JP5031071B2 - 無段変速機用金属ベルトの金属リングの製造方法および無段変速機用金属ベルトの金属リングの形状測定方法 - Google Patents

無段変速機用金属ベルトの金属リングの製造方法および無段変速機用金属ベルトの金属リングの形状測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、無端状の金属リングを複数枚積層した金属リング集合体に多数の金属エレメントを支持した無段変速機用金属ベルトの金属リングの製造方法と、その無段変速機用金属ベルトの金属リングの形状測定方法とに関する。
ベルト式無段変速機の金属ベルトの金属リングの側端面の幅方向に最も突出した突出部を、金属リングの径方向中心面と径方向内周面との間に位置させることで、その突出部がプーリのV面に当接する位置を金属リングの径方向内周面よりも径方向中心面に近づけ、プーリに巻きついた金属リングに作用する曲げによる圧縮応力と、前記突出部がプーリのV面に接触して発生するヘルツ応力との総和を減少させることで、金属リングの疲労寿命を高めるものが、下記特許文献1により公知である。
また金属ドラムを所定幅に輪切りにして得た金属リングの中間製品の角張った側端面を、研磨ブラシで研磨することで半円状に加工するものが、下記特許文献2により公知である。
特許第3981069号公報 特許第4440621号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された発明は、金属リングの側端面が三角形状に突出しているため、その突出部の曲率半径が小さくなることが避けられず、金属リングを窒化処理したときに前記突出部に窒素が過剰に拡散・浸入して硬度が高くなりすぎてしまい、その部分からクラックが発生して耐久性を低下させる可能性があった。
また上記特許文献2に記載された発明は、研磨ブラシで金属リングを研磨する加工回数が増加するにつれて、研磨ブラシが摩耗して金属リングの側端面の加工精度が次第に低下してしまい、その側端面の形状が所望の形状から外れることで耐久性が低下する可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ベルト式無段変速機の金属ベルトの金属リングの側端面の形状を工夫することで耐久性を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、無端状の金属リングを複数枚積層した金属リング集合体に多数の金属エレメントを支持した無段変速機用金属ベルトの金属リングであって、一対の平坦な環状の周面と、この両周面の幅方向端部に両端がそれぞれ接続する略半円状の側端面とを備える金属リングの製造方法において、円筒状の金属ドラムを所定幅で輪切りにして金属リングの中間製品を製造する工程と、前記中間製品の角張った両側端面を研磨ブラシで横断面半円状に研磨する研磨工程とを経て前記金属リングを製造し、その製造された前記金属リングの横断面で見て、前記側端面のずれ量Zを、前記周面と前記側端面との接点を通って前記側端面に接する仮想円の半径Rと、前記仮想円の中心から前記周面までの距離Hとを用いて、Z=R−Hにより定義したとき、前記ずれ量Zを、Z≦0.1Rに設定ることを特徴とする無段変速機用金属ベルトの金属リングの製造方法が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記研磨工程後に,前記金属リングの表面に窒化処理を施す工程を更に含み、前記側端面の半径R0、前記側端面の表面に形成された窒化層の厚さtの1.5倍以上としたことを特徴とする無段変速機用金属ベルトの金属リングの製造方法が提案される
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記研磨工程後に,前記金属リング(33)の表面に窒化処理を施す工程を更に含み、記側端面(33c)に存する、周辺よりも曲率半径の小さい複数の円弧状の角部の半径R0を、前記側端面(33c)の表面に形成された窒化層(33d)の厚さtの1.5倍以上としたことを特徴とする無段変速機用金属ベルトの金属リングの製造方法が提案される
