JP5022066B2 - 撮像レンズユニット - Google Patents

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Description

本発明は、撮像レンズユニットに関する。特に、2枚型レンズを用いた撮像レンズユニットであって、高解像度を有する画像を撮像するための撮像レンズユニットに関するものである。
最近、撮像素子における画素サイズの縮小等による性能向上が進むにつれて、撮像機器においても小型化・高画質化が進んでいる。これに伴い、撮像用レンズユニットにおいてもより小型化したものが要求されている。従来、高画質化と小型化を推し進める上で、3枚型のレンズが用いられてきた。3枚型レンズを用いることによって、SXGA(1.3メガピクセル)やUXGA(2.0メガピクセル)といった高画質の画像を撮像することを可能にしている。
これに対して、さらに小型化及び低コスト化を図るために2枚型レンズが用いられる場合がある。しかしながら、従来の2枚型レンズは、高画質の画像を撮像するには適しておらず、VGA(0.3メガピクセル)といった解像度が低い撮像素子に対応するのが限界であった。高画質の画像を撮像可能な2枚型レンズの開発に対する要求が高まっている。
より高画質の撮像を可能とするためには、撮像素子に対して入射される光がより垂直に近い角度で入射されると良いことがわかっている。すなわち、撮像素子に対してより垂直に近い角度で入射されることによって、撮像素子の光電変換素子に効率的に光を導くことができるようになるため、良好な画質を得ることが可能となる。撮像素子の前面にマイクロレンズアレイが配置することにより、撮像素子に斜めに入射した場合における悪影響を低減することが行われているが、その場合においても撮像素子への入射角度が大きいと良好な画質が得にくくなるため、撮像素子への入射角を垂直に近づけることが可能なレンズユニットの開発が望まれている。ここで、入射角とは入射面の法線と入射する光線とのなす角のことをいい、後述する屈折角とは、入射面の法線と屈折した光線とのなす角をいう。特に入射面が曲面の場合、光線が入射した位置における接平面の法線を、入射面の法線とする。
収差が小さい2枚型レンズとして、撮像レンズにメニスカスレンズを2枚用いる構成が提案されている(例えば、特許文献1)。この文献において、第1レンズは物体側に凸面を向けた正屈折力を有し、第2レンズは像側に凸面を向けた正屈折力を有している。また、それぞれのレンズは、非球面補正がされた非球面形状を有する。
特開2003−232990号公報
他方、撮像機器の小型化を実現するためには、撮像機器に用いられる撮像レンズユニットにおける光学長を短くする必要がある。この光学長とは、第1レンズの物体側のレンズ面の頂点から撮像面までの光軸上の距離のことである。しかしながら、物体からの光を撮像素子に対して垂直に近い角度で入射するには、光は撮像面に対して垂直に近い角度を有して照射されるために、光学長が長くなってしまうものであり、光学長を短くし、同時に光線が撮像面に入射される角度を垂直に近くすることは極めて困難であった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、光学長が短く、かつ光線が撮像面に入射される角度を垂直に近づけることができ、収差が撮像素子の集積密度から要請される十分な程度に小さく補正される2枚型レンズを用いた撮像レンズユニットを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る撮像レンズユニットは、物体側から順に配列された第1レンズ、光量絞り、及び第2レンズを有する撮像レンズユニットであって、前記第1レンズは、物体側に凸のメニスカスレンズであり、前記第2レンズは、像側に凸のメニスカスレンズであり、前記第1レンズの物体側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値が70度以上90度以下であり、前記第2レンズの像側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値が70度以上90度以下であるものである。このようにすることによって、光学長を短くし、かつ、撮像面に対する入射角を小さくすることができる。ここで、第1レンズの物体側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値は、好ましくは75度以上90度以下であり、より好ましくは、80度以上90度以下である。また、第2レンズの像側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値は、好ましくは75度以上90度以下であり、より好ましくは、80度以上90度以下である。
