JP5031594B2 - キャリブレーションデータ作成方法、及び情報処理装置 - Google Patents

キャリブレーションデータ作成方法、及び情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置のキャリブレーション処理に用いるキャリブレーションデータを作成するキャリブレーションデータ作成方法に関する。さらに、前記キャリブレーション処理を実行する情報処理装置に関する。
プリンタや複写装置等の印刷装置では、印刷を長期間にわたって行う間に、出力される画像の色味や濃度等が変化する場合があることが知られている。これはプリンタ等の印刷特性の経時変化に起因するものである。また、このような印刷特性の変化は、その原因となる上記経時変化等を含めてプリンタ等の装置間で個体差があるのが一般的である。この場合には、例えば、複数のプリンタを接続した画像処理システムにおけるそれらのプリンタ相互で色味等が異なるという問題をも生じることになる。
例えば、印刷の画像形成方式として電子写真方式を用いる場合には、レーザ露光、感光体上の潜像形成、トナーによる現像、紙などの出力媒体へのトナー像の転写、熱による定着といった一連の過程がある。このような電子写真方式を用いているプリンタ等の場合には、電子写真プロセスにおける一連の過程が、装置周囲の温度や湿度もしくは構成部品の経時変化などの影響を受け易い。その結果、最終的に紙上に定着されるトナー量が変化することによって、色味の変化等を生じる。
このような印刷特性の変化は、電子写真方式に特有のものではなく、インクジェット方式、熱転写方式、感熱方式、その他種々の方式でも同様に発生することが知られている。
以上のような問題を解消するため、キャリブレーションが行われる。これは、例えば、キャリブレーションの対象であるプリンタによって所定のパッチからなるテストパターンを印刷し、このパターンの濃度の測定結果に基づいてプリンタの印刷特性を補正するものである。
ところで、プリンタや複写装置の印刷特性は、印刷を行うプリント用紙など印刷媒体の、例えばインク吸収性やトナーの定着性などの媒体そのものの特性に依存することが少なくない。加えて、この特性が印刷媒体の表側と裏側で異なる場合がある。
このような点から、複写装置のように両面印刷を行う印刷装置では、必ずしも印刷媒体の表側及び裏側それぞれの印刷が適切なキャリブレーションが施された状態で行われない場合がある。即ち、キャリブレーションでは、印刷媒体の表側或いは裏側のいずれか一方の面に対してパッチのパターンが印刷され、これに基づいてキャリブレーションが行われる。このため、両面印刷を行うときは、他方の面に対する印刷は、その印刷特性が十分に補正されていない状態で行われることになり、結果として、一方の面の印刷品位についてそれ程高いものを得ることができない場合がある。
また、両面印刷を行う場合、表側と裏側では印刷の条件が異なる場合がある。例えば、電子写真方式の印刷装置において表側を先に印刷した場合、裏側の印刷では表側の印刷の定着のための加熱により印刷媒体の温度が高い場合がある。また、インクジェット方式の印刷装置では、例えば、先に印刷した表側のインクの溶媒によって裏側印刷におけるインクの吸収性が変化することもある。さらには、印刷装置自体に、本来的に印刷媒体の表、裏にそれぞれ印刷するときの特性が異なることもある。このような場合も、一方の面について適切なキャリブレーションが行われないことによる、上述の弊害を生じることになる。
そこで、特許文献1に記載されるようなキャリブレーションデータ作成方法が提案されている。即ち、印刷装置により印刷媒体の表裏両面にテストパターンを印刷し、その印刷物をスキャナ等で読み取り、表裏両面に印刷されたテストパターンそれぞれに現れる印刷特性を測定する。そして、その測定した結果に基づき、表裏両面の印刷に用いるそれぞれのキャリブレーションデータを作成する方法が提案されている。
特開2002−192815号公報
しかしながら、前述の特許文献1では、スキャナ等を用いて、印刷されたテストパターンの表裏両面の印刷特性を測定するに際し、印刷媒体が薄い紙などの場合に次のような問題点があった。即ち、表の面に印刷されたテストパターンが裏の面に印刷されたテストパターンに重なると、スキャナで読み取るテストパターンの濃度が変化するという問題が発生する。
このような問題を解決するには、表裏のテストパターンの位置をずらして、決して重ならないようにすることが考えられる。しかし、このような方策により、キャリブレーション時に表裏のテストパターンを読み込んで、印刷特性の変化を補正することができたとしても、次のような問題がある。即ち、実際に薄い紙を使用して表裏の印刷物を作成する際に表裏の画像の位置が重なった場合、例えば、表の画像濃度が薄く、裏の画像濃度が濃い場合には、表の画像濃度や色味が変化してしまい、所望の画像を得ることができなかった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、次のような目的の、キャリブレーションデータ作成方法及び情報処理装置を提供する。即ち、印刷装置で、どのような坪量や厚さの印刷媒体を使用したとしても、両面印刷を行う場合に印刷媒体の表面と裏面のいずれにおいても適切にキャリブレーションを行うことができるようにする。