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1ないし請求項3の何れかの構成に加えて、前記研磨ブラシの線材は砥粒を電着した金属線材からなることを特徴とする無段変速機用金属ベルトの金属リングの製造方法が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1ないし請求項4の何れかの構成に加えて、前記研磨ブラシを1回の加工毎に、あるいは所定回の加工毎にドレスすることを特徴とする無段変速機用金属ベルトの金属リングの製造方法が提案される。
また請求項6に記載された発明によれば、請求項1ないし請求項5の何れかに記載の製造方法によって製造される金属リングの形状測定方法であって、前記金属リングの前記周面上および前記側端面上の複数の測定点の座標を測定する工程と、前記測定点の座標の配列から前記接点の座標を求める工程と、前記接点の座標および該接点に連なる前記側端面上の測定点の座標を用いて最小二乗法により前記仮想円の中心の座標を求める工程とを含むことを特徴とする無段変速機用金属ベルトの金属リングの形状測定方法が提案される。
尚、実施例の外周面33aおよび内周面33bは本発明の周面に対応する。
請求項1の構成によれば、一対の平坦な環状の周面と、この両周面の幅方向端部に両端がそれぞれ接続する略半円状の側端面とを備える無段変速機用金属ベルトの金属リングが、円筒状の金属ドラムを所定幅で輪切りにして金属リングの中間製品を製造する工程と、前記中間製品の角張った両側端面を研磨ブラシで横断面半円状に研磨する研磨工程とを経て製造され、その製造された前記金属リングの横断面で見て、前記側端面のずれ量Zを、前記周面と前記側端面との接点を通って前記側端面に接する仮想円の半径Rと、前記仮想円の中心から前記周面までの距離Hとを用いて、Z=R−Hにより定義したとき、前記ずれ量Zが、Z≦0.1Rに設定されるので、側端面の形状を正確な半円状に近づけて金属リングの耐久性を高め、ひいては無段変速機用金属ベルトの耐久性を高めることができる。
また、金属リングの側端面を研磨ブラシで研磨することで略半円状に加工するので、バレル内で金属リングおよび砥石を攪拌して研磨する従来のバレル研磨に比べて、金属リングの側端面を均一に研磨して加工精度を高め、耐久性の向上を図ることができる。
また請求項2の構成によれば、研磨工程後に,金属リングの表面に窒化処理を施す工程を更に含み、金属リングの側端面の半径R0を、側端面の表面に形成した窒化層の厚さtの1.5倍以上に設定したので、窒化層が厚くなって硬度が過度に高まることでクラックが発生し易くなるのを防止し、金属リングの耐久性を更に高めることができる。
また請求項3の構成によれば、研磨工程後に,金属リングの表面に窒化処理を施す工程を更に含み、前記側端面に存する、周辺よりも曲率半径の小さい複数の円弧状の角部の半径R0を、前記側端面の表面に形成された窒化層の厚さtの1.5倍以上に設定したので、周辺よりも曲率半径の小さい複数の円弧状の角部が側端面に存するときでも、窒化層が厚くなって硬度が過度に高まることでクラックが発生し易くなるのを防止し、金属リングの耐久性を更に高めることができる。
また請求項4の構成によれば、研磨ブラシの線材は砥粒を電着した金属線材からなるので、従来の砥粒を含む合成樹脂線材を用いた研磨ブラシに比べて耐久性が高くなり、ドレスの頻度を落としても研磨ブラシの劣化による金属リングの側端面の加工精度の低下を最小限に抑えることができる。
また請求項5の構成によれば、研磨ブラシを1回の加工毎に、あるいは所定回の加工毎にドレスするので、金属リングの側端面の加工精度を更に高めることができる。
また請求項6の構成によれば、金属リングの周面上および側端面上の複数の測定点の座標を測定し、測定点の座標の配列から前記接点の座標を求め、前記接点の座標および該接点に連なる側端面上の測定点の座標を用いて最小二乗法により仮想円の中心の座標を求めるので、仮想円の中心の座標を精度良く求めて側端面のずれ量Zを精度良く算出することができる。
