JP5022939B2 - データ転送方法、データ転送プログラムおよびデータ転送プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

データ転送方法、データ転送プログラムおよびデータ転送プログラムを格納した記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、USB(Universal Serial Bus)プロトコルに定められたインタフェースでデータ転送を行うデータ転送方法、データ転送プログラムおよびデータ転送プログラムを格納した記録媒体に関する。
近年、USBプロトコルに定められたインタフェース(USBインタフェース)を備えた半導体メモリを用いた記録媒体であるUSBメモリが様々な用途に用いられるようになっている。
この種のUSBメモリはパーソナルコンピュータ等の外部記憶装置として用いる以外に、例えば、音楽データや映像データを記録して、USBインタフェースを備えたステレオ機器やテレビなどの電子機器に装着することで、USBメモリに記録された音楽データや映像データを再生するような用途に用いられることもある。
このようなUSBメモリなどのデバイスとステレオ機器やテレビなどの電子機器(ホスト)とを接続するUSBインタフェースの信号線に、静電気や無線LANなどの無線通信の電磁波の影響によるノイズが印加されると、再生中の音声や映像に不具合が生じたり、再生そのものが停止してしまうなどといった問題があった。
上述した問題に対して、例えば特許文献1に記載のUSB機器が提案されている。特許文献1に記載のUSB機器は、追加したリセット回路により、USB機器の暴走時などにリセットを行って、USB機器の初期化を行っている。
特開2002−373036号公報
しかしながら、特許文献1に記載のUSB機器は、リセット回路というハードウェアを追加しているために、ハードウェアの増大化および複雑化や当該リセット回路自身の電気的な弊害の検証が必要となることなどから開発コストの増大という問題があった。
そこで、本発明は、例えばハードウェアの追加を行わずに、ノイズによる影響を少なくするデータ転送方法、データ転送プログラムおよびデータ転送プログラムを格納した記録媒体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のデータ転送方法は、USBプロトコルに定められたインタフェースを用いたデバイスとホストとの間のデータ転送方法であって、前記インタフェースの信号線に外部から印加される電気的なノイズの影響による異常データを検出し、前記異常データの長さが予め定めた第1のUSBフレーム数以下である場合は、当該異常となったデータを再度前記デバイスから読み出し、前記異常データの長さが前記第1のUSBフレーム数を超えて予め定めた第2のUSBフレーム数以下である場合は、当該異常データの次のデータを前記デバイスから読み出し、前記異常データの長さが前記第2のUSBフレーム数を超える場合は、リセット動作を行ってデバイスの先頭からデータを読み出すことを特徴としている。
請求項に記載のデータ転送プログラムは、USBプロトコルに定められたインタフェースを用いたデバイスとの間でデータ転送を行うデータ転送手段としてコンピュータを機能させるデータ転送プログラムであって、前記インタフェースの信号線に外部から印加される電気的なノイズによる異常データを検出する検出手段と、前記異常データの長さが第1のUSBフレーム数以下である場合は、前記データ転送手段に当該異常となったデータを再度前記デバイスから読み出させ、前記異常データの長さが前記第1のUSBフレーム数を超えて予め定めた第2のUSBフレーム数以下である場合は、前記データ転送手段に当該異常データの次のデータを前記デバイスから読み出させ、前記異常データの長さが前記第2のUSBフレーム数を超える場合は、前記データ転送手段にリセット動作を行わせてデバイスの先頭からデータを読み出すように制御する制御手段として、前記コンピュータを機能させることを特徴としている。
以下、本発明の一実施形態にかかるデータ転送方法を説明する。本発明の一実施形態にかかるデータ転送方法は、印加される電気的なノイズの影響による異常データの長さが、予め定めた第1のUSBフレーム数以下である場合は、当該データを再度読み出し、第1のUSBフレーム数を超えて予め定めた第2のUSBフレーム数以下である場合は、当該データの次のデータを読み出し、第2のUSBフレーム数を超える場合は、リセット動作を行ってデバイスの先頭からデータを読み出すので、ノイズの影響の大きさ(長さ)によって再送信、読み飛ばし(マスク)、リセットと、動作を変更することができ、ノイズの影響に応じた低減策によりノイズの影響を少なくすることができる。また、データが異常であるか否かでノイズ印加の検出を行い、データの扱いを変更しているのみであるので、ハードウェアの追加等が不要となり、開発コストを抑えながらノイズの影響を少なくすることができる。さらに、判定基準がUSBプロトコルに定められたフレームの数によって予め定められているので、特別なタイマなどを用いずに単にフレーム数をカウントするカウンタなどで計測することができるので、判定を容易にすることができる。
