JP5031716B2 - アキュムレータ付きコンプレッサのブラケット除去装置、およびその装置を使用したブラケット除去方法 - Google Patents

アキュムレータ付きコンプレッサのブラケット除去装置、およびその装置を使用したブラケット除去方法 Download PDF

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Description

本発明は,一般家庭用に用いられるエアコンや冷蔵庫などに使用されている密閉型のコンプレッサ本体にブラケットを介してアキュムレータが一体固定されているアキュムレータ付きコンプレッサを対象として、上記ブラケットをアキュムレータとともに上記コンプレッサ本体から除去するためのアキュムレータ付きコンプレッサのブラケット除去装置、およびその装置を用いたブラケットの除去方法に関する。
従来、一般家庭用に用いられるエアコンや冷蔵庫などに使用されている密閉型のコンプレッサ本体に対して、蒸発器がガス化しきれなかった冷媒が液状のままコンプレッサ本体に吸入されるのを防止するためにアキュムレータが付属したアキュムレータ付きコンプレッサがある。この場合、アキュムレータは、固定用のブラケットを介してコンプレッサ本体の密閉容器に取り付けられるとともに、冷媒が通る銅配管を介して接続されている。そして、アキュムレータを固定するためのブラケットは、コンプレッサ本体の密閉容器にスポット溶接で強固に固定されている。
ところで、現在、家電リサイクル工程においては、コンプレッサ本体の密閉容器を、例えば水平に切断して内部に収納されている圧縮モータ等の部品を取り出すなどの解体作業が行われる。
従来、パイプ状の被切断対象物を切断する技術として、例えば、左右一対の駒状のカッタ刃を被切断対象物の外周に押し当てながら各カッタ刃を保持するテーブルを回転させて被切断対象物を切断するようにした切断装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
コンプレッサ本体の密閉容器は、外周が略円筒状に形成されているため、この特許文献1記載の切断装置や、あるいはパップカッタ等を適用して密閉容器を切断することが可能であるが、密閉容器にブラケットやアキュムレータが固定された状態のままであると、これらが切断装置やパップカッタ等に干渉して密閉容器を円滑に切断することができない。したがって、密閉容器を円滑に切断する上で、アキュムレータやブラケットをコンプレッサ本体から予め除去しておくことが必要となる。
コンプレッサ本体の密閉容器にスポット溶接で強固に固定されているブラケットを除去するには、例えばスポット溶接部を切削加工あるいは研削加工して取り外すことが考えられる。しかし、このような切削加工や研削加工は、作業性が悪く、かつ熟練を要するので実用性に乏しい。なお、アキュムレータとコンプレッサ本体間を結ぶ銅配管は軟らかい材質のため、コンプレッサ本体の密閉容器から容易に切断することが可能である。
そこで、切削加工や研削加工に代わってスポット溶接部を剥離するための技術として、従来、スポット溶接部の周辺金属を溶融電極棒で環状に溶融させることにより、スポット溶接部を周辺金属から分離するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−105142号公報 特開平9−182974号公報
しかし、特許文献2の従来技術をアキュムレータ付きコンプレッサの解体作業に適用する場合、アキュムレータとブラケットとが密着しているため、溶融電極棒を押し付けてスポット溶接部周辺を溶融させるだけの十分なスペースを確保することが難しい。しかも、個々のスポット溶接部と溶融電極棒の位置決めを手作業で行う必要があるので、作業性が悪い。
また、上記技術が適用できたとしても、この技術の場合、コンプレッサ本体の密閉容器の表面には剥離されないスポット溶接部が突起として残る。このため、コンプレッサ本体の密閉容器を切断する際には、この残った突起がカッタ刃と干渉して切断作業を円滑に行えない等の不具合を生じる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、密閉型のコンプレッサ本体にブラケットを介してアキュムレータが一体固定されているアキュムレータ付きコンプレッサを対象として解体作業を行う場合に、ブラケットをアキュムレータとともにコンプレッサ本体から容易に除去することができるブラケット除去装置、およびその装置を用いたブラケットの除去方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、密閉型のコンプレッサ本体にブラケットを介してアキュムレータが一体固定されているアキュムレータ付きコンプレッサを対象として、上記ブラケットをアキュムレータとともに上記コンプレッサ本体から除去するためのブラケット除去装置として、次の構成を採用している。
すなわち、本発明では、アキュムレータ付きコンプレッサを支持する支持台を備え、この支持台には上記コンプレッサ本体の底部に当接して押圧する押圧工具と、この押圧工具を上部から下方に向けて移動させて上記コンプレッサ本体を加圧する加圧機構とが設けられるとともに、上記コンプレッサ本体の上部を受け止めるセット台が設けられ、このセット台には上記コンプレッサ本体と上記アキュムレータとの間に係入されて上記ブラケットを剪断する剪断用切欠部が形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、加圧機構により押圧工具を作動させることにより、密閉型のコンプレッサ本体とアキュムレータとの間を固定しているブラケットをスポット溶接部ごとコンプレッサ本体の密閉容器から剪断剥離することができるので、作業性に優れ、かつ熟練を要することもない。しかも、従来のように密閉容器側に突起が残らないので、その後、コンプレッサ本体の密閉容器を切断する際の作業性も改善される。また、押圧工具といった専用治具を用いることにより、コンプレッサ本体の密閉容器の直径寸法が異なる場合でも、治具交換を行わずにブラケットをスポット溶接ごと容易に剪断剥離することができる。
実施の形態1.