金属ベルト式無段変速機を搭載した車両の動力伝達系のスケルトン図。 金属ベルトの部分斜視図。 金属リングの側端面のずれ量、ずれ量の算出方法およびずれ量の割合を示す図。 金属リングの研磨装置を示す図。 砥粒入り樹脂線材を用いた研磨ブラシの使用回数とずれ量の割合との関係を示すグラフ(ドレスを行わない場合)。 砥粒入り樹脂線材を用いた研磨ブラシの使用回数とずれ量の割合との関係を示すグラフ(ドレスを毎回行う場合)。 金属リングの側端面の曲率半径およびずれ量の割合が耐久性に及ぼす影響を示すグラフ。 窒化層の硬度と金属リングの側端面の曲率半径との関係を示す図。 金属リングの側端面の表面からの深さと硬度との関係を示すグラフ。 金属リングの側端面のずれ量および側端面の角部の曲率半径の測定手法の説明図。
以下、図1〜図10に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
尚、本実施例で用いる金属エレメントあるいは金属リングの前後方向、幅方向、径方向の定義は図2に示されている。径方向はその金属エレメントが当接するプーリの径方向として定義されるもので、プーリのシャフトに近い側が径方向内側であり、プーリのシャフトに遠い側が径方向外側である。また幅方向は金属エレメントが当接するプーリのシャフトに沿う方向として定義され、前後方向は金属エレメントの車両の前進走行時における進行方向に沿う方向として定義される。
図1に示すように、車両用の金属ベルト式無段変速機Tは平行に配置されたドライブシャフト1およびドリブンシャフト2を備えており、エンジンEのクランクシャフト3の左端はダンパー4を介してドライブシャフト1の右端に接続される。
ドライブシャフト1に支持されたドライブプーリ5は、該ドライブシャフト1に対して相対回転自在な固定側プーリ半体5aと、この固定側プーリ半体5aに対して軸方向摺動自在な可動側プーリ半体5bとを備える。可動側プーリ半体5bは、作動油室6に作用する油圧により固定側プーリ半体5aとの間の溝幅が可変である。ドリブンシャフト2に支持されたドリブンプーリ7は、該ドリブンシャフト2に一体に形成された固定側プーリ半体7aと、この固定側プーリ半体7aに対して軸方向摺動自在な可動側プーリ半体7bとを備える。可動側プーリ半体7bは、作動油室8に作用する油圧により固定側プーリ半体7aとの間の溝幅が可変である。そしてドライブプーリ5とドリブンプーリ7との間に、2本の金属リング集合体に多数の金属エレメントを装着した金属ベルト9が巻き掛けられる。
ドライブシャフト1の左端に、前進変速段を確立する際に係合してドライブシャフト1の回転を同方向にドライブプーリ5に伝達するフォワードクラッチ10と、後進変速段を確立する際に係合してドライブシャフト1の回転を逆方向にドライブプーリ5に伝達するリバースブレーキ11とを備えた、シングルピニオン式の遊星歯車機構よりなる前後進切換機構12が設けられる。前後進切換機構12のサンギヤ27はドライブシャフト1に固定され、プラネタリキャリヤ28はリバースブレーキ11によりケーシングに拘束可能であり、リングギヤ29はフォワードクラッチ10によりドライブプーリ5に結合可能である。
ドリブンシャフト2の右端に設けられる発進用クラッチ13は、ドリブンシャフト2に相対回転自在に支持した第1中間ギヤ14を該ドリブンシャフト2に結合する。ドリブンシャフト2と平行に配置された中間軸15に、前記第1中間ギヤ14に噛合する第2中間ギヤ16が設けられる。ディファレンシャルギヤ17のギヤボックス18に設けた入力ギヤ19に、前記中間軸15に設けた第3中間ギヤ20が噛合する。ギヤボックス18にピニオンシャフト21,21を介して支持した一対のピニオン22,22に、ギヤボックス18に相対回転自在に支持した左車軸23および右車軸24の先端に設けたサイドギヤ25,26が噛合する。左車軸23および右車軸24の先端にそれぞれ駆動輪W,Wが接続される。
