JP5019951B2 - 光記録方法及び光記録装置 - Google Patents

光記録方法及び光記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5019951B2
JP5019951B2 JP2007141594A JP2007141594A JP5019951B2 JP 5019951 B2 JP5019951 B2 JP 5019951B2 JP 2007141594 A JP2007141594 A JP 2007141594A JP 2007141594 A JP2007141594 A JP 2007141594A JP 5019951 B2 JP5019951 B2 JP 5019951B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
jitter value
recording
parameter
write strategy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007141594A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008299892A5 (ja
JP2008299892A (ja
Inventor
佑介 金武
智 岸上
伸夫 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2007141594A priority Critical patent/JP5019951B2/ja
Priority to US12/153,965 priority patent/US8125869B2/en
Priority to CN2008101088550A priority patent/CN101315779B/zh
Publication of JP2008299892A publication Critical patent/JP2008299892A/ja
Publication of JP2008299892A5 publication Critical patent/JP2008299892A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5019951B2 publication Critical patent/JP5019951B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/006Overwriting
    • G11B7/0062Overwriting strategies, e.g. recording pulse sequences with erasing level used for phase-change media
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • G11B7/1267Power calibration

Description

この発明は、光ディスクに対してデータの記録を行うための光記録方法及び光記録装置に関わるもので、特に記録時に用いるライトストラテジの調整方法に関するものである。
近年、Blu−ray Discなどの大容量の次世代光ディスクが光記録装置において広まりつつある。このような光ディスクに対し、光ディスク毎の特性を考慮した、最適と考えられる記録パルスパラメータ、すなわちライトストラテジのパラメータが、光ディスク上や光記録装置内などに記録されており、ディスク毎に最適な設定を行い、安定な記録を行うことが図られている。
しかし、光ディスクにデータの記録を行う際、温度変化等の環境変化や、光ディスクの記録領域すなわち光ディスクの半径方向位置によって、上記のディスク毎に設定されたライトストラテジのパラメータを用いて常に安定な記録を行うことができるとは限らない。
この対応策として、光ディスクにデータの記録を行うことで形成されるピット及びランドのそれぞれの長さを検出し、それを基にライトストラテジのパラメータを補正し、再びデータの記録を行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、光ディスクにデータの記録を行い、記録パターン毎のエッジシフト量を指標として、特に、最短記録マーク形状に関わるライトストラテジのパラメータを調整すると言う提案もある(例えば、特許文献2参照)。なお、Blu−ray Disc等のマルチパルス型ライトストラテジの形状を開示した文献もある(非特許文献1)。
特開2002−312938号公報(第1−7頁、第1−12図) 特開2006−302332号公報(第1−23頁、第1−16図) シャープ技報、第90号2004年12月(第11−15頁)
上記の特許文献1では、ピット長及びランド長が、1つではなく複数のライトストラテジのパラメータにより影響を受けるため、補正すべきライトストラテジのパラメータを判断することができないという問題点があった。
また、上記の特許文献2では、ジッタ値に大きな影響を与える、最短記録マーク形状に関わるライトストラテジのパラメータを調整するため、当該ライトストラテジのパラメータの調整方向を誤った場合、ジッタ値への感度が大きいためにジッタ値が大きく劣化し、致命的な記録劣化を招くことになり、安定な記録を行うことができないという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解消するためになされたもので、ジッタ値の著しい劣化を招くことなく、常に安定な記録を行うことを可能にすることを目的としている。
本発明の光記録方法は、
記録データ長に応じたライトストラテジに従って、レーザー波形制御部を用いて光記録媒体にレーザ光を照射することによりデータを記録する光記録方法であって、
試し書きにより前記ライトストラテジを最適化した後、データ領域にデータを記録中、前記データ領域に記録したデータから得られる再生信号のジッタ値を検出し、該ジッタ値が所定の閾値を超えたかどうかの判定を行う工程と、
該ジッタ値が所定の閾値を超えた場合に、該ジッタ値が所定の閾値以下になるまで、前記ライトストラテジのパルス幅、及びパルス位置のシフト量に関するパラメータのうち、ジッタ値への影響度の小さい順にパラメータを選択し、選択したパラメータをデータの記録中に調整する工程と、
前記調整されたパラメータを用いて、前記記録媒体への書き込みを行う工程と
を有し、
前記ジッタ値への影響度が、各々のパラメータの、レーザ波形制御部における最小単位の変化幅あたりのジッタ値の変化量で表されるものであることを特徴とする。
本発明によれば、記録時にジッタ値が任意に設定可能な閾値を超えた場合において、ジッタ値への影響度の小さいライトストラテジのパラメータを調整することで、ライトストラテジのパラメータの調整方向を誤った場合でもジッタ値の著しい劣化を招くことなく、常に安定な記録を行うことができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を、図面を参照して説明する。
以下に説明する実施の形態における光記録方法は、マークエッジ記録(PWM記録)を行うものである。そして、光ディスク上に記録すべきデータに応じて、半導体レーザをライトストラテジ(記録に用いられるレーザ発光波形規則)に従いマルチパルスあるいはノンマルチパルス発光させて、記録マークを形成することにより情報の記録をおこなっている。マルチパルス型あるいはノンマルチパルス型のライトストラテジにおいて、以下に説明する実施の形態では、光ディスク上に記録したデータから得られる再生信号のジッタ値を基に、ライトストラテジのパルス幅、先頭パルス始端位置のシフト量、及び消去パルス始端位置のシフト量に関するパラメータの調整を行うこととしている。これを実施する具体的な方法は後に述べる。
さらにまた、以下に説明する実施の形態では、マークの長さやマーク相互間のスペースの長さは、該マークやスペースに対応する信号部分の、記録や再生に用いられるチャンネルクロックの周期Tを単位として表され、光ディスクへのデータの記録が、Blu−ray Discに代表される1−7変調の2T〜9Tのマーク、即ちクロック周期数nが2乃至9のマークに対応したパターンの光パルスを光ディスクに照射することにより行われるものとする。
