JP5027692B2 - 電気錠 - Google Patents

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Description

本発明は、電動サムターンによってデッドボルトを出没させる電気錠に関するものである。
従来より、電動サムターンを備えた電気錠が知られている(例えば特許文献1参照)。電動サムターンはモータを備え、モータの駆動力により扉の端面から突没自在に設けたデッドボルトを突没させて、扉の解施錠を行うものである。
実公平6−39027号公報
ところで、上述したような従来の電気錠にあっては、電動で施解錠を行うだけでなく手動で施解錠を行う場合もあり、例えば停電時に手動で施解錠を行おうとすると、モータのセルフロックがかかってしまい、電動駆動部が停止したままでもデッドボルトを出没させるための出力部材を回転可能とする必要がある。
出力部材と電動駆動部は同心状に回転するもので、同一の回転平面上に、電動駆動部の当接部と出力部材の被当接部とを交互に配置する。出力部材は、デッドボルトが突出する施錠位置とデッドボルトが没入する解錠位置との間の所定角度を回動自在とする。
電動駆動部の当接部は、待機状態において原点に位置し、施錠動作時に原点から施錠動作位置に回転すると共に解錠動作時に解錠動作位置に回転し、施解錠動作が終わると原点に復帰する。出力部材は、電動駆動部の当接部が原点に位置していると、施錠位置と解錠位置の間を任意に回動可能となり、電動駆動部の当接部が施錠動作位置に位置すると出力部材は施錠位置に位置して施錠がなされ、電動駆動部の当接部が解錠動作位置に位置すると出力部材も解錠位置に位置して解錠がなされるものである。
ところで、このような電気錠においては、出力部材の位置(電動サムターンが収容されるサムターンケーシングに対する回転角度)と電動駆動部の位置とを正確に把握して制御する必要があり、正確な位置の検知を要するものであった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、回転することによりデッドボルトを突没させる出力部材と、正逆回転自在なモータの回転駆動力を伝達して出力部材を回転させる電動駆動部と、出力部材に剛に連結され手動による回転駆動力を出力部材に伝達するハンドルと、出力部材及び電動駆動部を収容すると共にモータを固定するサムターンケーシングとで構成される電動サムターンを備えた電気錠において、出力部材と電動駆動部のサムターンケーシングに対する位置を正確に検知することができる電気錠を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、電動サムターンを、回転することによりデッドボルトを突没させる出力部材と、正逆回転自在なモータの回転駆動力を伝達して出力部材を回転させる電動駆動部と、出力部材に剛に連結され手動による回転駆動力を出力部材に伝達するハンドルと、出力部材及び電動駆動部を収容すると共にモータを固定するサムターンケーシングとで構成し、出力部材はデッドボルトが突出する施錠位置とデッドボルトが没入する解錠位置との間の所定角度を回動自在とし、該出力部材及び電動駆動部の回転軸に垂直な同一平面の該回転軸を中心とする同心円の周方向の一部に電動駆動部の当接部と出力部材の被当接部とをそれぞれ設け、前記電動駆動部の当接部を前記同心円の周方向の回転中心を挟む互いに対向する部分に一対設けると共に、出力部材の被当接部を前記同心円の周方向の回転中心を挟む互いに対向する部分に一対設けて前記当接部と被当接部とを前記同心円の周方向に交互に配置し、電動駆動部の当接部は、出力部材が施錠位置にある施錠待機状態で両側の被当接部のうちの一方に当接又は近接する原点で待機し、施錠待機状態から解錠する時には電動駆動部を一方向に回転させて当接部を前記一方の被当接部に押圧して出力部材を解錠位置に回転させる解錠動作を行った後、前記原点に復帰させて他方の被当接部に当接又は近接して待機する解錠待機状態とし、解錠待機状態から施錠する時には電動駆動部を逆方向に回転させて当接部を前記他方の被当接部に押圧して出力部材を施錠位置に回転させる施錠動作を行った後、前記原点に復帰させて一方の被当接部に当接又は近接して待機する施錠待機状態とし、手動で施錠待機状態から解錠する時には被当接部が原点に位置した状態で出力部材を解錠位置に回転させて解錠待機状態とすると共に、手動で解錠待機状態から施錠する時には被当接部が原点に位置した状態で出力部材を施錠位置に回転させて施錠待機状態とする電気錠において、出力部材が施錠位置にあるか解錠位置にあるかを検知する施解錠検知手段の検知部をサムターンケーシングに対して固定し且つ被検知部を出力部材に固定し、前記検知部及び被検知部とは干渉せず電動駆動部の当接部が原点にあるか否かを検知する原点検知手段の検知部をサムターンケーシングに対して固定し且つ被検知部を電動駆動部に固定して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、出力部材が施錠位置にあるか解錠位置にあるかを検知すると共に、電動駆動部の当接部が原点にあるか否かを検知することができ、デッドボルト及び出力部材と電動駆動部の確実な動作を行うように制御することが可能となる。