記回転軸の螺旋状溝に噛み合うラック歯と、
    前記エンドレスベルトを前記回転軸から離れないように支持する手段と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の自走式大腸内視鏡。
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