JP5020993B2 - 緑化工法 - Google Patents
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例えば、特許文献1には、緑化施工面に種子を混合した生育基盤を非面的に吹き付け、生育基盤が造成されない未処理部分を残す緑化工法が記載されている。ここで、非面的に吹き付けるとは、種子を混合した生育基盤を緑化施工面全面に吹き付けるのではなく、種子を混合した生育基盤を帯状、筋状、島状、点状、千鳥状等に吹き付けることを意味する。
緑化施工面の中に残された部分、即ち種子を混合した生育基盤が吹き付けられていない部分には導入植物からなる植物群落が形成されないため、この部分に周辺から植物が自然侵入しやすくなる。
種子を混合した生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分に種子を混合した生育基盤を吹き付け、種子を混合した生育基盤を吹き付けない生育基盤吹付部分に、前記種子を混合した生育基盤よりも薄くなり、かつ種子を混合した生育基盤と種子を混合しない生育基盤のいずれも吹き付けられていない未処理部分の状態に近くなるように、種子を混合しない生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付工程、
を備えることを特徴とする。
ことを特徴とする。
前記生育基盤吹付工程では、前記網状体により識別される前記種子を混合した生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分に前記種子を混合した生育基盤を吹き付け、前記網状体により識別される前記種子を混合しない生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分に前記種子を混合しない生育基盤を吹き付ける、
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
本発明の第1の実施形態に係る緑化工法では、法面や斜面等の傾斜した緑化施工面に、種子を混合した生育基盤10と種子を混合しない生育基盤20とを非面的に吹き付ける。すなわち、この緑化工法では、例えば、図1に示すように、種子を混合した生育基盤10と種子を混合しない生育基盤20とを交互に帯状に吹き付ける。
種子を混合した生育基盤10は凸状になり、種子を混合しない生育基盤20は凹状になる。このため、緑化施工面の周辺から飛来する種子が種子を混合しない生育基盤20に定着しやすくなり、緑化施工面の周辺から植物が自然侵入しやすい空間を人為的に確実に形成することができる。
また、種子を混合した生育基盤10の材料と種子を混合しない生育基盤20の材料のいずれかに、種子を混合した生育基盤10を吹き付けた部分と種子を混合しない生育基盤20を吹き付けた部分とを識別するための識別材が添加される場合がある。
種子を混合した生育基盤10を吹き付ける場合には、主タンクから主材料を供給し、補助タンクから種子と各種の補助材料を供給し、主材料と種子と各種の補助材料とを攪拌装置によって混合して吹き付ける。一方、種子を混合しない生育基盤20を吹き付ける場合には、主タンクのみから主材料を供給して吹き付ける。
このような吹付装置を用いることにより、種子を混合した生育基盤10と種子を混合しない生育基盤20とを吹き付ける際に、略同質の材料を用いて同じ工法で施工できるため、合理的かつ経済的に施工することができる。
また、上記では補助タンクに種子および各種の補助材料を収容するとしたが、種子を収容する第1の補助タンクと、各種の補助材料を収容する第2の補助タンクとを別々に設けても良い。
また、吹き付け作業を中断することなく種子を投入するために、主タンクと補助タンクをそれぞれ複数設けても良い。
この場合、種子を混合した生育基盤10を吹き付ける場合には、主タンクから種子を混合した生育基盤10の材料を供給して吹き付け、種子を混合しない生育基盤20を吹き付ける場合には、補助タンクから種子を混合しない生育基盤20の材料を供給して吹き付ける。
また、種子を混合した生育基盤10の材料に、施工方法に応じて、例えば、種子保護材が添加される。
更に、種子を混合した生育基盤10の材料と種子を混合しない生育基盤20の材料のいずれかに、種子を混合した生育基盤10を吹き付けた部分と種子を混合しない生育基盤20を吹き付けた部分とを識別するための識別材が添加される場合がある。
種子を混合した生育基盤10を吹き付ける場合には、主タンクから主材料と各種の補助材料を供給し、補助タンクから種子と種子保護材を供給し、主材料と種子と各種の補助材料と種子保護材とを混合して吹き付ける。一方、種子を混合しない生育基盤20を吹き付ける場合には、主タンクのみから主材料と各種の補助材料を供給して吹き付ける。
このような吹付装置を用いることにより、種子を混合した生育基盤10と種子を混合しない生育基盤20とを吹き付ける際に、同質の材料を用いて同じ工法で施工できるため、合理的かつ経済的に施工することができる。
