JP5022195B2 - 化学的機械的研磨用スラリー組成物及びその前駆体組成物 - Google Patents

化学的機械的研磨用スラリー組成物及びその前駆体組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP5022195B2
JP5022195B2 JP2007302904A JP2007302904A JP5022195B2 JP 5022195 B2 JP5022195 B2 JP 5022195B2 JP 2007302904 A JP2007302904 A JP 2007302904A JP 2007302904 A JP2007302904 A JP 2007302904A JP 5022195 B2 JP5022195 B2 JP 5022195B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
slurry composition
independently
surfactant
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007302904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008135746A (ja
Inventor
デ ウォン パク
イン ギョン リ
ビョン ホ チョ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cheil Industries Inc
Original Assignee
Cheil Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cheil Industries Inc filed Critical Cheil Industries Inc
Publication of JP2008135746A publication Critical patent/JP2008135746A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5022195B2 publication Critical patent/JP5022195B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K3/00Materials not provided for elsewhere
    • C09K3/14Anti-slip materials; Abrasives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K3/00Materials not provided for elsewhere
    • C09K3/14Anti-slip materials; Abrasives
    • C09K3/1454Abrasive powders, suspensions and pastes for polishing
    • C09K3/1463Aqueous liquid suspensions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09GPOLISHING COMPOSITIONS; SKI WAXES
    • C09G1/00Polishing compositions
    • C09G1/02Polishing compositions containing abrasives or grinding agents
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/31Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to form insulating layers thereon, e.g. for masking or by using photolithographic techniques; After treatment of these layers; Selection of materials for these layers
    • H01L21/3105After-treatment
    • H01L21/31051Planarisation of the insulating layers
    • H01L21/31053Planarisation of the insulating layers involving a dielectric removal step

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

本発明は、研磨粒子、pH調節剤、界面活性剤及び脱イオン水を含むことを特徴とする研磨用スラリー組成物に関する。より詳しくは、2つ以上のイオン部(すなわち、親水基)と2つ以上の親油基とを有する界面活性剤を含む研磨用スラリー組成物に関する。前記研磨用スラリー組成物は、高平坦度が求められる半導体の研磨工程において、優れた研磨平坦度と分散安定性を示すと共に、工程のセルフストップを可能にするものである。
半導体デバイスの高集積化は、大容量の格納能力及び早いデータ処理スピードが求められる電子媒体の発展に重要な役割を果たしており、多機能の携帯電子媒体の進歩に伴い、デバイスの超微細化の重要性も高まっている。このような要求に伴い、半導体デバイスの製造において、平坦化工程はより狭い線幅を具現する上で重要な工程とされている。
このような要求を満たすために、化学的機械的研磨(CMP)工程が登場した。CMP工程に使用される研磨用スラリーは、一般的に、脱イオン水、研磨粒子、および、必要により研磨性能補助剤または安定剤を含む。CMP工程の原理は、被研磨材料を研磨パッドの表面上に接触させた状態で、研磨用スラリーを供給して被研磨材料の表面を化学的に反応させると同時に研磨パッドと被研磨材料を相対的に運動させ、物理的に被研磨材料の凸凹部分を平坦化させることである。
