JP5030136B2 - 固定機構 - Google Patents

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本発明は、例えば、クリーンルームやオフィスルーム等の床部に敷設され、コンクリート打設により形成されたその下地床面との間に空間を設けて構成されるフリーアクセスフロアの、フロアパネルをその支持手段に支持させて固定するために用いられる固定機構に関するものである。
例えば、従来のフリーアクセスフロアにおいて、厚さの寸法精度があまり良くないコンクリートパネルのようなフロアパネルを用いた場合に、図10に示すように、4枚のパネル40の各隅部を同時に、頭部付ボルト45の頭部48により上から押さえ付けて固定したとき、パネルのガタツキが生じることがあった。
すなわち、頭部付ボルト45の頭部48により各隅部を同時に固定する4枚のパネル40の中で、それらの固定される隅部の厚さが最も薄いパネルのその隅部は、上記頭部48の下面と、パネル支持部(図11に示すパネル支持部52a)の上面との間で固定することができない。なぜならば、上記頭部48の下面とパネル支持部の上面との間の隙間は、その厚さが最も薄い隅部よりも厚さが大きい、他のパネルの隅部の厚さと同じになっているからである。
このため、そのような隅部の厚さが最も薄いパネルのその隅部は、上記頭部48の下面とパネル支持部の上面との間で上下動する、いわゆるパネルのガタツキが生じ得るという問題があった。このような問題を解決するために、従来のパネル固定機構には、例えば以下のように構成されたものがある。
図11に示すように、パネル40の固定押圧部40a(上記頭部接触部)を固定する頭部付ボルト45の頭部48は、その中心部に、オスネジ部46と同じ鋼材により一体形成された、逆円錐台状の小頭部48aが配置されており、この小頭部48aの半径外方には、弾性を有する合成樹脂材により形成された大頭部48bが小頭部48aの周部を囲むように、接着等により一体となるように構成されている。
フロアパネル40の固定押圧部40aに下面を接触させて下方に押圧する大頭部48bは、弾性を有する合成樹脂材により形成されているため、パネル40の上で人が歩いたり、物を運んだり、物を置いたりした際に発生するパネル40の微小上下変位を、大頭部48bの弾性変形が吸収して、パネル40にガタツキ音やきしみ音等が発生するのを防止することができる。
また、大頭部48bは弾性を有する合成樹脂材により形成されているため、大頭部48bがパネル40の固定押圧部40aに接触、押圧してパネル40を固定する際に、各パネル40の固定押圧部40aの厚さの違いを大頭部48bの弾性変形が吸収することにより、各パネル40のいずれかにガタツキが発生することを防止することができるようになっている。
しかしながら、このような従来のパネル固定機構にあっては、頭部付ボルト45のオスネジ部46を、パネル支持部52aの上ボス部52c軸線部のネジ孔52bに、図12中P方向に締め付けていくと、弾性を有する大頭部48bがパネル40の固定押圧部40aからの反力Fを受けて、大頭部48bの周端部がパネル40の上面より上方(R方向)に突出するように反り返ってしまうという現象が発生する。
このように、頭部付ボルト45の大頭部48b周端部がパネル40の上面より上方に反り返ってしまうと、その大頭部48bの下面がパネル40の固定押圧部40aの上面を均一に押圧することができなくなると共に、その上方に反り返った部分がフリーアクセスフロア床面から上方に出っ張り、かつ頭部48の中央部上面(上記小頭部48aの上面)が上記床面より低く凹んでしまうため、局部的にフリーアクセスフロアの平面性が損なわれてしまう。
このように、大頭部48bの下面がパネル40の固定押圧部40aの上面を均一に押圧することができなくなると、大頭部48bが固定押圧部40aの上面に対して上下方向に均一に弾性変形することができなくなるので、パネル40の上で人が歩いたり、物を運んだり、物を置いたりした際に発生するパネル40の微小上下変位を、大頭部48bの弾性変形が固定押圧部40aの上面に対して均一に吸収することができなくなる。
このため、パネル40にガタツキ音とかきしみ音等が発生するのを有効に防止することができなくなると共に、各パネル40の固定押圧部40aの厚さの違いを有効に吸収することができなくなることにより、各パネル40のいずれかにガタツキが発生することを防止することができなくなるという問題が生じる。
