JPH08151833A - 電子錠の鎖錠機構 - Google Patents
電子錠の鎖錠機構Info
- Publication number
- JPH08151833A JPH08151833A JP32145094A JP32145094A JPH08151833A JP H08151833 A JPH08151833 A JP H08151833A JP 32145094 A JP32145094 A JP 32145094A JP 32145094 A JP32145094 A JP 32145094A JP H08151833 A JPH08151833 A JP H08151833A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dead bolt
- latch member
- motor
- base plate
- electronic lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 消費電力がソレノイドに比べて小さいモ−タ
であって、駆動出力の大きなギア−ドモ−タを駆動源に
使用すると共に、このモ−タの回転出力を、デッドボル
ト等の動作を鎖錠する手段の節度ある動作に変換できる
機構を具備した電子錠の鎖錠機構を提供すること。 【構成】 平面略矩形状のベ−スプレ−ト1a上に、バネ
によって常時前方へ向け付勢されて進退自在であり、か
つ、前半側が進出方向と直交する向きにおいて回転可能
に後半側と軸連結されたデッドボルト4を設ける一方、
前記ベ−スプレ−ト1a上において、前記デッドボルト4
に対しその側面から先端側が進退して係合するラッチ部
材6を当該ベ−スプレ−ト1aの上に設けると共に、該ラ
ッチ部材6の上面に長穴状のカムフォロア7を形成し、
かつ、該カムフォロア7に遊嵌するピン状カム8aを出力
軸に設けたモ−タ8を、前記ラッチ部材6と干渉しない
ようにしてベ−スプレ−ト1a上に設けたことにより、前
記ラッチ部材6をデッドボルト4内に進出させるか、又
は、後退させて前記デッドボルト4の作動不能状態、又
は、作動可能状態を形成するようにした。
であって、駆動出力の大きなギア−ドモ−タを駆動源に
使用すると共に、このモ−タの回転出力を、デッドボル
ト等の動作を鎖錠する手段の節度ある動作に変換できる
機構を具備した電子錠の鎖錠機構を提供すること。 【構成】 平面略矩形状のベ−スプレ−ト1a上に、バネ
によって常時前方へ向け付勢されて進退自在であり、か
つ、前半側が進出方向と直交する向きにおいて回転可能
に後半側と軸連結されたデッドボルト4を設ける一方、
前記ベ−スプレ−ト1a上において、前記デッドボルト4
に対しその側面から先端側が進退して係合するラッチ部
材6を当該ベ−スプレ−ト1aの上に設けると共に、該ラ
ッチ部材6の上面に長穴状のカムフォロア7を形成し、
かつ、該カムフォロア7に遊嵌するピン状カム8aを出力
軸に設けたモ−タ8を、前記ラッチ部材6と干渉しない
ようにしてベ−スプレ−ト1a上に設けたことにより、前
記ラッチ部材6をデッドボルト4内に進出させるか、又
は、後退させて前記デッドボルト4の作動不能状態、又
は、作動可能状態を形成するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子錠や電気錠(以下、
電子錠という)に適用して有用な鎖錠機構に関するもの
である。
電子錠という)に適用して有用な鎖錠機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、電子錠におけるデッドボルトやラ
ッチ等の鎖錠手段の進,退動作や旋回動作用の駆動源に
は、電磁ソレノイドを用いたものが多い。これはソレノ
イドの動作が直線進退動作であって、そのストロ−ク量
を所望量に設定し易いこと、それ故に、この運動をリン
ク機構を介してデッドボルト等の鎖錠手段に伝達した場
合、その運動量や運動軌跡の設計が行い易く、また、動
作も正確にできるという利点があるからである。
ッチ等の鎖錠手段の進,退動作や旋回動作用の駆動源に
は、電磁ソレノイドを用いたものが多い。これはソレノ
イドの動作が直線進退動作であって、そのストロ−ク量
を所望量に設定し易いこと、それ故に、この運動をリン
ク機構を介してデッドボルト等の鎖錠手段に伝達した場
合、その運動量や運動軌跡の設計が行い易く、また、動
作も正確にできるという利点があるからである。
【0003】しかし乍ら、上記のソレノイド鎖錠タイプ
の電子錠には問題もある。即ち、電磁ソレノイドはその
駆動のための起動電圧が高くしかも電力消費量が多いた
め、その電源に乾電池を使用した場合、ソレノイドの定
格,容量にもよるが、JIS単3型の例えばアルカリ乾
電池であっても、4本程度必要とする上に、使用してい
る電池寿命が約1年間程度と短かいため、いわゆるラン
ニングコストが多くかかるという点がそれである。
の電子錠には問題もある。即ち、電磁ソレノイドはその
