JP2007064305A - 遊星歯車機構およびオートマチックトランスミッション - Google Patents

遊星歯車機構およびオートマチックトランスミッション Download PDF

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Abstract

【課題】 寿命を長くした遊星歯車機構を提供する。
【解決手段】 遊星歯車機構は、内歯を有し外周を取り囲むリングギアと、外歯を有しリングギアの中心に配置されるサンギアと、外歯を有しリングギアとサンギアの間に配置されるピニオンギアと、ピニオンギアを回転可能に支持するピニオンシャフトと、ピニオンギアとピニオンシャフトとの間に配置されるころ軸受とを含む。ころ軸受は、複数のころと、板材を所定の長さになるように切断して円筒状に折り曲げ、端部を溶接して製造される溶接保持器とを有する。溶接保持器11は、その外径面17がピニオンギアの内径面に接触して案内されるものであって、環状部および柱部14の外径面17の全面は、円弧状に研削されている。溶接保持器11の外径面17と係合穴の内径面29とが接触したときに、係合穴への攻撃性が緩和され、係合穴の摩耗が低減される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、遊星歯車機構およびオートマチックトランスミッションに関する。
回転軸を支持するころ軸受は、複数のころと、複数のころを保持する保持器とからなる。保持器は、その材質や製造方法により、樹脂製保持器、プレス保持器、削り保持器、溶接保持器等、複数の種類があり、それぞれ用途や特性に応じて使い分けられている。
ここで、上記した溶接保持器について、その製造方法の一例を簡単に説明すると、まず、保持器の材料となる板状の帯鋼を、帯鋼の断面形状がV字状となるように、成型ロールプレスにてV型フォーム成型加工する。その後、ころを保持することができる大きさのポケット穴を開口するようポケット抜きする。次に、保持器の円周長さとなるように切断し、切断された鋼板を円筒状に折り曲げ、折り曲げられた鋼板の端面同士を溶接等により接合し、外径を研削した後、熱処理工程を行い、製造する。
このようにして製造される溶接保持器は、上記した製造工程からもわかるように、安価に製造される。しかし、板状の材料を折り曲げて円筒状にしているため、部分的に平らな面を有する等、外径面の真円度を良好にするのは難しく、外径案内の保持器として適切ではなかった。なお、真円度とは、円形部分の幾何学的円からの狂いの大きさをいい、保持器における真円度は、ポケットの横に位置する柱部を連結する環状部において測定される。
ここで、外径案内で使用される保持器として、オートマチックトランスミッションに備えられた遊星歯車機構に含まれるピニオンシャフトを支持するころ軸受の保持器がある。オートマチックトランスミッションに関する技術については、特開2004−353809号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1に開示された図1を参照して、エンジンのクランクシャフト2から出力されるトルクは、トルクコンバータ3を介して伝達され、さらに複数列組み合わされた遊星歯車機構4、5、6等を介して複数段に減速され、その後デファレンシャルギア7およびドライブシャフト8を介して、車輪(図示せず)に出力されるようになっている。
図11は、オートマチックトランスミッションに含まれる遊星歯車機構の一部を示す断面図である。図11を参照して、遊星歯車機構91は、内歯を有し外周を取り囲むリングギア92と、外歯を有しリングギアの中心に配置されるサンギア93と、外歯を有しリングギア92とサンギア93の間に配置される複数のピニオンギア94とを有する。ピニオンギア94は、リングギア92およびサンギア93と噛合し、上記した三つのギアのうち、一つのギアを固定し、残る二つのギアの一方から入力し、他方から出力することにより、減速または増速を行うことができる。
上記したピニオンギア94は、ピニオンシャフト(図示せず)によって回転可能に支持されており、ピニオンギア94に設けられた係合穴95には、ピニオンシャフトを支持するころ軸受(図示せず)が配置される。ころ軸受は、複数のころと、複数のころを保持する保持器とを有する。ここで、ころ軸受は、負荷される荷重を軽減するために、ピニオンギア94に設けられた係合穴95の内径面と、保持器の外径面とを接触させる外径案内で使用される。
