JP5032070B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents
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Description
<第1実施形態>
まず、図1を参照して本願請求項1に係る発明に対応する第1実施形態を説明する。
図1に、本実施形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す。
なお、同図の絶縁トランスT1の1次側の構成は、前述の図15に示す従来装置における絶縁トランスTの1次側と同様であり、図1では絶縁トランスT1の1次側の構成を省略している。
第1スナバ回路を構成するコンデンサCS11の一方の電極は整流用ダイオードD1のカソードに接続される。このコンデンサCS11の他方の電極と第1出力端子TOUT1との間にはダイオードDS13が接続される。即ち、コンデンサCS11の他方の電極にはダイオードDS13のアノードが接続され、このダイオードDS13のカソードは第1出力端子TOUT1に接続される。このダイオードDS13は、コンデンサCS11の充電経路をなす整流回路として機能する
まず、通常の電力変換動作を簡単に説明する。援用する図15において、スイッチS1〜S4からなるスイッチング回路が所定のスイッチング動作(周知のスイッチング動作)を実施することにより、直流入力電圧Vinが交流電圧に変換されて、図1に示すトランスT1の1次巻線L1に供給される。これにより絶縁トランスT1の2次巻線L21,L22に交流電圧がそれぞれ誘起される。2次巻線L21,L22に誘起された各交流電圧は、整流用ダイオードD1、D2によって整流される。整流された電圧は、出力インダクタLout及び出力コンデンサCoutによって平滑され、所望の直流出力電圧Voutとなって出力端子TOUT1,TOUT2を介して外部に出力される。
初期状態において、絶縁トランスT1の2次巻線L21,L22には、整流用ダイオードD2が順方向にバイアスされると共に整流用ダイオードD1が逆方向にバイアスされる向きに電圧が誘起されているものとする。この状態では、2次巻線L22に誘起された電圧が整流用ダイオードD2により整流されて第1出力端子TOUT1と第2出力端子TOUT2に出力される。
次に、図2を参照して、本願請求項2に係る発明に対応する第2実施形態を説明する。
本実施形態に係るスイッチング電源装置は、上述の第1実施形態に係る図1の構成におけるスナバ回路に代え、整流用ダイオードD1に発生するサージを吸収するための第1スナバ回路として、コンデンサCS211、ダイオードDS212、インダクタLS212、ダイオードDS213を備えると共に、整流用ダイオードD2に発生するサージを吸収するための第2スナバ回路として、コンデンサCS221、ダイオードDS222、インダクタLS222、ダイオードDS223を備える。その他の構成は第1実施形態と同一である。
第1スナバ回路を構成するコンデンサCS211の一方の電極は整流用ダイオードD1のカソードに接続される。このコンデンサCS211の他方の電極と第2出力端子TOUT2との間にはダイオードDS213が接続される。即ち、コンデンサCS211の他方の電極にはダイオードDS213のアノードが接続され、このダイオードDS213のカソードは第2出力端子TOUT2に接続される。このダイオードDS213は、コンデンサCS211の充電経路をなす整流回路として機能する。
まず、整流用ダイオードD2が順方向にバイアスされた状態から、1次側のスイッチング動作に伴って絶縁トランスT1の2次巻線L21,L22に誘起される各電圧の向きが反転し、整流用ダイオードD2が逆方向にバイアスされた状態になると、前述のように、いわゆるリカバリ期間において寄生インダクタに蓄積されたエネルギーが瞬時的に放出され、サージが整流用ダイオードD2のカソードに発生する。
次に、図3を参照して、本願請求項3に係る発明に対応する第3実施形態を説明する。
本実施形態に係るスイッチング電源装置は、上述の第1実施形態に係る図1の構成におけるスナバ回路に代え、整流用ダイオードD1に発生するサージを吸収するための第1スナバ回路として、コンデンサCS311、ダイオードDS312、インダクタLS312、ダイオードDS313を備えると共に、整流用ダイオードD2に発生するサージを吸収するための第2スナバ回路として、コンデンサCS321、ダイオードDS322、インダクタLS322、ダイオードDS323を備える。その他の構成は第1実施形態と同一である。