半導体ILD(Interlayer Dielectric;層間絶縁膜)の形成用CMP工程により、段差を有する単層物質の表面において、研磨停止層としてふるまう凹部の研磨速度よりも高い研磨速度で凸部を研磨することによって、該単層物質が平坦化される。一般的に、ILD研磨用スラリーは、凹部と凸部との研磨速度の差が僅かであり、研磨工程のセルフストップが容易でなく、表面特性や保存安定性の側面でも多くの問題点があった。
上述したように、半導体デバイスがより高集積化、小型化するほど、CMP工程の重要性はさらに高くなる。しかし、超微細の線幅を有するデバイスを製造する上で、高平坦度、欠陥の減少など改善しなければならないことが多い。
従って、本発明は、高平坦度が求められる半導体の研磨工程において、研磨工程のセルフストップを可能にし、研磨工程後の表面欠陥を減少させ、優れた研磨平坦度と分散安定性を有するよう、段差を有する半導体の表面で、研磨停止層として働く凹部と比較して凸部をより高い研磨速度で研磨することができる化学的機械的研磨用スラリー組成物及びその前駆体組成物を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、研磨粒子、pH調節剤、界面活性剤及び脱イオン水を含むスラリー組成物であって、該界面活性剤が2つ以上のイオン部と2つ以上の親油基とを含む化合物であることを特徴とする研磨用スラリー組成物を提供する。
本発明の一つの実施態様において、前記界面活性剤がスラリー組成物全体の重量に対して0.001〜10重量%含まれていてもよい。
本発明の他の実施態様において、前記界面活性剤は、下記化学式(1)または下記化学
式(2)で表わされる化合物であってもよい。
(式(1)中、Ra、Rb、Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ独立に1〜20
個の炭素原子を有するアルキル基であり、Xは、ハロゲンイオンであり、pおよびqは、それぞれ独立に1〜10の範囲の整数である。)
(式(2)中、Ra、Rb、Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ独立に1〜20
個の炭素原子を有するアルキル基であり、Xは、ハロゲンイオンであり、pおよびqは、それぞれ独立に1〜10の範囲の整数であり、nは、1〜20の範囲の整数である。)
本発明の他の実施態様において、前記研磨粒子は、ヒュームド・シリカ粒子、コロイドシリカ粒子、アルミナ粒子、セリア粒子の中から選択された1種以上であってもよい。
本発明の他の実施態様において、前記研磨粒子は、平均粒径が50〜500nmのセリア粒子をスラリー組成物全体に対して0.25〜20重量%含んでいてもよい。
本発明の他の実施態様において、前記研磨粒子は、使用前に平均粒径が100〜400nmの凝集体を形成するよう単分散させたヒュームド・シリカを含んでいてもよい。
本発明の他の実施態様において、前記pH調節剤は、KOH(水酸化カリウム)、アンモニア、TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)、TEAH(水酸化テトラエチルア
ンモニウム)、水酸化トリメチルエトキシアンモニウムまたは水酸化N,N−ジメチルピ
ペリジニウムの中から選択される1種以上であってもよい。
本発明の他の実施態様において、前記スラリー組成物は、陰イオン性重合体をさらに含んでいてもよい。
本発明の他の実施態様において、前記陰イオン性重合体は、分子内にカルボン酸またはスルホン酸を有する単量体を重合した平均分子量10,000以下の重合体であってもよい。
本発明は、pH調節剤、界面活性剤及び脱イオン水を含むスラリー前駆体組成物であって、該界面活性剤が2つ以上のイオン部と2つ以上の親油基とを含む化合物であることを特徴とする研磨用スラリー前駆体組成物を提供する。
本発明の一つの実施態様において、前記界面活性剤は、下記化学式(1)または下記化学式(2)で表わされる化合物であってもよい。
(式(1)中、Ra、Rb、Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ独立に1〜20
個の炭素原子を有するアルキル基であり、Xは、ハロゲンイオンであり、pおよびqは、それぞれ独立に1〜10の範囲の整数である。)
(式(2)中、Ra、Rb、Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ独立に1〜20
個の炭素原子を有するアルキル基であり、Xは、ハロゲンイオンであり、pおよびqは、それぞれ独立に1〜10の範囲の整数であり、nは、1〜20の範囲の整数である。)
上述したように、本発明は、ジェミニ界面活性剤を含むスラリー組成物およびその前駆体組成物を提供する。本発明のスラリー組成物を使用することで、高平坦度が求められる半導体の研磨工程において、段差を有する半導体表面の凸部を研磨停止膜として働く凹部よりも高い研磨速度で研磨することが可能となるので、本発明は、研磨工程のセルフストップを可能にし、研磨工程後の表面欠陥を減少させ、優れた研磨平坦度と分散安定性を有するスラリー組成物及びその前駆体組成物を提供することが可能である。
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明は、高い平坦度が求められる半導体の研磨工程において高い平坦性を示すと共に工程のセルフストップを実現し、かつ、研磨後の欠陥生成を大きく減少させることができる化学的機械的研磨用スラリー組成物及びその前駆体組成物に関するものである。
本発明の研磨用スラリー組成物は、研磨粒子、pH調節剤、界面活性剤及び脱イオン水を含むスラリー組成物であって、該界面活性剤が2つ以上のイオン部と2つ以上の親油基とを含む化合物であることを特徴とする。
