JP5029398B2 - 車両の制御装置 - Google Patents
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Description
エンジン1は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの燃料を燃焼させて動力を出力する公知の動力装置であって、スロットル開度(吸気量)、燃料噴射量、点火時期などの運転状態を制御できるように構成されている。エンジン1の出力軸であるクランクシャフト11の回転数(エンジン回転数)はエンジン回転数センサ201によって検出される。エンジン1はECU100によって駆動制御される。
モータジェネレータMG1,MG2は交流同期電動機であって、電動機として機能するとともに発電機として機能する。モータジェネレータMG1,MG2はインバータ4を介してバッテリ5に接続されている。インバータ4は、ECU100によって制御され、そのインバータ4の制御により、モータジェネレータMG1,MG2の回生または力行(アシスト)が設定される。その際の回生電力はバッテリ5にインバータ4を介して充電される。また、モータジェネレータMG1,MG2の駆動用電力はバッテリ5からインバータ4を介して供給される。
動力分配機構2は、外歯歯車のサンギヤS21と、このサンギヤS21と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤR21と、サンギヤS21に噛み合うとともに、リングギヤR21に噛み合う複数のピニオンギヤP21と、この複数のピニオンギヤP21を自転かつ公転自在に保持するキャリアCA21とを備え、それらサンギヤS21、リングギヤR21及びキャリアCA21を回転要素として差動作用を行う遊星歯車機構である。
自動変速機3は、図2に示すように、ダブルピニオン型の第1遊星歯車機構31、シングルピニオン型の第2遊星歯車機構32、及び、2つのブレーキB1,B2などを備えた遊星歯車式の変速機であって、入力軸30が第2モータジェネレータMG2の回転軸に連結されている。また、自動変速機3の出力軸33はリングギヤ軸21(図1)に連結されている。
油圧制御回路300には、後述するリニアソレノイドバルブ及びコントロールバルブなどが設けられており、ソレノイドバルブの励磁・非励磁を制御して油圧回路を切り替えることによって自動変速機3のブレーキB1,B2の係合・解放を制御することができる。油圧制御回路300のリニアソレノイドバルブの励磁・非励磁は、ECU100からのソレノイド制御信号(指示油圧信号)によって制御される。
一方、ハイブリッド車両HVの運転席の近傍には図5に示すようなシフト操作装置8が配置されている。シフト操作装置8にはシフトレバー81が変位可能に設けられている。
ECU100は、図6に示すように、CPU101、ROM102、RAM103及びバックアップRAM104などを備えている。
まず、ECU100は、アクセル開度センサ205に出力信号に基づいてアクセル開度Acを算出するとともに、出力軸回転数センサ204に出力信号に基づいて車速Vを算出し、それらアクセル開度Ac及び車速Vに基づいて、図7に示すマップを参照して要求トルクTrを求める。
ECU100は、出力軸回転数センサ204に出力信号に基づいて車速Vを算出し、その車速Vに基づいて目標回転数を求める。具体的には、例えば図10に示すように、車速(出力軸回転数)Vをパラメータとし、各シーケンシャルシフトレンジS1〜S6毎に目標回転数(エンジン1の目標回転数)が設定されたシーケンシャルシフト変速線マップ(通常マップ)を用い、現在の車速V及びシフトレバー操作にて選択されたシーケンシャルシフトレンジS1〜S6の位置情報に基づいて、図10のシーケンシャルシフト変速線マップを参照して目標回転数を求め、動力分配機構2に連結した第1モータジェネレータMG1の運転状態を制御するという方法によって実行される。
ECU100は、上記と同様な処理により、アクセル開度Ac及び車速Vに基づいて図7に示すマップを参照してリングギヤ軸(プロペラシャフト)21に出力すべき要求トルクTrを算出し、この要求トルクTrに対応する要求動力がリングギヤ軸21に出力されるように、エンジン1及びモータジェネレータMG1,MG2(インバータ4)を駆動制御して所定の走行モードでハイブリッド車両HVを走行する。