従って、セレクトレバーでフォワードレンジを選択すると、電子制御ユニットU1により作動する油圧制御ユニットU2からの指令により、先ずフォワードクラッチ10が係合し、その結果ドライブシャフト1はドライブプーリ5に一体に結合される。続いて発進用クラッチ13が係合し、エンジンEのトルクがドライブシャフト1、ドライブプーリ5、金属ベルト9、ドリブンプーリ7、ドリブンシャフト2およびディファレンシャルギヤ17を経て駆動輪W,Wに伝達され、車両は前進発進する。セレクトレバーでリバースレンジを選択すると、油圧制御ユニットU2からの指令により、リバースブレーキ11が係合してドライブプーリ5がドライブシャフト1の回転方向と逆方向に駆動されるため、発進用クラッチ13の係合により車両は後進発進する。
このようにして車両が発進すると、油圧制御ユニットU2からの指令でドライブプーリ5の作動油室6に供給される油圧が増加し、ドライブプーリ5の可動側プーリ半体5bが固定側プーリ半体5aに接近して有効半径が増加するとともに、ドリブンプーリ7の作動油室8に供給される油圧が減少し、ドリブンプーリ7の可動側プーリ半体7bが固定側プーリ半体7aから離反して有効半径が減少することにより、金属ベルト式無段変速機TのレシオがLOW側からOD側に向けて連続的に変化する。
図2に示すように、金属ベルト9は左右一対の金属リング集合体31,31に多数の金属エレメント32…を支持したもので、各々の金属リング集合体31は複数枚の金属リング33…を積層して構成される。金属板材から打ち抜いて成形した金属エレメント32は、エレメント本体34と、金属リング集合体31,31が係合する左右一対のリングスロット35,35間に位置するネック部36と、ネック部36を介して前記エレメント本体34の径方向外側に接続される概略三角形のイヤー部37とを備える。エレメント本体34の左右方向両端部には、ドライブプーリ5およびドリブンプーリ7に当接可能な一対のプーリ当接面39,39が形成される。また金属エレメント32の進行方向前側および後側には相互に当接する主面40がそれぞれ形成され、また進行方向前側の主面40の下部には左右方向に延びるロッキングエッジ41を介して傾斜面42が形成される。更に、前後に隣接する金属エレメント32,32を結合すべく、イヤー部37の前後面に相互に嵌合可能な凹凸部43が形成される。そして左右のリングスロット35,35の下縁に、金属リング集合体31,31の内周面を支持するサドル面44,44が形成される。
図3は、金属リング33の幅方向一方の側端部の横断面を示すものである。金属リング33は平行な平坦面よりなる外周面33aおよび内周面33bと、両周面33a,33bの幅方向両端部を接続する二つの側端面33c,33c(図3には一方のみを図示)とを備えており、各側端面33cは略半円状に形成されて両周面33a,33bに連続している。側端面33cの理想的な形状は、破線で示すように半円状であって両周面33a,33bに滑らかに連なるものであるが、金属リング33の加工上の誤差により、実線で示す実際の側端面33cの形状は理想的な形状と異なっている。本明細書では、側端面33cの理想的な形状と実際の形状とのずれを、ずれ量として定義している。
先ず、金属リング33の側端面33cの近傍の形状を、接触式測定子やレーザー等を用いた測定機で測定しておき、その測定値に基づいてずれ量を算出する。図3(A)は金属リング33の外周面33a側のずれ量とその算出方法とを説明するもので、先ず金属リング33の両周面33a,33b上および側端面33c上の複数の測定点の座標を測定し、続いて前記測定点の座標の配列から外周面33aと側端面33cとの接点Pの座標を求め、接点Pの座標および該接点Pに連なる側端面33c上の測定点の座標を用いて、接点Pにおいて側端面33cに接する仮想円C(鎖線参照)を最小二乗法により決定するとともに、その仮想円Cの中心Oの座標および曲率半径Rを求める。
側端面33cおよび仮想円Cは、それらが接する接点Pにおいて接線および曲率半径Rを共有するものである。そして仮想円Cの中心Oから外周面33aまでの距離をHとしたとき、ずれ量ZはR−Hで定義される。またずれ量の割合(%)は(Z/R)×100で定義される。