以下に、実施の形態1において参照する図面について説明する。図1は光記録再生装置の基本的な構成例を示す図である。図2(a)〜(e)は光記録再生装置において、光ディスクへの記録時に生成するライトストラテジの例を示す図であり、非特許文献1を参照している。
図3は光記録再生方法において、光ディスク挿入から記録までの手順の一例を示すフローチャートである。図4は光記録再生方法において、データ記録の手順の一例を示すフローチャートである。図5はジッタ値検出部において、ライトストラテジのパラメータの1ステップ(最小変化幅)あたりのジッタ値Jの変化を示す図である。
図1において、レーザ光源としての半導体レーザ110はレーザー駆動部120により駆動制御されている。
データ再生時においては、半導体レーザ110から出射された、データ再生に必要な出力値(再生パワー)を有するレーザ光がコリメートレンズ130とビームスプリッタ140と対物レンズ150とを介して光ディスク160に集光照射される。光ディスク160からの反射光は、対物レンズ150を通った後にビームスプリッタ140により入射光と分離され、検出レンズ170を介して受光素子180で受光される。
上記のうち、半導体レーザ110と、コリメートレンズ130と、ビームスプリッタ140と、対物レンズ150、検出レンズ170とで光学系が構成され、この光学系と受光素子180と、レーザ駆動部120とで光ピックアップPUが構成されている。
受光素子180は光信号を電気信号に変換する。受光素子180において変換された電気信号は、ヘッドアンプ190を介してプリピット検出部200とアシンメトリ検出部210とイコライザ220とに入力される。プリピット検出部200は、入力された電気信号から、光ディスク160のプリピット部に予め記録された、アシンメトリαの推奨値等の光ディスク固有の情報を検出する。
また、イコライザ220に入力されたヘッドアンプ190からの電気信号は整形され、PRML(Partial Response Maximum Likelihood)信号処理部260で波形等化及び最尤復号を行うことで信号の誤り率を小さくし、データデコーダ270に入力される。また、ジッタ値検出部280には、イコライザ220により整形された信号が入力される。データデコーダ270は、入力された電気信号を2値化し、復調やエラー訂正などの処理を行うことにより、光ディスク160に記録されたデータを生成(再生)する。
ジッタ値検出部280は、再生信号と図示しないPLL(Phase Locked Loop)によって生成クロック間の位相誤差の絶対値から求める指標であるジッタ値を検出する。
アシンメトリ検出部210は、入力された電気信号をAC(交流)カップリングし、ACカップリングされた電気信号のピークレベルA1とボトムレベルA2を検出する。検出したピークレベルA1とボトムレベルA2から、以下の式(1)を用いて、アシンメトリ値αを算出する。
α=(A1+A2)/2(A1−A2)・・・(1)
ここで、ピークレベルA1、ボトムレベルA2は、最長スペースと最長マークが交互に現れる部分で発生するものであり、それらの値は、最短スペースと最短マークが交互に現れる部分のピークレベルとボトムレベルの平均値をゼロレベルとして表したものである。
データ記録時においては、データエンコーダ230は、中央制御部250から与えられる、記録すべき元データに対して、エラー訂正符号を付与し、データ変調を行って、半導体レーザ110への駆動信号の基本となる記録データを生成する。レーザ波形制御部240は、記録データに基きライトストラテジ信号を生成する。即ち、中央制御部250からライトストラテジが設定された後、データエンコーダ230から、クロック周期数nを指定する記録データ、即ち、2T乃至9Tのいずれかを指定する記録データが与えられると、レーザ波形制御部240は、そのような記録データに対応するライトストラテジ信号(ライトストラテジに従って生成された、発光パルス列の波形と略同一の波形を有する信号)を出力する。
レーザ駆動部120は、生成されたライトストラテジ信号に応じた駆動電流により半導体レーザ110を駆動する。半導体レーザ110から出射されたデータ記録に必要な出力値(記録パワー)を有するレーザ光がコリメートレンズ130とビームスプリッタ140と対物レンズ150とを介して光ディスク160に集光照射される。これにより、マークが形成され、マークとマーク相互間に位置するスペースとから成る記録部が形成される。
図2(a)〜(e)は、光記録再生装置100において、レーザ波形制御部240で生成されるライトストラテジ信号の例を示したものである。図2(a)に、記録のために用いられる周期Tを有するチャネルクロック(記録用チャネルクロック)を示す。図2(b)に、マーク部MAとスペース部SAとからなる記録データの例を示す。図2(c)に、図2(b)の記録データを記録するためのライトストラテジ信号、即ち発光パルスパターンの例を示す。発光パルスパターンは、3値のパワーレベル、すなわち記録パワーレベルPW、消去パワーレベルPE、バイアスパワーレベルPBWを持ち、パルス状に変調された記録パルス波形である。先頭パルスFの幅をTtop、図2(b)に示す記録データのマーク部MAの立ち上がり位置から1T右へシフトしたところを基点とした時の先頭パルス始端位置のシフト量をdTtop、中間パルスMの幅をTMP、図2(b)に示す記録データのマーク部MAの立ち下がり位置を基点とした時の消去パルス始端位置のシフト量をdTEとしている。
なお、中間パルスMは、周期数nが3以上、すなわち記録マーク長が3T以上の場合に存在し、nが3以上のとき、中間パルス幅Mの数はn−2となる。
図2(d)に、図2(c)のライトストラテジで記録を行うことにより形成された光ディスク上のマークMKと、マークMK相互間に位置するスペースSPとを示す。図2(d)の横軸は、光ディスクのトラックに沿う長さ(位置)であるが、便宜上図2(c)の発光パルスパターンに対応させて示してある。
図2(e)に、図2(d)のマークMK及びスペースSPを読み出すことにより得られる再生信号を示す。この再生信号はマークMKに対応する部分MBとスペースSPに対応する部分SBとを有する。
最短マークは、周期数n=2、即ち2Tに対応する長さを有し、最長マークは周期数n=9、即ち9Tに対応する長さを有する。
図2(b)及び図2(c)は、最短マーク、即ち2Tのマークを記録し、次に2番目に短いマーク、即ち3Tのマークを記録し、次に3番目に短いマーク、即ち4Tのマークを記録する場合を示している。
図1における中央制御部250は、光記録再生装置100の再生、書き込みの際に、装置の全体を制御するもので、プリピット検出部200からのプリピット情報、及びアシンメトリ検出部210からのアシンメトリ値、データデコーダ270からの再生データ、ジッタ値検出部280からのジッタ値を受ける一方、データエンコーダ230、レーザ波形制御部240、レーザ駆動部120に制御信号を与える。
中央制御部250はまた、後に図3を参照して説明するアシンメトリ値の計算、それを基に修正された記録パワーレベルPWとアシンメトリ値を用いて行われる試し書きの制御を行い、光ディスク160にデータを記録しながら、ライトストラテジのパルス幅、先頭パルス始端位置のシフト量、及び消去パルス始端位置のシフト量に関するパラメータのうち、ジッタ値への影響が小さいパラメータを、ジッタ値を基に調整する。
中央制御部250は例えばCPU250aと該CPU250aの動作のためのプログラムを格納したROM250bとデータを記憶するRAM250cとを備えている。ROM250bにはまた、後述のライトストラテジのパラメータを調整する際に、後述のジッタ値の許容範囲、さらに後述のライトストラテジのパラメータのジッタ値への影響度の順位等の、種々のデータが記憶されている。
一般に、情報を記録する前に試し書きを行うことで記録パワーの最適化及びストラテジ最適化が行われる。以下にこの手順について説明する。
最初に、例えばランダムな記録データに対応した2T〜9Tのマークとスペースとからなるテストパターンを用いて、記録パワーを変化させて光ディスク160への試し書きを行ない、次にこのテストパターンを記録した光ディスク160上の領域を再生し、アシンメトリ検出部210によりアシンメトリ値を検出し、検出されたアシンメトリ値を、中央制御部250において、目標とするアシンメトリ値と比較して最適の記録パワーを求める。
一般に、記録パワーを大きくすればアシンメトリ値は大きくなり、記録パワーを小さくすればアシンメトリ値は小さくなる。
