JP2009280968A - シリンダ錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両側(ステアリングハンドルロック装置)への組込み性に優れ、径方向を小型化するのに適したシリンダ錠装置を提供する。
【解決手段】筒状のロータケース20と、ロータケース20の内側に回転自在に配され、キー挿入孔が軸方向へ延びるよう形成されたロータ30と、ロータ30に第1の角度の径方向へ移動自在となるよう設けられ、径方向外側へ付勢されてロータケース20の係合溝部と係合し、正規のキーがキー挿入孔へ挿入されると前記係合溝部との係合が解除されることにより前記ロータケース20との係合が解除される複数のタンブラ40と、ロータケース20に設けられた穴部に挿入され、ロータケース20の外部に突出可能に設けられた固定用ピン60と、タンブラ40の移動方向と所定の角度だけ傾いてロータ30に径方向へ移動自在となるよう設けられたプレート50と、を有する構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリンダ錠装置に関し、特に、車両側(ステアリングハンドルロック装置)への組込み性に優れ、径方向を小型化するのに適したシリンダ錠装置に関する。
自動車車両のエンジン始動等に用いられるシリンダ錠装置として、筒状のロータケースの内側に回転自在に配され、キー挿入孔が軸方向へ延びるよう形成されるロータを備えたものが知られている。キーがキー挿入孔へ挿入されると、キーの溝によって各タンブラが移動し、正規のキーが挿入された場合には、タンブラとの係合が解除されて回転可能な状態となる。そして、キーを回転させることにより、ロータの回転に連動してイグニッションスイッチを回転させて車両のエンジン始動を行なうものである。
この種のシリンダ錠装置として、筒状のロータケースと内部で回転可能にロータが収容されてシリンダ錠装置が構成され、上記ロータケースに車両側への固定用ピンが設けられているものが知られている(特許文献1、2)。このシリンダ錠装置によれば、シリンダ錠装置の車両側への装着性が向上するとされている。
実開平5−45167号公報 特開2007−177575号公報
しかし、特許文献1、2に記載のシリンダ錠装置では、固定用ピンがロータケースに設けられると共に、この固定用ピンをロータケースの径方向外側へ付勢して突出させるためのバネが、ロータケース、あるいは、ロータケースとロータとの間に設けられる構成とされているため、特にシリンダ錠装置の径方向を小型化するには限界があった。
従って、本発明の目的は、車両側(ステアリングハンドルロック装置)への組込み性に優れ、径方向を小型化するのに適したシリンダ錠装置を提供することにある。
[1]本発明は、前記目的を達成するため、筒状のロータケースと、前記ロータケースの内側に回転自在に配され、キー挿入孔が軸方向へ延びるよう形成されたロータと、前記ロータに第1の角度の径方向へ移動自在となるよう設けられ、径方向外側へ付勢されて前記ロータケースの係合溝部と係合し、正規のキーが前記キー挿入孔へ挿入されると前記係合溝部との係合が解除されることにより前記ロータケースとの係合が解除される複数のタンブラと、前記ロータケースに設けられた穴部に、前記筒状の内部から前記穴部に挿入され、前記ロータケースの外部に突出可能に設けられた固定用ピンと、前記タンブラの移動方向と所定の角度だけ傾いて前記ロータに径方向へ移動自在となるよう設けられたプレートと、を有することを特徴とするシリンダ錠装置を提供する。
[2]前記固定用ピンは、前記ロータが前記所定の角度だけ回転したときに、前記プレートから前記ロータケースの径方向外側へ付勢されることを特徴とする上記[1]に記載のシリンダ錠装置であってもよい。また、前記固定用ピンは、前記ロータが前記所定の角度だけ回転したときに、前記プレートの前記移動に伴い前記ロータの径方向へ移動可能となることを特徴とする上記[1]に記載のシリンダ錠装置であってもよい。
[3]また、前記プレートは、前記タンブラと同一形状に形成されていることを特徴とする上記[1]に記載のシリンダ錠装置であってもよい。
[4]また、前記第1の角度方向はLOCK位置であり、前記第1の角度方向から前記所定の角度だけ回転した第2の角度方向がACC位置であることを特徴とする上記[1]に記載のシリンダ錠装置であってもよい。
[5]また、前記ロータケースは、前記キーが前記ロータに挿入されて前記第2の角度方向に回転された状態で車両側に取り付けられ、または、取り外しされることを特徴とする上記[1]に記載のシリンダ錠装置であってもよい。