また、上方に反り返った部分がフリーアクセスフロア床面から上方に出っ張ったり、頭部48の中央部上面が上記床面より低くなって凹んだりしてその平面性が損なわれてしまうと、その出っ張りが邪魔になったり、何か物が移動する際にその出っ張りに乗り上げてその物にガタツキが発生したりして、フリーアクセスフロアの使用に支障を来たすおそれがある。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、平面部が形成される装置に設けられる平面部材にガタツキ音とかきしみ音やガタツキ等が発生することを防止することができると共に、上記装置の平面部の使用に支障を来たすことを防止することができる固定機構を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の固定機構は、
固定押圧部を有する板状部材を固定する固定機構であって、
頭部とネジ部を有するネジ締結部材と、
前記ネジ部が締結動作することにより下面を前記固定押圧部に接触させて下方に押圧するように設けられた弾性を有する緩衝部材と、
前記ネジ部が締結する締結部を有し、前記固定押圧部が下方に押圧されることにより固定される前記板状部材を支持する支持手段とを備え、
前記固定押圧部を下方に押圧する際に、前記緩衝部材が反り返ることを防止する補強部材を設け
前記補強部材が、
前記固定押圧部の上面に少なくとも前記緩衝部材の一部を介して対向して配置される第1板部と、
前記ネジ締結部材の頭部の下方に配置される第2板部とを有することを特徴とするものである。
また本発明の固定機構は、前記補強部材を前記緩衝部材と一体に設けたことを特徴とするものである。
また本発明の固定機構は、前記補強部材の第2板部が、前記ネジ締結部材の頭部と前記緩衝部材との間に挟まれて設けられることを特徴とするものである。
また本発明の固定機構は、前記補強部材の第2板部が、前記ネジ締結部材の頭部と一体に設けられることを特徴とするものである。
また本発明の固定機構は、前記緩衝部材の下面部に弾性突起部を形成したことを特徴とするものである。
また本発明の固定機構は、前記板状部材が、フリーアクセスフロアに用いられるフロアパネルであることを特徴とするものである。
このような本発明の固定機構によれば、
固定押圧部を有する板状部材を固定する固定機構であって、
頭部とネジ部を有するネジ締結部材と、
前記ネジ部が締結動作することにより下面を前記固定押圧部に接触させて下方に押圧するように設けられた弾性を有する緩衝部材と、
前記ネジ部が締結する締結部を有し、前記固定押圧部が下方に押圧されることにより固定される前記平面部材を支持する支持手段とを備え、
前記固定押圧部を下方に押圧する際に、前記緩衝部材が反り返ることを防止する補強部材を設けたことにより、
平面部が形成される装置に設けられる平面部材の固定押圧部上面に緩衝部材の下面が均一に接触、押圧することができると共に、上記装置の平面部の平面性が損なわれることを防止することができるため、平面部材にガタツキ音とかきしみ音やガタツキ等が発生することを防止することができると共に、上記装置の平面部の使用に支障を来たすことを防止することができる。
また、本発明の固定機構は、前記補強部材が、
前記固定押圧部の上面に少なくとも前記緩衝部材の一部を介して対向して配置される第1板部と、
前記ネジ締結部材の頭部の下方に配置される第2板部とを有することにより、
やはり平面部が形成される装置に設けられる平面部材の固定押圧部上面に緩衝部材の下面が均一に接触、押圧することができると共に、上記装置の平面部の平面性が損なわれることを防止することができる。
また、本発明の固定機構は、前記補強部材を前記緩衝部材と一体に設けたことにより、前記緩衝部材の半径外方周端部が前記平面部材の上面より上方に反り返ることを防止することができる。
また、本発明の固定機構は、前記補強部材の第2板部が、前記ネジ締結部材の頭部と前記緩衝部材との間に挟まれて設けられることにより、やはり前記緩衝部材の半径外方周端部が前記平面部材の上面より上方に反り返ることを防止することができる。
また、本発明の固定機構は、前記補強部材の第2板部が、前記頭部と一体に設けられることにより、やはり前記緩衝部材の半径外方周端部が前記平面部材の上面より上方に反り返ることを防止することができる。