前記研磨粒子としては、ヒュームド・シリカ(fumed silica)粒子、コロイドシリカ粒子、およびアルミナ粒子またはセリア(ceria)粒子などの金属酸化物粒子、並びにこれらの混合物を制限なく使用することができる。特に、本発明では、平均粒径が50〜500nmのセリア粒子をスラリー組成物全体の重量に対して0.25〜20重量%で使用することが望ましい。また、前記研磨粒子にヒュームド・シリカ粒子が含まれる場合には、該ヒュームド・シリカ粒子を、半導体の研磨工程に使用する前に凝集体の平均粒径が100〜400nmの範囲内になるよう単分散させてもよい。このようなヒュームド・シリカ粒子の単分散化は、全ての構成成分が配合されているスラリーを高圧で加速させることにより、オリフィス内で剪断力、衝突及び空洞化などを引き起こす方法(韓国特許出願第1998−39212号及び韓国特許出願第1999−34608号参照)を使用して達成することができる。なお、ヒュームド・シリカ及びセリア粒子の平均粒径は、例えば、HORIBA社製LA-910などのレーザー散乱式粒径分布測定装置を用いて測定することができる。
金属酸化物粒子を安定化させるために1以上の添加剤を加えることができる。なぜなら、添加剤を加えることにより前記金属酸化物粒子が液相に良好に分散した状態で存在するからである。このような添加剤の例としては、静電気的な効果により分散安定化を達成することができるpH調節剤、粒子の界面的特性を考慮して加える界面活性剤、および粒子の電気的性質を考慮して加える重合体などが挙げられる。
本発明の研磨用スラリー組成物に含まれるpH調節剤としては、KOH(水酸化カリウム)、アンモニアまたはTMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)、TEAH(水酸化
テトラエチルアンモニウム)、水酸化トリメチルエトキシアンモニウムまたは水酸化N,
N−ジメチルピペリジニウムなどの有機塩基を1種単独でまたは混合物として使用することができる。このpH調整剤は、最終スラリー組成物(すなわち、研磨直前の段階におけるスラリー組成物)のpHを調整するために用いることができる。前記pH調節剤は、スラリー組成物全体の重量を基準として0.02〜5重量%で使用し、最終スラリー組成物
のpHを3〜12に調節することが望ましい。
一方、金属酸化物として、固有のイオン性が正の値を有するセリア粒子を使用する場合、粒子の電気的性質を考慮し、陰イオン性重合体を使用することができる。この陰イオン性重合体は、分子内にカルボン酸やスルホン酸を含む単量体を重合することにより得られ、平均分子量10,000以下とすることができる。前記陰イオン性重合体の含量は、スラリー組成物全体の重量を基準として0.02〜5重量%にすることができる。前記陰イオン性重合体としては、ポリアクリル酸、ポリスルホン酸、ポリアクリル酸/マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸/アミド共重合体、およびこれらの混合物を制限なく使用することができる。
本発明のスラリー組成物における最も特徴的な成分は、2つ以上のイオン部と2つ以上の親油基を有する界面活性剤である。一般的な界面活性剤は、一つのイオン部と一つの親油基からなる構造を有しており、異なる界面で特徴的な界面特性を示す。一般的な界面活性剤に対して、本発明のスラリー組成物に用いられる2つ以上のイオン部と2つ以上の親油基とを有する界面活性剤は、より低い臨界ミセル濃度(CMC)を有し、比較的狭い範囲内の配向数(n)を有することができる。そのため、本発明で有用なこの界面活性剤は、乳化または分散、吸着など、より高い界面性能を発揮することができる。このような界面活性剤を「ジェミニ界面活性剤」という。本発明では、ジェミニ界面活性剤を半導体研磨用のスラリー組成物及びその前駆体組成物に導入して、被研磨層物質の平坦性を高め、表面欠陥の生成を最小化した。前記ジェミニ界面活性剤は、下記構造式(1)または(2)で表わすことができる:
(式(1)中、Ra、Rb、Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ独立に1〜20個の炭素原子を有するアルキル基であり、Xは、ハロゲンイオンであり、pおよびqは、それぞれ独立に1〜10の範囲の整数である。)、
(式(2)中、Ra、Rb、Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ独立に1〜20
個の炭素原子を有するアルキル基であり、Xは、ハロゲンイオンであり、pおよびqは、それぞれ独立に1〜10の範囲の整数であり、nは、1〜20の範囲の整数である。)。
前記式(1)において、Ra、Rb、Rc、Rd、ReおよびRfがそれぞれ独立に1〜12個の炭素原子を有するアルキル基であることが望ましく、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であることが最も望ましい。pおよびqは、それぞれ独立に1〜3の範囲の整数であることが望ましく、1であることが最も望ましい。Xは、Clであることが望ましい。
前記式(2)において、Ra、Rb、Rc、Rd、ReおよびRfがそれぞれ独立に1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であることが望ましく、nは、1〜8の範囲の整数であることが望ましく、1〜4の範囲の整数であることが最も望ましい。pおよびqは、それぞれ独立に1〜3の範囲の整数であることが望ましく、1であることが最も望ましい。Xは、Clであることが望ましい。
本発明で使用されるジェミニ界面活性剤の具体的な役割は、次の通りである。