図3(B)は金属リング33の内周面33b側のずれ量とその算出方法とを説明するもので、その内容は上述した金属リング33の外周面33a側のずれ量の説明と実質的に同じであり、ずれ量ZはR−Hで定義され、ずれ量の割合(%)は(Z/R)×100で定義される。
金属リング33の製造工程は、円筒状の金属ドラムを製造する工程と、金属ドラムを所定幅で輪切りにして金属リング33の中間製品を製造する工程と、輪切りにした金属リング33の中間製品の角張った両側端面33c,33cを研磨ブラシで断面半円状に研磨する工程と、両側端面33c,33cを研磨した金属リング33の中間製品の表面を窒化処理して硬化させる工程とを経て構成される。
図4は金属リング33…の研磨装置を示すもので、テーブル51上に円周方向に離間して配置された6個の金属リング保持部52…にそれぞれ金属リング33…が保持されており、このテーブル51に上方から同軸に対向するブラシヘッド53に、多数の研磨ブラシ54が円周方向に離間して取り付けられる。そしてテーブル51上で6個の金属リング保持部52…を矢印A方向に回転させながら、矢印B方向に回転するブラシヘッド53を下降させて研磨ブラシ54…を金属リング33…の一方の側端面33c…に当接させて断面が半円状になるように研磨する。そして一方の側端面33c…の研磨が完了すると、金属リング33…を反転して金属リング保持部52…に保持することで、他方の側端面33c…の研磨が行われる。
図4の鎖線枠内は研磨ブラシ54の構造を示すもので、ブラシヘッド53に固定された軸部55の下端に多数の線材56…が束ねられた状態で植設される。研磨ブラシ54の線材56…には、ダイヤモンドや硬質金属の砥粒を含む合成樹脂製のものや、表面にダイヤモンドや硬質金属の砥粒を電着した金属製の電着砥粒ワイヤが用いられる。後者の研磨ブラシ54は前者の研磨ブラシ54に比べて耐久性が高いため、ドレスの頻度を落としても側端面33c…の加工精度を高く維持することができる。
図5は、砥粒を含む合成樹脂製の線材56…を用いた研磨ブラシ54で金属リング33の側端面33cを研磨するときに、その研磨ブラシ54をドレスせずに使用した加工回数と、金属リング33の側端面33cのずれ量の割合(Z/R)×100(%)との関係を示すグラフである。
加工回数が少なくて研磨ブラシ54が未だ新しい状態にあるとき、金属リング33の側端面33cのずれ量の割合は殆ど0に近い値であるが、加工回数が多くなって研磨ブラシ54が劣化するのに応じて、金属リング33の側端面33cのずれ量の割合が次第に増加することが分かる。その理由は、加工回数が増加するのに伴い、研磨ブラシ54の線材56…の束の中央部が次第に窪んでくるためと考えられる。
図6は、1回の加工が終了する度に、研磨ブラシ54の線材56…の束の先端部を平坦にドレスした場合の、加工回数とずれ量の割合(Z/R)×100(%)との関係を示すグラフである。この場合には、トータルの加工回数が増加しても、金属リング33の側端面33cのずれ量の割合は殆ど増加しないことが分かる。よって、研磨ブラシ54を高い頻度でドレスすることで金属リング33の側端面33cの加工精度を高めることができる。
図7は、横軸に金属リング33の側端面33cの曲率半径をとり、縦軸に金属リング33の側端面33cのずれ量の割合(Z/R)×100(%)をとったグラフであり、△は金属リング33の単体疲労試験で破損したものを示し、○は同じく破損しなかったものを示している。
このグラフから明らかなように、金属リング33の側端面33cのずれ量の割合(Z/R)×100(%)が10%以下であり、かつ金属リング33の側端面33cの曲率半径R0がその表面の窒化層の厚さ(例えば30μm)の1.5倍以上であれば、金属リング33の破損が発生しないことが分かる。金属リング33の側端面33cのずれ量の割合(Z/R)×100(%)が10%以下であるということは、側端面33cの形状が図3に破線で示す理想の形状に近いということを示している。また金属リング33の側端面33cの曲率半径が窒化層の厚さの1.5倍以上であるということは、窒化層が過剰に厚くないということを示している。