また、本発明の固定機構は、前記緩衝部材の下面部に弾性突起部を形成したことにより、複数の前記平面部材の固定押圧部の厚さの違いを弾性突起部の弾性変形が吸収することにより、各平面部材のいずれかにガタツキが発生することを防止することができる。
また、本発明の固定機構は、前記平面部材がフリーアクセスフロアに用いられるフロアパネルであることにより、
平面部が形成されるフリーアクセスフロアに設けられるフロアパネルの固定押圧部上面に緩衝部材の下面が均一に接触、押圧することができると共に、フリーアクセスフロアの平面部の平面性が損なわれることを防止することができるため、フロアパネルにガタツキ音とかきしみ音やガタツキ等が発生することを防止することができると共に、フリーアクセスフロアの平面部の使用に支障を来たすことを防止することができる。
以下、本発明に係る固定機構を実施するための最良の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1から図7は、本発明の第1の実施の形態に係るパネル固定機構50について説明するために参照する図である。
図1から図3に示すように、本実施の形態に係るパネル固定機構50は、フリーアクセスフロア用のコンクリートパネル40(板状部材)を固定するために用いられるもので、パネル40を着脱可能に固定する頭部付ボルト55(ネジ締結部材)と、弾性を有しコンクリートパネル40を押圧する緩衝部材49と、頭部付ボルト55のオスネジ部56が締結するネジ孔52b(締結部)を有し、緩衝部材49により押圧されるパネル40を支持するパネル支持脚47(支持手段)とを備えた構成となっている。
頭部付ボルト55は、頭部58とオスネジ部56を有しており、この頭部58の凸テーパ面58aは緩衝部材49の凹テーパ面49aに係合可能となっているが、それらの凸テーパ面58aと凹テーパ面49a間は固定されておらず、それら両者間は互いに相対回転可能の状態となっている。
ちなみに頭部付ボルト55は鋼材により形成されており、緩衝部材49はゴム系の合成樹脂材等により形成されている。
コンクリートパネル40は、図2,3に示すように、緩衝部材49と、パネル支持脚47が有する調整台52の円板状のパネル支持部52aとの間に配置され、頭部付ボルト55が有するオスネジ部56を、パネル支持部52aの上ボス部52cに形成されたネジ孔52bにネジ締結させることにより、緩衝部材49とパネル支持部52aとの間に挟まれて固定されるようになっている。
図1,2においては、コンクリートパネル40が1枚だけ示されているが、4枚のパネル40相互間の境界線の交差部にその軸中心が来るようにパネル支持脚47を配置したときは、図10に示す従来例と同様に、パネル支持脚47の周りに4枚のパネル40の各隅部が配置されて、それらが共に固定、支持されることができることはいうまでもない。
図3,4に示すように、コンクリートパネル40の固定押圧部40aを形成するその円弧中心寄りの側には、パネル支持部52aから上方に突出する上ボス部52cの外周面に対向する円弧内周面40bが形成され、固定押圧部40aのその円弧中心から最も離れた側には、緩衝部材49の凸テーパ面49bに対向する凹テーパ面40cが形成されている。
図5から図7は、緩衝部材49を示す図であり、図5はその上面図、図6はその下面図、図7は図6における緩衝部材49のA−A線半断面図である。図6に示すように、緩衝部材49の下面側には、頭部付ボトル55のオスネジ部56が挿通する中心孔49gと同心円状にそれぞれ形成された、互いに径が異なる複数の環状の弾性突起部49cが形成されている。
図7に示すように、緩衝部材49の肉厚内部には、鋼材により形成された、径方向の断面がへの字状に折れ曲がった形状を有する、リング状の補強部材51が埋め込まれて設けられている。すなわち、補強部材51は、パネル40の固定押圧部40aの上面に緩衝部材49の一部を介して対向して配置される第1板部51aと、頭部付ボトル55の頭部58の凸テーパ面58aの下方に配置され、緩衝部材49の凹テーパ面49aに沿ってテーパ状に形成された第2板部51bとを有している。
このような補強部材51は、緩衝部材49の金型内に形成される空隙内に、補強部材51を位置決めして配置し、動かないように補強部材51を拘束してからその金型内の空隙内に、それが固化したときに緩衝部材49を形成する、流体状に溶けた材料を流し込んで成形することができるようになっている。