まず、図1に示すハイブリッド車両HV、つまり、第2モータジェネレータMG2からの動力を有段式の自動変速機3を介して駆動輪(車軸)7に出力するハイブリッド車両HVにおいて、高負荷運転時(エンジン高回転時)には、第2モータジェネレータMG2の効率面から「Lo」のギヤ段で走行する方が有利であり、第2モータジェネレータMG2の発熱を抑えることができる。従って、ダウンシフト変速線を高速化して「Lo」走行領域を増やすことが有効であるが、上述したように、シーケンシャルシフトレンジ使用時でかつ高車速である場合はエンジン回転数が高いため、ダウンシフト変速中にアクセルペダルが踏み込まれると、第1モータジェネレータMG1による保護制御(エンジンオーバラン防止制御)が作動し、第2モータジェネレータMG2の吹けを抑制できなくなるので、ショックの発生が懸念される。また、摩擦係合要素の摩擦材の熱負荷増大が懸念される。
以上の例では、シーケンシャルモードで高車速走行している場合に、高車速ダウンシフト変速線が選択されたときに、エンジン回転数を下げる側に変更するシーケンシャルシフト変速線を用いてエンジン回転数制御を行っているが、これに限られることなく、高車速ダウンシフト変速線が選択されたときにシーケンシャルモードを禁止して、エンジン回転数を低下させるという構成を採用してもよい。このような構成においても、エンジン回転数が許容回転数(図12参照)の上限に到達すること(エンジン回転上限当たり)を防止することができ、ダウンシフト変速中に保護制御が作動しないようにすることが可能になるので、第2電動機の回転上昇(モータの吹き)を抑制することができる。これによって変速ショックを低減することができ、摩擦係合要素の摩擦材を保護することができる。
2 動力分配機構
21 リングギヤ軸
3 自動変速機
B1,B2 ブレーキ(摩擦係合要素)
4 インバータ
5 バッテリ(蓄電装置)
7 駆動輪
8 シフト操作装置
S シーケンシャルポジション
MG1 第1モータジェネレータ
MG2 第2モータジェネレータ
100 ECU
201 エンジン回転数センサ
203 入力軸回転数センサ
204 出力軸回転数センサ
206 シフトポジションセンサ
Claims (1)
- エンジンと、前記エンジンと駆動輪との間に設けられ、当該エンジンからの動力の少なくとも一部を駆動輪に出力する差動部と、前記差動部の回転要素に連結された第1電動機と、前記差動部と前記駆動輪との間に有段式の自動変速機を介して連結された第2電動機とを備え、エンジン回転数を複数のシフト段に離散的に変速可能なシーケンシャルモードの選択が可能な車両の制御装置において、
通常時のダウンシフト変速線、または、前記通常時のダウンシフト変速線よりも高車速側に設定された高車速ダウンシフト変速線に基づいて前記自動変速機のダウンシフト変速操作の要否を判定する変速判定手段と、
前記各シフト段毎に目標回転数が設定された通常マップ、または、前記各シフト段毎の目標回転数が前記通常マップに対して低い側に設定された低車速側マップを用いて前記エンジンの回転数を制御する制御手段とを備え、
前記第2電動機の温度が所定の判定閾値よりも高くなった場合に前記高車速ダウンシフト変速線が選択されるように構成されているとともに、
前記シーケンシャルモードが選択されている場合に、前記高車速ダウンシフト変速線が選択されたときには、前記低車速側マップを用いて前記エンジンの回転数を制御するように構成されていることを特徴とする車両の制御装置。
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JP2008028962A JP5029398B2 (ja) | 2008-02-08 | 2008-02-08 | 車両の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008028962A JP5029398B2 (ja) | 2008-02-08 | 2008-02-08 | 車両の制御装置 |
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