図8(A)は本願発明を示すもので、金属リング33の側端面33cが正確な半円状であって曲率半径R0が窒化層33dの厚さtの1.5倍以上(約3倍)であり、理想的な状態となっている。尚、前記曲率半径R0は金属リング33の厚さの半分の値であるが、仮想円Cの半径Rで代用することも可能である。図8(B)も本願発明を示すもので、金属リング33の側端面33cが周辺よりも曲率半径の小さい三つの円弧状の角部を含んで形成されているが、その三つの角部の曲率半径R0が窒化層33dの厚さtの約2倍であり、1.5倍以上という基準を満たしている。
一方、図8(C)は従来例を示すもので、金属リング33の側端面33cが半円状でなくて三角形状に尖っており、その先端部の曲率半径R1が極端に小さくなることで窒化層33dの厚さtの1.5倍未満(約1倍)になっている。この場合、窒素の拡散・浸入が曲率半径R1が小さい側端面33cで過度に行われ、その過硬化層33d′の硬度が他の部分の硬度に比べて局部的に高くなってクラックが発生し易くなるため、金属リング33の強度が低下して破損し易くなる。
図9は、金属リング33の側端面33cにおける表面からの深さに対する断面硬度の関係を示すグラフである。実線は金属リング33の側端面33cの曲率半径が窒化層33dの厚さtの1.5倍以上である本願発明を示し、破線は金属リング33の側端面33cの曲率半径が窒化層33dの厚さtの1.5倍未満の比較例を示している。このグラフから、比較例のものは本願発明のものに比べて、窒化層33dの厚さtの1.5倍未満の領域で硬度が過度に高くなっていることが分かる。
図10は、金属ベルト9の金属リング33の側端面33cのずれ量および側端面33cの角部の曲率変形R0を測定する手法の説明図である。
先ず、金属リング33の側端面33cのずれ量の割合(Z/R)×100(%)が、目標値に一致しているか否かを検証するため、ずれ量Zを求める形状測定手法について説明する。
初めに金属リング33の周面33a,33bおよび側端面33cを所定の測定ピッチで接触式測定子やレーザー等を用いた測定機で計測し、金属リング33の断面に沿った形状を複数の座標点として計測する。
続いて、前記測定点の座標の配列から周面33a,33bと側端面33cとの接点Pの座標を算出する、この際、接点Pの位置の決定は、測定範囲の開始点として選択した輪郭上の任意の座標点について、前後の近似直線の傾きの差を求める。同様に前後の近似直線の傾きの差の演算を、連続して測定点を一点ずつずらしながら測定範囲の終了点まで行い、測定範囲内の各座標点に対する前後の近似直線の差を連続して全て求める。座標点に対する前後の近似直線の差が予め設定した閾値を超えた場合、その点が周面33a,33bから側端面33cに連なる接点Pであると判定する。
次に、仮想円Cの曲率半径Rと、その中心Oの座標とを求める方法を説明する。接点Pの座標および該接点Pに連なる側端面33c上の測定点の複数の対象データの座標を用いて、最小二乗法により仮想円Cの曲率半径Rと、その中心Oの座標とを求める。このようにして得られた仮想円Cの曲率半径Rと、仮想円Cの中心Oから周面33a,33bまでの距離Hとから、金属リング33の側端面33cのずれ量Zを算出する。
続いて、側端面33cの角部の曲率半径R0を測定する手法を説明する。
仮想円Cを求めた測定点を側端面33c側に一点ずらした範囲について、最小二乗法により曲率を算出する。更に側端面33cの全範囲について、測定点を一点ずつずらしながら連続して最小二乗法を適用し、その曲率を求める演算を繰り返すことで、側端面33c全体の曲率半径を求める。この値を金属リング33の窒化層33dの厚さtと比較することで、金属リング33の側端面33cの曲率半径R0が窒化層33dの厚さtの1.5倍以上になっているかを判定することができる。
