JP2009199141A - データ転送方法、データ転送プログラムおよびデータ転送プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

データ転送方法、データ転送プログラムおよびデータ転送プログラムを格納した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】例えばデバイスからの再セットアップ要求時にハードウェアの追加を行わずに確実に再セットアップが行えるデータ転送方法、データ転送プログラムおよびデータ転送プログラムを格納した記録媒体を提供する。
【解決手段】本体部3とUSBメモリ2とがUSBインタフェースによって接続されたUSB機器1において、例えばUSBインタフェースの信号線上に電気的なノイズが印加されたことによって、USBメモリ2から再セットアップ要求を示す信号が出力されたときに、その再セットアップ要求を示す信号の期間が再セットアップ要求と認識できない期間であれば、さらに2フレームデータを受信して、そのデータにSOFやアドレスといったUSBフレームを構成するのに必須のデータが検出されない場合は、本体部3からUSBリセットを送出して再セットアップを行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、USB(Universal Serial Bus)プロトコルに定められたインタフェースでデータ転送を行うデータ転送方法、データ転送プログラムおよびデータ転送プログラムを格納した記録媒体に関する。
近年、USBプロトコルに定められたインタフェース(USBインタフェース)を備えた半導体メモリを用いた記録媒体であるUSBメモリが様々な用途に用いられるようになっている。
この種のUSBメモリはパーソナルコンピュータ等の外部記憶装置として用いる以外に、例えば、音楽データや映像データを記録して、USBインタフェースを備えたステレオ機器やテレビなどの電子機器に装着することで、USBメモリに記録された音楽データや映像データを再生するような用途に用いられることもある。
このようなUSBメモリなどのデバイスとステレオ機器やテレビなどの電子機器(ホスト)とを接続するUSBインタフェースの信号線に、静電気や無線LANなどの無線通信の電磁波の影響によるノイズが印加されると、USBメモリが異常を検知して電子機器に対してリセット信号送出による再セットアップ要求を行うことがある。
この場合、ホスト側でそのリセット信号を認識できれば問題ないが、デバイスとホストとの組み合わせによっては、リセット信号の送出期間が短すぎてホスト側でリセット信号を認識できないことがある。このような状態に陥ると、ホスト側もデバイス側もフリーズしたような状態になり、使用者への支障が生じるという問題があった。
上述した問題に対して、例えば特許文献1に記載のUSB機器が提案されている。特許文献1に記載のUSB機器は、追加したリセット回路により、USB機器の暴走時などにリセットを行って、USB機器の初期化を行っている。
特開2002−373036号公報
しかしながら、特許文献1に記載のUSB機器は、リセット回路というハードウェアを追加しているために、ハードウェアの増大化および複雑化を招き、コストの上昇という問題がある。
そこで、本発明は、例えばデバイスからの再セットアップ要求時にハードウェアの追加を行わずに確実に再セットアップが行えるデータ転送方法、データ転送プログラムおよびデータ転送プログラムを格納した記録媒体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のデータ転送方法は、USBプロトコルに定められたインタフェースを用いたデバイスとホストとの間のデータ転送方法であって、前記デバイスから前記ホストに対して再セットアップ要求を示す信号が送信されたときに、該再セットアップ要求を示す信号の出力期間が、再セットアップ要求を示していると前記ホストが認識できる期間よりも短い場合は、前記ホストは引き続き所定時間分のデータを前記デバイスから受信して、その受信したデータに意図しないデータが含まれている場合は、前記ホストから前記デバイスに対してリセットを示す信号を送信することを特徴としている。