また、この場合も、生育基盤を吹き付けるための吹付装置に、種子を混合した生育基盤10の材料を収容する主タンクと、種子を混合しない生育基盤20の材料を収容する補助タンクとを別々に設けることとしても良い。
このため、種子の分離を抑制し、種子の特徴に併せて配合した種子が均一な混合状態を保持するように、補助タンク内の種子に少なくとも1種類以上の増量材を混合しても良い。増量材としては植物の発芽、生育に悪影響を与えないもので、ある程度の湿度(好適には含水率50〜70%程度)や粘性を有し、種子の分離を抑制する働きが大きい堆肥で、例えば、バーク堆肥、籾殻堆肥等が好適であるが、これらにゼオライトなどの土壌改良材を混合することもできる。更に、増量材に界面活性剤、保水資材、忌避剤、短繊維、着色剤、酸素供給剤の中から1種類以上を混合しても良い。
第2の実施形態では、図2に示すように、種子を混合しない生育基盤20を吹き付けた生育基盤吹付部分21が未処理部分の状態に近くなるように、種子を混合しない生育基盤20を極力薄く吹き付ける。ここで、未処理部分とは、種子を混合した生育基盤10と種子を混合しない生育基盤20のいずれも吹き付けられていない部分をいう。
第2の実施形態では、種子を混合した生育基盤10の吹き付けられた生育基盤吹付部分11が外見的に非面的になる。すなわち、種子を混合した生育基盤10が吹き付けられた生育基盤吹付部分11が帯状、筋状、島状等に形成されていることを目で見て確認することができる。
従って、種子を混合した生育基盤10を吹き付けた生育基盤吹付部分11と種子を混合しない生育基盤20を吹き付けた生育基盤吹付部分21との境界が明確となり、施工後の出来形の検査が容易になる。
種子を混合した生育基盤10の厚さaは、一般的に2cm〜10cm程度であり、平均的には5cm程度である。種子を混合しない生育基盤20の好適な吹付厚さbは、地質や気象条件等により異なるが、種子を混合した生育基盤10の厚さaよりも薄く、かつ略3cm以下とすることが望ましく、さらに好適には略0.5〜2cmの薄層とするのが良い。
また、土砂移動や小石の落下が予想される箇所が、種子を混合しない生育基盤20を吹き付ける生育基盤吹付部分21の中の一部に限られ、全体には及んでいない場合には、土砂移動や小石の落下の危険性の高い箇所のみに種子を混合しない生育基盤20を吹き付けるようにしても良い。
第2の実施形態によれば、種子を混合しない生育基盤20を吹き付けた生育基盤吹付部分21の状態は未処理部分の状態に近いため、先駆性の植物の自然侵入を妨げない。このような薄い吹き付けを行なうことにより、未処理部分をそのまま残した場合と同様に、瘠地に自然侵入しやすい先駆性植物が発芽・生育しやすい環境を作ることができる。
第3の実施形態では、図3に示すように、種子を混合した生育基盤10の吹き付けられた生育基盤吹付部分11が外見的に非面的にならない程度に、生育基盤吹付部分21に種子を混合しない生育基盤20を吹き付ける。
言い換えると、第3の実施形態では、緑化施工面の周辺から飛来する種子が種子を混合しない生育基盤20に定着しやすくなる程度に、種子を混合しない生育基盤20が種子を混合した生育基盤10に対して凹状になるように、生育基盤吹付部分21に種子を混合しない生育基盤20を吹き付ける。
第3の実施形態では、種子を混合した生育基盤10の材料と種子を混合しない生育基盤20の材料のいずれにも、種子を混合した生育基盤10を吹き付けた生育基盤吹付部分11と種子を混合しない生育基盤20を吹き付けた生育基盤吹付部分21とを識別するための識別材が含まれていない場合、種子を混合した生育基盤10を吹き付けた生育基盤吹付部分11の形状を目で見て確認することはできない。
すなわち、種子を混合しない生育基盤20は種子を混合した生育基盤10よりも例えば略1cm以上薄く吹き付けられ、種子を混合しない生育基盤20が吹き付けられている生育基盤吹付部分21は凹状になるように形成される。
更に、種子を混合しない生育基盤20を吹き付けた生育基盤吹付部分21の一部が、未処理部分の状態に近くなるように、または地山が露出した未処理部分として残るように形成して良い。
このように、種子を混合しない生育基盤20を吹き付けた生育基盤吹付部分21の一部が、未処理部分の状態に近くなるように、または地山が露出した未処理部分として残るように種子を混合しない生育基盤20を形成することによって、第2の実施形態と同様に、瘠地に自然侵入しやすい先駆性植物が発芽・生育しやすい環境を作ることができる。
本発明の第4の実施形態では、法面100上の緑化施工面全面に網状体30を配置し、網状体30を基準にして種子を混合しない生育基盤20を吹き付ける。
次に、アンカーピン31を用いて網状体30を法面100に固定する。
続けて、種子を混合しない生育基盤20を吹き付ける生育基盤吹付部分21に、配置器具であるスペーサー32を設置して網状体30を持ち上げる。
このため、網状体30を基準にして、種子を混合した生育基盤10を吹き付ける生育基盤吹付部分11と種子を混合しない生育基盤20を吹き付ける生育基盤吹付部分21とを識別できる。