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、施解錠検知手段及び原点検知手段の検知部としてリードスイッチからなる磁気検知素子を用いると共に被検知部として磁石を用い、施解錠検知手段の検知部及び被検知部と原点検知手段の検知部及び被検知部のうち、一方の検知部の検知する磁束の方向及び被検知部の磁束の方向が出力部材及び電動駆動部の回転の周方向と為す角を、他方の検知部の検知する磁束の方向及び被検知部の磁束の方向が出力部材及び電動駆動部の回転の周方向と為す角と異ならせて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、容易に施解錠検知手段の検知部及び被検知部と原点検知手段の検知部及び被検知部とが干渉しないようにすることができる。
また、請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明において、施解錠検知手段と原点検知手段の検知部及び被検知部のうち、一方の検知部及び被検知部をリードスイッチ及び磁石で構成すると共に、他方の検知部及び被検知部をホール素子及び磁石で構成して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、安価に磁気検知素子としての検知部を構成することができる。
また、請求項4に係る発明は、請求項1に係る発明において、施解錠検知手段と原点検知手段の検知部及び被検知部のうち、一方の検知部及び被検知部を磁気検知素子及び磁石で構成すると共に、他方の検知部及び被検知部を互いに離接する電気接点で構成して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、容易に施解錠検知手段の検知部及び被検知部と原点検知手段の検知部及び被検知部とが干渉しないようにすることができる。
また、請求項5に係る発明は、請求項1に係る発明において、施解錠検知手段と原点検知手段の検知部及び被検知部のうち、一方の検知部及び被検知部を磁気検知素子及び磁石で構成すると共に、他方の検知部及び被検知部を発光・受光部及び反射部で構成して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、容易に施解錠検知手段の検知部及び被検知部と原点検知手段の検知部及び被検知部とが干渉しないようにすることができる。
また、請求項6に係る発明は、請求項2乃至5のいずれか一項に係る発明において、サムターンケーシングに施解錠検知手段及び原点検知手段の検知部を設ける回路基板を固定し、回路基板に検知部の収容孔を形成して該収容孔に検知部を収容して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、検知部を設けた回路基板の検知部を含めた厚みを薄くして小型化に寄与するものである。
また、請求項7に係る発明は、請求項6に係る発明において、電動駆動部を電動駆動部ケーシング内に収容すると共に、施解錠検知手段及び原点検知手段の検知部を設ける回路基板を電動駆動部ケーシングに固定して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、これらの部品をユニット化して部品管理を簡便化することができ、また、ユニット化することで、検知部及び被検知部の距離を一定にして検知精度を向上させることができる。
また、請求項8に係る発明は、請求項2乃至7のいずれか一項に係る発明において、検知部として磁気検知素子を複数用い、前記全検知部にて被検知部を検知した時に検知部での検知を認めて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、検知部が被検知部を検知したと認められる範囲が狭くなって、検知精度が向上するものである。