駆動のための起動電圧が高くしかも電力消費量が多いた
め、その電源に乾電池を使用した場合、ソレノイドの定
格,容量にもよるが、JIS単3型の例えばアルカリ乾
電池であっても、4本程度必要とする上に、使用してい
る電池寿命が約1年間程度と短かいため、いわゆるラン
ニングコストが多くかかるという点がそれである。
【0004】乾電池を電源とした電子錠は、商用交流を
電源としたものに比べ設置に電気工事を伴わないという
大きな利点があるため、例えば、ゴルフ場やスポ−ツク
ラブ等のように多数の人が利用する施設のロッカ−等に
設置されることが多いが、前述のように各ロッカ−に取
付けられた電子錠の電源である乾電池は、約1年間程度
で寿命が来るため、その電池を取替えなければならない
という煩しさがある。また、駆動電圧が高いソレノイド
を駆動源としているため必要とする乾電池の本数も多く
なり、この点でも不利がある。
電源としたものに比べ設置に電気工事を伴わないという
大きな利点があるため、例えば、ゴルフ場やスポ−ツク
ラブ等のように多数の人が利用する施設のロッカ−等に
設置されることが多いが、前述のように各ロッカ−に取
付けられた電子錠の電源である乾電池は、約1年間程度
で寿命が来るため、その電池を取替えなければならない
という煩しさがある。また、駆動電圧が高いソレノイド
を駆動源としているため必要とする乾電池の本数も多く
なり、この点でも不利がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な点に鑑み、消費電力がソレノイドに比べて小さいモ−
タであって、駆動出力の大きなギア−ドモ−タを駆動源
に使用すると共に、このモ−タの回転出力を、デッドボ
ルト等の動作を鎖錠する手段の節度ある動作に変換でき
る機構を具備した電子錠の鎖錠機構を提供することを、
その課題とするものである。
な点に鑑み、消費電力がソレノイドに比べて小さいモ−
タであって、駆動出力の大きなギア−ドモ−タを駆動源
に使用すると共に、このモ−タの回転出力を、デッドボ
ルト等の動作を鎖錠する手段の節度ある動作に変換でき
る機構を具備した電子錠の鎖錠機構を提供することを、
その課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明鎖錠機構の構成は、平面略
矩形状のベ−スプレ−ト上に、バネによって常時前方へ
向け付勢されて進退自在であり、かつ、前半側が進出方
向と直交する向きにおいて回転可能に後半側と軸連結さ
れたデッドボルトを設ける一方、前記ベ−スプレ−ト上
において、前記デッドボルトに対しその側面から先端側
が進退して係合するラッチ部材を当該ベ−スプレ−トの
上に設けると共に、該ラッチ部材の上面に長穴状のカム
フォロアを形成し、かつ、該カムフォロアに遊嵌するピ
ン状カムを出力軸に設けたモ−タを、前記ラッチ部材と
干渉しないようにしてベ−スプレ−ト上に設けたことに
より、前記ラッチ部材をデッドボルト内に進出させる
か、又は、後退させて前記デッドボルトの作動不能状
態、又は、作動可能状態を形成するようにしたことを特
徴とするものである。
を目的としてなされた本発明鎖錠機構の構成は、平面略
矩形状のベ−スプレ−ト上に、バネによって常時前方へ
向け付勢されて進退自在であり、かつ、前半側が進出方
向と直交する向きにおいて回転可能に後半側と軸連結さ
れたデッドボルトを設ける一方、前記ベ−スプレ−ト上
において、前記デッドボルトに対しその側面から先端側
が進退して係合するラッチ部材を当該ベ−スプレ−トの
上に設けると共に、該ラッチ部材の上面に長穴状のカム
フォロアを形成し、かつ、該カムフォロアに遊嵌するピ
ン状カムを出力軸に設けたモ−タを、前記ラッチ部材と
干渉しないようにしてベ−スプレ−ト上に設けたことに
より、前記ラッチ部材をデッドボルト内に進出させる
か、又は、後退させて前記デッドボルトの作動不能状
態、又は、作動可能状態を形成するようにしたことを特
徴とするものである。
【0007】
【作用】非鎖錠時、バネの押出力により常時進出側に位
置付けられているデッドボルトは、扉の閉じ動作の際に
扉受けかまちに当接案内されることにより、前記バネの
押出力に抗して後退させられ、前記扉の閉じ動作を阻害
せず、また、扉を閉じ終えたとき、扉受けかまち側に凹
設されたデッドボルト受けに前記バネの押出力によって
嵌入させられる。この閉扉状態で扉を開けると、前記デ
ッドボルト受けの作用によってデッドボルトはその軸連
結部から折れて扉の開け動作を阻害しない。
置付けられているデッドボルトは、扉の閉じ動作の際に
扉受けかまちに当接案内されることにより、前記バネの
押出力に抗して後退させられ、前記扉の閉じ動作を阻害
せず、また、扉を閉じ終えたとき、扉受けかまち側に凹
設されたデッドボルト受けに前記バネの押出力によって
嵌入させられる。この閉扉状態で扉を開けると、前記デ
ッドボルト受けの作用によってデッドボルトはその軸連
結部から折れて扉の開け動作を阻害しない。
