JP2001033520A - Icハンドラ装置のicコンタクト部 - Google Patents

Icハンドラ装置のicコンタクト部

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JP2001033520A
JP2001033520A JP11211255A JP21125599A JP2001033520A JP 2001033520 A JP2001033520 A JP 2001033520A JP 11211255 A JP11211255 A JP 11211255A JP 21125599 A JP21125599 A JP 21125599A JP 2001033520 A JP2001033520 A JP 2001033520A
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Satoru Takeshita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】DUTを電気的にコンタクトする測定部の構造
において、コンタクト状態における機械的な接触位置関
係を外部から直接的に確認可能な可視化構造を備えるI
Cハンドラ装置のICコンタクト部の構造を提供する。 【解決手段】被試験デバイスのICリードを対応する接
触子へ電気的にコンタクトするICハンドラ装置のIC
コンタクト部において、DUTのICリードの配列に対
応する位置に対応して備える接触子とICリードとに対
し、コンタクト状態における両者の機械的な接触位置関
係を外部から確認可能若しくは撮像装置を介して得た映
像表示により確認可能、とする可視化構造を備えるIC
ハンドラ装置のICコンタクト部。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体試験装置
のICハンドラ装置に関する。特に、被試験デバイスを
電気的にコンタクトする測定部の構造において、コンタ
クト状態における機械的な接触位置関係を外部から直接
目視可能な可視化構造を備えるICハンドラ装置のIC
コンタクト部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、従来の構成要素を説明する。ここ
で、半導体試験装置及びハンドラ装置は公知であり技術
的に良く知られている為、システム全体の概要説明は省
略する。尚、被試験デバイス(DUT)を電気的にコン
タクトするハンドラ装置の類似する測定部と周辺要素に
ついては特願平7−199926、特願平10−128
696に開示されているので、要部を除き説明を省略す
る。
【0003】従来技術について、図3と図4と図6とを
参照して以下に説明する。尚、図3では単一の構造とし
て示されているが、実際のデバイスのコンタクトは例え
ば16個を同時にコンタクトする構造を備えている。I
Cハンドラ装置内のコンタクト部の要部構成は、図3に
示すように、プレス部300と、プッシャユニット50
と、インサート100と、テストトレイ200と、テス
トソケット150と、ソケットボード180と、ハイフ
ィックス(HIFIX)500とを備える。
【0004】テストトレイ200は、図6に示すよう
に、インサート100が複数個、例えば64個が取り付
けられて、DUTを収容保持して装置内の供給部やチェ
ンバ(恒温槽)や測定部や排出部を搬送移動する。そし
て、例えば16個単位(図6A参照)にDUTを同時に
コンタクトしてデバイス試験が実施される。インサート
100は、DUT単位の収納保持容器であり、位置決め
精度良くDUTを収容保持する構造を備えている。これ
が、テストトレイ200上に多数個配列して係止されて
いる。このインサートの形状構造は大きさの異なるDU
T形状、異なるICリード配列・形状・構造等に対応し
て異なり、その都度対応するインサートに装着交換され
る。この為、異形状等のDUTに試験変更の都度、関連
するインサート100とプッシャユニット50とテスト
ソケット150とソケットボード180を含む交換機構
部品(チェンジキット)が交換可能とされている。この
チェンジキットの交換により多様なデバイス形状やピン
数に適用可能な汎用性を備えている。尚、インサート
(トレイインサート)の具体的構造の一例が特願平6−
314197に開示されている。
【0005】プレス部300は、例えば複数16個のプ
ッシャユニット50が下部に装着固定されていて、これ
を同時に上下駆動する駆動機構である。
【0006】プッシャユニット50は、リードプレス6
0と、プレスガイド56と、ガイドピン58とを備えて
いて、インサート100とテストソケット150とを位
置決めしながら押し下げて、DUTの全てのICリード