本発明にあっては、デッドボルトを突没させる出力部材と、正逆回転自在なモータの回転駆動力を伝達して出力部材を回転させる電動駆動部と、出力部材に剛に連結され手動による回転駆動力を出力部材に伝達するハンドルと、出力部材及び電動駆動部を収容すると共にモータを固定するサムターンケーシングとで構成される電動サムターンを備えた電気錠において、出力部材が施錠位置にあるか解錠位置にあるかを検知すると共に、電動駆動部の当接部が原点にあるか否かを検知することができ、デッドボルト及び出力部材と電動駆動部の確実な動作を行うように制御することが可能となる。
以下、本発明の第1の実施形態について図1〜図5に基づいて説明する。
本実施形態では、図4に示すように、扉Dは錠前Lが埋設され、錠前にデッドボルトDBが扉Dの端面から突没自在となるように収容されると共に、錠前にはキーシリンダーKCと電動サムターン1が取り付けられる。電気錠は、電動サムターン1が備えているモータ2によってデッドボルトDBを突没させるものである。
電動サムターン1は、図2に示すように、サムターンケーシング10内に、正逆回転自在なモータ2と、動力伝達機構Kとを収容して構成されるものである。動力伝達機構Kは、モータ2の回転軸21に接続されて該回転軸21を中心に自転又は公転を行う回転入力部と、該回転入力部の回転を減速して出力する複数の歯車からなり、該動力伝達機構Kの回転力を出力する出力軸90をモータ2の回転軸21と略同軸に設けるもので、本実施形態では、回転入力部としての入力歯車3と、入力歯車3と噛み合う複数の周回歯車4と、複数の周回歯車4と噛み合う固定環状歯車5a及び回転環状歯車5bと、複数の周回歯車4を保持する周回歯車保持部材6とで主体が構成される。
サムターンケーシング10は、本実施形態では、有底円筒状をしたケーシング本体11と、ケーシング本体11の開口を塞ぐ手動操作用のハンドル15と、からなるもので、ケーシング本体11の底部11aの中央部には、後述する出力軸90が挿通される開口13が形成してある。便宜上、蓋部12を設けた方を上方、ケーシング本体11の底部11aの方を下方とする。
手動操作用のハンドル15は、手動による回転駆動力を出力部材9に伝達するもので、図2、図3に示すように略円形状をした天蓋部15aの周縁から、サムターンケーシング10の筒方向に長い略円筒状をした摘まみ部16を側面に設けてある。摘まみ部16の下端縁には、ケーシング本体11の上端の開口内に緩く嵌合される嵌合部17が形成してあり、ケーシング本体11に対して回転自在に嵌合される。更に、嵌合部17には、ケーシング本体11の内面に沿って下方に伸びる手動用アーム18が下方に向けて設けてあり、手動用アーム18の下端部は、回転することによりデッドボルトDBを突没させる出力部材9に剛に連結される。
入力歯車3は、モータ2の回転軸21に接続固定されるもので、モータ2の回転軸21と共に回転自在となっている。本実施形態では、モータ2の外面から互いに反対方向に突出する取付アーム22が設けてあり、この取付アーム22の先端部付近に穿設したボルト挿通孔23にボルト24を挿通して、このボルト24をサムターンケーシング10の底部11aに形成した螺着孔(図示せず)に螺着することで、環状歯車5を取付アーム22とサムターンケーシング10の底部11aとでボルト24の締結力により挟持して、モータ2と環状歯車5とをサムターンケーシング10に対して固定するものである。そして、モータ2の下側に突出する回転軸21の先端に入力歯車3が固定してあり、入力歯車3はサムターンケーシング10に対して位置が固定された状態で回転自在となっている。入力歯車3には、複数の周回歯車4が噛み合うものである。
周回歯車4は、入力歯車3と噛み合って入力歯車3の周囲を転動するもので、複数の周回歯車4が入力歯車3の周囲に等角度で配置されるが、これにあたっては、後述する周回歯車保持部材6によって複数の周回歯車4の相互の位置が保持されるものである。本実施形態では、周回歯車4の上側の半部は固定環状歯車5aと噛み合うと共に、周回歯車4の下側の半部は回転環状歯車5bと噛み合う。
固定環状歯車5aは、周回歯車4の上側の半部と噛み合う内歯50aを有していて、外面から互いに反対方向に突出するように固定アーム51を設けてあり、この固定アーム51の先端部付近に穿設したボルト挿通孔52にボルト24が挿通されて、サムターンケーシング10に対して固定してある。
回転環状歯車5bは、電動による回転駆動力を出力部材9に伝達する電動駆動部となるもので、周回歯車4の下側の半部と噛み合う内歯50bが形成してあると共に、下側の端部に円板状の底蓋53が形成してある。
そして、図1(b)に示すように、出力部材9及び電動駆動部(回転環状歯車5b)の回転軸に垂直な同一平面の該回転軸を中心とする同心円の周方向の一部に電動駆動部の当接部58aと出力部材9の被当接部94とをそれぞれ設け、前記電動駆動部の当接部58aを前記同心円の周方向の回転中心を挟む互いに対向する部分に一対設けると共に、出力部材9の被当接部94を前記同心円の周方向の回転中心を挟む互いに対向する部分に一対設けて、前記当接部58aと被当接部94とを前記同心円の周方向に交互に配置するもので、以下に説明する。