本発明によれば、車両側(ステアリングハンドルロック装置)への組込み性に優れ、径方向を小型化するのに適したシリンダ錠装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るシリンダ錠装置の分解斜視図である。図2(a)は、キーが挿入されていない状態でのLOCK位置における、図1で示すA−A断面図、図2(b)は、B−B断面図である。図3(a)は、図2(a)において、C方向からロータ30を見た平面図であり、図3(b)は、図2(b)において、D方向からロータ30を見た平面図である。図4(a)は、キーが挿入された状態でのLOCK位置における、図1で示すA−A断面図、図4(b)は、B−B断面図である。図5(a)は、キーが挿入された状態でACC位置まで回転された位置における、図1で示すA−A断面図、図5(b)は、B−B断面図である。図6は、本発明の実施の形態に係るシリンダ錠装置を車両側のステアリングハンドルロック(SHL)装置のロックボディ100へ取り付ける状態を説明するための説明斜視図である。図7(a)は、シリンダ錠装置1のロックボディ100への組み込みが完了した後のACC位置における、図1で示すB−B断面図であり、図7(b)は、LOCK位置における、図1で示すB−B断面図である。
図1に示すように、このシリンダ錠装置1は、略円筒形状のロータケース20と、ロータケース20の内側に回転自在に配されるロータ30と、ロータ30に径方向へ移動自在となるよう設けられるタンブラ40と、を備えている。シリンダ錠装置1は、上記の主要な部品と共に組み立てられた状態で、車両側に組み込まれる。具体的には、車両のステアリングを停車時にハンドルロックするためのステアリングハンドルロック(SHL)装置のロックボディに組み込まれる。この組み込み工程は、シリンダ錠装置1にLOCK位置でキーを挿入し、ロータ30をLOCK位置からACC位置に回転し、この状態でロックボディに組み込んで固定する。固定は後述する固定用ピンがロックボディの固定穴に嵌合することにより行なわれる。また、ロックボディに組み込まれたシリンダ錠装置1は、LOCK位置でキーが挿入されるとロータ30を回転可能に操作でき、ACC位置、ON位置、START位置まで回転操作できる。挿入されたキーにより、START位置まで回転操作してイグニッションスイッチをON操作することができ、車両のエンジン始動ができる。
(ロータケース)
ロータケース20は、図1に示すように、ロータ30を内側に回転自在に収容できる略円筒形状とされ、ロータ30や後述するタンブラ40等が組み込まれた状態で、ステアリングハンドルロック(SHL)装置のロックボディ100へ取り付けられる。ロータケース20の内側には、その軸線に沿って、ロータ30が回転可能に嵌合する内周部20aが形成されている。
図2に示すA―A断面は、タンブラ40が配置される位置での断面である。このA―A断面において、内周部20aには、第1の角度方向としてE方向(LOCK位置(車両の上方向)および対向する上下にそれぞれ係合溝部20bが形成されている。尚、係合溝部20bは後述するタンブラ40それぞれに対して形成されてもよいが、ロータケース20の軸線方向に係合溝部20bを連ねて長溝状に形成するのが製造上好ましい。
また、B―B断面は、後述するプレート50が配置される位置での断面である。このB―B断面において、A―A断面と同様の形状で溝部20e、20fが形成されている。また、溝部20eには、後述する固定用ピン60が内周部20a側から挿入される穴部20cが形成されている。穴部20cには段部20dが形成されている。尚、上記示した溝部20eは、A―A断面に示された係合溝部20bから連続して形成されたものであり、固定用ピン60の段部20dの収容スペースとしての機能を有し、また、溝部20fもA―A断面に示された下部の係合溝部20bから連続して形成されたものであり、プレート50の下方への退避スペースとしての機能を有する。
(ロータ)
ロータ30は、略円柱状を呈し、図1に示すようにキー挿入穴31が軸方向へ延びるよう形成されている。また、ロータ30には、タンブラ40を径方向へ案内するタンブラ穴32が形成される。本実施の形態においては、計10枚のタンブラ40が互い違いに配され、計10箇所のタンブラ穴32が形成されている。図2(b)に示すように、タンブラ穴32がタンブラ40を径方向へ案内する方向を第1の角度方向(E方向)とすると、この第1の角度方向から所定の角度θだけ傾斜した方向にタンブラ穴32と略同一形状のプレート穴33が1つ形成されている。