請求項5に記載のデータ転送プログラムは、USBプロトコルに定められたインタフェースを用いたデバイスとの間でデータ転送を行うデータ転送手段としてコンピュータを機能させるデータ転送プログラムであって、前記デバイスから送信されてきた再セットアップ要求を示す信号を検出する再セットアップ要求信号検出手段と、前記デバイスから受信したデータに意図しないデータが含まれていることを検出するデータ検出手段と、前記再セットアップ要求信号検出手段が検出した再セットアップ要求を示す信号の出力期間が、前記再セットアップ要求を示していることと認識できる期間よりも短い場合は、前記データ転送手段に前記デバイスから所定時間分のデータをさらに受信させて、その受信したデータから前記データ検出手段が意図しないデータを検出した場合は、前記データ転送手段に前記デバイスに対してリセットを示す信号を送信させるように制御する制御手段と、して前記コンピュータを機能させることを特徴としている。
以下、本発明の一実施形態にかかるデータ転送方法を説明する。本発明の一実施形態にかかるデータ転送方法は、デバイスからホストに対して再セットアップ要求を示す信号が送信されたときに、その再セットアップ要求を示す信号の出力期間が、ホストが再セットアップ要求を示していると認識できる期間よりも短い場合は、ホストは引き続き所定時間分のデータをデバイスから受信し、その受信したデータに意図しないデータが含まれている場合は、ホストからデバイスに対してリセットを示す信号を送信しているので、デバイスの再セットアップ要求をホストが認識できなくとも、その後の受信データが意図しないデータ、つまりデータの送信時に送られてくるパターンのデータで無いことを検出することで、デバイスが正常にデータの送信を行っていないと判断してホストからリセット送信による再セットアップを行えるために、ハードウェアの追加無く、デバイスに対する再セットアップを確実に行うことができる。
また、所定時間が、USBプロトコルに定められたフレームの数によって定められていてもよい。このようにすることにより、特別なタイマなどを用いずに単にフレーム数をカウントするカウンタなどで計測することができるので、所定の時間の判定を容易にすることができる。
また、意図しないデータが含まれていることが、USBフレーム内のSOFおよびアドレスが検出されないことであってもよい。このようにすることにより、USBフレームに必ず存在するSOFおよびアドレスが検出されないことで、デバイスからは正常なUSBフレームが送出されていないことを判断することができる。
また、所定時間が複数フレーム期間であって、意図しないデータが該複数フレームのうち少なくとも1フレーム以上に含まれていてもよい。このようにすることにより、例えば所定時間を2フレーム期間としたときに前後いずれかの1フレームに対してSOFおよびアドレスが検出されるかを確認すればよいので、処理量を少なくすることができる。
また、本発明の一実施形態にかかるデータ転送プログラムは、検出手段においてデバイスから再セットアップ要求を示す信号が送信されたことを検出し、その再セットアップ要求を示す信号の出力期間が、ホストが再セットアップ要求を示していると認識できる期間よりも短いと制御手段が判断した場合は、制御手段がデータ転送手段に引き続き所定時間分のデータをデバイスから受信させ、その所定時間分のデータの中にデータ検出手段が意図しないデータを検出した場合は、制御手段がデータ転送手段にホストからデバイスに対してリセットを示す信号を送信させるよう制御しているので、デバイスの再セットアップ要求を認識できなくとも、その後の受信データが意図しないデータ、つまりデータの送信時に送られてくるパターンのデータで無いことを検出することで、デバイスが、正常にデータの送信を行っていないと判断してホストから再セットアップを行えるために、ハードウェアの追加無く、デバイスに対する再セットアップを確実に行うことができる。
また、上述のデータ転送プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。このようにすることにより、データ転送プログラムを機器に組み込む以外に単体でも流通させることができ、バージョンアップ等も容易に行える。
本発明の一実施例にかかるデータ転送方法を図1乃至図4を参照して説明する。本発明の一実施例にかかるデータ転送方法は、図1に示すようなUSB機器1に適用されている。USB機器1は、図1に示すように、USBメモリ2と、本体部3と、を備え、USBメモリ2と本体部3とはUSBプロトコルに定められたインタフェースによって接続されている。
デバイスとしてのUSBメモリ2は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリが用いられた記録装置であり、USBインタフェースに則した接続端子を備えている。本実施例ではUSBメモリ2にはMP3(MPEG Audio Layer-3)やAAC(Advanced Audio Coding)などで符号化された音楽データが記録されている。勿論音楽データが符号化されたデータに限らないことは言うまでもない。