5を対応する接触子154へ電気的に押圧接触させる構
造体である。リードプレス60は絶縁材であり、プッシ
ャユニット50に係止され、左右の支持体52、54に
保持されていて、この先端部は一列に並んだICリード
5を一様に押す先端形状を備えている。ガイドピン58
はインサート100のガイド孔102と、テストソケッ
ト150のガイド孔152へ嵌入していくときに、プッ
シャユニット50とインサート100とテストソケット
150の3者を正確に位置決め案内させるガイド用のピ
ンである。
【0007】インサート100は、テストトレイ200
に遊動可能に係止された状態で、測定部のテストソケッ
ト150上へ搬送移動され、上記プッシャユニット50
に押されて、直下にあるテストソケット150へガイド
ピン58で位置決めされながら一体の結合状態となる。
【0008】テストソケット150は、DUTと電気的
コンタクトする専用のソケットであり、DUT側のIC
リード5の配列に対応する位置に対応させて接触子15
4を配設されている。そして、インサート100と結合
状態となったときに、各接触子154とDUTの各IC
リード5とは個々に電気的に接触(コンタクト)する。
各接触子154は、例えばソケットボード180と中継
装置(HIFIX500)を介して半導体試験装置のテ
ストヘッドに接続されている。尚、図示しているテスト
ソケット150は概念構造であり、多くのものは、ハウ
ジング部分(ソケットガイド)とコンタクト部分(IC
ソケット)とに分割可能な構造を備えていて、個別に交
換可能な構造を備えている。
【0009】ところで、最近のハーフピッチ型DUTの
ICリード間隔は極めて狭ピッチである。例えばリード
間隔が0.4mmでギャップが0.2mmである。この
ようなICリード5と個々に位置決めされて電気的に安
定に接触する為には、テストソケット150側の接触子
154のリード間隔もこれに対応して狭ピッチ間隔に形
成されている。この為、僅かな配置ずれやICリード5
の曲がりによっては、隣接するリードと電気的に接触し
てしまう不具合も生じやすい。ここで、半導体試験装置
ではコンタクトチェック機能を備えていて、これを実施
することで全てのICピンが対応する接触子154へ電
気的に接続されているか、更に、隣接ピン間のショート
が無いかを本来のデバイス試験に先立ち実施し、接触不
良の有無によって測定実施をするか否かの判定処理をし
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述説明したように従
来技術においては、コンタクトチェック機能を適用する
ことによって全ICピンが電気的に接続されているか否
かはチェックできるものの、ICリード5と接触子15
4間の機械的な接触位置関係が適正な位置かを確認する
ことは出来ない状況にある。この為、チェンジキットの
交換後において、そのまま運用して不具合が生じる場合
があった。また、チェンジキットの交換等において目測
で機構系の位置決めの微調整等を行うにはICリードが
微細なピッチである為、実用的な確認が困難である。こ
の為、数百万個ものDUTを昼夜連続で試験する過程に
おいて、コンタクトチェック機能の実施により接触不良
となってしまうものの発生確率が増加する傾向がみられ
る場合があり、このことは無用の不良発生をもたらす為
好ましくなく実用上の難点である。また、デバイス形状
自体において製造ロットや成型機械等のばらつきに伴う
寸法ずれもある。また、デバイス形状やピン数の違いに
伴ってチェンジキットの交換を行った直後においては、
適正なコンタクト接触位置関係に無いままデバイス試験
を実施してしまう場合があり、この点でも好ましくなく
実用上の難点がある。そこで、本発明が解決しようとす
る課題は、DUTを電気的にコンタクトする測定部の構
造において、コンタクト状態における機械的な接触位置
関係を外部から直接的に確認可能な可視化構造を備える
ICハンドラ装置のICコンタクト部の構造を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1に、上記課題を解決
するために、本発明の構成では、被試験デバイスのIC
リード5を対応する接触子154へ電気的にコンタクト
するICハンドラ装置のICコンタクト部において、D
UTのICリード5の配列に対応する位置に対応して備
える接触子154とICリード5とに対し、コンタクト
状態における両者の機械的な接触位置関係を外部から確
認可能若しくは撮像装置を介して得た映像表示により確
認可能、とする可視化構造を備えることを特徴とするI
Cハンドラ装置のICコンタクト部である。上記発明に
よれば、DUTを電気的にコンタクトする測定部の構造
において、コンタクト状態における機械的な接触位置関