第1の角度方向(E方向)はLOCK位置に対応して、本実施の形態では車両の上方向に設定されている。一方、第2の角度方向(F方向)は、図5(a)に示すように、第1の角度方向(E方向)から上記所定の角度θだけ回転させた方向であり、ACC位置である。本実施の形態では、所定の角度θは、略45度に設定されている。
キー挿入側から見て、LOCK位置(E方向)から時計方向に、ACC位置、ON位置、START位置が設定されているが、ロータ30に形成されたプレート穴33は、キー挿入側から見て、反時計方向に、LOCK位置に対するACC位置までの角度(略45度)だけ傾斜して設定されている。従って、キーを挿入してACC位置(車両の右上45度方向)までロータを回転させると、プレート穴33はLOCK位置(E方向)まで移動する。
図3(a)に示すように、ロータ30に形成されるタンブラ穴32は、タンブラ40が移動できる間隙を有して扁平な矩形状に形成されると共に、タンブラ40を外周方向に付勢するバネ70を収容するバネ用座グリ穴30aが所定の深さだけ形成されている。また、図3(b)に示すように、ロータ30に形成されるプレート穴33は、プレート50が移動できる間隙を有して扁平な矩形状に形成されると共に、固定用ピン60に対応する位置に、固定用ピン60の最大径よりも大きいピン用座グリ穴30bが所定の深さだけ形成されている。また、プレート50を外周方向に付勢するバネ70を収容するバネ用座グリ穴30aが所定の深さだけ形成されている。尚、バネ用座グリ穴30aの所定深さは、バネ70をロータ30内に収容できるだけの深さであればよく、また、ピン用座グリ穴30bの所定深さは、固定用ピン60がロータケース20の外周面から突出しない程度に退避できる深さであればよい。
(タンブラ)
タンブラ40は、例えば図2(a)に示すように、両端に係合部40aを有する所定の板厚の板状部材であり、中央部には、キーが挿入されるための穴部40bが形成され、挿入されるキーのキー溝あるいはキー山に対応して穴部40bの形状が規定されている。また、このタンブラ40は、バネ70によりロータ30の外周方向に付勢されるための係止部40cが形成されている。尚、タンブラ40は、計10枚が上下方向に互い違いに配されているが、枚数はこれに限られない。
(プレート)
プレート50は、図2(b)に示すように、本実施の形態では外形において、タンブラ40と同一のものを使用している。尚、中央部の穴部40bは不要なので、プレート50には形成されていないが、タンブラ40そのものをプレート50として使用することもできる。尚、プレート50をロータ30の外周方向に付勢するバネは、タンブラ40を付勢するバネ70と共通のものを使用できる。
(固定用ピン)
固定用ピン60は、図2(b)に示すように、軸部60a、および、鍔部60bから形成されている。この鍔部60bは、ロータケース20の穴部20cの段部20dの径より大きく形成されているので、ロータケース20の内周部20a側から挿入された固定用ピン60は、穴部20cからロータケース20の外へ脱落しないようになっている。固定用ピン60の長さは、ロータケース20の穴部から、外周部に所定の長さだけ突出する長さであればよく、ロックボディ100へ取り付けた状態で容易に抜去できないように軸部60aの長さを設定すればよい。尚、固定用ピン60の先端部60cは、ロックボディ100への組み込み性を考慮して、テーパ形状、アール(R)形状、または、面取り(C)形状とされているのが好ましい。
(シリンダ錠装置1の組み立て)
固定用ピン60をロータケース20の内周部20a側から穴部20cに挿入し、この状態で、組み立てられたロータアッシイを内周部20a部に組み込む。ロータアッシイの組み立ては、まず、ロータ30のバネ用座グリ穴30aへバネ70を収容し、タンブラ40を係止部40cがバネ70に当接する方向に、タンブラ穴32内に組み込む。図1に示すように、タンブラ40およびバネ70は、ロータ30の外側から互い違いにそれぞれ5枚ずつ組み立てられる。同様に、プレート50を、バネ70と共にプレート穴33へ組み込む。上記のように組み立てられたロータアッシイにおいて、タンブラ40およびプレート50をロータ30の内側へ押し込んでロータ30の外周面と略面一とし、この状態でロータケース20の内周部20aに組み込む。