ホストとしての本体部3は、USBホスト部4と、マイコン5と、メモリ6と、デコーダ7と、音声出力端子8と、を備えている。
USBホスト部4は、USBインタフェースに則した接続端子を備え、マイコン5からの指示によってUSBメモリ2とUSBプロトコルに規定された通信を行い、USBメモリ2からのデータの読み出しやUSBメモリ2の制御などを行う。
データ転送手段、再セットアップ要求信号検出手段、データ検出手段、制御手段としてのマイコン5は、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)などを内蔵したマイクロコンピュータであり、本体部3全体の制御やUSBホスト部4とUSBメモリ2間のデータ転送やデバイスからの再セットアップ要求時の制御などを行う。
メモリ6は、USBメモリ2から読み出された音楽データを一時蓄積する半導体メモリである。
デコーダ7は、メモリ6に蓄積された音楽データを読み出して復号化し、その後アナログ信号に変換して音声出力端子8から出力する。
次に、上述した構成のUSB機器1において、USBメモリ2から再セットアップ要求がなされた場合の本体部3の処理について図2および図3のフローチャートを参照して説明する。図2および図3に示したフローチャートはマイコン5内のROMに記録されたプログラムによって構成されマイコン5内のCPUが実行する。
まず、ステップS1において、USBデバイスとの接続状態を定期的に確認し、ステップS2に進む。本ステップでは、USBプロトコルに定められたバルク転送でUSBホスト部4にUSBメモリ2から音楽データを読み出させて、その音楽データを受信したら、フレーム単位にACKまたはNAKコマンドをUSBメモリ2に送出させる。ACKおよびNAKコマンドはUSBプロトコルに規定され、ACKは正常に受信できたことを示し、NAKは正常に受信できなかったことを示すコマンドである。
次に、ステップS2において、USBインタフェースの信号線であるDP(D+ともいう)およびDM(D−ともいう)が共にLowレベルの状態になっているか否かを検出し、検出した場合はステップS3に進み、検出していない場合はステップS1に戻る。本ステップにおいて検出しているDP、DM共にLowレベルになっていることが、USBメモリ2が再セットアップを要求していることを示している。
次に、ステップS3において、ステップS2で検出したDPとDMのLow期間は再セットアップ要求を示していることを認識できる期間か否かを判断し、認識できる場合はステップS7に進み、認識できない場合はステップS4に進む。再セットアップ要求(リセットともいう)を示すDPとDMのLow期間は予め定められており、その定められた期間より長ければ認識できるが、短いとマイコン5において再セットアップ要求を示すものと認識できない。詳しく図4を参照して説明する。図4はDPとDMの波形を示した波形図であり、時刻t0からt1までの期間Tが、USBメモリ2からの再セットアップ要求であるとする。一般的に再セットアップ要求を行った後は、USBメモリ2側(デバイス側)の信号線の終端に設けられたプルアップ抵抗によりDPがHiレベルに変化する。つまり、図4のt1でDPがHiレベルに変化するタイミングが早すぎると期間Tが再セットアップを示す期間に満たないので本体部3側では再セットアップ要求が認識できないことがある。
次に、ステップS4において、2フレーム分のデータを受信してステップS5に進む。2フレーム分とは予め定めた所定時間であり、再セットアップ要求が認識できない場合に本体部3(ホスト)がUSBメモリ2(デバイス)が正常に動作しているか確認するためのウェイト期間である。この期間は1フレーム以上であればよいが複数フレームであった方が望ましい。
次に、ステップS5において、DPとDMの信号状態を確認してステップS6に進む。DPとDMの信号状態を確認とは、DP、DMに正常なUSBフレームのデータがUSBメモリ2から送信されているか確認することを意味している。USBフレームは、USBプロトコルに規定されているように、SOF(Start Of Flame)やアドレスといったデータが必ず含まれる。したがって、このSOFやアドレスに相当するデータが検出されるかを確認することで、例えば図4のt1以降のようにUSBメモリ2が再セットアップ要求を行った後にDPはプルアップされたままというデータ転送中であればあり得ない状態を検出することができる。
次に、ステップS6において、意図しないデータを検出したか否かを判断して検出した場合はステップS7に進み、検出しない場合はステップS1に戻る。つまり、ステップS5でSOFやアドレスが確認できなかった場合は意図しないデータ検出としてステップS7に進む。