第一に、ジェミニ界面活性剤は、表面吸着現象により、段差を有する半導体表面から突き出ている部分(凸部)の窪んでいる部分(凹部)に対する研磨速度の比を調節することができ、高平坦性を達成することができる。一般的な研磨用スラリーは、半導体表面の凸部と凹部との間の研磨速度の差が実質的にない。これに対し、本発明のジェミニ界面活性剤を含む研磨スラリー組成物を使用した場合は、初期に突き出ている部分のみに研磨が行われ、凸部と凹部との高さが等しくなると、研磨が中止する。結果として、本発明のスラリー組成物によって、研磨工程のセルフストップが可能になるが、これは、ジェミニ界面活性剤の親水基部分が半導体表面に付着することに起因するものと考えられる。一般的な研磨用スラリーには、このような現象が見られないことから、半導体表面の凹部と凸部とがある程度同時に研磨される。本発明の研磨スラリーに含まれるジェミニ界面活性剤を使用すると、半導体表面の凸部と凹部との相対的な研磨速度を調節することができるのである。
ジェミニ界面活性剤の含量は、研磨しようとする層物質の種類によって多少の差はあるが、大抵の酸化層物質の場合には、スラリー組成物全体の重量に対して0.001〜10
重量%の範囲で使用することが望ましく、0.001〜5重量%の範囲で使用することが
さらに望ましい。
第二に、ジェミニ界面活性剤は、一般的な界面活性剤より低い臨界ミセル濃度を有し、粒子をより容易に分散させるため、研磨粒子の挙動を大きく安定化させることができる。また、研磨後の洗浄性の側面でも優れた特性を示し、これによって、スラリーの保存安定性が向上するとともに研磨後の表面欠陥生成を減少させることができる。
一方、研磨粒子としてセリア粒子を使用する場合には、金属酸化物の研磨粒子を少量の分散剤と共に脱イオン水溶液に溶解させた研磨粒子溶液と、pH調節剤、分散剤、界面活性剤などを脱イオン水溶液に溶解させた前駆体組成物とで構成される2つの溶液を別々に調製し、半導体研磨工程の直前に混合して使用する。このような2液システムによって、スラリー組成物の分散安定性を最大化することができる。
以下、実施例によって本発明をより詳細に説明するが、これらの実施例は本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
[実施例]
(比較例1)
(1) ILD用シリカ含有スラリー組成物の調製
ヒュームド・シリカ875gを脱イオン水6508gに分散させた。分散が十分に行われた後、撹拌機を用いて500rpmで撹拌しながら35gのKOHを投入し、その20分後、28gのTMAHを投入して撹拌したところ、スラリーが得られた。調製されたスラリーを、3ミクロンフィルターを使用してろ過して、研磨スラリー組成物を調製した。この研磨スラリー組成物を使用して研磨を行った。
(2) 研磨性能の評価
研磨パッドを貼着した定盤(研磨テーブル及び研磨パッド)上において、基板取付用メンブレインを接着した研磨ヘッドに、TEOS−プラズマCVD法により酸化ケイ素膜が形成された直径8インチのシリコンウエハを酸化ケイ素膜が下向きになるようにして装着した後、下記の研磨条件のようにセットした。
定盤上に、スラリー組成物を200ml/分で1分間回転させ、酸化ケイ素を研磨した。研磨後、ウエハを研磨ヘッドから分離し、脱イオン水、希釈フッ化水素酸(HF)、希釈アンモニア水の順で洗浄した後、スピンドライにより水滴を除去した。以後、ブランケット厚み測定器を用いて研磨前後の膜厚の変化を測定し、研磨速度を計算し、絶縁膜の表面での表面欠陥を欠陥測定器で詳しく観察した。
また、凸部と凹部との段差が3000ÅであるILD用パターンを研磨した後、凸部と凹部との膜厚を、パターン厚み測定器を用いて測定し、その値から研磨率と平坦度を計算した。
研磨用スラリーの分散安定性または保存安定性を評価するために、研磨粒子溶液を前駆体組成物の他の成分と混合した後、常温で3日間放置し、スラリーの沈下された高さを測定し、全体スラリーに対する沈下層が占める比率を計算して、比較評価した。
・研磨機及び測定器機
研磨機:Mirra(AMAT社)
研磨パッド:IC1010/Suba IV Stacked(Rodel社)
ウエハ:PE−TEOS 8"ブランケットウエハ(15000Å)
ILD用パターンウエハ(段差3000Å)
ブランケット厚み測定器:N&K−1500(N&K社)
欠陥測定器:Surfscan−6420(KLA−Tencor社)
パターン厚み測定器:Opti−Probe2600(Therma Wave社)
・研磨条件
スピンドル(Spindle)の回転数:87rpm
プラテン(Platen)の回転数:93rpm
ウエハ(Wafer)の圧力:4.0psi
リテーナリング(Retainer Ring)の圧力:5.0psi
コンディショナーリング(conditioner Ring)の圧力:6.0psi
ダイレクトライン(Direct Line)の圧力:4.0psi
スラリー組成物の流量:200ml/分
温度:25℃
(比較例2)
(1) セリア含有スラリー組成物の調製
金属酸化物として平均粒径が300nmであるセリア粒子を脱イオン水中に5重量%で分散し、研磨粒子溶液を得た。また、平均分子量が3,000であるポリアクリル酸/マ
レイン酸共重合体の30重量%脱イオン水溶液2.0重量%と、pH調節剤として、TM
AHの20重量%脱イオン水溶液3.0重量%とを脱イオン水に添加し、希釈した前駆体
組成物を製造した。前記研磨粒子溶液、前駆体組成物及び脱イオン水を1:6:3の比率で混合し、スラリー組成物を調製した。前記スラリー組成物を使用して研磨を行った。
(2) 研磨性能の評価
前記比較例1と同様の方法で研磨性能を評価した。
(比較例3)
界面活性剤として、一つのイオン部と一つの親油基とを含むオクチルジメチルアンモニウム陽イオン界面活性剤を、スラリー組成物全体に対して0.75重量%で添加したこと
を除いては、前記比較例2と同様の方法でスラリー組成物を調製し、研磨を行った後、前記比較例1と同様の方法で研磨性能を評価した。
(比較例4)