係を外部から直接的に確認可能な可視化構造を備えるI
Cハンドラ装置のICコンタクト部の構造が実現でき
る。
【0012】第2に、上記課題を解決するために、本発
明の構成では、プレス部300とプッシャユニット50
とインサート100とテストソケット150とソケット
ボード180とハイフィックス(HIFIX)500と
を備え、上記プレス部300は所定複数個のプッシャユ
ニット50が装着係止されて前記プッシャユニット50
を同時に上下駆動する駆動機構であり、上記プッシャユ
ニット50はリードプレス60とプレスガイド56とガ
イドピン58とを備える構造体であり、前記ガイドピン
58とプレスガイド56とはプレス部300によって押
されて下降するときにインサート100とテストソケッ
ト150との両者を所定に位置決めしながら押し下げ、
リードプレス60はDUTの全てのICリード5を押圧
して対応するテストソケット150側の接触子154へ
電気的に押圧接触させ、上記所定複数個のインサート1
00は搬送用のテストトレイ200上に遊動可能に係止
配列されてICハンドラ装置内を搬送移動でき、DUT
を内部の所定位置に収容保持するデバイス収容容器であ
り、2カ所に第1のガイド孔102を備え、前記第1の
ガイド孔102はコンタクト部に移動後上記プッシャユ
ニット50のガイドピン58に案内されながら押され
て、直下にあるテストソケット150と共に所定に位置
決めされて一体の結合状態となり、上記テストソケット
150は接触子154と第2のガイド孔152とを備
え、前記接触子154はDUTのICリード5の配列に
対応する位置に配設して備える電気的な接触端子であ
り、上記第2のガイド孔152はプッシャユニット50
のガイドピン58に案内されながら押されて所定に位置
決めされてインサート100と共に一体の結合状態とな
り、上記ソケットボード180はテストソケット150
を係止し、テストソケット150の各接触子154は下
部に接続されているハイフィックス500を介して半導
体試験装置のテストヘッド側へ電気的に中継接続し、上
記構成要素を備えて、DUTの各ICリード5を対応す
る接触子154へ電気的にコンタクトするICハンドラ
装置のICコンタクト部において、押圧接触したコンタ
クト状態においてDUTのICリード5と対応する配列
位置に配置される接触子154との両者の機械的な接触
位置関係を外部から確認可能な可視化構造を備えること
を特徴とするICハンドラ装置のICコンタクト部があ
る。
【0013】第1図は、本発明に係る解決手段を示して
いる。第3に、上記課題を解決するために、本発明の構
成では、外部から確認可能な可視化構造はプッシャユニ
ット50に対して透明リードプレス60aとリードプレ
ス透視窓20とを備え、上記透明リードプレス60aは
透視可能な透光性を備える電気的絶縁材(例えばサファ
イア材)であり、上記リードプレス透視窓20は透明リ
ードプレス60aの直上に形成した少なくとも全ICリ
ード5と接触子154のコンタクト状態が透視可能に形
成した開口部(貫通孔)であることを特徴とする上述I
Cハンドラ装置のICコンタクト部がある。
【0014】第5図は、本発明に係る解決手段を示して
いる。第4に、上記課題を解決するために、本発明の構
成では、外部から確認可能な可視化構造はテストソケッ
ト150に対して透明接触子支持構造体29を備え、ソ
ケットボード180に対してソケット透視窓28を備
え、上記透明接触子支持構造体29はテストソケット1
50の全構造体若しくは少なくとも接触子154を支持
する構造体部位に対して透光性を備える電気的絶縁材を
用いて形成し、上記ソケット透視窓28は透明接触子支
持構造体29の直下に形成した少なくとも全接触子15
4とICリード5のコンタクト状態が透視可能に形成し
た開口部であることを特徴とする上述ICハンドラ装置
のICコンタクト部がある。
【0015】また、外部から確認可能な可視化構造の視
角位置に、電気映像信号に変換する撮像装置30を備え
ることを特徴とする上述ICハンドラ装置のICコンタ
クト部がある。
【0016】また、所定複数個のインサート100を同
時にコンタクトする構造を備えるICハンドラ装置にお
いて、所定複数個のインサート100のコンタクト部の
一部若しくは全部に対して上記可視化構造を適用するこ
とを特徴とする上述ICハンドラ装置のICコンタクト
部がある。
【0017】また、透明リードプレス60aはリードプ
レスの全体に対して透光性を有する部材を適用し、若し
くはリードプレスの全体における両端部に対して透光性
を有する部材を適用することを特徴とする上述ICハン
ドラ装置のICコンタクト部がある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を実施
