JP5029008B2 - 建設機械のスタータスイッチ - Google Patents

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Description

本発明は油圧ショベル等の建設機械において、エンジンのスタータモータ等の電気設備を電源に対し接続/遮断するスタータスイッチに関するものである。
油圧ショベルを例にとって背景技術を説明する。
油圧ショベルは、図7に示すようにクローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2が縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体2に作業アタッチメント3が装着されて構成される。
上部旋回体2にはキャビン(運転室)4が設けられ、このキャビン4内における運転席Sの近くに設けられた合成樹脂製のスイッチパネル5にスタータスイッチ6が設けられている。
このスタータスイッチ6は、図8に示すように導電性(金属製)のスイッチ本体7と、このスイッチ本体7をスイッチパネル5に取付けるためのリングナット8とから成っている。
スイッチ本体7は、筒状のボディ9と、このボディ9に嵌め込まれた回転部10とを備え、回転部10がキー穴(図示しない)に差し込まれたキー11で回転操作されることにより、回転部10とボディ9との間に設けられた接点が開閉するように構成されている。
このスイッチ本体7(接点)には電源線12及び設備配線13が接続され、図9に示すように電源線12…が電源としてのバッテリ14に、設備配線13がスタータモータ15及び他の電気設備16にそれぞれ接続される。
バッテリ14のマイナス電極は、電源アース線17を介して上部旋回体2のアース部(通常は図4の上部旋回体2を構成するアッパーフレーム)18に接続される。
以上の構成のうち、油圧ショベルにおいてキャビン内に設けられた合成樹脂製のスイッチパネルにスタータスイッチを取付ける点は特許文献1に示されている。
特開平11−181835号公報
最近の油圧ショベルにおいては、エンジン、油機等のコンピュータ制御化に伴い、図9中の他の電気設備16としてコントローラ等の電子機器が装備されている。
このような状況下で、スタータスイッチ6のスイッチ本体7は、上記のように非導電体である合成樹脂製のスイッチパネル5に対し電気的に孤立した状態で設けられているため、機械の運転に際してオペレータが最初に同スイッチ6を操作しようとすると(キー11を差し込む、あるいはその前に手指がリングナット8に触れると)、とくに乾燥した冬場等に人体からスイッチ本体7に静電気が誘導されて設備配線13にサージ電圧が立ち、電子機器に大電流が流れて誤動作したり故障したりする問題が発生していた。
なお、キースイッチの技術分野において、スイッチにアースをとる技術は公知であるが、いずれもスイッチの操作部分(たとえば押しボタンスイッチのボタン)そのものが摩擦により帯電した状態で人体に放電しショックを与えることを防止するものであり、機器の保護のための静電気対策をとった構成のものはなかった。
そこで本発明は、始動操作時に人体からスイッチ本体に誘導される静電気が電子機器に悪影響を与えることを確実に防止できる建設機械のスタータスイッチを提供するものである。
請求項1の発明は、キー操作されてエンジンのスタータモータを含む電気設備を電源に対し接続/遮断する建設機械のスタータスイッチであって、合成樹脂製のスイッチパネルと、このスイッチパネルに取付けられる導電性のスイッチ本体と、上記スイッチパネルと上記スイッチ本体の間に挟み込まれて取付けられた導電性のリング部材とを具備し、このリング部材の外周にアース端子が設けられ、このアース端子がアース線を介して機械本体のアース部に接続されたものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、クローラ式の下部走行体上に、キャビンを備えた上部旋回体が縦軸まわりに旋回自在に搭載されて機械本体が構成され、スイッチ本体が上記キャビン内に設けられたスイッチパネルに取付けられるとともに、アース端子がアース線を介して、上記キャビンを構成するアース部としてのキャビンフレームに接続されたものである
本発明によると、合成樹脂製のスイッチパネルに取付けられる導電性のスイッチ本体にアース端子を設け、このアース端子をアース線を介して機械本体のアース部(請求項2ではキャビンフレーム)に接続したから、機械の始動操作時(キーを差し込んだとき、あるいはリングナットに手指が触れたとき等)に、人体からの静電気によってスイッチ本体が帯電しても、その静電気を直ちにアースに落とすことができる。
このため、従来のように設備配線にサージ圧が立って大電流が流れ、コントローラ等の電子機器に悪影響を及ぼす事態を確実に防止することができる。
また、アース端子付きのリング部材をスイッチ本体とスイッチパネルとの間に挟み込んで取付ける構成としたから、アース端子を最適の位置に、ねじ止め等の面倒な作業なしで簡単に取付けることができる
さらに、アース部に最も近い位置やアース線が他の配線の邪魔にならない位置等、状況に応じた最適の位置を選んでアース端子を配置することができる。
本発明の参考形態及び実施形態を図1〜図6によって説明する。
図1は参考形態及び実施形態に共通の配線図で、図9に示す従来技術と同様に、スタータスイッチ20(スイッチ本体21)に電源線22及び設備配線23が接続され、電源線22が電源としてのバッテリ24に、設備配線23がスタータモータ25、及びコントローラ等の電子機器を含む他の電気設備26にそれぞれ接続される。
なお、バッテリ24のマイナス電極に接続された電源アース線27がアース部(図4の上部旋回体2を構成するアッパーフレーム)28に接続される点は従来と同じである。