界面活性剤として、エチレンオキサイドの付加モル数が7のポリオキシエチレンオクチルエーテルをスラリー組成物全体に対して0.75重量%で添加したことを除いては、前
記比較例2と同様の方法でスラリー組成物を調製し、研磨を行った後、前記比較例1と同様の方法で研磨性能を評価した。
(実施例1〜6)
界面活性剤として、下記表1に記載の化学式(3)の構造を有するジェミニ界面活性剤をスラリー組成物全体に対して0.75重量%で添加したことを除いては、前記比較例2
と同様の方法でスラリー組成物を調製し、研磨を行った後、前記比較例1と同様の方法で研磨性能を評価した。
(実施例7)
界面活性剤として、下記表1に記載の化学式(3)の構造を有するジェミニ界面活性剤をスラリー組成物全体に対して0.75重量%で添加したことを除いては、前記比較例1
と同様の方法でスラリー組成物を調製し、研磨を行った後、前記比較例1と同様の方法で研磨性能を評価した。
前記表1に示されているように、研磨粒子の種類によって多少の差はあるが、ジェミニ界面活性剤を含むスラリー組成物(実施例1〜7)が、界面活性剤を添加していないスラリー組成物(比較例1及び2)及び一般の界面活性剤を含むスラリー組成物(比較例3及び4)と比べて、凸部と凹部との間の研磨速度の相対的な差が大きいことが分かる。また、研磨後の表面欠陥と平坦度、分散安定性の側面でもジェミニ界面活性剤を含むスラリー組成物の方が優れた特性を示す。
ところが、実施例4〜6から分かるように、ジェミニ界面活性剤の親油基であるアルキル基の炭素数が増加するにつれ、研磨性能及びその他の性能も低くなるが、その理由は、親油基として作用するアルキル基の大きさが大きくなるほど、親水基の吸着力が低下することによるものと考えられる。
(実施例8)
界面活性剤として、下記表2に記載の化学式(4)の構造を有するジェミニ界面活性剤(n=1)をスラリー組成物全体に対して0.75重量%で添加したことを除いては、前記
比較例2と同様の方法でスラリー組成物を調製し、研磨を行った後、前記比較例1と同様の方法で研磨性能を評価した。
(実施例9)
界面活性剤として、下記表2に記載の化学式(4)の構造を有するジェミニ界面活性剤(n=2)をスラリー組成物全体に対して0.75重量%で添加したことを除いては、前記比較例2と同様の方法でスラリー組成物を調製し、研磨を行った後、前記比較例1と同様の方法で研磨性能を評価した。
(実施例10)
界面活性剤として、下記表2に記載の化学式(4)の構造を有するジェミニ界面活性剤(n=4)をスラリー組成物全体に対して0.75重量%で添加したことを除いては、前記比較例2と同様の方法でスラリー組成物を調製し、研磨を行った後、前記比較例1と同様の方法で研磨性能を評価した。
(実施例11)
界面活性剤として、下記表2に記載の化学式(4)の構造を有するジェミニ界面活性剤(n=1)をスラリー組成物全体に対して0.75重量%で添加したことを除いては、前記
比較例1と同様の方法でスラリー組成物を調製し、研磨を行った後、前記比較例1と同様の方法で研磨性能を評価した。
前記表2に示しているように、研磨粒子の種類によって多少の差はあるが、ジェミニ界面活性剤を含むスラリー組成物(実施例8〜11)が、界面活性剤を添加していないスラリー組成物(比較例1及び2)及び一般の界面活性剤を含むスラリー組成物(比較例3及び4)に比べて、凸部と凹部との間の研磨速度の相対的な差が大きいことが分かる。また、研磨後の表面欠陥と平坦度、分散安定性の側面でもジェミニ界面活性剤を含むスラリー組成物の方が優れた特性を示す。
なお、上記実施例及び比較例において調製された各スラリー組成物のpHを下記表3に示す。
本発明の改良や他の実施態様の多くは、本発明と関係する当業者にとって、上の記載による教示の利益を得ることを思い起こさせるようになるだろう。したがって、本発明は開示された特定の実施態様に限定されるべきものではなく、本発明の改良や他の実施態様は、請求項に係る発明の範囲に含まれるものと理解するべきである。本明細書には特定の用語が用いられているが、これらは、一般的かつ記載上の意味でのみ用いているものであって、発明の範囲を制限する目的で用いていない。本発明の範囲は、請求項において定義される。

Claims (18)

  1. 研磨粒子、pH調節剤、界面活性剤及び脱イオン水を含むスラリー組成物であって、該界面活性剤が2つ以上のイオン部と2つ以上の親油基とを含む化合物であることを特徴とする研磨用スラリー組成物であって、
    前記界面活性剤が、下記化学式(1)
    (式中、Ra、Rb、Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ独立に1〜20個の炭素原子を有するアルキル基であり、Xは、ハロゲンイオンであり、pおよびqは、それぞれ独立に1〜10の範囲の整数である。)で表わされる化合物、または下記化学式(2)
    (式中、Ra、Rb、Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ独立に1〜20個の炭素原子を有するアルキル基であり、Xは、ハロゲンイオンであり、pおよびqは、それぞれ独立に1〜10の範囲の整数であり、nは、1〜20の範囲の整数である。)で表わされる化合物であり、
    前記界面活性剤をスラリー組成物全体の重量に対して0.001〜10重量%含むことを特徴とする研磨用スラリー組成物
  2. 前記化学式(1)のRa、Rb、Rc、Rd、ReおよびRfがそれぞれ独立に1〜12個の炭素原子を有するアルキル基であることを特徴とする請求項に記載の研磨用スラリー組成物。
  3. 前記化学式(1)のpおよびqがそれぞれ独立に1〜3の範囲の整数であることを特徴とする請求項1または2に記載の研磨用スラリー組成物。
  4. 前記化学式(1)のXがClであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の研磨用スラリー組成物。
