JP5019714B2 - 低誘電率膜のダメージ回復法 - Google Patents

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Description

この発明は、基板上に形成され、プラズマエッチング処理などによってダメージを受けた低誘電率膜表面のダメージを回復する方法に関する。
LSIなどの半導体集積装置にあっては、その高速化、省電力化などのために、層間絶縁膜などの絶縁膜として、比誘電率が4以下のSiOC膜、SiOCN膜、SiOF膜などからなる低誘電率膜が用いられつつある。
このような低誘電率膜では、膜自体が多孔質で、その機械的強度が低く、プラズマ耐性が低い。
このため、この種の低誘電率膜が次ぎにプラズマエッチング処理などのプラズマ処理を受けると、このプラズマ処理に伴って、低誘電率膜を構成するシロキサン結合のSi−O骨格に結合したメチル基などの有機基が切断され、これに雰囲気中の微量な水分が結合してシラノール基が生成する。このシラノール基の生成によって、低誘電率膜の比誘電率が上昇する。さらには、シラノール基の生成に起因して低誘電率膜中に取り込まれた水分により、配線に使用する銅が低誘電率膜に拡散し、配線腐食の要因になるなどのダメージを受ける。
このようなダメージは、シラノール基の生成により、絶縁膜表面が疎水性から親水性に変化するため、その接触角の測定や赤外分光分析などによって確認できる。
そして、このような膜表面の変化に起因して、膜の比導電率が大きくなったり、あるいは配線が腐食されやすくなるため、このようなダメージを回復する方策が広く望まれていた。
半導体・集積回路技術 第67回 シンポジウム講演論文集 電気化学会電子材料委員会 平成16年12月9日発行 第42〜45頁
よって、本発明における課題は、このような低誘電率膜が受けたダメージを回復する方法を得ることにある。
かかる課題を解決するため、
請求項1にかかる発明は、基板上に形成され、ダメージを受けたシリコン系低誘電率膜に対して、モノクロロエタンからなる回復剤を液状または気体状で接触させることを特徴とする低誘電率膜のダメージ回復法である。
請求項2にかかる発明は、接触を加熱下で行うことを特徴とする請求項1記載の低誘電率膜のダメージ回復法である。
請求項3にかかる発明は、接触をプラズマ雰囲気下で行うことを特徴とする請求項1記載のダメージ回復法である。
請求項4にかかる発明は、ダメージがプラズマ処理に伴うものであることを特徴とする請求項1記載のダメージ回復法である。
本発明によれば、低誘電率膜がダメージを受けた際に生成したシラノール基が再びメチル基などの疎水性の有機基に置換される結果、シラノール基が消滅する。このため、低誘電率膜表面がプラズマ処理以前の状態に復帰し、比誘電率も本来の低い値に戻り、腐食の恐れも軽減される。
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明のダメージ回復法の対象となる低誘電率膜としては、メチルシルセスキシオキサンなどの有機塗布系材料を用い塗布法により成膜した有機SOG膜、原料化合物としてモノメチルシラン、ジメチルシランなどの有機シラン化合物を用いてCVD法により成膜したSiOC膜、水素化シルセスキオキサンなどの無機系塗布材料を用い成膜した無機SOG膜、シラン、テトラエトキシシランなどのシランまたは有機シラン化合物、四フッ化ケイ素、四フッ化炭素などのフッ化化合物と酸素、亜酸化窒素などの酸素含有化合物からなる原料化合物を用いてCVD法により成膜したSiOF膜などの比誘電率が4以下のシリコン系の低誘電率膜である。
そして、このような低誘電率膜がプラズマエッチング処理、レジスト剥離処理などのプラズマ処理を受けることで、低誘電率膜を形成する分子中のシロキサン結合のSi−O骨格に結合したメチル基等の有機基の結合の一部が切断されて離脱し、そこに雰囲気中の微量な水分が反応し、シラノール基が生成した低誘電率膜がダメージ回復の対象となる。
このような低誘電率膜表面のダメージの程度は、その表面に滴下した純水の接触角を測定することや赤外分光分析で定量的に確認される。
本発明のダメージ回復法は、このようなダメージを受けた低誘電率膜を対象とし、シリコン化合物またはハイドロカーボンからなる回復剤を液状または気体状で低誘電率膜に接触させるものである。
本発明のダメージ回復方法に用いられる回復剤をなすシリコン化合物としては、Si2n+2(n=1〜4),Si(CH(x=1〜4,y=0〜9,z=1〜10),Si(C(x=1〜4,y=0〜9,z=1〜10),Si(C(x=1〜4,y=0〜9,z=1〜10)、Si(C(x=1〜4,y=0〜9,z=1〜10),Si(C(x=1〜4,y=0〜9,z=1〜10),Si(CH(a=1〜4,b=1〜4,c=0〜4,d=5〜8),Si(C(a=1〜4,b=1〜4,c=0〜4,d=5〜8),Si(C(a=1〜4,b=1〜4,c=0〜4,d=5〜8),Si(C10(a=1〜4,b=1〜4,c=0〜4,d=5〜8),Si(C(a=1〜4,b=1〜4,c=0〜4,d=5〜8)などである。これら化合物に含まれる水素原子Hの一部または全部が重水素Dに置換されていてもよい。
また、これらのシリコン化合物は、その水素原子の一部または全部が塩素、ヨウ素、フッ素、臭素などのハロゲン原子で置換されていてもよい。また、分子内にアルコキシ基を有するシリコン化合物でもよく、そのアルコキシ基には、メトキシ基、エトキシ基、プロピオキシ基などが挙げられる。また、ビニル基、アミノ基、水酸基を有するシリコン化合物であってもよい。
具体的なシリコン化合物には、SiH,Si,Si,Si10,SiH(CH,SiH(CH,SiH(CH),Si(CH,SiH(CH,Si(CH,Si(CH,Si(CH,SiCH,Si(CH、CHSiO(CH,Si(CH,Si(CH,Si(CH、SiF(CH,SiF(CH,SiF(CH)、SiCl(CH,SiCl(CH,SiCl(CH)、SiBr(CH、SiBr(CH、SiBr(CH)、SiI(CH、SiI(CH、SiI(CH)、Si(CH)(CHO),Si(CH(CHO),Si(CH(CHO),Si(CHO),Si(CH)(CO),Si(CH(CO),Si(CH(CO),Si(CO) ,Si(C)(CHO),Si(C(CHO),Si(C(CHO)、SiH(C、SiH(C、SiH(C)、Si(C、SiH(C、Si(C、Si(C、Si(C、Si、Si(C、SiO(C、Si(C、Si(C、Si(C、SiF(C、SiF(C、SiF(C),SiCl(C、SiCl(C、SiCl(C)、SiBr(C、SiBr(C、SiBr(C)、SiI(C、SiI(C、SiI(C)、Si(C)(CHO)、Si(C(CO)、Si(C(CHO)、Si(CO)、Si(C)(CO)、Si(C(CO)、Si(C(CO)、Si(CO)、Si(C)(CO)、Si(C(CO)、Si(C(CO)などがある。
ハイドロカーボンとしては、C2n+2(n=1〜8),C2n(n=2〜8),C2n−2(n=2〜8)などであり、これら化合物は、その水素原子の一部または全部が塩素、ヨウ素、臭素、フッ素などのハロゲン原子で置換されていてもよい。また、分子内にアルコキシ基を有する化合物でもよく、そのアルコキシ基には、メトキシ基、エトキシ基、プロピオキシ基などが挙げられる。また、ビニル基、アミノ基、水酸基を有するハイドロカーボンでもよい。さらにこれら化合部に含まれる水素原子Hの一部または全部が重水素Dに置換されていてもよい。
具体的なハイドロカーボンには、CH,C,C,C10,C12、C,C,C,C10,C,C,C,C、CHF、CH、CHF、CF、C、C、CHCl、CHCl、CHCl、CCl、CCl、CCl、CHBr、CHBr、CHBr、CBr、CBr、CBr、CHI、CH、CHI、CI、C、C、CHOH、CH(OH)、COH、C(OH)、CH(OCH)、CH(OCH、C(OCH)、C(OCH、CH(OC)、CH(OC、C(OC)、C(OC)、CH(C)、CH(C、C(C)、C(C)、CH(NH)、CH(NH、C(NH)、C(NHなどがある。
つぎに、回復方法の具体例を説明する。
まず、シリコン基板などの基板上に、層間絶縁膜などの絶縁膜としてSiOC膜などの厚さ100〜1000nmのシリコン系の低誘電率膜を形成する。この基板には、予め低誘電率膜の下側にトランジスタ層、配線層などが設けられていてもよい。
次ぎに、この基板をプラズマ処理装置の反応室内に収容し、基板上の低誘電率膜に対してプラズマエッチング処理などのプラズマ処理を施す。このプラズマ処理により低誘電率膜は上述のようにダメージを受ける。
このダメージは、低誘電率膜の表面から厚さの30%程度の深さにまで達していることが多い。
このような低誘電率膜を有する基板をそのままプラズマ処理装置の反応室内に置き、反応室内に前記回復剤を液状または気体状で導入し、基板上の低誘電率膜に接触させる。
回復剤を気体状で導入する場合には、反応室内の圧力を250Pa〜0.1MPa程度とし、導入量流量を、10〜100sccm程度とし、回復剤または低誘電率膜の温度を20〜450℃程度とする。また、接触時間は、0.1分〜60分程度とされる。
この接触の際に、プラズマ処理装置を動作させて、回復剤を励起状態として低誘電率膜と接触させてもよい。また、反応室の上流側で回復剤をプラズマ処理し、励起状態の回復剤を反応室内に導入してもよい。この時のプラズマ源としては、周波数2.45MHz〜13.56MHzの容量結合型プラズマ(CCP)、誘導結合型プラズマ(IPC)、マグネトロン型プラズマ、電子サイクロン共鳴型プラズマ(ECR)などが用いられる。
接触後、反応室内にアルゴンなどの不活性ガスを送り込んで、気体状の回復剤を反応室から排出し、同時に低誘電率膜の表面をこの不活性ガスで洗浄する。
その後、この基板を次工程に移送する。
また、回復剤を液状で反応室内に導入し、液状で低誘電率膜に接触させる場合には、回復剤として常温での蒸気圧が低いシリコン化合物、例えばジメチルジクロロシラン、ジエトキシジエチルシランなどを反応室内の基板上に液滴状として噴霧し、基板上の低誘電率膜の表面を回復剤で濡らし、接触させる。この時、基板を加熱して、低誘電率膜を50〜450℃に加温しておくこともできる。圧力は、減圧ないし常圧でよく、接触時間は0.1分〜60分程度で十分である。
接触後、反応室から基板を取り出し、イソプロピルアルコール、純水などで低誘電率膜を洗浄したのち、基板を次工程に移送する。
このような回復法によれば、ダメージを受けた低誘電率膜に生成しているシラノール基が、回復剤中の有機基に置換され、膜を構成するシロキサン結合のSi−O骨格に有機基が結合し、原状に復帰する。このため、回復後の低誘電率膜は本来の低い比誘電率を持つものとなり、また膜が腐食する恐れも低減される。
この回復は、回復処理条件によって異なるが、低誘電率膜の内、ダメージを受けた深さ方向の領域のほぼ全域で達成される。
この低誘電率膜の回復は、上述のように、低誘電率膜と純水との接触角を測定することにより容易に確認され、また赤外分光測定によっても確認される。
この例では、プラズマ処理後の基板をそのままプラズマ処理装置の反応室内に置いておき、これに引き続いて反応室内で回復剤と接触させているが、これ以外にプラズマ処理後の基板をプラズマ処理装置の反応室から取り出し、別途設けた回復のための処理室内に移して回復処置を取ることもできる。
以下、具体例を示す。
(実施例1)
低誘電率膜として、CVD法によりSiウェーハー上に厚さ500nmに成膜したSiOC膜を用いた。この低誘電率膜に平行平板方式のRFプラズマによりプラズマ処理を施し、プラズマダメージを与えたサンプル膜を製作した。プラズマ処理条件は、酸素を500sccm流通させ、処理室の圧力は400Paとした。この時のRFパワーは500W、処理時間は5分である。
このプラズマダメージを与えたサンプル膜に対して、ハロゲンを含むシリコン化合物としてジクロロジメチルシランを1分間、液状で、膜温度20℃の条件で接触させ、洗浄したのちフーリエ変換型赤外線分析計にて膜の赤外吸収スペクトルを測定したところ、図1に示されるように3750cm−1に吸収を持つサンプル表面の水酸基が除去されたことが確認された。
また、純水との接触角は、図7に示すように90°となり疎水性に回復していることが明らかとなった。なお、図7において、符号1は測定台を、符号2はSiウェーハーを、符号3は水滴を示す。
(実施例2)