【0008】一方、前記閉扉状態においてモ−タを作動
させその出力軸のピン状カムを回転させることにより、
前記カムに係合したラッチ部材側のカムフォロアを前記
カムの回転に従動させ、当該ラッチ部材を前記デッドボ
ルトに進入させて、デッドボルトの進退動作をロックす
るので、扉は開けられない。
させその出力軸のピン状カムを回転させることにより、
前記カムに係合したラッチ部材側のカムフォロアを前記
カムの回転に従動させ、当該ラッチ部材を前記デッドボ
ルトに進入させて、デッドボルトの進退動作をロックす
るので、扉は開けられない。
【0009】
【実施例】次に本発明機構の実施例について図に拠り説
明する。図1は本発明機構の本体の蓋を取外した状態の
要部の平面図、図2は図1のA−A線矢視図、図3は図
1のB−B線矢視図、図4は図1のC−C線矢視図、図
5は図1の上半側の右側面図、図6は作動プレ−トの要
部の平面図、図7は図6のD−D線矢視図、図8は図6
のE−E線矢視図、図9は本発明機構を収装した筺体の
平面図、図10は図9の筺体の正面図である。
明する。図1は本発明機構の本体の蓋を取外した状態の
要部の平面図、図2は図1のA−A線矢視図、図3は図
1のB−B線矢視図、図4は図1のC−C線矢視図、図
5は図1の上半側の右側面図、図6は作動プレ−トの要
部の平面図、図7は図6のD−D線矢視図、図8は図6
のE−E線矢視図、図9は本発明機構を収装した筺体の
平面図、図10は図9の筺体の正面図である。
【0010】図1〜図5において、1は本発明電子錠に
おける鎖錠機構の主要部が収装される筺体で、実施例で
はこの筺体1の底板1aが本発明機構のベ−スプレ−トで
ある。
おける鎖錠機構の主要部が収装される筺体で、実施例で
はこの筺体1の底板1aが本発明機構のベ−スプレ−トで
ある。
【0011】図1に示したベ−スプレ−ト1aにおいて、
図1における上半側には、扉の開閉状態を機械−電気的
に検知するために、機械式扉センサとなるセンサバ−体
2と該バ−体2と協働するスイッチ3とが設けられてい
る。また、上記センサバ−体2の下方には、該バ−体2
と平行な向きでデッドボルト4が、前記バ−体2,デッ
ドボルト4とも、ベ−スプレ−ト1aの左右方向で移動可
能にして、ベ−スプレ−ト1aの右側から先端側を突出さ
せた状態で設けられている。
図1における上半側には、扉の開閉状態を機械−電気的
に検知するために、機械式扉センサとなるセンサバ−体
2と該バ−体2と協働するスイッチ3とが設けられてい
る。また、上記センサバ−体2の下方には、該バ−体2
と平行な向きでデッドボルト4が、前記バ−体2,デッ
ドボルト4とも、ベ−スプレ−ト1aの左右方向で移動可
能にして、ベ−スプレ−ト1aの右側から先端側を突出さ
せた状態で設けられている。
【0012】而して、センサバ−体2は、ベ−スプレ−
ト1a又は蓋1cに立設又は垂下形成したガイド溝1bに案内
収装されると共に、左側後方に押出バネ2aを設けて配置
されている(図3参照)。該バ−体2は前記スイッチ3
と対向する側が、スイッチ作動用の切欠2bに形成され、
バ−体2が後退(図3の左方向)すると、該切欠2bがス
イッチ3の可動片3aを押下げて当該スイッチ3を閉成又
は開成する。なお、1dは筺体1の右側壁に形成したセン
サバ−体2の進退用穴である。
ト1a又は蓋1cに立設又は垂下形成したガイド溝1bに案内
収装されると共に、左側後方に押出バネ2aを設けて配置
されている(図3参照)。該バ−体2は前記スイッチ3
と対向する側が、スイッチ作動用の切欠2bに形成され、
バ−体2が後退(図3の左方向)すると、該切欠2bがス
イッチ3の可動片3aを押下げて当該スイッチ3を閉成又
は開成する。なお、1dは筺体1の右側壁に形成したセン
サバ−体2の進退用穴である。
【0013】一方、デッドボルト4は、その中程よりや
ゝ前方側において後半部材4aと前半部材4bとが軸4cによ
り連結され、かつ、該軸4cにクリップバネ4dを介在させ
て前半部材4bが図2の時計回り方向にのみ回転し、図2
の姿勢に自己復帰するように形成されて、ベ−スプレ−
ト1a又は蓋1cに形成されたガイド溝1fに支持案内される
ように収装されている。
ゝ前方側において後半部材4aと前半部材4bとが軸4cによ
り連結され、かつ、該軸4cにクリップバネ4dを介在させ
て前半部材4bが図2の時計回り方向にのみ回転し、図2
の姿勢に自己復帰するように形成されて、ベ−スプレ−
ト1a又は蓋1cに形成されたガイド溝1fに支持案内される
ように収装されている。
【0014】前記デッドボルト4は、その後面に筺体1
の左側壁との間に装設した押出用のバネ4eを具備し、常
時、図2の右方向への力を受けているが、図2の状態よ
り右方へ進出することはない。これは後半部材4aの前端
に形成した軸4c用のブラケット4fの前面下端が筺体1の
右側壁に当っているからである。従って、前記バネ4e
は、デッドボルト4が後退したとき、それを図2の位置
に戻して保持するためのものである。