中央制御部250では、互いに異なる複数の記録パワーに対応するアシンメトリ値の検出値を目標値と比較して、目標値に最も近い検出値を生じさせる記録パワーを最適の記録パワーとして設定する。
なお、このようにする代わりに、一つの記録パワーで光ディスク160への試し書きを行なった後再生し、再生結果からアシンメトリ値を検出し、検出されたアシンメトリ値を、目標とするアシンメトリ値と比較して比較結果に応じて記録パワーを増減して最適値を求めるようにしても良い。
上記のように、光ディスク160への試し書きを行い、最適な記録パワーの設定を行い、さらに、同じく試し書きによりストラテジの最適化を行った後、光ディスク160のデータ領域にデータを記録する。本実施の形態においては、データを記録しながら、記録した領域で信号の再生を行い、求めたジッタ値がROM250bにあらかじめ格納されているジッタ値の許容範囲であるかどうかを判断し、もしジッタ値が許容範囲であれば引き続き記録を行い、もしジッタ値が許容範囲でなければ、同じくROM250bにあらかじめ格納されているライトストラテジのパラメータのジッタ値への影響度を基に、ジッタ値への影響度が小さいライトストラテジのパラメータを優先的に調整する。このライトストラテジのパラメータの調整は、ジッタ値を基に1ステップ(最小変化幅)ずつ行う。
上記の「ジッタ値への影響度」は、パラメータを1ステップ変化させたときのジッタ値の変化幅を意味する。パラメータの1ステップの変化とは、例えばレーザ波形制御部240における最小単位の変化を意味する。ジッタ値の変化幅は、パラメータの所定の変更範囲にわたる平均値であっても良く、パラメータの所定変更範囲における最大値であっても良い。これらの変化幅は、予め知られているものとする。
以下、図3を参照して本実施の形態の光記録方法の手順を説明する。
最初に記録に用いられる光ディスク160が光記録再生装置100に挿入されると、図示しないセンサによりそのことが検出されて(ステップS10)、中央制御部250に伝えられ、中央制御部250は、光ピックアップPUを駆動して光ディスク160から、予めディスクメーカにより記録されたライトストラテジの推奨値や、アシンメトリ値αの推奨値等のディスクの固有情報を読み出す(ステップS11)。
次にステップS12において、読み取られたライトストラテジの推奨値を、初期ライトストラテジとして、中央制御部250内に(例えばRAM250c内に)設定する。なお、初期ライトストラテジとしては、光ディスク160から読み取った値ではなく、光記録再生装置100に予め設定された特定のライトストラテジを用いるようにしても良い。代わりに、初期ライトストラテジとして、光ディスク160から読み取った値と、光記録再生装置100に予め設定された関係式により決まるライトストラテジを用いるようにしても良い。
次にステップS13において、読み取られたアシンメトリ値αの推奨値を、記録パワーの最適化に使用する為の目標値として、中央制御部250内に(例えばRAM250c内に)設定する。なお、アシンメトリ値αの目標値としては、光ディスク160から読み取った値ではなく、光記録再生装置100に予め設定した特定の値を用いても良い。あるいは、アシンメトリ値αの目標値として、光ディスク160から読み取った値と、光記録再生装置100に予め設定された関係式により決まる値を用いるようにしても良い。
然る後、図示しない手段により記録の指示が与えられると(S14)、ステップS15において、上記のようにして設定された初期ライトストラテジ及びアシンメトリ目標値を用いて光ディスク160への試し書きを行う。即ち、ステップS12において中央制御部250内に設定されたライトストラテジ(各nTに対するストラテジ)をレーザ波形制御部240に設定することにより、レーザ波形制御部240でテストパターンに基づいたライトストラテジを生成し、光ピックアップPUを用いて光ディスク160への試し書きを行う。そして、テストパターンを記録した光ディスク160上の領域を光ピックアップPUで再生し、アシンメトリ検出部210により検出されたアシンメトリ値とステップS13において設定されたアシンメトリ目標値とを中央制御部250で比較して両者が一致するように制御を行うことで、最適な記録パワーを決定する。
そして、この試し書きを行ってパワー調整を行った後、ステップS16で、同じく試し書きを行ってストラテジの最適化を行う。このストラテジの最適化の方法はどのような方法を用いても良く、ストラテジの最適化を行わずにステップS12において設定した初期ストラテジをストラテジの最適値としても良い。
次に、ステップS17において、データ領域にデータの記録を行う。
上記のうち、ステップS10の処理は、図示しない光ディスクの挿入を検出するセンサと、中央制御部250とにより行われ、ステップS11の処理は、光ピックアップPU、ヘッドアンプ190、プリピット検出部200、イコライザ220、PRML信号処理部260、データデコーダ270、及び中央制御部250により行われ、ステップS12及びS13の処理は、中央制御部250により行われ、ステップS14の処理は、図示しない記録の指示を受ける手段(インターフェース)と、中央制御部250とにより行われ、ステップS15及びS16の処理は、ヘッドアンプ190、アシンメトリ検出部210、中央制御部250、レーザ波形制御部240、及び光ピックアップPUにより行われ、ステップS17の処理は、中央制御部250、データエンコーダ230、レーザ波形制御部240、及び光ピックアップPUにより行われる。
図4は、図3のステップS17の処理を詳細に示した図である。
データ記録が開始(S170)されると、ステップS171においては、光ディスク160への記録を開始する際の初期設定を行う。この初期設定により、mが0に設定され、kが1に設定され、JBが限りなく大きな値(或いは取り得る値の範囲の最大値)に設定される。mは、後述のステップS181で1ずつ増加する数値であり、記録した信号を再生し求めたジッタ値が許容範囲でない場合に、一つ前の記録時に求めたジッタ値に比べてジッタ値が劣化した回数を示している。kは、ライトストラテジのパラメータの各々に、ジッタ値への影響度の小さい順に付与されている順位を表す。
ステップS171の処理は、中央制御部250により行われる。
次に、ステップS172においては、ステップS15において決定された記録パワーとステップS16において最適化されたライトストラテジを用いて、光ディスク160へ記録を行う。この記録は、図示しない光ディスク160内に存在する、書き込むデータを一時的に貯め込むバッファーが空になると休止し、バッファーにデータが貯まるまでの間に、後のステップS174において記録された信号を再生し、バッファーにデータが所定量以上貯まれば記録を再開する。
ステップS172の処理は、中央制御部250、データエンコーダ230、レーザ波形制御部240、光ピックアップPUにより行われる。
次に、図示しない手段により記録終了の指示が与えられると(ステップS173)、光ディスク160へのデータ記録は終了する(S199)。
ステップS173の処理は、図示しない記録の終了の指示を受ける手段(インターフェース)と、中央制御部250により行われる。
ステップS173において、記録終了指示が出されていなければ、ステップS174に進み、ステップS172で記録した信号を再生する。
ステップS174の処理は、中央制御部250、光ピックアップPU、ヘッドアンプ190、及びイコライザ220により行われる。
次に、ステップS175においては、ジッタ値検出部280で、ステップS174において再生された信号のジッタ値JAを検出する。
次に、ステップS176においては、ステップS175で検出したジッタ値JAが、あらかじめROM250bに格納されているジッタ値の許容範囲内であると言う条件を満足しているかどうかの判定を行う。
もし満足していれば、後述のステップS187の処理の後、ステップS188において、記録する領域を移動させた後、再びステップS172において、光ディスク160へ記録を行う。もし満足していなければ、後述のステップS177〜S186により、特定のライトストラテジのパラメータの調整を行う。