組み立て後においては、タンブラ40の係合部40aはバネ70により付勢されてロータケース20の係合溝部20bと嵌合する。一方、プレート50は、図2(b)に示すように、タンブラ40と所定の角度θだけ傾斜した位置にあり、この位置ではロータケース20の係合溝部20bがないので、プレート50はバネ70により付勢されてロータケース20の内周部20aに当接している。また、固定用ピン60は、鍔部60bがロータケース20の段部20d、およびロータ30の外周部の両方から移動を規制されており、先端部60cが突出した状態で移動不能な状態とされている。
(シリンダ錠装置1のロックボディ100への組み込み)
上記のように組み立てられたシリンダ錠装置1に、キー挿入穴31からキー200を差し込む。図4(a)は、キー200が挿入された状態でのLOCK位置における、図1で示すA−A断面図である。タンブラ40は、キー200の挿入により、ロータ30の内部へ収容され、タンブラ40の係合部40aとロータケース20の係合溝部20bとの嵌合が解除されている。一方、図4(b)は、キー200が挿入された状態でのLOCK位置における、図1で示すB−B断面図であるが、キー200はプレート50まで達せず、プレート50の動作には影響を与えないので、図2(b)に示した状態と同じである。
キー200を挿入した状態で時計方向に角度θだけ回転させて、ACC位置(F方向)にする。この状態を、図5(a)および図5(b)に示す。図5(b)において、固定用ピン60とプレート50は当接しており、固定用ピン60の先端部60cから力を受けると、プレート50を介してバネ70の付勢力に抗して、固定用ピン60がピン用座グリ穴30bに一部収容されて、先端部60cの突出量が減少する状態となる。このとき、プレート50の一部は、溝部20f側に退避する。
上記の状態で、固定用ピン60を一旦ロータ30側へ押し込んで、シリンダ錠装置1をロックボディ100に組み込む。図6に示すように、ロックボディ100には、固定用穴100aが上部に形成されているので、シリンダ錠装置1の固定用ピン60が上部位置になるように図示したE方向を合わせて組み込んでいく。固定用ピン60が固定用穴100aに嵌合すると、ロックボディ100への組み込みが完了する。
シリンダ錠装置1のロックボディ100への組み込みが完了した後において、図7(a)は、ACC位置における、図1で示すB−B断面図であり、図7(b)は、LOCK位置における、図1で示すB−B断面図である。いずれの場合も、固定用ピン60がロックボディ100の固定用穴100aに嵌合して、容易には分解できない状態となっている。図7(a)の状態では、固定用ピン60をプレート50を介してバネ70の付勢力に抗してロータ30側へ押し込まない限り、固定用ピン60と固定用穴100aの嵌合状態は解除されない。また、図7(b)の状態では、固定用ピン60は、鍔部60bがロータケース20の段部20d、およびロータ30の外周部の両方から移動を規制されており、固定用穴100aに嵌合状態で移動不能な状態となっている。また、ACC位置以外の位置(
ON位置、START位置等)でも、図7(b)の状態と同様に、固定用ピン60は、鍔部60bがロータケース20の段部20d、およびロータ30の外周部の両方から移動を規制されており、固定用穴100aに嵌合状態で移動不能な状態となっている。従って、どのような状態であっても、シリンダ錠装置1がロックボディ100へ取り付けた状態から容易に抜去できない。
(本発明の実施の形態の効果)
本発明の実施の形態に係るシリンダ錠装置1によれば、次のような効果を有する。
(1)タンブラ40と同様の構成であるプレート50により固定用ピン60を付勢して車両側(ステアリングハンドルロック装置のロックボディ100)への組み込みを行なうので、ロータケース20、あるいは、ロータケース20とロータ30との間にバネ等を設ける必要がない。従って、シリンダ錠装置1の小径化が可能となり、また、装置全体の小型化が可能となる。
(2)シリンダ錠装置1を車両側(ステアリングハンドルロック装置のロックボディ100)へ組み込んだ後は、シリンダ錠装置1がどのような位置、例えば、LOCK位置、ACC位置、ON位置、START位置、およびそれらの間の位置であっても、シリンダ錠装置1がロックボディ100へ取り付けた状態から容易に抜去できない構成となっている。
(3)シリンダ錠装置1をロックボディ100から分解することも可能である。すなわち、キー200を差し込んでACC位置に回転させた状態で、固定用ピン60をプレート50を介してバネ70の付勢力に抗してロータ30側へ押し込むことで、固定用ピン60と固定用穴100aの嵌合状態を解除することが可能である。これにより、シリンダ錠装置1の交換が必要に応じて可能となる。
尚、本発明の実施の形態では、第1の角度方向をLOCK位置とした場合に、第2の角度方向(F方向)をACC位置としたが、これに限られず、任意の角度方向を第2の角度方向に設定することができる。また、固定用ピン60を車両の上方向に配置する構成としたが、これに限られず、任意の方向に配置する構成とすることもできる。
図1は、本発明の実施の形態に係るシリンダ錠装置の分解斜視図である。 図2(a)は、キーが挿入されていない状態でのLOCK位置における、図1で示すA−A断面図、図2(b)は、B−B断面図、図2(c)は、図2(b)においてC方向から見た平面図である。 図3(a)は、図2(a)において、C方向からロータ30を見た平面図であり、図3(b)は、図2(b)において、D方向からロータ30を見た平面図である。 図4(a)は、キーが挿入された状態でのLOCK位置における、図1で示すA−A断面図、図4(b)は、B−B断面図である。 図5(a)は、キーが挿入された状態でのACC位置まで回転された位置における、図1で示すA−A断面図、図5(b)は、B−B断面図である。 図6は、本発明の実施の形態に係るシリンダ錠装置を車両側のステアリングハンドルロック(SHL)装置のロックボディへ取り付ける状態を説明するための説明斜視図である。 図7(a)は、シリンダ錠装置1のロックボディ100への組み込みが完了した後のACC位置における、図1で示すB−B断面図であり、図7(b)は、LOCK位置における、図1で示すB−B断面図である。
符号の説明
1…シリンダ錠装置、20…ロータケース、30…ロータ
31…キー挿入穴、32…タンブラ穴、33…プレート穴
40…タンブラ、50…プレート、60…固定用ピン
70…バネ、100…ロックボディ、キー…200

Claims (6)

  1. 筒状のロータケースと、
    前記ロータケースの内側に回転自在に配され、キー挿入孔が軸方向へ延びるよう形成されたロータと、
    前記ロータに第1の角度の径方向へ移動自在となるよう設けられ、径方向外側へ付勢されて前記ロータケースの係合溝部と係合し、正規のキーが前記キー挿入孔へ挿入されると前記係合溝部との係合が解除されることにより前記ロータケースとの係合が解除される複数のタンブラと、
    前記ロータケースに設けられた穴部に、前記筒状の内部から前記穴部に挿入され、前記ロータケースの外部に突出可能に設けられた固定用ピンと、
    前記タンブラの移動方向と所定の角度だけ傾いて前記ロータに径方向へ移動自在となるよう設けられたプレートと、
    を有することを特徴とするシリンダ錠装置。
  2. 前記固定用ピンは、前記ロータが前記所定の角度だけ回転したときに、前記プレートから前記ロータケースの径方向外側へ付勢されることを特徴とする請求項1に記載のシリンダ錠装置。
  3. 前記固定用ピンは、前記ロータが前記所定の角度だけ回転したときに、前記プレートの前記移動に伴い前記ロータの径方向へ移動可能となることを特徴とする請求項1に記載のシリンダ錠装置。
  4. 前記プレートは、前記タンブラと同一形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシリンダ錠装置。
  5. 前記第1の角度方向はLOCK位置であり、前記第1の角度方向から前記所定の角度だけ回転した第2の角度方向がACC位置であることを特徴とする請求項1に記載のシリンダ錠装置。
  6. 前記ロータケースは、前記キーが前記ロータに挿入されて前記第2の角度方向に回転された状態で車両側に取り付けられ、または、取り外しされることを特徴とする請求項1に記載のシリンダ錠装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3106592A1 (en) * 2015-05-29 2016-12-21 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Key cylinder device
WO2017211222A1 (zh) * 2016-06-08 2017-12-14 黄豪杰 叶片锁头及应用该锁头的门锁

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