また、デバイスからホストへのデータ転送が、USBプロトコルに定められたバルク転送によりデータの転送が行われてもよい。このようにすることにより、バルク転送を用いたデータ転送においてノイズの影響を少なくすることができる。
また、第2のUSBフレーム数が、前記ホスト内において強制リセットがなされるフレーム数未満であってもよい。このようにすることにより、強制リセットがなされて、ホスト内が初期化されることなく、デバイスとのデータ転送のみの初期化を行うことができる。
また、デバイスには、音声データまたは映像データが記録されていてもよい。このようにすることにより、音声データや映像データを転送して再生する際に、極力再生を継続しつつ、ノイズ印加による影響を少なくすることができる。
また、本発明の一実施形態にかかるデータ転送プログラムは、検出手段で検出された印加される電気的なノイズの影響による異常データの長さが、予め定めた第1のUSBフレーム数以下である場合は、データ転送手段に当該データを再度読み出させ、第1のUSBフレーム数を超えて予め定めた第2のUSBフレーム数以下である場合は、データ転送手段に当該データの次のデータを読み出させ、第2のUSBフレーム数を超える場合は、データ転送手段にリセット動作を行わせてデバイスの先頭からデータを読み出すようにそれぞれ制御手段で制御するので、ノイズの影響の大きさ(長さ)によって再送信、読み飛ばし(マスク)、リセットと、動作を変更することができ、ノイズの影響に応じた低減策によりノイズの影響を少なくすることができる。また、データが異常であるか否かでノイズ印加の検出を行い、データの扱いを変更しているのみであるので、ハードウェアの追加等が不要となり、開発コストを抑えながらノイズの影響を少なくすることができる。さらに、判定基準がUSBプロトコルに定められたフレームの数によって予め定められているので、特別なタイマなどを用いずに単にフレーム数をカウントするカウンタなどで計測することができるので、判定を容易にすることができる。
また、上述のデータ転送プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。このようにすることにより、データ転送プログラムを機器に組み込む以外に単体でも流通させることができ、バージョンアップ等も容易に行える。
本発明の一実施例にかかるデータ転送方法を図1乃至図4を参照して説明する。本発明の一実施例にかかるデータ転送方法は、図1に示すようなUSB機器1に適用されている。USB機器1は、図1に示すように、USBメモリ2と、本体部3と、を備え、USBメモリ2と本体部3とはUSBプロトコルに定められたインタフェースによって接続されている。
デバイスとしてのUSBメモリ2は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリが用いられた記録装置であり、USBインタフェースに則した接続端子を備えている。本実施例ではUSBメモリ2にはMP3(MPEG Audio Layer-3)やAAC(Advanced Audio Coding)などで符号化された音楽データが記録されている。勿論音楽データが符号化されたデータに限らないことは言うまでもない。
ホストとしての本体部3は、USBホスト部4と、マイコン5と、メモリ6と、デコーダ7と、音声出力端子8と、を備えている。
USBホスト部4は、USBインタフェースに則した接続端子を備え、マイコン5からの指示によってUSBメモリ2とUSBプロトコルに規定された通信を行い、USBメモリ2からのデータの読み出しやUSBメモリ2の制御などを行う。
データ転送手段、検出手段、制御手段としてのマイコン5は、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)などを内蔵したマイクロコンピュータであり、本体部3全体の制御やUSBホスト部4とUSBメモリ2間のデータ転送やノイズの影響による異常データ検出時の制御などを行う。
メモリ6は、USBメモリ2から読み出された音楽データを一時蓄積する半導体メモリである。