例と共に図面を参照して詳細に説明する。
【0019】本発明について、図1と、図2とを参照し
て以下に説明する。尚、従来構成に対応する要素は同一
符号を付し、また、重複する部位の説明は省略する。
【0020】ICハンドラ装置内のコンタクト部の要部
構成要素は、図1に示すように、従来構成要素に対して
可視化構造を備えたものであって、透明リードプレス6
0aに変更し、リードプレス透視窓20と、撮像装置3
0とを追加した構成で成る。
【0021】プッシャユニット50に係止される透明リ
ードプレス60aは、従来のリードプレス60と同一形
状であるものの、透視可能な透光性を有する電気的絶縁
材を適用する。例えばサファイア材を適用する。この他
に比較的安価で耐久性のある他の透光材料を用いても良
い。
【0022】プッシャユニット50に備えるリードプレ
ス透視窓20は、上記透明リードプレス60aの直上に
形成した開口部(貫通孔)であり、全てのICリード5
若しくは両端部のICリード5と、対応する接触子15
4のコンタクト状態が上部から透視可能に形成する。
尚、透明リードプレス60aが支持固定される必要があ
る為、図2(b)に示すように、要部に対して開口部を
形成した例である。
【0023】次に、図2Aのリードプレス透視窓20か
ら透視するコンタクト部の接触位置関係について、図2
(a)に2つの位置状態について説明する。上段図は正
常位置関係の場合であり、透明リードプレス60aを通
してICリード5と接触子154との機械的な接触位置
関係が一目瞭然に確認できる。これから、適正な接触位
置関係(図2B参照)でコンタクトしていることが容易
に判断できる。従って、最適位置条件に機構系を微調整
可能となる結果、コンタクト部の機械的位置関係に係る
トラブルが未然に解消される利点が得られる。この結
果、コンタクト不具合となる発生確率が大幅に解消可能
となる利点が得られる。従って、数百万個以上ものDU
Tを昼夜連続で終日運転されることが多い半導体試験装
置のICハンドラ装置においては無用のトラブルが未然
に防止される大きな利点が得られる。更に、これら無用
なトラブルが解消されることによってメンテナンスコス
ト及びテストコストの低減効果も得られる。尚、接触位
置の位置ずれは図2Bに示すICリード配列方向(横方
向)の位置ずれのみではない。即ち、両者のリードの上
下重なり方向(縦方向)に対しても最適位置条件があ
る。更に、透明リードプレス60a自身の押圧端面とI
Cリード5と接触子154との3者の機械的な位置関係
も一目瞭然に確認でき、最適位置関係かの確認や微調整
ができるようになる利点も備えている。
【0024】一方、下段図は両者が左右方向に位置ずれ
している例であり、同様に、この位置ずれ状態(図2C
参照)を透明リードプレス60aを通して一目瞭然に確
認できる。これから、不適正な接触位置関係でコンタク
トしていることが容易に判断できる。このような不完全
位置状態においても半導体試験装置のコンタクトチェッ
ク機能により、コンタクト状態の良否判定が行われるも
のの、接触不良と判定された当該デバイスはデバイス試
験の実施から除外されて排除されてしまう。この頻度が
多いと複数個同時測定するハンドラ装置においてはスル
ープットの低下要因となってくるため好ましくない。ま
た、隣接端子と接触ぎりぎり状態にあってもコンタクト
チェック機能でPASSするものの、その後のデバイス
試験実施中に隣接端子が接触して不良デバイスと誤った
判定がされてしまったりする不具合が発生する可能性が
ある。また、特に高周波デバイスにおいてはAC特性に
変化が生じたりする可能性がある。このようにデバイス
測定の信頼性、相関性が重要とされるICハンドラ装置
においては、これら無用のトラブルを未然に防止できる
大きな利点が得られることとなる。
【0025】撮像装置30は、例えば小型のCCDカメ
ラであり、リードプレス透視窓20を通してコンタクト
状態における接触位置関係を確認できる光学位置に設置
してコンタクト状態の画像を電気信号に変換する。得ら
れた映像情報を外部へ出力する。これによって、表示装
置等で画像表示させることで、リモートで随時確認する
ことができる。尚、所望により、光学経路途中にミラー
等の光軸角度変更用の光学要素を介在させる構成として
も良い。また、フレキシブルな光ファイバを視角位置に
配置して、撮像装置30を所望の位置に配置できるよう
に構成しても良い。
【0026】尚、所望により人が直接目視、あるいはミ
ラー等を介して直視可能な状況においては上記撮像装置
30が無くても良い。例えば、ハンドラ装置を用いない
運用形態、つまり作業者が手動によりデバイスを着脱交
換してデバイス試験を行う形態においては、テストヘッ
ド上にマニュアルパフォーマンスボードが装着され、こ