例えば、ROM250bに格納されているジッタ値の許容範囲を10%未満と設定すると、ステップS175で検出したジッタ値が9%ならば、後述のステップS188において、記録する領域を移動させた後、再びステップS172において、光ディスク160へ記録を行う。もしステップS175で検出したジッタ値が10%ならば、後述のステップS177〜S186により、特定のライトストラテジのパラメータを調整する。
次に、ステップS177においては、ライトストラテジのパラメータ(例えば、図2(c)におけるライトストラテジのパラメータTtop、dTtop、TMP、dTE)のうち、順位がkのパラメータを選択する。ライトストラテジのパラメータのジッタ値への影響度の順位kは、予めROM250bに格納される。
図2(c)に示されるパラメータのうち、一般的には、先頭パルスFの幅Ttopや中間パルスMの幅TMPはジッタ値への影響度大きく、始端位置のシフト量dTtopや消去パルスの終端位置のシフト量dTEはジッタ値への影響度が小さい。
データ記録開始S170の後、最初にステップS177を行う場合には、順位kが1のパラメータ、即ち最も影響度の小さいパラメータを選択する。
ステップS177で選択されたライトストラテジのパラメータを、ステップS179〜S186において調整する。
ここで、ステップS177において、ジッタ値への影響度が小さいライトストラテジのパラメータを選択した理由は、もし、ステップS177において、ジッタ値への影響度の大きいライトストラテジのパラメータ、例えば図2(c)における先頭パルスFの幅Ttopや中間パルスMの幅TMPを選択した場合、このライトストラテジのパラメータの調整方向を誤った場合に、調整前に比べてジッタ値が大きく劣化し、図1における光ディスク160への記録に悪影響を及ぼす。そこで、ジッタ値への影響度の小さいライトストラテジのパラメータ、例えば図2(c)に示す先頭パルス始端位置のシフト量dTtopや消去パルス始端位置のシフト量dTEを選択した場合、このライトストラテジのパラメータの調整方向を誤った場合でも、調整前に比べてジッタ値の劣化を小さくすることができるからである。
ステップS178においては、ステップS175において検出したジッタ値JAと、ステップS171で初期設定されたジッタ値又は一つ前の記録時におけるジッタ値(前回のステップS175における処理でジッタ値JAとして検出されたジッタ値)JBとの比較を行っている。
もしJAがJBよりも小さい場合、ステップS179において、ステップS177で選択されたライトストラテジのパラメータの調整方向を、その一つ前での記録時におけるパラメータの調整方向と同じにする。この場合、ステップS177で選択されたライトストラテジのパラメータの一つ前での記録時における調整方向が、ジッタ値が向上するような方向であることを意味するからである。なお、1回目の調整時(データ記録の開始(S170)後の最初に記録(S172)されたデータを再生(S174)した結果に基づく調整)の際は、JBの値は、(ステップS171の初期化処理により)取り得る値の範囲の最大値となっているので、必ずJAの方がJBよりも小さい。そのようにする理由については後に説明する。
一方、もしJAがJBよりも大きい場合、ステップS180において、ステップS177で選択されたライトストラテジのパラメータの調整方向を、その一つ前での記録時におけるパラメータの調整方向と逆にする。この場合、ステップS177で選択されたライトストラテジのパラメータの一つ前での記録時における調整方向が、ジッタ値が向上するような方向ではないことを意味するからである。次に、ステップS181において、mの値を+1増やす。
これにより、一つ前の記録時に比べてジッタ値が劣化した回数mが更新される。
ここで、1回目のライトストラテジのパラメータの調整時には、ステップS179及びS180におけるパラメータの調整方向は、+方向でも−方向でもどちらでも良く、例えば初期設定のステップS171でどちらかに設定しても良いし、その前の記録時におけるパラメータの調整方向(前回ステップS180以下の処理を行った際に同じパラメータについて最後に設定された方向)を基に決定しても良い。
後者の場合、例えば、ステップS177で、ジッタ値に対する影響度の最も小さいライトストラテジのパラメータが選択された場合、ステップS179〜S186において、選択されたパラメータの調整を行い、次の記録時において(即ち、ステップS188を経て、ステップS172で記録を行い、それに続いて)、ステップS176においてジッタ値が許容範囲である場合、ステップS177で選択された、ジッタ値に対する影響度の最も小さいライトストラテジのパラメータの調整方向は、その前の記録時における調整方向を参照して(同じ方向に)決定する。
次に、ステップS182においては、ステップS175において検出したジッタ値JAを、一つ前の記録時におけるジッタ値とし、ジッタ値JBの更新を行う。
次に、ステップS183において、mの値が1以下の場合、ステップS184において、ステップS177で選択されたライトストラテジのパラメータを1ステップ変化させる。
もしステップS183において、mの値が1より大きい場合、すなわちmの値が2となる場合、ステップS185において、ステップS177で選択されたライトストラテジのパラメータの調整方向を変更し、1ステップ変化させる。
これは、mの値が2となるのは、ステップS177で選択されたライトストラテジのパラメータの調整方向の変更(S180)を2回行なったことを意味し、選択されたライトストラテジのパラメータをこれ以上調整してもジッタ値は向上しないことを意味するからである。この場合、ステップS185において、選択されたライトストラテジのパラメータの調整方向を変更し、1ステップ変化させることで、選択されたライトストラテジのパラメータを最適にする。この場合、ステップS186において、mの値を0にし、kの値を+1増やす。これにより、次の記録時におけるライトストラテジのパラメータの調整の際、ステップS177において、一つ前の記録時において選択されたライトストラテジのパラメータの次にジッタ値に対する影響度の小さいライトストラテジのパラメータが選択される。
ここで、ライトストラテジのパラメータの1回目の調整時にJBを限りなく大きな値にする理由は、JBを小さな値にすると、ステップS178においてJAよりもJBの値の方が小さくなって、1回目のライトストラテジのパラメータの調整を行う前に、ステップS181においてmが1になり、ステップS177で選択されたライトストラテジのパラメータの調整方向が1方向になってしまい、選択されたライトストラテジのパラメータが最適値に調整されずに次の処理に移る可能性があるからである。
ステップS176においてジッタ値が許容範囲である場合には、ステップS187において、mとkの初期化が行われる。すなわち、mの値を0にし、kの値を1にする。kの値を1にすることで、次の記録時において、ステップS176でジッタ値が許容範囲でないと判定された場合に、ステップS177において再びジッタ値に対する影響度の最も小さいライトストラテジのパラメータが選択される。
なお、ステップS176においてジッタ値が許容範囲になったときのkの値が1でない場合、かつ順位がkのパラメータの変化によって、順位がkよりも小さい全てのパラメータの最適値が変化しない場合、すなわち、順位がkのパラメータの調整が、順位がkよりも前の全てのパラメータの最適値に影響を与えない場合、ステップS187においてkの値を1にする代わりに、ステップS176においてジッタ値が許容範囲であると判定された時のkの値をそのまま用いても良い。
このようにすることで、次以降の記録時において、ステップS176においてジッタ値が許容範囲でない場合に、迅速にライトストラテジのパラメータを調整できる。
ステップS188においては、ディスク160にすでに記録した領域の移動を行う。
ステップS176〜S188の処理は、中央制御部250にて行われる。
図5に、ライトストラテジのパラメータのジッタ値Jへの影響度の順位kの決定方法について示す。
ここでは、図2(c)におけるライトストラテジのパラメータのうち、記録マークが3Tの場合の先頭パルスFの幅(以下3Ttopと称す)を例に挙げている。ここで横軸において、1ステップはレーザ波形制御部240で変更できる最小値(最小変化幅)で、この最小値は例えばT/40=0.025Tである。ジッタ値への影響度の順位は、同図に示すように、±3ステップ間の範囲において1ステップあたりのジッタ値Jの変化量をそれぞれ求め、それらの平均値を基に決定する。同図の場合、6つのジッタ値Jの変化量の平均値は2.92%である。この場合は3Ttopのみを例に挙げているが、図2(c)における他のライトストラテジのパラメータ(dTtop、TMP、dTE)についてもジッタ値Jの変化量の平均値を求め、ジッタ値への影響度の順位を決定する。なお、このようにする代わりに、例えば同図における6つのジッタ値Jの変化量の最大値(この場合5.31%)を基にジッタ値への影響度の順位を決定しても良い。