第1スナバ回路を構成するコンデンサCS311の一方の電極は整流用ダイオードD1のカソードに接続される。このコンデンサCS311の他方の電極とセンタータップTPとの間にはダイオードDS313が接続される。即ち、コンデンサCS311の他方の電極にはダイオードDS313のアノードが接続され、このダイオードDS313のカソードはセンタータップTPに接続される。このダイオードDS313は、コンデンサCS311の充電経路をなす整流回路として機能する。
まず、整流用ダイオードD2が順方向にバイアスされた状態から、1次側のスイッチング動作に伴って絶縁トランスT1の2次巻線L21,L22に誘起される各電圧の向きが反転し、整流用ダイオードD2が逆方向にバイアスされた状態になると、前述のように、いわゆるリカバリ期間において寄生インダクタに蓄積されたエネルギーが瞬時的に放出され、サージが整流用ダイオードD2のカソードに発生する。
上述した第1ないし第3実施形態では、コンデンサに蓄積されたサージの放電経路は、基本的には同じであり、充電経路のみが相違している。
図4を参照して、本願請求項4に係る発明に対応する第4実施形態を説明する。
図4に、本実施形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す。なお、同図の絶縁トランスT1の1次側の構成は、前述の図15に示す従来装置における絶縁トランスTの1次側と同様であり、従って図4では絶縁トランスT1の1次側の構成を省略している。
上記スナバ回路を構成するコンデンサCS41の一方の電極は整流用ダイオードD1のカソードに接続される。このコンデンサCS41の他方の電極と第1出力端子TOUT1との間にはダイオードDS43が接続される。即ち、コンデンサCS41の他方の電極にはダイオードDS43のアノードが接続され、このダイオードDS43のカソードは第1出力端子TOUT1に接続される。このダイオードDS43は、コンデンサCS41の充電経路をなす整流回路として機能する
なお、絶縁トランスT1の1次側の構成については、前述の図15に示す従来装置と同様であり、その説明を省略する。
まず、通常の電力変換動作を簡単に説明する。援用する図15において、スイッチS1〜S4からなるスイッチング回路が所定のスイッチング動作(周知のスイッチング動作)を実施することにより、直流入力電圧Vinが交流電圧に変換されて、図4に示すトランスT1の1次巻線L1に供給される。これにより2次巻線L21,L22に交流電圧がそれぞれ誘起される。2次巻線L11,L12に誘起された各交流電圧は、整流用ダイオードD41,D42によって整流される。整流された電圧は、出力インダクタLout及び出力コンデンサCoutによって平滑され、所望の直流出力電圧Voutとなって出力端子TOUT1,TOUT2を介して外部に出力される。
初期状態で、絶縁トランスT1の2次巻線L21,L22には、整流用ダイオードD42が逆方向にバイアスされると共に整流用ダイオードD41が順方向にバイアスされる向きに電圧が誘起されているものとする。この状態では、2次巻線L21に誘起された電圧が整流用ダイオードD41により整流されて第1出力端子TOUT1と第2出力端子TOUT2に出力される。
次に、図5を参照して、本願請求項5に係る発明に対応する第5実施形態を説明する。
本実施形態に係るスイッチング電源装置は、上述の第4実施形態に係る図4の構成におけるスナバ回路に代え、整流用ダイオードD41に発生するサージを吸収するための第1スナバ回路として、コンデンサCS511、ダイオードDS512、インダクタLS512、ダイオードDS513を備えると共に、整流用ダイオードD42に発生するサージを吸収するための第2スナバ回路として、コンデンサCS521、ダイオードDS522、インダクタLS522、ダイオードDS523を備える。その他の構成は第4実施形態と同一である。
第1スナバ回路を構成するコンデンサCS511の一方の電極は整流用ダイオードD41のカソードに接続される。このコンデンサCS511の他方の電極と整流用ダイオードD41のアノードとの間にはダイオードDS513が接続される。即ち、コンデンサCS511の他方の電極にはダイオードDS513のアノードが接続され、このダイオードDS513のカソードは整流用ダイオードD41のアノードに接続される。このダイオードDS513は、コンデンサCS511の充電経路をなす整流回路として機能する。
