JP5032571B2 - ポップコーン菓子を製造する方法およびそれに用いる装置 - Google Patents

ポップコーン菓子を製造する方法およびそれに用いる装置 Download PDF

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Description

本発明はポップコーン菓子を製造する方法およびそれに用いる装置に関する。
ポップコーンは非常に人気があり低価格で大量に入手できる商品であり、さらに、いくぶん栄養価もある。このように、ポップコーンは、菓子業界において商品として明白に選択される。
様々な方法が知られており、分離したピースにおいてポップコーンはキャラメルおよび/またはチョコレートでコートされる。
独国特許発明第558520号明細書(Richard Neufeld)は、キャラメルコートされたポップコーンを製造する方法を開示しており、ポップコーンの粒は最初に、砂糖コーティングのために構成された砂糖コーティングボイラー内で砂糖コーティングされる。その後、コーティングされたポップコーンの粒を、別のタンクで約145−165℃に加熱してそれによりキャラメリゼする。その後、取り出して冷却すると、キャラメリゼされたポップコーンの粒は、容易に互いに分離できる。
独国出願公開第3335781号明細書(Helmut Haase)はまた、キャラメリゼしたポップコーンまたは砂糖グレーズしたポップコーンの製造方法を開示しており、ここでは、最初に、脂質またはオイルと砂糖の溶かした混合物を約250℃で用意する。ポップコーンのポップしていない粒がこの混合液に加えられ、ここでポップする。
米国特許第2181109号明細書(Mary N. Dodge)は、キャンディシロップのようなシーリングコーティング(sealing coating)でポップコーンをコーティングする方法を開示しており、その後、コーティングを硬化した後ポップコーンの粒は溶かしたチョコレートに浸される。
上述の文献はコーティングされたポップコーンの個別の粒の製造について述べている。しかし、形成されたピースは、消費者だけでなく、パッケージ、流通、値段決めが容易になるので製造者にとっても好ましい。
米国特許第3950567号明細書(Bamard E. Tomilnson)は、甘味料、脂質、水およびゼラチンにより調理し、その後、沸騰した混合物をポップしたポップコーンに注いでポップコーンボールを作ることにより非粘着性のポップコーンを製造する方法を開示している。
米国特許第4652456号明細書(Lowell W. Salisbury)は、ポップコーンボールを製造する方法を開示しており、ここでは、ポップされたポップコーンは最初にキャラメルコーティングされてその後冷却される。そのためキャラメルコーティングは硬質化されて非粘着性になる。その後、所定量の冷えたコーティングされたポップコーンは所定の型に分配される。このポップコーンは、コーティングが軟らかく粘着性になるまで加熱され、その後、コーティングされたポップコーンはボール状に圧縮されて、その型でコーティングが硬くなるまで冷却される。その後、圧縮されたポップコーンボールはその型から取り出される。
さらにデンマーク特許第79880号明細書(Verner Jacobsen)は、ポップコーンの粒を砂糖物質にくっつけることでポップコーン菓子を製造する方法を開示しており、ここでポップコーンは、約150℃でキャラメル物質と混合され、この混合物は冷却されて適当なピースにカットされる。その後、これらのピースは、チョコレートコーティングされる。
この公知の方法の欠点は、キャラメル物質をポップコーンに混合した後、安定した熱にさらされたときでも混合物は非常に早く乾燥し、それにより、混合物を扱いにくく、最終的な製品がとてももろく壊れやすいものになるということである。この早い脱水は、おそらく、ポップコーンの乾燥材料の高い含有量によるものであり、ポップコーン/キャラメルの混合の結果、物質を機械で処理できなくなる。
本発明の目的は、上述のあまりに早い乾燥の問題を避けて、機械で処理できるようにし、より合理的な製造方法を可能にする、ポップコーン菓子の製造方法を提供することである。
これは、本発明による方法により達成される。本発明にかかる方法は、
i)第1の砂糖/グルコース物質が生成され、第1の砂糖/グルコース物質は170−210℃で約3−10時間ボイルされ、または物質がダークブラウン/ブラックになり粘性質になるまでボイルされ、その後、混合物は冷却され、
ii)第2の砂糖/グルコース物質が生成され、第2の砂糖/グルコース物質は100−130℃で約1−10時間ボイルされ、
iii)第1の物質は第2の物質に、1:2から1:6の重量比で混合され、その後、混合物は、「クラックステージ」に達するまで加熱され、すなわち140−160℃まで加熱され、且つ、ポップコーンに混合され、
iv)結果として生じる物質は、適切な寸法の個別的なピースに形成するために、この目的のために構成された菓子機械でさらに処理され、
v)ピースは冷却される。
有利には、さらなる処理は、その目的のために構成された機械で行われ、ここで物質は適切な寸法の個別的なピースに形成される。
所望であれば、これらのピースはチョコレートでコートされてもよい。これは、製品に品質保持性を与え、またさらによい味わいを与える。
物質をカーペットのように敷くことにより、チョコレートの形成されたピースを製造することが知られており、敷かれた物質はロールアウトされて所望の形成ピースに切断される。しかし、これはコーティングされたポップコーンにおいては実現できず、これは、このようなポップコーンは、切断するときに冷えているとガラスのように砕けるからである。切断するときに物質が暖かいと、砂糖/グルコース物質は、切断工程後に再びくっついてしまう。
本発明はまた、本方法を適用する際に用いる機械に関する。本発明による機械は図1および図2に示されており、図1および2は、それぞれ本機械の正面図および側面図である。
本発明による機械は、
加熱チャンバ11に囲まれた円筒形の水平バッファタンク3を備え、バッファタンクは、ポップコーンと砂糖/グルコースとの混合物をかき混ぜ、混合物を排出管21に供給するためのウォーム7を備え、
排出管21内の弁6を介してバッファタンク3は、加熱チャンバ23に囲まれた円筒形の水平メインタンク2に接続され、メインタンクは、ギアモータ18により駆動される複数の刃24を持つかき混ぜ装置4を含み、
メインタンク2の底部において、交換可能なフランジ26が配置され、それにより、形成されるピースの幾何形状を変更でき、フランジは複数の穴を備え、穴を通して物質が、垂直に運動するピストン5により型9に圧し下げられ、
型9は形成されるピースのための複数のキャビティを含み、型は、インデックス面8により供給され、
形成されたピースは、インデックス面8と反対側の装置10内の放出部により排出され、さらなる処理のための受け入れトレイ30に分配される。
本発明の機械において、バッファタンク3は、取り外し可能な端部カバー14のうちの1つ内のじょうごを通して供給される。
ウォーム7はギアモータ14により駆動され、ウォームは、ベアリングハウジング12内に組立てられたベアリング13内で回転する。ベアリングハウジング12は熱抵抗部材16によりシールされる。
メインタンク2内のかき混ぜ装置4は、端部カバー25に固定され且つギアモータ20により駆動される。
垂直に運動するピストン5は、ピストンはさみ17により支持され、且つ、モータ駆動の偏心装置27により上下運動する。
本発明は、比較的大きなポップコーン含有量の均質な形成ピースの形成を可能にする機械を提供する。バッファタンクとメインタンクとの両方は加熱され、ポップコーンと砂糖/グルコースとの混合物は乾燥しないように加熱が維持され、機械はポップコーンと砂糖/グルコースとの混合物が一定のふるまいをするように維持される。ポップコーンの粒が小片につぶれずに、砂糖物質はポップコーンの粒上に均一に広がった状態を維持する。従って、かき混ぜの衝撃は比較的穏やかである必要がある。この混合物は型のキャビティに加熱状態で加えられ、そのためポップコーンの粒を壊すことなく容易に圧縮できる。混合物が冷却されると、型のキャビティから容易に取り出すことができる。その後、形成されたピースは、チョコレートコーティングのようなさらなる処理のために供給される。
本発明の特に有利な実施形態によれば、機械のメインタンクは垂直な断面および水平な中心軸をもつ円筒形のキャビティであり、メインタンクはかき混ぜ手段を備える、かき混ぜ手段は、周期的に回転する刃の形態であり、円筒形のキャビティの中心軸を中心に回転する。これにより撹拌は特に穏やかである。
さらに、排出、すなわち型キャビティからの形成ピースの放出は、出口開口に対応する断面を持ち、かき混ぜ手段と同期して運動する直線往復ピストン装置により与えられる。それにより、混合物の効率的な分配が確保される。
ピストン装置の初期位置は、ピストンがメインタンクの底部の開口を閉じる位置である。メインタンクの下にインデックス面が配置され、このインデックス面は、複数の型を提供する。各型は複数のキャビティを備え、典型的には8−16のキャビティである。型はメインタンクの底部の開口の外側にしっかりと固定され、同時に、メインタンクの底部のフランジを上方に向けて圧し、シールを提供する。ピストンは頂部位置に向けて変位し、その後、かき混ぜ手段がたとえば60°回転する。これにより、ポップコーンと砂糖/グルコースとの混合物は、前方に向かうように供給されて開口に入る。その後、ピストンは適切な力/方向で押し下げられ、形成ピースが作られる。ピストンは初期位置に戻り、インデックス面がそれに対して調整される。
