JP5019620B2 - 接続端子 - Google Patents

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本発明は、自動車用の電気接続箱に用いられるバスバー等の接続端子に関する。
例えば自動車用の電気接続箱に用いられるバスバーは、特許文献1に開示のように、基板部の一端に、バッテリに接続される電線を圧着するバレルからなる電線圧着部を備える一方、基板部の他端に、複数の音叉状端子を所定間隔をおいて並列に突設したものとなっている。特にここでは、電線圧着部に電線を圧着して電気接続箱に収容するまでのワイヤハーネス製造工程において、音叉状端子が外力によって変形することを防止するために、音叉状端子を挟む左右両側に、音叉状端子の突出量以上となる端子変形防止板を突設する構成を採用している。また、当該端子変形防止板の端部間を架橋部によって連結することで、音叉状端子を側方及び上方から保護する例も提示している(同文献図5)。
特開2005−19259号公報
しかし、特許文献1のように架橋部を設けると、架橋部と音叉状端子の先端との間に隙間が生じ、架橋部を切断するまでの搬送や保管の間に他のバスバーが架橋部と音叉状端子との隙間に入り込み、当該音叉状端子を変形させるおそれがある。特に、バスバーは、プレス機による打ち抜き加工で製造される際には、プレス機から連続して排出される多数のバスバーを製品受納ボックス等で積み重ね状態で受け取ってそのまま搬送することが多いため、受け取りや搬送の際に音叉状端子が変形してしまうおそれは高く、音叉状端子の確実な変形防止には至っていない。
そこで、本発明は、音叉状端子のような分岐端子の変形をより確実に防止することができる接続端子を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、分岐端子の突出方向前方を非接触で横切り、分岐端子側へ突出する突起を突設した第1保護部と、その第1保護部の両端を分岐端子を除く導電性金属板の両端に夫々接続する一対の第2保護部と、を備えて分岐端子の外側を同一平面上で囲み、分岐端子の使用時には切断除去されるプロテクタを連設したことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、各分岐端子の変形のおそれをより確実に防止するために、突起を、分岐端子の間で突出するように配置したことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、分岐端子の変形防止効果の向上を図るために、突起を、分岐端子の並設方向で見て分岐端子とオーバーラップするように突出させたことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3の構成において、突起を設けても加工性に影響を与えないようにするために、分岐端子の先端を、一対の面取部によって先端へ向けて先細りとなるテーパ状に形成し、突起を、両側に隣接する面取部の間まで突出させたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、保管や搬送の際等に分岐端子とプロテクタとの間に他の接続端子等が入り込むおそれがなく、分岐端子の変形が確実に防止可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、分岐端子とプロテクタとの間に接続端子等が入り込むおそれを効果的に低減でき、各分岐端子の変形をより確実に防止可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、分岐端子とプロテクタとの間に接続端子等が入り込む隙間が生じないため、分岐端子の変形防止効果が向上する。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3の効果に加えて、突起と分岐端子との間に打ち抜きが十分可能な隙間を確保でき、突起を設けても加工性に影響を与えない。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、接続端子の一例であるバスバーの斜視図、図2はバスバーの説明図で、左が正右が左側面、下が底面となっている。このバスバー1は、導電性金属板をプレス加工してなり、背景技術で説明したものと同様に、自動車用の電気接続箱へ電源分配用に設けられる。2は、バスバー1の下端で長手方向の中央に突設される圧着部で、バッテリに接続される図示しない電線が圧着される。一方、バスバー1の上端には、先端中央から切込み4を夫々形成した分岐端子としての音叉状端子3,3・・が、所定間隔をおいて複数個(ここでは11個)並列に突設されている。
また、バスバー1の上端において、音叉状端子3,3・・の左右両側には、帯状のスタビライザ5,5が、音叉状端子3と平行に形成されると共に、スタビライザ5の上方部分には、四角形状の透孔6が形成されている。このスタビライザ5は、上端が音叉状端子3の上端よりも低くなるように形成され、バスバー1を電気接続箱に収容する際に、電気接続箱のハウジングに形成された収容溝に差し込まれて位置決めされるもので、このとき透孔6には、収容溝に設けられた矢尻状の係止片(ランス)が係止してバスバー1を抜け止めするようになっている。
さらに、バスバー1において音叉状端子3の下方には、補強リブ7が形成されている。この補強リブ7は、プレス機の金型による半押しでバスバー1の一方の面側へ突出形成されるもので、左右のスタビライザ5,5を除く音叉状端子3,3・・の形成領域に亘って長手方向に形成される横リブ8と、その横リブ8の中央から圧着部2の根元部分まで下向きに形成される縦リブ9とからなるT字状となっている。
そして、バスバー1の上端側には、プロテクタ10が設けられている。このプロテクタ10は、音叉状端子3の上方を非接触で左右方向に横切る第1保護部11と、その第1保護部11の両端から下方に連設されて左右のスタビライザ5に夫々接続される一対の第2保護部12,12とからなり、第1保護部11には、音叉状端子3,3の間で下向きに突出する突起13,13・・が複数個並列に突設されている。
また、第2保護部12は、透孔6と略同じ幅でスタビライザ5と接続され、スタビライザ5の上端との間には、横断面がV字状のノッチ(溝)14が夫々刻設されて、ノッチ14,14の位置でプロテクタ10を折り取れるようになっている。さらに、ノッチ14の両側でスタビライザ5の上端には、先端が半円状となる突部15,15が、ノッチ14よりも上方へ突出するように形成されている。
一方、突起13は、図3に示すように、音叉状端子3,3の上端間を結ぶ線Lを越えて先端が下方へ突出するように形成されている。これにより、左右方向(音叉状端子3の並設方向)で見て突起13と音叉状端子3とがオーバーラップし、両者の間に上下方向での隙間が生じないようになっている。また、各音叉状端子3の上端部は、一対の面取部16,16によって上端へ行くほど幅が狭くなるテーパ状に形成されて、突起13の先端を、左右に隣接する音叉状端子3,3の面取部16,16の間に位置させて、音叉状端子3とその間に突出する突起13との間に隙間Sを確保するようにしている。
以上の如く構成されたバスバー1においては、周知のプレス機によってプロテクタ10が連設された状態で製造される。従って、音叉状端子3はプロテクタ10によって上方及び左右両側が保護された格好となる。特に、プロテクタ10の第1保護部11に設けた突起13により、音叉状端子3,3・・と第1保護部11との間には、他のバスバーが入り込む隙間は生じていないため、プレス機から排出された際にそのまま積み重ねるように製品受け箱等に収納されても、音叉状端子3が他のバスバーと干渉するおそれは非常に少なくなる。
そして、電気接続箱に組み込む際には、左右のノッチ14,14の部分で第2保護部12,12をスタビライザ5,5から折り取るようにしてプロテクタ10を取り除くと、図4に示すように音叉状端子3,3・・が露出して使用可能となる。
このとき、ノッチ14,14によってプロテクタ10の切断除去が簡単に行えると共に、切断除去した後のスタビライザ5の上端は、図5のように、上端へ向かって先細りとなるテーパ状となるため、電気接続箱に差し込む際に係止片17が乗り上がりやすく、挿入性が向上する。また、突部15,15がノッチ14から上方へ突出する格好となるため、突部15,15によって係止片17が確実にスタビライザ5に案内される。
一方、バスバー1には、横リブ8が設けられているので、音叉状端子3,3・・が多数並設されて左右方向に長くなっても強度が確保でき、変形のおそれが少なくなる。特に、横リブ8は、スタビライザ5,5に達しない長さで形成されているため、スタビライザ5,5による位置決め機能に影響を与えることなく強度アップが達成可能となっている。加えて、ここでは縦リブ9も設けられているので、圧着部2の根元部分での強度も高くなり、全体に変形に強いバスバー1が得られる。
このように、上記形態のバスバー1によれば、音叉状端子3の突出方向前方を非接触で横切り、音叉状端子3側へ突出する突起13を突設した第1保護部11と、その第1保護部11の両端を音叉状端子3を除く導電性金属板の両端に夫々接続する一対の第2保護部12,12と、を備えて音叉状端子3の外側を同一平面上で囲み、音叉状端子3の使用時には切断除去されるプロテクタ10を連設したことで、保管や搬送の際等に音叉状端子3とプロテクタ10との間に他のバスバー等が入り込むおそれがなく、音叉状端子3の変形が確実に防止可能となる。
特に、突起13を、音叉状端子3の間で突出するように配置したことで、音叉状端子3とプロテクタ10との間に他のバスバー等が入り込むおそれを効果的に低減でき、各音叉状端子3の変形をより確実に防止可能となる。
また、突起13を、音叉状端子3の並設方向で見て音叉状端子3とオーバーラップするように突出させたことで、音叉状端子3とプロテクタ10との間に他のバスバー等が入り込む隙間が生じないため、音叉状端子3の変形防止効果が向上する。
さらに、音叉状端子3の先端を、一対の面取部16,16によって先端へ向けて先細りとなるテーパ状に形成し、突起13を、両側に隣接する面取部16,16の間まで突出させているので、音叉状端子3との間に打ち抜きが十分可能な隙間を確保でき、突起13を設けても加工性に影響を与えない。
なお、上記形態では、プロテクタの突起を音叉状端子間の全ての箇所で突出するように配置しているが、全ての箇所に限らず、一箇所又は複数箇所おきに配置してもよい。また、分岐端子とオーバーラップさせずに、分岐端子の先端間を結ぶ線上に突起の先端が位置するように突出させたり、当該線上に達しない短い寸法で突出させたりしても差し支えない。但し、短い寸法とする場合は、他のバスバー等の入り込み防止のために、導電性金属板の厚みよりも小さい隙間にとどめるのが好ましい。
さらに、分岐端子も上記形態に限らず、数の増減は勿論、先端に面取部を設けない形状であってもよい。この場合、突起の先端に面取部を設けて加工性を確保することも考えられる。
その他、上記形態では、下端に圧着部を備えて電線が圧着されるバスバーで説明しているが、下端に基板への接続端子部を突設したヒューズ用のバスバー等、他の接続端子であっても本発明は適用可能である。
バスバーの斜視図である。 バスバーの説明図で、右が正面、左が側面、下が底面を夫々示す。 バスバーの部分拡大図である。 プロテクタを切断除去したバスバーの斜視図である。 スタビライザへの係止片の係止状態を示す説明図である。
符号の説明
1・・バスバー、2・・圧着部、3・・音叉状端子、5・・スタビライザ、6・・透孔、7・・補強リブ、8・・横リブ、9・・縦リブ、10・・プロテクタ、11・・第1保護部、12・・第2保護部、13・・突起、14・・ノッチ、15・・突部、16・・面取部、S・・隙間。

Claims (4)

  1. 導電性金属板で形成され、所定形状で突出する分岐端子を所定間隔をおいて複数個並設してなる接続端子であって、
    前記分岐端子の突出方向前方を非接触で横切り、前記分岐端子側の端縁に突起を突設した第1保護部と、その第1保護部の両端を前記分岐端子を除く前記導電性金属板の両端に夫々接続する一対の第2保護部と、を備えて前記分岐端子の外側を同一平面上で囲み、前記分岐端子の使用時には切断除去されるプロテクタを連設したことを特徴とする接続端子。
  2. 前記突起を、前記分岐端子の間で突出するように配置したことを特徴とする請求項1に記載の接続端子。
  3. 前記突起を、前記分岐端子の並設方向で見て前記分岐端子とオーバーラップするように突出させたことを特徴とする請求項2に記載の接続端子。
  4. 前記分岐端子の先端を、一対の面取部によって先端へ向けて先細りとなるテーパ状に形成し、前記突起を、両側に隣接する前記面取部の間まで突出させたことを特徴とする請求項2又は3に記載の接続端子。
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