上記目的を達成するため、本発明は、印刷装置により印刷媒体の表裏両面にテストパターンを印刷する印刷工程と、前記表裏両面に印刷されたテストパターンの印刷特性を測定した結果を取得する取得工程と、前記取得工程で取得した結果に基づき、印刷媒体の表裏両面の印刷に用いるそれぞれのキャリブレーションデータを作成する作成工程とを有するキャリブレーションデータ作成方法において、前記印刷工程は、印刷媒体の表と裏で前記テストパターンが重ならない領域と重なる領域を形成し、前記作成工程は、前記テストパターンが重ならない領域と重なる領域から取得したデータの差分を前記重なる領域のデータにおいて補正して、前記キャリブレーションデータを作成することを特徴とする。
また、本発明は、印刷装置によって印刷媒体に印刷されたテストパターンを測定して得られたキャリブレーションデータを用いて、前記印刷装置の印刷特性を補正するキャリブレーション処理を行う手段を有する情報処理装置において、前記キャリブレーションデータとして、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のキャリブレーションデータ作成方法で作成されたキャリブレーションデータを用いて、前記キャリブレーション処理を実行する手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置で、どのような坪量や厚さの印刷媒体を使用したとしても、印刷媒体の表裏両面に印刷する場合に印刷媒体の表面と裏面のいずれにおいても適切にキャリブレーションを行うことができ、表裏両面に高品位の印刷を行うことが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施の形態]
<印刷装置の構成>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る印刷装置の一例であるカラーデジタル複写装置の構成を示す概略断面図である。
同図に示されるように、本実施形態の複写装置は、機械的構成としてカラースキャナ部100とプリンタ部200から成る。
カラースキャナ部100において、原稿給送装置101は、原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス102上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス102上に搬送されると、ランプ103が点灯し、このランプ103を搭載したスキャナユニット104が移動し、原稿を露光走査する。
この走査による原稿からの反射光は、ミラー105,106,107及びレンズ208AによってCCDカラーイメージセンサ(以下、単に「CCD」という)109へ導かれる。そして、CCD109に入射した反射光は、R,G,Bの3色に色分解され各色毎の輝度信号として読み取られる。さらに、CCD109から出力される輝度信号は、A−D変換によってデジタル信号の画像データとして画像処理部(不図示)に入力し、シェーディング補正、階調補正、2値化などの周知の画像処理が施された後、プリンタ部200へ転送される。
プリンタ部200において、レーザドライバ221は、レーザ発光部201を駆動するものであり、画像処理部(不図示)から出力された各色毎の画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部201によって発光させる。このレーザ光は感光ドラム202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像が形成される。そして、この感光ドラム202の潜像の部分には現像器203によって現像剤であるトナーが付着される。
なお、図1では、現像器203は、図示の簡略化のため、唯一つのみが示されるが、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色毎に現像剤としてのトナーが用意され、それに応じて4つの現像器が設けられる。その構成としては公知のものを用いることができる。また、以上の構成の代わりに感光ドラムや現像器等を各色毎に4組設ける構成であってもよい。本実施の形態においては、ブラック(Kの1色のみを用いた、モノカラー複写機を例とする。