次に、ステップS7において、USBホスト部4にUSBメモリ2に対してUSBリセットを送出させてステップS8に進む。USBリセットとはDP、DM両信号ともLowレベルにすることである。このようにすることで、USBメモリ2の動作が初期化される。つまり、USBメモリの再セットアップ要求に対して応答している。
次に、ステップS8において、USBホスト部4からGet DescriptorをUSBメモリ2に対して送出させて、ステップS9に進む。本ステップでは、USBメモリ2のアドレス0に格納されたUSBメモリ2を識別するための情報などUSBメモリ2を改めて認識するための情報を得るコマンドを送出している。
次に、ステップS9において、再度USBリセットを送出させてステップS10に進む。本ステップの2回目のリセットを行うことで、USBメモリ2を確実に初期化することができる。
次に、ステップS10において、USBホスト部4からデバイス(USBメモリ2)にUSBアドレスを割り当てて、Set AdressをUSBメモリ2に送出させてステップS1に戻る。これで、USBメモリ2の再セットアップが完了し、音楽データの読み出しを再開することができる。
本実施例によれば、本体部3とUSBメモリ2とがUSBインタフェースによって接続されたUSB機器1において、例えばUSBインタフェースの信号線上に電気的なノイズが印加されたことによって、USBメモリ2から再セットアップ要求を示す信号が出力されたときに、その再セットアップ要求を示す信号の期間が本体部3で再セットアップ要求と認識できる期間であれば、本体部2からUSBリセットを送出して再セットアップを行い、再セットアップ要求と認識できない期間であれば、さらに2フレームデータを受信して、そのデータにSOFやアドレスといったUSBフレームを構成するのに必須のデータが検出されない場合は、本体部3からUSBリセットを送出して再セットアップを行うため、USBメモリ2から再セットアップ要求が短い場合でも本体部3側で再セットアップを行わなければならないことを判定することができ、ハードウェアの追加無く、USBメモリ2に対する再セットアップを確実に行うことができる。
また、SOFやアドレスの有無を判定するために時間ではなくUSBフレーム数を用いているので、そのUSBに規定されたフレーム期間において判定すればよく、判定を容易にすることができる。
なお、上述した実施例のDPとDMの信号状態の確認は、SOFとアドレスの有無のみでなく、例えばDPがプルアップの状態となっているのではなく暴走している場合は、DP、DMに現れるデータパターンが図5に示すパターンのいずれでもないことで意図しないデータであると判断してもよい。あるいは、暴走によってUSBフレームを構成するデータが定められているデータ量よりも多いことを検出して意図しないデータとなっていることとしてもよい。
なお、SOFやアドレスの有無の判定は、上述した実施例においては2フレームで行っていたが、2フレームのうちいずれか1フレームで行ってもよい。
また、USBメモリ2に記録されるデータは音楽データ(音声データ)に限らず映像データやワープロなどの文書データであってもよい。USBの転送モードもバルク転送に限らず、コントロール転送、インタラプト転送およびアイソクロナス転送に適用してもよい。
前述した実施例によれば、以下のデータ転送方法およびデータ転送プログラムが得られる。
(付記1)USBプロトコルに定められたインタフェースを用いたUSBメモリ2と本体部3との間のデータ転送方法であって、
USBメモリ2から本体部3に対して再セットアップ要求を示す信号が送信されたときに、該再セットアップ要求を示す信号の出力期間が、再セットアップ要求を示していると本体部3が認識できる期間よりも短い場合は、本体部3は引き続き所定時間分のデータを前記デバイスから受信して、その受信したデータに意図しないデータが含まれている場合は、本体部3からUSBメモリ2に対してリセットを示す信号を送信することを特徴とするデータ転送方法。
このデータ転送方法によれば、デバイスの再セットアップ要求を本体部3が認識できなくとも、その後の受信データが意図しないデータ、つまりデータの送信時に送られてくるパターンのデータで無いことを検出することで、USBメモリ2が、正常にデータの送信を行っていないと判断して本体部3から再セットアップを行えるために、ハードウェアの追加無く、デバイスに対する再セットアップを確実に行うことができる。
(付記2)USBプロトコルに定められたインタフェースを用いたUSBメモリ2との間でデータ転送を行うマイコン5としてコンピュータを機能させるデータ転送プログラムであって、
USBメモリ2から送信されてきた再セットアップ要求を示す信号を検出するマイコン5と、
USBメモリ2から受信したデータに意図しないデータが含まれていることを検出するマイコン5と、