上記したライトストラテジのパラメータのジッタ値への影響度の測定は、例えば、光ディスク装置の開発段階において、図1の光ディスク装置と同様の光ディスク装置で行なわれ、測定結果に基づいて順位が決定され、決定された順位が、各光ディスク装置の製造時に(出荷前に)ROM250bに格納される。
なお、上記の例では、図4の処理手順において、データ記録開始(S170)後最初にステップS177の処理を行うときは、順位kが1のパラメータを選択しているが、ジッタ値への影響度が所定の閾値以下であるパラメータのうちの、該影響度が最も大きいパラメータを選択するようにしても良い。これにより、ライトストラテジのパラメータの調整を効率良く行うことができる。
この場合、ライトストラテジのパラメータのジッタ値への影響度は、図1における光ディスク160の種類によって異なるため、図1における中央制御部250内のROM250bに格納せず、図3におけるステップS16の試し書きによるストラテジの最適化の後に、同じく試し書きによりジッタ値の変化量の平均値、あるいは最大値を求めて、影響度を指標として中央制御部250内に例えばRAM250cに記憶させる。
以上のように本実施の形態においては、記録したデータから得られる再生信号のジッタ値が任意に設定可能な閾値を超えた場合に、ジッタ値を基に、ジッタ値への影響度の小さいライトストラテジのパラメータから順に選択して調整を行うことで、ジッタ値の著しい劣化を招くことなく、常に安定した記録を行うことができる。
実施の形態2.
上記の実施の形態1では、図1に示す光ディスク160に記録したデータから得られる再生信号のジッタ値を基に、図4におけるステップS179及びS180において、選択されたライトストラテジのパラメータの調整方向を決定しているが、このようにする代わりに、記録したデータから得られる再生信号の波形を基に、選択されたライトストラテジのパラメータの調整方向を決定しても良い。
以下に、実施の形態2において参照する図面について説明する。図2(a)〜(e)及び3は、実施の形態2の説明においても参照する。
図6は光記録再生装置の基本的な構成例を示す図である。図7は、図6の光記録再生装置を用いて行なわれる光記録再生方法おいて、データ記録の手順の一例を示すフローチャートである。図8(a)〜(e)は、図6のスペースレベル値検出部290において、後マーク長が3Tの場合に検出される再生信号のスペースが2Tの場合のスペースレベルを示す図である。図9は、図6の光記録再生装置において、マーク長が3Tの場合の先頭パルス始端位置のシフト量3dTtopと、後マークが3Tの場合の2Tスペースレベル値と目標値の差との関係、及び3dTtopとジッタ値との関係を示す図である。図10は、図6の光記録再生装置において、マーク長が3Tの場合の先頭パルス始端位置のシフト量3dTtopと、前マークが3Tの場合の2Tスペースレベル値と目標値の差との関係、及び3dTtopとジッタ値との関係を示す図である。
図6で図1と同一の符号は、同一または同様の部材を示す。
図6の光記録再生装置は、図1の光記録再生装置と概して同じであるが、スペースレベル値検出部290が付加されている。スペースレベル値検出部290は、イコライザ220で整形された電気信号、すなわち再生された信号のうち、スペースに対応する部分のピークレベルを検出する。この場合、各クロックの周期数のスペース部に対応するピークレベルを、当該スペースの直前あるいは直後に位置するマークの長さ別(クロック周期数で表されるマークの長さ別)に検出する。
ROM250bには、実施の形態1と同様、ジッタ値の許容範囲、ライトストラテジのパラメータのジッタ値への影響度の順位等の、種々のデータが記憶されている他、スペースレベル値検出部290において検出したスペースレベル値の目標値が記憶されている。
実施の形態2における、光ディスク挿入から記録までの手順は、実施の形態1に関して図3を参照して説明したのと同様である。但し、ステップS17の処理の内容が異なる。図7は、実施の形態2において、ステップS17の処理を詳細に示した図である。ステップS172〜S178、S182、S185、及びS188は、図4に示すものと同様のため、説明は省略する。
図7において、ステップS189では、kを1に設定し、JBを限りなく大きな値(取り得る値の範囲の最大値)に設定するが、図4のステップS171における、mを0に設定する処理は行わない。
これは、図4の処理手順とは異なり、以下に述べるように、記録した信号を再生し求めたジッタ値が許容範囲でない場合に、その一つ前に求めたジッタ値に比べて劣化した回数を示すmを用いる必要はないためである。ステップS194及びS195(それぞれ図4のステップS186、S187に対応する)においても同様である。
ステップS189の処理は、中央制御部250にて行われる。
ステップS190において、図6におけるスペースレベル値検出部290において、ステップS177で選択されたライトストラテジのパラメータに応じて変化するスペースレベル値IHを検出する。「選択されたライトストラテジのパラメータに応じて変化するスペースレベル値IH」とは「選択されたライトストラテジのパラメータを用いて記録されるマークの直前または直後のスペースから得られる再生信号のレベル値」を意味し、これについては、後に図8(a)〜(e)を参照して説明する。
ステップS191において、ステップS190において検出されたスペースレベルIHと、ROM250bにあらかじめ格納されているスペースレベルの目標値ITとの比較を行う。もしステップS190において検出されたスペースレベルIHが、目標値ITよりも大きい場合は、ステップS192において、ステップS177で選択されたライトストラテジのパラメータを+方向に1ステップ変化させる。もしステップS190において検出されたスペースレベルIHが、目標値ITよりも小さい場合は、ステップS193において、ステップS177で選択されたライトストラテジのパラメータを−方向に1ステップ変化させる。このように、実施の形態1に係るライトストラテジのパラメータは、ジッタ値を基に調整を行っているが、実施の形態2に係るライトストラテジのパラメータは、図6におけるスペースレベル値検出部において検出されたスペースレベル値を基に調整を行っている。
ステップS178において、ステップS175において検出したジッタ値JAと、ステップS189で初期設定されたジッタ値又は一つ前の記録時におけるジッタ値(前回のステップS175における処理でジッタ値JAとして検出されたジッタ値)JBとの比較を行っている。
もしJAがJBよりも小さい場合、ステップS182でJBの値をJAの値に等しくして、ステップS188に戻る。これにより、次の記録時においても、ステップS177で選択されたライトストラテジのパラメータの調整が行われる。
もしJAがJBよりも大きい場合、ステップS185で選択されたパラメータの調整方向を変更し(逆にし)、該パラメータの値を1ステップ変化させ、ステップS194において、kの値を1大きくして、ステップS182に進む。これにより、ステップS177で選択されたライトストラテジのパラメータを最適に調整したと判断し、次にジッタ値に対する影響度の小さいライトストラテジのパラメータを選択し、調整を行う。
ステップS176においてジッタ値が許容範囲である場合には、ステップS195において、kの初期化が行われる。すなわち、kの値を1にする。kの値を1にすることで、次の記録時において、ステップS176でジッタ値が許容範囲でないと判定された場合に、ステップS177において再びジッタ値に対する影響度の最も小さいライトストラテジのパラメータが選択される。
ステップS191〜S195の処理は、中央制御部250にて行われる。
図8(a)〜(e)は、例として、図6に示される光記録再生装置100において、光ディスク160に記録された信号を再生した際に得られる信号の、2Tのスペースと、当該スペースの直後に位置する3Tのマークの組み合わせについて示したものである。ここでは例として、図2(c)に示された記録マーク長が3Tの場合の先頭パルス始端位置のシフト量(以下3dTtopと称す)を最適点から+方向、及び−方向にシフトしたときの再生波形の形状の変化を示している。