上述のレーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット204またはカセット205からプリント用紙が給紙され、転写部206へ搬送される。これにより、感光ドラム202に付着した現像剤をプリント用紙に転写することができる。現像剤が転写されたプリント用紙は、定着部207に搬送され、定着部207の熱と圧力により現像剤のプリント用紙への定着が行われる。
そして、定着部207を通過したプリント用紙は排出ローラ208によって排出され、ソータ220はこの排出されたプリント用紙をそれぞれ所定のビンに収納して記録紙の仕分けを行う。なお、ソータ220は、仕分けが設定されていない場合は、最上位のビンに記録紙を収納する。
一方、両面印刷を行う場合は、排出ローラ208のところまでプリント用紙が搬送された後、排出ローラ208の回転方向を逆転させ、プリント用紙をフラッパ209によって再給紙搬送路210へ導く。多重記録が設定されている場合は、プリント用紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッパ209によって再給紙搬送路210へ導く。再給紙搬送路210へ導かれたプリント用紙は上述したタイミングで転写部206へ給紙される。なお、色毎の潜像及び現像の処理や定着は、上述のプリント用紙搬送機構を用いて、潜像形成等を4回分繰り返すことによって実現することは周知の通りである。
<印刷装置を含んだ情報処理システムの構成>
図2は、上述した複写装置を含んだ情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図2に示す情報処理システムは、パーソナルコンピュータ20、図1にて上述した複写装置22、及びスキャナ等の測定機23を有して構成されるものである。パーソナルコンピュータ20において、CPU24は、記憶装置26に格納された図3、図4、図10等にて後述する処理プログラム等に従って本システムのデータ処理、制御処理などを実行する。作業メモリ25は、その実行の際のワークエリアとして用いられ、また、図6にて後述されるキャリブレーションデータファイルなどの各種データの格納のために用いられる。ユーザインタフェース(UI)21は、ユーザにより後述のような種々の設定を行うための表示、入力及びその制御のための構成を示すものである。
<情報処理システムの画像処理>
以上説明した本実施形態の情報処理システムによるキャリブレーションデータ作成及びこのキャリブレーションデータを用いた印刷の処理を、図3、図4を参照して以下に説明する。
なお、図2に示した情報処理システムの他、図3、図4、図10に示すキャリブレーションデータ作成方法及びそれに基づく印刷処理の全部または一部を単体の装置で行う、コンピュータ自体、複写装置、プリンタなどを、情報処理装置と称する。
(A)通常のキャリブレーョンデータ作成処理
図3は、図2に示す情報処理システムによるキャリブレーョンデータ作成処理を示すフローチャートである。
最初に、図3のステップS31でCPU24は、ユーザによる用紙などの選択処理を行う。図5は、そのためのユーザインタフェース21の表示画面を示す図である。図5において、印刷装置選択リストボックス41でキャリブレーション対象となる印刷装置、つまり本実施形態の場合は複写装置22を選択する。なお、図2には示されないが、本実施形態のシステムは、複数のプリンタ、複写装置等の印刷装置を直接、またはネットワークを介して接続するものである。印刷装置選択リストボックス41では、これら接続される印刷装置の中から一つの印刷装置が選択されることになる。
さらに、用紙選択リストボックス42によって、印刷で用いようとする用紙を、片面・両面切替えラジオボタン43a,43bによって、印刷を片面印刷で行うか両面印刷で行うかを選択する。例えば、キャリブレーションの対象である印刷装置が片面印刷のみが可能なものであれば、片面印刷モードのみが選択できる。
一方、選択した印刷装置が、片面、両面印刷双方のモードが可能な装置では、より多く使用するであろうモードを選択する。或いは、最初は片面印刷モードを選択してキャリブレーションデータを作成し、次の処理では、両面印刷モードを選択して、両方のキャリブーションデータを作成するようにすることができる。
いずれにしろ、選択した印刷装置の使用形態などに応じてユーザが設定することができる。また、測定機選択リストボックス44により、所定のパッチからなるテストパターンのパッチの濃度を測定するスキャナ等の測定機23を選択する。なお、この測定機23についても、直接、またはネットワークに接続されたものを選択することができる。
ステップS32では、CPU24は、前記ステップS31でユーザが選択したモードが片面または両面印刷であるか否かを判断する。ステップS32において、片面印刷モードであると判断したときは、まず、ステップS33において、片面印刷モードで片面印刷用のテストパターンを印刷すべく、選択した印刷装置に対してその旨の制御を行う。そして、ステップS34では、CPU24は、前記ステップS33で印刷した片面印刷モード用のテストパターンにおけるパッチの濃度を、選択した測定機23によって測定し、その測定結果を取得する。この取得した濃度データは、図6に示すキャリブレーションデータファイル中の測定データ34に登録する。
