JP5025335B2 - 陶器製便器本体 - Google Patents

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Description

本発明は陶器製便器本体に関する。
特許文献1に従来の種々の陶器製便器本体が開示されている。これらの便器本体では、外周壁が床面に載置されている。また、便鉢壁が便鉢を形成しており、この便鉢壁の上部には便鉢の周方向に開く単一の吐水口が貫設されている。便鉢壁の少なくとも後方が外周壁内に位置している。図4に示すように、外周壁81の上部と便鉢壁82の上端との間には略水平に延びる載置壁83が備えられている。また、これらの便器本体では、外周壁81の上端に接合された天部材90を備えており、便鉢壁82の上面と天部材90の下面とに囲まれたリム通水路84が形成されている。
特許文献1の図1に開示された天部材90は、略垂直上方に延びる外側壁90aと、外側壁90aの上端から内方へ略水平に延びる天壁90bと、天壁90bの内端から略垂直下方に延びる内側壁90cと、内側壁90cの下端から略水平に延び、外側壁90aに接続された底壁90dとを有している。また、外側壁90aの上端には外方に延びる第1取付壁90eが設けられている。第1取付壁90eは天壁90bの上面及び外周壁81の外面と連続する縁面90fをもっている。第1取付壁90eの下面は外周壁81の上端面と接合され、底壁90dの下面は載置壁83の上面と接合されている。
この種の天部材90において、外側壁90aの下端に外側壁90aと連続して下方に延びる第2取付壁が設けられる場合もある。この場合、第2取付壁の下面が載置壁83の上面と接合される。特許文献1の図2、図11、図12及び図14に開示された天部材も同様である。特許文献1の図8、図10及び図13に開示された天部材は、第1取付壁が途中で下方に屈曲している点を除いて同様である。
また、特許文献1の図17及び図18に開示された天部材は、同様の外側壁、天壁及び第1取付壁と、天壁の内端から下方に延びつつ外側壁に接続された傾斜壁とからなる。第1取付壁の下面は外周壁の上端面と接合され、外側壁及び傾斜壁の下面が載置壁の上面と接合されている。
また、図5に示す天部材91も公知である。この天部材91は、略垂直上方に延びる外側壁91aと、外側壁91aの上端から内方へ略水平に延びる天壁91bと、天壁91bの内端から略垂直下方に延びる内側壁91cと、内側壁91cの下端から略水平に延び、外側壁91aに接続された底壁91dとを有している。また、外側壁91aの上端には外方に延びる第1取付壁91eが設けられている。第1取付壁91eは天壁91bの上面及び外周壁81の外面と連続する縁面91fをもっている。第1取付壁91eの下面は外周壁81の上端面と接合されている。この天部材91は外側壁91a、天壁91b、内側壁91c及び底壁91dで囲まれた内部にリム通水路84が構成される。このため、底壁91dには適宜数の射水口84aが貫設されている。
図6に示す天部材92も公知である。この天部材92は、略垂直上方に延びる外側壁92aと、外側壁92aの上端から内方へ略水平に延びる天壁92bと、天壁92bの内端から略垂直下方に延びる内側壁92cと、内側壁92cの下端から略水平に延び、外側壁92aに接続された底壁92dとを有している。外側壁92aの下面は外周壁81の上端面と接合されている。この天部材92も外側壁92a、天壁92b、内側壁92c及び底壁92dで囲まれた内部にリム通水路84が構成される。このため、底壁92dには適宜数の射水口84aが貫設されている。
