JP5019633B2 - ウエハ加工用テープの長尺体 - Google Patents

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Description

本発明は、ウエハ加工用テープの長尺体に関し、特に、ダイシングテープとダイボンディングフィルムの2つの機能を有するウエハ加工用テープの長尺体に関する。
近時、半導体ウエハを個々のチップに切断分離(ダイシング)する際に半導体ウエハを固定するためのダイシングテープと、切断された半導体チップをリードフレームやパッケージ基板等に接着するため、又は、スタックドパッケージにおいては、半導体チップ同士を積層、接着するためのダイボンディングフィルム(ダイアタッチフィルムともいう)との2つの機能を併せ持つダイシング・ダイボンディングテープが開発されている。
このようなダイシング・ダイボンディングテープとしては、ウエハへの貼り付けや、ダイシングの際のリングフレームへの取り付け等の作業性を考慮して、プリカット加工が施されたものがある(例えば特許文献1参照)。
プリカット加工されたダイシング・ダイボンディングテープの例を、図4に示す。図4はダイシング・ダイボンディングテープ50の概要図である。図4に示すように、ダイシング・ダイボンディングテープ50は、フィルム51と、接着剤層52と、粘着フィルム53とからなる。接着剤層52は、ウエハの形状に対応する円形に加工されたものであり、円形ラベル形状を有する。粘着フィルム53は、ダイシング用のリングフレームの形状に対応する円形部分の周辺領域が除去されたものであり、図示するように、円形ラベル部53aと、その外側を囲むような周辺部53bとを有する。接着剤層52と粘着フィルム53の円形ラベル部53aとは、その中心を揃えて積層され、また、粘着フィルム53の円形ラベル部53aは、接着剤層52を覆い、且つ、その周囲でフィルム51に接触している。
ウエハをダイシングする際には、積層状態の接着剤層52及び粘着フィルム53からなるラベルからフィルム51を剥離し、図5に示すように、接着剤層52上に半導体ウエハWの裏面を貼り付け、粘着フィルム53の円形ラベル部53aの外周部にダイシング用リングフレームRを粘着固定する。この状態で半導体ウエハWをダイシングし、その後、粘着フィルム53に紫外線照射等の硬化処理を施して半導体チップをピックアップする。このとき、粘着フィルム53は、硬化処理によって粘着力が低下しているので、接着剤層52から容易に剥離し、半導体チップは裏面に接着剤層52が付着した状態でピックアップされる。半導体チップの裏面に付着した接着剤層52は、その後、半導体チップをリードフレームやパッケージ基板、あるいは他の半導体チップに接着する際に、ダイボンディングフィルムとして機能する。
特開2007−2173号公報
ところで、上記のようなダイシング・ダイボンディングテープ50は、図4に示すように、製品としては長尺体である。そのため、ダイシング・ダイボンディングテープ50を製造する際、品質不良のラベルが、例えば複数枚連続して存在した場合、ラベルを剥がした後にダイシング・ダイボンディングテープ50を切断し、再度粘着テープを用いて接合して、規定長さや規定ラベル枚数のダイシング・ダイボンディングテープ50を作成する。
図6に、ラベルを剥がして、2つのダイシング・ダイボンディングテープ50を接合した箇所を示す図を示す。図6(a)、図6(b)は、ダイシング・ダイボンディングテープ50の平面図、X−X線端面図である。図6に示すように、長尺体の途中にダイシング・ダイボンディングテープ50同士を接合した継ぎ部60は、以下のようにして形成される。
(1)継ぎを行う部分のラベル(積層状態の接着剤層52及び粘着フィルム53からなるラベル)を剥がす。
(2)フィルム50を切断する。
(3)フィルム50の切断部同士をつき合わせ、面合わせを行った後、粘着テープ61(61a)をフィルム50に貼る。
(4)粘着テープ61aを貼った反対側の粘着フィルム53b上にも粘着テープ61(61b)を貼る。
(5)フィルム幅方向側からはみ出した粘着テープ61を切除する。
ダイシング・ダイボンディングテープ50を使用する際にはラベルを剥がして使用する。そのため、フィルム51表面には離型処理が施されている。また、上述のようにして形成された継ぎ部60を覆うように、粘着フィルムの周辺部53b側に貼られた粘着テープは、図6に示すように、非常に短い。そのため、ダイシング・ダイボンディングテープ50を使用する際に、離型処理が施されているフィルム51から継ぎ部60の粘着テープ61bが剥がれ、粘着フィルム53bが捲れ上がるという問題が生じていた。