次にステップS35では、CPU24は、前記ステップS34で登録した測定濃度値からキャリブレーションデータを計算して求め、図6に示すキャリブレーションデータファイルのキャリブレーション関数データ36に登録する。なお、測定濃度から計算されるキャリブレーションデータは、簡単に説明すれば、例えば、濃度が段階的に変化する複数のパッチのデータに対する、実際に測定される各パッチの濃度値を表わす関数の逆関数を、印刷データの補正値に用いるものである。いずれにしろこの例に限られず、公知のものを用いることができることはもちろんである。図7は、キャリブレーション関数データ36に登録された片面印刷モードのキャリブレーションデータの一例を示す図である。このデータは、本実施形態の場合、印刷データの所定の画像処理におけるガンマ変換テーブルの内容として用いられる。
一方、前記ステップS32においてCPU24は、両面印刷モードが選択されたと判断したときには、ステップS36で、次のような処理を行う。即ち、キャリブレーションの対象である選択した複写装置22によって印刷媒体の両面にテストパターンを印刷すべく、両面印刷モードの印刷を行うように制御する。この印刷動作は、通常の両面印刷と同じ条件もしくは同じ仕方で行われることはもちろんである。この際、テストパターンを印刷した印刷媒体の表側と裏側それぞれに、ユーザが区別可能な、或いは測定機が自動判別可能なマークを印刷する。
次に、ステップS37では、CPU24は、選択した測定機23によって、上記印刷した両面のテストパターンをそれぞれ測定し、その結果を入力する。測定機23の測定では、ユーザの操作によって表側と裏側それぞれ測定面を変更して測定を行うか、或いは自動的に両面を測定することができる。このようにして取得した表側及び裏側それぞれの濃度データは、上記と同様にキャリブレーションデータファイル中の測定データ34に登録する。
そして、ステップS38において、ステップS37で取得した両面の濃度データに基づき、それぞれのキャリブレーションデータを計算して求め、キャリブレーション関数データ36にそれらのデータを登録する。
本実施の形態のキャリブレーションデータ作成処理によれば、片面印刷と両面印刷の双方に対応して、それぞれのモードでテストパターンを印刷し、その測定結果に基づいてそれぞれのキャリブレーションデータを作成する。これにより、両面印刷の際も各々の面の印刷に対して、それぞれ適切なキャリブレーションデータを提供することが可能となる。
(B)キャリブレーションデータを用いた印刷処理
次に、上記のように求めたキャリブレーションデータを用いた印刷処理について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
図4は、図3のキャリブレーョンデータ作成処理で作成されたキャリブレーションデータを用いた印刷処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS41で、設定されている印刷モードが片面印刷であるか、或いは両面印刷であるかについて判断する。ここで、片面印刷モードと判断したときは、ステップS42へ進み、図6に示すキャリブレーションデータファイルのキャリブレーション関数データ36から、選択されている印刷装置に応じたキャリブレーションデータを読み出す。そして、このキャリブレーションデータを画像処理におけるガンマ変換テーブルの内容とする。そして、この内容によるガンマ変換を施すことにより、印刷データのガンマ補正を行う。なお、このガンマ補正の他、公知の画像処理も行われて印刷用データが作成されることはもちろんである。
次に、ステップS43では、CPU24は、ステップS42で補正した印刷用データに基づいた印刷を行うべく、上記補正で用いたキャリブレーションデータに対応した印刷装置、即ち、選択されている印刷装置を制御して印刷を行う。
一方、CPU24が前記ステップS41で両面印刷モードと判断したときは、ステップS44へ進む。そして、選択されている印刷装置、即ち本実施形態では複写装置22に対応し、図3にて説明した処理で得た、それぞれ表面用及び裏面用のキャリブレーションデータをキャリブレーションデータファイルから読み出す。そして、読み出した表面用及び裏面用のキャリブレーションデータをそれぞれ、両面印刷における表面用ガンマ変換テーブル及び裏面用ガンマ変換テーブルの内容とする。そして、それぞれのガンマテーブルを用いて表面及び裏面の印刷データにキャリブレーションを適用し、両面の印刷データの補正を行う。