以上のように、ベルト式無段変速機Tの金属リング集合体31を構成する金属リング33が、円筒状の金属ドラムを所定幅で輪切りにして金属リングの中間製品を製造する工程と、前記中間製品の角張った両側端面を研磨ブラシで横断面半円状に研磨する研磨工程とを経て製造され、その製造された前記金属リングの横断面で見て、前記側端面のずれ量Zを、外周面33aあるいは内周面33bと側端面33cとの接続点Pを通って側端面33cに接する仮想円Cの半径Rと、仮想円Cの中心Oから外周面33aあるいは内周面33bまでの距離Hとを用いてZ=R−Hにより定義したとき、前記ずれ量Zが、Z≦0.1Rに設定されるので、金属リング33の側端面33cの形状を正確な半円状に近づけて金属リング33の耐久性を高め、ひいてはベルト式無段変速機Tの金属ベルト9の耐久性を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、研磨ブラシ54のドレスを1回の研磨毎に行う代わりに、一定回数の研磨毎に、あるいはランダムな回数の研磨毎に行っても良い。
31 金属リング集合体
32 金属エレメント
33 金属リング
33a 外周面(周面)
33b 内周面(周面)
33c 側端面
33d 窒化層
54 研磨ブラシ
56 線材
C 仮想円
O 仮想円の中心
P 金属リングの周面と側端面との接

Claims (6)

  1. 無端状の金属リング(33)を複数枚積層した金属リング集合体(31)に多数の金属エレメント(32)を支持した無段変速機用金属ベルトの金属リングであって、一対の平坦な環状の周面(33a,33b)と、この両周面(33a,33b)の幅方向端部に両端がそれぞれ接続する略半円状の側端面(33c)とを備える金属リングの製造方法において、
    円筒状の金属ドラムを所定幅で輪切りにして金属リング(33)の中間製品を製造する工程と、前記中間製品の角張った両側端面(33c,33c)を研磨ブラシ(54)で横断面半円状に研磨する研磨工程とを経て前記金属リング(33)を製造し、
    その製造された前記金属リング(33)の横断面で見て、前記側端面(33c)のずれ量Zを、前記周面(33a,33b)と前記側端面(33c)との接点(P)を通って前記側端面(33c)に接する仮想円(C)の半径Rと、前記仮想円(C)の中心(O)から前記周面(33a,33b)までの距離Hとを用いて、Z=R−Hにより定義したとき、前記ずれ量Zを、Z≦0.1Rに設定ることを特徴とする無段変速機用金属ベルトの金属リングの製造方法
  2. 前記研磨工程後に,前記金属リング(33)の表面に窒化処理を施す工程を更に含み、前記側端面(33c)の半径R0、前記側端面(33c)の表面に形成された窒化層(33d)の厚さtの1.5倍以上としたことを特徴とする、請求項1に記載の無段変速機用金属ベルトの金属リングの製造方法
  3. 前記研磨工程後に,前記金属リング(33)の表面に窒化処理を施す工程を更に含み、前記側端面(33c)に存する、周辺よりも曲率半径の小さい複数の円弧状の角部の半径R0を、前記側端面(33c)の表面に形成された窒化層(33d)の厚さtの1.5倍以上としたことを特徴とする、請求項1に記載の無段変速機用金属ベルトの金属リングの製造方法
  4. 前記研磨ブラシ(54)の線材(56)は砥粒を電着した金属線材からなることを特徴とする、請求項1ないし請求項3の何れかに記載の無段変速機用金属ベルトの金属リングの製造方法。
  5. 前記研磨ブラシ(54)を1回の加工毎に、あるいは所定回の加工毎にドレスすることを特徴とする、請求項1ないし請求項4の何れかに記載の無段変速機用金属ベルトの金属リングの製造方法。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れかに記載の製造方法によって製造される金属リングの形状測定方法であって、
    前記金属リング(33)の前記周面(33a,33b)上および前記側端面(33c)上の複数の測定点の座標を測定する工程と、
    前記測定点の座標の配列から前記接点(P)の座標を求める工程と、
    前記接点(P)の座標および該接点(P)に連なる前記側端面(33c)上の測定点の座標を用いて最小二乗法により前記仮想円(C)の中心(O)の座標を求める工程と、
    を含むことを特徴とする無段変速機用金属ベルトの金属リングの形状測定方法。
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