図1はアキュムレータ付きコンプレッサを示す正面図、図2は図1をA矢印の方向から見た平面図である。
このアキュムレータ付きコンプレッサ1は、密閉型のコンプレッサ本体2と、アキュムレータ3とを備える。コンプレッサ本体2は、外周が略円筒型の密閉容器2aと、密閉容器2aの下部に設けられた固定脚2bとを有し、密閉容器2aの外周の一部にブラケット4を介してアキュムレータ3が取り付けられている。この場合、ブラケット4は、略コ字状をしたもので、ブラケット4と密閉容器2aとの間、およびブラケット4とアキュムレータ3との間は、それぞれ複数箇所がスポット溶接により固定されている。また、アキュムレータ3の底部とコンプレッサ本体2とは銅配管5で接続されており、この中を冷媒が通過する構造になっている。また、コンプレッサ本体2とアキュムレータ3の上部にはそれぞれ銅配管6,7が取り付けられており、図示しない熱交換機等の外部機器に接続される。
図3はこの実施の形態1におけるアキュムレータ付きコンプレッサのブラケット除去装置を示す正面図、図4は図3に示す同装置をB矢印の方向から見た側面図、図5は同装置が備える剪断工具の正面図、図6は図5に示す同剪断工具をC矢印の方向から見た平面図である。
このブラケット除去装置は、アキュムレータ付きコンプレッサ1を支持する支持台10を有し、この支持台10は、架台11とこの架台11の上に固定された平坦なテーブル12とからなる。そして、テーブル12上に加圧機構13が設置されている。この加圧機構13は、テーブル12の上面と対面するヘッド部13aに加圧用の油圧シリンダ13bが取り付けられており、この油圧シリンダ13bの先端部にはブラケット4を剪断剥離するための専用治具である剪断工具14が固定されている。
この剪断工具14は、図5,6に示すように、その片側の面が半径Rの円弧状の曲面14aとなるように加工されている。この曲面14aの半径Rの大きさは、様々なサイズが存在するコンプレッサ本体2の密閉容器2aの中で、最もサイズの大きい半径を有するものと同じ半径になるように設定されている。また、剪断工具14は、下部になるのに従って肉厚がT1からT2へと薄くなるように先細り形状に形成されている。これにより、密閉容器2aの外径が様々異なるコンプレッサ本体2で、しかも、コンプレッサ本体2とアキュムレータ3との隙間が大小異なる場合でも、剪断工具14を両者1,2の隙間に確実に挿入することができて、ブラケット4を剥離させることができる。
次に、このブラケット除去装置を使用して、ブラケット4をアキュムレータ3とともにコンプレッサ本体2の密閉容器2aから除去する場合の動作について説明する。
まず、アキュムレータ付きコンプレッサ1をテーブル12上に載置する。その際、図3に示すように、装置の正面に対して、アキュムレータ3が左側に、コンプレッサ本体2が右側になるように設置する。また、その際、剪断工具14の移動方向がコンプレッサ本体2の密閉容器2aの外周面に平行に沿うようにコンプレッサ本体2を位置決めする。このように、剪断工具14の移動方向がコンプレッサ本体2の密閉容器2aの外周面に平行に沿うように位置決めしておけば、後述のように、剪断工具14をブラケット4に当接、押圧してスポット溶接部をせん断破壊する際に、最も少ないエネルギで破壊を行うことができるので好ましい。
こうして、アキュムレータ付きコンプレッサ1をテーブル12上に位置決め設置した後は、テーブル12の手前側に設けられた起動スイッチ15を押すと、これに応じて加圧機構13の油圧シリンダ13bが伸長され、これに伴い、剪断工具14が下降してブラケット4と接触する。さらに、剪断工具14が下降すると、ブラケット4を上方から押圧するので、これによってスポット溶接部が剪断破壊され、その結果、ブラケット4がアキュムレータ3とともに、コンプレッサ本体2の密閉容器2aから剥離される。なお、剪断工具14がブラケット4を押圧している途中では、剪断工具14の側面が密閉容器2aの外周面に当接するので、アキュムレータ付きコンプレッサ1が傾くようなことはない。その後、剪断工具14は所定の降下臨界位置に到達すると、油圧シリンダ13bが逆に縮退されるようになるので、剪断工具14が上昇して元の位置に復帰する。
なお、銅配管5は、ブラケット4を密閉容器2aから取り除いた後に切断してもよいし、装置に設置する前に予め密閉容器2aから切断しておいてもよい。いずれにしても、銅配管5は軟質材であるため、コンプレッサ本体2の密閉容器2aから容易に切断することが可能である。
実施の形態2.
図7は本発明の実施の形態2におけるアキュムレータ付きコンプレッサのブラケット除去装置の要部を示す正面図、図8は図7に示す同装置をD矢印の方向から見た平面図である。なお、図1ないし図6に示した実施の形態1と対応もしくは相当する構成部分には同一の符号を付す。
上記の実施の形態1では、アキュムレータ付きコンプレッサ1をテーブル12に載置した後に、手作業で位置決めを行っているが、この実施の形態2では、アキュムレータ付きコンプレッサ1のテーブル12上の位置決め作業を容易化するために、位置決め手段を設けたものである。
すなわち、この実施の形態2における位置決め手段は、テーブル12の上に垂直スライド機構21が設けられるとともに、この垂直スライド機構21をテーブル12の上面に設けられた一対のガイドレール22に沿って水平方向にスライドする図示しない水平スライド機構が設けられている。また、垂直スライド機構21には、コンプレッサ本体2をテーブル12上の適正位置に位置決めするための位置決めガイド23が取り付けられている。そして、上記の垂直スライド機構21と水平スライド機構とで位置決めガイド23を駆動して変位する変位機構が構成されている。
この位置決めガイド23は、垂直スライド機構21側から前方に突出するのに従って次第に先細りとなるように先端部分の左右側面が円弧状に形成されている。特に、位置合わせガイド23がコンプレッサ本体2の密閉容器2aの外周面と当接する右側の接触面は、図6に示した剪断工具14の円弧状の曲面14aと略同じ曲率となるように設定されている。
上記構成において、アキュムレータ付きコンプレッサ1をテーブル12上に位置決めする際には、図7に示すように、装置の正面に対して、アキュムレータ3が左側に、コンプレッサ本体2が右側になるように設置した後、図示しない水平スライド機構を動作させて垂直スライド機構21をガイドレール22に沿ってアキュムレータ付きコンプレッサ1に向けて進出させるとともに、垂直スライド機構21を動作させて位置決めガイド23を上下にスライドさせ、位置決めガイド23の先端をコンプレッサ本体2の密閉容器2a、アキュムレータ3、ブラケット4、および銅配管5で囲まれた空間内に挿入する。
このとき、位置決めガイド23の右側の接触面がコンプレッサ本体2の密閉容器2aの外周面と当接すると、その当接箇所は剪断工具14の円弧状の曲面14aのX点(図6参照)と同一垂直面上に位置するようになるため、剪断工具14がブラケット4を適正に加圧する位置にアキュムレータ付きコンプレッサ1が位置決めされる。
アキュムレータ付きコンプレッサ1がテーブル12上の適正位置に位置決めされると、その後、垂直スライド機構21は、水平スライド機構によってガイドレール22に沿って後退される。これにより、剪断工具14が下降してブラケット4を上方から押圧する際、位置決めガイド23が剪断工具14と干渉するのが回避される。
このように、この実施の形態2では、アキュムレータ付きコンプレッサ1がテーブル12上の適正な位置に自動的に位置決めされるので、実施の形態1の場合に比べて、位置決め作業の労力を軽減することができる。
その他の構成、および作用、効果は、実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
実施の形態3.