次に、ステップS45では、CPU24は、ステップS44で補正した印刷データに基づき、複写装置22を制御して両面印刷を実行する。
上記のように、表、裏それぞれキャリブレーションデータを作成し、ガンマ補正変換等の画像処理を行えば、表裏両面とも所望の濃度の画像を得られることができる。
(C)本実施の形態の特徴的なキャリブレーションデータ作成処理
しかし本実施の形態において、印刷する用紙が薄紙で且つ両面印刷の画像を形成する際に、印刷媒体である用紙の裏面に載ったトナーにより、表面の濃度が変化する現象が現れた。図8(a),(b)に例を示す。図8(a),(b)は、表裏に重複部分がある画像の一例を示す図である。印刷する用紙は、坪量52g/mであり、表面に薄いハーフトーン画像80を一様に形成し、裏面には表面と比べて面積が半分の濃いハーフトーン画像81を形成した。なお、本実施の形態において、裏面とは表裏の画像の位置をわかり易くするために透視図とした。
図8のように、表面の見た目の濃度が、裏面に画像がある場所とない場所で、ある場所の方がハーフトーン濃度が濃くなってしまった(図8の80a参照)。この現象は、重なり合った表裏の画像でトナーの載り量が少ない方の画像濃度に影響があることが判明した。
そこで本実施の形態でにおいて、図9(a),(b)の示すようなテストパターンを作成した。図9(a),(b)は、第1の実施の形態に係る、印刷媒体上における表裏両面テストパターンの一例を示す図である。図9(a)に示す印刷媒体の表面左側の領域91には、通常テストパターンで作成する階調画像を作成し、表面右側の領域92には、階調画像の中で画像濃度が薄いパッチを2段階(K−1、K−2)に分けて作成した。
また、図9(b)に示す印刷媒体の裏面(透視図)左側の領域93(表面の領域91に対応する部分)には、画像を形成しない。そして、裏面右側の領域94(表面の領域92に対応する部分)には、表面の薄いパッチ(2段階:K−1、K−2)よりも濃いパッチを表裏合わさる場所に作成した。詳しくは表面のK−1の裏側にはK−1よりも濃いK−2、K−3、K−4、また表面のK−2の裏側にはK−2よりも濃いK−3、K−4を表裏合わさる場所に作成した。
表裏重なり合わせる場所に画像を形成するには、表面の紙の先端からの画き込み位置、パッチの面積、位置を画像処理部(不図示)に記録しておき、感光ドラム202に所定のパッチを画く。そして再給紙搬送路210を通過してきた用紙の裏面に、前述で記録された位置を基準に、裏面に表裏重なり合わせるパッチの位置に所定のパッチを形成する。
このようにテストパターンに、表裏重複なしの部分と、表裏重複ありの部分とを作成する。そして、表裏重複ありの部分においては、表裏重複なしの部分のテストパターンを画いて印刷した面(本実施の形態では表面)の表裏重複ありの部分(図9(a)の領域92)には濃度の薄いパッチを形成する。そして、表裏重複なしの部分のテストパターンを画いてない面(本実施の形態では裏面)の表裏重複ありの部分(図9(b)の領域94)には濃いパッチを形成する。
図10は、第1の実施の形態の特徴的なキャリブレーションデータ作成処理を示すフローチャートである。また、図11(a),(b)は、図10のキャリブレーションデータ作成処理における補正処理を説明するための表形式図である。
キャリブレーションデータ作成時には、まずステップS51において、CPU24は、ユーザにより選択された印刷に使用する紙種を受け付ける。そして、次のステップ51及びステップ52で、用紙の表面において表裏重複なしパッチ(図9(a)の91)と表裏重複ありパッチ(図9(a)の92)が形成されたテストパターンを印刷する。
続くステップ54及びステップ55では、次のような処理を行う。即ち、用紙の表面における表裏重複なしパッチと表裏重複ありパッチとで同じ画像信号値の部分、例えば図9(a)に示すような、表裏重複なしパッチ(領域91のK−1)と表裏重複ありパッチ(領域62のK−1)の部分の濃度を測定する。つまり、CPU24は、前記印刷されたテストパターンをカラースキャナ部100より読み取り、表裏重複なしパッチ(K−1)と表裏重複ありパッチ(K−1)の部分の濃度の測定データを取得する。
そして、CPU24は、表裏重複なしパッチ(領域91のK−1)における測定データからキャリブレーションデータを作成する(ステップ56)。また、例えば、表裏重複なしパッチ(K−1)と表裏重複ありパッチ(K−1)とで濃度差があれば、その差分を表裏重複ありパッチ(領域62のK−1)において補正したキャリブレーションデータを作成する(ステップ57)。
この補正処理は、次のようにして行う。例えば、図11(a),(b)に示すように、用紙表面の表裏重複ありパッチ(K−1)の濃度が、裏面の表裏重複ありパッチ(K−2)、(K−3)及び(K−4)の濃度により濃くなってしまう。そこで、表面K−1と裏面K−2、表面K−1と裏面K−3、及び表面K−1と裏面K−4の表裏の重複した画像データ信号がきた場合は、表面K−1の画像信号、つまり表面の表裏重複ありパッチ(K−1)の画像信号を少なくする方に補正をかける。本実施の形態では、レーザ発光部201から照射されるレーザパワーを小さくする方法で補正をかけた。