このような外径案内で使用される保持器については、外径面の真円度が良好な削り保持器が使用される。外径案内で使用される削り保持器は、たとえば、特開2000−240662号公報(特許文献2)に開示されている。
特開2004−353809号公報(段落番号0011、図1) 特開2000−240662号公報(段落番号0011〜0012、図2)
外径案内で使用される削り保持器は、円筒状のパイプ材を削り出して製造している。このような削り出し工程により製造される削り保持器は、高価であるため、製造時においてコスト増大を招くことになる。
ここで、外径案内で使用される保持器に、安価に製造することができる溶接保持器を使用することが考えられる。
しかし、外径案内で使用される保持器においては、保持器の外径面はハウジング等の内径面と接触する。したがって、保持器の真円度が悪ければ、また、保持器の外径面に平らな面等があれば、ハウジングの内径面と接触しない部分が生じ、接触面積が小さくなる。その結果、溶接保持器からのハウジングに対する面圧が大きくなり、ハウジングへの攻撃性を高め、ハウジングを大きく摩耗させてしまうことになる。
ここで、上記した従来の製造方法で製造された溶接保持器の外径形状について説明する。図12は、従来の製造方法で製造した溶接保持器101の環状部102a、102bを含む断面で、軸に沿う方向に切断した場合の断面図の一部である。図12を参照して、溶接保持器101は、一対の環状部102a、102bと、ころ(図示せず)を保持するポケットを形成するように、一対の環状部102a、102bを連結する複数の柱部103とを有する。環状部102a、102bに近い側の柱部103の端部104には、その外径面105側に、爪状に形成された外径側へのころ抜けを防止する外径側ころ抜け防止部106が形成されている。
また、図12における矢印Xの方向、すなわち、溶接保持器101の外径面105を径方向の外側からみた図を図13に示す。図13を参照して、外径側ころ抜け防止部106の外径面105側の中央部には、平らな面である平面部107が存在する。これは、以下の理由による。
上記した従来の製造方法において、切断された鋼板を円筒状に折り曲げる段階で、周方向に連なっていない各柱部103の端部104の外径面105については、円筒を構成する円弧を形成せず、平らなままである。
その後の研削工程において溶接保持器101の外径面105の研削が行われるが、この研削工程では、柱部103の端部104のうち、外径面105側の角部108による油膜切れを防止するために、角部108を丸めることを目的としている。したがって、研削工程において、角部108を丸めることはできるが、外径側ころ抜け防止部106の外径面105側の中央部にある平面部107を円弧状に研削するに至らず、研削残りとして平らなままの平面部107が存在することになる。
また、図12におけるY−Y断面で示す、柱部103の端部104を含む断面で、径方向に切断した場合の断面図を図14に示す。図14を参照して、溶接保持器101を外径案内で使用した場合、平面部107は平らであるため、図14中の一点鎖線で示すハウジング(図示せず)の内径面109と接触することはない。そうすると、ハウジングの内径面109と溶接保持器101の外径面105との接触面積が小さくなるため、溶接保持器101からのハウジングに対する面圧が大きくなる。その結果、溶接保持器101のハウジングへの攻撃性が高くなり、ハウジングを大きく摩耗させてしまうことになる。
このような溶接保持器を含むころ軸受を、遊星歯車機構のピニオンギア等のような外径案内で使用される保持器として使用すると、ピニオンギアに設けられた係合穴が大きく摩耗し、ひいては、遊星歯車機構等の寿命を短くすることになってしまう。
この発明は、寿命を長くした遊星歯車機構およびオートマチックトランスミッションを提供することを目的とする。
この発明に係る遊星歯車機構は、内歯を有し外周を取り囲むリングギアと、外歯を有しリングギアの中心に配置されるサンギアと、外歯を有しリングギアとサンギアの間に配置されるピニオンギアと、ピニオンギアを回転可能に支持するピニオンシャフトと、ピニオンギアとピニオンシャフトとの間に配置されるころ軸受とを含む。上記したころ軸受は、複数のころと、板材を所定の長さになるように切断して円筒状に折り曲げ、端部を溶接して製造される溶接保持器とを含む。上記した溶接保持器は、その外径面がピニオンギアの内径面に接触して案内されるものであって、一対の環状部と、複数のころを収容するポケットを形成するように一対の環状部を連結する柱部とを備える。ここで、環状部および柱部の外径面の全面が、円弧状に研削されている。
