JP5019621B2 - 接続端子 - Google Patents

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本発明は、自動車用の電気接続箱に用いられるバスバー等の接続端子に関する。
例えば自動車用の電気接続箱に用いられるバスバーは、特許文献1に開示のように、基板部の一端に、バッテリに接続される電線を圧着するバレルからなる電線圧着部を備える一方、基板部の他端に、複数の音叉状端子を所定間隔をおいて並列に突設したものとなっている。特にここでは、電線圧着部に電線を圧着して電気接続箱に収容するまでのワイヤハーネス製造工程において、音叉状端子が外力によって変形することを防止するために、音叉状端子を挟む左右両側に、音叉状端子の突出量以上となる端子変形防止板を突設する構成を採用している。また、当該端子変形防止板の端部間を架橋部によって連結することで、音叉状端子を側方及び上方から保護する例も提示している(同文献図5)。
特開2005−19259号公報
しかし、特許文献1のように10個以上の多数の音叉状端子が設けられると、バスバーが音叉状端子の並設方向に長くなる。特に、音叉状端子の並設方向で音叉状端子の群の両側には、電気接続箱側の係止片が係止する透孔等を設けた位置決め部がさらに設けられるため、音叉状端子の並設方向での寸法は大きくなる。従って、音叉状端子自体の保護は可能であっても、取扱いの際に他の物にぶつけたりすることでバスバー自体を変形させるおそれが生じてしまう。一方、このように寸法が大きい音叉状端子形成側に対して、反対側の端部では電線圧着部が部分的に突出するため、電線圧着部の根元部分での強度が小さくなり、やはり外力等によって電線圧着部を変形させるおそれがある。
そこで、本発明は、音叉状端子のような分岐端子を複数並設したものであっても、高い強度を確保して電線の圧着部を含めた全体の変形を効果的に防止することができる接続端子を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、導電性金属板に、分岐端子と圧着部との間で分岐端子の並設方向に沿って、且つ位置決め部を除いて分岐端子の形成領域に亘って形成される横リブと、その横リブから連続形成されて圧着部に延びる縦リブとからなる補強リブを設けたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、補強リブの好適な態様を得るために、補強リブを、一本の横リブと一本の縦リブとからなるT字状としたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、分岐端子が並設される左右方向及び圧着部の根元において高い強度を確保でき、全体的に変形に強い接続端子を得ることができる。而も、補強リブは分岐端子の形成領域に限定されているので、補強リブを設けても位置決め部による位置決め機能を低下させることはない。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、最小限の加工で必要な強度が確保できる好適な態様となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、接続端子の一例であるバスバーの斜視図、図2はバスバーの説明図で、左が正右が左側面、下が底面となっている。このバスバー1は、導電性金属板をプレス加工してなり、背景技術で説明したものと同様に、自動車用の電気接続箱へ電源分配用に設けられる。2は、バスバー1の下端で長手方向の中央に突設される圧着部で、バッテリに接続される図示しない電線が圧着される。一方、バスバー1の上端には、先端中央から切込み4を夫々形成した分岐端子としての音叉状端子3,3・・が、所定間隔をおいて複数個(ここでは11個)並列に突設されている。
また、バスバー1の上端において、音叉状端子3,3・・の左右両側には、位置決め部となる帯状のスタビライザ5,5が、音叉状端子3と平行に形成されると共に、スタビライザ5の上方部分には、四角形状の透孔6が形成されている。このスタビライザ5は、上端が音叉状端子3の上端よりも低くなるように形成され、バスバー1を電気接続箱に収容する際に、電気接続箱のハウジングに形成された収容溝に差し込まれて位置決めされるもので、このとき透孔6には、収容溝に設けられた矢尻状の係止片(ランス)が係止してバスバー1を抜け止めするようになっている。
さらに、バスバー1において音叉状端子3の下方には、補強リブ7が形成されている。この補強リブ7は、プレス機の金型による半押しでバスバー1の一方の面側へ突出形成されるもので、左右のスタビライザ5,5を除く音叉状端子3,3・・の形成領域に亘って長手方向に形成される横リブ8と、その横リブ8の中央から圧着部2の根元部分まで下向きに形成される縦リブ9とからなるT字状となっている。
そして、バスバー1の上端側には、プロテクタ10が設けられている。このプロテクタ10は、音叉状端子3の上方を非接触で左右方向に横切る第1保護部11と、その第1保護部11の両端から下方に連設されて左右のスタビライザ5に夫々接続される一対の第2保護部12,12とからなり、第1保護部11には、音叉状端子3,3の間で下向きに突出する突起13,13・・が複数個並列に突設されている。
また、第2保護部12は、透孔6と略同じ幅でスタビライザ5と接続され、スタビライザ5の上端との間には、横断面がV字状のノッチ(溝)14が夫々刻設されて、ノッチ14,14の位置でプロテクタ10を折り取れるようになっている。さらに、ノッチ14の両側でスタビライザ5の上端には、先端が半円状となる突部15,15が、ノッチ14よりも上方へ突出するように形成されている。
一方、突起13は、図3に示すように、音叉状端子3,3の上端間を結ぶ線Lを越えて先端が下方へ突出するように形成されている。これにより、左右方向(音叉状端子3の並設方向)で見て突起13と音叉状端子3とがオーバーラップし、両者の間に上下方向での隙間が生じないようになっている。また、各音叉状端子3の上端部は、一対の面取部16,16によって上端へ行くほど幅が狭くなるテーパ状に形成されて、突起13の先端を、左右に隣接する音叉状端子3,3の面取部16,16の間に位置させて、音叉状端子3とその間に突出する突起13との間に隙間Sを確保するようにしている。
以上の如く構成されたバスバー1においては、周知のプレス機によってプロテクタ10が連設された状態で製造される。従って、音叉状端子3はプロテクタ10によって上方及び左右両側が保護された格好となる。
そして、バスバー1には横リブ8が設けられているので、音叉状端子3,3・・が例えば10以上並設されて左右方向に長くなっても強度が確保でき、外力による変形のおそれが少なくなる。特に、横リブ8は、スタビライザ5,5に達しない長さで形成されているため、スタビライザ5,5による位置決め機能に影響を与えることなく強度アップが達成可能となっている。
また、ここでは縦リブ9も設けられているので、圧着部2の根元部分での強度も高くなり、全体として変形に強いバスバー1が得られる。
一方、プロテクタ10の第1保護部11に設けた突起13により、音叉状端子3,3・・と第1保護部11との間には、他のバスバーが入り込む隙間は生じていないため、プレス機から排出された際にそのまま積み重ねるように製品受け箱等に収納されても、音叉状端子3が他のバスバーと干渉するおそれは非常に少なくなる。
そして、電気接続箱に組み込む際には、左右のノッチ14,14の部分で第2保護部12,12をスタビライザ5,5から折り取るようにしてプロテクタ10を取り除くと、図4に示すように音叉状端子3,3・・が露出して使用可能となる。
このとき、ノッチ14,14によってプロテクタ10の切断除去が簡単に行えると共に、切断除去した後のスタビライザ5の上端は、図5のように、上端へ向かって先細りとなるテーパ状となるため、電気接続箱に差し込む際に係止片17が乗り上がりやすく、挿入性が向上する。また、突部15,15がノッチ14から上方へ突出する格好となるため、突部15,15によって係止片17が確実にスタビライザ5に案内される。
このように、上記形態のバスバー1によれば、導電性金属板に、音叉状端子3,3・・と圧着部2との間で音叉状端子3の並設方向に沿って、且つスタビライザ5,5を除いて音叉状端子3の形成領域に亘って形成される横リブ8と、その横リブ8から連続形成されて圧着部2に延びる縦リブ9とからなる補強リブ7を設けたことで、音叉状端子3が並設される左右方向及び圧着部2の根元において高い強度を確保でき、全体的に変形に強いバスバー1を得ることができる。而も、補強リブ7は音叉状端子3の形成領域に限定されているので、補強リブ7を設けてもスタビライザ5,5による位置決め機能を低下させることはない。
特に、補強リブ7を、一本の横リブ8と一本の縦リブ9とからなるT字状としたことで、最小限の加工で必要な強度が確保できる好適な態様となる。
なお、上記形態では、補強リブを、横リブと縦リブとを夫々一本ずつ設けたT字状としているが、横リブと縦リブとの何れか一方又は双方を複数本ずつ設けて、一層の強度アップを図ってもよい。この場合、横リブ同士、縦リブ同士は夫々同じ長さとする必要はなく、例えば横リブは下方へ行くに従って徐々に短くなるようにしたり、縦リブは、中央を最も長くしてその左右に短い縦リブを設けたり等、適宜選択可能である。また、補強リブは少なくとも片面に凸部を有すれば足り、例えば片押しプレス加工によって片面に凸部が形成され反対側に凹部が形成されたものであってもよい。
一方、分岐端子も上記形態に限らず、先端に面取部を設けない形状であってもよい。
その他、上記形態では、分岐端子の形成側にプロテクタを設けたバスバーで説明しているが、プロテクタを設けない接続端子であっても同様に補強リブの採用による全体的な強度確保は可能である。また、上記形態では、下端に圧着部を備えて電線が圧着されるバスバーで説明しているが、下端に基板への接続端子部を突設したヒューズ用のバスバー等、他の接続端子であっても本発明は適用可能である。
バスバーの斜視図である。 バスバーの説明図で、右が正面、左が側面、下が底面を夫々示す。 バスバーの部分拡大図である。 プロテクタを切断除去したバスバーの斜視図である。 スタビライザへの係止片の係止状態を示す説明図である。
符号の説明
1・・バスバー、2・・圧着部、3・・音叉状端子、5・・スタビライザ、6・・透孔、7・・補強リブ、8・・横リブ、9・・縦リブ、10・・プロテクタ、11・・第1保護部、12・・第2保護部、13・・突起、14・・ノッチ、15・・突部、16・・面取部、S・・隙間。

Claims (2)

  1. 導電性金属板の一端側に、所定形状で突出する分岐端子を、所定間隔をおいて複数並設すると共に、前記分岐端子の並設方向で前記分岐端子の群の両側に位置決め部を形成する一方、前記導電性金属板の他端側に、電線の圧着部を突設した接続端子であって、
    前記導電性金属板に、前記分岐端子と圧着部との間で前記分岐端子の並設方向に沿って、且つ前記位置決め部を除いて前記分岐端子の形成領域に亘って形成される横リブと、その横リブから連続形成されて前記圧着部に延びる縦リブとからなる補強リブを設けたことを特徴とする接続端子。
  2. 前記補強リブを、一本の横リブと一本の縦リブとからなるT字状としたことを特徴とする請求項1に記載の接続端子。
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