JP5027159B2 - テストハンドラとテストハンドラを用いた半導体素子のテスト方法 - Google Patents

テストハンドラとテストハンドラを用いた半導体素子のテスト方法 Download PDF

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Description

本発明は、テストハンドラとテストハンドラを用いた半導体素子のテスト方法に関する。
一般に、テストハンドラは所定の製造工程を経て製造されている半導体素子をテスタによりテストできるようにサポートし、テストの結果に応じて半導体素子を等級別に分類して顧客トレイに積載する機器であって、既に多数の公開文書を通じて公開されている。
図1は、従来のテストハンドラ100を示す概略斜視図であり、図2は、テストハンドラ100の主要部を上側から見た概念図であって、図1及び図2を参照して、従来のテストハンドラの主要部分について概略的に説明すれば、以下の通りである。
まず、図1を参照すれば、従来のテストハンドラ100は、ローディング装置110、ソークチャンバ120、テストチャンバ130、ディソークチャンバ140、アンローディング装置150及びプッシュ装置160を備えている。更に、図2に示すように、テストチャンバ130の後方にはテストチャンバ130に位置するテストトレイ上の半導体素子をテストするためのテスタ170が配置される。このようなテストハンドラ100をより詳細に説明すれば、以下の通りである。
前記ローディング装置110は符号10aの顧客トレイに積載されている半導体素子をテストトレイにロード(移送及び積載)させる。
前記ソークチャンバ120は、前記ローディング装置110によるローディング済みのテストトレイを並進移動させて順次収容し、テストトレイに積載されている半導体素子を予熱/予冷させるための温度環境を整えている。このようなソークチャンバ120に進入したテストトレイは垂直状態を維持した状態でテストチャンバ130側に近い方向へ並進移動しつつ、順次配列されるが、このように並進移動する間に、テストトレイにロードされている半導体素子が十分に予熱/予冷される。
前記テストチャンバ130は、ソークチャンバ120から供給されてきた2つのテストトレイ11a、11bに積載されているデバイスをテストするために設けられる。そのために、テストチャンバ130には半導体素子をテストするための温度環境が整っている。
前記ディソークチャンバ140(いわゆる、回復チャンバ)は、高温または冷却状態の半導体素子を常温に還元させるために設けられる。
前記アンローディング装置150は、前記ディソークチャンバ140を経由してくるテストトレイ上の半導体素子を等級別に分類し、再び符号10bの顧客トレイへアンロード(移送及び積載)させる。
前記プッシュ装置160は、符号11a及び11bのテストトレイをテスタ170側へ押す動作を行う。
一方、前記テストハンドラ100に対応するテスタ170はテストチャンバ130の後方に配置され、テストチャンバ130にそれぞれ上下に配置されている符号11a及び11bのテストトレイに積載されている半導体素子をテストする。図3は、このようなテスタ170を示す概略斜視図であって、図3を参照すれば、テスタ170はマトリクス状に配列されている多数のテストソケット171-1を有するハイフィックスボード171a、171bとテストヘッド172などを含んで構成される。通常、近年のテストハンドラは処理容量を増大させるために、1つのテスタにより上下に配列されている2つのテストトレイに把持された半導体素子を一度にテストするようにテストチャンバ上に上下2つのテストトレイを配置する。従って、テスタ170は1つのテストヘッド172に2つのハイフィックスボード171a、171bが上下に配列される構成にすることで、ハイフィックスボード171a、171bのそれぞれがテストトレイ11a、11bを1つずつ担当するようにしている。
また、テストトレイ11の斜視図である図4を参照すれば、テストトレイ11は、上述したように、マトリクス状に配列されているテストソケット171-1に対応するようにマトリクス状に配列されている多数のインサート11-1とこのようなインサート11-1を支持するためのフレーム11-2などを含んで構成され、それぞれのインサート11-1は半導体素子を把持する。ここで、多数のインサート11-1は前後、左右及び上下に間隔を維持した状態でフレーム11-2に支持される。
このような構成でテストトレイ11のインサート11-1に把持された半導体素子が前記テストソケット171-1に強固に接続されることで、テストが行われる(特許文献1を参照)。従って、テストハンドラ100にはテストチャンバ130に位置するテストトレイ11a、11bのインサート11-1に把持された半導体素子を前記テストソケット171aに接続させるために、テストトレイ11をテスタ170側へ押すための前記プッシュ装置160が更に備えられなければならない。