の左側壁との間に装設した押出用のバネ4eを具備し、常
時、図2の右方向への力を受けているが、図2の状態よ
り右方へ進出することはない。これは後半部材4aの前端
に形成した軸4c用のブラケット4fの前面下端が筺体1の
右側壁に当っているからである。従って、前記バネ4e
は、デッドボルト4が後退したとき、それを図2の位置
に戻して保持するためのものである。
【0015】上記デッドボルト4は、本発明鎖錠機構が
扉に取付けられた場合には、図2に仮想線で示した扉受
けかまちDFに対して、図2の状態から扉を開ける(図
2の反時計回り方向)と、前半部材4bがクリップバネ4d
の撥力に抗して軸4cを中心に時計回り方向に回転し、前
記かまちDFとの干渉を回避して開扉できる。扉が開け
られると前記デッドボルト4の前半部材4bはクリップバ
ネ4dの作用で図2の姿勢に復帰する。
扉に取付けられた場合には、図2に仮想線で示した扉受
けかまちDFに対して、図2の状態から扉を開ける(図
2の反時計回り方向)と、前半部材4bがクリップバネ4d
の撥力に抗して軸4cを中心に時計回り方向に回転し、前
記かまちDFとの干渉を回避して開扉できる。扉が開け
られると前記デッドボルト4の前半部材4bはクリップバ
ネ4dの作用で図2の姿勢に復帰する。
【0016】一方、上記の開扉状態から扉を閉じると、
デッドボルト4の前半部材4bの斜面が扉受けかまちDF
の開口端面に当接するので、該扉を閉じる力によってデ
ッドボルト4はバネ4eの撥力に抗して、図2の左方向に
ガイド1fに案内されてそのまま後退し、扉の閉じ終りに
おいてデッドボルト4の先端側が後からバネ4eに押され
ていることにより、かまちDFのボルト受けBfに嵌入し
て、図2の状態になる。なお、4gはデッドボルト4の手
前側側面に形成した後述する鎖錠用ラッチ部材6の進入
用の穴である。
デッドボルト4の前半部材4bの斜面が扉受けかまちDF
の開口端面に当接するので、該扉を閉じる力によってデ
ッドボルト4はバネ4eの撥力に抗して、図2の左方向に
ガイド1fに案内されてそのまま後退し、扉の閉じ終りに
おいてデッドボルト4の先端側が後からバネ4eに押され
ていることにより、かまちDFのボルト受けBfに嵌入し
て、図2の状態になる。なお、4gはデッドボルト4の手
前側側面に形成した後述する鎖錠用ラッチ部材6の進入
用の穴である。
【0017】本発明機構では、ベ−スプレ−ト1aの上に
上記の態様で設けられたデッドボルト4の後退作動及び
前半部材4bの回転作動をロックしたり、そのロック解除
するための鎖錠手段として次に説明する機構を設けた。
上記の態様で設けられたデッドボルト4の後退作動及び
前半部材4bの回転作動をロックしたり、そのロック解除
するための鎖錠手段として次に説明する機構を設けた。
【0018】図1、及び、図6〜図8において、5はベ
−スプレ−ト1aの上に配置した取付プレ−トで、その略
中央の上面には、ラッチ部材6の舌片状乃至は平板状を
なす後半側6aをスライド自在に遊嵌し、当該ラッチ部材
6の進退運動をその運動方向で案内するガイド5aが凹設
されている。
−スプレ−ト1aの上に配置した取付プレ−トで、その略
中央の上面には、ラッチ部材6の舌片状乃至は平板状を
なす後半側6aをスライド自在に遊嵌し、当該ラッチ部材
6の進退運動をその運動方向で案内するガイド5aが凹設
されている。
【0019】ここで、取付プレ−ト5は、その左右側
に、全体として板バネ状をなし、かつ先端側面が凸部5
c,5cに形成されたバネ状腕部5b,5bを具備しており、
このバネ状腕部5b,5bの先端の凸部5c,5cが筺体1の
左,右の側壁内面に形成した左,右の凹部1g,1gに前記
バネ部の弾性を介して嵌合密着されていることによっ
て、ベ−スプレ−ト1a上の定位置に保持されていると共
に、凸部5cを凹部1gから離脱させることにより、図1の
下方へスライドさせることが可能に形成されている。5f
は取付プレ−ト5が下方へスライドしたとき、ケ−スの
構成部分との干渉を避けるための切欠、5gはこの取付プ
レ−ト5の下方スライドをさせる作動ピンの嵌合穴であ
る。
に、全体として板バネ状をなし、かつ先端側面が凸部5
c,5cに形成されたバネ状腕部5b,5bを具備しており、
このバネ状腕部5b,5bの先端の凸部5c,5cが筺体1の
左,右の側壁内面に形成した左,右の凹部1g,1gに前記
バネ部の弾性を介して嵌合密着されていることによっ
て、ベ−スプレ−ト1a上の定位置に保持されていると共
に、凸部5cを凹部1gから離脱させることにより、図1の
下方へスライドさせることが可能に形成されている。5f
は取付プレ−ト5が下方へスライドしたとき、ケ−スの
構成部分との干渉を避けるための切欠、5gはこの取付プ
レ−ト5の下方スライドをさせる作動ピンの嵌合穴であ
る。
【0020】図示したラッチ部材6は、デッドボルト4
の側面に形成した穴4gに見合う大きさ,形状であって、
前記穴4gに係合,離脱して当該デッドボルト4の作動を