この排出は、型が180°回転した場合、同一のインデックスで生じる。これは空気式あるいはモータ駆動ピストンにより機械的に行われる。
本発明によれば機械の型は、円筒形のシェルを含み、シェルに形成されたスロットにより形成される複数のキャビティを備えることができる。このような内側に向かうスロットはピストン装置により画定され、低部を構成する。これは、インデックス面の反対側で装置内の形成ピースを排出するように構成され、また、受け入れトレイでさらなる処理のための排出のために構成される。型は、排出手段およびかき混ぜ手段と同期して中心軸を中心に動くように構成される。それにより、型の特に有利な実施形態が機械内で達成され、これが、メインタンクから型キャビティへの混合物の容易なアクセスを確保する。
さらなる処理のための形成ピースの排出は、有利には、底部を構成するピストン装置により行われ、ピストン装置は型の中心に向かって半径方向に延びるピストンロッドを備え、ピストン装置の内側端部は、上述の、インデックス面の反対側での装置内の形成ピースの排出を確保する、中心に配置されたカラー装置に隣接する。
本発明による機械の好ましい実施形態の正面図である。 本発明による機械の好ましい実施形態の側面図である。
本発明は、以下に図面と共により詳細に説明される。
異なる温度で生成されるキャラメル物質を2つの部分に分割することにより、驚くことに、たとえば上述のデンマーク特許第79880号のような、従来の約150℃で混合されたポッコーンのときのように、キャラメル物質はポップコーンの粒と混合された直後には乾燥しない。従って、本発明により製造されたキャラメル/ポップコーンは、一定熱で混合した後、少なくとも1時間処理することができる。これは、デンマーク特許第79880号により製造されたキャラメル/ポップコーン物質を約10分間のみ処理できることと対照的である。
本発明の方法によれば、第1の砂糖/グルコース物質が生成され、これは、170℃−210℃、好ましくは180℃−200℃で、約3−10時間、たとえば6時間ボイルされる。または、この砂糖/グルコース物質は、ダークブラウン/ブラックになり粘性になるまでボイルされる。この後、この物質は、約100℃−120℃まで冷却される。代替的に、この物質は、室温のようなより低い温度まで冷却して、第2の物質に混合するまで数日間放置してもよい。同時に、第2の砂糖/グルコース物質が生成され、これは、100℃−130℃、好ましくは110℃−120℃で約1−10時間、たとえは6時間ボイルされる。そして、2つの物質は重量比で1:2から1:6、好ましくは約1:4で混合され、その後、混合物は「クラックステージ」に達するまでボイルされ、すなわち140℃−160℃でボイルされ、適当な量のポップコーンと混合される。
物質i)および物質ii)のそれぞれのボイル時間の間はそれほど決定的ではなく、通常、どれくらい強くまたは弱くボイルするかということとともに適用する温度に対して調整される。
物質i)および物質ii)の生成は、従来の方法で行われる。たとえば、適当な容器内で、電力、蒸気またはガスを供給することにより加熱し、または圧力調理器具により加熱する。
ポップコーンの粒がキャラメルと混合されるときの温度は、適用されるキャラメル物質およびコーンの種類の構成に応じて変わる。一般に、160℃を超えないとされており、そうしないと、ポップコーンの粒は、キャラメル味が際立ちすぎてしまい、また縮んでしまう。同時に、温度は約140℃以下にすべきでなく、そうしないと、ポップコーンの粒は、十分にサクサク(crunchy)にならない。
従って、この温度に到達しなければ、物質がサクサクにはならないが硬くなるので、137℃−138℃のいわゆる「クラックステージ」で加熱することが重要である。
両方の物質に関して、キャラメル物質は典型的には、グルコースの重量あたりに2倍の重量の砂糖のからなり、また通常、加熱中に容器に物質がくっつかないように所定量の水を含む。2つの物質i)およびii)の間の重量比は1:6から1:2の間であり、好ましくは1:4である。物質ii)に対して多くの量の物質i)が用いられるならば、混合物質は粘着性になり、加工しにくい。物質i)に対して多くの量の物質ii)が用いられる場合、混合キャラメル物質は、乾燥質になり、凝集しにくい。
ポップコーンの粒を混合するに際して、砂糖/グルコース物質総量の1リットル当たり、約2−5リットルのポップコーンが用いられ、これは用いられるポップコーンの種類に依存する。