このようなプッシュ装置160に対する従来技術について図5の分解斜視図を参照して説明すれば、従来のプッシュ装置160は、プレスユニット161、複数のガイドレール162a、162b、162c及びマッチプレート163a、163bなどを含んで構成される。
前記プレスユニット161は、ダクト161aとダクト161aを前後進させるためのシリンダ161bなどを含んで構成される。
前記複数のガイドレール162a、162b、162cは、前記ダクト161aの上中下段にそれぞれネジなどにより固定配置される。そして、上段のガイドレール162aには下方向にレールホーム162a-1が形成されており、中段のガイドレール162bは上方向に形成されているレールホーム162b-1及び下方向に形成されているレールホーム162b-2を有し、下段のガイドレール162cには上方向にレールホーム162c-1が形成されている。このようなガイドレール162a、162b、162cにはマッチプレート163a、163bが安着される。
前記マッチプレート163a、163bは、前記テストトレイ11a、11bのマトリクス状に配列されている複数のインサート11-1と対応するようにマトリクス状に配列されている複数のプッシャ163-1が突出形成されており、前記複数のガイドレール162a、162b、162cにより支持固定されることで、窮極的に前記ダクト161aに固定される。このようなマッチプレート163a、163bは側方向からガイドレール162a、162b、162cに形成されているレールホーム162a-1、162b-1、162b-2、162c-1にガイドされながら安着されるが、図6はマッチプレート163a、163bがガイドレール162a、162b、162cに安着した状態を側面から見た様子を示している。
図6のA、B及びC部分をより詳細に説明すれば、マッチプレート163a、163bの下端はそれぞれガイドレール162b、162cに形成されているレールホーム162b-1、162c-1の底面に接触して支持されているが、マッチプレート163a、163bの上端はそれぞれガイドレール162a、162bに形成されているレールホーム162a-1、162b-2の上面と間隔を維持する。このように間隔を維持するのは、テストチャンバ130の温度条件に応じてマッチプレート163a、163bが熱膨張または熱収縮することを考慮するためである。
一方、インサート11-1に安着した半導体素子とテストソケット171-1とが適切に接続されてテストが行われるようにするためには、マッチプレート163a、163bがテストトレイ11a、11bに密着した後にテストトレイ11a、11bをテスタ170側へ押し、それによりテストトレイ11a、11bのインサート11-1に安着した半導体素子とテストソケット171-1とを接続させる過程が必要である。従って、このような過程が適切に行われるためには、機構的な構成が必要であるが、これについては図7を参照して説明する。
図7は、マッチプレート163a、163bのプッシャ163-1、テストトレイ11a、11bのインサート11-1及びハイフィックスボード171のテストソケット171-1をより詳細に示している。
図7に示すように、プッシャ163-1にはインサート11-1と適切な接続を案内するためのプッシャ突起163-11が形成されており、インサート11-1には前記プッシャ突起163-11が充分に挿入され得る突起ホーム11-11が形成されている。ここで、突起ホーム11-11の内径はプッシャ突起163-11の外径よりも大きく形成される。これは、熱膨張や熱収縮によりマッチプレート163a、163bとテストトレイ11a、11bが互いに相対的な大きさの変化を有する恐れがあるが、そのような相対的な大きさの変化にも拘わらず、プッシャ163-1とインサート11-1が適切に接続され得るように案内するためである。
また、図7に示すように、テストソケット171-1は突起状に形成されているソケットガイダ171-11を有し、インサート11-1にはそのようなソケットガイダ171-11が強固にと挿入され得るガイドホーム11-12が形成されている。
従って、マッチプレート163a、163bがテストトレイ11a、11bをテスタ170側へ押す動作を行うとき、まず、プッシャ突起163-11が突起ホーム11-11に挿入されながら案内することで、プッシャ163-1がインサート11-1に接続され、またソケットガイダ171-11がガイドホーム11-12に挿入されながら案内することで、インサート11-1に安着した半導体素子がテストソケット171-1に接続される過程を経る。
ところが、前記のような構造を有する従来の技術によれば、マッチプレート163a、163bと、テストトレイ11a、11bが熱的膨脹または収縮によりその大きさが変化し、それにより、インサート11-1に安着した半導体素子とテストソケット171-1の適切な接続のための動作に不良が生じ得る。すなわち、テストチャンバ130は半導体素子をテストするために劣悪な温度環境(約−35度〜130度程度)を維持しなければならないが、このような劣悪な温度環境によりテストトレイ11a、11bやマッチプレート163a、163bが熱膨張または熱収縮する。一般に、エポキシ材質からなるハイフィックスボード171は熱膨張または熱収縮の程度が相対的に殆どないのに対し、上述したようなマッチプレート163a、163bとテストトレイ11a、11bは熱膨張または熱収縮による問題点が発生し得る。これについてより詳細に説明すれば、以下の通りである。