本発明の第2の態様に係る撮像レンズユニットは、上述の撮像レンズユニットであって、前記撮像レンズユニットにおける光学長が5mm以下であることを特徴とするものである。この撮像レンズユニットにおいては、携帯電話や携帯情報端末等に搭載カメラに用いることが可能である。
本発明の第3の態様に係る撮像レンズユニットは、上述の撮像レンズユニットであって、前記第1レンズの物体側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値が75度以上90度以下であることを特徴とするものである。本発明の第4の態様に係る撮像レンズユニットは、上述の撮像レンズユニットであって、前記第1レンズの物体側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値が80度以上90度以下であることを特徴とするものである。このようにすることによって、より光学長を短くし、かつ、撮像面に対する入射角を小さくすることができる。
本発明の第5の態様に係る撮像レンズユニットは、上述の撮像レンズユニットであって、前記第1レンズの光軸上の厚みと前記第2レンズの光軸上の厚みとの比が、1.5以上5.0以下であることを特徴とするものである。このことによって、第2レンズから撮像面に入射される光の入射角を小さくすることができる。このとき、前記第1レンズの光軸上の厚みと前記第2レンズの光軸上の厚みとの比は、好ましくは1.7以上4.0以下であり、より好ましくは2.0以上3.0以下である。
本発明の第6の態様に係る撮像レンズユニットは、上述の撮像レンズユニットであって、前記第1レンズの前記レンズ面有効径の範囲内の光軸に対する垂直方向の長さと、前記第2レンズの前記レンズ面有効径の範囲内の光軸に対する垂直方向の長さの比が、1.4以上3.0以下であることを特徴とするものである。ここで、記第1レンズの前記レンズ面有効径の範囲内の光軸に対する垂直方向の長さと、前記第2レンズの前記レンズ面有効径の範囲内の光軸に対する垂直方向の長さの比は、好ましくは1.5以上2.5以下であり、より好ましくは1.6以上2.0以下である。
本発明の第7の態様に係る撮像レンズユニットは、物体側から順に配列された第1レンズ、光量絞り、及び第2レンズを有する撮像レンズユニットであって、前記第1レンズは、物体側に凸のメニスカスレンズであり、前記第2レンズは、像側に凸のメニスカスレンズであり、前記第1レンズの物体側のレンズ面におけるレンズ面有効径の最も外側におけるレンズ面の接線角が70度以上90度以下であり、前記第2レンズの像側のレンズ面におけるレンズ面有効径の最も外側におけるレンズ面の接線角が70度以上90度以下であるものである。このようにすることによって、光学長を短くし、かつ、撮像面に対する入射角を小さくすることができる。前記第1レンズと前記第2レンズの4つのレンズ面のうち少なくとも1面は非球面形状である。ここで、第1レンズの物体側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値は、好ましくは75度以上90度以下であり、より好ましくは、80度以上90度以下である。また、第2レンズの像側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値は、好ましくは75度以上90度以下であり、より好ましくは、80度以上90度以下である。
本発明の第8の態様に係る撮像レンズユニットは、物体側から第1レンズ、第2レンズの順に配列された撮像レンズユニットであって、前記第1レンズは、物体側に凸のメニスカスレンズであり、前記第2レンズは、像側に凸のメニスカスレンズであり、前記第1レンズの物体側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値が70度以上90度以下であり、前記第2レンズの像側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値が70度以上90度以下である。
本発明の第9の態様に係る撮像レンズユニットは、物体側から第1レンズ、第2レンズの順に配列された撮像レンズユニットであって、前記第1レンズは、物体側に凸のメニスカスレンズであり、前記第2レンズは、像側に凸のメニスカスレンズであり、前記第1レンズの光軸上の厚みと前記第2レンズの光軸上の厚みとの比が、1.5以上5.0以下であり、前記第1レンズの前記レンズ面有効径の光軸に対する垂直方向の長さと、前記第2レンズの前記レンズ面有効径の光軸に対する垂直方向の長さの比が、1.4以上3.0以下である。