ロック,アンロックするラッチヘッド6bを前端側に具備
すると共に、この例では左側に逆L字状をなす作動レバ
−体6cを一体に具備している。作動レバ−6cは、ラッチ
ヘッド6bの位置を検出するために設けた後述する2個の
位置検出センサを作動させるためのものである。6d,6e
は逆L字状の作動レバ−体6cの縦メンバの長さ方向(図
の上下方向)の2箇所に立設した作動用立壁である。
の側面に形成した穴4gに見合う大きさ,形状であって、
前記穴4gに係合,離脱して当該デッドボルト4の作動を
ロック,アンロックするラッチヘッド6bを前端側に具備
すると共に、この例では左側に逆L字状をなす作動レバ
−体6cを一体に具備している。作動レバ−6cは、ラッチ
ヘッド6bの位置を検出するために設けた後述する2個の
位置検出センサを作動させるためのものである。6d,6e
は逆L字状の作動レバ−体6cの縦メンバの長さ方向(図
の上下方向)の2箇所に立設した作動用立壁である。
【0021】7は、上記ラッチ部材6において、その後
半側6aの前方寄りに設けた長穴状のカム穴、8は出力軸
に前記カム穴7に遊嵌されるピン状カム8aを有するギア
−ドモ−タで、前記取付プレ−ト5におけるラッチ部材
6の略真上に配置されることにより、前記カム8aをカム
穴7に係合させている。5d,5eは前記モ−タ8を取付プ
レ−ト5の上に位置決め規制するための立壁である。
半側6aの前方寄りに設けた長穴状のカム穴、8は出力軸
に前記カム穴7に遊嵌されるピン状カム8aを有するギア
−ドモ−タで、前記取付プレ−ト5におけるラッチ部材
6の略真上に配置されることにより、前記カム8aをカム
穴7に係合させている。5d,5eは前記モ−タ8を取付プ
レ−ト5の上に位置決め規制するための立壁である。
【0022】9,10は、前記作動レバ−体6cにおけるス
イッチ作動用の立壁6d,6eに対応させた可動片9a,10a
を有するスイッチで、ラッチ部材6の後退位置はスイッ
チ10と立壁6eの関係により、また、当該ラッチ部材6の
進出位置はスイッチ9と立壁6dの関係により、夫々に電
気的に検出できるように形成されている。従って、前記
2つのスイッチ9,10がラッチヘッド6bの位置検出セン
サとして機能する。なお、図中、9b,10bは各スイッチ
9,10の取付用スタッド、複数本の1Pは筺体1に蓋1cを
ビス取付けするためのビス受けスタッドである。
イッチ作動用の立壁6d,6eに対応させた可動片9a,10a
を有するスイッチで、ラッチ部材6の後退位置はスイッ
チ10と立壁6eの関係により、また、当該ラッチ部材6の
進出位置はスイッチ9と立壁6dの関係により、夫々に電
気的に検出できるように形成されている。従って、前記
2つのスイッチ9,10がラッチヘッド6bの位置検出セン
サとして機能する。なお、図中、9b,10bは各スイッチ
9,10の取付用スタッド、複数本の1Pは筺体1に蓋1cを
ビス取付けするためのビス受けスタッドである。
【0023】図9,図10において、11は前記取付プレ−
ト5の嵌合穴5gに係合するピン11aを有する作動板11bを
具備したシリンダ錠で、蓋部材1cに取付けられている。
このシリンダ錠11は、ラッチ部材6を進退させるモ−タ
8の駆動制御を司どる制御部に対する指令信号を形成す
る暗証番号を忘れたときなど、このラッチ部材6の進退
作動が不能になったとき、外部からこの錠11を解錠して
その作動板11bを図9の例では反時計回り方向に回転さ
せ、前記ラッチ部材6をその取付プレ−ト5ごと後退
(図9の下方側)させて、当該ラッチ部材6によるデッ
ドボルト4の鎖錠を解くためのものである。
ト5の嵌合穴5gに係合するピン11aを有する作動板11bを
具備したシリンダ錠で、蓋部材1cに取付けられている。
このシリンダ錠11は、ラッチ部材6を進退させるモ−タ
8の駆動制御を司どる制御部に対する指令信号を形成す
る暗証番号を忘れたときなど、このラッチ部材6の進退
作動が不能になったとき、外部からこの錠11を解錠して
その作動板11bを図9の例では反時計回り方向に回転さ
せ、前記ラッチ部材6をその取付プレ−ト5ごと後退
(図9の下方側)させて、当該ラッチ部材6によるデッ
ドボルト4の鎖錠を解くためのものである。
【0024】本発明の鎖錠機構は、ラッチ部材6がその
ガイド5a内で後退位置にあって、そのラッチヘッド6aが
デッドボルト4の穴4gから離脱しているとき、ピン状カ
ム8aの位置は、図6に示した符号8aの位置であり、従っ
て、ラッチ部材6のカム穴7も図6の符号7の位置にあ
る。そして、前記カム8aが180°回転して図6の符号8
a′の位置に変位すると、このカム8aに従動するカム穴
7の作用によりラッチ部材6は進出(図6の上方側)し
てそのラッチヘッド6bがデッドボルト4の側壁の穴4gに
進入するのである。
ガイド5a内で後退位置にあって、そのラッチヘッド6aが
デッドボルト4の穴4gから離脱しているとき、ピン状カ
ム8aの位置は、図6に示した符号8aの位置であり、従っ
て、ラッチ部材6のカム穴7も図6の符号7の位置にあ
る。そして、前記カム8aが180°回転して図6の符号8
a′の位置に変位すると、このカム8aに従動するカム穴
7の作用によりラッチ部材6は進出(図6の上方側)し
てそのラッチヘッド6bがデッドボルト4の側壁の穴4gに
進入するのである。
【0025】ラッチヘッド6bがデッドボルト4の穴4gに
嵌入すると、図2に示すように、当該ヘッド6bの作用で
デッドボルト4の全体の後退(図2の左方向)も、前半
部材4bの軸4cを中心とした時計回り回転も阻止されるこ
ととなり、このデッドボルト4が鎖錠された状態となる
のである。従って、この鎖錠状態からモ−タ8を180度
逆転、又は、先の回転方向に180度回転させると、ラッ
チ部材6の長穴7と前記モ−タ8のピン状カム8aの作用
によって、このラッチ部材6は後退(図1,図6の下方
向)するので、前記ラッチヘッド6bは穴4gから後退し、
よって前記鎖錠状態が解除される。
嵌入すると、図2に示すように、当該ヘッド6bの作用で
デッドボルト4の全体の後退(図2の左方向)も、前半
部材4bの軸4cを中心とした時計回り回転も阻止されるこ
ととなり、このデッドボルト4が鎖錠された状態となる
のである。従って、この鎖錠状態からモ−タ8を180度
逆転、又は、先の回転方向に180度回転させると、ラッ
チ部材6の長穴7と前記モ−タ8のピン状カム8aの作用
によって、このラッチ部材6は後退(図1,図6の下方
向)するので、前記ラッチヘッド6bは穴4gから後退し、
よって前記鎖錠状態が解除される。
【0026】以上により本発明鎖錠機構の一例を構成す
るが、上記実施例の本発明機構は、これをロッカ−等の
扉側に取付けてデッドボルト4をこの扉の閂として機能
させて使用するものである。なお、前記デッドボルト4
及びセンサバ−体2の先端側の傾斜面を背中側(図示し
た例とは逆向き)に形成すれば、本発明機構を扉受けか
まち側に取付けるタイプに形成できる。
るが、上記実施例の本発明機構は、これをロッカ−等の
扉側に取付けてデッドボルト4をこの扉の閂として機能
させて使用するものである。なお、前記デッドボルト4
及びセンサバ−体2の先端側の傾斜面を背中側(図示し
た例とは逆向き)に形成すれば、本発明機構を扉受けか
まち側に取付けるタイプに形成できる。
【0027】また、上記の鎖錠機構は、そのラッチ部材
6の進退駆動源のギア−ドモ−タ8を正,逆転、又は、
いずれか一方の回転をさせるモ−タ作動指令を、外部か
ら付与することにより、鎖錠機構の施,解動作をさせる
が、このモ−タ作動指令は、図示しないが例えばテンキ
−ボ−ドを用いた入力部,該入力部からの数値デ−タ等
の信号を記憶する記憶部,前記入力部からの入力信号と
記憶部に先に設定した記憶信号を比較演算して、両信号
の一致,不一致により異なる内容の出力をする演算部,
該演算部の出力信号によって前記モ−タ8の正,逆転方
向、或は、その起動,停止を制御するモ−タ制御部とを
具備した操作制御部(図示せず)において形成され、そ
こから供給されるようになっている。
6の進退駆動源のギア−ドモ−タ8を正,逆転、又は、
いずれか一方の回転をさせるモ−タ作動指令を、外部か
ら付与することにより、鎖錠機構の施,解動作をさせる
が、このモ−タ作動指令は、図示しないが例えばテンキ
−ボ−ドを用いた入力部,該入力部からの数値デ−タ等
の信号を記憶する記憶部,前記入力部からの入力信号と
記憶部に先に設定した記憶信号を比較演算して、両信号
の一致,不一致により異なる内容の出力をする演算部,
該演算部の出力信号によって前記モ−タ8の正,逆転方
向、或は、その起動,停止を制御するモ−タ制御部とを
具備した操作制御部(図示せず)において形成され、そ
こから供給されるようになっている。
【0028】ここで、前記入力部から入力される設定デ
−タは、上記鎖錠機構を1回(又は限定回数)使用する
と自動的にリセット状態に戻るワンタイム使用の設定、
並びに、このワンタイム使用における暗証番号(施,解
錠番号)と、上記鎖錠機構を常時同じ条件で作動させ、
リセット入力(例えば、タイマ−によるリセットトリ
ガ、又は、人為操作によるセットトリガの入力)がなけ
ればリセットさせないフルタイム使用の設定、並びに、
このフルタイム使用における暗証番号を主要なデ−タと
する。
−タは、上記鎖錠機構を1回(又は限定回数)使用する
と自動的にリセット状態に戻るワンタイム使用の設定、
並びに、このワンタイム使用における暗証番号(施,解
錠番号)と、上記鎖錠機構を常時同じ条件で作動させ、
リセット入力(例えば、タイマ−によるリセットトリ
ガ、又は、人為操作によるセットトリガの入力)がなけ
ればリセットさせないフルタイム使用の設定、並びに、
このフルタイム使用における暗証番号を主要なデ−タと
する。
【0029】このような形態の操作制御部は、図示しな
いが上記テンキ−ボ−ドを操作パネルとして、該パネル
を筺状本体1と略同程度の正面形状に形成し、扉(図示
せず)の内側に取付けられた本発明機構に対応して扉の
外面側に前記操作パネルを取付けることにより、本発明
機構と一体になって電子錠として例えばロッカ−の個々
の扉に取付けられる。
いが上記テンキ−ボ−ドを操作パネルとして、該パネル
を筺状本体1と略同程度の正面形状に形成し、扉(図示
せず)の内側に取付けられた本発明機構に対応して扉の
外面側に前記操作パネルを取付けることにより、本発明
機構と一体になって電子錠として例えばロッカ−の個々
の扉に取付けられる。
【0030】なお、本発明では、上記モ−タ作動指令
が、例えば、キ−スイッチやその他の適宜のスイッチ等
を用いた入力手段により形成されるようにしたものであ
ってもよい。
が、例えば、キ−スイッチやその他の適宜のスイッチ等
を用いた入力手段により形成されるようにしたものであ
ってもよい。
【0031】
【発明の効果】上記のようにして個々の扉に取付けられ
る本発明機構を具備する電子錠は、ギア−ドモ−タをラ
ッチ部材の進退駆動源に使用したので、小さな作動電
圧,少ない消費電力で当該モ−タを起動制御できること
となり、従って、従来、作動電圧が高いソレノイドを駆
動源としていたため、例えば、1.5Vの乾電池ではその
4本程度使用することを余儀なくされ、なおかつ、その
電池寿命が単3型の場合一年足らずのため、電池交換の
手間やコストが毎年かかるというDC型の電子錠の小型
化,低コスト化,低ランニングコスト化を阻害していた
電源の問題を、一例として3Vのリチュウム電池1本を
使用することにより、一挙に解決することが出来るとい
う効果が得られる。因に、3Vのリチウム電池1本の寿
命は5年程度である。
る本発明機構を具備する電子錠は、ギア−ドモ−タをラ
ッチ部材の進退駆動源に使用したので、小さな作動電
圧,少ない消費電力で当該モ−タを起動制御できること
となり、従って、従来、作動電圧が高いソレノイドを駆
動源としていたため、例えば、1.5Vの乾電池ではその
4本程度使用することを余儀なくされ、なおかつ、その
電池寿命が単3型の場合一年足らずのため、電池交換の
手間やコストが毎年かかるというDC型の電子錠の小型
化,低コスト化,低ランニングコスト化を阻害していた
電源の問題を、一例として3Vのリチュウム電池1本を
使用することにより、一挙に解決することが出来るとい
う効果が得られる。因に、3Vのリチウム電池1本の寿
命は5年程度である。
【0032】また、進退動作をするラッチ部材の駆動源
にモ−タを使用しても、モ−タがギア−ドモ−タである
こと、及び、扉の開閉状態を検知するようにしたセンサ
と、ラッチ部材の進退動作端を検出するようにしたセン
サとを使用したことにより、前記ラッチ部材の進退動
作、殊にその動作終端まで、モ−タの回転速度,出力軸
トルクに所定値を発揮させて節度をもったメリ張りのあ
るラッチ部材の進退動作をさせることができるから、モ
−タを駆動源とする故に進退動作にあいまいさが現われ
ることがないという効果が得られる。
にモ−タを使用しても、モ−タがギア−ドモ−タである
こと、及び、扉の開閉状態を検知するようにしたセンサ
と、ラッチ部材の進退動作端を検出するようにしたセン
サとを使用したことにより、前記ラッチ部材の進退動
作、殊にその動作終端まで、モ−タの回転速度,出力軸
トルクに所定値を発揮させて節度をもったメリ張りのあ
るラッチ部材の進退動作をさせることができるから、モ
−タを駆動源とする故に進退動作にあいまいさが現われ
ることがないという効果が得られる。
【0033】従って、本発明機構は、上記の電源面での
有利さと相俟って、作動面においてもソレノイドタイプ
のものに比べ何ら遜色ないから、貸ロッカ−等に使用す
る電子錠の鎖錠機構としてきわめて有用である。
有利さと相俟って、作動面においてもソレノイドタイプ
のものに比べ何ら遜色ないから、貸ロッカ−等に使用す
る電子錠の鎖錠機構としてきわめて有用である。
【図1】本発明機構の本体の蓋を取外した状態の要部の
平面図。
平面図。
【図2】図1のA−A線矢視図。
【図3】図1のB−B線矢視図。
【図4】図1のC−C線矢視図。
【図5】図1の上半側の右側面図。
【図6】作動プレ−トの要部の平面図。
【図7】図6のD−D線矢視図。
【図8】図6のE−E線矢視図。
【図9】本発明機構を収装した筺体の平面図。
【図10】図9の筺体の正面図。
1 筺体 1a ベ−スプレ−ト 1b ガイド溝 1c 蓋 2 センサバ−体 3 スイッチ 4 デッドボルト 4a 後半部材 4b 前半部材 4c 軸 4d クリップバネ 4e 押出用バネ 4f ブラケット 5 取付プレ−ト 5a ガイド溝 5b バネ状腕部 6 ラッチ部材 7 カム穴 8 ギアドモ−タ 8a ピン状カム
Claims (6)
- 【請求項1】 平面略矩形状のベ−スプレ−ト上に、バ
ネによって常時前方へ向け付勢されて進退自在であり、
かつ、前半側が進出方向と直交する向きにおいて回転可
能に後半側と軸連結されたデッドボルトを設ける一方、
前記ベ−スプレ−ト上において、前記デッドボルトに対