上記のように、1つのパッチ(K−1)について説明したが、どの画像濃度においても表裏の画像を組み合わせることで、表裏が重なり合った部分と、表裏が重なり合わない部分との濃度差を画像信号において補正することができる。
また全ての画像濃度において、表裏のパッチを重なり合わせると、多数のパッチが作成されてしまい、画像処理、また補正に時間がかかるので、ある程度パッチを選択し、その間のパッチについては、補間する手段が有効であることも明白である。
<本実施の形態に係る利点>
本実施の形態によれば、印刷媒体の表裏両面においてキャリブレーション用のテストパターンを表裏重複なしの位置と表裏重複ありの位置にそれぞれ作成する。そして、それぞれの位置のテストパターンを測定し、その測定データに差が生じた場合に該データの補正を行って、キャリブレーションデータを作成する。即ち、表裏重複なしのテストパターンと表裏重複ありのテストパターンそれぞれに対応したキャリブレーションデータを作成する。
これにより、表裏両面印刷時には、表裏印刷それぞれの印刷データに対して対応するキャリブレーションデータによってキャリブレーションを行うことができるので、表裏とも適切にキャリブレーションを行うことができる。この結果、印刷媒体が薄く、裏面の画像が表面の画像に影響がある場合でも、表面と裏面それぞれについて高品位の印刷を行うことが可能となる。
[第2の実施の形態]
上記第1の実施の形態はモノカラー複写機を例としたが、第2の実施の形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色の現像器がある、所謂フルカラー複写機を例にするものである。
印刷する用紙が薄紙で且つ両面印刷の画像を形成する際に、紙の裏面に載ったトナーにより、表面の色味が変化する現象が現れた。例えば、印刷する用紙は坪量52g/m、表面に薄いイエロー(Y)のハーフトーン画像、裏面にはシアン(C)のベタ画像を表のイエロー(Y)のハーフトーン画像と重なる位置に作成する。すると、表面のイエロー(Y)のハーフトーンがややG(グリーン)の色に傾いた色味になってしまった。
そこで本実施の形態では、図12のフローチャートのように画像処理を行う。
図12は、第2の実施の形態に係るキャリブレーションデータ作成処理を示すフローチャートである。
CPU24は、まず、プリンタ部200の画像処理部でYMCK画像ファイルを作成する(ステップ101)。次に上記YMCK画像ファイル形のカラーパッチデータをプリンタ部200で印刷して出力させる(ステップ102)。
続いて、CPU24は、ユーザがカラースキャナ部100(画像読み取り手段)にセットした前記印刷されたカラーパッチデータの画像を読み込む(ステップ103)。その後、このカラースキャナ部100から読み込んだカラーパッチデータを、標準色空間のL*a*b*データへの変換を行う(ステップ104)。
次に、その標準色空間で表わされたL*a*b*データをマスキング処理してY′M′C′K′の色データを得る(ステップ105)。このY′M′C′K′データは、プリンタに従属した色出力値データであるので、このデータが、先のステップ101で得た、プリンタとは独立した色出力値YMCKデータにマッピングするように、プリンタ出力変換テーブルを作成する。このプリンタ出力変換テーブルにより校正済みの、プリンタキャリブレーションデータが得られる。
上記のマスキング処理を、本実施の形態では図13(a),(b)のようなカラーパッチデータを用いて行う。図13(a),(b)は、第2の実施の形態に係る、印刷媒体上における表裏両面テストパターンの一例を示す図である。
まずステップ101において、CPU24は、表面(1面目)にはYMCKの階調パッチを図13の左側に作成し、またYMCKの各色薄いハーフトーンを右側に作成する。また裏面(2面目)には前述した、表面右側のYMCKの各色薄いハーフトーンが画かれた位置と重複する位置に、前述したYMCKの各色ハーフトーンよりも濃いハーフトーン画像を表面と違う色で重ねて画像を形成させる。例えば図13において、各色ハーフトーンパッチの濃度は、α、β、γの順に濃いパッチである。重複ありの表面のY−αのパッチの裏面には、他の色の濃いパッチ、例えばM−β、M−γ、C−β、C−γ、K−β、K−γが重複するようなカラーパッチ画像ファイルを形成する。
次に、ステップ102では、CPU24は、例えば坪量52g/mの薄紙の両面に上記のカラーパッチを作成、印刷する。またプリンタ部200から紙上に出力したカラーパッチのテストパターンを、ステップ103で表裏両面ともカラースキャナ部100で読み込み、ステップ104で標準色空間のL*a*b*データへの変換を行う。