本発明に係る撮像レンズユニットによれば、光学長が短く、かつ光線が撮像面に入射される角度を垂直に近くすることができ、収差が撮像素子の集積密度から要請される十分な程度に小さく補正されるために、2枚型レンズにおいて、高画質の画像を撮像することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、2枚型レンズ構成の撮像レンズユニットに適用したものである。本実施の形態に係る撮像レンズユニットにおいては、物体側から順に第1のレンズ、光量絞り、及び第2のレンズと配置されている。また、第1のレンズと第2のレンズのレンズ面において、レンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値が70度以上90度以下としている。ここで、接線角とは、光軸を直交する面とレンズ面の接平面とがなす角度のことであり、レンズ面有効径とは、光学的にレンズとしての作用を有する面の範囲のことである。実際のレンズにおいては、レンズ面の外周にレンズ面を保持するための部位であるコバを設ける。通常レンズを設計する場合、組立誤差等に対応するため、撮像素子の大きさよりも多少大きな撮像範囲が得られるようにするため、あるいは周辺光量比を確保するため、あるいはF値を確保するため等の理由により、レンズとして作用するレンズ面を通常数10μm〜数100μm延長して、その外周にコバを設けているが、この延長部分を含めてレンズ面有効径としている。よって、レンズ面有効径はレンズ面とコバとの境界に略等しくなる。なお、ここで、レンズ面有効径は、製造誤差、偏心、たおれ、寸法ズレ等を考慮しない当初光学設計時におけるレンズ面の径である光学有効径とは異なるものである。また、レンズ面を輪帯に区切る等の方法により、レンズ面に段差等を設けることも可能である。その場合、段差部分に入射した光線は撮像面に結像しないため、光学的にはレンズとして作用しないため、当該部分についての接線角は考慮しないものとする。本発明に係る撮像レンズユニットは、例えば携帯電話機や小型デジタルカメラに搭載する。
第1のレンズにおける物体側のレンズ面においてレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値が70度以上90度以下であることによって、第1レンズから出射される光線の射出角を大きくすることができる。ここでいう射出角とは、レンズ面を屈折した光線とレンズの光軸とのなす角度のことである。このことによって、射出角が大きい光線に変換されるために、光学長を短くすることができる。ここで、第1レンズの物体側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値は、好ましくは75度以上90度以下であり、より好ましくは、80度以上90度以下である。
また、この第2レンズにおける像側のレンズ面においてレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値を70度以上90度以下にすることによって、第1レンズから入射された光線をより小さい射出角の光線としている。第2レンズによって射出角の小さな光線に変換されるために、撮像面に対して入射される角度はより垂直方向に近い角度となり、撮像素子の光電変換素子に効率的に光を導くことができるようになるため、良好な画像を得ることが可能となる。これらのことから、高画質の画像を、光学長の短い2枚型レンズを用いた撮像レンズユニットによって撮像することが可能となる。ここで、第2レンズの像側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値は、好ましくは75度以上90度以下であり、より好ましくは、80度以上90度以下である。
図1に、本実施の形態に係る撮像レンズユニットの構造図を示す。撮像レンズユニット1は、物体側から順に配列した第1レンズ11、光量絞り12、第2レンズ13から構成されている。また、第2レンズ13と撮像面14との間には、必要に応じてカバーガラス15が配置されていてもよい。図1においては、カバーガラス15が配置されている場合を示している。物体面から第1レンズ11に入射された光線は、第1レンズ11によって屈折し、光量絞り12を通過する。この光量絞り12によって、撮像レンズユニット1を通過することができる光量を決定する。また、光量絞り12を通過した光は、第2レンズ13に入射される。第2レンズ13に入射された光線は屈折され、撮像素子を保護するカバーガラス15を透過し、撮像面14に結像することになる。なお、カバーガラス15は、撮像面にゴミ等が付着するのを防止する等の目的で使用されるが、撮像素子に可視光以外の光線が入射するのを防止する目的で、IRカットフィルター等の光学フィルターの機能を有していても良い。