従って、実際上、最適な混合比を得るために、用いられるポップコーンの種類に応じて、砂糖/グルコース物質の量を調節する必要がある。
結果として物質は、図1および図2に示す機械でさらに有利に処理することができる。この機器1は、オイルで満たされたチャンバ11に囲まれた円筒形の水平バッファタンク3を備え、それにより、バッファタンクは最大120℃に加熱される。この加熱は、複数の電気加熱要素により行われる。バッファタンク3は、1つの端部カバーのじょうご15を通して充填される。2つの端部カバー14は、機械の保守のために取り外し可能にしてもよい。バッファタンク3において、ウォーム7が配置され、このウォームは、部分的に物質をかき混ぜるために機能し、また部分的にタンクの排出管21に物質を供給するために機能する。ギアモータ19により駆動されるウォームは、熱抵抗部材16でシールされるベアリングハウジング12内に組み立てられたベアリング13内で回転する。
排出管21を介して、バッファタンク3は、機械のメインタンク2に手動または自動の調整弁を介して接続される。メインタンク2は円筒形であり水平であり。またメインタンク2は、オイルで満たされたチャンバ23に囲まれる。それにより、メインタンク2は最大120℃まで加熱される。この加熱は、複数の電気加熱要素により行われる。複数の刃24を備えるかき混ぜ装置4がメインタンク2内に配置される。このかき混ぜ装置は、ギアモータ18により駆動される。このかき混ぜ装置は、端部カバー25に固定され、鎖駆動によるギアモータにより駆動される。タンクの底部において、形成されるピースの幾何形状を変更できるようにするために、交換可能なフランジ26が配置される。フランジに複数の穴が配置され、この穴を通して混合された物質は型9内に押し下げられる。これは、垂直に変位するピストン5の手段により行われ、ピストン5は、ピストンはさみ(piston shears)17により支持され、モータ駆動の偏心装置27または、サーボモータまたはステップモータにより駆動されるスピンドル手段により上下に運動する。
型9は、形成されるピースのための複数のキャビティを含み、たとえば8−16またはそれ以上のキャビティを含む。型9は、鎖駆動のインデックス面8により供給される。型は、とくに限定しない方法で固定され、この固定はメインタンクの底部フランジのちょうど外側である。
製造される形成されたピースは、型からインデックス面8の反対側、すなわちそこから180°回転した位置で放出装置10に排出される。これは、形成ピースの圧縮と同じインデックス内で同時に生じる。
形成されたピースは受け取りトレイ30にとらえられ、さらにチョコレートコーティングのように、形成されたピースの処理が説明しない所定の方法あるいは図示しない所望の装置により行われる。
上述のように、本発明は機械の好ましい実施形態に関して説明された。本発明のアイディアから逸脱することなく、この実施形態の複数の変更および修正が可能である。
言及された方法の利点は、生成されたポップコーン/キャラメル物質をさらに機械で処理できるようにするということである。これは、合理的な有利なポップコーン菓子のオプションを提供する。
生成されたポップコーン/キャラメル物質をチョコレートでコーティングすることは、消費者に高く評価されるよい味のコンビネーションを与える。味に関する利点とは別に、チョコレートでコーティングすることは、高い吸収性のキャラメル物質が水を吸収することを防止するという効果を与える。この効果がなければ、凝集性のピースが再び流れ出すことになりうる。
所望であれば、本発明に従って他の成分がポップコーン菓子に含まれてもよい。たとえば、粉末状のココナッツ、レーズン、ナッツ製品等である。多量のこのような他の成分が用いられるならば、キャラメル物質へのこれらの成分の十分なコーティングを確実にするように、ポップコーンの粒の量をそれに応じて調節することが望ましい。
本発明に従って製造されたポップコーン菓子の形成ピースは、特に味がよくまたサクサクな堅さであり、また、形成されたピースを気密にパッケージングすることにより、よい保存性を同時に得ることができる。
本発明は以下の例でより詳細に説明される。

この例は、本発明によるポップコーン菓子を製造する方法を説明する。
2つの砂糖/グルコース物質i)およびii)は以下の成分で生成される。
物質i):
3kg グルコース84°
7.5kg 砂糖
5kg 水
物質ii):
12kg グルコース84°
30kg 砂糖
20kg 水
物質i)に関して言及された成分は容器内で混合し、約180℃でよくかき混ぜながら約6時間ボイルする。