デコーダ7は、メモリ6に蓄積された音楽データを読み出して復号化し、その後アナログ信号に変換して音声出力端子8から出力する。
次に、上述した構成のUSB機器1において、USBメモリ2と本体部3との間のデータ転送時のノイズによる異常発生時の処理について図2ないし図4のフローチャートを参照して説明する。図2ないし図4に示したフローチャートはマイコン5内のROMに記録されたプログラムによって構成されマイコン5内のCPUが実行する。
まず、ステップS1において、USBデバイスとの接続状態を定期的に確認し、ステップS2に進む。本ステップでは、USBプロトコルに定められたバルク転送でUSBホスト4にUSBメモリ2から音楽データを読み出させて、その音楽データを受信したら、フレーム単位にACKまたはNAKコマンドをUSBメモリ2に送出させる。ACKおよびNAKコマンドはUSBプロトコルに規定され、ACKは正常に受信できたことを示し、NAKは正常に受信できなかったことを示すコマンドである。
次に、ステップS2において、異常データを受信したか否かを判断し、異常データを受信した場合(YESの場合)はステップS3に進み、そうでない場合(NOの場合)はステップS1に戻る。異常データとは、USBインタフェースの信号線であるDP(D+ともいう)およびDM(D−ともいう)が両方ともLowレベルの状態になっている場合をいう。USBプロトコルでは、転送されるデータの“0”や“1”を意味するDPとDMとの組み合わせが規定されており、転送されるデータとしてDP、DMともにLowという組み合わせはあり得ない。したがって、このようなデータとしてあり得ない組み合わせが検出された場合は異常データとして認識する。特に、外部から静電気や無線通信からの電磁波が原因とされるノイズが信号線に印加された場合は、このような異常データとしてUSBインタフェースの信号線上に現れることが多いので、この異常データを検出することでノイズの検出を行うことができる。すなわち、外部から印加される電気的なノイズの影響による異常データを検出している。
次に、ステップS3において、ステップS2で検出した異常データは第1の時間としての1フレーム以内か否かを判断し、1フレーム以内の場合はステップS4に進み、1フレームを超える場合はステップS6に進む。本ステップにおける判定はUSBフレームごとに行う。つまり、1つのUSBフレームにおいて1ビットでも異常データが検出された場合はそのUSBフレームは異常と判断する。したがって、1フレームを超える場合とは、1ビットでも異常データが検出されたUSBフレームが連続して2フレーム以上検出されたか否かということを意味する。なお、この第1の時間は1フレーム以内に限らないが、少なくとも後述する第2の時間よりも短い時間としなければならない。
次に、ステップS4において、USBメモリ2に対してNAKを返答し、再度同じ1フレームを要求してステップS5に進む。つまり、異常データが検出されたUSBフレームの再送信を要求している。
次に、ステップS5において、NAK返答して再送信されてきたフレームデータを上書きし、正常なデータに変更してステップS1に戻る。つまり、再送信されたUSBフレームをメモリ6の当該USBフレームが書き込まれるアドレスに上書きさせる。このようにすることで、1フレーム期間程度のノイズであれば再送信を行ってメモリ6のデータを上書きするので、デコーダ7のデコード動作に影響することなく、音声信号が途切れることなく再生が継続される。
ステップS6においては、ステップS2で検出した異常データは第2の時間としてのマスク処理可能なフレーム数か否かを判断し、マスク処理可能なフレーム数の場合はステップS7に進み、マスク処理不可能なフレーム数(マスク処理可能なフレーム数を超える)の場合はステップS8に進む。マスク処理とは異常データとなったUSBフレームを再生しないで読み飛ばすことを意味し、マスク処理可能なフレーム数は予め定められたフレーム数である。ただし、この予め定められたフレーム数は、マイコン5とUSBホスト4とを接続するバスの仕様により、バスの通信が行われずマイコン5が暴走したなどの正常な状態でないとして、マイコン5に対して割り込みなどによって強制的にリセットを行う時間よりも短い時間とする。つまり、強制的にリセットを行う時間より長く設定してしまうと、マイコン5に強制リセットがかかってしまい再生が継続できなくなってしまうのと、マイコン5自身がリセットされるとマイコン5のプログラムも初期化されてしまうので、復帰時間がかかってしまう恐れがあるため、強制的にリセットを行う時間よりは短くすることでプログラム上で処理ができるようにしている。