第1レンズ11は、正のパワーを有する物体側に凸のメニスカスレンズである。また、第1レンズ11は、物体側レンズ面11a及び像側レンズ面11bの2つのレンズ面を備えており、少なくとも1面は非球面形状を有している。また、第2レンズ13は、正のパワーを有する像側に凸のメニスカスレンズである。また、第2レンズ13は、物体側レンズ面13a及び像側レンズ面13bの2つのレンズ面を備えており、少なくとも1面は非球面形状を有している。第1レンズ11及び第2レンズ13は、製造上の容易さから非晶質ポリオレフィンからなる樹脂を射出成形により作成したものであるが、それ以外の樹脂もしくは、成型用光学ガラス等を使用することも可能である。
本実施の形態に係る撮像レンズユニットにおける第1レンズ11の物体側レンズ面11aと第2レンズ13の像側レンズ面13bとにおいて、レンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値が70度以上90度以下である。また、レンズにおける接線角は、光軸から離れるにしたがって大きくなっていることから、本実施の形態に係るレンズにおいては、レンズのレンズ面有効径の光軸から一番離れた場所における接線角が70度以上90度以下である。
まず、第1レンズ11の物体側のレンズ面11aにおけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値を70度以上90度以下にすることによって、射出角が大きな光線にしている。望ましくは、第1レンズ11の物体側レンズ面11aにおけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値を75度以上90度以下にするとよい。さらに望ましくは、第1レンズ11の物体側レンズ面11aにおけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値を80度以上90度以下にするとよい。
図2に接線角の異なるレンズ面における入射光線の射出角の変化を示す。ここでは例として、接線角が90度の面Aと接線角が45度の面Bとに光線が入射された場合を考える。n1は空気の屈折率であり、n2はレンズの材質の屈折率であり、n1<n2の関係が成り立っている。すなわち、レンズに入射された光線は、スネルの法則からレンズ面から遠ざかるほうに屈折することになる。
図2において、接線角90度の面Aにおいて屈折した光線A1を実線で示し、接線角45度の面Bにおいて屈折した光線B1を破線で示している。また、図2における点線は、面A又は面Bに対して入射された光線を延長した線であり、線Cとする。さらに、一点鎖線を用いることによって、面A及び面Bに対する法線を示している。
図2に示されるように、面Aにおいて屈折した光線A1の方が面Bにおいて屈折した光線B1よりもより射出角が大きな光線となる。ここで、n1=1、n2=1.5、光軸と入射光線とのなす角を30度とし、面Aへの入射角をα1、面Bへの入射角をβ1とすると、α1=60度、β1=15度となる。ここでスネルの法則により面Aにおける屈折角をα2、面Bにおける屈折角をβ2として計算すると、n1・sin(α1)=n2・sin(α2)であるからα2=35.3度となり、同様にβ2=9.9度となる。ここで、線Cと光線A1とのなす角α3を考えると、図2よりα3=α1−α2=24.7度となる。同様に線Cと光線B1とのなす角β3を考えると、図2よりβ3=β1−β2=5.1度となる。従って、面Aにおける射出角は、面Bにおける射出角よりも19.6度大きくすることができる。これらのために、接線角が大きい面を有するレンズの方がより大きい射出角を持つ光線を出射することになる。
以上のことから、本実施の形態に係る第1レンズ11においては、レンズ面有効径の範囲内の接線角を大きいものとするために、レンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値を70度以上90度以下にしている。このため、第1レンズ11に入射された光は、より射出角の大きい光に変換されて出射することになる。このことによって、入射した光線を、光軸方向に短い距離で光線高さを大きくすることができるため、光学長を短くすることができる。ここで光線高さとは、光軸からこれに垂直な方向への距離とする。
次に、本実施の形態に係る第2レンズ13の像側レンズ面13bにおける接線角の最大値を70度以上90度以下にすることによって、第2レンズ13から出射される光線をより射出角の小さい光線に変換している。図3に接線角の異なるレンズ面における出射光の射出角の変化を示す。ここでは例として、接線角が90度の面Aと接線角が60度の面Bとに光線が入射された場合を考える。n1は空気の屈折率であり、n2はレンズの材質の屈折率であり、n1<n2の関係が成り立っている。
図3においては、接線角90度の面Aにおいて屈折した光線A2を実線で示し、接線角60度の面Bにおいて屈折した光線B2を破線で示している。また、図3における点線は、面A又は面Bに対して入射された光線を延長した線Cである。さらに、一点鎖線を用いることによって、面A及び面Bに対する法線を示している。
