JP5025597B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、配線材により互いに接続された複数の太陽電池を備える太陽電池モジュールに関する。
太陽電池は、クリーンで無尽蔵に供給される太陽光エネルギーを直接電気エネルギーに変換することができるため、新しいエネルギー源として期待されている。
一般的に、太陽電池1枚当りの出力は数W程度である。従って、家屋やビル等の電源として太陽電池を用いる場合には、配線材によって互いに接続された複数の太陽電池を備える太陽電池モジュールが用いられる。
複数の太陽電池は、受光面側保護材と裏面側保護材との間において、封止材によって封止される。配線材は、一の太陽電池の受光面と、一の太陽電池に隣接する他の太陽電池の裏面とに接続される。
ここで、配線材表面における光学損失の低減を目的として、配線材表面に複数の凸部を形成する手法が提案されている(特許文献1参照)。配線材表面への入射光は、複数の凸部によって反射された後、受光面側保護材と空気との界面で再び反射される。これによって、配線材表面への入射光が太陽電池へ導くことができるため、太陽電池モジュールの変換効率を向上させることができる。
米国特許出願公開第20070125415号明細書
ここで、一般的に、太陽電池は、受光により光生成キャリアを生成する光電変換部と、光電変換部から光生成キャリアを収集する複数本の細線電極と、配線材を接続するための接続用電極とを備える。各細線電極は、光電変換部の受光面略全域に渡って形成される。
従って、上述のように、配線材表面への入射光を太陽電池へ導いたとしても、当該入射光の一部は、複数本の細線電極表面で反射されてしまう。そのため、太陽電池モジュールの変換効率の向上には余地があった。
本発明は、上述した状況に鑑みてなされたものであり、変換効率の向上を可能とする太陽電池モジュールを提供することを目的とする。
本発明の特徴に係る太陽電池モジュールは、受光面側保護材と裏面側保護材との間に封止された複数の太陽電池を備える太陽電池モジュールであって、複数の太陽電池のうち一の太陽電池は、受光面側保護材と対向する受光面と、受光面上に形成される複数本の細線電極とを有し、配線材は、受光面上に配置され、配線材は、受光面側保護材と対向する対向面に形成された複数の凸部を有し、受光面は、受光面側保護材を透過された光のうち複数の凸部及び受光面側保護材によって順次反射された光を受ける第1受光領域と、受光面側保護材を透過された光を直接受ける第2受光領域とを含み、第1受光領域の単位面積当りにおいて複数本の細線電極が形成される面積は、第2受光領域の単位面積当りにおいて複数本の細線電極が形成される面積よりも小さいことを要旨とする。
本発明の特徴に係る太陽電池モジュールによれば、第1受光領域における受光面積比率を、第2受光領域における受光面積比率よりも大きくすることができる。そのため、第1受光領域において、配線材の対向面に形成された複数の凸部及び受光面側保護材によって順次反射された光を、より多く太陽電池内に取り込むことができる。その結果、太陽電池モジュールの変換効率を向上することができる。
本発明の特徴において、第1受光領域における複数本の細線電極の線幅は、第2受光領域における複数本の細線電極の線幅よりも小さくてもよい。
本発明の特徴において、複数本の細線電極は、第1受光領域に形成されていなくてもよい。
本発明の特徴において、第1受光領域は、受光面に対して略垂直な方向に沿って入射した光のうち複数の凸部及び受光面側保護材によって順次反射された光を受ける領域であってもよい。
本発明によれば、変換効率の向上を可能とする太陽電池モジュールを提供することができる。
次に、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
<太陽電池モジュールの構成>
本発明の第1実施形態に係る太陽電池モジュールの構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る太陽電池モジュール100の側面図である。図2は、第1実施形態に係る太陽電池10の平面図である。
太陽電池モジュール100は、図1に示すように、太陽電池ストリング1、受光面側保護材2、裏面側保護材3及び封止材4を備える。
太陽電池ストリング1は、受光面側保護材2と裏面側保護材3との間に封止材4によって封止される。太陽電池ストリング1は、配列方向Hに沿って配列された複数の太陽電池10を備える。複数の太陽電池10は、複数の配線材11によって互いに電気的に接続される。
太陽電池10は、図1及び図2に示すように、光を受ける受光面10Aと、受光面10Aの反対側に設けられる裏面10Bとを有する。受光面10A及び裏面10Bそれぞれは、太陽電池10の主面である。受光面10Aは、受光面側保護材2と対向する。裏面10Bは、裏面側保護材3と対向する。
太陽電池10は、図2に示すように、光電変換部20、複数本の細線電極30及び2本の接続用電極40を備える。
光電変換部20は、光を受けることにより光生成キャリアを生成する。光生成キャリアとは、光が光電変換部20に吸収されて生成される正孔と電子とをいう。光電変換部20は、pn型接合或いはpin接合などの半導体接合を内部に有する。光電変換部20は、単結晶Si、多結晶Si等の結晶系半導体材料、GaAs、InP等の化合物半導体材料等の一般的な半導体材料などを用いて形成することができる。
複数本の細線電極30は、光電変換部20から光生成キャリアを収集する収集電極である。各細線電極30は、受光面10A上において、配列方向Hと略直交する直交方向Tに沿って形成される。各細線電極30は、例えば、印刷法などを用いて、樹脂型導電性ペーストや焼結型導電性ペースト(セラミックペースト)によって形成される。なお、各細線電極30の寸法及び本数は、光電変換部20の大きさや物性などを考慮して適当な本数に設定することができる。例えば、光電変換部20の寸法が約100mm角である場合には、約50本の細線電極30を形成できる。なお、図示しないが、裏面10B上には、複数本の細線電極30が形成されていてもよいし、また、裏面10B略全面を覆うように収集電極が形成されていてもよい。本発明は、裏面10B上に形成される収集電極の形状を限定するものではない。
なお、本実施形態では、各細線電極30は、線幅が小さく形成される部分を有する。各細線電極30の詳細な構成については後述する。
2本の接続用電極40は、配線材11を接続するための電極である。各接続用電極40は、受光面10A上において、配列方向Hに沿って形成される。各接続用電極40は、例えば、印刷法などを用いて、樹脂型導電性ペーストや焼結型導電性ペースト(セラミックペースト)によって形成される。各接続用電極40の寸法及び本数は、光電変換部20の大きさや物性などを考慮して、適当な本数に設定することができる。なお、図示しないが、裏面10B上においても、2本の接続用電極40が形成されていてもよい。
受光面側保護材2は、図1に示すように、各太陽電池10の受光面10A側に配置されており、太陽電池モジュール100の表面を保護する。受光面側保護材2としては、透光性及び遮水性を有するガラス、透光性プラスチック等を用いることができる。受光面側保護材2は、太陽電池モジュール100の使用環境において外気(空気)と接する。
裏面側保護材3は、各太陽電池10の裏面側に配置され、太陽電池モジュール100の背面を保護する。裏面側保護材3としては、PET(Polyethylene Terephthalate)等の樹脂フィルム、Al箔を樹脂フィルムでサンドイッチした構造を有する積層フィルムなどを用いることができる。
封止材4は、受光面側保護材2と裏面側保護材3との間で太陽電池ストリング1を封止する。封止材4としては、EVA、EEA、PVB、シリコン、ウレタン、アクリル、エポキシ等の透光性の樹脂を用いることができる。
なお、このような太陽電池モジュール100の外周には、Alフレーム(不図示)を取り付けることができる。
<太陽電池ストリングの構成>
以下において、第1実施形態に係る太陽電池ストリングの構成について図面を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係る太陽電池ストリング1の平面図である。
図3に示すように、一の太陽電池10と一の太陽電池10に隣接する他の太陽電池10とは、2本の配線材11によって接続される。具体的には、各配線材11の一端部は、一の太陽電池10の受光面10A上に形成された接続用電極40に接続される。各配線材11の他端部は、他の太陽電池10の裏面10B上に形成された接続用電極40に接続される。
ここで、各配線材11は、受光面側保護材2と対向する対向面11Aに形成された複数の凸部を有する。図示しないが、各凸部は、配列方向Hを長手方向として形成されており、各凸部どうしは直交方向Tに沿って並べられる。
受光面側保護材2を透過された光のうち対向面11Aに向かって入射した光は、複数の凸部及び受光面側保護材2によって順次反射される。具体的には、図4(図1のP−P断面)に示すように、対向面11Aに向かって入射した光は、複数の凸部の斜面において反射された後、受光面側保護材2と外気(空気)との界面において反射される。これにより、対向面11Aに向かって入射した光は、太陽電池10の受光面10Aに入射する。なお、本実施形態では、図4に示すように、受光面側保護材2を透過される光は、受光面10Aに対して垂直な方向である垂直方向Sに沿って入射するものとする。
ここで、受光面10Aは、図3及び図4に示すように、第1受光領域10Aと第2受光領域10Aとを有する。
第1受光領域10Aは、受光面側保護材2を透過された光のうち複数の凸部及び受光面側保護材2によって順次反射された光と、受光面側保護材2を透過された光とを受ける領域である。第1受光領域10Aは、一の配線材11の両側方それぞれにおいて、配列方向Hに沿って形成される。すなわち、一の配線材11の対向面11Aによって反射された光は、一の配線材11の両側方において受光面10Aに入射する。
第2受光領域10Aは、受光面側保護材2を透過された光を主として直接受ける領域である。すなわち、対向面11Aによって反射された光のほとんどは、第2受光領域10Aに入射しない。
<細線電極の詳細構成>
以下において、第1実施形態に係る各細線電極の詳細構成について図面を参照しながら説明する。図5は、図3のQ部分の拡大図である。
図5に示すように、各細線電極30は、第1受光領域10Aにおける各細線電極30の線幅αは、第2受光領域10Aにおける各細線電極30の線幅βよりも小さい。例えば、線幅βは約80μm程度であるのに対して、線幅αは約30μm程度である。
従って、第1受光領域10Aの単位面積当りにおいて複数本の細線電極30が形成される面積は、第2受光領域10Aの単位面積当りにおいて複数本の細線電極30が形成される面積よりも小さい。すなわち、受光面10Aのうち各細線電極30によって覆われる面積の比率は、第2受光領域10Aよりも第1受光領域10Aの方が小さい。従って、第1受光領域10Aにおける受光面積比率は、第2受光領域10Aにおける受光面積比率よりも大きい。
<作用及び効果>
本実施形態に係る太陽電池モジュール100では、太陽電池10の受光面10Aは、受光面側保護材2を透過された光のうち配線材11の複数の凸部及び受光面側保護材2によって順次反射された光を受ける第1受光領域10Aと、受光面側保護材2を透過された光を直接受ける第2受光領域10Aとを含む。第1受光領域10Aの単位面積当りにおいて複数本の細線電極30が形成される面積は、第2受光領域10Aの単位面積当りにおいて複数本の細線電極30が形成される面積よりも小さい。具体的には、第1受光領域10Aにおける各細線電極30の線幅αは、第2受光領域10Aにおける各細線電極30の線幅βよりも小さい。
従って、第1受光領域10Aにおける受光面積比率を、第2受光領域10Aにおける受光面積比率よりも大きくすることができる。そのため、第1受光領域10Aにおいて、配線材11の対向面11Aに形成された複数の凸部及び受光面側保護材2によって順次反射された光を、より多く太陽電池10内に取り込むことができる。その結果、太陽電池モジュール100の変換効率を向上することができる。
[第2実施形態]
以下において、本発明の第2実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下においては、上記第1実施形態との相違点について主に説明する。具体的には、複数本の細線電極30は、第1受光領域10Aに形成されない。
<太陽電池ストリングの構成>
本発明の第2実施形態に係る太陽電池の構成について、図面を参照しながら説明する。図6は、第2実施形態に係る太陽電池ストリング1の平面図である。
図6に示すように、一の太陽電池10と一の太陽電池10に隣接する他の太陽電池10とは、3本の配線材11によって接続される。そのため、本実施形態では、各配線材11の幅を小さくすることができる。
ここで、各配線材11は、第1実施形態と同様、受光面側保護材2と対向する対向面11Aに形成された複数の凸部を有する。受光面側保護材2を透過された光のうち対向面11Aに向かって入射した光は、複数の凸部及び受光面側保護材2によって順次反射される。
具体的には、図7に示すように、対向面11Aに向かって入射した光は、複数の凸部の斜面において反射された後、受光面側保護材2と外気(空気)との界面において反射される。これにより、対向面11Aに向かって入射した光は、太陽電池10の受光面10Aに入射する。
従って、受光面10Aは、図6に示すように、受光面側保護材2を透過された光のうち複数の凸部及び受光面側保護材2によって順次反射された光を受ける第1受光領域10Aと、受光面側保護材2を透過された光を主として直接受ける第2受光領域10Aとを有する。なお、本実施形態では、一の配線材11の対向面11Aに向かって入射した光と、他の配線材11の対向面11Aに向かって入射した光とは、一の配線材11と他の配線材11との間において、同じ第1受光領域10Aに入射するように設計されているものとする。
<細線電極の詳細構成>
以下において、第2実施形態に係る各細線電極の詳細構成について図面を参照しながら説明する。
図6に示すように、各細線電極30は、第1受光領域10Aに形成されない。すなわち、各細線電極30は、第1受光領域10Aにおいて切断されている。
従って、第1受光領域10Aの単位面積当りにおいて複数本の細線電極30が形成される面積(=0)は、第2受光領域10Aの単位面積当りにおいて複数本の細線電極30が形成される面積(>0)よりも小さい。従って、第1受光領域10Aにおける受光面積比率(=100%)は、第2受光領域10Aにおける受光面積比率(<100%)よりも大きい。
<作用及び効果>
本実施形態に係る太陽電池モジュール100では、第1受光領域10Aにおいて、各細線電極30は形成されない。
従って、第1受光領域10Aにおける受光面積比率を約100%にすることができる。そのため、第1受光領域10Aにおいて、配線材11の対向面11Aに形成された複数の凸部及び受光面側保護材2によって順次反射された光を、より効率的に太陽電池10内に取り込むことができる。その結果、太陽電池モジュール100の変換効率をさらに向上することができる。
<その他の実施形態>
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上記実施形態では、第1受光領域10Aは、垂直方向Sに沿って入射した入射光が、複数の凸部及び受光面側保護材2で反射されることによって導かれる領域であることとしたが、入射光は垂直方向Sに対して傾きを有していてもよい。図8は、入射光の垂直方向Sに対する傾きと太陽電池モジュールの出力の向上比率との関係を示すグラフである。図8において、太陽電池モジュールの出力値は、配線材11の対向面11Aに凸部が形成されていない場合の出力値によって規格化されている。図8に示すように、傾きが約20度より大きくなると、太陽電池モジュールの出力値が低下する傾向にある。そのため、入射光の垂直方向Sに対する傾きは、約20度以下であることが好ましい。このように、受光面10Aに略垂直な入射光が導かれる領域を、第1受光領域10Aとして設定することができる。本実施形態では、「略垂直な入射光」の傾きは、垂直方向Sに対して約20度以下であるものとする。
また、上記実施形態では、すべての第1受光領域10Aにおける受光面積比率を第2受光領域10Aにおける受光面積比率よりも大きくすることとしたが、これに限られるものではない。少なくとも一の第1受光領域10Aにおいて、受光面積比率が第2受光領域10Aよりも大きければよい。
また、上記実施形態では、各細線電極30は、直交方向Tに沿って直線状に形成されることとしたが、これに限られるものではない。各細線電極30は、波線状などに形成されていてもよい。
また、上記第1実施形態では、各細線電極30は、第1受光領域10Aにおいて窄まれた形状を有することとしたが、これに限られるものではない。例えば、各細線電極30は、第1受光領域10Aにおいて網目状に形成されていてもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の第1実施形態に係る太陽電池モジュール100の側面図である。 本発明の第1実施形態に係る太陽電池10の平面図である。 本発明の第1実施形態に係る太陽電池ストリング1の平面図である。 本発明の第1実施形態に係る太陽電池モジュール100の模式的断面図である。 図3のQ部分の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る太陽電池ストリング1の平面図である。 本発明の第2実施形態に係る太陽電池モジュール100の模式的断面図である。 入射光の垂直方向Sに対する傾きと太陽電池モジュールの出力の向上比率との関係を示すグラフである。
符号の説明
1…太陽電池ストリング
2…受光面側保護材
3…裏面側保護材
4…封止材
10…太陽電池
10A…受光面
10A…第1受光領域
10A…第2受光領域
10B…裏面
11…配線材
11A…対向面
20…光電変換部
30…細線電極
40…接続用電極
100…太陽電池モジュール

Claims (4)

  1. 受光面側保護材と裏面側保護材との間に封止された複数の太陽電池を備える太陽電池モジュールであって、
    前記複数の太陽電池のうち一の太陽電池は、前記受光面側保護材と対向する受光面と、前記受光面上に形成される複数本の細線電極とを有し、
    前記受光面側保護材と対向する対向面に複数の凸部が形成された配線材が前記受光面上に配置され、
    前記受光面は、前記受光面側保護材を透過された光のうち前記複数の凸部及び前記受光面側保護材によって順次反射された光を受ける第1受光領域と、前記受光面側保護材を透過された光を直接受ける第2受光領域とを含み、
    前記第1受光領域の単位面積当りにおいて前記複数本の細線電極が形成される面積は、前記第2受光領域の単位面積当りにおいて前記複数本の細線電極が形成される面積よりも小さい
    ことを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 前記第1受光領域における前記複数本の細線電極の線幅は、前記第2受光領域における前記複数本の細線電極の線幅よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記複数本の細線電極は、前記第1受光領域に形成されない
    ことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  4. 第1受光領域は、前記受光面に対して略垂直な方向に沿って入射した光のうち前記複数の凸部及び前記受光面側保護材によって順次反射された光を受ける領域である
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の太陽電池モジュール。
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