図7に示す天部材93も公知である。この天部材93は、略垂直上方に延びる外側壁93aと、外側壁93aの上端から内方へ略水平に延びる天壁93bと、天壁93bの内端から略垂直下方に延びる内側壁93cと、内側壁93cの下端から略水平に延びた後に下方に湾曲し、外側壁93aに接続された底壁93dとを有している。外側壁93a及び底壁93dの下面は外周壁81の上端面と接合されている。便鉢壁82の上端は略水平に延びて外周壁81と接合されている。底壁93dの下面及び便鉢壁82の上端はリム通水路84とされる。
これらの便器本体は一般に以下のように製造される。まず、排泥鋳込み成形法等により、複数個の素材が成形され、各素材に切削等の加工が施される。素材の一つは外周壁及び便鉢壁等となる本体素材であり、他の素材の一つは天部材となる天部材素材である。そして、各素材が接合され、成形体とされる。この成形体に釉薬が施されて施釉品とされ、施釉品が焼成されて便器本体が得られる。得られた便器本体は便器洗浄装置等とともに組み付けられ、洋風水洗式便器が構成される。この洋風水洗式便器において、便器洗浄装置から洗浄水が便鉢に吐水される。洗浄水は、便鉢内で旋回流となり、便鉢内の汚物とともに排出される。
特開2004−52329号公報
しかし、上記従来の各便器本体は、生産工程が増えたり、外観上問題があったり、大きさに応じた使用時の便宜性が損なわれていたりしている。
すなわち、特許文献1開示の便器本体、例えば図4に示す便器本体では、焼成時に天部材90がその荷重によって便鉢80側に傾斜しないよう、外側壁90aを載置壁83で支持することとしている。このため、外側壁90aを外周壁81と接合しておらず、外側壁90aと外周壁81との間に間隙Cを生じている。このため、この便器本体は、成形体の焼成時に間隙Cが膨張して外周壁81等に破損を生じないよう、間隙Cを外部に連通させる穴を別途設けなければならない。この場合、便器本体の生産工程が増えてしまう。
また、この便器本体では、載置壁83が必要であるとともに、間隙Cによって内側面90cの便鉢80側の内面が無駄に内側に突出してしまうことから、便鉢80の開口が狭い。この場合、たとえ便器本体を大きくしても、使用者は使用に不便を感じることとなる。
また、図5に示す便器本体においては、天部材91の内部にリム通水路84を形成していることから、天部材91が大きくなり、外側壁91aと外周壁81とを全て接合させることが困難である。このため、外側壁91aと外周壁81との間に中空部を生じやすく、この中空部が焼成時に膨張して外周壁81に破損が生じるおそれがある。このために中空部を例えば便鉢80の内面に連通する間隙Cが必要になる。この場合、便器本体の大きさに応じた使用時の便宜性がやはり損なわれることとなる。
一方、図6及び図7に示す便器本体においては、本体素材と天部材素材との接合ラインLが便器本体の上端近くにないために目立ち易く、外観の一層の向上が求められる。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、生産工程を増やすことなく、優れた外観を呈し、かつ大きさに応じた使用時の便宜性を発揮可能な陶器製便器本体を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の陶器製便器本体は、床面に載置される外周壁と、
該外周壁内に位置し、便鉢を形成する便鉢壁と、
略垂直上方に延びる外側壁と、該外側壁の上端から内方へ略水平に延びる天壁とを少なくとも有し、該外周壁の上端に接合された天部材とを備えた陶器製便器本体において、
前記天部材は、前記外側壁の上端に前記天壁の上面及び前記外周壁の外面と連続する縁面をもつ取付壁を有し、
該外周壁の上端は、外側で略水平をなす水平接合面と、内側で該水平接合面と連続して下り傾斜をなす傾斜接合面とからなり、該水平接合面は該傾斜接合面より下方の該外周壁の厚さよりも幅が狭く形成されており、該傾斜接合面は該傾斜接合面より下方の該外周壁の内面に沿って上方に延長した仮想延長線よりも外側へ上方に向けて徐々に広がるように形成されており、
該取付壁には該水平接合面と隙間なく接合される水平被接合面が形成され、該外側壁には該傾斜接合面と隙間なく接合される傾斜被接合面が形成されており、
前記天部材の荷重を前記水平接合面及び前記水平被接合面ばかりでなく、前記傾斜接合面及び前記傾斜被接合面によって支持していることを特徴とする。
本発明の陶器製便器本体では、外周壁の傾斜接合面に天部材における外側壁の傾斜被接合面が接合されている。傾斜接合面は水平接合面と連続して下り傾斜をなしていることから、焼成時の天部材の荷重は、水平接合面及び水平被接合面ばかりでなく、傾斜接合面及び傾斜被接合面によっても支持され、天部材が便鉢側に傾斜することを防止可能である。
また、この便器本体では、外周壁の傾斜接合面と天部材における外側壁の傾斜被接合面とが接合されているため、これらの間に間隙を生じない。このため、この便器本体は、余分な穴を別途設ける必要がなく、生産工程を増やさない。
また、この便器本体においては、天部材の取付壁が天壁の上面及び外周壁の外面と連続する縁面をもっており、本体素材と天部材素材との接合ラインが目立ち難い。
さらに、この便器本体では、外側壁と外周壁との間に間隙がないことから、内側壁の便鉢側の内面が無駄に内側に突出せず、便鉢の開口を広く確保することが可能である。
したがって、本発明の陶器製便器本体は、生産工程を増やすことなく、優れた外観を呈し、かつ大きさに応じた使用時の便宜性を発揮可能である。
天部材は、外側壁と天壁と取付壁とを少なくとも有しておれば足りるが、外側壁と、天壁と、天壁の内端から略垂直下方に延びる内側壁と、取付壁と、内側壁の下端から略水平に延び、外側壁に接続された底壁とからなり得る。この場合、本発明の便器本体は、外周壁の上部と便鉢壁の上端との間に略水平に延びる載置壁が備えられておれば、天部材の底壁の下面は載置壁の上面と接合されていることが好ましい。この場合、焼成時の天部材の荷重が底壁の下面及び載置壁の上面でも支持され、天部材が便鉢側に傾斜することをより一層防止可能である。
以下、本発明を具体化した実施例1、2を図面を参照しつつ説明する。
実施例1の陶器製便器本体1は、図1に示すように、外周壁1aが床面Fに載置されている。また、便鉢壁1bが便鉢2を形成しており、この便鉢壁1bの上部には便鉢2の周方向に開く単一の吐水口(図示せず)が貫設されている。便鉢壁1bの前方上部は、前方に略水平に延びて外周壁1aと一体にされ、リム通水路4を構成している。また、便鉢壁1bの側方及び後方は外周壁1a内に位置し、便鉢壁1bの側方上部は側方に略水平に延び、便鉢壁1bの後方上部は後方に略水平に延びてやはりリム通水路4を構成している。また、この便器本体1では、外周壁1aの上端に接合された天部材5を備えている。
この天部材5は、略垂直上方に延びる外側壁5aと、外側壁5aの上端から内方へ略水平に延びる天壁5bと、天壁5bの内端から略垂直下方に延びる内側壁5cと、内側壁5cの下端から略水平に延び、外側壁5aに接続された底壁5dとを有している。また、外側壁5aの上端外側には、天壁5bの上面及び外周壁1aの外面と連続する縁面5fをもつ取付壁5eが設けられている。
外周壁1aの上端は、図2に示すように、外側で略水平をなす水平接合面1cと、内側で水平接合面1cと連続して下り傾斜をなす傾斜接合面1dとからなる。また、取付壁5eには水平接合面1cと接合される水平被接合面5iが形成され、外側壁5aには傾斜接合面1dと接合される傾斜被接合面5jが形成されている。
便器本体1は、図1に示すように、便鉢2の下端に形成された流入口2aが便鉢2の裏面で後方に延びる上昇流路2bに連通している。上昇流路2bは設置時に流入口2aより高い最高位部に位置する便器排水口2dまで延びている。便器本体1の後部には外周壁1aで囲まれて上下が開放された収納空間1gが形成されている。便器排水口2dは、収納空間1gに向けて水平後方に開口している。収納空間1g内では、便器排水口2dに図示しないパッキンを介して排水接続管17が接続され、排水接続管17は床面Fに立ち上げられた図示しない床排水管に接続されるようになっている。
この便器本体1は以下のように製造される。まず、排泥鋳込み成形法によって複数個の素材が成形され、各素材に切削等の加工が施される。素材の一つは外周壁1a及び便鉢壁1b等となる本体素材であり、他の素材の一つは天部材5となる天部材素材である。そして、各素材が接合され、成形体とされる。この成形体に釉薬が施されて施釉品とされ、施釉品が焼成されて便器本体1が得られる。
こうして得られた便器本体1の収納空間1g内には、前記排水接続管17が収納されるとともに、便器洗浄装置18が収納される。また、図示しない便座及び便蓋が便器本体1に装着される。こうして、洋風水洗式便器が構成される。
この洋風水洗式便器において、便器洗浄装置18から洗浄水が便鉢2に吐水される。洗浄水は、便鉢2内で旋回流となり、流入口2a、上昇流路2b、便器排水口2d、排水接続管17及び床排水管を経て、便鉢2内の汚物とともに排出される。
ここで、実施例1の便器本体1では、図2に示すように、外周壁1aの傾斜接合面1dに天部材5における外側壁5aの傾斜被接合面5jが接合されている。傾斜接合面1dは水平接合面1cと連続して下り傾斜をなしていることから、焼成時の天部材5の荷重は、水平接合面1c及び水平被接合面5iばかりでなく、傾斜接合面1d及び傾斜被接合面5jによっても支持され、天部材5が便鉢2側に傾斜することを防止可能である。
また、この便器本体1では、外周壁1aの傾斜接合面1dと天部材5における外側壁5aの傾斜被接合面5jとが接合されているため、これらの間に間隙を生じない。このため、この便器本体1は、余分な穴を別途設ける必要がなく、生産工程を増やさない。
また、この便器本体1においては、天部材5の取付壁5eが天壁5bの上面及び外周壁1aの外面と連続する縁面5fをもっており、本体素材と天部材素材との接合ラインLが目立ち難い。
すなわち、天部材素材と本体素材とには水平方向の段差が不可避的に生じ得る。その段差が便器本体1の上端近くにない場合には、接合ラインLが目だってしまう。また、そのような段差は仕上げによっても、また釉薬によっても隠蔽し難い。ところが、この便器本体1においては、取付壁5eとなる天部材素材の部分と外周壁1aとなる本体素材の部分とに仮に水平方向の段差が生じていても、その段差は便器本体1の上端近くであるため、接合ラインLが目立たない。また、その段差は、天部材素材と本体素材とにおいて、天壁5bの上面を滑らかに仕上げることで、容易に解消可能である。さらに、その段差は天壁5bの上面及び外周壁1aの外面と連続しているため、釉薬によって容易に隠蔽される。
さらに、この便器本体1では、外側壁5aと外周壁1aとの間に間隙がないことから、内側壁5cの便鉢2側の内面が無駄に内側に突出せず、便鉢2の開口を広く確保することが可能である。
したがって、実施例1の便器本体1は、生産工程を増やすことなく、優れた外観を呈し、かつ大きさに応じた使用時の便宜性を発揮可能である。
実施例2の陶器製便器本体6は、図3に示すように、外周壁6aの上部と便鉢壁6bの上部との間に略水平に延びる載置壁6gが備えられている。また、この便器本体6では、外周壁6aの上端に接合された天部材7を備えている。載置壁6gの内側は、便鉢壁6bの上面と天部材7の下面とに挟まれたリム通水路9とされる。
この天部材7は、略垂直上方に延びる外側壁7aと、外側壁7aの上端から内方へ略水平に延びる天壁7bと、天壁7bの内端から略垂直下方に延びる内側壁7cと、内側壁7cの下端から略水平に延び、外側壁7aに接続された底壁7dとを有している。また、外側壁7aの上端外側には、天壁7bの上面及び外周壁6aの外面と連続する縁面7fをもつ取付壁7eが設けられている。
外周壁6aの上端は、外側で略水平をなす水平接合面6cと、内側で水平接合面6cと連続して下り傾斜をなす傾斜接合面6dとからなる。また、取付壁7eには水平接合面6cと接合される水平被接合面7iが形成され、外側壁7aには傾斜接合面6dと接合される傾斜被接合面7jが形成されている。他の構成は実施例1と同様である。
この便器本体6では、天部材7の底壁7dの下面が載置壁6gの上面と接合されている。このため、焼成時の天部材7の荷重が底壁7dの下面及び載置壁6gの上面でも支持され、天部材7が便鉢2側に傾斜することをより一層防止可能である。他の作用効果は実施例1と同様である。
以上において、本発明を実施例1、2に即して説明したが、本発明は上記実施例1、2に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、天部材は、外側壁と、天壁と、取付壁と、天壁の内端から下方に延びつつ外側壁に接続された傾斜壁とからなることも可能である。この場合も、実施例2の便器本体6と同様、焼成時の天部材の荷重を傾斜壁の下面及び載置壁の上面で支持することができることから、天部材が便鉢側に傾斜することをより一層防止可能である。
本発明は洋風水洗式便器に利用可能である。
実施例1の洋風水洗式便器の一部模式の断面図である。 実施例1の便器本体の要部拡大断面図である。 実施例2の便器本体の要部拡大断面図である。 従来の便器本体の要部拡大断面図である。 従来の便器本体の要部拡大断面図である。 従来の便器本体の要部拡大断面図である。 従来の便器本体の要部拡大断面図である。
符号の説明
F…床面
1a、6a…外周壁
2…便鉢
1b…便鉢壁
5、7…天部材
5a、7a…外側壁
5b、7b…天壁
1、6…陶器製便器本体
5f、7f…縁面
5e、7e…取付壁
1c、6c…水平接合面
1d、6d…傾斜接合面
5i、7i…水平被接合面
5j、7j…傾斜被接合面
5c、7c…内側壁
5d、7d…底壁
6g…載置壁

Claims (3)

  1. 床面に載置される外周壁と、
    該外周壁内に位置し、便鉢を形成する便鉢壁と、
    略垂直上方に延びる外側壁と、該外側壁の上端から内方へ略水平に延びる天壁とを少なくとも有し、該外周壁の上端に接合された天部材とを備えた陶器製便器本体において、
    前記天部材は、前記外側壁の上端に前記天壁の上面及び前記外周壁の外面と連続する縁面をもつ取付壁を有し、
    該外周壁の上端は、外側で略水平をなす水平接合面と、内側で該水平接合面と連続して下り傾斜をなす傾斜接合面とからなり、該水平接合面は該傾斜接合面より下方の該外周壁の厚さよりも幅が狭く形成されており、該傾斜接合面は該傾斜接合面より下方の該外周壁の内面に沿って上方に延長した仮想延長線よりも外側へ上方に向けて徐々に広がるように形成されており、
    該取付壁には該水平接合面と隙間なく接合される水平被接合面が形成され、該外側壁には該傾斜接合面と隙間なく接合される傾斜被接合面が形成されており、
    前記天部材の荷重を前記水平接合面及び前記水平被接合面ばかりでなく、前記傾斜接合面及び前記傾斜被接合面によって支持していることを特徴とする陶器製便器本体。
  2. 前記天部材は、前記外側壁と、前記天壁と、前記取付壁と、該天壁の内端から略垂直下方に延びる内側壁と、該内側壁の下端から略水平に延び、該外側壁に接続された底壁とからなる請求項1記載の陶器製便器本体。
  3. 前記外周壁の上部と前記便鉢壁の上端との間には略水平に延びる載置壁が備えられ、
    前記天部材の前記底壁の下面は該載置壁の上面と接合されている請求項2記載の陶器製便器本体。
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