次に、ステップS7において、予め定めた数フレームマスクし、次のSOF、Adress、StreamDataを要求してステップS1に戻る。SOF(Start Of Flame)やAdressおよびStreamDataとはUSBフレームに含まれるデータである。つまり、異常データと判断されたフレームはデコーダ7によるデコード処理を行わせない。USBメモリ2に対してはマスクしたフレームの次のアドレスのデータを要求し、次のアドレスのデータから再生を継続する。
ステップS8においては、USBホスト部4にUSBメモリ2に対してUSBリセットを送出させてステップS9に進む。USBリセットとはDP、DM両信号ともLowレベルにすることである。このようにすることで、USBメモリ2の動作が初期化される。
次に、ステップS9において、USBホスト部4からGet DescriptorをUSBメモリ2に対して送出させて、ステップS10に進む。本ステップでは、USBメモリ2のアドレス0に格納されたUSBメモリ2を識別するための情報などUSBメモリ2を改めて認識するための情報を得るコマンドを送出している。
次に、ステップS10において、再度USBリセットを送出させてステップS10に進む。本ステップの2回目のリセットを行うことで、USBメモリ2を確実に初期化することができる。
次に、ステップS11において、USBホスト部4からデバイス(USBメモリ2)にUSBアドレスを割り当てて、Set AdressをUSBメモリ2に送出させてステップS1に戻る。これで、USBメモリ2の再セットアップが完了し、音楽データの読み出しを再開することができる。
本実施例によれば、本体部3と音楽データが記録されたUSBメモリ2とがUSBインタフェースによって接続されたUSB機器1において、USBインタフェースの信号線上に電気的なノイズが印加されたことを、データとして規定されていない異常なデータによって検出し、その異常データが検出されたUSBフレームが1フレーム以下の場合は異常データが検出されたUSBフレームを再送信させ、異常データが検出されたUSBフレームが1フレームを超えてマスク可能なフレーム数以下の場合は異常データが検出されたUSBフレームをマスクし次のUSBフレームから再生させ、マスク可能なフレーム数を超えた場合はUSBメモリ2に対してリセットをして再セットアップを行うことで、異常データが検出されたフレーム数に応じてノイズの影響の低減策を行うことができる。また、データが異常であるか否かでノイズ印加の検出を行っているので、ハードウェアの追加等が不要となり、開発コストを抑えることができる。
また、USBプロトコルに定められたバルク転送によりデータの転送が行われているので、バルク転送を用いた音楽データなどの転送においてノイズの影響を少なくすることができる。
また、ノイズの影響(異常データの長さ)を判定するためにUSBフレーム数を用いているので、フレーム数をカウントするのみでよく、判定を容易にすることができる。
また、マスク可能なフレーム数をマイコン外部からの強制リセットがかかる時間よりも短くすることで、極力再生を継続してノイズによってマイコン5の初期化が発生しないようにすることができる。
なお、USBメモリ2に記録されるデータは音楽データ(音声データ)に限らず映像データとしてもよい。本発明ではマスク(読み飛ばし)を行うために、音楽や映像などデータの欠落が発生しても影響が少ない(音飛びや映像の乱れなどは発生するものの少なくとも再生は継続できる)ようなデータであれば適用することができる。
前述した実施例によれば、以下のデータ転送方法およびデータ転送プログラムが得られる。
(付記1)USBプロトコルに定められたインタフェースを用いたUSBメモリ2と本体部3との間のデータ転送方法であって、
インタフェースの信号線に外部から印加される電気的なノイズの影響による異常データを検出し、異常データの長さが1フレーム以下である場合は、当該異常となったデータを再度USBメモリ2から読み出し、異常データの長さがイフレームを超えてマスク可能な時間以下である場合は、当該異常データの次のデータをUSBメモリ2から読み出し、異常データの長さがマスク可能な時間を超える場合は、リセット動作を行ってUSBメモリ2の先頭からデータを読み出すことを特徴とするデータ転送方法。
このデータ転送方法によれば、ノイズの影響の大きさ(長さ)によって再送信、読み飛ばし(マスク)、リセットと、動作を変更することができるのでノイズの影響を少なくすることができる。また、データが異常であるか否かでノイズ印加の検出を行い、データの扱いを変更しているのみであるので、ハードウェアの追加等が不要となり、開発コストを抑えながらノイズの影響を少なくすることができる。
(付記2)USBプロトコルに定められたインタフェースを用いたUSBメモリ2と本体部3との間でデータ転送を行うマイコン5としてコンピュータを機能させるデータ転送プログラムであって、
インタフェースの信号線に外部から印加される電気的なノイズによる異常データを検出するマイコン5と、
異常データの長さが1フレーム以下である場合は、マイコン5に当該異常となったデータを再度USBメモリ2から読み出させ、異常データの長さがイフレームを超えてマスク可能な時間以下である場合は、マイコン5に当該異常データの次のデータをUSBメモリ2から読み出させ、異常データの長さがマスク可能な時間を超える場合は、マイコン5にリセット動作を行わせてUSBメモリ2の先頭からデータを読み出すように制御するマイコン5として、コンピュータを機能させることを特徴とするデータ転送プログラム。
このデータ転送プログラムによれば、ノイズの影響の大きさ(長さ)によって再送信、読み飛ばし(マスク)、リセットと、動作を変更することができるのでのノイズの影響を少なくすることができる。また、データが異常であるか否かでノイズ印加の検出を行い、データの扱いを変更しているのみであるので、ハードウェアの追加等が不要となり、開発コストを抑えながらノイズの影響を少なくすることができる。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施例にかかるデータ転送方法が適用されるUSB機器のブロック図である。 図1に示されたUSB機器におけるUSBメモリ2と本体部3との間のデータ転送時のノイズによる異常発生時の処理を示したフローチャートの第1の部分である。 図1に示されたUSB機器におけるUSBメモリ2と本体部3との間のデータ転送時のノイズによる異常発生時の処理を示したフローチャートの第2の部分である。 図1に示されたUSB機器におけるUSBメモリ2と本体部3との間のデータ転送時のノイズによる異常発生時の処理を示したフローチャートの第3の部分である。
符号の説明
1 USB機器
2 USBメモリ(デバイス)
3 本体部(ホスト)
5 マイコン(データ転送手段、検出手段、制御手段)

Claims (6)

  1. USBプロトコルに定められたインタフェースを用いたデバイスとホストとの間のデータ転送方法であって、
    前記インタフェースの信号線に外部から印加される電気的なノイズの影響による異常データを検出し、前記異常データの長さが予め定めた第1のUSBフレーム数以下である場合は、当該異常となったデータを再度前記デバイスから読み出し、前記異常データの長さが前記第1のUSBフレーム数を超えて予め定めた第2のUSBフレーム数以下である場合は、当該異常データの次のデータを前記デバイスから読み出し、前記異常データの長さが前記第2のUSBフレーム数を超える場合は、リセット動作を行ってデバイスの先頭からデータを読み出すことを特徴とするデータ転送方法。
  2. 前記デバイスから前記ホストへのデータ転送が、USBプロトコルに定められたバルク転送により行われること特徴とする請求項1に記載のデータ転送方法。
  3. 前記第2のUSBフレーム数が、前記ホスト内において強制リセットがなされるフレーム数未満であることを特徴とする請求項1または2のうちいずれか一項に記載のデータ転送方法。
  4. 前記デバイスには、音声データまたは映像データが記録されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載のデータ転送方法。
  5. USBプロトコルに定められたインタフェースを用いたデバイスとの間でデータ転送を行うデータ転送手段としてコンピュータを機能させるデータ転送プログラムであって、
    前記インタフェースの信号線に外部から印加される電気的なノイズによる異常データを検出する検出手段と、
    前記異常データの長さが第1のUSBフレーム数以下である場合は、前記データ転送手段に当該異常となったデータを再度前記デバイスから読み出させ、前記異常データの長さが前記第1のUSBフレーム数を超えて予め定めた第2のUSBフレーム数以下である場合は、前記データ転送手段に当該異常データの次のデータを前記デバイスから読み出させ、前記異常データの長さが前記第2のUSBフレーム数を超える場合は、前記データ転送手段にリセット動作を行わせてデバイスの先頭からデータを読み出すように制御する制御手段として、前記コンピュータを機能させることを特徴とするデータ転送プログラム。
  6. 請求項に記載のデータ転送プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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