同時に、物質ii)に関して言及された成分は容器内で混合し、約110−120℃でよくかき混ぜながら約6時間ボイルする。
その後、物質i)および物質ii)を混合し、混合物をすばやく約140℃に加熱する。この後、キャラメル物質を、容積比で1リットルのキャラメル物質に対して3.75リットルのポップコーンでWhite Hulles種のポップされたポップコーンと混合する。
上述したのと同様の方法で、ポップコーン菓子のピースは図1および2に示す機械で生成され、室温まで冷却された後、ポップコーン菓子のピースは、Callebaut 823タイプのチョコレート(ミルクチョコレート)およびCallebaut 1815タイプのチョコレート(ダークチョコレート)でコーティングされる。

Claims (9)

  1. ポップコーン菓子を製造する方法であって、
    i)第1の砂糖/グルコース物質が生成され、第1の砂糖/グルコース物質は170−210℃で約3−10時間ボイルされ、または前記物質がダークブラウン/ブラックになり粘性質になるまでボイルされ、その後、混合物は冷却され、
    ii)第2の砂糖/グルコース物質が生成され、第2の砂糖/グルコース物質は100−130℃で約1−10時間ボイルされ、
    iii)前記第1の物質は前記第2の物質に、1:2から1:6の重量比で混合され、その後、前記混合物は、「クラックステージ」に達するまで加熱され、すなわち140−160℃まで加熱され、且つ、ポップコーンに混合され、
    iv)結果として生じる物質は、適切な寸法の個別的なピースに形成するために、この目的のために構成された菓子機械でさらに処理され、
    v)前記ピースは冷却される
    方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、ステップi)で生成される前記物質は、1:4の重量比でステップii)で生成される前記物質に混合される、方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法であって、ステップiii)でボイルするために提供される前記混合物は、1:2から1:5の間の容積比でポップコーンと混合される、方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法であって、前記物質は、適切な寸法の個々のピースに形成され、前記ピースは冷却されて、その後前記ピースは溶けたチョコレートにより覆われる、方法。
  5. 請求項1に記載の方法に用いる機械であって、
    前記機械は、加熱チャンバ(11)に囲まれた円筒形の水平バッファタンク(3)を備え、前記バッファタンクは、ポップコーンと砂糖/グルコースとの混合物をかき混ぜ、前記混合物を排出管(21)に供給するためのウォーム(7)を備え、
    前記排出管(21)内の弁(6)を介して前記バッファタンク(3)は、加熱チャンバ(23)に囲まれた円筒形の水平メインタンク(2)に接続され、前記メインタンクは、ギアモータ(18)により駆動される複数の刃(24)を持つかき混ぜ装置(4)を含み、
    前記メインタンク(2)の底部において、交換可能なフランジ(26)が配置され、それにより、形成されるピースの幾何形状を変更でき、前記フランジは複数の穴を備え、前記穴を通して前記物質が、垂直に運動するピストン(5)により型(9)に圧し下げられ、
    前記型(9)は形成されるピースのための複数のキャビティを含み、前記型は、インデックス面(8)により供給され、
    前記形成されたピースは、前記インデックス面(8)と反対側の装置(10)内の放出部により排出され、さらなる処理のための受け入れトレイ(30)に分配される、
    機械。
  6. 請求項に記載の機械であって、前記バッファタンク(3)は、取り外し可能な端部カバー(14)のうちの1つ内のじょうごを通して供給される、機械。
  7. 請求項またはに記載の機械であって、前記ウォーム(7)はギアモータ(19)により駆動され、前記ウォームは、熱抵抗部材(16)によりシールされるベアリングハウジング(12)内に組立てられたベアリング(13)内で回転する、機械。
  8. 請求項乃至のいずれか一項に記載の機械であって、前記メインタンク(2)内に収容されたかき混ぜ装置(4)は、端部カバー(25)に固定され且つギアモータ(20)により駆動される、機械。
  9. 請求項乃至いずれか一項に記載の機械であって、垂直に運動する前記ピストン(5)は、ピストンはさみ(17)により支持され、且つ、モータ駆動の偏心装置(27)により上下運動する、機械。
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