図3に示されるように、面Aにおいて屈折した光線A1の方が面Bにおいて屈折した光線B1よりもより射出角が小さな光となる。ここで、n1=1、n2=1.5、光軸と入射光線とのなす角を50度とし、面Aへの入射角をα4、面Bへの入射角をβ4とすると、α4=40度、β4=10度となる。ここでスネルの法則により面Aにおける屈折角α5、面Bにおける屈折角β5を計算すると、n2・sin(α4)=n1・sin(α5)であるからα5=74.6度となり、同様にβ5=15.1度となる。ここで線Cと光線A1とのなす角α6を考えると、図3よりα6=α5−α4=34.6度となる。同様に線Cと光線B1とのなす角β6を考えると、β6=β5−β4=5.1度となる。従って、面Aにおける射出角は、面Bにおける射出角よりも29.5度小さくすることができる。これらのために、接線角が大きい面を有するレンズの方がより小さい射出角を持つ光線を出射することになる。
以上のことから、本実施の形態に係る第2レンズ13においては、レンズ面有効径の範囲内の接線角を大きいものとするために、レンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値を70度以上90度以下にしている。望ましくは、第2レンズ13の物体側レンズ面13bにおけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値を75度以上90度以下にするとよい。さらに望ましくは、第2レンズ13の物体側レンズ面13bにおけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値を80度以上90度以下にするとよい。このことによって、第1レンズ13に入射された光線は、より射出角の小さい光線に変換されて出射することになる。
以上のようにすることによって、第1レンズ11に入射された光線は、射出角が大きい光線に変換されるため、光学長を短くすることができる。また、その射出角が大きい光線を第2レンズ13によって変換することによって、より垂直に近い角度で撮像面に入射することができる。
図1より、第2レンズ13の物体側レンズ面13aの射出光のうち、光量絞りの中央を通過する光線に着目すると、像高が高い側にいく光線ほど射出角が大きくなる。図1の像高100%の位置に到達する3本の光線は、第2レンズ13の物体側レンズ面13aの射出角は3本とも略等しいが、像側レンズ面13bの射出角に注目すると、最も撮像面に入射する角度が小さくなるのは、第2レンズ13の有効径の最外部を通過する光線であり、そうすることによって撮像面14で結像することが可能となる。従って、第2レンズ13の有効径の最外部を通過する光線のレンズ面13bにおける屈折角はできるだけ大きくする必要があるため、本実施の形態に係るレンズにおいては、レンズ面有効径の最外部における接線角を大きくすることによって、撮像面に入射される光線における入射角を小さくしている。
また、光学長を短くするためには、第1レンズ11から出射される光線は、より出射角の大きい光線にするとよいため、第1レンズ11のレンズ面有効径の最外部における接線角を70度以上90度以下にしている。これは、光量絞りの中心を通過し像高100%の位置に到達する光線Dについて着目すると、光学長を短くし、センサ入射角を小さくするためには、光線Dがレンズ面13bに入射する位置を、より物体側に近づけると共に、より光軸高さを高くすることが必要となる。これを実現するためには光線Dの各レンズ面における射出角はできるだけ大きくするのが好ましく、そのためにはレンズ面11aの射出角をできるだけ大きくする必要がある。一方、像高100%の位置に到達する3本の光線について着目すると、光線Dの射出角よりも第1レンズ11のレンズ面11aは物体側に凸の形状であるため、レンズ面11aの最外部に入射される光線の射出角は光線Dの射出角よりもさらに大きくしなければならない。ここで、センサ入射角とは撮像素子の像高100%の位置に入射する主光線の入射角をいい、主光線とは光量絞りの中心を通る光線をいうものとする。
そこで、本実施の形態に係るレンズにおいては、第1レンズ11の物体側レンズ面11aのレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値を70度以上90度以下にしている。このことによって、第1レンズ11に入射された光線はより射出角が大きい光線として出射することになり、撮像レンズユニットにおける光学長を短くすることが可能となる。