本実施形態では、電動駆動部となる回転環状歯車5bの底蓋53の下面に、底蓋53より小径の下台部56が下方に突設してあり、この下台部56には一直径部分にスライダ収容部としてのスライダ配置溝57が形成してあり、このスライダ配置溝57にスライダ58が配設してある。スライダ58は、付勢手段としての伸縮ばね58bの両端部に、先端部が山型あるいは先端部の中央が膨らんだ当接部58aを固定して構成されるもので、伸縮ばね58bを収縮させて当接部58aを外側に付勢した状態でスライダ配置溝57に収容される。
上記固定環状歯車5aと回転環状歯車5bの内径は同じに形成してあるが、固定環状歯車5aの内歯50aと回転環状歯車5bの内歯50bの歯数を違えてある。
周回歯車保持部材6は、板状をしたもので、本実施形態では複数の周回歯車4の上下に配置される上板61と下板62の二枚の板状部材で構成される。上板61は、中央部にモータ2の回転軸21が挿通される回転軸挿通孔63が形成してあると共に、上板61の前記回転軸挿通孔63の周囲には、入力歯車3の周囲に等角度で配置される複数の周回歯車4の回転(自転)中心に対応する位置に、枢支軸64aが下面から下方に向けて突設してある。下板62の前記枢支軸64aに対応する位置には枢支軸64aの先端が嵌入される嵌入孔64bが穿設してある。そして、各周回歯車4の回転中心に形成してある中心孔40に前記枢支軸64aを挿入させることで、枢支軸64aを中心として各周回歯車4が回転することとなって各周回歯車4の相互の位置関係が保持される。上板61と下板62とは、下板62から突出した連結腕65の先端を上板61に固定することで、互いに固定されている。
出力部材9は、下面の中心部から出力軸90を下方に突設した略円形状の板部91と、板部91の周縁から下方に突出する筒状側面部92とで形成されるもので、筒状側面部92に形成した切欠92aにハンドル15の手動用アーム18の下端部が嵌め込まれて連結される。
出力部材9の上面には、スライダ58の当接部58aが周方向に一定長さ(角度)移動可能となるスライダ移動スペース93bが形成される。スライダ移動スペース93bは、前記のようにスライダ58(正確には当接部58a)が周方向に一定長さ移動可能となるように、スライダ移動スペース93bの両端部(少なくとも一端部)に被当接部94を設けて形成するもので、出力部材9の上面に中心から互いに反対方向となる二箇所に上方に向けて突設して形成してあり、出力部材9の周方向の両被当接部94間がスライダ移動スペース93bとなって、この両スライダ移動スペース93bにそれぞれ回転環状歯車5bの下面に突設したスライダ58が位置して、両被当接部94間をスライダ58が移動可能となるものである。
以上により、当接部58aと被当接部94が形成してある。
モータ2の出力により出力軸90を回転させる場合には、モータ2の回転によって回転環状歯車5bが回転力をもって回転し、回転環状歯車5bの下面に突設したスライダ58が、出力部材9の上面に設けたスライダ移動スペース93bの端部において被当接部94を押圧して出力部材9を回転させることで、出力部材9に設けた出力軸90が回転して回転力が伝達される。
そして、停電等でモータ2を駆動することができない場合、手動操作用のハンドル15を回転操作することで、ハンドル15の手動用アーム18を介して出力部材9を回転させることで、出力部材9に設けた出力軸90が回転して回転力が伝達される。
ここで、施錠及び解錠時における、出力部材9と、回転環状歯車5bのそれぞれの位置(サムターンケーシング10に対する角度)について説明する。
出力部材9は、その回転によりデッドボルトDBが突没して施解錠が行なわれるもので、デッドボルトDBが突出して施錠状態となる図5(a)(d)に示す角度の施錠位置と、デッドボルトDBが没入して解錠状態となる図5(b)(c)に示す角度の解錠位置と、の間(本実施形態では90°)を回転自在となっている。
回転環状歯車5bは、図5(a)(c)に示す待機状態と、図5(d)に示す待機状態から一方向に所定角度(本実施形態では90°)回転した施錠状態と、図5(b)に示す待機状態から前記一方向と反対方向に所定角度(本実施形態では90°)回転した解錠状態と、の間(本実施形態では計180°)を回転自在となっていて、それぞれの状態におけるスライダ58の位置を原点、施錠動作位置、解錠動作位置とする。
また、出力部材9のスライダ移動スペース93bは、待機状態の回転環状歯車5bのスライダ58の位置を固定した場合に、出力部材9が施錠位置と解錠位置の間を丁度回転可能なように所定角度(本実施形態では90°)形成してある。
施錠状態から電動で解錠する場合、まず、出力部材9は図5(a)に示す施錠位置にあると共に回転環状歯車5bのスライダ58は原点にある。次に、モータ2の回転によって回転環状歯車5bが回転して図5(b)に示すようにスライダ58が解錠動作位置に移動するが、この時、スライダ移動スペース93bの端部に位置しているスライダ58が出力部材9の被当接部94を押し回すことで、出力部材9が解錠位置に移動して解錠状態となる。そして、モータ2が逆回転して図5(c)に示すようにスライダ58が原点に復帰するが、この時は、スライダ58はスライダ移動スペース93bの一端部から他端部へと移動するのみで、出力部材9は回転しない。
施錠状態から手動で解錠する場合、まず、出力部材9は図5(a)に示す角度の施錠位置にあると共に回転環状歯車5bのスライダ58は原点にあり、次に、ハンドル15を摘まんで回転することで該ハンドル15と一体的に連結してある出力部材9を直接回転させ、出力部材9を解錠位置に移動させて図5(c)に示す解錠状態とする。この時、スライダ58は原点に停止したままだが、出力部材9の際にスライダ58はスライダ移動スペース93bの一端部から他端部へと移動するのみで、出力部材9と、スライダ58及び回転環状歯車5bとの干渉は避けられる。
解錠状態から電動で施錠する場合、まず、出力部材9は図5(c)に示す角度の解錠位置にあると共に回転環状歯車5bのスライダ58は原点にある。次に、モータ2の回転によって回転環状歯車5bが回転して図5(d)に示すスライダ58が施錠動作位置に移動するが、この時、スライダ移動スペース93bの端部に位置しているスライダ58が出力部材9の被当接部94を押し回すことで、出力部材9が施錠位置に移動して施錠状態となる。そして、モータ2が逆回転して図5(a)に示すスライダ58が原点に復帰するが、この時は、スライダ58はスライダ移動スペース93bの一端部から他端部へと移動するのみで、出力部材9は回転しない。
解錠状態から手動で施錠する場合、まず、出力部材9は図5(c)に示す解錠位置にあると共に回転環状歯車5bのスライダ58は原点にあり、次に、ハンドル15を摘まんで回転することで該ハンドル15と一体的に連結してある出力部材9を直接回転させ、出力部材9を施錠位置に移動させて図5(a)に示す施錠状態とする。この時、スライダ58は原点に停止したままだが、出力部材9の際にスライダ58はスライダ移動スペース93bの一端部から他端部へと移動するのみで、出力部材9と、スライダ58及び回転環状歯車5bとの干渉は避けられる。
モータ2が停止した状態では動力伝達機構Kの各歯車の回転が自己保持(セルフロック)されてしまうため、出力軸90を周回歯車保持部材6に設けた上記第1の実施形態及び出力軸90を回転環状歯車5bに設けた上記第2〜第6の実施形態においては、出力軸90を回転させることはできない。そこで、第7の実施形態のような構成とすることで、ハンドル15を摘まんで手動で回転させた場合、ハンドル15の手動用アーム18を介して出力部材9が回転するが、出力部材9の被当接部94は回転環状歯車5bのスライダ58から離れて、回転環状歯車5bのスライダ58が相対的に出力部材9の被当接部94間のスライダ移動スペース93bを移動することとなって、出力部材9は回転環状歯車5bと干渉することなく回転可能となり、モータ2が停止した状態でもハンドル15を回転させることで出力軸90を回転させることが可能となるものである。
出力軸90が何らかの原因でロックされたような場合には、動力伝達機構Kの各歯車は回転せずにモータ2に過負荷がかかって大きなトルクが生じるが、この時、先端部が山型あるいは先端部の中央が膨らんだ当接部58aが、出力部材9の上面に設けたスライダ移動スペース93bの端部の被当接部94に押圧されて伸縮ばね58bが収縮する方向に力を受けて、両当接部58aがスライダ配置溝57内に没入し、回転環状歯車5bは出力部材9の被当接部94による規制がなくなって回転する所謂トルクリミット機能が働くこととなる。これにより、出力軸90及び出力部材9がロックされた場合、回転環状歯車5bは出力部材9に対して回転してモータ2に過負荷が掛かってしまうのを防止することができる。
そして本発明では、出力部材9が施錠位置にあるか解錠位置にあるかを検知する施解錠検知手段7と、電動駆動部の当接部が原点にあるか否かを検知する原点検知手段8を設けるものである。
施解錠検知手段7は、被検知部72が近接した時に検知する検知部71をサムターンケーシング10に対して固定すると共に、被検知部72を出力部材9に固定するもので、本実施形態では、サムターンケーシング10に検知部71を設ける回路基板12を固定し、回路基板12に検知部71の収容孔12aを形成してこの収容孔12aに検知部71を収容して設けてある。回路基板12には中央部に出力軸90が挿通される挿通孔12aが穿設してある。被検知部72は、出力部材9が施錠位置にある時にサムターンケーシング10側に固定した検知部71と平面視で重なる位置に設けると共に、出力部材9が解錠位置にある時にサムターンケーシング10側に固定した検知部71と平面視で重なる位置に設け、計2つ設けてあって施錠位置と解錠位置とがそれぞれ検知される。
また原点検知手段8は、被検知部82が近接した時に検知する検知部81をサムターンケーシング10に対して固定すると共に、上記検知部71及び被検知部72とは互いに干渉しない検知部81をサムターンケーシング10に対して固定すると共に、被検知部82を電動駆動部に設けるもので、本実施形態では、上記回路基板12に検知部81の収容孔12bを形成してこの収容孔12bに検知部81を収容して設けてある。被検知部82は、電動駆動部の当接部58aが原点にある時にサムターンケーシング10側に固定した検知部81と平面視で重なる位置に設けてある。
図1に示す実施形態では、検知部71、81としてリードスイッチからなる磁気検知素子を用い、被検知部72、82として磁石を用いている。
そして、これらの検知部71及び被検知部72と、検知部81及び被検知部82とが互いに干渉しないように、検知部71及び被検知部72と検知部81及び被検知部82うち、一方の検知部(71又は81)の検知する磁束の方向及び被検知部(72又は82)の磁束の方向を、出力部材9及び電動駆動部の回転の周方向となるよう設置すると共に、他方の検知部(81又は71)の検知する磁束の方向及び被検知部(82又は72)の磁束の方向を出力部材9及び電動駆動部の回転半径方向となるよう設置するもので、図1に示す実施形態では、検知部71の検知する磁束の方向A1及び被検知部72の磁束の方向A2を、出力部材9及び電動駆動部の回転の周方向となるよう設置すると共に、検知部81の検知する磁束の方向B1及び被検知部82の磁束の方向B2を出力部材9及び電動駆動部の回転半径方向となるよう設けてある。
以上のように、出力部材9が施錠位置にあるか解錠位置にあるかを検知する施解錠検知手段7と、電動駆動部の当接部58aが原点にあるか否かを検知する原点検知手段8とを互いの検知部及び被検知部と干渉しないように設けたことで、出力部材9が施錠位置にあるか解錠位置にあるかを検知すると共に、電動駆動部の当接部58aが原点にあるか否かを検知することができ、確実な動作を行うように制御することが可能となる。
なお、本実施形態では、検知部71の検知する磁束の方向A1及び被検知部72の磁束の方向A2を出力部材9及び電動駆動部の回転の周方向とし、検知部81の検知する磁束の方向B1及び被検知部82の磁束の方向B2を出力部材9及び電動駆動部の回転半径方向としてあるが、これらのA1及びA2と、B1及びB2とが交差すればよい。すなわち、A1及びA2が出力部材9及び電動駆動部の回転の周方向と為す角を、B1及びB2が出力部材9及び電動駆動部の回転の周方向と為す角を異ならせればよく、これにより、互いの検知部及び被検知部が干渉するのを回避することができる。
次に、第2の実施形態について図6に基づいて説明する。第1の実施形態と同様の構成については説明を省略し、主に異なる点について説明する。
第2の実施形態では、原点検知手段8の検知部82としてホール素子を用いると共に、被検知部82として磁石を用いている。検知部81の検知する磁束の方向及び被検知部82の磁石の磁束の方向は図6の紙面に直交する方向とし、施解錠検知手段7の検知部71及び被検知部72と干渉しないようになっている。なお、検知部71の検知する磁束の方向A1及び被検知部72の磁束の方向A2を、出力部材9及び電動駆動部の回転の周方向となるよう設けているが、出力部材9及び電動駆動部の回転半径方向となるよう設けてもよい。
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
次に、第3の実施形態について図7に基づいて説明する。第1の実施形態と同様の構成については説明を省略し、主に異なる点について説明する。
第3の実施形態では、施解錠検知手段7の検知部71及び被検知部72として電気接点71c、72cを用いており、出力部材9が施錠位置、解錠位置に位置する時にそれぞれ導通があるため検知される。
第3の実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
次に、第4の実施形態について図8に基づいて説明する。第1の実施形態と同様の構成については説明を省略し、主に異なる点について説明する。