通常、マッチプレート163a、163bやテストトレイ11a、11bのフレーム11-2は金属材質からなり、ここでマッチプレート163a、163bとテストトレイ11a、11bのフレーム11-2は同じ金属材質であるか、または同一でない金属材質であることができる。これに対し、ハイフィックスボード171a、171bはエポキシ材質からなるため、その熱的収縮や膨脹の程度がマッチプレート163a、163bやテストトレイ11a、11bに比べて、殆どないと仮定することができる。
もし、マッチプレート163a、163bとテストトレイ11a、11bのフレーム11-2が同じ金属材質からなるか、相互間の熱的膨脹または収縮の比率が、プッシャ突起163-11が突起ホーム11-11に適切に挿入され得る程度の差だけを有し、ハイフィックスボードの熱的変化がないと仮定すれば、プッシャ163-1とインサート11-1は適切に接続され得る。しかし、このような場合にもインサート11-1のガイドホーム11-12とソケットガイダ171-11はマッチプレート163a、163b及びテストトレイ11a、11bの膨脹によりミスマッチが発生し得る。一般に、マッチプレート163a、163bの下段はガイドレール162b、162cにより支持され、テストトレイ11a、11bの下端はムーブレール(図示せず)により支持されるため、熱的膨脹または収縮による変化はマッチプレート163a、163bとテストトレイ11a、11bの上端の位置を変化させるという結果をもたらす。従って、マッチプレート163a、163bの上側に構成されるプッシャ163-1とテストトレイ11a、11bの上側に構成されるインサート11-1であるほど、その位置変化、すなわち、偏差が大きくなり、図8に示すように、テストトレイ11a、11bの上側に構成されるインサート11-1のガイドホーム11-12とハイフィックスボード171a、171bの上側に構成されるテストソケット171-1が有するソケットガイダ171-11の間にミスマッチが生じ、プッシュ動作時にインサート11-1が破壊されるか、テストソケット171-1の不良を招いてしまう。
一方、マッチプレート163a、163bとテストトレイ11a、11bが互いに熱膨張や熱収縮の程度が相対的に大きいため、マッチプレート163a、163bの上側に構成されるプッシャ突起163-11がテストトレイ11a、11bの上側に構成されるインサート11-1の突起ホーム11-11に挿入できない、すなわち、ミスマッチが生じ、マッチプレート163a、163bがテストトレイ11a、11bに強固に密着できない状態が考えられる。図9は、そのうち、テストトレイ11a、11bの熱的膨脹または収縮がない材質を仮定し、これに対してマッチプレート163a、163bは熱的膨脹または収縮の程度が大きい材質を仮定することで、マッチプレート163a、163bがテストトレイ11a、11bにしっかりと密着できない状態を示している。図9のような場合には、インサート11-1に安着した半導体素子とテストソケット171-1との適切な接触の前にマッチプレート163a、163bの上側に構成されるプッシャ163-1とテストトレイ11a、11bの上側に構成されるインサート11-1の接続に不具合が生じることで、窮極的にインサート11-1に安着した半導体素子とテストソケット171-1との間の適切な接続ができないという問題点が生じる。
更に、近年のテストハンドラは一度により多くの半導体素子をテストするために、テストトレイを更に大きくする方向に開発が進んでいるという点で、熱膨張または熱収縮による前記問題点は更に浮き彫りになると予想される。
大韓民国特許出願公開第2000-0003128号明細書
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするとこるは、テストトレイとマッチプレートの熱膨張または熱収縮により発生する偏差を補償することで、テストトレイとマッチプレートの熱膨張または熱収縮に関係なく、テストトレイに把持された半導体素子とテスタのテストソケットとの間に適切な接続がなされるようにする技術を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明によるテストハンドラは、顧客トレイの半導体素子をテストトレイへロードするローディング装置と、前記ローディング装置によるローディング済みのテストトレイ上の半導体素子をテストするために設けられるテストチャンバと、前記テストチャンバに位置する少なくとも1つ以上のテストトレイをテスタ側へ押す動作を行うように設けられる少なくとも1つ以上のプッシュ部材と、前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材を動作させるプレスユニットを含むプッシュ装置と、前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材またはテストトレイのうちの少なくと何れか一方の熱的膨脹または収縮による偏差の補償のために、前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材の位置を調整するための位置調整装置と、前記テスタによるテスト済みのテストトレイ上の半導体素子を顧客トレイへアンロードするアンローディング装置とを含むことを特徴とする。