図8(a)に、マーク部MAとスペース部SAからなる記録データを示す。図8(b)〜(d)に、図8(a)の記録データを記録するためのライトストラテジを示す。ここで、図8(b)は、先頭パルス始端位置のシフト量3dTtopが最適値3dTtop(1)である場合を示し、図8(c)は、3dTtopが、3dTtop(1)よりも−方向にシフトした値3dTtop(2)である場合を示し、図8(d)は、3dTtopが、3dTtop(1)よりも+方向にシフトした値3dTtop(3)である場合を示している。
図8(e)に、図8(b)〜(d)のライトストラテジで記録を行うことにより形成された図6に示される光ディスク160上のマークと、マーク相互間に位置するスペースとを読み出すことにより得られた再生信号を示す。
図8(b)に示すように、3dTtopが最適値(3dTtop(1))の場合、再生信号のうちスペースに対応する部分(スペース信号)SBは、図8(e)に曲線RD3(1)に示すごとくとなる。
図8(c)に示すように、3dTtop(1)よりも−方向にシフトしたシフト量3dTtop(2)で記録された場合、図8(e)に曲線RD3(2)で示す様に再生信号の後マーク部分MBは、3dTtop(1)で記録された場合よりも、後方にシフトし、符号間干渉の影響により、直前の2Tスペース信号SBの振幅値I2Hは大きくなる。
逆に、図8(d)に示すように、3dTtop(1)よりも+方向にシフトしたシフト量3dTtop(3)で記録された場合、図8(e)に曲線RD3(3)で示す様に再生信号の後マーク部MBは、3dTtop(1)で記録された場合よりも、前方にシフトし、符号間干渉の影響により、直前の2Tスペース信号SBの振幅値I2Hは小さくなる。
曲線RD3(1)のスペースレベルのピーク値をI2H(1)、曲線RD3(2)のスペースレベルのピーク値をI2H(2)、曲線RD3(3)のスペースレベルのピーク値をI2H(3)とすると、I2H(3)<I2H(1)<I2H(2)の関係が成立する。スペースレベルのピーク値がI2H(1)の場合に3dTtopが最適値であるので、スペースレベルのピーク値がI2H(1)より大きい場合は、3dTtopを+方向に調整し、スペースレベルのピーク値がI2H(1)より小さい場合は、3dTtopを−方向に調整すれば良い。この時、あらかじめROM250bに格納されているスペースレベルの目標値はI2H(1)である。
図9は、上記3dTtopと、上記スペースレベル値I2Hと目標値I2Tの差(I2H-I2T)との関係、及び上記3dTtopとジッタ値Jとの関係を示している。ここで1ステップはレーザ波形制御部240で変更できる最小値で、この最小値は例えば、T/40=0.025Tである。またこの時、I2Tの値は0.466である。同図より、ジッタ値のみを参照した場合では、最初に3dTtopを調整する際、+方向あるいは−方向のどちらに調整すれば良いかを判断することができないが、I2H−I2Tの値に応じて3dTtopを調整する場合、+方向あるいは−方向のどちらに調整すれば良いかを判断することができる。つまり、I2H−I2Tがa点のような正の値の時は3dTtopを矢印Aのように+方向に調整し、I2H−I2Tがb点のような負の値の時は3dTtopを矢印Bのように−方向に調整すれば良い。
なお、ここでは3dTtopは、直後が3Tマークの場合の2Tスペースのレベル値を基に調整を行っているが、直前が3Tマークの場合の2Tスペースのレベル値を基に調整を行っても良い。図10に、この場合の3dTtopと、スペースレベル値I2Hと目標値I2Tの差との関係、及び3dTtopとジッタ値との関係を示している。この場合、I2Tの値は0.48である。同図より、I2H−I2Tがc点のような負の値の時は3dTtopを矢印Cのように+方向に調整し、I2H−I2Tがd点のような正の値の時は3dTtopを矢印Dのように−方向に調整する。この場合、図9における調整方向とは逆になり、図7におけるステップS192において、選択されたパラメータを−方向に1ステップ変化させるような処理に変更し、またステップS193において、選択されたパラメータを+方向に1ステップ変化させるような処理に変更すれば良い。
ここでは、3dTtopを調整する場合に用いるスペースレベル値の種類について述べたが、一般に、nTマークの信号に対する図2(c)におけるライトストラテジのパラメータの調整を行う場合、先頭パルス始端位置のシフト量dTtop及び先頭パルス幅Ttopは、直後がnTマークの場合であれば、2Tのスペースのレベル値を基に調整を行い、直前がnTマークの場合でも、2Tのスペースのレベル値を基に調整を行えば良い。一方、中間パルス幅TMP及び消去パルス始端位置のシフト量dTEは、直前がnTマークの場合であれば、2Tのスペースのレベル値を基に調整を行えば良い。
また、図7におけるステップS190において検出されたスペースレベルの目標値は、あらかじめROM250bに格納せず、図3におけるステップS16の試し書きによるストラテジの最適化の後に、同じく試し書きにより求めても良い。
以上のように本実施の形態においては、ジッタ値への影響度の小さいライトストラテジのパラメータの調整を、記録したデータから得られる再生信号のスペースレベル値を基に行うことで、ライトストラテジのパラメータの調整方向を知ることができる。
以上実施の形態1及び2においては、光ディスクへの情報の記録が、1−7変調の2T〜9Tのマークを記録する場合について説明したが、DVD等で利用されているEFM+(8−16)変調の3T〜11T及び14Tのマークを記録する様な他の場合においても、各々のライトストラテジのパラメータとジッタ値との関係、各々のライトストラテジのパラメータの変化とスペースレベル値との関係が分かっていれば、実施の形態1及び2と同様のライトストラテジのパラメータの調整方法が適用できる。
この発明の実施の形態1における光記録再生装置の構成例である。 (a)〜(e)は、この発明の実施の形態1及び2における光記録再生装置において、光ディスクへの記録時に生成するライトストラテジの例を示す図である。 この発明の実施の形態1及び2における光記録再生方法において、光ディスク挿入から記録までの手順の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における光記録再生方法において、データ記録の手順の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるジッタ値検出部において、ライトストラテジのパラメータの1ステップあたりのジッタ値の変化を示す図である。 この発明の実施の形態2における光記録再生装置の構成例である。 この発明の実施の形態2における光記録再生方法において、データ記録の手順の一例を示すフローチャートである。 (a)〜(e)は、この発明の実施の形態2におけるスペースレベル値検出部において、後マーク長が3Tの場合に検出される再生信号のスペースが2Tの場合のスペースレベルを示す図である。 この発明の実施の形態2における光記録再生装置において、マーク長が3Tの場合の先頭パルス始端位置のシフト量3dTtopと、後マーク長が3Tの場合の2Tスペースレベル値と目標値の差との関係、及び3dTtopとジッタ値との関係を示す図である。 この発明の実施の形態2における光記録再生装置において、マーク長が3Tの場合の先頭パルス始端位置のシフト量3dTtopと、前マーク長が3Tの場合の2Tスペースレベル値と目標値の差との関係、及び3dTtopとジッタ値との関係を示す図である。
符号の説明
100 光記録再生装置、 110 半導体レーザ、 120 レーザ駆動部、 130 コリメートレンズ、 140 ビームスプリッタ、 150 対物レンズ、 160 光ディスク、 170 検出レンズ、 180 受光素子、 190 ヘッドアンプ、 200 プリピット検出部、 210 アシンメトリ検出部、 220 イコライザ、 230 データエンコーダ、 240 レーザ波形制御部、 250 中央制御部、 260 PRML信号処理部、 270 データデコーダ、 280 ジッタ値検出部、 290 スペースレベル値検出部。

Claims (8)