このように緩衝部材49の金型内に形成される空隙内に、補強部材51を位置決めして拘束するためには、図6に示す緩衝部材49に形成された4つの孔49eに相当する位置の各々に、補強部材51の高さ方向の位置決めを行う不図示のピンを配置すると共に、図5に示す緩衝部材49に形成された4つの孔49fに相当する位置の各々に、補強部材51の径方向の位置決めを行うための不図示の位置決め具を配置して行うようになっている。
このため、補強部材51を内包した、弾性を有する合成樹脂材製の緩衝部材49の成形後においては、上記不図示の位置決め用のピンと、上記不図示の位置決め具は取除かれるので、緩衝部材49の肉厚内には上記各4つの孔49e,49fがその跡に残ることになる。
このように構成されたパネル固定機構50によれば、緩衝部材49の肉厚内部には、鋼材により形成された、断面がへの字状に折れ曲がった形状を有する、リング状の補強部材51が埋め込まれて設けられているため、緩衝部材49の下面がパネル40の固定押圧部40aの上面を押圧する際に、その固定押圧部40aからの反力により緩衝部材49が反り返るような弾性変形を生じることを防止することができる。このため、緩衝部材49は固定押圧部40aの上面を均一に押圧することが可能となる。
このため、パネル40の上で人が歩いたり、物を運んだり、物を置いたりした際に発生するパネル40の微小上下変位を、緩衝部材49の弾性突起部49cの弾性変形が吸収して、パネル40にガタツキ音やきしみ音等が発生するのを防止することができる。
また、各パネル40の固定押圧部40aの厚さの違いを上記弾性突起部49cの弾性変形が吸収することにより、各パネル40のいずれかにガタツキが発生することを防止することができる。
また、上記緩衝部材49がパネル40の固定押圧部40aを下方に押圧するときに、その固定押圧部40aからの反力により、緩衝部材49の周端部が反り返ってパネル40の上面より上方に出っ張ることを防止して、フリーアクセスフロア上面の平面性が損なわれることを防止することができる。
このため、上方に反り返った部分がフリーアクセスフロア床面から上方に出っ張って邪魔になったり、何か物が移動する際にその出っ張りに乗り上げてその物にガタツキが発生したりすることを防止することができるので、フリーアクセスフロアの床面の使用に支障を来たすことを防止することができる。
図8,9は、本発明の第2の実施の形態に係る固定機構について説明するために参照する図である。
前記第1の実施の形態においては、補強部材51が緩衝部材49の肉厚内部に埋め込まれて設けられていたのに対し、この第2の実施の形態においては、補強部材51は緩衝部材49の肉厚内部に埋め込まれないで、単体で緩衝部材49から分離していて、緩衝部材49の凹テーパ面49aと前記頭部58の凸テーパ面58a間に、補強部材51のテーパ状の第2板部51bが挟まれて設けられる点において異なるものである。
なお、補強部材51の第2板部51bを、緩衝部材49と頭部付ボルト55の頭部58のいずれにも固定(接着、溶接等により)又は一体形成しないようにしてもよいが、その第2板部51bを頭部58の凸テーパ面58aの方のみに固定又は一体形成するようにしてもよい。
上記第2の実施の形態は、前記第1の実施の形態におけるような、図6に示す環状の複数の弾性突起部49cが形成される代わりに、図9に示すような、複数のスポット状の弾性突起部49dが不特定な位置に均等に分散配置されて形成されている点において異なるものである。
このような構成の第2の実施の形態によれば、前記第1の実施の形態における効果と同様の効果が得られるだけでなく、緩衝部材49と頭部付ボルト55の頭部58間で自由に相対回転可能な補強部材51が両者間に挟まれて設けられているので、頭部付ボルト55のオスネジ部56の締結時にその頭部58が回転しても、緩衝部材49は回転しないことが可能となっている。
このため、上記不特定な位置に均等に分散配置されて形成されている複数の弾性突起部49dが、頭部58と一緒に回転することを避けることができるので、その複数の弾性突起部49dはパネル40の固定押圧部40aの上面に垂直方向に押圧される動作だけを行わせることができるようになっている。このため、弾性突起部49dはその機能を十分に発揮することができると共に、頭部58と一緒に回転した場合のようにその形状が押し潰されて破壊されることを防止することができる。
なお、前記第1の実施の形態においては、図6に示すように、緩衝部材49の弾性突起部49cが中心孔49gと同心円状の環状に形成された場合について説明したが、その弾性突起部は渦巻状に形成してもよく、或は中心孔49gから放射方向(四方八方)に伸びるように形成してもよい。