そこで、本発明の目的は、ダイシング・ダイボンディングテープを使用する際に、離型処理が施されているフィルムから継ぎ部の短い粘着テープが剥がれることを防止し、その結果、粘着フィルムが捲れ上がることを防止するウエハ加工用テープの長尺体を提供することにある。
以上のような目的を達成するため、本発明に係るウエハ加工用テープの長尺体においては、周辺部の粘着フィルム上に貼られた第1の粘着テープと、長尺のフィルムの第1の面と反対側の第2の面に貼られた第2の粘着テープとを有し、第1及び第2の粘着テープの粘着面同士の一部分を貼り合して貼着部を形成する。
具体的には、本発明に係るウエハ加工用テープの長尺体は、長尺のフィルムと、前記フィルムの第1の面上に設けられた所定の平面形状を有する接着剤層と、前記接着剤層を覆い、かつ、前記接着剤層の周囲で前記フィルムに接触するように設けられた所定の平面形状を有するラベル部と、前記ラベル部の外周を囲むように設けられた周辺部とを有する粘着フィルムとからなるウエハ加工用テープの長尺体であって、前記周辺部の粘着フィルム上に、切断された複数のウエハ加工用テープの切断線に沿って、切断線を覆うように貼られた第1の粘着テープと、前記長尺のフィルムの第1の面と反対側の第2の面に、切断された複数のウエハ加工用テープの切断線に沿って、切断線を覆うように貼られた第2の粘着テープとを有し、前記第1及び前記第2の粘着テープは粘着面同士の一部分を貼り合して貼着部を形成し、前記第1及び前記第2の粘着テープにより、前記複数のウエハ加工用テープが接合されて長尺体を形成することを特徴とするウエハ加工用テープの長尺体である。
第1及び第2の粘着テープの粘着面同士の一部分を貼り合わして形成された貼着部により、ダイシング・ダイボンディングテープとしてウエハ加工用テープを使用する際に、第1の粘着テープと第2の粘着テープとが剥がれることがないことから、フィルムから粘着テープが剥がれることを防止し、その結果、粘着フィルムが捲れ上がることを防止することができる。
本発明に係るウエハ加工用テープの長尺体として、前記第1及び前記第2の粘着テープは、前記ウエハ加工用テープの長手方向に対して斜め方向に切断された複数のウエハ加工用テープ同士を接合することが好ましい。
第1及び第2の粘着テープが、ウエハ加工用テープの長手方向に対して斜め方向に切断された複数のウエハ加工用テープ同士を接合することから、切断面を面合わせることによって、簡単かつ精確に2つのウエハ加工用テープの位置合わせを行うことができる。
本発明に係るウエハ加工用テープの長尺体として、前記第1の粘着テープは、前記ラベル部以外の領域の長尺のフィルムと、前記粘着フィルムの周辺部とに貼られることが好ましい。
第1の粘着テープが、ラベル部以外の領域の長尺のフィルムと粘着フィルムの周辺部とに貼られることから、粘着フィルムのラベル部上には第1の粘着テープが貼られていないため、ダイシング・ダイボンディングテープとしてウエハ加工用テープを使用する際に、接着剤層とともにラベル部を容易に剥がすことができる。
本発明に係るウエハ加工用テープの長尺体として、前記貼着部は前記長尺のフィルムの幅方向にはみ出して形成されることが好ましい。
前記貼着部は前記長尺のフィルムの幅方向にはみ出して形成されることから、フィルムに加工処理などすることなく、容易に、第1及び第2の粘着テープの粘着面同士の一部分を貼り合わして貼着部を形成することができる。
本発明に係るウエハ加工用テープの長尺体として、前記第1の粘着テープが貼られた長尺のフィルムの領域内に第1の切り欠き部を有し、前記貼着部が前記第1の切り欠き部内に形成されることが好ましい。
第1の粘着テープが貼られた長尺のフィルムの領域内に第1の切り欠き部を有することから、第1の粘着テープと第2の粘着テープとが第1の切り欠き部を介して粘着することが可能となり、第1の切り欠き部内に貼着部を形成することができる。第1の切り欠き部内に形成された貼着部により、ダイシング・ダイボンディングテープとしてウエハ加工用テープを使用する際に、第1と第2の粘着テープとが剥がれることがないことから、フィルムから粘着テープが剥がれることを防止し、その結果、粘着フィルムが捲れ上がることを防止することができる。さらに、貼着部を長尺のフィルムの幅方向にはみ出さずに形成することができる。
本発明に係るウエハ加工用テープの長尺体として、前記第1の粘着テープが貼られた粘着フィルムの周辺部の領域内に第2の切り欠き部を有し、前記長尺のフィルムの前記第2の切り欠き部に対応する位置に第3の切り欠き部を有し、前記貼着部が前記第2及び前記第3の切り欠き部内に形成されることも好ましい。
第2及び第3の切り欠き部内に形成された貼着部により、ダイシング・ダイボンディングテープとしてウエハ加工用テープを使用する際に、第1と第2の粘着テープとが剥がれることがないことから、フィルムから粘着テープが剥がれることを防止し、その結果、粘着フィルムが捲れ上がることを防止することができる。さらに、貼着部を長尺のフィルムの幅方向にはみ出さずに形成することができる。なお、第2の切り欠き部の位置を粘着テープが貼られる周辺部内に設ければ良いので、製造の自由度を向上させることができる。
本発明に係るウエハ加工用テープの長尺体として、前記第1及び前記第2の粘着テープの少なくとも一方は着色部材であることが好ましい。
第1及び第2の粘着テープの少なくとも一方が着色部材であることから、ウエハ加工用テープの長尺体に接合された継ぎ部が存在することが目視或いは色差計により容易に確認することができる。また、周辺部の粘着フィルム上に貼られた第1の粘着テープのみが着色部材である場合、ウエハ加工用テープの接合の際に、第1の粘着テープの貼り忘れを防止することができる。
本発明に係るウエハ加工用テープの長尺体として、前記周辺部上に貼られた第1の粘着テープは、前記長尺のフィルムにはみ出さないことが望ましい。
ウエハ加工用テープが使用される際は、接着剤層とともにラベル部を剥がして使用されるため、フィルム51には離型処理が施されている。従って、周辺部上に貼られた第1の粘着テープが長尺のフィルムにはみ出している場合、はみ出した部分が剥がれ易く、剥がれた部分を起点として粘着テープがはがれてしまうのに対して、第1の粘着テープが長尺のフィルムにはみ出さない場合、粘着テープが剥がれることを防止することができる。
本発明のウエハ加工用テープの長尺体によれば、第1及び第2の粘着テープの粘着面同士の一部分を貼り合わして形成された貼着部により、ダイシング・ダイボンディングテープとしてウエハ加工用テープを使用する際に、第1の粘着テープと第2の粘着テープとが剥がれることがないことから、フィルムから粘着テープが剥がれることを防止し、その結果、粘着フィルムが捲れ上がることを防止することができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1(a)は、本発明の実施形態に係るウエハ加工用テープ(ダイシング・ダイボンディングテープ)であって、A−A線に沿って長手方向に対して斜め方向に切断されたウエハ加工用テープを粘着テープを用いて接合したウエハ加工用テープの平面図、図1(b)は、図1(a)のA−A線端面図、図1(c)は、図1(b)のL部拡大図である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、ウエハ加工用テープ10は、長尺のフィルム11と、フィルム11上に設けられた円形状の接着剤層12と、粘着フィルム13とを有する。粘着フィルム13は、接着剤層12を覆い、且つ、接着剤層12の周囲でフィルム11に接触するように設けられた円形状のラベル部13aと、フィルム11の幅方向両端部上に、接着剤層12及びラベル部13aの積層体の外周を囲むように、フィルム11の長手方向に沿って連続的に設けられた周辺部13bとを有する。
図1(a)に示すように、ウエハ加工用テープ10は、接着剤層12とラベル部13aとからなる積層体のラベルを、フィルム11から剥がした後、ウエハ加工用テープ10の長手方向に対して斜め方向に、A−A線に沿って切断されている。そして、粘着テープ14a、14bを用いて、切断されたウエハ加工用テープ10が接合されている。粘着テープ14aは、接着剤層12が設けられたフィルム11の反対側の面から、ウエハ加工用テープ10の切断方向に沿って、切断線全体を覆うようにフィルム11に貼り付けられている。粘着テープ14bは、粘着フィルム13の周辺部13b上の切断線を覆うように貼り付けられている。
従って、粘着テープ14bが、ラベル部13a以外の領域のフィルム11と粘着フィルムの周辺13b部とに貼られた場合でも、粘着フィルのラベル部13a上には粘着テープ14bが貼られていないため、ダイシング・ダイボンディングテープとしてウエハ加工用テープ10を使用する際に、接着剤層12とともにラベル部13bを容易に剥がすことができる。