しその側面から先端側が進退して係合するラッチ部材を
当該ベ−スプレ−トの上に設けると共に、該ラッチ部材
の上面に長穴状のカムフォロアを形成し、かつ、該カム
フォロアに遊嵌するピン状カムを出力軸に設けたモ−タ
を、前記ラッチ部材と干渉しないようにしてベ−スプレ
−ト上に設けたことにより、前記ラッチ部材をデッドボ
ルト内に進出させるか、又は、後退させて前記デッドボ
ルトの作動不能状態、又は、作動可能状態を形成するよ
うにしたことを特徴とする電子錠の鎖錠機構。 - 【請求項2】 バネによって常時前方へ向け付勢された
進退自在のバ−部材により形成した機械式扉センサをデ
ッドボルトと平行な向きで設けると共に、該機械式扉セ
ンサの後退位置を、電気的接点や近接スイッチ等による
電気的センサにより検出して扉の開閉状態を検知するよ
うにした請求項1の電子錠の鎖錠機構。 - 【請求項3】 ベ−スプレ−ト上で進退するラッチ部材
の進出終端と後退終端とを、前記ベ−スプレ−トとラッ
チ部材との間に設けた電気的センサにより検出してラッ
チ部材の施解錠状態を検知するようにした請求項1又は
2の電子錠の鎖錠機構。 - 【請求項4】 モ−タにギア−ドモ−タを使用すると共
に、その電源にリチウム電池を使用した請求項1〜3の
いずれかの電子錠の鎖錠機構。 - 【請求項5】 モ−タは、テンキ−ボ−ドによる施解錠
操作部と該操作部からの入力信号を演算処理してモ−タ
の駆動制御信号を形成する制御部とを具備した請求項1
〜4のいずれかの電子錠の鎖錠機構。 - 【請求項6】 施解錠操作部の操作によって、モ−タの
駆動制御信号となる暗証番号を設定すると共に、その暗
証番号の使用回数を1回又は1回以上に設定するように
した請求項5の電子錠の鎖錠機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32145094A JPH08151833A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 電子錠の鎖錠機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32145094A JPH08151833A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 電子錠の鎖錠機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08151833A true JPH08151833A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=18132701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32145094A Pending JPH08151833A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 電子錠の鎖錠機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08151833A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009203653A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電気錠 |
CN101963012A (zh) * | 2009-04-17 | 2011-02-02 | 徐文祥 | 电子锁驱动装置、电子锁锁芯及电子锁 |
JP2022544848A (ja) * | 2019-08-22 | 2022-10-21 | ジェイナス インターナショナル グループ, エルエルシー | 制御可能なドアロック |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP32145094A patent/JPH08151833A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009203653A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電気錠 |
CN101963012A (zh) * | 2009-04-17 | 2011-02-02 | 徐文祥 | 电子锁驱动装置、电子锁锁芯及电子锁 |
JP2022544848A (ja) * | 2019-08-22 | 2022-10-21 | ジェイナス インターナショナル グループ, エルエルシー | 制御可能なドアロック |
US11879271B2 (en) | 2019-08-22 | 2024-01-23 | Janus International Group, Llc | Controllable door lock |
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