の上に同様のテストソケット150を実装し、上方から
上述同様の構造を備えるプッシャユニット50で押圧す
る。このようなデバイス試験形態の場合は直接コンタク
ト状況を目視容易である。尚、所望により、前記形態に
おいても撮像装置30を備える構成で実施しても良い。
【0027】尚、本発明の実現手段は、上述実施の形態
に限るものではない。例えば図5のICリードのコンタ
クト状態を下面側から確認可能とする要部側面構造例に
示すように、DUTが半田ボール形態のICリード6の
場合は下面に端子が配列されている。この為、テストソ
ケット150の本体構造体の接触子154を支持する構
造体の部位に対して透明な部材を用いた透明接触子支持
構造体29を備える。更に、ソケットボード180の対
応する位置の直下にはコンタクト状態が透視可能な開口
部であるソケット透視窓28を設ける。そして、撮像装
置30を開口部の視角位置に設置して映像情報を外部へ
出力する。尚、透明接触子支持構造体29としてはテス
トソケット150の少なくとも接触子154を支持する
部位の支持構造体に対して透光性を備える電気的絶縁材
を用いれば良いが、所望により、本体構造体の全体に対
して適用しても良い。
【0028】また、所望により、リードプレス60の両
端部に対してのみ透光性を有する部材を適用し、当該部
位のコンタクト状態を確認可能とする開口部(貫通孔)
を形成する実施形態としても良い。この場合は、DUT
のICリード5の配列の両端部のみ確認できることとな
るものの、実用的には十分適用可能であり、上述同様に
大きな利点が得られる。
【0029】また、複数個のインサート100、例えば
2×8列とする16個(図6A参照)の配列形態で同時
にコンタクトする構造を備える場合において、プレス部
300は一体構造であり、所定の寸法精度を有している
からして、所望により、遠端の2カ所のコンタクト部の
プッシャユニット50に対してのみ上述構造を適用して
も良い。この場合は比較的安価で実用的効果が得られる
利点がある。
【0030】
【発明の効果】本発明は、上述の説明内容から、下記に
記載される効果を奏する。上述説明したように本発明に
よれば、プッシャユニット50に対して透明リードプレ
ス60aとリードプレス透視窓とを備える構成を具備し
たことにより、DUTのICリード5と対応する配列位
置に配置される接触子154との両者の機械的な接触位
置関係が一目瞭然に確認できる大きな利点が得られる。
この結果、コンタクト不具合となる発生確率が大幅に解
消可能となる利点が得られ、また測定のスループット低
下等の無用のトラブルも未然に防止される結果、コンタ
クトに係る品質向上が図れる大きな利点が得られること
となる。従って本発明の産業上の経済効果も大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、リードプレス透視窓と透明リードプ
レスとによって、ICリードのコンタクト位置状態を上
面側から目視可能とする要部側面構造図。
【図2】本発明の、(a)リードプレス透視窓からコン
タクト位置関係を透視する状態の説明図と、(b)リー
ドプレス透視窓を形成し、透明リードプレスを備えたプ
ッシャユニットとインサートとテストソケットの結合関
係を示す斜視図。
【図3】従来の、IC測定部のコンタクト部の概念を示
す要部側断面図。
【図4】従来の、(a)プッシャユニットとインサート
及びテストソケットの結合状態の斜視図と、(b)分離
した状態を示す斜視図。
【図5】本発明の、他の例であり、ICリードのコンタ
クト位置状態を下面側から目視可能とする要部側面構造
例。
【図6】テストトレイの外観とインサートの配列状況を
示す斜視図。
【符号の説明】
5,6 ICリード 20 リードプレス透視窓 28 ソケット透視窓 29 透明接触子支持構造体 30 撮像装置 50 プッシャユニット 52,54 支持体 56 プレスガイド 58 ガイドピン 60 リードプレス 60a 透明リードプレス 100 インサート 102,152 ガイド孔 150 テストソケット 154 接触子 180 ソケットボード 200 テストトレイ 300 プレス部 500 ハイフィックス(HIFIX) DUT 被試験デバイス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月9日(1999.9.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験デバイス(DUT)のICリード
    を対応する接触子へ電気的にコンタクトするICハンド
    ラ装置のICコンタクト部において、 DUTのICリードの配列に対応する位置に対応して備
    える接触子と該ICリードとに対し、コンタクト状態に
    おける両者の機械的な接触位置関係を外部から確認可能
    若しくは撮像装置を介して得た映像表示により確認可
    能、とする可視化構造を備えることを特徴とするICハ
    ンドラ装置のICコンタクト部。
  2. 【請求項2】 プレス部とプッシャユニットとインサー
    トとテストソケットとソケットボードとハイフィックス
    (HIFIX)とを備え、 上記プレス部は所定複数個のプッシャユニットが装着係
    止されて該プッシャユニットを同時に上下駆動する駆動
    機構であり、 上記プッシャユニットはリードプレスとプレスガイドと
    ガイドピンとを備える構造体であり、該ガイドピンと該
    プレスガイドとは該プレス部によって押されて下降する
    ときに該インサートと該テストソケットとの両者を所定
    に位置決めしながら押し下げ、該リードプレスはDUT
    の全てのICリードを押圧して対応するテストソケット
    側の接触子へ電気的に押圧接触させ、 上記所定複数個のインサートは搬送用のテストトレイ上
    に遊動可能に係止配列されてDUTを収容保持するデバ
    イス収容容器であり、2カ所に第1のガイド孔を備え、
    該第1のガイド孔はコンタクト部に移動後該プッシャユ
    ニットのガイドピンに案内されながら押されて、直下に
    あるテストソケットと共に所定に位置決めされて一体の
    結合状態となり、 上記テストソケットは接触子と第2のガイド孔とを備
    え、該接触子はDUTのICリードの配列に対応する位
    置に配設して備える電気的な接触端子であり、該第2の
    ガイド孔はプッシャユニットのガイドピンに案内されな
    がら押されて所定に位置決めされて該インサートと共に
    一体の結合状態となり、 上記ソケットボードは該テストソケットを係止し、該テ
    ストソケットの各接触子は下部に接続されているハイフ
    ィックスを介して半導体試験装置のテストヘッド側へ電
    気的に中継接続し、 上記構成要素を備えて、DUTの各ICリードを対応す
    る接触子へ電気的にコンタクトするICハンドラ装置の
    ICコンタクト部において、 押圧接触したコンタクト状態においてDUTのICリー
    ドと対応する配列位置に配置される接触子との両者の機
    械的な接触位置関係を外部から確認可能な可視化構造を
    備えることを特徴とするICハンドラ装置のICコンタ
    クト部。
  3. 【請求項3】 外部から確認可能な可視化構造はプッシ
    ャユニットに対して透明リードプレスとリードプレス透
    視窓とを備え、 上記透明リードプレスは透視可能な透光性を備える電気
    的絶縁材であり、 上記リードプレス透視窓は該透明リードプレスの直上に
    形成した少なくとも全ICリードと接触子のコンタクト
    状態が透視可能に形成した開口部であることを特徴とす
    る請求項2記載のICハンドラ装置のICコンタクト
    部。
  4. 【請求項4】 外部から確認可能な可視化構造はテスト
    ソケットに対して透明接触子支持構造体を備え、ソケッ
    トボードに対してソケット透視窓を備え、 上記透明接触子支持構造体はテストソケットの全構造体
    若しくは少なくとも接触子を支持する構造体部位に対し
    て透光性を備える電気的絶縁材を用いて形成し、 上記ソケット透視窓は該透明接触子支持構造体の直下に
    形成した少なくとも全接触子とICリードのコンタクト
    状態が透視可能に形成した開口部であることを特徴とす
    る請求項2記載のICハンドラ装置のICコンタクト
    部。
  5. 【請求項5】 外部から確認可能な可視化構造の視角位
    置に、電気映像信号に変換する撮像装置を備えることを
    特徴とする請求項3、又は4記載のICハンドラ装置の
    ICコンタクト部。
  6. 【請求項6】 所定複数個のインサートを同時にコンタ
    クトする構造を備えるICハンドラ装置において、所定
    複数個のインサートのコンタクト部の一部若しくは全部
    に対して上記可視化構造を適用することを特徴とする請
    求項1、又は2記載のICハンドラ装置のICコンタク
    ト部。
  7. 【請求項7】 透明リードプレスはリードプレスの全体
    に対して透光性を有する部材を適用し、若しくはリード
    プレスの全体における両端部に対して透光性を有する部
    材を適用することを特徴とする請求項3記載のICハン
    ドラ装置のICコンタクト部。
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