その後のステップ105において、CPU24は、次のような処理を行う。即ち、表面の重複なしのカラーパッチの部分と重複ありのカラーパッチの部分とに対して、それぞれL*a*b*データをマスキングし、重複なしカラーパッチにおける、Y無、M無、C無、K無の色出力データとY有、M有、C有、K有の色出力データとを作成する。
そして、ステップ106において、CPU24は、Y無、M無、C無、K無の色出力データは通常のマスキング処理と同様に、ステップ101で作成したYMCKデータにマッピングするように、プリンタ出力変換テーブルを作成する。次に例えば、「Y無」と「裏面がC−γのパッチのY有」との色出力データに差が発生したら、そのY有データをY無データに補正するようにプリンタ出力変換テーブルを作成する。このようにして、CPU24は、裏両面の印刷に用いるそれぞれのキャリブレーションデータを作成する。
上記のように、1つのパッチについて説明したが、どの画像パッチにおいても表裏の画像を組み合わせることで、表裏が重なり合った部分と、表裏が重なり合わない部分との色差を画像信号において補正することができる。
また、上記の画像処理はマスキング処理を例にしたが、ダイレクトマッピングなど、その他の公知の色変換処理においても、表裏のプリンタ出力変換テーブルを作成できることは明白である。
また、上記の画像処理は、全ての色及び紙において表裏同じにすることはできない場合がある。また補正しすぎることで、表裏重なっているところと、重なっていないところにおいて、色は合っても、トナーの載り量の変化により、光沢差が違ってくるなどその他の問題も生じる可能性がある。よって補正量に上限を設け、表裏画像が重なっているところの色が表裏画像が重なっていないところの色にある程度まで近づけるという手段も有効である。
[変形例]
前述した実施の形態では、印刷する用紙について、坪量52g/mの薄紙を例にしたが、様々な坪量や厚さの印刷用紙や、また紙以外の他のメディアでも適用できる。またある程度以上の厚さの紙では、上述した両面の片方側からの濃度や色味の変化は発生しないので、上記各実施の形態のような画像処理は必要としない。また多少の濃度や色味の変動は、ユーザによっては問題としないこともある。
よって、上述した画像処理を、印刷に使用するメディアに対し行うかどうかを、ユーザにより複写装置のコントローラに登録できるように構成してもよい。この場合、ユーザは1回、登録を行っておけば、その紙種が使用される時に、所定のキャリブレーション作成のタイミングで、自動に上記の各実施の形態の画像処理が施される。またそれ以外の紙種では、通常のキャリブレーションが行われる。
なお、上記の説明では、電子写真方式の複写装置を用いたが他の公知の方式、例えばインクジェット方式による複写装置であってもよいことはもちろんである。インクジェット方式の中でも、熱エネルギーを利用してインクに気泡を生じさせ、その圧力によってインクを吐出する、所謂バブルジェット(登録商標)方式は好適に印刷装置に用いることができる。また、複写装置に限らず、両面印刷を行うことができる印刷装置であれば、本発明を適用できることは明らかである。
また、パッチの数を限定して説明したが、全ての画像濃度、色においても表裏のパッチの組み合わせを作ることは可能である。しかし全ての画像濃度において表裏のパッチを重なり合わせると、多数のパッチができてしまい、画像処理に時間がかかる。そのため、ある程度パッチを選択し、その間の濃度についてはキャリブレーションされたパッチによって補間する手段が有効であることも明白である。
また、第1の実施の形態では片面のみ原稿をスキャンする方法を例に記載した。これに対して、原稿の表裏を1回の原稿の送り込みだけで読み取れるように、上下スキャナを設けた、所謂「原稿同時読み取り」の装置を使用することが、この表裏のキャリブレーションには時間的にも有効である。
第1の実施の形態に係る印刷装置の一例であるカラーデジタル複写装置の構成を示す概略断面図である。 複写装置を含んだ情報処理システムの構成を示すブロック図である。 キャリブレーョンデータ作成処理を示すフローチャートである。 図3の処理で作成されたキャリブレーションデータを用いた印刷処理を示すフローチャートである。 ユーザインタフェースの表示画面を示す図である。 キャリブレーションデータファイルの内容を示す図である。 片面印刷モードのキャリブレーションデータの一例を示す図である。 表裏に重複部分がある画像の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係る、印刷媒体上における表裏両面テストパターンの一例を示す図である。 第1の実施の形態の特徴的なキャリブレーションデータ作成処理を示すフローチャートである。 図10のキャリブレーションデータ作成処理における補正処理を説明するための表形式図である。 第2の実施の形態に係るキャリブレーションデータ作成処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る、印刷媒体上における表裏両面テストパターンの一例を示す図である。
符号の説明
20 パーソナルコンピュータ
22 複写装置
23 測定機
24 CPU
25 作業メモリ
26 記憶装置
100 カラースキャナ部
200 プリンタ部

Claims (14)

  1. 印刷装置により印刷媒体の表裏両面にテストパターンを印刷する印刷工程と、前記表裏両面に印刷されたテストパターンの印刷特性を測定した結果を取得する取得工程と、前記取得工程で取得した結果に基づき、印刷媒体の表裏両面の印刷に用いるそれぞれのキャリブレーションデータを作成する作成工程とを有するキャリブレーションデータ作成方法において、
    前記印刷工程は、印刷媒体の表と裏で前記テストパターンが重ならない領域と重なる領域を形成し、
    前記作成工程は、前記テストパターンが重ならない領域と重なる領域から取得したデータの差分を前記重なる領域のデータにおいて補正して、前記キャリブレーションデータを作成することを特徴とするキャリブレーションデータ作成方法。
  2. 刷媒体における表裏両面のうち、表と裏でテストパターンが重ならない領域がある方の面に印刷され且つ表と裏が重なるテストパターンの画像濃度は、前記面の逆の面に印刷され且つ表と裏が重なるテストパターンの画像濃度より低いことを特徴とする請求項1のキャリブレーションデータ作成方法。
  3. 前記作成工程は、前記表と裏が重なるテストパターンのうち、画像濃度が低い方を補正することを特徴とする請求項2に記載のキャリブレーションデータ作成方法。
  4. 前記作成工程における補正は、前記データの差分を濃度データに補正することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のキャリブレーションデータ作成方法。
  5. 前記作成工程における補正は、前記データの差分を色データに補正することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のキャリブレーションデータ作成方法。
  6. 前記作成工程による補正は、補正量に上限を設けることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のキャリブレーションデータ作成方法。
  7. 印刷装置によって印刷媒体に印刷されたテストパターンを測定して得られたキャリブレーションデータを用いて、前記印刷装置の印刷特性を補正するキャリブレーション処理を行う手段を有する情報処理装置において、
    前記キャリブレーションデータとして、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のキャリブレーションデータ作成方法で作成されたキャリブレーションデータを用いて、前記キャリブレーション処理を実行する手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 前記印刷媒体として所定の印刷媒体を用いて前記キャリブレーション処理を実行することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記印刷媒体としてユーザが登録した印刷媒体を用いて前記キャリブレーション処理を実行することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  10. 前記印刷装置は、電子写真方式によって印刷を行うことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記印刷装置は、インクジェット方式によって印刷を行うことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記印刷装置は、熱エネルギーを利用してインクに気泡を生じさせ、該気泡の圧力によ
    ってインクを吐出する方式によって印刷を行うことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 前記印刷装置は、画像を読み取る画像読み取り手段を有し、該画像読み取り手段によって前記印刷媒体上のテストパターンを測定することを特徴とする請求項7乃至12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  14. 前記画像読み取り手段は、前記印刷媒体の表裏を同時に読み取る手段を設けたことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
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