  5. 前記化学式(2)のRa、Rb、Rc、Rd、ReおよびRfがそれぞれ独立に1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の研磨用スラリー組成物。
  6. 前記化学式(2)のnが、1〜8の範囲の整数であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の研磨用スラリー組成物。
  7. 前記化学式(2)のXが、Clであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の研磨用スラリー組成物。
  8. 前記研磨粒子が、ヒュームド・シリカ粒子、コロイドシリカ粒子、アルミナ粒子、セリア粒子の中から選択された1種以上であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の研磨用スラリー組成物。
  9. 前記研磨粒子が、平均粒径が50〜500nmのセリア粒子をスラリー組成物全体の重量に対して0.25〜20重量%含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の研磨用スラリー組成物。
  10. 前記研磨粒子が、使用前に平均粒径が100〜400nmの凝集体を形成するよう単分散させたヒュームド・シリカ粒子を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の研磨用スラリー組成物。
  11. 前記pH調節剤が、KOH(水酸化カリウム)、アンモニア、TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)、TEAH(水酸化テトラエチルアンモニウム)、水酸化トリメチルエトキシアンモニウムまたは水酸化N,N−ジメチルピペリジニウムの中から選択される1種以上であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の研磨用スラリー組成物。
  12. 前記pH調節剤をスラリー組成物全体に対して0.02〜5重量%で含むことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の研磨用スラリー組成物。
  13. 前記スラリー組成物の最終pHが3〜12であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の研磨用スラリー組成物。
  14. 陰イオン性重合体をさらに含むことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の研磨用スラリー組成物。
  15. 前記陰イオン性重合体が、スラリー組成物全体に対して0.02〜5重量%存在することを特徴とする請求項14に記載の研磨用スラリー組成物。
  16. 前記陰イオン性重合体が、分子内にカルボン酸またはスルホン酸を有する単量体を重合した平均分子量10,000以下の重合体であることを特徴とする請求項14または15に記載の研磨用スラリー組成物。
  17. 前記陰イオン性重合体が、ポリアクリル酸、ポリスルホン酸、ポリアクリル酸/マレイ
    ン酸共重合体及びポリアクリル酸/アクリル酸アミド共重合体からなる群から選択される
    1種以上であることを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載の研磨用スラリー組成物。
  18. pH調節剤、界面活性剤及び脱イオン水を含むスラリー前駆体組成物であって、該界面活性剤が2つ以上のイオン部と2つ以上の親油基とを含む化合物であることを特徴とする研磨用スラリー前駆体組成物であって、
    前記界面活性剤が、下記化学式(1)
    (式中、Ra、Rb、Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ独立に1〜20個の炭素原子を有するアルキル基であり、Xは、ハロゲンイオンであり、pおよびqは、それぞれ独立に1〜10の範囲の整数である。)で表わされる化合物、または下記化学式(2)
    (式中、Ra、Rb、Rc、Rd、ReおよびRfは、それぞれ独立に1〜20個の炭素原子を有するアルキル基であり、Xは、ハロゲンイオンであり、pおよびqは、それぞれ独立に1〜10の範囲の整数であり、nは、1〜20の範囲の整数である。)で表わされる化合物であることを特徴とする研磨用スラリー前駆体組成物
JP2007302904A 2006-11-27 2007-11-22 化学的機械的研磨用スラリー組成物及びその前駆体組成物 Active JP5022195B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2006-0117367 2006-11-27
KR1020060117367A KR100827591B1 (ko) 2006-11-27 2006-11-27 화학적 기계적 연마용 슬러리 조성물 및 그 전구체 조성물

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008135746A JP2008135746A (ja) 2008-06-12
JP5022195B2 true JP5022195B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=39462689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007302904A Active JP5022195B2 (ja) 2006-11-27 2007-11-22 化学的機械的研磨用スラリー組成物及びその前駆体組成物

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7695637B2 (ja)