実施例1で作製したプラズマダメージサンプル膜に対して、アルコキシ基を含むシリコン化合物としてジメトキシジメチルシランを1分間、気体状で、膜温度20℃の条件で接触させ、洗浄したのちフーリエ変換型赤外線分析計にて赤外吸収スペクトルを測定したところ、図2に示すように、3750cm−1に吸収を持つサンプル表面の水酸基が除去されたことが確認された。
(実施例3)
実施例1で作製したプラズマダメージサンプル膜に対して、アルコキシ基を含むシリコン化合物としてジエトキシジメチルシランを1分間、気体状で、膜温度20℃の条件で接触させ、洗浄したのちフーリエ変換型赤外線分析計にて赤外吸収スペクトルを測定したところ、図3に示すように、3750cm−1に吸収を持つサンプル表面の水酸基が除去されたことが確認された。
(実施例4)
実施例1で作製したプラズマダメージサンプル膜に対して、アルコキシ基を含むシリコン化合物としてジビニルジメチルシランを1分間気体状で、膜温度20℃の条件で接触させ、洗浄したのちフーリエ変換型赤外線分析計にて赤外吸収スペクトルを測定したところ、図4に示すように3750cm−1に吸収を持つサンプル表面の水酸基が除去されたことが確認された。
(実施例5)
実施例1で作製したプラズマダメージサンプル膜に対して、塩素を含むハイドロカーボンとしてモノクロロエタンを1分間気体状で、膜温度20℃の条件で接触させ、洗浄したのちフーリエ変換型赤外線分析計にて赤外吸収スペクトルを測定したところ、図5に示すように3750cm−1に吸収を持つサンプル表面の水酸基が除去されたことが確認された。
(比較例1)
実施例1で作製したプラズマダメージサンプル膜に対して回復処理を行わず2日間大気中に放置しフーリエ変換型赤外線分析計にて赤外吸収スペクトルを測定したところ、図6に示すように3750cm−1に吸収を持つサンプル表面の水酸基が増加したことが確認された。
また、図8に示すように、純水との接触角測定は37°となり疎水性から親水性への変化が見られた。なお、図8において、符号1は測定台を、符号2はSiウェーハーを、符号3は水滴を示す。
これらの具体例の結果から、プラズマ処理によりダメージを受けた低誘電率膜に、シリコン化合物を接触させることにより元の特性に復帰することが明らかになった。
実施例1におけるジクロロジメチルシランによりダメージ回復した赤外吸収スペクトルからプラズマダメージサンプル製作直後の赤外吸収スペクトルを減算した差スペクトルを示すグラフである。 実施例2におけるジメトキシジメチルシランによりダメージ回復した赤外吸収スペクトルからプラズマダメージサンプル製作直後の赤外吸収スペクトルを減算した差スペクトルを示すグラフである。 実施例3におけるジエトキシジメチルシランによりダメージ回復した赤外吸収スペクトルからプラズマダメージサンプル製作直後の赤外吸収スペクトルを減算した差スペクトルを示すグラフである。 実施例4におけるジビニルジメチルシランによりダメージ回復した赤外吸収スペクトルからプラズマダメージサンプル製作直後の赤外吸収スペクトルを減算した差スペクトルを示すグラフである。 実施例5におけるモノクロロエタンによりダメージ回復した赤外吸収スペクトルからプラズマダメージサンプル製作直後の赤外吸収スペクトルを減算した差スペクトルを示すグラフである。 比較例1における回復剤による回復を行わず2日間大気放置した赤外吸収スペクトルからプラズマダメージサンプル製作直後の赤外吸収スペクトルを減算した差スペクトルを示すグラフである。 実施例1におけるジクロロジメチルシランによりダメージ回復したサンプルについての純水との接触角を測定した結果を示す図面である。 比較例1におけるダメージ回復を行わないサンプルについての純水との接触角を測定した結果を示す図面である。

Claims (4)

  1. 基板上に形成され、ダメージを受けたシリコン系低誘電率膜に対して、モノクロロエタンからなる回復剤を液状または気体状で接触させることを特徴とする低誘電率膜のダメージ回復法。
  2. 接触を加熱下で行うことを特徴とする請求項1記載の低誘電率膜のダメージ回復法。
  3. 接触をプラズマ雰囲気下で行うことを特徴とする請求項1記載のダメージ回復法。
  4. ダメージがプラズマ処理に伴うものであることを特徴とする請求項1記載のダメージ回復法。
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