各参考形態及び実施形態において、スイッチ本体21の外周にアース端子29が設けられ、このアース端子29に接続されたアース線30がアース部31(図7のキャビン4を構成するキャビンフレームで、元々、アッパーフレームに対して導電状態にある)に接続される。
第1参考形態(図2参照)
スタータスイッチ20は、導電性(金属製)のスイッチ本体21と、このスイッチ本体21を合成樹脂製のスイッチパネル32に取付けるためのリングナット33とから成っている。
スイッチ本体21は、筒状のボディ34と、このボディ34に嵌め込まれた回転部35とを備え、回転部35がキー穴(図示しない)に差し込まれたキー36で回転操作されることにより、回転部35とボディ34との間に設けられた接点が開閉するように構成されている。 以上の構成は後述する他の実施形態も同じである。
第1参考形態においては、スイッチ本体21のボディ34の外周にアース端子(幹符号29に、実施形態ごとに異なる枝符合A,B…を付して示す)29Aが一体物として突設され、アース線30がこのアース端子29Aにコネクタ37を介して接続されている。
この構成により、機械の始動操作時(キー36を差し込んだとき、あるいはその前にリングナット33に手指が触れたとき等)に、人体からの静電気によってスイッチ本体21が帯電しても、その静電気を直ちにアース線30を介してアース部31に落とすことができる。
このため、従来のように設備配線にサージ圧が立って大電流が流れ、他の設備26、とくにコントローラ等の電子機器に悪影響を及ぼす事態を確実に防止することができる。
また、第1参考形態ではアース端子29Aをスイッチ本体21の外周面に一体物として突設しているため、別体のアース端子を取付ける手間が不要となる。
他の参考形態及び実施形態(図3〜図6参照)
以下の参考形態及び実施形態において、第1参考形態との相違点のみを説明する。
図3に示す第2参考形態においては、スイッチ本体21のボディ34の外周面に板状のアース端子29Bがねじ38によって取付けられ、このアース端子29Bにアース線30が接続されている。
図4に示す本発明の実施形態においては、スイッチ本体21のボディ34とスイッチパネル32との間に導電性(金属製)のリング部材39が挟み込まれた状態で取付けられている。
このリング部材39の外周にアース端子29Cが一体に突設され、このアース端子29Cにアース線30がコネクタ40を介して接続されている。
図5,6に示す第3参考形態においては、スイッチ本体21のボディ34の外周に、径方向のバネ力を備えたC字形の導電性のリング体41が弾性的に嵌着され、このリング体41に一体に突設されたアース端子29Dにアース線30がコネクタ42を介して接続されている。
上記第2、第3参考形態及び実施形態によると、スイッチ本体21とは別体のアース端子29B,29C,29Dを同本体21の外周に取付けるため、アース部31に最も近い位置やアース線30が他の配線の邪魔にならない位置等、状況に応じた最適の位置を選んでアース端子29B,29C,29Dを配置することができる。
この場合、図4に示す実施形態のようにアース端子29C付きのリング部材39をスイッチ本体21(ボディ34)とスイッチパネル32との間に挟み込んで取付ける構成、及び図5,6に示す第3参考形態のようにアース端子29D付きのC字形のリング体41をスイッチ本体21の外周に弾性的に嵌着する構成をとれば、アース端子29C,29Dを最適の位置に、ねじ止め等の面倒な作業なしで簡単に取付けることができる。
ところで、その他の参考形態として、スイッチ本体21のボディ34の外周に雄ねじを設け、これにアース端子を備えた雌ねじ付きのリング部材をねじ込んで取付ける構成が考えられる。
あるいは、図5,6に示す第3参考形態のリング体41を平面視C字形の筒状、または周方向複数個所にすり割りを備えた筒状とし、これをボディ34の外周に弾性的に嵌め込む構成をとることも考えられる。
また、上記実施形態ではキャビンを備えた油圧ショベルにおいて、キャビンフレームをアース部31としてこれにアース線30を接続する構成をとったが、キャビンの無い油圧ショベルでは、上部旋回体のアッパーフレームをアース部31としてこれにアース線30を接続する構成をとればよい。
本発明の参考形態及び実施形態に共通の配線図である。 本発明の第1参考形態を示す断面図である。 本発明の第2参考形態を示す断面図である。 本発明の実施形態を示す断面図である。 本発明の第3参考形態を示す断面図である。 図5のVI−VI線断面図である。 油圧ショベルの概略側面図である。 従来のスタータスイッチを示す断面図である。 従来の配線図である。
1 下部走行体
2 上部旋回体
4 キャビン
20 スタータスイッチ
21 スイッチ本体
22 電源線
23 設備配線
24 バッテリ
25 スタータモータ
26 他の電気設
9C アース端子
30 アース線
31 アース部
32 スイッチパネ
4 ボディ
35 回転部
36 キー
39 リング部

Claims (2)

  1. キー操作されてエンジンのスタータモータを含む電気設備を電源に対し接続/遮断する建設機械のスタータスイッチであって、合成樹脂製のスイッチパネルと、このスイッチパネルに取付けられる導電性のスイッチ本体と、上記スイッチパネルと上記スイッチ本体の間に挟み込まれて取付けられた導電性のリング部材とを具備し、このリング部材の外周にアース端子が設けられ、このアース端子がアース線を介して機械本体のアース部に接続されたことを特徴とする建設機械のスタータスイッチ。
  2. クローラ式の下部走行体上に、キャビンを備えた上部旋回体が縦軸まわりに旋回自在に搭載されて機械本体が構成され、スイッチ本体が上記キャビン内に設けられたスイッチパネルに取付けられるとともに、アース端子がアース線を介して、上記キャビンを構成するアース部としてのキャビンフレームに接続されたことを特徴とする請求項1記載の建設機械のスタータスイッチ。
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