さらに、図1(a)及び図1(b)に示すように、粘着テープ14a及び粘着テープ14bは、各々の粘着面同士の一部分をフィルム11の横方向からはみ出させることにより、貼り合している。
粘着テープ14a及び14bが貼り合して形成された貼着部15により、ウエハ加工用テープ10を使用する際に、粘着テープ14aと14bとが剥がれることがないことから、フィルム11から粘着テープ14が剥がれることを防止し、その結果、粘着フィルムが捲れ上がることを防止することができる。
また、貼着部15はフィルム11の幅方向にはみ出して形成されていることから、フィルム11に加工処理などをすることなく、容易に、第1及び第2の粘着テープの粘着面同士の一部分を貼り合わして貼着部を形成することができる。
また、図1(a)〜図1(c)に示すように、粘着フィルムの周辺部13b上に貼られた粘着テープ14bは、接着剤層12とラベル部13aとからなる積層体のラベルをフィルム11から剥がした後に表れるフィルム11の表面にはみ出さないように貼られている。
ウエハ加工用テープ10が使用される際は、接着剤層12とともにラベル部13aを剥がして使用されるため、フィルム11には離型処理が施されている。従って、周辺部13b上に貼られた粘着テープ14bがフィルム11にはみ出している場合、はみ出した部分が剥がれ易く、剥がれた部分を起点として粘着テープ14bがはがれてしまうのに対して、粘着テープ14bがフィルム11にはみ出さない場合、粘着テープ14bが剥がれることを防止することができる。
さらに、粘着テープ14a、14bの少なくとも一方に着色処理が行われていた場合、ウエハ加工用テープ10に粘着テープ14を用いて接合された継ぎ部が存在することが目視或いは色差計により容易に確認することができる。また、周辺部13bの粘着フィルム13上に貼られた粘着テープ14bのみに着色処理が行われていた場合、ウエハ加工用テープ10の接合の際に、粘着テープ14bの貼り忘れを防止することができる。
なお、粘着テープ14a及び14bを用いて、ウエハ加工用テープ10の長手方向と斜め方向に切断されたウエハ加工用テープ同士が接合される。従って、切断面を面合わせることによって、簡単かつ精確に2つのウエハ加工用テープの位置合わせを行うことができる。
以下、本実施形態のウエハ加工用テープ10の各構成要素について詳細に説明する。
(フィルム)
本発明のウエハ加工用テープ10に用いられるフィルム11としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)系、ポリエチレン系、その他、離型処理が施されたフィルム等周知のものを使用することができる。フィルムの厚さは、特に限定されるものではなく、適宜に設定してよいが、25〜50μmが好ましい。
(接着剤層)
本発明の接着剤層12は、上述のように、フィルム11の第1の面11a上に形成され、ウエハの形状に対応する円形ラベル形状を有する。
接着剤層12は、半導体ウエハ等が貼合されダイシングされた後、チップをピックアップする際に、チップ裏面に付着しており、チップを基板やリードフレームに固定する際の接着剤として使用されるものである。接着剤層12としては、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、フェノール系樹脂から選択される少なくとも1種を含む粘接着剤等を使用することができる。この他、ポリイミド系樹脂やシリコーン系樹脂を使用することもできる。その厚さは適宜設定してよいが、5〜100μm程度が好ましい。
(粘着フィルム)
本発明の粘着フィルム13は、上述のように、ダイシング用のリングフレームの形状に対応する円形ラベル部13aと、その外側を囲むような周辺部13bとを有する。このような粘着フィルムは、プリカット加工により、フィルム状粘着剤から円形ラベル部13aの周辺領域を除去することで形成することができる。
粘着フィルム13としては、特に制限はなく、ウエハをダイシングする際にはウエハが剥離しないように十分な粘着力を有し、ダイシング後にチップをピックアップする際には容易に接着剤層から剥離できるよう低い粘着力を示すものであればよい。例えば、基材フィルムに粘着剤粘着剤層を設けたものを好適に使用できる。
粘着フィルム13の基材フィルムとしては、従来公知のものであれば特に制限することなく使用することができるが、後述の粘着剤層として放射線硬化性の材料を使用する場合には、放射線透過性を有するものを使用することが好ましい。