まず、整流用ダイオードD42が順方向にバイアスされた状態から、1次側のスイッチング動作に伴って絶縁トランスT1の2次巻線L21,L22に誘起される各電圧の向きが反転し、整流用ダイオードD42が逆方向にバイアスされた状態になると、前述のように、いわゆるリカバリ期間において寄生インダクタに蓄積されたエネルギーが瞬時的に放出され、サージが整流用ダイオードD42に発生する。
次に、図6を参照して、本願請求項6に係る発明に対応する第6実施形態を説明する。
本実施形態に係るスイッチング電源装置は、上述の第4実施形態に係る図4の構成におけるスナバ回路に代え、整流用ダイオードD41に発生するサージを吸収するための第1スナバ回路として、コンデンサCS611、ダイオードDS612、インダクタLS612、ダイオードDS613を備えると共に、整流用ダイオードD42に発生するサージを吸収するための第2スナバ回路として、コンデンサCS621、ダイオードDS622、インダクタLS622、ダイオードDS623を備える。その他の構成は第4実施形態と同一である。
第1スナバ回路を構成するコンデンサCS611の一方の電極は整流用ダイオードD41のアノードに接続される。このコンデンサCS611の他方の電極とセンタータップTPとの間にはダイオードDS613が接続される。即ち、コンデンサCS611の他方の電極にはダイオードDS613のカソードが接続され、このダイオードDS613のアノードはセンタータップTPに接続される。このダイオードDS613は、コンデンサCS611の充電経路をなす整流回路として機能する。
まず、整流用ダイオードD42が順方向にバイアスされた状態から、1次側のスイッチング動作に伴って絶縁トランスT1の2次巻線L21,L22に誘起される各電圧の向きが反転し、整流用ダイオードD42が逆方向にバイアスされた状態になると、前述のように、いわゆるリカバリ期間において寄生インダクタに蓄積されたエネルギーが瞬時的に放出され、正のサージが整流用ダイオードD42のカソードに発生する。このことは、負のサージが整流用ダイオードD42のアノードに印加されたことと等価であり、本実施形態では、この負のサージを吸収することにより、整流用ダイオードD42に発生するサージを吸収する。
図7を参照して、本願請求項7に係る発明に対応する第7実施形態を説明する。
図7に、本実施形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す。なお、同図の絶縁トランスT7の1次側の構成は、前述の図15に示す従来装置における絶縁トランスTの1次側と同様であり、図7では絶縁トランスT7の1次側の構成を省略している。
第1スナバ回路を構成するコンデンサCS711の一方の電極は、整流用ダイオードD72のカソード、即ち、上記全波整流回路の第2入力部に接続される。このコンデンサCS711の他方の電極と上記全波整流回路の第1入力部との間にはダイオードDS713が接続される。具体的には、コンデンサCS711の他方の電極にはダイオードDS713のカソードが接続され、このダイオードDS713のアノードは、整流用ダイオードD72のカソードに接続される。このダイオードDS713は、コンデンサCS711の充電経路をなす整流回路として機能する。
なお、絶縁トランスT7の1次側の構成については、前述の図15に示す従来装置と同様であり、その説明を省略する。
まず、通常の電力変換動作を簡単に説明する。援用する図15において、スイッチS1〜S4からなるスイッチング回路が所定のスイッチング動作(周知のスイッチング動作)を実施することにより、直流入力電圧Vinが交流電圧に変換されて、図7に示す絶縁トランスT7の1次巻線L1に供給される。これにより絶縁トランスT7の2次巻線L2に交流電圧が誘起される。2次巻線L2に誘起された交流電圧は、整流用ダイオードD71,D72,D73,D74によって全波整流される。全波整流された電圧は、出力インダクタLout及び出力コンデンサCoutによって平滑され、所望の直流出力電圧Voutとなって出力端子TOUT1,TOUT2を介して外部の負荷Rに供給される。
初期状態で、絶縁トランスT7の2次巻線L2には、整流用ダイオードD72,D73が順方向にバイアスされると共に、整流用ダイオードD71,D74が逆方向にバイアスされる向きに電圧が誘起されているものとする。この状態では、2次巻線L2に誘起された電圧が整流用ダイオードD72,D73により整流されて第1出力端子TOUT1と第2出力端子TOUT2に出力される。
次に、図8を参照して、本願請求項8に係る発明に対応する第8実施形態を説明する。
本実施形態に係るスイッチング電源装置は、上述の第7実施形態に係る図7の構成におけるスナバ回路に代え、整流用ダイオードD71,D73のカソードに発生するサージを吸収するためのスナバ回路として、コンデンサCS81、ダイオードDS82、インダクタLS82、ダイオードDS83を備える。その他の構成は第7実施形態と同一である。
スナバ回路を構成するコンデンサCS81の一方の電極は、整流用ダイオードD71、D73のカソード、即ち、上記全波整流回路の第1出力部に接続される。このコンデンサCS81の他方の電極と第1出力端子TOUT1との間にはダイオードDS83が接続される。即ち、コンデンサCS81の他方の電極にはダイオードDS83のアノードが接続され、このダイオードDS83のカソードは第1出力端子TOUT1に接続される。このダイオードDS83は、コンデンサCS81の充電経路をなす整流回路として機能する。
まず、整流用ダイオードD71が順方向にバイアスされると共に整流用ダイオードD72が逆方向にバイアスされた状態から、1次側のスイッチング動作に伴って絶縁トランスT7の2次巻線L2に誘起される電圧の向きが反転し、整流用ダイオードD71が逆方向にバイアスされた状態になり、整流用ダイオードD73が順方向にバイアスされた状態になると、前述のように、いわゆるリカバリ期間において寄生インダクタに蓄積されたエネルギーが瞬時的に放出され、サージが整流用ダイオードD71のカソードに発生する。
次に、図9を参照して、本願請求項9に本発明の第9実施形態を説明する。
本実施形態に係るスイッチング電源装置は、上述の第7実施形態に係る図7の構成におけるスナバ回路に代え、整流用ダイオードD71,D73のカソードに発生するサージを吸収するためのスナバ回路として、コンデンサCS91、ダイオードDS912,DS922、インダクタLS912,LS922、ダイオードDS93を備える。その他の構成は第7実施形態と同一である。
スナバ回路を構成するコンデンサCS91の一方の電極は、整流用ダイオードD71、D73のカソード、即ち、上記全波整流回路の第1出力部に接続される。このコンデンサCS91の他方の電極と第1出力端子TOUT1との間にはダイオードDS93が接続される。即ち、コンデンサCS91の他方の電極にはダイオードDS93のアノードが接続され、このダイオードDS93のカソードは第1出力端子TOUT1に接続される。このダイオードDS93は、コンデンサCS91の充電経路をなす整流回路として機能する。
まず、整流用ダイオードD71,D74が順方向にバイアスされると共に整流用ダイオードD72,D73が逆方向にバイアスされた状態から、1次側のスイッチング動作に伴って絶縁トランスT7の2次巻線L2に誘起される電圧の向きが反転し、整流用ダイオードD71が逆方向にバイアスされた状態になると、前述のように、いわゆるリカバリ期間において寄生インダクタに蓄積されたエネルギーが瞬時的に放出され、サージが整流用ダイオードD71のカソードに発生する。
なお、整流用ダイオードD73のカソードに発生するサージについては、コンデンサCS91に吸収された後、インダクタLS922を介して出力側に放出される。
図12を参照して、本願請求項10に係る発明に対応する第10実施形態を説明する。
図12に、本実施形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す。なお、同図の絶縁トランスT7の1次側の構成は、前述の図15に示す従来装置における絶縁トランスTの1次側と同様であり、図12では絶縁トランスT1の1次側の構成を省略している。
第1スナバ回路を構成するコンデンサCSA11の一方の電極は、整流用ダイオードD74のカソード、即ち、上記全波整流回路の第2入力部に接続される。このコンデンサCSA11の他方の電極と第1出力端子TOUT1との間にはダイオードDSA13が接続される。具体的には、コンデンサCSA11の他方の電極にはダイオードDSA13のアノードが接続され、このダイオードDSA13のカソードは第1出力端子TOUT1に接続される。このダイオードDSA13はコンデンサCSA11の充電経路をなす整流回路として機能する。