JP (1) JP5022195B2 (ja)
KR (1) KR100827591B1 (ja)
CN (1) CN101191036B (ja)
TW (1) TWI368648B (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009187984A (ja) * 2008-02-01 2009-08-20 Fujimi Inc 研磨用組成物及びそれを用いた研磨方法
US8506661B2 (en) * 2008-10-24 2013-08-13 Air Products & Chemicals, Inc. Polishing slurry for copper films
KR101178716B1 (ko) 2008-12-22 2012-08-31 제일모직주식회사 다결정 실리콘 연마용 cmp 슬러리 조성물 및 이를 이용한 연마 방법
KR101178717B1 (ko) 2008-12-22 2012-08-31 제일모직주식회사 다결정 실리콘 연마용 cmp 슬러리 조성물 및 이를 이용한 연마 방법
US8119529B2 (en) * 2009-04-29 2012-02-21 Rohm And Haas Electronic Materials Cmp Holdings, Inc. Method for chemical mechanical polishing a substrate
US8551887B2 (en) 2009-12-22 2013-10-08 Air Products And Chemicals, Inc. Method for chemical mechanical planarization of a copper-containing substrate
US8492277B2 (en) * 2010-03-16 2013-07-23 Rohm And Haas Electronic Materials Cmp Holdings, Inc Method of polishing a substrate comprising polysilicon and at least one of silicon oxide and silicon nitride
US8431490B2 (en) * 2010-03-31 2013-04-30 Rohm And Haas Electronic Materials Cmp Holdings, Inc. Method of chemical mechanical polishing a substrate with polishing composition adapted to enhance silicon oxide removal
US8232208B2 (en) * 2010-06-15 2012-07-31 Rohm And Haas Electronic Materials Cmp Holdings, Inc. Stabilized chemical mechanical polishing composition and method of polishing a substrate
CN102533123B (zh) * 2010-12-28 2013-10-30 上海华明高技术(集团)有限公司 用于抛光半导体晶片的化学机械抛光液
TWI456013B (zh) * 2012-04-10 2014-10-11 Uwiz Technology Co Ltd 研磨液組成物
JP5957292B2 (ja) * 2012-05-18 2016-07-27 株式会社フジミインコーポレーテッド 研磨用組成物並びにそれを用いた研磨方法及び基板の製造方法
CN102888193A (zh) * 2012-06-25 2013-01-23 上海应用技术学院 一种led衬底片用的蓝宝石或碳化硅晶片的表面处理用的化学机械抛光液及其制备方法
JP6466974B2 (ja) * 2014-06-25 2019-02-06 キャボット マイクロエレクトロニクス コーポレイション 化学機械研磨組成物の製造方法
US9771496B2 (en) 2015-10-28 2017-09-26 Cabot Microelectronics Corporation Tungsten-processing slurry with cationic surfactant and cyclodextrin
KR101827366B1 (ko) * 2016-05-16 2018-02-09 주식회사 케이씨텍 고단차 연마용 슬러리 조성물
KR102618423B1 (ko) * 2016-08-19 2023-12-27 오씨아이 주식회사 실리콘 텍스쳐링 조성물 및 이의 제조방법
US10037889B1 (en) 2017-03-29 2018-07-31 Rohm And Haas Electronic Materials Cmp Holdings, Inc. Cationic particle containing slurries and methods of using them for CMP of spin-on carbon films
JP7081010B2 (ja) * 2019-02-13 2022-06-06 株式会社トクヤマ オニウム塩を含む半導体ウェハの処理液
SG11202108772PA (en) * 2019-02-13 2021-09-29 Tokuyama Corp Onium salt-containing treatment liquid for semiconductor wafers
KR102421467B1 (ko) * 2019-03-25 2022-07-14 삼성에스디아이 주식회사 텅스텐 패턴 웨이퍼 연마용 cmp 슬러리 조성물 및 이를 이용한 텅스텐 패턴 웨이퍼 연마 방법