前記位置調整装置は前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材を支持し、位置変動が可能に設けられることで、前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材の位置を調整する少なくとも1つ以上の支持部材を含むことを特徴とする。
前記少なくとも1つ以上の支持部材は位置変動が可能に前記プレスユニットに結合される結合構造を有することを特徴とする。そして、このような結合構造は前記少なくとも1つ以上の支持部材のそれぞれに少なくとも1つ以上の斜めの長孔が形成されており、前記プレスユニットには前記斜めの長孔に挿入される少なくとも1つ以上の突起が備えられることで、互いに結合される結合構造であることを特徴とする。また、前記斜めの長孔の形成面と前記突起との間の摩擦を減少させるためのベアリングを更に有することが好ましい。
前記位置調整装置は、前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材の位置調整に必要な動力を供給する動力装置を更に含むことを特徴とする。そして、前記動力装置は、動力を発生する1つの動力源と、前記1つの動力源から発生した動力を前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材側に伝達する動力伝達装置とを含むことを特徴とする。
また、上記課題を解決するための本発明によるテストハンドラは、顧客トレイの半導体素子をテストトレイへロードするローディング装置と、前記ローディング装置によるローディング済みのテストトレイ上の半導体素子をテストするために設けられるテストチャンバと、前記テストチャンバに位置する前記少なくとも1つ以上のテストトレイをテスタ側へ押す少なくとも1つ以上のプッシュ部材を有するプッシュ装置と、前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材またはテストトレイのうちの少なくと何れか一方の熱的膨脹または収縮による偏差の補償のために、前記少なくとも1つ以上のテストトレイの位置を調整するための位置調整装置と、前記テスタによるテスト済みのテストトレイ上の半導体素子を顧客トレイへアンロードするアンローディング装置とを含むことを特徴とする。
前記位置調整装置は前記少なくとも1つ以上のテストトレイを支持し、位置変動が可能に設けられることで、前記少なくとも1つ以上のテストトレイを位置調整する少なくとも1つ以上の支持部材を含むことを特徴とし、前記少なくとも1つ以上の支持部材は前記少なくとも1つ以上のテストトレイの移送を案内するムーブレールであることを特徴とする。
本発明によれば、テストトレイまたはマッチプレートのうちの少なくとも1つの位置を調整することで、テストトレイに把持された半導体素子とハイフィックスボードのテストソケットとの間の適切な接続を可能にするという効果を奏する。
以下、図面を参照しつつ、本発明によるテストハンドラの好適な実施形態について説明するが、テストトレイ及びテスタにおいて、従来技術と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略または圧縮する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態によるテストハンドラは、テストトレイとマッチプレートの熱膨張または熱収縮によって、テストトレイに把持された半導体素子とテストソケットの適切な接続に必要な許容偏差の範囲を超える変形が発生する恐れがある場合、発生し得る偏差を補償するために、マッチプレートの位置を調整させる技術を適用している。
図10は、本発明の実施形態によるテストハンドラ800を上側から見た概念図である。図10を参照すれば、本発明によるテストハンドラ800は、ローディング装置810、ソークチャンバ870、テストチャンバ860、ディソークチャンバ880、アンローディング装置830、プッシュ装置840及び位置調整装置850などを含んで構成される。
前記ローディング装置810は、顧客トレイ80aの半導体素子をテストトレイにロードさせる。
前記ソークチャンバ870は、前記ローディング装置810によるローディング済みのテストトレイ上の半導体素子を予熱または予冷させるために設けられる。
前記テストチャンバ860は、前記ソークチャンバ870を経由してきたテストトレイ上の半導体素子をテストするために設けられる。
前記ディソークチャンバ880は前記テストチャンバに位置した後、テスタ820によるテスト済みのテストトレイ上の半導体素子を常温に回復させるために設けられる。
前記アンローディング装置830は、前記ディソークチャンバ880を経て移動してきたテストトレイ上の半導体素子を顧客トレイ80bへアンロードさせる。
前記プッシュ装置840は、従来技術で説明したように、テストトレイ11a、11bに強固に密着した後、テストトレイ11a、11bを前記テスタ820側へ押すためのプッシュ部材として設けられるマッチプレート841と、このマッチプレート841を押すプレスユニット842を含み、そしてプレスユニット842はダクト842aとシリンダ842bなどを含んで構成される。
また、前記位置調整装置850は前記マッチプレート841の上下方向への位置を調整する。
このようなプッシュ装置840及び位置調整装置850については、図11、図12及び図13を参照して、より詳細に説明する。
図11は、本発明によるテストハンドラ800の主要部分を示す切り欠き斜視図である。
図11に示すように、前記プッシュ装置840はマッチプレート841a、841b、ダクト842a及びシリンダ842b(図10を参照)などを含んで構成される。
前記マッチプレート841a、841bは、マトリクス状に配列されている多数のプッシャ841-1を有しているため、該当プッシャ841-1がテストトレイ11a、11bのインサート11-1と接続され、前記位置調整装置850により上下方向への位置が調整される。尚、図11の切り欠き斜視図においては、マッチプレート841a、841bが半分ぐらい安着した状態で表わされている。
前記ダクト842aは前記マッチプレート841a、841bを前後方向へ押し、前記シリンダ842bはマッチプレート841a、841bを前後進動作させる動力を提供する。そして、ダクト842aは、その上中下段にそれぞれ後述するガイドレール851a、851b、851cの斜めの長孔851-1に挿入対応する突起842-1が少なくても1つ以上備えられており、該当突起842-1に嵌め込まれるベアリング842-2を具備させて斜めの長孔851-1の形成面と突起842-1との間の摩擦力を最小化させる。ここで、前記突起842-1はダクト842aに一体に形成されることもできるが、前記ベアリング842を前記ダクト842aに固定させるためのスクリューなどで構成されることが生産性においてより好ましい。もちろん、ベアリング842を介さず突起のみで構成することも好ましい。
また、図11に示すように、前記位置調整装置850はガイドレール851a、851b、851c、結合ブロック852a、852b、852c、偏心カム853-1を有するプリー853a、853b、853c、モータ854及び動力伝達ベルト855a、855b、855cなどを含んで構成される。
前記ガイドレール851a、851b、851cは、マッチプレート841a、841bを支持する支持部材としての役割を果たし、それぞれには前記ベアリング842-2が挿入される斜めの長孔851-1が突起842-1に対応する個数で斜線方向に形成されており、一端にはプリー853a、853b、853cの偏心カム853-1が挿入される上下長孔851-2が上下方向に形成されている。すなわち、ガイドレール851a、851b、851cはダクト842に位置変動が可能に結合される結合構造を有する。
前記結合ブロック852a、852b、852cはそれぞれ、前記ガイドレール851a、851b、851cとプリー853a、853b、853cとpの間に介在され、ダクト842aの側面に固定される。
前記プリー853a、853b、853cはそれぞれ前記結合ブロック852a、852b、852cに回転可能に結合され、その前端には偏心カム853-1を有し、この偏心カム853-1は前記ガイドレール851a、851b、851cの上下長孔851-2に挿入されている。
前記モータ854は前記プリー853a、853b、853cを回転させるための動力を供給する動力源であり、従って窮極的には前記マッチプレート841a、841bの上下方向への位置を調整する動力を供給する。
前記動力伝達ベルト855a、855b、855cのうち、第3動力伝達ベルト855cはモータ854の動力を下段のプリー853cに伝達し、第2動力伝達ベルト855bは下段のプリー853cの回転力を中段のプリー853bに伝達し、第1動力伝達ベルト855aは中段のプリー853bの回転力を上段のプリー853cの回転力に伝達する。従って、モータ854が回転すれば、モータ854の回転方向に対応して上中下段のプリー853a、853b、853cが互いに連動して回転する。
上述したように、本実施形態では、1つのモータ854により上下2つのマッチプレート841a、841bを共に位置調整させている。すなわち、1つのモータ854から発生する動力を複数のマッチプレート841a、841bに伝達することで、複数のマッチプレート841a、841bが 同時に移動するように構成して、それぞれの動力源により複数のマッチプレートが移動するように構成される場合に発生し得る移動干渉や、精巧な制御の困難さなどを排除させることができる。従って、こうした観点から、プリー853a、853b、853c、動力伝達ベルト855a、855b、855c及びガイドレール851a、851b、851cは、1つのモータ854から発生する動力を上下2つのマッチプレート841a、841bに伝達する動力伝達装置としての役割を果たす。