なお、絶縁トランスT7の1次側の構成については、前述の図15に示す従来装置と同様であり、その説明を省略する。
初期状態で、絶縁トランスT7の2次巻線L2に、整流用ダイオードD71,D74が順方向にバイアスされると共に整流用ダイオードD72,D73が逆方向にバイアスされる向きに電圧が誘起されているものとする。この状態では、2次巻線L2に誘起された電圧が整流用ダイオードD71,D74により整流されて第1出力端子TOUT1と第2出力端子TOUT2に出力される。
次に、図14を参照して、本願請求項11に係る発明に対応する第11実施形態を説明する。
本実施形態に係るスイッチング電源装置は、上述の第10実施形態に係る図12の構成におけるスナバ回路に代え、整流用ダイオードD72のカソードに発生するサージを吸収するための第1スナバ回路として、コンデンサCSA11、ダイオードDSB12、インダクタLSB12、ダイオードDSA13を備えると共に、整流用ダイオードD74のカソードに発生するサージを吸収するための第2スナバ回路として、コンデンサCSA21、ダイオードDSB22、インダクタLSB22、ダイオードDSA23を備える。
第1スナバ回路を構成するコンデンサCSA11の一方の電極は、整流用ダイオードD74のカソード、即ち、上記全波整流回路の第2入力部に接続される。このコンデンサCSA11の他方の電極と第1出力端子TOUT1との間にはダイオードDSA13が接続される。具体的には、コンデンサCSA11の他方の電極にはダイオードDSA13のアノードが接続され、このダイオードDSA13のカソードは第1出力端子TOUT1に接続される。このダイオードDSA13はコンデンサCSA11の充電経路をなす整流回路として機能する。
なお、絶縁トランスT7の1次側の構成については、前述の図15に示す従来装置と同様であり、その説明を省略する。
まず、整流用ダイオードD71,D74が順方向にバイアスされた状態から逆方向にバイアスされた状態になると、前述のように、いわゆるリカバリ期間において寄生インダクタに蓄積されたエネルギーが瞬時的に放出され、サージが整流用ダイオードD74のカソードに発生する。
例えば、上述の第1ないし第3実施形態では、整流用ダイオードD1及びD2に対してそれぞれスナバ回路を設けたが、必要に応じて、何れか一方の整流用ダイオードにスナバ回路を設けるものとしてもよい。同様に、上述の第5および第6実施形態では、整流用ダイオードD41及びD42に対してそれぞれスナバ回路を設けたが、必要に応じて、何れか一方の整流用ダイオードにスナバ回路を設けるものとしてもよい。同様に、上述の第7、第10、第11実施形態では、整流用ダイオードD72及びD74に対してそれぞれスナバ回路を設けたが、必要に応じて、何れか一方の整流用ダイオードにスナバ回路を設けるものとしてもよい。
また、上述の実施形態では、整流素子として整流ダイオードを採用したが、これに限定されることなく、例えば、サイリスタやパワートランジスタを採用することができる。
Claims (6)
- 二次側にセンタータップが設けられた絶縁トランスを備え、前記センタータップが出力インダクタを介して第1端子に接続され、前記絶縁トランスの二次巻線の一端及び他端に第1及び第2整流素子の各出力端子がそれぞれ接続され、これら第1及び第2整流素子の入力端子が第2端子に共通接続されてなるスイッチング電源装置において、
前記第1または第2整流素子の出力端子に一方の電極が接続されたコンデンサと、
前記コンデンサの他方の電極と前記第1端子との間に接続され、前記コンデンサの充電経路をなす第1整流回路と、
前記コンデンサの他方の電極と前記第2端子との間に接続され、前記コンデンサの放電経路をなす第2整流回路と、
を備え、
前記充電経路と前記放電経路は、前記第1端子と前記第2端子との間に接続される負荷を共に含み、
前記充電経路を通じて前記負荷に流れる充電電流の方向と、前記放電経路を通じて前記負荷に流れる放電電流の方向は一致することを特徴とするスイッチング電源装置。 - 二次側にセンタータップが設けられた絶縁トランスを備え、前記絶縁トランスの二次巻線の一端及び他端に第1及び第2整流素子の各入力端子がそれぞれ接続され、これら第1及び第2整流素子の出力端子が出力インダクタを介して第1端子に共通接続され、前記センタータップが第2端子に接続されてなるスイッチング電源装置において、