図9は本発明の実施の形態3におけるアキュムレータ付きコンプレッサ1のブラケット除去装置を示す正面図、図10は図9に示す同装置をE矢印の方向から見た側面図、図11は同装置が備えるセット台の側面図、図12は同セット台の平面図である。なお、図1ないし図4に示す実施の形態1と対応もしくは相当する構成部分には同一の符号を付す。
上記の実施の形態1では、加圧機構13のヘッド部13aに設けた油圧シリンダ13bの先端部にブラケット4を剪断剥離するための剪断工具14が固定されていたが、この実施の形態3では、油圧シリンダ13bの先端部に、剪断工具14に代えて、コンプレッサ本体2の密閉容器2aの底部に当接して押圧する下面が平坦なブロック状の押圧工具30が取り付けられている。
さらに、この実施の形態3では、上下逆さまに配置されたアキュムレータ付きコンプレッサ1のブラケット4を係止して当該コンプレッサ1を位置決めするセット台31が設けられている。
このセット台31は、図11,12に示すように、テーブル12の上面に固定される固定板32の上に半円形状の固定側位置決め部材33、および左右一対のレール状のスライドガイド34が固定されている。そして、固定側位置決め部材33には、ブラケット4が嵌入係止される剪断用切欠部33aが形成されている。また、上記のスライドガイド34には、これに沿ってスライドする半円形状の可動側位置決め部材35が設けられ、この可動側位置決め部材35には送りねじ36が螺合されている。したがって、送りねじ36の一端に設けられたハンドル37を回すことで、可動側位置決め部材35は送りねじ36を介してスライドガイド34に沿ってスライドするように構成されている。
この場合の固定側位置決め部材33と可動側位置決め部材35の内周面は、共に同じ半径Rを有し、かつ、その半径Rの大きさは、様々なサイズが存在するコンプレッサ本体2の中で、最もサイズの大きいものと同じ半径となるように予め設定されている。
次に、このブラケット除去装置を使用して、ブラケット4をアキュムレータ3とともにコンプレッサ本体2の密閉容器2aから除去する場合の動作について説明する。
まず、アキュムレータ付きコンプレッサ1を、実施の形態1の場合と上下逆さまの状態にしてから、ブラケット4を固定側位置決め部材33の剪断用切欠部33aに嵌入する。そして、コンプレッサ本体2の密閉容器2aの外周面が固定側と可動側の両位置決め部材33,35の内周面間で挟圧されるように、ハンドル37を回して可動側位置決め部材35をスライドさせて密閉容器2aの外周面に当接させる。これにより、アキュムレータ付きコンプレッサ1は、略垂直に立設された状態で位置決め固定される。
こうして、アキュムレータ付きコンプレッサ1がテーブル12上に位置決め設置された後は、テーブル12の手前側に設けられた起動スイッチ15を押すと、これに応じて油圧シリンダ13bが伸長され、これに伴い、押圧工具30が下降して密閉容器2aの底面と接触する。さらに、押圧工具30が下降することにより密閉容器2aが加圧されるので、この加圧により、ブラケット4がセット台31の固定側位置決め部材33の剪断用切欠部33aに押付けられ、スポット溶接部が剪断破壊される。その結果、ブラケット4がアキュムレータ3とともにコンプレッサ本体2の密閉容器2aから剪断剥離される。その後、押圧工具30は所定の降下臨界位置に到達すると、油圧シリンダ13bが逆に縮退されるようになるので、押圧工具30が上昇して元の位置に復帰する。
このように、この実施の形態3では、セット台31を用いることにより、アキュムレータ付きコンプレッサ1がテーブル12上の適正な位置に簡単に位置決めされるとともに、固定側位置決め部材33に設けた剪断用切欠部33aによってブラケット4が剪断剥離されるので、実施の形態1の場合よりも作業効率を高めることができる。
その他の構成、および作用、効果は、実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
アキュムレータ付きコンプレッサを示す正面図である。 図1に示すアキュムレータ付きコンプレッサをA矢印の方向から見た平面図である。 本発明の実施の形態1におけるアキュムレータ付きコンプレッサのブラケット除去装置を示す正面図である。 図3に示す同装置をB矢印の方向から見た側面図である。 同装置が備える剪断工具の正面図である。 図5に示す剪断工具をC矢印の方向から見た平面図である。 本発明の実施の形態2におけるアキュムレータ付きコンプレッサのブラケット除去装置の要部を示す正面図である。 図7に示す同装置をD矢印の方向から見た平面図である。 本発明の実施の形態3におけるアキュムレータ付きコンプレッサのブラケット除去装置を示す正面図である。 図9に示す同装置をE矢印の方向から見た側面図である。 同装置が備えるセット台の側面図である。 同セット台の平面図である。
符号の説明
1 アキュムレータ付きコンプレッサ、2 コンプレッサ本体、2a 密閉容器、
3 アキュムレータ、4 ブラケット、10 支持台、13 加圧機構、
14 剪断工具、21 垂直スライド機構(変位機構)、23 位置決めガイド、
30 押圧工具、31 セット台、33 固定側位置決め部材、33a 剪断用切欠部。

Claims (1)

  1. 密閉型のコンプレッサ本体にブラケットを介してアキュムレータが一体固定されているアキュムレータ付きコンプレッサを対象として、上記ブラケットをアキュムレータとともに上記コンプレッサ本体から除去するための装置であって、
    上記アキュムレータ付きコンプレッサを支持する支持台を備え、この支持台には上記コンプレッサ本体の底部に当接して押圧する押圧工具と、この押圧工具を上部から下方に向けて移動させて上記コンプレッサ本体を加圧する加圧機構とが設けられるとともに、上記ブラケットを係止して上記アキュムレータ付きコンプレッサを位置決めするセット台が設けられ、このセット台には上記ブラケットを剪断する剪断用切欠部が形成されていることを特徴とするアキュムレータ付きコンプレッサのブラケット除去装置。
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