一方、網状体30がスペーサー32により持ち上げられ、法面100から浮いている部分については、網状体30の全部または一部が露出するように種子を混合しない生育基盤20を吹き付ける。
また、種子を混合しない生育基盤20を吹き付ける生育基盤吹付部分21の網状体30が、スペーサー32で地山(法面100)から持ち上げられた状態になることにより、種子を混合しない生育基盤20を網状体30が露出する程度に薄くなるように吹き付けることが容易になる。
更に、吹き付けられた生育基盤20の表面に露出した網状体30により、緑化施工面の周辺から飛来する種子が定着しやすくなり、植生回復を促進することができる。特に、網状体30が種子を混合しない生育基盤20の上に露出することにより、風散布される先駆植物の種子よりも粒の大きい鳥散布や重力散布される種子を捕捉する機能が増大する。
上述した第1〜第4の実施形態によれば、緑化施工面全面に種子を混合した生育基盤10を吹き付ける場合に比べて、種子を混合した生育基盤10の吹き付け面積が減少するため、吹き付ける種子の量が減少する。
種子を混合しない生育基盤20を吹き付ける生育基盤吹付部分21への生育基盤20の吹き付けについては、第5の実施形態は、第1〜第4の実施形態と同様である。
例えば、種子を混合した生育基盤10を吹き付ける生育基盤吹付部分11の全体の厚さが5cm厚の設計である場合、使用する種子の量を、種子を混合した生育基盤10のみを吹き付けた場合と比較して2/5に減少させることができる。また、種子を混合した生育基盤10を吹き付ける生育基盤吹付部分11の厚さが7cm厚の設計であれば2/7に減少させることができる。
第5の実施形態によれば、吹き付ける種子の量が減少するため、外来種を用いて緑化施工面全面を緑化する緑化工法と同等若しくはそれよりも安価に、自生種を活用して緑化することができる。
ただし、種子を混合した生育基盤10には、自生種種子に限らず、いわゆる外来種(外来草本類やマメ科低木類など)の種子を混合しても良いことはもちろんである。この場合、緑化施工面全面を緑化するよりもずっと安価に緑化することができる。
法面や斜面等の緑化では、通常、吹き付け作業員(ノズルマン)が斜面上側からロープに下がりながら斜面下側に向かって吹き付け作業を行なう。
通常の吹き付け方法を用いる場合には、1回目の吹き付け時に種子を混合した生育基盤10(第4の実施形態では、積層された生育基盤20と生育基盤10)を吹き付け、2回目の吹き付け時に種子を混合しない生育基盤20を吹き付けるという2工程の作業を行う。あるいは、この逆に1回目の吹き付け時に種子を混合しない生育基盤20を吹き付け、2回目の吹き付け時に種子を混合した生育基盤10(第4の実施形態では、積層された生育基盤20と生育基盤10)を吹き付けるという2工程の作業を行う。すなわち、ノズルマンは法面や斜面等の上り下りを2回繰り返して吹き付ける。
すなわち、吹き付け作業員(ノズルマン)が斜面等の上側から下側までロープ等を用いて1回下がる間に、種子を混合した生育基盤10を吹き付ける生育基盤吹付部分11への生育基盤10(第4の実施形態では、積層された生育基盤20と生育基盤10)の吹き付けと、種子を混合しない生育基盤20を吹き付ける生育基盤吹付部分21への生育基盤20の吹き付けとを順次連続して行う。
具体的には、最初に数字1が付された生育基盤吹付部分11に生育基盤10を吹き付け、次に数字2が付された生育基盤吹付部分21に生育基盤20を吹き付け、以下順次、数字3が付された生育基盤吹付部分11、数字4が付された生育基盤吹付部分21、数字5が付された生育基盤吹付部分11に種子を混合した生育基盤10または種子を混合しない生育基盤20を吹き付ける。
なお、生育基盤吹付部分11への生育基盤10(第4の実施形態では、積層された生育基盤20と生育基盤10)の個別の吹き付けと、生育基盤吹付部分21への生育基盤20の個別の吹き付けについては、第6の実施形態は、第1〜第5の実施形態と同様である。
種子を混合した生育基盤10と種子を混合しない生育基盤20の吹き付けを、1回の吹き付け作業で連続的に行なうことは、両方の生育基盤同士をしっかりと接合した状態とし、施工後に乾燥等を受けて吹き付けた生育基盤が剥離するのを防止する上で非常に重要である。
11…生育基盤吹付部分
20…種子を混合しない生育基盤
21…生育基盤吹付部分
30…網状体
31…アンカーピン
32…スペーサー
100…法面
110…種子を混合した生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分が区画された小さな部分
Claims (9)
- 種子を混合した生育基盤を傾斜した緑化施工面に非面的に吹き付ける緑化工法であって、
種子を混合した生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分に種子を混合した生育基盤を吹き付け、種子を混合した生育基盤を吹き付けない生育基盤吹付部分に、前記種子を混合した生育基盤よりも薄くなり、かつ種子を混合した生育基盤と種子を混合しない生育基盤のいずれも吹き付けられていない未処理部分の状態に近くなるように、種子を混合しない生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付工程、
を備えることを特徴とする緑化工法。 - 前記生育基盤吹付工程では、前記緑化施工面の周辺から飛来する種子が前記種子を混合しない生育基盤に定着しやすくなる程度に、前記種子を混合しない生育基盤が前記種子を混合した生育基盤に対して凹状になるように、前記種子を混合しない生育基盤を吹き付ける、
ことを特徴とする請求項1に記載の緑化工法。 - 前記生育基盤吹付工程の前に、前記種子を混合した生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分と前記種子を混合しない生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分とを識別できるように、前記緑化施工面に網状体を配置する網状体配置工程を備え、
前記生育基盤吹付工程では、前記網状体により識別される前記種子を混合した生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分に前記種子を混合した生育基盤を吹き付け、前記網状体により識別される前記種子を混合しない生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分に前記種子を混合しない生育基盤を吹き付ける、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の緑化工法。 - 前記網状体配置工程では、前記種子を混合しない生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分に、前記網状体を持ち上げるための複数の配置器具を設置し、前記種子を混合しない生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分において、前記網状体を緑化施工面から浮かせる、
ことを特徴とする請求項3に記載の緑化工法。 - 前記生育基盤吹付工程では、前記種子を混合しない生育基盤を吹き付ける生育基盤において、前記網状体の全部または一部が露出するように、前記種子を混合しない生育基盤を吹き付ける、
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の緑化工法。 - 前記生育基盤吹付工程では、前記種子を混合した生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分を小さな部分に区画し、当該区画された小さな部分ごとに、前記種子を混合しない生育基盤の吹き付けと前記種子を混合した生育基盤の吹き付けとを連続的に行って、前記種子を混合した生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分に前記種子を混合しない生育基盤と前記種子を混合した生育基盤を積層する、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の緑化工法。 - 前記緑化施工面に、前記種子を混合した生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分と、前記種子を混合しない生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分とが交互に配置されており、前記種子を混合した生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分への生育基盤の吹き付けと、前記種子を混合しない生育基盤を吹き付ける生育基盤吹付部分への生育基盤の吹き付けとを、前記緑化施工面の上側から下側に向けて順次連続して行う、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の緑化工法。 - 前記種子を混合した生育基盤の材料が少なくとも種子と主材料を含み、前記種子を混合しない生育基盤の材料が少なくとも当該主材料を含む、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の緑化工法。 - 前記生育基盤吹付工程では、少なくとも主材料を含む材料を収容する第1のタンクと、少なくとも種子を含む材料を収容する第2のタンクとを有する吹付装置により、前記種子を混合した生育基盤を吹き付ける場合には前記第1のタンクから供給される主材料を含む材料と前記第2のタンクから供給される種子を含む材料とを混合して吹き付け、前記種子を混合しない生育基盤を吹き付ける場合には前記第1のタンクから供給される主材料を含む材料を吹き付ける、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の緑化工法。
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