JP5030999B2 - 汚染土壌浄化工法 - Google Patents
汚染土壌浄化工法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5030999B2 JP5030999B2 JP2009149474A JP2009149474A JP5030999B2 JP 5030999 B2 JP5030999 B2 JP 5030999B2 JP 2009149474 A JP2009149474 A JP 2009149474A JP 2009149474 A JP2009149474 A JP 2009149474A JP 5030999 B2 JP5030999 B2 JP 5030999B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contaminated
- area
- soil
- water
- contaminated soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/484—Connecting portions
- H01L2224/48463—Connecting portions the connecting portion on the bonding area of the semiconductor or solid-state body being a ball bond
- H01L2224/48465—Connecting portions the connecting portion on the bonding area of the semiconductor or solid-state body being a ball bond the other connecting portion not on the bonding area being a wedge bond, i.e. ball-to-wedge, regular stitch
Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
しかし、従来の掘削、除去する工法では、地下水位よりも下方の領域が汚染されてしまった場合には、地下水位よりも下方の汚染領域の土壌を掘削する際に、湧水によって掘削が困難となってしまうという問題点が存在する。
そして、その様な汚染物質を道路に拡散されてしまう行為は、道路交通法の規制に違反する恐れがある。
しかし、掘削対象領域の周囲を凍結するには多大なコストが必要となり、施工全体のコストが高騰化してしまう、という問題を有している。
また、上述した様に、汚染土壌の浄化に際して要求される止水の程度に比較して、掘削対象領域の周囲を凍結することは、過度の止水性をもたらしてしまうので、非経済的である。
さらに、特許文献1の従来技術は地盤中に埋蔵された自然由来の不要埋蔵物や、過去に廃棄された兵器等の人為的に埋蔵物の除去に関する技術であり、汚染土壌の浄化を目的とするものではない。
地下水が外部から浸入或いは流入しない状態で揚水井(17)から揚水することにより、壁状部材(15)及び下方の地盤改良(16)により包囲されている汚染土壌の含水率は低下する。その際に、壁状部材(15)及び地盤改良(16)された部分の止水性により、周囲から汚染土壌(Gp)へ地下水が浸入することは少なくなる。
換言すれば、壁状部材(15)及び地盤改良(16)された部分で包囲されている汚染土壌が地下水位(Lw)よりも下方にあっても、掘削に際して湧水が生じることが無くなる。
そして、道路周辺の環境に汚染物質が拡散することが防止されるので、道路交通法の規制に違反する恐れも無くなる。
そのため、コストを抑制しつつ、汚染土壌の浄化を行うことが出来る。
ここで、添付図面においては、同様な部材や機器に対しては同様の符号を付してある。
図1〜図5は、本発明の実施形態を示している。
図1〜図5の実施形態は、地下水位Lwよりも上方の土壌Gを掘削する以前の段階における処理に特徴を有している。
図1において、地下水位Lwよりも深い領域Gwに、汚染領域Gpが広がっている。
図2で示す工程では、汚染領域Gpの右左に、汚染領域Gpを挟み込むように、1対のシートパイル15を打設する。このシートパイル15は、地表30fから汚染領域Gpの下方に至る範囲で打設される。
図2では明示されていないが、図2における紙面に垂直な方向の両側(紙面の表側及び裏側)にも1対のシートパイル15が打設され、図2のX−X断面では汚染領域Gpは4枚のパイル15によって井桁状に包囲されている。
壁状地中固結体の造成は、地盤改良技術と同様に、公知の各種工法を適用すれば良い。
改良体16を造成するに際しては、公知技術に係る工法を適用することができる。例えば、いわゆる注入工法や、いわゆるグラウト工法、その他の工法を適用することが可能である。なお「グラウト工法」とは、固化材を供給して土壌を切削しつつ、固化材と土壌とを撹拌、混合して地中固結体を造成する工法である。
また、地盤改良体16は、完璧な止水性を発揮する必要はない。シートパイル15と地盤改良体16で包囲された領域内部の汚染土壌を掘削して、当該領域を確認して、検査(出来形検測)を行ない、そして、当該領域を埋め戻すのに必要な期間だけ、止水性を発揮すれば良いからである。
そして、固化材の含有量が少なくても良いのであれば、周辺環境に及ぼす影響が少なくて済む。また、固化材の使用量が減少すれば、施工コストを低く抑えることが出来る。
以上の理由により、図示の実施形態で用いられる固化材として、貧配合のもの、すなわち固化成分(セメント等)の含有量が少ない種類が選択することが出来る。もちろん、固化材として、貧配合のものに限定する必要はない。
貧配合の固化材としては、例えば、地盤改良後の透水係数が1×10−4cm/s〜1×10−6cm/s、より好ましくは、1×10−5cm/s〜1×10−6cm/sとなるものが選択される。
揚水用井戸17は、地表30fから地盤改良体16の上面に到達するように掘削されており、その揚水ポンプ11と地上の水処理設備10とは、揚水管12で接続されている。
すなわち、汚染領域Gpには地下水は流入せず、揚水用井戸17から揚水ポンプ11によって水が汲み上げられても、周囲から汚染領域Gpへ地下水が供給されてしまう事はない。その結果、揚水用井戸17から水が汲み上げることにより、汚染領域Gpの含水率は低下し(脱水され)、2ヶ月程度経過すれば十分に乾燥する。
ここで、図示の実施形態では、たとえ地下水位Lwよりも下方の領域であっても、シートパイル15と地盤改良体16により包囲されている土壌は十分に乾燥されるので、地下水位Lw下方の領域を掘削しても、湧水が生じることはない。
そのため、地下水位Lwよりも下方に存在する汚染領域の土壌を、地下水位Lwよりも上方の領域を掘削するのと同様な態様にて、掘削機械40等により安全且つ容易に掘削することが出来る。
そのため、いわゆる重機を使用すること無く、比較的小規模な掘削機械40により、シートパイル15と地盤改良体16により包囲されている領域の土壌を掘削することが出来る。そして重機を使用する必要が無いため、住宅地等においても、安全に掘削を行うことが出来るのである。
なお、図5では地下水位Lwよりも上方の領域を掘削している状態が図示されているが、同様な態様で地下水位Lwよりも汚染領域Gpが掘削される。図示はされていないが、掘削機械40に代えて、或いは掘削機械40に加えて、人力により掘削することも出来る。
そのため、図示の実施形態によれば、図示しない汚染土壌処理施設まで搬送する途中で、汚染土壌の掘削前に汚染物質を含有する水が道路上に滴り落ちることはなく、汚染物質が道路周辺の環境に拡散してしまうことも防止される。そして、道路交通法の規制に違反する恐れはない。
図示されていないが、例えば汚染領域Gpにおける出来形検測が終了した後に、シートパイル15と地盤改良体16により包囲されている土壌を掘削した後、当該領域を埋め戻す。
上述した様に掘削された汚染土壌は図示しない汚染土壌処理設備へ搬送され、汚染物質が原位置土壌から分離されて処理される。処理された後の土壌、すなわち汚染物質及び固化材が分離された原位置土壌を、掘削された領域(シートパイル15と地盤改良体16により包囲されている領域)を埋め戻すのに用いる。
施工領域の環境に悪影響を及ぼさないのであれば、現位置土以外の清浄な土壌や、充填材料により、シートパイル15と地盤改良体16により包囲されている領域を埋め戻しても良い。
発明者の経験では、貫通孔Hbから、シートパイル15と地盤改良体16により包囲されている領域内の空間(出来形3A)に流入する地下水量(湧水量)は少なく、出来形検測に悪影響は与えない。
貫通孔Hbからの湧水量が多い場合には、図7で示すように、貫通孔Hb内にポンプ11を配置して、湧水を地上側に汲み出せば良い。
2・・・地盤改良体
3・・・完成した地盤改良体/出来形
10・・・水処理設備
11・・・揚水ポンプ
12・・・揚水管
13・・・ケーシング
15・・・シートパイル
16・・・地盤改良体
17・・・揚水用井戸
G・・・地盤
Gp・・・汚染領域
Gw・・・地下水を含む地層
Lw・・・地下水位
Hb・・・(地盤改良体16における)貫通孔
Claims (1)
- 地下水位(Lw)よりも深い領域(Gw)に汚染領域(Gp)が広がっている場合の汚染土壌浄化工法において、地表(30f)から汚染領域(Gp)の下方に至る範囲で汚染領域(Gp)を包囲して止水性の壁状部材(15)を打設し、壁状部材(15)の先端を閉鎖するように汚染領域(Gp)の下方に止水性の地盤改良体(16)を形成し、地表(30f)から地盤改良体(16)の上面に到達するように揚水用井戸(17)を掘削し、その揚水用井戸(17)の底部に地上の水処理設備(10)と揚水管(12)で接続された揚水ポンプ(11)を設置し、揚水ポンプ(11)で揚水井戸(17)から水を汲み上げて汚染領域(Gf)の含水率を低下させて脱水し、次いで脱水された汚染土壌を掘削機で掘削して汚染土壌処理施設まで搬送することを特徴とする汚染土壌浄化工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009149474A JP5030999B2 (ja) | 2009-06-24 | 2009-06-24 | 汚染土壌浄化工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009149474A JP5030999B2 (ja) | 2009-06-24 | 2009-06-24 | 汚染土壌浄化工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011005386A JP2011005386A (ja) | 2011-01-13 |
JP5030999B2 true JP5030999B2 (ja) | 2012-09-19 |
Family
ID=43562697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009149474A Expired - Fee Related JP5030999B2 (ja) | 2009-06-24 | 2009-06-24 | 汚染土壌浄化工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5030999B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103736720B (zh) * | 2014-01-23 | 2016-01-20 | 周昱 | 一种重金属污染土壤的原位阻隔治理方法 |
CN104923544B (zh) * | 2015-06-11 | 2016-03-30 | 湖南艾布鲁环保科技有限公司 | 重金属危废原位封存和地下水污染防治方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2510995B2 (ja) * | 1986-07-16 | 1996-06-26 | 株式会社竹中工務店 | 汚染土場内処理処分工法 |
JPH11247174A (ja) * | 1998-02-27 | 1999-09-14 | Takenaka Komuten Co Ltd | 遮水工法における地盤中の地下水集水方法 |
JP2002018413A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-22 | Onoda Chemico Co Ltd | 重金属で汚染された土壌を原位置で封じ込める地盤改良工法 |
-
2009
- 2009-06-24 JP JP2009149474A patent/JP5030999B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011005386A (ja) | 2011-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107720853B (zh) | 基于污染阻控的地下水中dnapl污染修复系统和方法 | |
JP2012112163A (ja) | 汚染土壌における杭施工方法 | |
JP5213216B2 (ja) | 地盤の改良工法 | |
JP5070694B2 (ja) | 汚染土壌・地下水の封じ込め工法 | |
JP4898233B2 (ja) | マンホールの浮上防止構造 | |
JP5030999B2 (ja) | 汚染土壌浄化工法 | |
JP6870969B2 (ja) | 既設井戸の抜管方法 | |
JP4010793B2 (ja) | 汚染土壌の修復方法 | |
JP2014074309A (ja) | 地中構造体の施工方法 | |
JP4114944B2 (ja) | 地盤の改良工法 | |
JP2003010832A (ja) | 汚染土壌浄化方法 | |
JP5063115B2 (ja) | 汚染した土壌から汚染物質を除去する方法 | |
KR101838676B1 (ko) | 협소공간 및 시설 인접 오염구간의 구조물 안정성을 고려한 원위치 지중 치환 토양정화 방법 | |
CN111807492B (zh) | 基于污染阻控的地下水中napl污染修复系统及其修复方法 | |
JP5042278B2 (ja) | 汚染土壌浄化工法 | |
KR101079555B1 (ko) | 지반동결을 이용한 오염지반 차폐시스템 및 정화방법 | |
JP6318767B2 (ja) | 地中浄化壁の形成工法 | |
JP5094789B2 (ja) | 汚染土壌浄化工法 | |
JP2015101843A (ja) | 埋設構造物の施工方法 | |
JP2003033759A (ja) | 滞水式地中壁を用いた汚染物質拡散防止方法 | |
CN111733890A (zh) | 一种污染地下水阻隔处理方法 | |
JP5441192B2 (ja) | 汚染土壌浄化工法 | |
JP2005282130A (ja) | 地盤掘削方法 | |
KR101523367B1 (ko) | 폐기물 매립장 경사시추 지하수 배제공법 | |
JP2012125668A (ja) | 汚染土壌の原位置不溶化方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120423 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120608 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120626 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120626 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5030999 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |