JP2007521603A - 記録方法、記録装置および記録媒体 - Google Patents
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Abstract
本発明の記録方法は、(a)複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップと、(b)前記複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、前記複数のパルス列のうち前記選択された1つの線速度に対応するパルス列を前記記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つを前記記録媒体上に形成するステップとを包含し、前記ステップ(a)は、(a−1)前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータを測定するステップと、(a−2)前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度に対応する第2記録パラメータを決定するステップと、(a−3)前記決定された第2記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップとを包含する。
Description
本発明は、ある線速度で記録媒体を回転させながら記録媒体にパルス列を照射することによって、記録マークおよびスペースの少なくとも1つを記録媒体上に形成する記録方法、記録装置および所定の情報が記録された記録媒体に関する。
光ディスクに情報をCAV記録するためには、連続した線速度の各々において記録パラメータを最適化することが重要である。CAV記録は、線速度の変化に応じて周期Tを有する記録クロックを変化させて、記録線密度が概略一定となるように光ディスクに情報を記録することである。
特開平2001−344754号公報は、連続した線速度の各々において最適な記録パワーレベルを決定するために予め特定の線速度で試し記録をおこない、その結果に基づいて、任意の線速度における最適な記録パワーレベルを算出する方法を開示する。
特開平2001−118245号公報は、光ディスク上に予め記録された特定の線速度におけるパルス列に含まれた先頭パルス幅および最終冷却パルス幅に基づいて、任意の線速度における最適なパルス幅を算出する方法を開示する。
しかし、高密度でかつ高速で情報をCAV記録する場合(例えば、DVD−RAMに情報を記録する場合)には、特開平2001−344754号公報に開示された方法のように、予め特定の線速度で試し記録をおこない、その結果に基づいて、任意の線速度における最適な記録パワーレベルを算出しても、任意の線速度における実際の最適な記録パワーレベルと相違するという課題があった。
さらに、高密度でかつ高速で情報をCAV記録する場合(例えば、DVD−RAMに情報を記録する場合)には、特開平2001−118245号公報に開示された方法のように、光ディスク上に予め記録された特定の線速度におけるパルス列に含まれた先頭パルス幅および最終冷却パルス幅に基づいて、任意の線速度における最適なパルス幅を算出しても、任意の線速度における実際の最適な記録パワーレベルと相違するという課題があった。
これらの相違は、光ディスクの製造元が同一であっても、光ディスク自体のばらつき、または記録装置に含まれる光スポットの径のばらつきが原因である。この相違は、高密度でかつ高速で情報をCAV記録する場合に顕著であり、光ディスクと記録装置の組み合わせ毎に、任意の線速度に応じて最適なパルス列を生成するための仕組みが必要である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、高密度でかつ高速で情報をCAV記録する場合でも、任意の線速度に応じて最適なパルス列を生成する記録方法、記録装置および記録媒体を提供することを目的とする。
(発明の開示)
本発明の記録方法は、(a)複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップと、(b)前記複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、前記複数のパルス列のうち前記選択された1つの線速度に対応するパルス列を前記記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つを前記記録媒体上に形成するステップとを包含し、前記ステップ(a)は、(a−1)前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータを測定するステップと、(a−2)前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度に対応する第2記録パラメータを決定するステップと、(a−3)前記決定された第2記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップとを包含し、これにより、上記目的が達成される。
本発明の記録方法は、(a)複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップと、(b)前記複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、前記複数のパルス列のうち前記選択された1つの線速度に対応するパルス列を前記記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つを前記記録媒体上に形成するステップとを包含し、前記ステップ(a)は、(a−1)前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータを測定するステップと、(a−2)前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度に対応する第2記録パラメータを決定するステップと、(a−3)前記決定された第2記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップとを包含し、これにより、上記目的が達成される。
前記ステップ(a−1)は、所望の記録マークを前記記録媒体に形成するためのパルス列に対応する記録パラメータを学習する記録パラメータ学習を実施することによって、前記少なくとも1つの第1記録パラメータを測定するステップを包含してもよい。
前記複数のパルス列の各々は、前記複数のパルス列の各々の始端に配置されている始端パルスと、前記複数のパルス列の各々の終端に配置されている終端パルスとを含んでもよい。前記始端パルスは、前記記録マークの始端部分を形成するためのパルスであり、前記終端パルスは、前記記録マークの終端部分を形成するためのパルスであり、前記第2記録パラメータは、前記複数のパルス列の各々の記録パワーレベル、前記複数のパルス列の各々の記録パワーレベルを決定するための記録パワーレベル係数、前記複数のパルス列の各々の始端パルスの位置、および前記複数のパルス列の各々の終端パルスの位置のうちの少なくとも1つを示す。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記少なくとも1つの線速度は、前記第1線速度vaであってもよい。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記少なくとも1つの線速度は、前記第2線速度vbであってもよい。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記少なくとも1つの線速度は、(va+vb)/2であってもよい。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記少なくとも1つの線速度は、線速度v1および線速度v2であり、前記第1線速度va、前記第2線速度vb、前記線速度v1および前記線速度v2は、va≦v1<v2≦vbの関係を有してもよい。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記少なくとも1つの線速度は、前記第1線速度vaおよび前記第2線速度vbであってもよい。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記少なくとも1つの線速度は、線速度v1、線速度v2および線速度v3であり、前記第1線速度va、前記第2線速度vb、前記線速度v1、前記線速度v2および前記線速度v3は、va≦v1<v2<v3≦vbの関係を有してもよい。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記少なくとも1つの線速度は、前記第1線速度va、前記第2線速度vbおよび第3線速度vcであり、前記第1線速度va、前記第2線速度vbおよび前記第3線速度vcは、vc=(va+vb)/2の関係を有してもよい。
前記ステップ(a−2)は、前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度に対応する第4記録パラメータを決定するステップと、前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータと前記第4記録パラメータとに基づいて、前記第2パラメータを決定するステップとを包含してもよい。
前記第1記録パラメータと前記第2記録パラメータと前記第3記録パラメータと前記第4記録パラメータとは、g(v)=f(v)+PMv1−f(v1)+Adj(v)の関係を有してもよい。ここで、vは、前記複数の線速度を示し、v1は、前記少なくとも1つの第3記録パラメータのうちの1つに対応する線速度を示し、g(v)は、前記複数の線速度に対応する前記第2記録パラメータを示し、f(v)は、前記複数の線速度に対応する前記第4記録パラメータを示し、PMv1は、前記第1記録パラメータを示し、Adj(v)は、前記複数の線速度に対応する補正値を示す。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記少なくとも1つの第3記録パラメータは、前記複数の線速度のうちの線速度v1に対応する記録パラメータおよび前記複数の線速度のうちの線速度v2に対応する記録パラメータであり、前記第1線速度va、前記第2線速度vb、前記線速度v1および前記線速度v2は、va≦v1<v2≦vbの関係を有してもよい。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記少なくとも1つの第3記録パラメータは、前記第1線速度vaに対応する記録パラメータおよび前記第2線速度vbに対応する記録パラメータでよい。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記少なくとも1つの第3記録パラメータは、前記複数の線速度のうちの線速度v1に対応する記録パラメータ、前記複数の線速度のうちの線速度v2に対応する記録パラメータおよび前記複数の線速度のうちの線速度v3に対応する記録パラメータであり、前記第1線速度va、前記第2線速度vb、前記線速度v1、前記線速度v2および前記線速度v3は、va≦v1<v2<v3≦vbの関係を有してもよい。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記少なくとも1つの第3記録パラメータは、前記第1線速度vaに対応する記録パラメータ、前記第2線速度vbに対応する記録パラメータおよび前記複数の線速度のうちの線速度vcに対応する記録パラメータであり、前記第1線速度va、前記第2線速度vbおよび前記第3線速度vcは、vc=(va+vb)/2の関係を有してもよい。
f(v)は、1次関数または2次関数でよい。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記少なくとも1つの第3記録パラメータは、前記複数の線速度のうちの線速度v1に対応する記録パラメータPCv1および前記複数の線速度のうちの線速度v2に対応する記録パラメータPCv2であり、va≦v1<v2≦vb、f(v)= α・(v−v1)+PCv1、α=(PCv2−PCv1)/(v2−v1)の関係を有してもよい。
前記少なくとも1つの第3記録パラメータは、前記記録媒体に記録されている識別コードに基づいて選択されてもよい。
前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度であり、前記ステップ(a−2)は、前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度vに対応する第2記録パラメータh(v)を決定するステップを包含してもよい。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、線速度v1および線速度v2であり、前記第1線速度va、前記第2線速度vb、前記線速度v1および前記線速度v2は、va≦v1<v2≦vbの関係を有してもよい。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記第1線速度vaおよび前記第2線速度vbでよい。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、線速度v1、線速度v2および線速度v3であり、前記第1線速度va、前記第2線速度vb、前記線速度v1、前記線速度v2および前記線速度v3は、va≦v1<v2<v3≦vbの関係を有してもよい。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記第1線速度va、前記第2線速度vbおよび線速度vcであり、前記第1線速度va、前記第2線速度vbおよび前記第3線速度vcは、vc=(va+vb)/2の関係を有してもよい。
h(v)は、1次関数または2次関数でよい。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記少なくとも1つの第1記録パラメータは、前記複数の線速度のうちの線速度v1に対応する記録パラメータPMv1および前記複数の線速度のうちの線速度v2に対応する記録パラメータPMv2であり、va≦v1<v2≦vb、h(v)= β・(v−a)+PMv1、β=(PMv2−PMv1)/(v2−v1)の関係を有してもよい。
前記少なくとも1つの第3記録パラメータは、前記記録媒体に記録されている識別コードに基づいて選択されてもよい。
前記記録パワーレベル係数は、パルス列に含まれるピークパルスのピークパワーレベルに基づいて前記スペースを形成するための消去パルスの消去パワーレベルを決定する係数およびパルス列に含まれるピークパルスのピークパワーレベルに基づいて前記記録マークを形成するためのバイアスパルスのバイアスパワーレベルを決定する係数のうちの少なくとも一方の係数であり、前記バイアスパワーレベルは、前記ピークパワーレベルと前記消去パワーレベルとの間でよい。
前記複数のパルス列の各々は、前記複数のパルス列の各々の始端に配置されている始端パルスと、前記複数のパルス列の各々の終端に配置されている終端パルスとを含んでもよい。ここで、前記記録マークは、最短の記録マークであり、前記始端パルスおよび前記終端パルスは、前記最短の記録マークを形成するためのパルスであり、Adj(v)は、前記始端パルスおよび前記終端パルスのうちの少なくとも一方の位置に基づいて決定されてもよい。
本発明の記録媒体は情報を記録するための記録媒体であって、記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つは、前記複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、前記複数のパルス列のうち前記選択された1つの線速度に対応するパルス列を前記記録媒体に照射することによって前記記録媒体上に形成され、前記複数のパルス列は、前記複数の線速度に対応し、前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータが測定され、前記複数の線速度に対応する第4記録パラメータが前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに基づいて決定され、前記第2パラメータが前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータと前記第4記録パラメータとに基づいて決定され、前記複数の線速度に対応する複数のパルス列が前記決定された第2記録パラメータに基づいて生成され、前記記録媒体は、前記第3記録パラメータが記録された領域を有し、前記第1記録パラメータと前記第2記録パラメータと前記第3記録パラメータと前記第4記録パラメータとは、g(v)=f(v)+PMv1−f(v1)+Adj(v)の関係を有し、vは、前記複数の線速度を示し、v1は、前記少なくとも1つの第3記録パラメータのうちの1つに対応する線速度を示し、g(v)は、前記複数の線速度に対応する前記第2記録パラメータを示し、f(v)は、前記複数の線速度に対応する前記第4記録パラメータを示し、PMv1は、前記第1記録パラメータを示し、Adj(v)は、前記複数の線速度に対応する補正値を示し、これにより、上記目的が達成される。
本発明の記録媒体は、情報を記録するための記録媒体であって、記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つは、前記複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、前記複数のパルス列のうち前記選択された1つの線速度に対応するパルス列を前記記録媒体に照射することによって前記記録媒体上に形成され、前記複数のパルス列は、前記複数の線速度に対応し、前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータが測定され、前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度であり、前記複数の線速度に対応する第2記録パラメータが前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて決定され、前記複数の線速度に対応する複数のパルス列が前記決定された第2記録パラメータに基づいて生成され、前記記録媒体は、前記第3記録パラメータが記録された領域を有し、これにより、上記目的が達成される。
前記記録媒体は、前記少なくとも1つの第3記録パラメータを選択するための識別コードが記録された領域を有してもよい。
前記記録媒体は、前記少なくとも1つの第3記録パラメータを選択するための識別コードが記録された領域を有してもよい。
本発明の記録装置は、複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するパルス列生成手段と、前記複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、前記複数のパルス列のうち前記選択された1つの線速度に対応するパルス列を前記記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つを前記記録媒体上に形成する形成手段とを備え、前記形成手段は、前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータを測定する第1記録パラメータ測定手段と、前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度に対応する第2記録パラメータを決定する第2記録パラメータ決定手段と、前記決定された第2記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成する手段とを備え、これにより、上記目的が達成される。
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記少なくとも1つの線速度は、前記第1線速度vaおよび前記第2線速度vbであってもよい。
前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度であり、前記第2記録パラメータ決定手段は、前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度vに対応する第2記録パラメータh(v)を決定し、前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度は、線速度v1および線速度v2であり、前記第1線速度va、前記第2線速度vb、前記線速度v1および前記線速度v2は、va≦v1<v2≦vbの関係を有してもよい。
前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度であり、前記第2記録パラメータ決定手段は、前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度vに対応する第2記録パラメータh(v)を決定し、前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度は、前記第1線速度vaおよび前記第2線速度vbでよい。
前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度であり、前記第2記録パラメータ決定手段は、前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度vに対応する第2記録パラメータh(v)を決定し、h(v)は、1次関数または2次関数でよい。
前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度であり、前記第2記録パラメータ決定手段は、前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度vに対応する第2記録パラメータh(v)を決定し、前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、前記少なくとも1つの第1記録パラメータは、前記複数の線速度のうちの線速度v1に対応する記録パラメータPMv1および前記複数の線速度のうちの線速度v2に対応する記録パラメータPMv2であり、va≦v1<v2≦vb、h(v)= β・(v−a)+PMv1、β=(PMv2−PMv1)/(v2−v1)
の関係を有してもよい。
の関係を有してもよい。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
1.記録再生装置100の構成
図1は、本発明の実施の形態の記録再生装置100の構成を示す。
図1は、本発明の実施の形態の記録再生装置100の構成を示す。
記録再生装置100は、データを記録再生するための記録媒体101(以下、「光ディスク101」と記載する。)を装着可能なように構成されている。
記録再生装置100は、光ヘッド106と、スピンドルモータ107と、システム制御回路102と、記録系回路部120と、再生系回路部130とを含む。
システム制御回路102は、記録再生装置100に含まれる各構成要素の動作を制御する。光ヘッド106は、半導体レーザの光を集光し、集光した光を光ディスク101に照射する。スピンドルモータ107は、光ディスク101が回転するように光ディスク101を駆動する。
記録系回路部120は、変調回路103と、パルス列生成回路104と、記録クロック設定回路111と、レーザ駆動回路105と、線速度設定回路108とを含む。
変調回路103は、光ディスク101に記録するデータを2値化された変調符号に変換する。
クロック設定回路111は、光ディスク101の線速度に応じてパルス列生成回路104のクロックを設定する。
パルス列生成回路104は、変調符号に基づいてパルス列を生成する。例えば、パルス列生成回路104は、パルス列の先頭に配置された始端パルスの位置および記録パルス列の後尾に配置された終端パルスの位置を補正する。パルス列生成回路104についての詳細な説明は、後述される。
レーザパワー制御回路115は、パルス列の記録パワーレベルを制御する。レーザパワー制御回路115についての詳細な説明は、後述される。
レーザ駆動回路105は、パルス列生成回路104によって生成されたパルス列とレーザパワー制御回路115によって制御されたパワーレベルとに基づいて、光ヘッド106に搭載された半導体レーザ装置の電流を駆動する。
線速度設定回路108は、スピンドルモータ107の回転数を制御することによって、光ディスク101の線速度を設定する。光ディスク101の線速度は、例えば、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度である。
再生系回路部130は、再生信号処理回路109と、復調回路110と、検出回路部140とを含む。
再生信号処理回路109は、光ヘッド106で再生された再生信号を処理(再生信号の2値化および再生信号のクロック再生)する。復調回路110は、2値化された再生信号を復号し、再生データを生成する。
検出回路部140は、記録パラメータであるパルス列に含まれるパルスの位置とパルス列に含まれるパルスの記録パワーレベルとを最適化する。検出回路部140は、ジッタ検出回路113と、BER検出回路114とを含む。ジッタ検出回路113は、再生信号のジッタ値を検出する。BER検出回路114は、復調された再生信号のビットエラーレートを検出する。
なお、1チップ化されたLSIが、記録系回路部120および再生系回路部130のうちの少なくとも一方を含んでもよい。1チップ化されたLSIが、記録系回路部120と再生系回路部130とシステム制御回路102とを含んでもよい。1チップ化されたLSIに記録系回路部120および再生系回路部130のうちの少なくとも一方を含めることによって、または1チップ化されたLSIに記録系回路部120と再生系回路部130とシステム制御回路102とを含めることによって、記録再生装置100の製造工程を容易にすることができる。
図2は、線速度に対応するパルス列を示す。
図2(1)は、最低線速度vaに対応するパルス列を示す。図2(2)は、線速度v1に対応するパルス列を示す。図2(3)は、線速度v2に対応するパルス列を示す。図2(4)は、最高線速度vbに対応するパルス列を示す。
図2で示されたパルス列は、パルス列生成回路104(図1参照)の出力(a)で観測される。線速度の各々に対応するパルス列には、複数のパルスが含まれる。図2に示された複数のパルスの各々のパルス幅は記録クロックの周期Tで正規化されている。パルス幅の絶対値が記録クロックの周期Tに比例していれば、線速度の各々に対応するパルス列のパルス幅は同一になるように表示される。
パルス列は、始端パルス1とマルチパルス2と終端パルス3と消去パルス4とを含む。始端パルス1とマルチパルス2と終端パルス3とは、記録マークを形成するためのパルスである。消去パルス4は、スペースを形成するためのパルスである。
始端パルス1は、パルス列の始端に配置されている。始端パルス1は、記録マークの始端部分を形成するためのパルスである。終端パルス3は、パルス列の終端に配置されている。終端パルス3は、記録マークの終端部分を形成するためのパルスである。マルチパルス2は、始端パルス1と終端パルス2との間に配置されている。マルチパルス2は、記録マークの中央部分を形成するためのパルスである。幅Tmpは、マルチパルス2に含まれる複数のパルスの各々の幅を示す。記録クロックの周期をTとすると、マルチパルス2のデューティ比は0.5Tであり、幅Tmp=0.5Tである。
位置Tsfpは、始端パルス1の立ち上がり位置を示す。位置Tefpは、始端パルス1の立ち下がり位置を示す。始端パルス1の位置は、位置Tsfpおよび位置Tefpのうちの少なくとも一方によって決定される。
位置Tslpは、終端パルス3の立ち上がり位置を示す。位置Telpは、終端パルス3の立ち下がり位置を示す。終端パルス3の位置は、位置Tslpおよび位置Telpのうちの少なくとも一方によって決定される。
図2において、位置Tefpと位置Tslpと幅Tmpとは、記録クロックの周期Tに比例するように変化させて表示しているが、位置Tsfpや位置Telpと同様に、線速度に応じて変化させてもよい。
以下、図1および図2を参照して、パルス列生成回路104の機能を説明する。
パルス列生成回路104は、適正な記録マークおよび適正なスペースを形成するためのパルス列を生成するために、位置Tefp、位置Tslp、位置Tsfp、位置Telpおよび幅Tmpのうちの少なくとも1つを線速度に応じて制御する。
パルス列生成回路104は、例えば、適正な記録マークおよび適正なスペースを形成するためのパルス列を生成するために、複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応するパルス列の位置Tsfpと位置Telpとを記録パラメータ学習によって最適化する。パルス列生成回路104は、例えば、パルス列によって形成された記録マークのマーク長とこの記録マークの前方に隣接するスペースのスペース長とに応じて位置Tsfpを最適化し、パルス列によって形成された記録マークのマーク長とこの記録マークの後方に隣接するスペースのスペース長とに応じて位置Telpを最適化する。
例えば、どの程度位置Tsfpと位置Telpとが最適化されたか(最適化の指標)は、ジッタ検出回路113およびBER検出回路114のうちの少なくとも一方を用いることによって判定されえる。パルス列生成回路104は、例えば、再生信号のジッタ値または再生信号のBER値が最小になるように、位置Tsfpと位置Telpとを変化させる。
図3は、パルス列が有する記録パワーレベルの絶対値(mW単位)を示す。
図3(1)は、最低線速度vaに対応するパルス列が有する記録パワーレベルの絶対値(mW単位)を示す。図3(2)は、最高線速度vbに対応するパルス列が有する記録パワーレベルの絶対値(mW単位)を示す。
図3で示されたパルス列は、光ヘッド406(図1参照)の発光出力(b)で観測される。
パルス列が有する記録パワーレベルは、ピークパワーレベルPpとバイアスパワーレベルPbと消去パワーレベルPeとを含む。例えば、ピークパワーレベルPpとバイアスパワーレベルPbと消去パワーレベルPeとは、Pe≦Pb≦Ppの関係を有する。
ピークパワーレベルPpは、パルス列のピークパワーレベルである。ピークパワーレベルPpは、例えば、始端パルス1のピークパワーレベルである。ピークパワーレベルPpは、例えば、終端パルス3のピークパワーレベルである。
バイアスパワーレベルPbは、パルス列のバイアスパワーレベルである。バイアスパワーレベルPbは、例えば、マルチパルス2に含まれるパルスとパルスとの間のパワーレベルである。バイアスパワーレベルPbは、例えば、ピークパワーレベルPpと記録パワーレベル係数kbとに基づいて決定してもよい。バイアスパワーレベルPbとピークパワーレベルPpと記録パワーレベル係数kbとは、例えば、Pb=kb×Ppの関係を有する。なお、kbは乗算係数である。
消去パワーレベルPeは、パルス列の消去パワーレベルである。消去パワーレベルPeは、例えば、消去パルス4のパワーレベルである。消去パワーレベルPeは、例えば、ピークパワーレベルPpと記録パワーレベル係数keとに基づいて決定してもよい。消去パワーレベルPeとピークパワーレベルPpと記録パワーレベル係数keとは、例えば、Pe=ke×Ppの関係を有する。なお、keは乗算係数である。
なお、記録パワーレベル係数は乗算係数に限らない。記録パワーレベル係数はパラメータがピークパワーレベルPpである任意の近似関数であってもよい。さらに、記録パワーレベル係数の基準は、ピークパワーレベルPpに限らない。記録パワーレベル係数の基準は、消去パワーレベルPeまたはバイアスパワーレベルPbであってもよい。
バイアスパワーレベルPbは、図3で示されるようにマルチパルス2に含まれるパルスとパルスとの間のパワーレベルであるボトムパワーレベルに限らない。Tmp=0の場合(マルチパルスそのものが無い場合)には、平坦部のパワーレベルであっても良い。バイアスパワーレベルPbは、終端パルスの立ち下がり位置からある幅で発生させる冷却パルスの消去パワーレベルであってもよい。
以下、図1および図3を参照して、レーザパワー制御回路115の機能を説明する。
レーザパワー制御回路115は、適正な記録マークおよび適正なスペースを形成するためのパルス列の記録パワーレベルを決定するために、ピークパワーレベルPp、消去パワーレベルPe、バイアスパワーレベルPb、および記録パワーレベル係数kのうちの少なくとも1つを線速度に応じて制御する。
レーザパワー制御回路115は、例えば、適正な記録マークおよび適正なスペースを形成するためのパルス列の記録パワーレベルを決定するために、ピークパワーレベルPp、消去パワーレベルPe、バイアスパワーレベルPb、および記録パワーレベル係数kを記録パラメータ学習によって最適化する。
例えば、どの程度記録パワーレベルと記録パワーレベル係数とが最適化されたか(最適化の指標)は、ジッタ検出回路113およびBER検出回路114のうちの少なくとも一方を用いることによって判定されえる。パルス列生成回路104は、例えば、再生信号のジッタ値または再生信号のBER値が最小になるように、記録パワーレベルと記録パワーレベル係数とを変化させる。
以上、図1〜図3を参照して本発明の実施の形態の一例を説明した。
例えば、図1〜図3に示される実施の形態では、システム制御回路102とパルス列生成回路104とレーザパワー制御回路115とレーザ駆動回路105と再生系回路部130とが「複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するパルス列生成手段」に対応し、システム制御回路102とレーザ駆動回路105と光ヘッド106とスピンドルモータ107とが「複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、複数のパルス列のうち選択された1つの線速度に対応するパルス列を記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つを記録媒体上に形成する形成手段」に対応し、再生系回路部130が「複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータを測定する第1記録パラメータ測定手段」に対応し、システム制御回路102とパルス列生成回路104とレーザパワー制御回路115とレーザ駆動回路105とが「測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、複数の線速度に対応する第2記録パラメータを決定する第2記録パラメータ決定手段」および「決定された第2記録パラメータに基づいて、複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成する手段」に対応する。
しかし、本発明の記録再生装置100が図1〜図3に示される実施の形態に限定されるわけではない。上述した「複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するパルス列生成手段」、「複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、複数のパルス列のうち選択された1つの線速度に対応するパルス列を記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つを記録媒体上に形成する形成手段」、「複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータを測定する第1記録パラメータ測定手段」、「測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、複数の線速度に対応する第2記録パラメータを決定する第2記録パラメータ決定手段」および「決定された第2記録パラメータに基づいて、複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成する手段」である限りは、任意の構成を有しえる。
本発明の記録方法、記録装置および記録媒体によれば、正確ではあるが測定時間がかかる測定された記録パラメータのみに依存することなく、かつ測定時間はかからないが正確でない記録媒体に記録済みの記録パラメータのみに依存することなく、パルス列を生成するための記録パラメータを決定することができるため、短い時間で正確なパルス列を生成することができる。
2.第1の処理手順による記録パラメータの最適化
図4は、線速度と第1の処理手順で最適化するための記録パラメータとの関係を示す。図4(a)は、線速度と第1の処理手順で最適化する前の記録パラメータとの関係を示す。図4(b)は、線速度と第1の処理手順で最適化した後の記録パラメータとの関係を示す。
図4は、線速度と第1の処理手順で最適化するための記録パラメータとの関係を示す。図4(a)は、線速度と第1の処理手順で最適化する前の記録パラメータとの関係を示す。図4(b)は、線速度と第1の処理手順で最適化した後の記録パラメータとの関係を示す。
図5は、記録パラメータを最適化するための第1の処理手順を示す。第1の処理手順は記録再生装置100によって実行される。
以下、図1、図4および図5を参照して、記録パラメータを最適化するための第1の処理手順をステップごとに説明する。
ステップ601:コントロールトラック記載値をシステム制御回路102のメモリ領域に読み込む。コントロールトラック記載値は、例えば、光ディスク101が有するコントロールトラック(CT)の領域に予め記録された記録パラメータ(例えば、パルス列の位置および記録パワーレベルのうちの少なくとも一方)である。
コントロールトラック(CT)の領域に予め記録された記録パラメータは、例えば、最低線速度vaに対応する記録パラメータPCvaと最高線速度vbに対応する記録パラメータPCvbである。
なお、コントロールトラック(CT)の領域に予め記録された記録パラメータは、記録パラメータPCvaおよび記録パラメータPCvbに限らない。コントロールトラック(CT)の領域に予め記録された記録パラメータは、例えば、記録パラメータPCvaと記録パラメータPCvbと記録パラメータPCvcである。記録パラメータPCvcは、線速度vc(vc=(va+vb)/2)に対応する記録パラメータである。
さらに、必要に応じて、コントロールトラック(CT)の領域に予め記録された記録パラメータは、n種類の線速度に対応する記録パラメータでもよい。例えば、予め記録された記録パラメータに対応する3つの線速度(v1、v2、v3)に対応する記録パラメータでよい。この場合には、例えばva≦v1<v2<v3≦vbである。さらに、記録パラメータ近似関数f(v)が、コントロールトラック(CT)の領域に予め記録されていてもよい。記録パラメータ近似関数f(v)の詳細は、後述される。
さらに、コントロールトラック(CT)の領域に予め記録された記録パラメータ自身を直接読み込まないで、コントロールトラック(CT)の領域に予め記録された識別コードに基づいて、システム制御回路102等に記憶された線速度に対応する記録パラメータを選択してもよい。この識別コードは、メディアメーカー別にディスク種別や製造ロット毎に最適な記録パラメータを選択するためにメディアメーカー別にディスク種別や製造ロット毎に付与されてもよい。
ステップ602:PCvaとPCvbとに基づいて、記録パラメータ学習を行うための学習前初期値f(v1)を演算する。f(v1)は、v1に対応する値である。記録パラメータ近似関数f(v)を以下に示す。
f(v)= α・(v−va)+PCva
α=(PCvb−PCva)/(vb−va)
記録パラメータ近似関数f(v)は、記録パラメータが線速度に応じて線形近似可能であるような記録メディアの特性に合致している。しかし、記録パラメータ近似関数f(v)は、1次関数に限らない。記録パラメータ近似関数f(v)は、2次関数でもよい。記録メディアの特性に応じた近似関数を選択することができる。
α=(PCvb−PCva)/(vb−va)
記録パラメータ近似関数f(v)は、記録パラメータが線速度に応じて線形近似可能であるような記録メディアの特性に合致している。しかし、記録パラメータ近似関数f(v)は、1次関数に限らない。記録パラメータ近似関数f(v)は、2次関数でもよい。記録メディアの特性に応じた近似関数を選択することができる。
学習前初期値f(v1)は、記録パラメータ近似関数f(v)の軌跡上にある(図4(a)参照)。
ステップ603:学習前初期値f(v1)である記録パラメータを記録再生装置100に設定する。例えば、線速度v1に対応するパルス列に含まれる各パルスの位置(例えば、始端パルスの位置、または終端パルスの位置)がパルス列生成回路104に設定され、線速度v1に対応するパルス列の記録パワーレベルがレーザ制御回路115に設定される。
ステップ604:光ヘッド106を光ディスク101上の所定領域に設けられたテスト記録領域へシークし、スピンドルモータ107の回転速度を線速度v1に設定する。線速度v1は、記録パラメータ学習を行うための線速度であり、線速度設定回路108によって設定される。
さらに、クロック設定回路111は、線速度v1に相当する記録クロックTv1を発生し、記録クロックTv1をパルス発生回路104に入力する。
ステップ605:線速度v1で記録パラメータ学習を実施し、記録パラメータを最適化する。
まず、線速度v1に対応するパルス列を最適化するために、パルス列生成回路104は、始端パルスの立ち上がり位置Tsfpと、終端パルスの立ち下がり位置Telpとを変化させる。
パルス列生成回路104は、パルス列によって形成された記録マークのマーク長とこの記録マークの前方に隣接するスペースのスペース長とに応じて位置Tsfpを最適化し、パルス列によって形成された記録マークのマーク長とこの記録マークの後方に隣接するスペースのスペース長とに応じて位置Telpを最適化する。
どの程度位置Tsfpと位置Telpとが最適化されたか(最適化の指標)は、ジッタ検出回路113およびBER検出回路114のうちの少なくとも一方を用いることによって判定されえる。パルス列生成回路104は、例えば、再生信号のジッタ値または再生信号のBER値が最小になるように、位置Tsfpと位置Telpを変化させる。
レーザパワー制御回路115は、適正な記録マークおよび適正なスペースを形成するためのパルス列の記録パワーレベルを決定するために、ピークパワーレベルPp、消去パワーレベルPe、バイアスパワーレベルPb、および記録パワーレベル係数kを記録パラメータ学習によって最適化する。
どの程度記録パワーレベルと記録パワーレベル係数とが最適化されたか(最適化の指標)は、ジッタ検出回路113およびBER検出回路114のうちの少なくとも一方を用いることによって判定されえる。パルス列生成回路104は、例えば、再生信号のジッタ値または再生信号のBER値が最小になるように、記録パワーレベルと記録パワーレベル係数とを変化させる。
このように、線速度v1に対応する学習後の記録パラメータの最適値PMv1が求まる。最適値PMv1は、光ディスク101に記録されている記録パラメータに基づいて近似演算した学習前初期値f(v1)とは一般的に異なる(図4(a))。なぜなら、光ディスク101と記録再生装置100に含まれる光スポット径の組み合わせにより、最適な記録パラメータ(パルス列の位置と記録パワーレベル)がばらつくからである。
ステップ606:f(v1)を通る記録パラメータ近似関数f(v)の軌跡をPMv1を通る軌跡に平行移動する。移動後の近似関数を以下に示す。
移動後の近似関数=f(v)+PMv1−f(v1)
ステップ607:移動後の近似関数と任意の線速度vに対応する記録パラメータの補正値とに基づいて、任意の線速度vに対応する記録パラメータ(g(v))を求める。演算式g(v)を以下に示す。
ステップ607:移動後の近似関数と任意の線速度vに対応する記録パラメータの補正値とに基づいて、任意の線速度vに対応する記録パラメータ(g(v))を求める。演算式g(v)を以下に示す。
g(v)=f(v)+PMv1−f(v1)+Adj(v)
Adj(v)は、任意の線速度vに対応する記録パラメータの補正値である。Adj(v)の詳細は、後述される。
Adj(v)は、任意の線速度vに対応する記録パラメータの補正値である。Adj(v)の詳細は、後述される。
図4(b)に示された実線は、g(v)の軌跡を示す。図4(b)に示された点線は、f(v)の軌跡を示す。g(v)の軌跡はf(v)を平行移動させた軌跡である。
任意の線速度vに対応する記録パラメータの近似関数g(v)によって、線速度va、線速度v2および線速度vbの各々に対応する記録パラメータ近似演算値g(va)、記録パラメータ近似演算値g(v2)および記録パラメータ近似演算値g(vb)を求めることができる(図4(b)参照)。線速度va、v2、vbは、記録パラメータ学習した線速度v1以外の線速度である。
上述したように、線速度v1での記録パラメータ学習のみで、g(v)に従って、線速度の全変化範囲内(va≦v≦vb)の任意の線速度に対応する記録パラメータを求めることができる。
以下、補正値Adj(v)について説明する。
線速度の変化範囲内の一部で、移動後の近似関数(=f(v)+PMv1−f(v1))で近似した値がその線速度に対応する記録パラメータの最適値と異なる場合がある。この場合、移動後の近似関数で記録すると、再生ジッタ値が記録再生装置の基準に達しない場合がある。記録パラメータを光ディスク101に記録した基準記録機の光スポット径と記録再生装置100の光スポット径とが異なる場合に、記録パラメータ学習を実施した1点でオフセット移動させると、線速度の変化範囲(va≦v≦vb)のうちの線速度vaに対応する記録パラメータおよび線速度vbに対応する記録パラメータが最適値から大きく異なるためである。最適値からの差異を少なくする為に、補正値Adj(v)を移動後の近似関数に加算することによって、g(v)を求める。
移動後の近似関数を補正する方法としては、線速度の変化範囲(va≦v≦vb)のうちの線速度vaと線速度vbと(記録パラメータの差異の大きい線速度)で更に記録パラメータ学習を実施する方法が考えられる。但し、全ての記録パラメータ学習を改めて実施する必要は無い。例えば、パルス列の前端の立ち上がり位置Tsfpおよび後端の立ち下がり位置Telpのみを最適化すれば、再生ジッタ値が記録再生装置100の基準内に収まる場合が多い。
さらに、記録マーク長中の最短マーク長(DVD−RAMの場合3Tマーク長)のみの、立ち上がり位置Tsfpと立ち下がり位置Telpとを最適化すれば、再生ジッタ値が記録再生装置100の基準内に収まる場合もある。
ステップ608:近似関数g(v)に基づいて、線速度vに対応する記録パルス列の位置と記録パワーレベルとを演算し、演算結果をシステム制御回路102の記憶領域に格納する。
ステップ609:光ヘッド106が光ディスク101上の記録領域にシークされる。線速度設定回路108は、光ディスク101の回転速度が線速度vになるようにスピンドルモータ107の線速度を設定する。
ステップ610:クロック設定回路111は、情報を記録する線速度vに相当する記録クロックTvを発生させて、記録クロックTvをパルス列生成回路104に入力する。パルス列生成回路104は、パルス列を生成する。
ステップ611:生成されたパルス列がレーザ駆動回路105に入力され、光ヘッド106に搭載された半導体レーザ装置が駆動される。
ステップ612:光ディスク101が有する記録領域に、必要なデータを記録する。記録後、処理は終了する。
以上、図1、図4および図5を参照して本発明の実施の形態の一例を説明した。
例えば、図1、図4および図5に示される実施の形態では、ステップ601〜ステップ610が「複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップ」に対応し、ステップ611とステップ612とが「複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、複数のパルス列のうち選択された1つの線速度に対応するパルス列を記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つを記録媒体上に形成するステップ」に対応し、ステップ601〜ステップ605が「複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータを測定するステップ」に対応し、ステップ606〜ステップ608が「測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、複数の線速度に対応する第2記録パラメータを決定するステップ」に対応し、ステップ609とステップ610とが「決定された第2記録パラメータに基づいて、複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップ」に対応する。さらに、ステップ606とステップ607とが「記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに基づいて、複数の線速度に対応する第4記録パラメータを決定するステップ」に対応し、ステップ608が「測定された少なくとも1つの第1記録パラメータと第4記録パラメータとに基づいて、第2パラメータを決定するステップ」に対応する。
しかし、本発明の第1の処理手順が図1、図4および図5に示される実施の形態に限定されるわけではない。上述した「複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップ」、「複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、複数のパルス列のうち選択された1つの線速度に対応するパルス列を記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つを記録媒体上に形成するステップ」、「複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータを測定するステップ」、「測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、複数の線速度に対応する第2記録パラメータを決定するステップ」、「決定された第2記録パラメータに基づいて、複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップ」、「記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに基づいて、複数の線速度に対応する第4記録パラメータを決定するステップ」および「測定された少なくとも1つの第1記録パラメータと第4記録パラメータとに基づいて、第2パラメータを決定するステップ」を実行し得る限りは、任意の処理手順を有しえる。
本発明の記録方法、記録装置および記録媒体によれば、正確ではあるが測定時間がかかる測定された記録パラメータのみに依存することなく、かつ測定時間はかからないが正確でない記録媒体に記録済みの記録パラメータのみに依存することなく、パルス列を生成するための記録パラメータを決定することができるため、短い時間で正確なパルス列を生成することができる。
コントロールトラック(CT)記載の記録パラメータの近似関数f(v)と、線速度v1でf(v1)を記録パラメータ学習結果によって求めた近似関数g(v)とに基づいて、任意の線速度vに対応する記録パラメータを近似演算することにより、1つの記録線速度v1での記録パラメータ学習のみで、線速度の全変化範囲内の任意の線速度に対応する適正な記録パラメータ値を求めることができる。
このため、DVD−RAM等高密度でかつ高速なCAV記録を行う場合でも、任意の線速度で最適な記録パワーレベルとパルス列とを決定することができ、常に最良の記録が実施できる。
3.第2の処理手順による記録パラメータの最適化
図6は、線速度と第2の処理手順で最適化するための記録パラメータとの関係を示す。図6(a)は、線速度と第2の処理手順で最適化する前の記録パラメータとの関係を示す。図6(b)は、線速度と第2の処理手順で最適化した後の記録パラメータとの関係を示す。
図6は、線速度と第2の処理手順で最適化するための記録パラメータとの関係を示す。図6(a)は、線速度と第2の処理手順で最適化する前の記録パラメータとの関係を示す。図6(b)は、線速度と第2の処理手順で最適化した後の記録パラメータとの関係を示す。
図7は、記録パラメータを最適化するための第2の処理手順を示す。第2の処理手順は記録再生装置100によって実行される。
以下、図1、図6および図7を参照して、記録パラメータを最適化するための第2の処理手順をステップごとに説明する。
ステップ701:コントロールトラック記載値をシステム制御回路102のメモリ領域に読み込む。コントロールトラック記載値は、例えば、光ディスク101が有するコントロールトラック(CT)の領域に予め記録された記録パラメータ(例えば、パルス列の位置および記録パワーレベルのうちの少なくとも一方)である。
コントロールトラック(CT)の領域に予め記録された記録パラメータは、例えば、最低線速度vaに対応する記録パラメータPCvaと最高線速度vbに対応する記録パラメータPCvbである。
なお、コントロールトラック(CT)の領域に予め記録された記録パラメータは、記録パラメータPCvaおよび記録パラメータPCvbに限らない。コントロールトラック(CT)の領域に予め記録された記録パラメータは、例えば、記録パラメータPCvaと記録パラメータPCvbと記録パラメータPCvcである。記録パラメータPCvcは、線速度vc(vc=(va+vb)/2)に対応する記録パラメータである。
さらに、必要に応じて、コントロールトラック(CT)の領域に予め記録された記録パラメータは、n種類の線速度に対応する記録パラメータでもよい。例えば、予め記録された記録パラメータに対応する3つの線速度(v1、v2、v3)に対応する記録パラメータでよい。この場合には、例えばva≦v1<v2<v3≦vbである。
さらに、コントロールトラック(CT)の領域に予め記録された記録パラメータ自身を直接読み込まないで、コントロールトラック(CT)の領域に予め記録された識別コードに基づいて、システム制御回路102等に記憶された線速度に対応する記録パラメータを選択してもよい。この識別コードは、メディアメーカー別にディスク種別や製造ロット毎に最適な記録パラメータを選択するためにメディアメーカー別にディスク種別や製造ロット毎に付与されてもよい。
ステップ702:コントロールトラック(CT)の領域に予め記録された記録パラメータである最低線速度vaに対応する記録パラメータPCvaと最高線速度vbに対応する記録パラメータPCvbとを記録再生装置100に設定する。例えば、記録パラメータPCvaに含まれる各パルスの位置(例えば、始端パルスの位置、または終端パルスの位置)がパルス列生成回路104に設定され、記録パラメータPCvaに含まれる記録パワーレベルがレーザ制御回路115に設定される。
ステップ703:光ヘッド106を光ディスク101上の所定領域に設けられたテスト記録領域へシークし、スピンドルモータ107の回転速度を線速度vaに設定する。線速度vaは、記録パラメータ学習を行うための線速度であり、線速度設定回路108によって設定される。
さらに、クロック設定回路111は、線速度vaに相当する記録クロックTvaを発生し、記録クロックTvaをパルス発生回路104に入力する。
ステップ704:線速度vaに対応する記録パラメータPCvaに基づいて、記録パラメータ学習を実施し、記録パラメータを最適化する。
まず、線速度vaに対応するパルス列を最適化するために、パルス列生成回路104は、始端パルスの立ち上がり位置Tsfpと、終端パルスの立ち下がり位置Telpとを変化させる。
パルス列生成回路104は、パルス列によって形成された記録マークのマーク長とこの記録マークの前方に隣接するスペースのスペース長とに応じて位置Tsfpを最適化し、パルス列によって形成された記録マークのマーク長とこの記録マークの後方に隣接するスペースのスペース長とに応じて位置Telpを最適化する。
どの程度位置Tsfpと位置Telpとが最適化されたか(最適化の指標)は、ジッタ検出回路113およびBER検出回路114のうちの少なくとも一方を用いることによって判定されえる。パルス列生成回路104は、例えば、再生信号のジッタ値または再生信号のBER値が最小になるように、位置Tsfpと位置Telpを変化させる。
レーザパワー制御回路115は、適正な記録マークおよび適正なスペースを形成するためのパルス列の記録パワーレベルを決定するために、ピークパワーレベルPp、消去パワーレベルPe、バイアスパワーレベルPb、および記録パワーレベル係数kを記録パラメータ学習によって最適化する。
どの程度記録パワーレベルと記録パワーレベル係数とが最適化されたか(最適化の指標)は、ジッタ検出回路113およびBER検出回路114のうちの少なくとも一方を用いることによって判定されえる。パルス列生成回路104は、例えば、再生信号のジッタ値または再生信号のBER値が最小になるように、記録パワーレベルと記録パワーレベル係数とを変化させる。
このように、線速度vaに対応する学習後の記録パラメータの学習後最適値PMvaが求まる。学習後最適値PMvaは、光ディスク101に記録されている記録パラメータPCvaとは一般的に異なる(図6(a))。なぜなら、光ディスク101と記録再生装置100に含まれる光スポット径の組み合わせにより、最適な記録パラメータ(パルス列の位置と記録パワーレベル)がばらつくからである。
ステップ705:光ヘッド106を光ディスク101上の所定領域に設けられたテスト記録領域へシークし、スピンドルモータ107を線速度vbに設定する。線速度vbは、線速度設定回路108で線速度vaの次に記録パラメータ学習を行う線速度である。
さらに、クロック設定回路111は、線速度vbに相当する記録クロックTvbを発生し、記録クロックTvbをパルス発生回路104に入力する。
ステップ706:線速度近傍vbに対応する記録パラメータPCvbに基づいて、記録パラメータ学習を実施し、記録パラメータを最適化する。
線速度vbに対応するパルス列を最適化する方法は、記録線速度vaで実施したステップ704と同じ方法であるため省略する。
このように、線速度vbに対応する学習後の記録パラメータの学習後最適値PMvbが求まる。学習後最適値PMvbは、光ディスク101に記録されている記録パラメータPCvbとは一般的に異なる(図6(a))。なぜなら、光ディスク101と記録再生装置100に含まれる光スポット径の組み合わせにより、最適な記録パラメータ(パルス列の位置と記録パワーレベル)がばらつくからである。
ステップ707:PMvaとPMvbとに基づいて、任意の線速度vに対応する記録パラメータを記録パラメータ近似関数h(v)で求める。記録パラメータ近似関数h(v)を以下に示す。
h(v)= β・(v−va)+PMva
β=(PMvb−PMva)/(vb−va)
記録パラメータ近似関数h(v)は、記録パラメータが線速度に応じて線形近似可能であるような記録メディアの特性に合致している。しかし、記録パラメータ近似関数h(v)は、1次関数に限らない。記録パラメータ近似関数h(v)は、2次関数でもよい。記録メディアの特性に応じた近似関数を選択することができる。
β=(PMvb−PMva)/(vb−va)
記録パラメータ近似関数h(v)は、記録パラメータが線速度に応じて線形近似可能であるような記録メディアの特性に合致している。しかし、記録パラメータ近似関数h(v)は、1次関数に限らない。記録パラメータ近似関数h(v)は、2次関数でもよい。記録メディアの特性に応じた近似関数を選択することができる。
任意の線速度vに対応する記録パラメータの近似関数h(v)によって、線速度v1、線速度v2の各々に対応する記録パラメータ近似演算値h(v1)および記録パラメータ近似演算値h(v2)を求めることができる(図6(b)参照)。
上述したように、線速度vaおよび線速度vbでの記録パラメータ学習で、h(v)に従って、線速度の全変化範囲内(va≦v≦vb)の任意の線速度に対応する記録パラメータを求めることができる。
ステップ708:近似関数h(v)に基づいて、線速度vに対応する記録パルス列の位置と記録パワーレベルとを演算し、演算結果をシステム制御回路102の記憶領域に格納する。
ステップ709:光ヘッド106は光ディスク101上の記録領域にシークさる。線速度設定回路108は、光ディスク101の回転速度が線速度vになるようにスピンドルモータ107の線速度を設定する。
ステップ710:クロック設定回路111は、情報を記録する線速度vに相当する記録クロックTvを発生させて、記録クロックTvをパルス列生成回路104に入力する。パルス列生成回路104は、パルス列を生成する。
ステップ711:生成されたパルス列がレーザ駆動回路105に入力され、光ヘッド106に搭載された半導体レーザ装置が駆動される。
ステップ712:光ディスク101が有する記録領域に、必要なデータを記録する。記録後、処理は終了する。
以上、図1、図6および図7を参照して本発明の実施の形態の一例を説明した。
例えば、図1、図6および図7に示される実施の形態では、ステップ701〜ステップ710が「複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップ」に対応し、ステップ711およびステップ712が「複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、複数のパルス列のうち選択された1つの線速度に対応するパルス列を記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つを記録媒体上に形成するステップ」に対応し、ステップ701〜ステップ706が「複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータを測定するステップ」に対応し、ステップ707とステップ708とが「測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、複数の線速度に対応する第2記録パラメータを決定するステップ」と「測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度vに対応する第2記録パラメータh(v)を決定するステップ」とに対応し、ステップ709とステップ710とが「決定された第2記録パラメータに基づいて、複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップ」に対応する。
しかし、本発明の第2の処理手順が図1、図6および図7に示される実施の形態に限定されるわけではない。上述した「複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップ」、「複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、複数のパルス列のうち選択された1つの線速度に対応するパルス列を記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つを記録媒体上に形成するステップ」、「複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータを測定するステップ」、「測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、複数の線速度に対応する第2記録パラメータを決定するステップ」、「決定された第2記録パラメータに基づいて、複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップ」、および「測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度vに対応する第2記録パラメータh(v)を決定するステップ」を実行し得る限りは、任意の処理手順を有しえる。
本発明の記録方法、記録装置および記録媒体によれば、正確ではあるが測定時間がかかる測定された記録パラメータのみに依存することなく、かつ測定時間はかからないが正確でない記録媒体に記録済みの記録パラメータのみに依存することなく、パルス列を生成するための記録パラメータを決定することができるため、短い時間で正確なパルス列を生成することができる。
コントロールトラック(CT)記載の2種類の記録線速度に対応する記録パラメータに基づいて記録パラメータ学習を実施した結果によって、任意の線速度に対応した記録パラメータの近似関数h(v)を求めることにより、2種類の線速度での記録パラメータ学習で、線速度の全変化範囲内の任意の線速度に対応する適正な記録パラメータ値を求めることができる。
このため、DVD−RAM等高密度でかつ高速なCAV記録を行う場合でも、任意の線速度で最適な記録パワーレベルと記録パルス列とを決定することができ、常に最良の記録が実施できる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明の記録方法、記録装置および記録媒体によれば、正確ではあるが測定時間がかかる測定された記録パラメータのみに依存することなく、かつ測定時間はかからないが正確でない記録媒体に記録済みの記録パラメータのみに依存することなく、パルス列を生成するための記録パラメータを決定することができるため、短い時間で正確なパルス列を生成することができる。
コントロールトラック(CT)記載の記録パラメータの近似関数f(v)と、線速度v1でf(v1)を記録パラメータ学習結果によって求めた近似関数g(v)とに基づいて、任意の線速度vに対応する記録パラメータを近似演算することにより、1つの記録線速度v1での記録パラメータ学習のみで、線速度の全変化範囲内の任意の線速度に対応する適正な記録パラメータ値を求めることができる。
コントロールトラック(CT)記載の2種類の記録線速度に対応する記録パラメータに基づいて記録パラメータ学習を実施した結果によって、任意の線速度に対応した記録パラメータの近似関数h(v)を求めることにより、2種類の線速度での記録パラメータ学習で、線速度の全変化範囲内の任意の線速度に対応する適正な記録パラメータ値を求めることができる。
このため、DVD−RAM等高密度でかつ高速なCAV記録を行う場合でも、任意の線速度で最適な記録パワーレベルと記録パルス列とを決定することができ、常に最良の記録が実施できる。
Claims (39)
- (a)複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップと、
(b)前記複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、前記複数のパルス列のうち前記選択された1つの線速度に対応するパルス列を前記記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つを前記記録媒体上に形成するステップと
を包含し、
前記ステップ(a)は、
(a−1)前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータを測定するステップと、
(a−2)前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータ基づいて、前記複数の線速度に対応する第2記録パラメータを決定するステップと、
(a−3)前記決定された第2記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するステップと
を包含する、記録方法。 - 前記ステップ(a−1)は、所望の記録マークを前記記録媒体に形成するためのパルス列に対応する記録パラメータを学習する記録パラメータ学習を実施することによって、前記少なくとも1つの第1記録パラメータを測定するステップを包含する、請求項1に記載の記録方法。
- 前記複数のパルス列の各々は、前記複数のパルス列の各々の始端に配置されている始端パルスと、前記複数のパルス列の各々の終端に配置されている終端パルスとを含み、
前記始端パルスは、前記記録マークの始端部分を形成するためのパルスであり、
前記終端パルスは、前記記録マークの終端部分を形成するためのパルスであり
前記第2記録パラメータは、前記複数のパルス列の各々の記録パワーレベル、前記複数のパルス列の各々の記録パワーレベルを決定するための記録パワーレベル係数、前記複数のパルス列の各々の始端パルスの位置、および前記複数のパルス列の各々の終端パルスの位置のうちの少なくとも1つを示す、請求項2に記載の記録方法。 - 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記少なくとも1つの線速度は、前記第1線速度vaである、請求項1に記載の記録方法。 - 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記少なくとも1つの線速度は、前記第2線速度vbである、請求項1に記載の記録方法。 - 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記少なくとも1つの線速度は、(va+vb)/2である、請求項1に記載の記録方法。 - 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記少なくとも1つの線速度は、線速度v1および線速度v2であり、
前記第1線速度va、前記第2線速度vb、前記線速度v1および前記線速度v2は、va≦v1<v2≦vbの関係を有する、請求項1に記載の記録方法。 - 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記少なくとも1つの線速度は、前記第1線速度vaおよび前記第2線速度vbである、請求項1に記載の記録方法。 - 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記少なくとも1つの線速度は、線速度v1、線速度v2および線速度v3であり、
前記第1線速度va、前記第2線速度vb、前記線速度v1、前記線速度v2および前記線速度v3は、va≦v1<v2<v3≦vbの関係を有する、請求項1に記載の記録方法。 - 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記少なくとも1つの線速度は、前記第1線速度va、前記第2線速度vbおよび第3線速度vcであり、
前記第1線速度va、前記第2線速度vbおよび前記第3線速度vcは、vc=(va+vb)/2の関係を有する、請求項1に記載の記録方法。 - 前記ステップ(a−2)は、
前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度に対応する第4記録パラメータを決定するステップと、
前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータと前記第4記録パラメータとに基づいて、前記第2パラメータを決定するステップと
を包含する、請求項1に記載の記録方法。 - 前記第1記録パラメータと前記第2記録パラメータと前記第3記録パラメータと前記第4記録パラメータとは、
g(v)=f(v)+PMv1−f(v1)+Adj(v)
の関係を有し、
vは、前記複数の線速度を示し、
v1は、前記少なくとも1つの第3記録パラメータのうちの1つに対応する線速度を示し、
g(v)は、前記複数の線速度に対応する前記第2記録パラメータを示し、
f(v)は、前記複数の線速度に対応する前記第4記録パラメータを示し、
PMv1は、前記第1記録パラメータを示し、
Adj(v)は、前記複数の線速度に対応する補正値を示す、請求項11に記載の記録方法。 - 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記少なくとも1つの第3記録パラメータは、前記複数の線速度のうちの線速度v1に対応する記録パラメータおよび前記複数の線速度のうちの線速度v2に対応する記録パラメータであり、
前記第1線速度va、前記第2線速度vb、前記線速度v1および前記線速度v2は、va≦v1<v2≦vbの関係を有する、請求項12に記載の記録方法。 - 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記少なくとも1つの第3記録パラメータは、前記第1線速度vaに対応する記録パラメータおよび前記第2線速度vbに対応する記録パラメータである、請求項12に記載の記録方法。 - 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記少なくとも1つの第3記録パラメータは、前記複数の線速度のうちの線速度v1に対応する記録パラメータ、前記複数の線速度のうちの線速度v2に対応する記録パラメータおよび前記複数の線速度のうちの線速度v3に対応する記録パラメータであり、
前記第1線速度va、前記第2線速度vb、前記線速度v1、前記線速度v2および前記線速度v3は、va≦v1<v2<v3≦vbの関係を有する、請求項12に記載の記録方法。 - 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記少なくとも1つの第3記録パラメータは、前記第1線速度vaに対応する記録パラメータ、前記第2線速度vbに対応する記録パラメータおよび前記複数の線速度のうちの線速度vcに対応する記録パラメータであり、
前記第1線速度va、前記第2線速度vbおよび前記第3線速度vcは、vc=(va+vb)/2の関係を有する、請求項12に記載の記録方法。 - f(v)は、1次関数または2次関数である、請求項12に記載の記録方法。
- 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記少なくとも1つの第3記録パラメータは、前記複数の線速度のうちの線速度v1に対応する記録パラメータPCv1および前記複数の線速度のうちの線速度v2に対応する記録パラメータPCv2であり、
va≦v1<v2≦vb、
f(v)= α・(v−v1)+PCv1、
α=(PCv2−PCv1)/(v2−v1)
の関係を有する、請求項12に記載の記録方法。 - 前記少なくとも1つの第3記録パラメータは、前記記録媒体に記録されている識別コードに基づいて選択される、請求項12に記載の記録方法。
- 前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度であり、
前記ステップ(a−2)は、前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度vに対応する第2記録パラメータh(v)を決定するステップを包含する、請求項1に記載の記録方法。 - 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、線速度v1および線速度v2であり、
前記第1線速度va、前記第2線速度vb、前記線速度v1および前記線速度v2は、va≦v1<v2≦vbの関係を有する、請求項20に記載の記録方法。 - 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記第1線速度vaおよび前記第2線速度vbである、請求項20に記載の記録方法。 - (基礎出願の請求項20に対応)
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、線速度v1、線速度v2および線速度v3であり、
前記第1線速度va、前記第2線速度vb、前記線速度v1、前記線速度v2および前記線速度v3は、va≦v1<v2<v3≦vbの関係を有する、請求項20に記載の記録方法。 - 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記第1線速度va、前記第2線速度vbおよび線速度vcであり、
前記第1線速度va、前記第2線速度vbおよび前記第3線速度vcは、vc=(va+vb)/2の関係を有する、請求項20に記載の記録方法。 - h(v)は、1次関数または2次関数である、請求項20に記載の記録方法。
- 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記少なくとも1つの第1記録パラメータは、前記複数の線速度のうちの線速度v1に対応する記録パラメータPMv1および前記複数の線速度のうちの線速度v2に対応する記録パラメータPMv2であり、
va≦v1<v2≦vb、
h(v)= β・(v−va)+PMv1、
β=(PMv2−PMv1)/(v2−v1)
の関係を有する、請求項20に記載の記録方法。 - 前記少なくとも1つの第3記録パラメータは、前記記録媒体に記録されている識別コードに基づいて選択される、請求項20に記載の記録方法。
- 前記記録パワーレベル係数は、パルス列に含まれるピークパルスのピークパワーレベルに基づいて前記スペースを形成するための消去パルスの消去パワーレベルを決定する係数およびパルス列に含まれるピークパルスのピークパワーレベルに基づいて前記記録マークを形成するためのバイアスパルスのバイアスパワーレベルを決定する係数のうちの少なくとも一方の係数であり、
前記バイアスパワーレベルは、前記ピークパワーレベルと前記消去パワーレベルとの間である、請求項3に記載の記録方法。 - 前記複数のパルス列の各々は、前記複数のパルス列の各々の始端に配置されている始端パルスと、前記複数のパルス列の各々の終端に配置されている終端パルスとを含み、
前記記録マークは、最短の記録マークであり、
前記始端パルスおよび前記終端パルスは、前記最短の記録マークを形成するためのパルスであり、
Adj(v)は、前記始端パルスおよび前記終端パルスのうちの少なくとも一方の位置に基づいて決定される、請求項12に記載の記録方法。 - 情報を記録するための記録媒体であって、
記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つは、前記複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、前記複数のパルス列のうち前記選択された1つの線速度に対応するパルス列を前記記録媒体に照射することによって前記記録媒体上に形成され、
前記複数のパルス列は、前記複数の線速度に対応し、
前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータが測定され、
前記複数の線速度に対応する第4記録パラメータが前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに基づいて決定され、
前記第2パラメータが前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータと前記第4記録パラメータとに基づいて決定され、
前記複数の線速度に対応する複数のパルス列が前記決定された第2記録パラメータに基づいて生成され、
前記記録媒体は、前記第3記録パラメータが記録された領域を有し、
前記第1記録パラメータと前記第2記録パラメータと前記第3記録パラメータと前記第4記録パラメータとは、
g(v)=f(v)+PMv1−f(v1)+Adj(v)
の関係を有し、
vは、前記複数の線速度を示し、
v1は、前記少なくとも1つの第3記録パラメータのうちの1つに対応する線速度を示し、
g(v)は、前記複数の線速度に対応する前記第2記録パラメータを示し、
f(v)は、前記複数の線速度に対応する前記第4記録パラメータを示し、
PMv1は、前記第1記録パラメータを示し、
Adj(v)は、前記複数の線速度に対応する補正値を示す、記録媒体。 - 情報を記録するための記録媒体であって、
記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つは、前記複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、前記複数のパルス列のうち前記選択された1つの線速度に対応するパルス列を前記記録媒体に照射することによって前記記録媒体上に形成され、
前記複数のパルス列は、前記複数の線速度に対応し、
前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータが測定され、
前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度であり、
前記複数の線速度に対応する第2記録パラメータが前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて決定され、
前記複数の線速度に対応する複数のパルス列が前記決定された第2記録パラメータに基づいて生成され、
前記記録媒体は、前記第3記録パラメータが記録された領域を有する、記録媒体。 - 前記記録媒体は、前記少なくとも1つの第3記録パラメータを選択するための識別コードが記録された領域を有する、請求項30に記載の記録媒体。
- 前記情報記録媒体は、前記少なくとも1つの第3記録パラメータを選択するための識別コードが記録された領域を有する、請求項31に記載の記録媒体。
- 複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成するパルス列生成手段と、
前記複数の線速度のうち選択された1つの線速度で記録媒体を回転させながら、前記複数のパルス列のうち前記選択された1つの線速度に対応するパルス列を前記記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースのうちの少なくとも1つを前記記録媒体上に形成する形成手段と
を備え、
前記形成手段は、
前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度に対応する少なくとも1つの第1記録パラメータを測定する第1記録パラメータ測定手段と、
前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度に対応する第2記録パラメータを決定する第2記録パラメータ決定手段と、
前記決定された第2記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度に対応する複数のパルス列を生成する手段と
を備えた、記録装置。 - 前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記少なくとも1つの線速度は、前記第1線速度vaおよび前記第2線速度vbである、請求項34に記載の記録装置。 - 前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度であり、
前記第2記録パラメータ決定手段は、前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度vに対応する第2記録パラメータh(v)を決定し、
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度は、線速度v1および線速度v2であり、
前記第1線速度va、前記第2線速度vb、前記線速度v1および前記線速度v2は、va≦v1<v2≦vbの関係を有する、請求項34に記載の記録装置。 - 前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度であり、
前記第2記録パラメータ決定手段は、前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度vに対応する第2記録パラメータh(v)を決定し、
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度は、前記第1線速度vaおよび前記第2線速度vbである、請求項34に記載の記録装置。 - 前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度であり、
前記第2記録パラメータ決定手段は、前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度vに対応する第2記録パラメータh(v)を決定し、
h(v)は、1次関数または2次関数である、請求項34に記載の記録装置。 - 前記複数の線速度のうちの少なくとも1つの線速度は、前記記録媒体に記録されている少なくとも1つの第3記録パラメータに対応する少なくとも1つの線速度であり、
前記第2記録パラメータ決定手段は、前記測定された少なくとも1つの第1記録パラメータに基づいて、前記複数の線速度vに対応する第2記録パラメータh(v)を決定し、
前記複数の線速度は、最低線速度である第1線速度vaから最高線速度である第2線速度vbまでの連続した線速度であり、
前記少なくとも1つの第1記録パラメータは、前記複数の線速度のうちの線速度v1に対応する記録パラメータPMv1および前記複数の線速度のうちの線速度v2に対応する記録パラメータPMv2であり、
va≦v1<v2≦vb、
h(v)= β・(v−va)+PMv1、
β=(PMv2−PMv1)/(v2−v1)
の関係を有する、請求項34に記載の記録装置。
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