一方、図12及び図13は、本実施形態についてより明確に説明するために、下段のガイドレール851cを基準に主要部分を示す参照図である。
図12及び図13を参照すれば、下段のガイドレール851cにはダクト842aに備えられている突起842-1がベアリング842-2が介在された状態で下段のガイドレール851cの斜めの長孔851-1に挿入されている状態と、下段のプリー853cが有している偏心カム853-1が下段のガイドレール851cの上下長孔851-2に挿入されている状態とが示されている。すなわち、下段のプリー853cの回転中心点aと偏心カム853-1の中心点bとが互いに異なるため、下段のプリー853cが回転すれば、下段のプリー853cの回転方向に対応して偏心カム853-1が回転しながら、下段のガイドレール851cに左側方向または右側方向へ移動力を加える。一方、ベアリング842-2が介在された突起842-1は上下方向への移動が固定されたダクト842aに固定されて備えられるため、下段のガイドレール851cに左右方向への移動力が加えられる場合、下段のガイドレール851cが左右方向へ移動し、このような左右方向への移動力により斜めの長孔851-1の形成面がベアリング842-2に案内されながら、上下方向への移動をもたらす。すなわち、下段のプリー853cが回転すれば、下段のガイドレール851cは斜線方向に移動する。このような原理は、上段及び中段のガイドレール851a、851bにも同じく適用される。
上述したように構成される本実施形態によるテストハンドラ800の動作について、図12及び図13と図14及び図15を参照して説明するが、 マッチプレート841a、841bがテストトレイ11a、11bよりも高温による熱膨張が深刻な場合を例に挙げて説明する。尚、説明の便宜上、テストトレイ11a、11b及びハイフィックスボード171の熱変形は殆どないと仮定する。
もし、テストチャンバ860内の温度条件が高温の状態を維持しなければならない場合、図12の状態でマッチプレート841a、841bをガイドレール851a、851b、851cに定着させると、マッチプレート841a、841bがテストトレイ11a、11bよりも熱膨張の程度が大きいため、マッチプレート841a、841bとテストトレイ11a、11bの強固な密着が許されないか、マッチプレート841a、841bとテストトレイ11a、11bの強固な密着が許されてもテストトレイ11a、11bのインサート11-1に安着した半導体素子がハイフィックスボード171のテストソケット171-1に適切に接続されなくなる。すなわち、図14の状態のように、マッチプレート841a、841bの下側に構成されるプッシャ841-1bの位置は、テストトレイ11a、11bの下側に構成されるインサート11-1b及びハイフィックスボード171a、171bの下側に構成されるテストソケット171-1bの位置と一致するが、マッチプレート841a、841bの上側に構成されるプッシャ841-1aの位置はテストトレイ11a、11bの上側に構成されるインサート11-1a及びハイフィックスボード171の上側に構成されるテストソケット171-1aの位置と差を有する位置変化、すなわち、偏差を有するようになる。もし、このような状態でマッチプレート841a、841bを設置する場合には、マッチプレート841a、841bとテストトレイ11a、11bとが互いに強固に密着されなくなるか(特に、上側部分において)、マッチプレート841a、841bとテストトレイ11a、11bとが互いに強固に密着されてもテストトレイ11a、11bのインサート11-1に形成されているガイドホーム11-12(図7を参照)とテストソケット171-1のソケットガイダ171-11(図7を参照)とが適切にマッチせず、インサート11-1が破壊されるか、テストソケット171-1に不良が生じてしまう。
従って、モータ854を稼動させて各プリー853a、853b、853cを図13の曲線の矢印方向に回転させると、ガイドレール851a、851b、851cが各直線の矢印方向へ移動し、それによりガイドレール851a、851b、851cが下方向に所定程度移動して、マッチプレート841a、841bは図15の状態に設置され得る。すなわち、図15の状態を参照すれば、マッチプレート841a、841bの下側に形成されるプッシャ841-1bはテストトレイ11a、11bの下側に備えられるインサート11-1b及びハイフィックスボード171a、171bの下側に備えられるテストソケット171-1bとの関係で位置に対する偏差が生じるが、このような偏差は許容偏差内で発生するため、符号11-1bのインサートに安着した半導体素子と符号171-1bのテストソケットとの適切な接続に支障はなく、マッチプレート841a、841bの上側に形成されるプッシャ841-1aはテストトレイ11a、11bの上側に備えられるインサート11-1a及びハイフィックスボード171a、171bの上側に備えられるテストソケット171-1aとの関係で位置に対する偏差が減少し、符号11-1aのインサートに安着した半導体素子と符号171-1aのテストソケットとの適切な接続に影響を与えない。
もちろん、マッチプレート841a、841bがテストトレイ11a、11bよりも、冷却により熱収縮の程度が更に大きくなった場合には、前記動作の逆動作により半導体素子とテストソケット171-1との間の適切な接続がなされるように調整することができる。
<第2実施形態>
本発明による第2実施形態は、第1実施形態と同じ原理によるものであり、マッチプレートではないテストトレイの位置を調整することで、熱的膨脹や収縮にも拘わらず、テストトレイに把持された半導体素子とテストソケットの適切な接続がなされるようにする技術に関する。本実施形態は説明の便宜上、マッチプレートの熱的膨脹及び収縮は発生せず、テストトレイの熱的膨脹及び収縮のみ発生する状況を仮定する。
図16を参照してみれば、テストトレイ11a、11bの移送案内部材及び支持部材としての役割を果たすムーブレール1210a、1210b、1210cにそれぞれ斜めの長孔1210-1と上下長孔1210-2が形成されており、前記上下長孔1210-2に挿入される偏心カム1220-1を有する各プリー1220a、1220b、1220cは各結合部材1230a、1230b、1230cに回転可能に結合されいる。そして、各結合部材1230a、1230b、1230cには前記斜めの長孔1210-1にベアリング1230-1を介在して挿入される突起1230-2が備えられいる。尚、図16にはテストトレイ11a、11bが半分ぐらい挿入されている状態が示されている。
図16により説明される本実施形態でも、モータ1240が回転すれば、ムーブレール1210a、1210b、1210cが斜線方向に移動し、窮極にはムーブレール1210a、1210b、1210cにより支持されるテストトレイ11a、11bの位置が調整される。
本発明の第1実施形態及び第2実施形態は、説明の便宜上、テストトレイに熱変化がないか(第1実施形態)、マッチプレートに熱変化がない(第2実施形態)場合を例に説明したが、実際にはマッチプレート及びテストトレイの何れにも熱的膨脹または収縮が起こる。ところが、テストトレイにおいて多数のインサートはフレームに上下、左右及び前後に間隔を維持した状態で支持されるため、マッチプレートの位置のみ調整してマッチプレートの上下側のプッシャが許容偏差の範囲内でハイフィックスボードの上下側のテストソケットと対応できるようにする第1実施形態を従うことが好ましいが、マッチプレート及びテストトレイの材質及び温度条件に応じて熱的膨脹や収縮により発生し得る多様な範囲の偏差発生を考慮するとき、第1実施形態と第2実施形態が共に適用されるテストハンドラを実現させることが最も好ましいだろう。
そして、上述した第1及び第2実施形態では、マッチプレートやテストトレイの位置を調整するためにモータを用いているが、人力によりガイドレールまたはムーブレールを移動させた後、別途の固定手段によりガイドレールやムーブレールが調整された位置で固定させることもでき、このような場合、位置調整装置は単純にガイドレールまたはムーブレールを含むもので構成されることもできる。また、ラックとピニオンを用いてガイドレールやムーブレールを移動させることでマッチプレートやテストトレイの位置を調整できるなど、多様な応用例を有することができる。
なお、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明はその等価物も含まれる。
従来のテストハンドラを概略的に示す斜視図である。 図1のテストハンドラの主要部を上側から見た概念図である。 図1のテストハンドラに対応するテスタを概略的に示す斜視図である。 一般のテストハンドラに適用されるテストトレイを概略的に示す斜視図である。 図1のテストハンドラの主要部位を示す分解斜視図である。 図1のテストハンドラの主要部位を示す側面図である。 図1のテストハンドラの問題点を説明するための参照図である。 図1のテストハンドラの問題点を説明するための参照図である。 図1のテストハンドラの問題点を説明するための参照図である。 本発明の第2実施形態によるテストハンドラの主要部を上側から見た概念図である。 図10のテストハンドラの主要部位を示す切り欠き斜視図である。 図10のテストハンドラの主要部の動作状態を説明するための動作状態図である。 図10のテストハンドラの主要部の動作状態を説明するための動作状態図である。 図10のテストハンドラの主要部の動作状態による結果を説明するための参照図である。 図10のテストハンドラの主要部の動作状態による結果を説明するための参照図である。 本発明の第2実施形態によるテストハンドラの主要部位を示す切り欠き斜視図である。

Claims (11)

  1. 顧客トレイの半導体素子をテストトレイへロードするローディング装置と、
    前記ローディング装置によるローディング済みのテストトレイ上の半導体素子をテストするために設けられるテストチャンバと、
    前記テストチャンバに位置する少なくとも1つ以上のテストトレイをテスタ側へ押す動作を行うように前記テストトレイと水平方向に設けられる少なくとも1つ以上のプッシュ部材と、前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材を動作させるプレスユニットを含むプッシュ装置と、
    前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材とテストトレイとの間の上下位置に対する偏差の補償のために、前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材の位置を調整するための位置調整装置と、
    前記テスタによるテスト済みのテストトレイ上の半導体素子を顧客トレイへアンロードするアンローディング装置と
    を含むことを特徴とするテストハンドラ。
  2. 前記上下位置に対する偏差は、
    前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材またはテストトレイのうちの少なくとも一方の熱的膨張または収縮により形成されることを特徴とする請求項1に記載のテストハンドラ。
  3. 前記位置調整装置は前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材を支持し、位置変動が可能に設けられることで、前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材の位置を調整する少なくとも1つ以上の支持部材を含むことを特徴とする請求項1に記載のテストハンドラ。
  4. 前記少なくとも1つ以上の支持部材は位置変動が可能に前記プレスユニットに結合される結合構造を有することを特徴とする請求項3に記載のテストハンドラ。
  5. 前記結合構造は、前記少なくとも1つ以上の支持部材のそれぞれに少なくとも1つ以上の斜めの長孔が形成されており、前記プレスユニットには前記斜めの長孔に挿入される少なくとも1つ以上の突起が備えられることで、互いに結合される結合構造であることを特徴とする請求項4に記載のテストハンドラ。
  6. 顧客トレイの半導体素子をテストトレイへロードするローディング装置と、
    前記ローディング装置によるローディング済みのテストトレイ上の半導体素子をテストするために設けられるテストチャンバと、
    前記テストチャンバに位置する前記少なくとも1つ以上のテストトレイをテスタ側へ押す動作を行うように前記テストトレイと水平方向に設けられる少なくとも1つ以上のプッシュ部材を有するプッシュ装置と、
    前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材とテストトレイとの間の上下位置に対する偏差の補償のために、前記少なくとも1つ以上のテストトレイの位置を調整するための位置調整装置と、
    前記テスタによるテスト済みのテストトレイ上の半導体素子を顧客トレイへアンロードするアンローディング装置と
    を含むことを特徴とするテストハンドラ。
  7. 前記上下位置に対する偏差は、
    前記少なくとも1つ以上のプッシュ部材またはテストトレイのうちの少なくとも一方の熱的膨張または収縮により形成されることを特徴とする請求項6に記載のテストハンドラ。
  8. 前記位置調整装置は前記少なくとも1つ以上のテストトレイを支持し、位置変動が可能に設けられることで、前記少なくとも1つ以上のテストトレイを位置調整する少なくとも1つ以上の支持部材を含むことを特徴とする請求項6に記載のテストハンドラ。
  9. 前記少なくとも1つ以上の支持部材は、前記少なくとも1つ以上のテストトレイの移送を案内するムーブレールであることを特徴とする請求項8に記載のテストハンドラ。
  10. 顧客トレイの半導体素子をテストトレイへロードし、
    前記ローディングされたテストトレイ上の半導体素子をテストするため、テストチャンバに移送し、
    前記移送されたテストトレイが前記テストトレイと水平方向にマッチするプッシュ部材と上下位置に対する偏差が発生する場合に、前記プッシュ部材の位置を調整し、
    前記位置が調整されたプッシュ部材を作動してテスタ側へ前記テストトレイを移送し、
    前記テスタによりテスト済みのテストトレイ上の半導体素子を顧客トレイにアンロードすることを含むことを特徴とするテストハンドラを用いた半導体素子のテスト方法。
  11. 前記プッシュ部材の位置を調節するのは、
    前記テストトレイに構成されるインサートと前記プッシュ部材に構成されるマッチプレートのプッシャ及びハイフィックスボードのテストソケットの上、下側の位置がそれぞれ整合するように調整することを特徴とする請求項10に記載のテストハンドラを用いた半導体素子のテスト方法。
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