これらのことから、本実施の形態に係る撮像レンズユニット1は、第1レンズ11の物体側レンズ面11aと第2レンズ13の像側レンズ面13bとにおいて、レンズ面有効径の範囲内における接線角の最大値が70度以上90度以下とすることによって、光学長を短くすることが可能となり、かつ撮像面に対して垂直方向に近い角度で入射することができるようになる。このことから、光学長が短くかつ高解像度で画像を撮像することができる撮像レンズユニットを作成することができる。
また、本実施の形態に係る撮像レンズユニットにおいて、第1レンズの光軸上の厚みをt1、第2レンズの光軸上の厚みをt2としたとき、t1及びt2が以下の条件式を満たすことが望ましい。
1.5≦t2/t1≦5.0
これは、t2を大きくすることによって、光線Dのレンズ面13aの射出角とレンズ面13bの射出角を比較すると、レンズ面13aの射出角の方が大きいため、レンズ面13bを像側に近づけることにより、光線Dのレンズ面13b上における光線高さを高くできるため、像高100%へ向かう光線のセンサ入射角を小さくすることができるようにしている。さらに、t1は大きくすると光学長が長くなるので、t1は小さいほうが好ましい。これらのことから、本実施の形態に係る第1レンズと第2レンズとにおける光軸上の厚みの比t2/t1を1.5以上にしている。また、第1レンズ11にはレンズ面の外周部に設けられるコバ(図示せず)が必要となるが、コバの厚みは薄くしすぎると成形の容易性や強度上の問題が発生するため設計上の制限から、第1レンズの光軸上の厚みt1と第2レンズ13の光軸上の厚みt2との比t2/t1を5.0以下としている。望ましくは、第1レンズの光軸上の厚みt1と第2レンズ13の光軸上の厚みt2との比t2/t1を1.7以上4.0以下にするとよい。さらに望ましくは、第1レンズの光軸上の厚みt1と第2レンズ13の光軸上の厚みt2との比t2/t1を2.0以上3.0以下にするとよい。
さらに、本実施の形態に係る撮像レンズユニットにおいて、第1のレンズの物体側レンズ面のレンズ面有効径の直径をD1、第2レンズの像側レンズ面のレンズ面有効径の直径をD2としたとき、D1及びD2が以下の条件式を満たすことが望ましい。
1.4≦D2/D1≦3.0
これも、第1レンズによって射出角が大きくなった光を、レンズ面13b上のできるだけ光線高さが高い位置に入射することによりセンサ入射角を小さくできるため、第2レンズを第1レンズよりも大きくしている。また、D1を大きくするとt1も大きくなるため光学長が長くなるので、D1は小さいほうが好ましい。これらのことから、本実施の形態に係る第1レンズと第2レンズとにおけるレンズ面有効径の直径D1、D2の比D2/D1を1.4以上にしている。また、D1を小さくするとt1も短くなるが、t1を短くするとコバの厚みが薄くなるため上記と同様の理由で発生する設計上の制限から、第1レンズのレンズ面有効径の直径D1と第2レンズ13のレンズ面有効径の直径D2との比D2/D1を3.0以下としている。望ましくは、第1レンズと第2レンズとにおけるレンズ面有効径の直径D1、D2の比D2/D1を1.5以上2.5以下にするとよい。さらに望ましくは、第1レンズと第2レンズとにおけるレンズ面有効径の直径D1、D2の比D2/D1を1.6以上2.0以下にするとよい。
ここで、本実施の形態における実施例を示す。図4は、本実施例の撮像レンズユニットのレンズデータである。本実施例における撮像レンズの第1レンズ及び第2レンズの4つのレンズ面は非球面形状を有しており、第1レンズ及び第2レンズは正のパワーを有している。第1レンズの物体側から各面を、第1面、第2面、光量絞り、第4面、第5面、第6面、第7面としている。第1面、第2面は、それぞれ第1レンズの物体側レンズ面11a・像側レンズ面11bを表し、第4面、第5面は、それぞれ第2レンズの物体側レンズ面13a・像側レンズ面13bを表している。また、第6面と第7面は、それぞれカバーガラス15の物体側面・像側面を表し、両面とも平面となっている。図4に示したレンズデータにおいては、それぞれの面についての曲率半径、面間隔、屈折率、およびアッベ数を記述している。
図4に示されたレンズデータに基づいて設計された第1レンズ及び第2レンズの各レンズ面の非球面形状は、下記の非球面式で表している。
Figure 0005022066
(1)式において、サグ量をz、レンズ面の光軸上での曲率をc、円錐係数をK、4次から16次までの非球面係数をそれぞれA4、A6、A8、A10、A12、A14、A16としている。ただし、曲率Cと曲率半径Rは、c=1/Rの関係にあるものとする。このサグ量とは、光線高さがhとなるレンズ上の座標点とレンズ面の光軸上での接平面からの距離である。
本実施例に係るレンズの(1)式における非球面係数を図5に示す。また、図6に、本実施例における光学特性値を示している。焦点距離f、Fナンバー、光学長、バックファーカス、対角画角、センサ入射角、センサ対角長、接線角θ1、θ2、t2/t1、D1、D2、及びD2/D1を示している。Fナンバーは、レンズの焦点距離を入射瞳径で割った値である。また、バックフォーカスは第2レンズの像側レンズ面の頂点から撮像面までの光軸上の距離である。対角画角は、撮像素子の対角方向に撮像可能な最大物体角度を示す。
さらに、θ1が第1レンズにおける接線角の最大値、θ2が第2レンズにおける接線角の最大値である。t1及びt2は、第1レンズ及び第2レンズの光軸上の厚みである。D1及びD2は、第1レンズの物体側レンズ面及び第2レンズの像側レンズ面のレンズ面有効径の直径である。従って、上述の実施の形態における接線角と光軸上の厚み、及びレンズ面有効径の直径の条件式を満たしている。
以上のような本実施例における撮像レンズユニットにおける諸収差を図7に示す。図7(a)は球面収差図である。縦軸はFナンバーで示しており、最大値はFナンバー3.0である。また、横軸は球面収差を示している。また、図7(b)は非点収差図である。縦軸は、像高の光軸からの距離に対する割合で示しており、横軸は非点収差を示している。
図7(c)は歪曲収差である。縦軸は非点収差図と同様に、像高の光軸からの距離に対する割合で示しており、横軸は歪曲収差を示している。また、図7(b)において、Tはタンジェンシャル、Sはサジタルの像面を表している。
球面収差は、最大値で0.05mm程度と小さい値をとっている。また、非点収差は、像高80%位置において最大値0.08mm程度と小さい値になっている。さらに、歪曲収差は、略全像高において、0%に近い値を取っている。
以上のことから、本実施例における撮像レンズユニットにおいて、諸収差も抑制された値となっている。また、光路長も4.73mmと従来よりも短い値をとっている。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
実施の形態1に係る撮像レンズユニットの構造図である。 接線角の異なるレンズ面における入射光の射出角の変化を示す図である。 接線角の異なるレンズ面における出射光の射出角の変化を示す図である。 実施例の第1レンズのレンズデータである。 実施例の第1レンズの(1)式における非球面係数の表である。 実施例の光学特性値を示す表である。 撮像レンズユニットにおける諸収差を表す収差図である。
符号の説明
1 撮像レンズユニット
11 第1レンズ 11a 物体側レンズ面 11b 像側レンズ面
12 光量絞り 13 第2レンズ 13a 物体側レンズ面 13b レンズ面
14 撮像面 15 カバーガラス

Claims (6)

  1. 物体側から順に配列された第1レンズ、光量絞り、及び第2レンズからなる撮像レンズユニットであって、
    前記第1レンズは、物体側に凸のメニスカスレンズであり、
    前記第2レンズは、像側に凸のメニスカスレンズであり、
    前記第1レンズの物体側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値が70度以上90度以下であり、
    前記第2レンズの像側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値が70度以上90度以下であり、
    前記第1レンズの光軸上の厚みと前記第2レンズの光軸上の厚みとの比が、1.5以上5.0以下である撮像レンズユニット。
  2. 前記第1レンズの物体側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値が75度以上90度以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズユニット。
  3. 前記第1レンズの物体側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値が80度以上90度以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズユニット。
  4. 前記第2レンズの像側のレンズ面におけるレンズ面有効径の範囲内の接線角の最大値が75度以上90度以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズユニット。
  5. 前記第1レンズの光軸上の厚みと前記第2レンズの光軸上の厚みとの比が、1.7以上4.0以下である
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像レンズユニット。
  6. 前記第1レンズの光軸上の厚みと前記第2レンズの光軸上の厚みとの比が、2.0以上3.0以下である
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像レンズユニット。
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