また、前記実施の形態においては、フリーアクセスフロア用のパネルにコンクリートパネル40を用いた場合について説明したが、コンクリートパネル以外のどのようなパネルにも本発明を適用することができることはいうまでもない。
また、前記実施の形態においては、頭部付ボルト55にオスネジ部56を設けると共に、調整台52にネジ孔52bを設けた場合について説明したが、調整台52にオスネジ部を設け、頭部付ボルト55の側にネジ孔を設けたもの(この場合は、ボルトでなくナットになる)であってもよい。
また、前記実施の形態はフリーアクセスフロア用のパネルを固定する場合について説明したが、同様の効果が得られるものであれば、フリーアクセスフロア用のパネルを固定する場合に限定されず、フリーアクセスフロア以外の装置の、フリーアクセスフロアパネル以外の板状部材を固定する場合にも適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るパネル固定機構50を示す上面図である。 図1に示すパネル固定機構50の側面図である。 図2に示すパネル固定機構50の分解側面図である。 図3に示すコンクリートパネル40の固定押圧部40aを示す部分拡大上面図である。 緩衝部材49を示すその上面図である。 緩衝部材49を示すその下面図である。 図6における緩衝部材49のA−A線半断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示すその緩衝部材49と補強部材51の半断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る緩衝部材49の下面にスポット的に配置された弾性突起部49dが形成されたその緩衝部材49の下面図である。 従来のパネル固定機構を示すその概略上面図である。 図10に示すパネル固定機構のパネル境界面から見た側面図である。 従来のパネル固定機構の問題点を説明するための部分拡大側面図である。
符号の説明
40 コンクリートパネル
40a 固定押圧部
40b 円弧内周面
40c 凹テーパ面
45 頭部付ボルト
46 オスネジ部
47 パネル支持脚
48 頭部
48a 小頭部
48b 大頭部
49 緩衝部材
49a 凹テーパ面
49b 凸テーパ面
49c,49d 弾性突起部
49e,49f 孔
50 パネル固定機構
51 補強部材
51a 第1板部
51b 第2板部
52 調整台
52a パネル支持部
52b ネジ孔
52c 上ボス部
55 頭部付ボルト
56 オスネジ部
58 頭部
58a 凸テーパ面

Claims (6)

  1. 固定押圧部を有する板状部材を固定する固定機構であって、
    頭部とネジ部を有するネジ締結部材と、
    前記ネジ部が締結動作することにより下面を前記固定押圧部に接触させて下方に押圧するように設けられた弾性を有する緩衝部材と、
    前記ネジ部が締結する締結部を有し、前記固定押圧部が下方に押圧されることにより固定される前記板状部材を支持する支持手段とを備え、
    前記固定押圧部を下方に押圧する際に、前記緩衝部材が反り返ることを防止する補強部材を設け、
    前記補強部材が、
    前記固定押圧部の上面に少なくとも前記緩衝部材の一部を介して対向して配置される第1板部と、
    前記ネジ締結部材の頭部の下方に配置される第2板部と
    を有することを特徴とする固定機構。
  2. 前記補強部材を前記緩衝部材と一体に設けたことを特徴とする請求項1に記載の固定機構。
  3. 前記補強部材の第2板部が、前記ネジ締結部材の頭部と前記緩衝部材との間に挟まれて設けられることを特徴とする請求項1に記載の固定機構。
  4. 前記補強部材の第2板部が、前記ネジ締結部材の頭部と一体に設けられることを特徴とする請求項1に記載の固定機構。
  5. 前記緩衝部材の下面部に弾性突起部を形成したことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の固定機構。
  6. 前記板状部材が、フリーアクセスフロアに用いられるフロアパネルであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の固定機構。
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