KR102358801B1 (ko) * 2019-12-27 2022-02-08 주식회사 케이씨텍 표면 처리 조성물 및 이를 이용한 표면 처리 방법
JPWO2021210310A1 (ja) * 2020-04-16 2021-10-21
WO2022070801A1 (ja) * 2020-09-29 2022-04-07 株式会社フジミインコーポレーテッド 研磨用組成物およびその利用
CN116333598A (zh) * 2021-12-23 2023-06-27 安集微电子科技(上海)股份有限公司 一种绝缘膜抛光液及其使用方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8811953D0 (en) * 1988-05-20 1988-06-22 Unilever Plc General-purpose cleaning compositions
KR20000006595A (ko) 1998-09-22 2000-02-07 유현식 반도체소자 cmp용 금속산화물 슬러리의 제조방법
KR100310234B1 (ko) 1999-08-20 2001-11-14 안복현 반도체 소자 cmp용 금속산화물 슬러리의 제조방법
JP3841995B2 (ja) * 1999-12-28 2006-11-08 Necエレクトロニクス株式会社 化学的機械的研磨用スラリー
KR100396881B1 (ko) * 2000-10-16 2003-09-02 삼성전자주식회사 웨이퍼 연마에 이용되는 슬러리 및 이를 이용한 화학기계적 연마 방법
KR100516886B1 (ko) * 2002-12-09 2005-09-23 제일모직주식회사 실리콘 웨이퍼의 최종 연마용 슬러리 조성물
JP2004204116A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Kao Corp 微小うねり低減剤
JP2006303348A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Asahi Glass Co Ltd 化学的機械的研磨用研磨剤、研磨方法および半導体集積回路装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008135746A (ja) 2008-06-12
US7695637B2 (en) 2010-04-13
TWI368648B (en) 2012-07-21
KR100827591B1 (ko) 2008-05-07
TW200823281A (en) 2008-06-01
US20080121839A1 (en) 2008-05-29
CN101191036A (zh) 2008-06-04
CN101191036B (zh) 2013-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5022195B2 (ja) 化学的機械的研磨用スラリー組成物及びその前駆体組成物
JP4963825B2 (ja) 研磨用シリカゾルおよびそれを含有してなる研磨用組成物
KR100641348B1 (ko) Cmp용 슬러리와 이의 제조 방법 및 기판의 연마 방법
EP3055376B1 (en) Mixed abrasive polishing compositions
US6447694B1 (en) Composition for chemical mechanical polishing
JP5290769B2 (ja) Cmpスラリー及びこれを用いる半導体ウェハーの研磨方法
JP6790790B2 (ja) 研磨液、研磨液セット及び基体の研磨方法
KR20040038882A (ko) 화학 기계 연마용 수계 분산체, 화학 기계 연마 방법 및반도체 장치의 제조 방법 및 화학 기계 연마용 수계분산체 제조용 재료
TW201632605A (zh) Cmp研磨液、基板的研磨方法及電子零件
JP2006120728A (ja) 窒化シリコン膜選択的研磨用組成物およびそれを用いる研磨方法
JP5375025B2 (ja) 研磨液
WO2010025623A1 (zh) 一种化学机械抛光液
TWI625372B (zh) 低介電基板之研磨方法
JP2006179678A (ja) 半導体絶縁膜用cmp研磨剤及び基板の研磨方法
EP1717285A1 (en) Self stabilizing CMP composition for metal layers
WO2021124771A1 (ja) 化学機械研磨用組成物、化学機械研磨方法、及び化学機械研磨用粒子の製造方法
JP2005136256A (ja) 研磨用組成物
JP2006287051A (ja) 半導体基板研磨液組成物用添加剤
JP4878728B2 (ja) Cmp研磨剤および基板の研磨方法
JP2024500162A (ja) 高トポロジカル選択比のための自己停止ポリッシング組成物及び方法
TW202330819A (zh) 用於介電質化學機械研磨之包含高分子量聚合物之基於二氧化矽之漿料組合物
JP2004131617A (ja) 研磨用組成物
WO2012098933A1 (ja) 研磨剤、研磨方法および半導体集積回路装置の製造方法
JP2004067869A (ja) 研磨用組成物
JP2003151927A (ja) 研磨用組成物

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080326

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5022195

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250