  1. 記録データ長に応じたライトストラテジに従って、レーザー波形制御部を用いて光記録媒体にレーザ光を照射することによりデータを記録する光記録方法であって、
    試し書きにより前記ライトストラテジを最適化した後、データ領域にデータを記録中、前記データ領域に記録したデータから得られる再生信号のジッタ値を検出し、該ジッタ値が所定の閾値を超えたかどうかの判定を行う工程と、
    該ジッタ値が所定の閾値を超えた場合に、該ジッタ値が所定の閾値以下になるまで、前記ライトストラテジのパルス幅、及びパルス位置のシフト量に関するパラメータのうち、ジッタ値への影響度の小さい順にパラメータを選択し、選択したパラメータをデータの記録中に調整する工程と、
    前記調整されたパラメータを用いて、前記記録媒体への書き込みを行う工程と
    を有し、
    前記ジッタ値への影響度が、各々のパラメータの、レーザ波形制御部における最小単位の変化幅あたりのジッタ値の変化量で表されるものであることを特徴とする光記録方法。
  2. 前記ライトストラテジのパルス幅、及びパルス位置のシフト量に関するパラメータのうち、パラメータの前記最小単位の変化幅あたりのジッタ値の変化量が、所定の値以下であるもののうち、ジッタ値への影響度が最も大きいパラメータを最初に調整することを特徴とする請求項1に記載の光記録方法。
  3. 前記ジッタ値への影響度の順位の決定をあらかじめ行なうことを特徴とする請求項1に記載の光記録方法。
  4. 前記パラメータを調整する工程は、
    前記ジッタ値への影響度がk(k≧1)番目に小さいパラメータを変化させることにより、前記ジッタ値が所定の閾値内となった場合に、該パラメータでデータ領域を記録する工程と、
    前記データ領域を記録する際に再び前記ジッタ値が所定の閾値を超えた場合に、前記ジッタ値への影響度がk番目に小さいパラメータを調整する工程と
    を有することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の光記録方法。
  5. 記録データ長に応じたライトストラテジに従って、レーザー波形制御部を用いて光記録媒体にレーザ光を照射することによりデータを記録する光記録装置であって、
    試し書きにより前記ライトストラテジを最適化した後、データ領域にデータを記録中、前記データ領域に記録したデータから得られる再生信号のジッタ値を検出し、該ジッタ値が所定の閾値を超えたかどうかの判定を行う手段と、
    該ジッタ値が所定の閾値を超えた場合に、該ジッタ値が所定の閾値以下になるまで、前記ライトストラテジのパルス幅、及びパルス位置のシフト量に関するパラメータのうち、ジッタ値への影響度の小さい順にパラメータを選択し、選択したパラメータをデータの記録中に調整する手段と、
    前記調整されたライトストラテジのパラメータを用いて、前記記録媒体への書き込みを行う手段と
    を有し、
    前記ジッタ値への影響度が、各々のパラメータの、レーザ波形制御部における最小単位の変化幅あたりのジッタ値の変化量で表されるものであることを特徴とする光記録装置。
  6. 前記ライトストラテジのパルス幅、及びパルス位置のシフト量に関するパラメータのうち、パラメータの前記最小単位の変化幅あたりのジッタ値の変化量が、所定の値以下であるもののうち、ジッタ値への影響度が最も大きいパラメータを最初に調整することを特徴とする請求項5に記載の光記録装置。
  7. 前記ジッタ値への影響度の順位の決定をあらかじめ行うことを特徴とする請求項5に記載の光記録装置。
  8. 前記パラメータを調整する手段は、
    前記ジッタ値への影響度がk(k≧1)番目に小さいパラメータを変化させることにより、前記ジッタ値が所定の閾値内となった場合に、該パラメータでデータ領域を記録する手段と、
    前記データ領域を記録する際に再び前記ジッタ値が所定の閾値を超えた場合に、前記ジッタ値への影響度がk番目に小さいパラメータを調整する手段と
    を有することを特徴とする請求項5、6又は7に記載の光記録装置。
JP2007141594A 2007-05-29 2007-05-29 光記録方法及び光記録装置 Expired - Fee Related JP5019951B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007141594A JP5019951B2 (ja) 2007-05-29 2007-05-29 光記録方法及び光記録装置
US12/153,965 US8125869B2 (en) 2007-05-29 2008-05-28 Optical recording method and optical recording device
CN2008101088550A CN101315779B (zh) 2007-05-29 2008-05-29 光记录方法以及光记录装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007141594A JP5019951B2 (ja) 2007-05-29 2007-05-29 光記録方法及び光記録装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008299892A JP2008299892A (ja) 2008-12-11
JP2008299892A5 JP2008299892A5 (ja) 2010-07-01
JP5019951B2 true JP5019951B2 (ja) 2012-09-05

Family

ID=40088013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007141594A Expired - Fee Related JP5019951B2 (ja) 2007-05-29 2007-05-29 光記録方法及び光記録装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8125869B2 (ja)
JP (1) JP5019951B2 (ja)
CN (1) CN101315779B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101505193B1 (ko) * 2007-06-18 2015-03-23 삼성전자주식회사 직교주파수분할다중접속방식의 이동 통신시스템에서 심볼전송 방법 및 장치
CN101874267B (zh) * 2007-11-26 2012-03-21 三菱电机株式会社 光记录方法和光记录装置
JP5081737B2 (ja) * 2008-06-18 2012-11-28 株式会社日立製作所 光学的情報記録方法、光学的情報再生方法、および光ディスク装置
JP5147880B2 (ja) * 2010-03-05 2013-02-20 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 光ディスク、光ディスク装置、情報記録方法、および情報再生方法
US11736405B2 (en) * 2015-08-31 2023-08-22 Comcast Cable Communications, Llc Network packet latency management

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000057408A1 (fr) 1999-03-19 2000-09-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede d'enregistrement optique d'informations et dispositif a cet effet
JP2001209940A (ja) * 1999-11-16 2001-08-03 Victor Co Of Japan Ltd 光ディスク記録再生装置、光ディスク記録再生方法および光ディスク
JP3962522B2 (ja) * 2000-02-14 2007-08-22 パイオニア株式会社 情報記録媒体
JP2002025060A (ja) 2000-07-05 2002-01-25 Sharp Corp 光記録再生装置およびテストライト方法