このように構成することにより、遊星歯車機構に含まれるころ軸受に備えられた溶接保持器のうち、環状部および柱部の外径面に、平らな面等、円弧状以外の面を含むことはなくなる。したがって、外径案内で使用される場合に、溶接保持器の環状部および柱部の外径面の全面が、ピニオンギアに設けられた係合穴の内径面と接触することになり、接触面積を大きくすることができる。その結果、係合穴が溶接保持器から受ける面圧を小さくすることができ、溶接保持器の係合穴への攻撃性を緩和し、係合穴の摩耗を低減することができる。また、溶接保持器は、軽量であるため、回転運動によって生じる遠心力による係合穴への攻撃性を緩和することができる。
また、この発明に係る遊星歯車機構は、内歯を有し外周を取り囲むリングギアと、外歯を有しリングギアの中心に配置されるサンギアと、外歯を有しリングギアとサンギアの間に配置されるピニオンギアと、ピニオンギアを回転可能に支持するピニオンシャフトと、ピニオンギアとピニオンシャフトとの間に配置されるころ軸受とを含む。上記したころ軸受は、複数のころと、板材を所定の長さになるように切断して円筒状に折り曲げ、端部を溶接して製造される溶接保持器とを含む。上記した溶接保持器は、その外径面がピニオンギアの内径面に接触して案内されるものであって、一対の環状部と、複数のころを収容するポケットを形成するように一対の環状部を連結する柱部とを備える。ここで、溶接保持器の外径面の真円度は、80μm以下である。
遊星歯車機構に含まれるころ軸受に備えられた溶接保持器を、このように80μm以下の真円度を有する外径案内の溶接保持器とすれば、溶接保持器の係合穴への攻撃性が緩和され、係合穴の摩耗が低減される。
好ましくは、溶接保持器の外径面の真円度は、20μm以上である。外径面を研削することにより、真円度は向上するが、このように規定することにより、必要以上に真円度を向上させることなく、製造工程におけるコストを低減することができる。
より好ましくは、柱部の外径面側の角部には、面だらしが設けられている。こうすることにより、溶接保持器の回転時において、柱部の外径面側の角部で油膜を切ることが低減でき、潤滑性を向上し、係合穴への攻撃性を緩和することができる。
さらに好ましくは、溶接保持器は、めっき処理されている。こうすることにより、溶接保持器の表面が保護されると共に、潤滑性を向上することができ、係合穴への攻撃性を緩和することができる。
さらに好ましくは、溶接保持器は、浸炭焼入焼戻し処理がなされている。こうすることにより、溶接保持器の強度を高めることができる。
この発明の他の局面においては、オートマチックトランスミッションは、上記したいずれかの遊星歯車機構と、エンジンからのトルクをギヤユニットに伝えるトルクコンバータとを有する。こうすることにより、遊星歯車機構に含まれるピニオンギアに設けられた係合穴への攻撃性を緩和し、係合穴の摩耗を低減させたオートマチックトランスミッションを提供することができる。
この発明によれば、溶接保持器の係合穴への攻撃性を緩和し、係合穴の摩耗を低減することができる。
その結果、寿命を長くした遊星歯車機構およびオートマチックトランスミッションを提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図2は、この発明の一実施形態に係る遊星歯車機構の要部を示す断面図である。
図2を参照して、遊星歯車機構51は、内歯を有し外周を取り囲むリングギア(図示せず)と、外歯を有しリングギアの中心に配置されるサンギア(図示せず)と、外歯を有しリングギアとサンギアの間に配置されるピニオンギア53とを有する。ピニオンギア53は、ピニオンシャフト54によって回転可能に支持されており、ピニオンギア53に設けられた係合穴には、ピニオンシャフト54を支持するころ軸受52が配置される。また、ピニオンシャフト54は、その端部を、回転可能なキャリア55に固定されている。