前記第1または第2整流素子の出力端子に一方の電極が接続されたコンデンサと、
前記コンデンサの他方の電極と前記第1端子との間に接続され、前記コンデンサの充電経路をなす第1整流回路と、
前記コンデンサの他方の電極と前記第2端子との間に接続され、前記コンデンサの放電経路をなす第2整流回路と、
を備え、
前記充電経路と前記放電経路は、前記第1端子と前記第2端子との間に接続される負荷を共に含み、
前記充電経路を通じて前記負荷に流れる充電電流の方向と、前記放電経路を通じて前記負荷に流れる放電電流の方向は一致することを特徴とするスイッチング電源装置。 - 絶縁トランスの二次巻線の一端及び他端が全波整流回路の第1及び第2入力部にそれぞれ接続され、前記全波整流回路の第1出力部が出力インダクタを介して第1端子に接続され、前記全波整流回路の第2出力部が第2端子に接続されてなるスイッチング電源装置において、
前記全波整流回路の第1出力部に一方の電極が接続されたコンデンサと、
前記コンデンサの他方の電極と前記第1端子との間に接続され、前記コンデンサの充電経路をなす第1整流回路と、
前記コンデンサの他方の電極と前記第2端子との間に接続され、前記コンデンサの放電経路をなす第2整流回路と、
を備え、
前記充電経路と前記放電経路は、前記第1端子と前記第2端子との間に接続される負荷を共に含み、
前記充電経路を通じて前記負荷に流れる充電電流の方向と、前記放電経路を通じて前記負荷に流れる放電電流の方向は一致することを特徴とするスイッチング電源装置。 - 絶縁トランスの二次巻線の一端及び他端が全波整流回路の第1及び第2入力部にそれぞれ接続され、前記全波整流回路の第1出力部が出力インダクタを介して第1端子に接続されてなるスイッチング電源装置において、
前記全波整流回路の第1出力部に一方の電極が接続されたコンデンサと、
前記コンデンサの他方の電極と前記第1端子との間に接続され、前記コンデンサの充電経路をなす第1整流回路と、
前記コンデンサの他方の電極と前記全波整流回路の第1または第2入力部との間に接続され、前記コンデンサの放電経路をなす第2整流回路と、
を備え、
前記充電経路と前記放電経路は、前記第1端子と前記全波整流回路の第2出力部に繋がる第2端子との間に接続される負荷を共に含み、
前記充電経路を通じて前記負荷に流れる充電電流の方向と、前記放電経路を通じて前記負荷に流れる放電電流の方向は一致することを特徴とするスイッチング電源装置。 - 絶縁トランスの二次巻線の一端及び他端が全波整流回路の第1及び第2入力部にそれぞれ接続され、前記全波整流回路の第1出力部が出力インダクタを介して第1端子に接続され、前記全波整流回路の第2出力部が第2端子に接続されてなるスイッチング電源装置において、
前記全波整流回路の第1または第2入力部に一方の電極が接続されたコンデンサと、
前記コンデンサの他方の電極と前記第1端子との間に接続され、前記コンデンサの充電経路をなす第1整流回路と、
前記コンデンサの他方の電極と前記第2端子との間に接続され、前記コンデンサの放電経路をなす第2整流回路と、
を備え、
前記充電経路と前記放電経路は、前記第1端子と前記第2端子との間に接続される負荷を共に含み、
前記充電経路を通じて前記負荷に流れる充電電流の方向と、前記放電経路を通じて前記負荷に流れる放電電流の方向は一致することを特徴とするスイッチング電源装置。 - 絶縁トランスの二次巻線の一端及び他端が全波整流回路の第1及び第2入力部にそれぞれ接続されてなるスイッチング電源装置において、
前記全波整流回路の第1及び第2入力部の一方に一方の電極が接続されたコンデンサと、
前記コンデンサの他方の電極と前記全波整流回路の第1出力部に繋がる第1端子との間に接続され、前記コンデンサの充電経路をなす第1整流回路と、
前記コンデンサの他方の電極と前記第1及び第2入力部の他方との間に接続され、前記コンデンサの放電経路をなす第2整流回路と、
を備え、
前記充電経路と前記放電経路は、前記第1端子と前記全波整流回路の第2出力部に繋がる第2端子との間に接続される負荷を共に含み、
前記充電経路を通じて前記負荷に流れる充電電流の方向と、前記放電経路を通じて前記負荷に流れる放電電流の方向は一致することを特徴とするスイッチング電源装置。
Priority Applications (1)
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