第4の実施形態では、施解錠検知手段7の検知部71として、発光部及び受光部(発光・受光部という)を備えた発光・受光部71dを用いると共に、被検知部72として反射部72dを用いている。出力部材9が施錠位置、解錠位置に位置する時にそれぞれ、発光・受光部71dの発光部から発した光が反射部72dで反射して発光・受光部71dの受光部で受光されて検知される。
第4の実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
次に、第5の実施形態について図9に基づいて説明する。第1の実施形態と同様の構成については説明を省略し、主に異なる点について説明する。
第5の実施形態では、回路基板12に検知部71、81の収容孔12b、12cを形成し、この収容孔12b、12cに検知部71、81を収容したものである。
このような構成とすることで、検知部71、81を設けた回路基板12の検知部71、81を含めた厚みを薄くして小型化に寄与することができる。
次に、第6の実施形態について図10に基づいて説明する。第1の実施形態と同様の構成については説明を省略し、主に異なる点について説明する。
第6の実施形態では、電動駆動部及び出力部材9を電動駆動部ケーシング59内に収容すると共に電動駆動部ケーシング59をサムターンケーシング10内に収容して固定し、モータ2及び回路基板12を電動駆動部ケーシング59に固定し、出力部材9から突設する出力軸90を電動駆動部ケーシング59に穿設した挿通口に挿通させたものである。
このような構成とすることで、電動駆動部及び出力部材9を収容しモータ2及び回路基板12を固定した電動駆動部ケーシング59をユニット化して部品管理を簡便化することができる。また、ユニット化することで、検知部71、81及び被検知部72、82の距離を一定にして検知精度を向上させることができる。
次に、第7の実施形態について図11に基づいて説明する。第1の実施形態と同様の構成については説明を省略し、主に異なる点について説明する。
第7の実施形態では、検知部71、81として複数のリードスイッチを用い、前記全リードスイッチにて被検知部72、82を検知した時に検知部での検知を認めるものである。図11では、原点検知手段8の検知部81を二つのリードスイッチで構成し、この両方が被検知部82を検知した時に原点を検知したと認めている。なお、本実施形態では原点検知手段8に適用しているが、施解錠検知手段7の検知部71に適用しても勿論よいものである。これにより、検知部71、81が被検知部72、82を検知したと認められる範囲が狭くなって、検知精度が向上するものである。
第1の実施形態における電動サムターンのハンドル、動力伝達機構、出力部材を示し、(a)は側断面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、(c)は(a)のB−B断面図である。 同上における電動サムターンの斜め上方より見た分解斜視図である。 同上におけるハンドル、動力伝達機構、出力部材の斜め下方から見た分解斜視図である。 電気錠を説明する斜視図である。 (a)〜(d)は施錠及び解錠時における出力部材と回転環状歯車の位置関係について説明する説明図である。 第2の実施形態における電動サムターンを示し、(a)はハンドル、動力伝達機構、出力部材の平面断面図であり、(b)は回路基板の平面図である。 第3の実施形態における電動サムターンを示し、(a)はハンドル、動力伝達機構、出力部材の斜め下方から見た分解斜視図であり、(b)は回路基板の平面図である。 第4の実施形態における電動サムターンを示し、(a)はハンドル、動力伝達機構、出力部材の斜め下方から見た分解斜視図であり、(b)は回路基板の平面図である。 第5の実施形態における電動サムターンの回路基板を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 第6の実施形態における電動サムターンのハンドル、動力伝達機構、出力部材を示し、(a)は側断面図であり、(b)は斜め下方から見た斜視図である。 第7の実施形態における電動サムターンの回路基板を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
符号の説明
1 電動サムターン
10 サムターンケーシング
12 回路基板
15 ハンドル
2 モータ
3 入力歯車
5a 固定環状歯車
5b 回転環状歯車
58 スライダ
58a 当接部
7 施解錠検知手段
71 検知部
71a リードスイッチ
72 被検知部
72a 磁石
8 原点検知手段
81 検知部
81a リードスイッチ
82 被検知部
82a 磁石
9 出力部材
90 出力軸
94 被当接部
DB デッドボルト
K 動力伝達機構

Claims (8)

  1. 電動サムターンを、回転することによりデッドボルトを突没させる出力部材と、正逆回転自在なモータの回転駆動力を伝達して出力部材を回転させる電動駆動部と、出力部材に剛に連結され手動による回転駆動力を出力部材に伝達するハンドルと、出力部材及び電動駆動部を収容すると共にモータを固定するサムターンケーシングとで構成し、出力部材はデッドボルトが突出する施錠位置とデッドボルトが没入する解錠位置との間の所定角度を回動自在とし、該出力部材及び電動駆動部の回転軸に垂直な同一平面の該回転軸を中心とする同心円の周方向の一部に電動駆動部の当接部と出力部材の被当接部とをそれぞれ設け、前記電動駆動部の当接部を前記同心円の周方向の回転中心を挟む互いに対向する部分に一対設けると共に、出力部材の被当接部を前記同心円の周方向の回転中心を挟む互いに対向する部分に一対設けて前記当接部と被当接部とを前記同心円の周方向に交互に配置し、電動駆動部の当接部は、出力部材が施錠位置にある施錠待機状態で両側の被当接部のうちの一方に当接又は近接する原点で待機し、施錠待機状態から解錠する時には電動駆動部を一方向に回転させて当接部を前記一方の被当接部に押圧して出力部材を解錠位置に回転させる解錠動作を行った後、前記原点に復帰させて他方の被当接部に当接又は近接して待機する解錠待機状態とし、解錠待機状態から施錠する時には電動駆動部を逆方向に回転させて当接部を前記他方の被当接部に押圧して出力部材を施錠位置に回転させる施錠動作を行った後、前記原点に復帰させて一方の被当接部に当接又は近接して待機する施錠待機状態とし、手動で施錠待機状態から解錠する時には被当接部が原点に位置した状態で出力部材を解錠位置に回転させて解錠待機状態とすると共に、手動で解錠待機状態から施錠する時には被当接部が原点に位置した状態で出力部材を施錠位置に回転させて施錠待機状態とする電気錠において、出力部材が施錠位置にあるか解錠位置にあるかを検知する施解錠検知手段の検知部をサムターンケーシングに対して固定し且つ被検知部を出力部材に固定し、前記検知部及び被検知部とは干渉せず電動駆動部の当接部が原点にあるか否かを検知する原点検知手段の検知部をサムターンケーシングに対して固定し且つ被検知部を電動駆動部に固定して成ることを特徴とする電気錠。
  2. 施解錠検知手段及び原点検知手段の検知部としてリードスイッチからなる磁気検知素子を用いると共に被検知部として磁石を用い、施解錠検知手段の検知部及び被検知部と原点検知手段の検知部及び被検知部のうち、一方の検知部の検知する磁束の方向及び被検知部の磁束の方向が出力部材及び電動駆動部の回転の周方向と為す角を、他方の検知部の検知する磁束の方向及び被検知部の磁束の方向が出力部材及び電動駆動部の回転の周方向と為す角と異ならせて成ることを特徴とする請求項1記載の電気錠。
  3. 施解錠検知手段と原点検知手段の検知部及び被検知部のうち、一方の検知部及び被検知部をリードスイッチ及び磁石で構成すると共に、他方の検知部及び被検知部をホール素子及び磁石で構成して成ることを特徴とする請求項1記載の電気錠。
  4. 施解錠検知手段と原点検知手段の検知部及び被検知部のうち、一方の検知部及び被検知部を磁気検知素子及び磁石で構成すると共に、他方の検知部及び被検知部を互いに離接する電気接点で構成して成ることを特徴とする請求項1記載の電気錠。
  5. 施解錠検知手段と原点検知手段の検知部及び被検知部のうち、一方の検知部及び被検知部を磁気検知素子及び磁石で構成すると共に、他方の検知部及び被検知部を発光・受光部及び反射部で構成して成ることを特徴とする請求項1記載の電気錠。
  6. サムターンケーシングに施解錠検知手段及び原点検知手段の検知部を設ける回路基板を固定し、回路基板に検知部の収容孔を形成して該収容孔に検知部を収容して成ることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の電気錠。
  7. 電動駆動部を電動駆動部ケーシング内に収容すると共に、施解錠検知手段及び原点検知手段の検知部を設ける回路基板を電動駆動部ケーシングに固定して成ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電気錠。
  8. 検知部として磁気検知素子を複数用い、前記全検知部にて被検知部を検知した時に検知部での検知を認めて成ることを特徴とする請求項2乃至7のいずれか一項に記載の電気錠。
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