ピニオンギア53は、リングギアおよびサンギアと噛合しており、上記した三つのギアのうち、一つのギアを固定し、残る二つのギアの一方から入力し、他方から出力することにより、減速または増速を行うことができる。具体的には、サンギアを固定し、リングギアから入力を行うと、ピニオンギアから減速の出力を行うことができ、逆に、ピニオンギアから入力を行うと、リングギアから増速の出力を行うことができる。
上記した遊星歯車機構51に含まれるころ軸受52は、複数のころと、複数のころを保持する溶接保持器とを有する。ここで、ころ軸受は、負荷される荷重を軽減するために、ピニオンギアに設けられた係合穴の内径面と、保持器の外径面とを接触させる外径案内で使用される。以下、ころ軸受52について説明する。
図3は、この発明の一実施形態に係る遊星歯車機構51に含まれるころ軸受52に備えられた溶接保持器11の一部を示す断面図である。図3を参照して、溶接保持器11は、一対の環状部13a、13bと、ころ12を保持するポケットを形成するように、一対の環状部13a、13bを連結する複数の柱部14とを有する。
柱部14は、その中央部15が径方向内側に折り曲げられた、断面がV字状の形状を有している。柱部14の中央部15の内径面18側は、周方向の幅寸法が狭くなっており、内径側へのころ抜けを防止する内径側ころ抜け防止部を形成している。また、柱部14の端部16には、その外径面17側に、爪状に形成された外径側へのころ抜けを防止する外径側ころ抜け防止部が形成されている。
次に、上記した溶接保持器11の製造方法について説明する。図4は、溶接保持器11を製造する工程を示すフローチャートである。また、図5は、図4に示された工程のうち、代表的な工程を表す概略図である。図3、図4および図5を参照して、溶接保持器11の製造方法について説明する。
まず、溶接保持器11の板材となる鋼板に対し、帯鋼の状態(図5(a))において、断面形状がV字状となるようにプレス成型するV型フォーム成型工程(図4(A)、図5(b))を行う。ここで、V字状とは、円筒状に折り曲げられたときに、帯鋼の中央部と、帯鋼の端部とが、径方向に段差が設けられるように押し曲げることをいう。V型フォーム成型工程は、中央部が凸状の上金型と、中央部が凹状の下金型とからなる成型ロールプレスの間に板材を挟みこみ、押圧することにより行う。
次に、V型フォーム成型工程によって押し曲げられた帯鋼に対し、ころを保持するポケットを形成するためのポケット抜き工程(図4(B)、図5(c))を行う。ポケット抜き工程は、打ち抜き刃を有するポンチで、帯鋼に対し、ポケット形状に刃先を押し当てて打ち抜くことにより行う。
次に、柱部14の端部16に、爪状の、外径側へのころ抜け防止部を形成する爪形成工程を行う(図4(C))。爪形成工程は、柱部14の端部16の外径面17側を固定し、内径面18側からプレスによって押圧することにより、端部16の外径面17側の周方向の幅寸法を広げるように成型し、形成する。
その後、所定の長さとして溶接保持器11の円周長さとなるように、帯鋼を切断する切断工程を行い(図4(D))、切断された鋼板を、円筒状に折り曲げる曲げ工程(図4(E)、図5(d))を行う。その後、折り曲げられた鋼板の両端面を接合する溶接工程を行う(図4(F))。
次に、接合された円筒状の溶接保持器11の外径面17を研削する第一研削工程(図4(G))を行う。ここで、円筒状に折り曲げられた鋼板のうち、周方向に連なっている環状部13a、13bの外径面17においては、滑らかな円筒状の面を形成するが、周方向に連なっていない各柱部14の端部16の外径面17においては、円筒を形成する円弧を構成しておらず、平らである。第一研削工程は、このような平らな外径面17のうち、柱部14の幅の端部側に位置する角を丸くする工程である。
その後、熱処理工程として、浸炭焼入焼戻し処理を行う(図4(H))。この熱処理工程により、溶接保持器の強度を向上させる。ここで、熱処理工程としては、浸炭焼入焼戻し処理に限らず、浸炭窒化処理、ズブ焼入れ処理等、用途に応じて他の熱処理工程を行ってもよい。
その後、再び溶接保持器11の外径面17を研削する第二研削工程を行う(図4(I))。第二研削工程により、溶接保持器11の環状部13a、13bおよび柱部14の外径面17の全面が円弧状になるように研削する。また、この工程により、外径面17の真円度を80μm以下にする。具体的には、この工程において、各柱部14の端部16の外径面17の中央部に存在する平らな部分がなくなるように研削する。
その後、柱部14の端部16の外径面17の角部を面だらし処理する(図4(J))。面だらし処理とは、通常の面取りよりも大きく角部を削りとる処理をいう。こうすることにより、回転時において、潤滑油の油膜切れを低減することができる。この工程は、タンブラー処理によって行われる。
その後、洗浄工程を経て、溶接保持器11の表面をめっき処理する(図4(K))。めっき処理は、銅めっき処理でもよいし、銅めっきおよび銀めっき処理でもよい。めっき処理により、溶接保持器の表面が保護されると共に、潤滑性が向上し、ハウジングへの攻撃性が緩和される。
このようにして、溶接保持器11が製造される(図5(e))。なお、このようにして製造された溶接保持器11のポケットに、複数のころを組み込んで、ころ軸受が製造される。また、このようにして製造されたころ軸受を、ピニオンギアに設けられた係合穴に備えて遊星歯車機構を製造し、このような遊星歯車機構およびエンジンからのトルクをギヤユニットに伝えるトルクコンバータを使用して、オートマチックトランスミッションを製造する。
次に、上記した製造方法で製造された溶接保持器11を含むころ軸受を、ピニオンギアに設けられた係合穴の内径面に取り付けた場合について説明する。図1は、この場合の柱部14の端部16の外径側ころ抜け防止部19を含む断面で、径方向に切断した断面図の一部である。図1を参照して、柱部14の端部16のうち、角部20は、第一研削工程により丸められており、面だらしが設けられている。柱部14の端部16のうち、外径面17の中央部21は、第二研削工程により、平らではなく円弧状に研削されている。また、外径面17は、第一研削工程および第二研削工程により、真円度は80μm以下となっている。
ここで、図14で示した従来における溶接保持器101の柱部103の端部104を、径方向に切断した場合の外径面105の外径輪郭線を図6に、図1で示した溶接保持器11の柱部14の端部16を、径方向に切断した場合の外径面17の外径輪郭線を図7に示す。なお、図6および図7中、縦方向の1枡は、0.2mm、横方向の1枡は、0.2mmである。また、図6および図7中において、溶接保持器を円筒状に折り曲げたときに、理想的な円弧を形成した場合の外径を理想形状曲線22で示している。
図6および図7を参照して、従来における溶接保持器101の外径輪郭線23は、その中央部24と端部25との径方向の寸法差はほとんどなく、平らである。また、端部25においては、理想形状曲線22との径方向の寸法差は大きくなっている。
これに対し、図1で示した溶接保持器11の外径輪郭線26は、その径方向の寸法が端部28から中央部27に向かって徐々に大きくなっていっており、円弧状を形成している。また、外径輪郭線26は、中央部27および端部28のみならず、そのほとんどの部分が理想形状曲線22と重なっており、理想的な円弧を形成している。
図1に戻って、このような平らな部分を有せず、理想的な円弧を形成する外径面17を有する溶接保持器11は、外径案内で使用された場合、図1中の一点鎖線で示す係合穴(図示せず)の内径面29と、溶接保持器11の外径面17の全面で接触する。したがって、接触面積を大きくすることができ、溶接保持器11から受ける係合穴の内径面への面圧を小さくすることができる。その結果、係合穴への攻撃性が緩和され、係合穴の摩耗が低減される。このような摩耗が低減された係合穴を含むピニオンギアを備える遊星歯車機構およびオートマチックトランスミッションは、長寿命化を図ることができる。
以上より、寿命を長くした遊星歯車機構およびオートマチックトランスミッションを提供することができる。
なお、上記の実施の形態においては、断面形状がV字状の溶接保持器について説明したが、これに限らず、他の断面形状を有する溶接保持器であってもよい。図8(A)、図8(B)および図8(C)は、他の実施の形態に係る溶接保持器の一部を示す断面図である。図8(A)を参照して、溶接保持器31は、柱部32の中央部が折り曲げられておらず、柱部32の断面形状が直線状であってもよい。また、図8(B)を参照して、溶接保持器33は、柱部34の中央部が径方向内側に折り曲げられたV字状を有し、端部35が径方向内側に、軸に垂直な方向に折り曲げられている、いわゆるM型保持器であってもよい。さらに、図8(C)を参照して、溶接保持器36は、柱部37の中央部が径方向内側に折り曲げられたV字状を有し、端部38が径方向内側に、軸に沿う方向に折り曲げられていてもよい。
ここで、上記した図8(B)に示す形状の溶接保持器について、摩耗量を比較評価する試験を行った。図9は、摩耗量の比較評価を行うサバン試験機を示す概略図である。図9を参照して、サバン試験機41は、溶接保持器を取り付ける保持器取付け部42と、一定の荷重を負荷する荷重負荷部43とから構成されている。荷重負荷部43は、バネ44によって所定の荷重を保持器取付け部42に負荷し、その荷重量は、ロードセル45によって測定されている。保持器取付け部42の内部は、潤滑油が満たされており、カートリッジヒータ46によって一定の温度に保たれている。保持器取付け部42には、ハウジングが取り付けられており、保持器取付け口47にテストピースの保持器を取り付けることにより、ハウジングの内径面と保持器の外径面が接触するようになっている。取り付けられた保持器は、回り止めピン48で固定され、所定時間、ハウジングと保持器をすべり接触させることにより、ハウジングの摩耗量を測定する。
なお、試験条件は以下の通りである。本試験結果を図10に示す。
テストピースサイズ :内径φ26mm×外径φ33mm×幅13.8mm
めっき処理 :あり
試験回数 :4回
図10は、保持器の外径面の真円度を横軸に、ハウジングの摩耗量を縦軸にとった、溶接保持器の外径面の真円度とハウジングの摩耗量との関係を示すグラフである。図10を参照して、外径面の真円度が100μm以上であると、ハウジングは少なくとも3μm以上摩耗しており、4μm程度まで摩耗しているものもあるのに対し、外径面の真円度が80μm以下であると、ハウジングの摩耗量は2μm前後である。したがって、外径面の真円度を80μm以下にすると、ハウジングの摩耗量は低減し、最大で半分程度の摩耗量になる。
また、80μm以下であれば、たとえば、20μmであっても、ハウジングの摩耗量にほとんど変化はない。ここで、溶接保持器の外径面の真円度を20μm以下とするには、研削工程の回数を増し、研削代を多くすることにより可能であるが、工程数の増加に伴うコスト増大および研削代を多くすることによる溶接保持器の強度の低下という問題が生じるため、真円度を20μm以上にするのが好ましい。
なお、上記の実施の形態においては、研削工程を2回行うことにしたが、これに限らず、1回の研削工程で柱部の外径面側の角を丸めるとともに、溶接保持器の環状部および柱部の外径面を円弧状に研削し、また、外径面の真円度を80μm以下としてもよい。さらに、3回以上の研削工程により、溶接保持器の環状部および柱部の外径面を円弧状に研削し、また、外径面の真円度を80μm以下としてもよい。
また、上記の実施の形態においては、遊星歯車機構に含まれるころ軸受は、複数のころと溶接保持器とを有することとしたが、これに限らず、たとえば、シェル形外輪を含むことにしてもよい。この場合、溶接保持器は外径案内で使用されるため、溶接保持器の外径面はシェル形外輪の内径面と接触し、シェル形外輪の内径面を攻撃することになる。しかし、溶接保持器を上記構成とすることにより、シェル形外輪の内径面への攻撃性を緩和するため、シェル形外輪の摩耗を低減し、ひいては、遊星歯車機構等の寿命を長くすることができる。
なお、上記の実施の形態においては、V型フォーム成型を行うことにより、内径側へのころ抜け防止部を形成し、爪形成工程によって外径側へのころ抜け防止部を形成することにしたが、これに限らず、他の方法で、内径側および外径側へのころ抜け防止部を形成することにしてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明に係る遊星歯車機構およびオートマチックトランスミッションは、ピニオンギアに設けられた係合穴の摩耗を低減することができるため、長寿命化を図った遊星歯車機構およびこのような遊星歯車機構を有するオートマチックトランスミッションに有効に利用される。
溶接保持器11の柱部14の端部16を含む断面で、径方向に切断した場合の断面図の一部である。 この発明の一実施形態に係る遊星歯車機構の要部を示す断面図である。 溶接保持器11の柱部14を含む断面で、軸に沿う方向に切断した場合の断面図の一部である。 溶接保持器11を製造する工程を示すフローチャートである。 図4に示された工程のうち、代表的な工程を表す概略図である。 図14に示す従来の研削工程で製造された溶接保持器101のうち、柱部103の外径面105の周方向の形状曲線である。 図1に示す溶接保持器11のうち、柱部14の外径面17の周方向の形状曲線である。 他の実施の形態に係る溶接保持器の一部を示す断面図であり、柱部が直線状の溶接保持器(A)、柱部がV字状であって端部が軸に垂直な方向に折り曲げられた溶接保持器(B)、柱部がV字状であって端部が軸に沿う方向に折り曲げられた溶接保持器(C)である。 摩耗量の比較評価を行うサバン試験機41を示す概略図である。 溶接保持器の外径面の真円度と、ハウジングの摩耗量との関係を示すグラフである。 オートマチックトランスミッションに含まれる遊星歯車機構の一部を示す断面図である。 従来における溶接保持器101の環状部102a、102bを含む断面で、軸に沿う方向に切断した場合の断面図の一部である。 従来における溶接保持器101の、図12における矢印Xの方向からみた外径図の一部である。 図12におけるY―Y断面で示す、従来における溶接保持器101の端部105を含む断面で、径方向に切断した場合の断面図の一部である。
符号の説明
11,31,33,36 溶接保持器、12 ころ、13a,13b 環状部、14,32,34,37 柱部、15,21,24,27 中央部、16,25,28,35,38 端部、17 外径面、18,29 内径面、19 外径側ころ抜け防止部、20 角部、22 理想形状曲線、23,26 外径輪郭線、41 サバン試験機、42 保持器取付け部、43 荷重負荷部、44 バネ、45 ロードセル、46 カートリッジヒータ、47 保持器取付け口、48 回り止めピン、51 遊星歯車機構、52 ころ軸受、53 ピニオンギア、54 ピニオンシャフト、55 キャリア。

Claims (7)

  1. 内歯を有し外周を取り囲むリングギアと、
    外歯を有し前記リングギアの中心に配置されるサンギアと、
    外歯を有し前記リングギアと前記サンギアの間に配置されるピニオンギアと、
    前記ピニオンギアを回転可能に支持するピニオンシャフトと、
    前記ピニオンギアと前記ピニオンシャフトとの間に配置されるころ軸受とを含む遊星歯車機構において、
    前記ころ軸受は、複数のころと、板材を所定の長さになるように切断して円筒状に折り曲げ、端部を溶接して製造される溶接保持器とを含み、
    前記溶接保持器は、その外径面が前記ピニオンギアの内径面に接触して案内されるものであって、一対の環状部と、前記複数のころを収容するポケットを形成するように一対の環状部を連結する柱部とを備え、
    前記環状部および前記柱部の外径面の全面が、円弧状に研削されている、遊星歯車機構。
  2. 内歯を有し外周を取り囲むリングギアと、
    外歯を有し前記リングギアの中心に配置されるサンギアと、
    外歯を有し前記リングギアと前記サンギアの間に配置されるピニオンギアと、
    前記ピニオンギアを回転可能に支持するピニオンシャフトと、
    前記ピニオンギアと前記ピニオンシャフトとの間に配置されるころ軸受とを含む遊星歯車機構において、
    前記ころ軸受は、複数のころと、板材を所定の長さになるように切断して円筒状に折り曲げ、端部を溶接して製造される溶接保持器とを含み、
    前記溶接保持器は、その外径面が前記ピニオンギアの内径面に接触して案内されるものであって、一対の環状部と、前記複数のころを収容するポケットを形成するように一対の環状部を連結する柱部とを備え、
    前記溶接保持器の外径面の真円度は、80μm以下である、遊星歯車機構。
  3. 前記溶接保持器の外径面の真円度は、20μm以上である、請求項2に記載の遊星歯車機構。
  4. 前記柱部の外径面側の角部には、面だらしが設けられている、請求項1〜3のいずれかに記載の遊星歯車機構。
  5. 前記溶接保持器は、めっき処理されている、請求項1〜4のいずれかに記載の遊星歯車機構。
  6. 前記溶接保持器は、浸炭焼入焼戻し処理がなされている、請求項1〜5のいずれかに記載の遊星歯車機構。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の遊星歯車機構と、エンジンからのトルクをギヤユニットに伝えるトルクコンバータとを有する、オートマチックトランスミッション。
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