例えば、その材料として、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリブテン−1、ポリ−4−メチルペンテン−1、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、アイオノマーなどのα−オレフィンの単独重合体または共重合体あるいはこれらの混合物、ポリウレタン、スチレン−エチレン−ブテンもしくはペンテン系共重合体、ポリアミド−ポリオール共重合体等の熱可塑性エラストマー、およびこれらの混合物を列挙することができる。また、基材フィルムはこれらの群から選ばれる2種以上の材料が混合されたものでもよく、これらが単層又は複層化されたものでもよい。
基材フィルムの厚さは、特に限定されるものではなく、適宜に設定してよいが、50〜200μmが好ましい。
粘着フィルム13の粘着剤層に使用される樹脂としては、特に限定されるものではなく、粘着剤に使用される公知の塩素化ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂等を使用することができる。
粘着剤層の樹脂には、アクリル系粘着剤、放射線重合性化合物、光重合開始剤、硬化剤等を適宜配合して粘着剤を調製することが好ましい。粘着剤層の厚さは特に限定されるものではなく適宜に設定してよいが、5〜30μmが好ましい。
放射線重合性化合物を粘着剤層に配合して放射線硬化により接着剤層から剥離しやすくすることができる。その放射線重合性化合物は、例えば光照射によって三次元網状化しうる分子内に光重合性炭素−炭素二重結合を少なくとも2個以上有する低分量化合物が用いられる。
具体的には、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、1,4−ブチレングリコールジアクリレート、1,6ヘキサンジオールジアクリレート、ポリエチレ
ングリコールジアクリレートや、オリゴエステルアクリレート等が適用可能である。
また、上記のようなアクリレート系化合物のほかに、ウレタンアクリレート系オリゴマーを用いることもできる。ウレタンアクリレート系オリゴマーは、ポリエステル型またはポリエーテル型などのポリオール化合物と、多価イソシアナート化合物(例えば、2,4−トリレンジイソシアナート、2,6−トリレンジイソシアナート、1,3−キシリレン
ジイソシアナート、1,4−キシリレンジイソシアナート、ジフェニルメタン4,4−ジイソシアナートなど)を反応させて得られる末端イソシアナートウレタンプレポリマーに、ヒドロキシル基を有するアクリレートあるいはメタクリレート(例えば、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピル
アクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、ポリエチレングリコールアクリレート、ポリエチレングリコールメタクリレートなど)を反応させて得られる。
粘着剤層には、上記の樹脂から選ばれる2種以上が混合されたものでもよい。
光重合開始剤を使用する場合、例えばイソプロピルベンゾインエーテル、イソブチルベンゾインエーテル、ベンゾフェノン、ミヒラーズケトン、クロロチオキサントン、ドデシルチオキサントン、ジメチルチオキサントン、ジエチルチオキサントン、ベンジルジメチルケタール、α−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシメチルフェ
ニルプロパン等を使用することができる。これら光重合開始剤の配合量はアクリル系共重合体100質量部に対して0.01〜5質量部が好ましい。
(粘着テープ)
粘着テープ14としては、例えば、樹脂フィルム基材に粘接着剤を塗布した粘接着テープを好適に使用することができる。粘接着テープの基材樹脂としては、耐熱性、平滑性、及び、入手し易さの点から、ポリエチレンテレフタレート(PET)及びポリエステルが好ましい。粘接着テープの粘着剤の組成及び物性については、特に限定はなく、ウエハ加工用テープ10の巻き取り工程及び保管工程において、フィルム11から剥離しないものが好ましい。
<変形例1>
本発明の実施の形態を変形例を図2を用いて説明する。図2(a)は、ウエハ加工用テープ(ダイシング・ダイボンディングテープ)であって、B−B線に沿って長手方向に対して斜め方向に切断されたウエハ加工用テープを粘着テープを用いて接合したウエハ加工用テープの平面図、図2(b)は、図2(a)のB−B線端面図、図2(c)は、図2(b)のM部拡大図である。
図2(a)に示すように、ウエハ加工用テープ20は、接着剤層22とラベル部23aとからなる積層体のラベルを、フィルム21から剥がした後、ウエハ加工用テープ20の長手方向に対して斜め方向に、B−B線に沿って切断されている。そして、粘着テープ24a、24bを用いて、切断されたウエハ加工用テープ20が接合されている。粘着テープ24aは、接着剤層22が設けられたフィルム21の反対側の面から、ウエハ加工用テープ20の切断方向に沿って、切断線全体を覆うようにフィルム21に貼り付けられている。粘着テープ24bは、粘着フィルム23の周辺部23b上の切断線を覆うように貼り付けられている。
さらに、図2(a)〜図2(c)に示すように、周辺部23bに貼られた粘着テープ24bはフィルム21にまではみ出している。そして、フィルム21にはみ出した領域には、フィルム21を貫通する切り欠き部26が設けられている。従って、粘着テープ24a及び粘着テープ24bは、各々の粘着面同士の一部分を、フィルム21に設けられた切り欠き部26を介して、貼付部25を形成している。
従って、粘着テープ24bが貼られたフィルム21の領域内に切り欠き部26を有することから、粘着テープ24aと粘着テープ24bとが切り欠き部26を介して粘着することが可能となり、切り欠き部26内に貼着部25を形成することができる。切り欠き部26内に形成された貼着部25により、ダイシング・ダイボンディングテープとしてウエハ加工用テープを使用する際に、粘着テープ24a、24bが剥がれることがないことから、フィルム21から粘着テープ24bが剥がれることを防止し、その結果、粘着フィルム24bが捲れ上がることを防止することができる。さらに、貼着部25を長尺のフィルム21の幅方向からはみ出さずに形成することができる。
<変形例2>
本発明の実施の形態の他の変形例を図3を用いて説明する。図3(a)は、ウエハ加工用テープ(ダイシング・ダイボンディングテープ)であって、C−C線に沿って長手方向に対して斜め方向に切断されたウエハ加工用テープを粘着テープを用いて接合したウエハ加工用テープの平面図、図3(b)は、図3(a)のC-C線端面図、図3(c)は、図3(b)のN部拡大図である。
図3(a)に示すように、ウエハ加工用テープ30は、接着剤層32とラベル部33aとからなる積層体のラベルを、フィルム31から剥がした後、ウエハ加工用テープ30の長手方向に対して斜め方向に、C−C線に沿って切断されている。そして、粘着テープ34a、34bを用いて、切断されたウエハ加工用テープ30が接合されている。粘着テープ34aは、接着剤層32が設けられたフィルム31の反対側の面から、ウエハ加工用テープ30の切断方向に沿って、切断線全体を覆うようにフィルム31に貼り付けられている。粘着テープ34bは、粘着フィルム33の周辺部33b上の切断線を覆うように貼り付けられている。
さらに、図3(a)〜図3(c)に示すように、周辺部33bに貼られた粘着テープ34bはフィルム31の幅方向からはみ出していない。このため、粘着テープ34bが貼られた粘着フィルムの周辺部33bの領域内に粘着フィルム33を貫通する切り欠き部36bが、加えて、フィルム31のこの切り欠き部36bに対応する位置に、フィルム31を貫通する切り欠き部36aが、設けられている。従って、粘着テープ34a及び粘着テープ34bは各々の粘着面同士の一部分を、フィルム31に設けられた切り欠き部36a及び粘着フィルム33の周辺部33bに設けられた切り欠き部36bを介して、貼付部35を形成している。
従って、粘着フィルムの周辺部33bの領域内に設けられた切り欠き部36bと、この切り欠き部36bに対応した位置に設けられたフィルム31の領域内に設けられた切り欠き部36aとを有することから、粘着テープ34aと粘着テープ34bとが2つの切り欠き部36a,36bを介して粘着することが可能となり、対応する2つの切り欠き部36a,36b内に貼着部35を形成することができる。2つの切り欠き部36a,36b内に形成された貼着部35により、ダイシング・ダイボンディングテープとしてウエハ加工用テープを使用する際に、粘着テープ34a、34bが剥がれることを防止し、その結果、粘着フィルム34bが捲れ上がることを防止することができる。さらに、貼着部35を長尺のフィルム31の幅方向からはみ出さずに形成することができる。なお、切り欠き部の位置を粘着テープが貼られる周辺部内に設ければ良いので、製造の自由度を向上させることができる。
以上のとおり、本実施形態のウエハ加工用テープの長尺体によれば、切断されたウエハ加工用テープを粘着テープを用いて接合するために、周辺部の粘着フィルム上に貼られた粘着テープと、粘着フィルムが貼られていない長尺のフィルムに貼られた粘着テープとの粘着面同士の一部分を貼り合して貼着部を形成する。その結果、ダイシング・ダイボンディングテープとしてウエハ加工用テープを使用する際に、離型処理が施されているフィルムから粘着テープが剥がれることを防止し、その結果、粘着フィルムが長尺のフィルムから捲れ上がることを防止することができる。
(a)は本発明の実施形態に係るウエハ加工用テープの平面図であり、(b)はA−A線端面図であり、(c)はL部拡大図である。 (a)は変形例であるウエハ加工用テープの平面図であり、(b)はB−B線端面図であり、(c)はM部拡大図である。 (a)は他の変形例であるウエハ加工用テープの平面図であり、(b)はC−C線端面図であり、(c)はN部拡大図である。 従来のウエハ加工用テープの概要図である。 ウエハ加工用テープとダイシング用リングフレームとが貼り合わされた状態を示す断面図である。 (a)は、従来のウエハ加工用テープの平面図であり、(b)は、X−X線端面図である。
符号の説明
10,20,30,50:ウエハ加工用テープ
11,21,31:フィルム
12,52:接着剤層
13,23,33:粘着フィルム
13a,53b:円形ラベル部
13b,23b,33b,53b:周辺部
14,14a,14b,24,24a,24b,34,34a,34b:粘着テープ
15,25,35:貼着部
26,36a,36b:切り欠き部

Claims (8)

  1. 長尺のフィルムと、
    前記フィルムの第1の面上に設けられた所定の平面形状を有する接着剤層と、
    前記接着剤層を覆い、かつ、前記接着剤層の周囲で前記フィルムに接触するように設けられた所定の平面形状を有するラベル部と、前記ラベル部の外周を囲むように設けられた周辺部とを有する粘着フィルムとからなるウエハ加工用テープの長尺体であって、
    前記周辺部の粘着フィルム上に、切断された複数のウエハ加工用テープの切断線に沿って、切断線を覆うように貼られた第1の粘着テープと、
    前記長尺のフィルムの第1の面と反対側の第2の面に、切断された複数のウエハ加工用テープの切断線に沿って、切断線を覆うように貼られた第2の粘着テープとを有し、
    前記第1及び前記第2の粘着テープは粘着面同士の一部分を貼り合して貼着部を形成し、
    前記第1及び前記第2の粘着テープにより、前記複数のウエハ加工用テープが接合されて長尺体を形成することを特徴とするウエハ加工用テープの長尺体。
  2. 前記第1及び前記第2の粘着テープは、前記ウエハ加工用テープの長手方向に対して斜め方向に切断された複数のウエハ加工用テープ同士を接合することを特徴とする請求項1に記載のウエハ加工用テープの長尺体。
  3. 前記第1の粘着テープは、
    前記ラベル部以外の領域の長尺のフィルムと、前記粘着フィルムの周辺部とに貼られることを特徴とする請求項1又は2に記載のウエハ加工用テープの長尺体。
  4. 前記貼着部は前記長尺のフィルムの幅方向にはみ出して形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のウエハ加工用テープの長尺体。
  5. 前記第1の粘着テープが貼られた長尺のフィルムの領域内に第1の切り欠き部を有し、
    前記貼着部が前記第1の切り欠き部内に形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のウエハ加工用テープの長尺体。
  6. 前記第1の粘着テープが貼られた粘着フィルムの周辺部の領域内に第2の切り欠き部を有し、
    前記長尺のフィルムの前記第2の切り欠き部に対応する位置に第3の切り欠き部を有し、
    前記貼着部が前記第2及び前記第3の切り欠き部内に形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のウエハ加工用テープの長尺体。
  7. 前記第1及び前記第2の粘着テープの少なくとも一方は着色部材であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のウエハ加工用テープの長尺体。
  8. 前記周辺部上に貼られた第1の粘着テープは、前記長尺のフィルムにはみ出さないことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のウエハ加工用テープの長尺体。
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