前記マイコン5が検出した再セットアップ要求を示す信号の出力期間が、再セットアップ要求を示していることと認識できる期間よりも短い場合は、マイコン5にUSBメモリ2から2フレーム分のデータをさらに受信させて、その受信したデータからマイコン5が意図しないデータを検出した場合は、マイコン5にUSBメモリ2に対してリセットを示す信号を送信させるように制御するマイコン5と、
してコンピュータを機能させることを特徴とするデータ転送プログラム。
このデータ転送プログラムによれば、デバイスの再セットアップ要求を認識できなくとも、その後の受信データが意図しないデータ、つまりデータの送信時に送られてくるパターンのデータで無いことを検出することで、USBメモリ2が、正常にデータの送信を行っていないと判断して本体部3から再セットアップを行えるために、ハードウェアの追加無く、デバイスに対する再セットアップを確実に行うことができる。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施例にかかるデータ転送方法が適用されるUSB機器のブロック図である。 図1に示されたUSB機器におけるUSBメモリ2と本体部3との間のデータ転送時のノイズによる異常発生時の処理を示したフローチャートの一の部分である。 図1に示されたUSB機器におけるUSBメモリ2と本体部3との間のデータ転送時のノイズによる異常発生時の処理を示したフローチャートの他の部分である。 再セットアップ要求時のDPとDMの波形図の例である。 DP、DMの信号パターンの組み合わせを示す表である。
符号の説明
1 USB機器
2 USBメモリ(デバイス)
3 本体部(機器本体)
5 マイコン(データ転送手段、再セットアップ要求信号検出手段、データ検出手段、制御手段)

Claims (6)

  1. USBプロトコルに定められたインタフェースを用いたデバイスとホストとの間のデータ転送方法であって、
    前記デバイスから前記ホストに対して再セットアップ要求を示す信号が送信されたときに、該再セットアップ要求を示す信号の出力期間が、再セットアップ要求を示していると前記ホストが認識できる期間よりも短い場合は、前記ホストは引き続き所定時間分のデータを前記デバイスから受信して、その受信したデータに意図しないデータが含まれている場合は、前記ホストから前記デバイスに対してリセットを示す信号を送信することを特徴とするデータ転送方法。
  2. 前記所定時間が、USBプロトコルに定められたフレームの数によって定められていること特徴とする請求項1に記載のデータ転送方法。
  3. 前記意図しないデータが含まれていることが、USBフレーム内のSOFおよびアドレスが検出されないことであることを特徴とする請求項1または2に記載のデータ転送方法。
  4. 前記所定時間が複数フレーム期間であって、前記意図しないデータが該複数フレームのうち少なくとも1フレーム以上に含まれていることを特徴とする請求項2または3に記載のデータ転送方法。
  5. USBプロトコルに定められたインタフェースを用いたデバイスとの間でデータ転送を行うデータ転送手段としてコンピュータを機能させるデータ転送プログラムであって、
    前記デバイスから送信されてきた再セットアップ要求を示す信号を検出する再セットアップ要求信号検出手段と、
    前記デバイスから受信したデータに意図しないデータが含まれていることを検出するデータ検出手段と、
    前記再セットアップ要求信号検出手段が検出した再セットアップ要求を示す信号の出力期間が、前記再セットアップ要求を示していることと認識できる期間よりも短い場合は、前記データ転送手段に前記デバイスから所定時間分のデータをさらに受信させて、その受信したデータから前記データ検出手段が意図しないデータを検出した場合は、前記データ転送手段に前記デバイスに対してリセットを示す信号を送信させるように制御する制御手段と、
    して前記コンピュータを機能させることを特徴とするデータ転送プログラム。
  6. 請求項5に記載のデータ転送プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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JP2001160816A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Seiko Epson Corp Usb制御装置、プリンタおよびusb制御方法
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