JP2003030838A (ja) * 2001-07-16 2003-01-31 Toshiba Corp 光ディスク装置及び記録条件設定方法
JPWO2003088221A1 (ja) * 2002-04-03 2005-08-25 松下電器産業株式会社 光情報装置及び光記憶媒体及び光記憶媒体検査装置及び光記憶媒体検査方法
JP2002312938A (ja) 2002-04-08 2002-10-25 Yamaha Corp 光ディスク記録装置
US20050254359A1 (en) * 2002-04-17 2005-11-17 Yak Aik S Optical pickup
AU2003227403A1 (en) * 2002-04-19 2003-11-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical information recording method, optical information recording device, and optical information recording medium
KR20040037894A (ko) 2002-10-30 2004-05-08 삼성전자주식회사 광 기록 매체의 자동 기록 최적화 방법 및 이를 수행하는광 기록/재생 장치
JP4334442B2 (ja) * 2003-08-26 2009-09-30 株式会社リコー 情報記録方法、情報記録装置、光情報記録媒体、情報記録用プログラム及び記憶媒体
JP2005093017A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Ricoh Co Ltd 光情報記録装置及び光情報記録方法
JP2005116005A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Mitsubishi Electric Corp ディスク再生装置
JP4339075B2 (ja) * 2003-10-29 2009-10-07 三星電子株式会社 光ディスク装置および光ディスクの記録補正方法
KR101229166B1 (ko) * 2004-01-09 2013-02-01 파나소닉 주식회사 광 디스크 매체에의 광 기록 방법 및 광 기록 장치
JP2005322304A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Taiyo Yuden Co Ltd 光情報記録装置
JP4176069B2 (ja) 2004-10-13 2008-11-05 シャープ株式会社 光ディスク記録再生装置及びその記録再生方法
JP2006302332A (ja) 2005-04-15 2006-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録再生装置
US7864646B2 (en) * 2005-04-28 2011-01-04 Mitsubishi Electric Corporation Optical recording medium, optical recording device, and optical recording and reproducing device
JP2007048412A (ja) 2005-08-12 2007-02-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録パルス調整方法、記録パルス調整プログラム、記録パルス調整装置、情報記録装置、情報記録媒体
JP4287861B2 (ja) 2006-01-24 2009-07-01 東芝サムスン ストレージ・テクノロジー株式会社 光ディスク装置、および記録方法
JP2007200435A (ja) 2006-01-25 2007-08-09 Samsung Electronics Co Ltd 光ディスク装置およびその記録方法
JP2007294047A (ja) 2006-04-26 2007-11-08 Victor Co Of Japan Ltd 光ディスク記録再生装置
US7751290B2 (en) * 2007-10-04 2010-07-06 Lite-On It Corporation Method and apparatus for determining write strategy parameter values for writing data on an optical disk

Also Published As

Publication number Publication date
US8125869B2 (en) 2012-02-28
CN101315779B (zh) 2010-10-13
JP2008299892A (ja) 2008-12-11
CN101315779A (zh) 2008-12-03
US20080298195A1 (en) 2008-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7263043B2 (en) Optical disk apparatus for optimizing laser power during recording
JP5019951B2 (ja) 光記録方法及び光記録装置
JP2008123630A (ja) 光ディスク記録装置、および、光ディスク記録方法。
US7864646B2 (en) Optical recording medium, optical recording device, and optical recording and reproducing device
JP4012875B2 (ja) 情報記録方法及び情報記録装置
JP3907639B2 (ja) 光記録方法及び光記録装置
CN1332379C (zh) 写控制参数优化设备与方法以及记录设备与方法
JP3907630B2 (ja) 光記録方法及び光記録装置
US7164637B2 (en) Information recording method and information recording apparatus
JP5322771B2 (ja) 光記録装置及び方法
JP4421448B2 (ja) 記録条件の設定方法及び設定装置、記録再生装置、記録条件設定プログラム及び記録媒体
JP2001014676A (ja) 光学的記録再生装置
JP4350024B2 (ja) 記録パワー制御方法、記録方法、記録パワー制御装置、記録装置、及びパワー制御プログラム
JP2009087484A (ja) 光記録再生方法及び光記録再生装置
JP2008152846A (ja) 光ディスク装置および光ディスク記録再生方法
JP4100349B2 (ja) 信号評価方法、およびその装置
JP2007294047A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP4199227B2 (ja) 光記録方法及び光記録装置
JP4553883B2 (ja) 光ディスク記録装置、光ディスク記録方法及びプログラム
JP4868172B2 (ja) 光学的情報記録再生装置、および光学的情報記録再生装置の記録ストラテジ調整方法
JP2008159133A (ja) 光ディスク装置および光ディスク記録再生方法
WO2011111243A1 (ja) 光ディスク媒体及び光ディスク記録方法
JP2007521603A (ja) 記録方法、記録装置および記録媒体
JP2005092952A (ja) 記録条件設定方法、記録方法、プログラム及び記録媒体、並びに光ディスク装置
JP2008293565A (ja) 光記録方法及び光記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100518

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110727

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120419

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5019951

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees