JP5019125B2 - 内接歯車ポンプ用ロータの製造方法 - Google Patents

内接歯車ポンプ用ロータの製造方法 Download PDF

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この発明は、各々が焼結合金で形成されたインナーロータとアウターロータを組み合わ
せて構成される内接歯車ポンプ用のロータの製造方法に関する。
内接歯車ポンプは、車のエンジンやオートマチックトランスミッション用のオイルポンプなどとして多用されている。この種の内接歯車ポンプの従来例として、例えば、下記特許文献1に開示されたものなどがある。
その内接歯車ポンプに採用されるポンプロータは、歯数差が1枚のインナーロータとアウターロータを偏心配置にして組み合わせたものが主流をなしている。また、そのポンプロータを構成するインナーロータとアウターロータは、焼結合金で形成されたものが多くを占めている。焼結合金製のインナーロータとアウターロータは、粉末冶金法によって製造され、粉末の圧粉成形、圧粉体の焼結の工程を経た後にサイジングを実施して市場に提供されている。
寸法、形状を矯正するサイジングは、ダイ、上下のパンチ、及びコアを組み合わせた金型を用いて行われる。インナーロータについてはダイの成形穴で外歯の歯面をしごき、アウターロータについてはコアの外周面で内歯の歯面をしごく方法が採られる。ところが、そのサイジングが原因で歯先の直角度が低下することがある。ここで言う歯先の直角度は端面を基準にしたものであり、端面とのなす角が90°を理想とする。
サイジングでは、ダイやコアとの間に生じる側面抵抗の影響により、上パンチによって加圧される焼結体(焼結後ロータ)の一端側よりも、下パンチによって加圧される他端側で成形圧が低くなる。そのサイジング時成形圧の差が生じると一端側と他端側におけるサイジング後の歯面の弾性復元量などにも差が生じ、このことが歯先の直角度の低下に特に大きな影響を及ぼしていると考えられる。
いずれにしても、端面に対して歯先が傾くと、インナーロータとアウターロータの接触が局部当たりになって両ロータの噛み合いがスムーズになされず、また、接触面の減少による接触部の面圧増加も起こる。
エンジン用オイルポンプ、AT(自動変速機)用オイルポンプなどの一般的用途では、吐出圧力が例えば2〜3MPa程度とさほど高くないため、上記の局部当たりが生じても特に問題は起こらないが、高圧、例えば、4MPa以上の圧力で使用されるCVT用オイルポンプなどは局部当たりすることが原因でロータの噛み合い面の偏摩耗が起こることがあり、その偏摩耗が引き金になって表層の一部分が剥落することもある。その偏摩耗や剥離はポンプロータの寿命を縮める。また、摩耗が原因でポンプの吐出性能の劣化も起こる。加えて、偏摩耗粉や剥離粉が歯面間に噛み込まれることでロータの焼き付きも懸念されるようになる。
歯先の直角度が悪いと、ポンプの使用条件によっては上述したような問題が起こるが、焼結合金製のロータは、製造法に起因した歯先の直角度の低下が避けられない。なお、下記特許文献2は、第1係合部が端面に対して直角をなさないのは第1係合部(歯先)と端面が別部材(異なる金型要素)によって成形されることに原因があると考え、その問題の対策として、第1係合部と端面(その面の外周の一部)を共にダイで成形することを提案している。
特開平7−324683号公報 特開2004−27317号公報
内接歯車ポンプのロータは、端面の全域を段差の無い平面にするので、第1係合部と一緒に端面の一部をダイで成形する特許文献2の方法は採用できない。また、上述した側面抵抗の影響による成形圧の差は端面の一部をダイで成形する場合にも生じ、従って、特許文献2の方法は、粉末成形時やサイジング時の側面抵抗に起因した歯先の直角度の低下の防止には効果を奏さない。
この発明は、ポンプロータの寿命向上、性能劣化の抑制、焼き付き防止のために、焼結合金で形成されたポンプロータを高圧で使用したときにも、インナーロータとアウターロータの噛み合い面の偏摩耗が防止されるようにすることを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明においては、インナーロータとアウターロータの
各々が焼結合金で形成された内接歯車ポンプのポンプロータにおいて、インナーロータ或
いはアウターロータの端面基準での歯先の直角度を、10mm長さ当たりの長手直角方向
変位量で表して10μm以下にする。そのための製造方法として、下記(1)、(2)に記した方法を提供する。
(1)圧粉体を焼結して得られた焼結体を、ダイと上下のパンチとコアを有し、前記ダイ
の内周又はコアの外周に歯面成形部が設けられたサイジング金型により1回目のサイジン
グを実施し、次いで、1回目のサイジングを終了した焼結体を一旦ダイから取り出して裏
返し、前記サイジング金型に再セットして2回目のサイジングを行う。
(2)上記(1)の方法における金型に代えて、ダイの内周又はコアの外周に設けられた
歯面成形部がサイジング前焼結体の歯面に対して所定の隙間をもつサイジング金型を使用
し、その金型のダイに圧粉体を焼結して得られた焼結体をセットし、その焼結体にサイジ
ングを実施し、その焼結体に塑性変形による径変化を生じさせてこの焼結体の歯面を前記
歯面成形部で矯正する。
インナーロータは駆動軸にしっかり組み付けられるため、フリーで回転するアウターロータに比べると歯先の直角度の低下に起因した偏摩耗の度合いが著しくなる。従って、この発明は、インナーロータの製造に適用すると特に効果的であるが、アウターロータの製造に適用しても効果がある。また、インナーロータとアウターロータの双方の製造に適用しても効果がある。
なお、(1)の方法では、2回目のサイジングを、1回目のサイジングでの成形圧よりも小さな成形圧を加えて行うと好ましい。2回目の成形圧は、試作ロータの製造においては1回目の成形圧の約8割程度が適当であった。
この発明の方法で製造されるポンプロータは、インナーロータとアウターロータのいずれか一方、又は双方について、端面基準での歯先の直角度を、10mm長さ当たりの長手直角方向変位量が10μm以下になる。そのために、従来品に比べてインナーロータとアウターロータの歯面の接触領域が広がり、接触部の面圧が低下して局部当たりに起因した噛み合い面の偏摩耗が抑制され、表層部の剥落も起こり難くなってロータの寿命が延びる。また、摩耗の抑制によってポンプ性能の劣化が抑えられ、さらに、摩耗粉や剥落粉が発生し難くなるため、異物が噛み合い面に噛み込まれることが少なくなってロータの焼き付きも起こり難くなる。
この発明の上記(1)の方法では、1回目のサイジングを終えた後にロータを裏返しにして2回目のサイジングを行うので、ロータの一端側と他端側に加わるサイジングでの成形圧が平均化され、一端側と他端側の成形圧の差に起因したサイジング後弾性復元量の差などが小さくなって歯先の直角度の低下が従来品よりも小さく抑えられる。
また、この発明の上記(2)の方法では、歯面成形部がサイジング前焼結体の歯面に対して所定の隙間をもつサイジング金型を使用するので、歯先の直角度の低下を引き起こすサイジング時の側面抵抗が発生せず、ロータの一端側と他端側に均一に成形圧が作用して歯先の直角度が高められる。
なお、(1)の製造方法の場合、2回目のサイジングでの成形圧を1回目のサイジングでの成形圧よりも小さくしたときに、1回目と2回目の成形圧を等しくしたときよりも好結果が得られた。2回目のサイジングでの成形圧は、1回目の成形圧の約8割程度が適当であったが、その成形圧の適正値は成形条件(ロータの材質や大きさなど)によって変動すると考えられる。
以下、添付図面の図1〜図7に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。図1に示すポンプロータ1は、各々が焼結合金で形成されたインナーロータ2とアウターロータ3を偏心配置にして組み合わせて構成されている。2aはインナーロータの歯先である。インナーロータ2は、中心に軸穴2bを有する。
アウターロータ3は、インナーロータ2よりも歯数を1枚多くしたものが用いられる。3aはアウターロータの歯先である。
このインナーロータ2とアウターロータ3を偏心配置にして組み合わせてポンプロータ1を構成し、そのポンプロータ1を、図2、図3に示すように、吸入ポート5と吐出ポート6を有するハウジング4に収納して内接歯車ポンプ10を構成する。その内接歯車ポンプ10は、インナーロータ2の軸穴2bに図2に示した駆動軸7を通して係合させ、その駆動軸7からインナーロータ2に駆動力を伝えてインナーロータ2を回転させる。このとき、アウターロータ3は従動回転し、インナーロータ2とアウターロータ3の回転に伴って両ロータ間に形成されるチャンバ(ポンプ室)8の容積が増減してオイルなどの液体の吸入、吐出がなされる。
図1のポンプロータ1は、インナーロータ2が下記の方法で製造されており、平行な端面2c、2dを基準にした歯先2aの直角度は、図4において長さLを10mmとしてその10mm長さ当たりの長手直角方向変位量δが10μm以下(勾配(%)=100×δ/Lの式で求まる勾配で表すと0.1%以下)になっている。
上記インナーロータ2の製造方法の一例を図5に示す。この図5の方法では、ダイ11、上パンチ12、下パンチ13及びコア14を有し、ダイ11の内周に歯面成形部11aが設けられ、その歯面成形部11aが焼結体9の歯面に対して所定のサイジング代、例えば、0.02〜0.1mm程度の径方向サイジング代をもつサイジング金型を使用する。そのサイジング金型のダイ11に焼結体9を上パンチ12で圧力を加えて押し込んで1回目のサイジングを実施する。その後、1回目のサイジングを終了した焼結体9を一旦ダイから取り出して裏返し、サイジング金型に再セットして2回目のサイジングを行う。この方法での1回目のサイジングは、例えば、8〜12ton/cmの荷重(800〜1200MPa程度の圧力)を加えて行う。また、2回目のサイジングは、例えば、6〜10ton/cmの荷重(600〜1000MPa程度の圧力)を加えて行う。2回目の成形圧の適正値は成形条件(ロータの材質や大きさなど)によって変動すると考えられるが、1回目の成形圧よりも小さくしたほうが好結果が得られる。
1回目のサイジングでは、側面抵抗の影響で焼結体9の上パンチ12に加圧される一端側と下パンチ13に押し当てられる他端側の成形圧に差が生じ、端面2d側よりも大きな成形圧が作用する端面2c側のサイジング後弾性復元量が大きくなって図6に示すように、インナーロータ2の外径に、歯先2aが上パンチに加圧される端面2cに対して鋭角に交わるようなテーパがつく。1回目のサイジングであえてそのテーパをつけ、2回目のサイジングで反対向きに傾くテーパをつける。これにより、1回目のテーパと2回目のテーパが合成されるような状況になって歯先2aの直角度が高まる。
図7に示すサイジング金型、即ち、ダイ11、上パンチ12、下パンチ13及びコア14を有し、ダイ11の内周に歯面成形部11bが設けられ、その歯面成形部11bがサイジング前焼結体の歯面に対して所定の隙間gをもつサイジング金型を使用し、その金型のダイ11に圧粉体を焼結して得られた焼結体9をセットし、その焼結体9に上パンチ12で圧力を加えてサイジングを実施し、その焼結体9を拡径するように塑性変形させてこの焼結体9の歯面をダイ11の内周の歯面成形部11bで矯正する方法でも歯先2aの直角度を高めることができる。この方法での成形荷重は例えば6〜12ton/cm(600〜1200MPa程度の圧力)程度にする。隙間gは、側面抵抗を生じさせずに全域に成形荷重を等しく作用させる働きをするものであって大きさの下限は特にないが、大きさの上限は、歯面が歯面成形部11bに確実に当たって成形されるようにする必要があるので、過大にならないように注意する。
アウターロータ3の歯先3aの直角度も同様の方法で高めることができる。アウターロータ3の歯先3aの直角度を高めるときには、コア14の外周に歯面成形部(図示せず)を形成したサイジング金型を使用する。そのサイジング金型を使用して1回目のサイジング後にロータを裏返して2回目のサイジングを行う。あるいは、コアの外周の歯面成形部と焼結体(アウターロータ歯面)との間に隙間を設け、その隙間が埋め尽くされるように焼結体の内径側を塑性変形させて縮径させる方法を採用する。
以下に、発明の効果の確認試験結果を記す。各々が鉄系焼結合金で形成された歯数6枚
のインナーロータと、歯数7枚のアウターロータを製造し、その両者を組み合わせてロー
タ厚み15mmのポンプロータを作製した。図1に示すインナーロータ2の歯先部直径D
1=45.1mm、歯底部直径D2=31.5mm、アウターロータ3の歯底部直径D3
=51.9mm、歯先部直径D4=38.3mm、インナーロータとアウターロータの偏
心量e=3.4mmとした。このポンプロータは、この発明の2回サイジングによる方法
と図7の金型を使用してダイの歯面成形部との間に隙間を生じさせて成形する方法でそれ
ぞれインナーロータを製造した。前者の方法では1回目のサイジングを10ton/cm
の荷重を加えて行った後に2回目のサイジングを8ton/cmの荷重を加えて行っ
たもの(発明方法品1)と、1回目と2回目のサイジングを共に10ton/cmの荷重を加えて行ったもの(発明方法品2)を作った。得られたインナーロータの歯先の直角度、即ち、図4における10mm長さ当たりの長手直角方向変位量δは、発明方法品1ついては3μm、発明品方法ついては6μmであり、また、図7の方法で製造したインナーロータ(発明方法品3)については8μmであった。これらのポンプロータをハウジングに組み込んで内接歯車ポンプを構成した。
また、比較のためにインナーロータを12ton/cmの荷重を加えて1回サイジン
グで仕上げた従来方法のポンプロータ(比較例:寸法諸元は発明方法品と同じ)をハウジングに組み込んだ内接歯車ポンプも作成し、それらのポンプを同一条件で作動させて200時間運転後のポンプロータの摩耗状況とポンプの吐出性能の経時変化を比較した。その結果を表1に示す。
Figure 0005019125
表1の摩耗量は、試験前後の歯形プロフィールの差を三次元測定機で測定し、その差を摩耗量とする方法で求めた。
この試験結果からわかるように、発明方法品はいずれも比較例に比べて摩耗量が小さく、ポンプ性能の劣化も抑制されている。
また、2回サイジングによる方法でインナーロータの歯先の直角度を高めた発明方法品は、2回目の成形圧を1回目よりも小さくした発明方法品1は1回目と2回目の成形圧を同じにした発明方法品2よりも優れた結果が得られている。
この発明の方法で製造するポンプロータの一例を示す端面図 図1のポンプロータを用いた内接歯車ポンプを、カバーを外して示す端面図 図2のX−X線に沿った断面図 歯先の直角度に関する説明図 サイジング用金型の一例を示す断面図 1回目のサイジングを行ったロータの歯先の傾き状態を誇張して示す図 サイジング用金型の他の例を示す断面図
符号の説明
1 ポンプロータ
2 インナーロータ
2a 歯先
2b 軸穴
2c,2d 端面
3 アウターロータ
3a 歯先
4 ハウジング
5 吸入ポート
6 吐出ポート
7 駆動軸
8 ポンプ室
9 焼結体
10 内接歯車ポンプ
11 ダイ
11a,11b 歯面成形部
12 上パンチ
13 下パンチ
14 コア

Claims (3)

  1. 各々が焼結合金で形成されて偏心配置にして組み合わされる内接歯車ポンプのインナーロータ(2)又はアウターロータ(3)の製造方法であって、圧粉体を焼結して得られた焼結体(9)を、
    ダイ(11)と上下のパンチ(12,13)とコア(14)を有し、前記ダイ(11)
    の内周又はコア(14)の外周に歯面成形部(11a)が設けられたサイジング金型によ
    り1回目のサイジングを実施し、次いで、1回目のサイジングを終了した焼結体(9)を
    一旦ダイ(11)から取り出して裏返し、前記サイジング金型に再セットして2回目のサ
    イジングを行って前記インナーロータ(2)又はアウターロータ(3)の端面基準での歯先(2a,3a)の直角度を、10mm長さ当たりの長手直角方向変位量で表して10μm以下にすることを特徴とする内接歯車ポンプ用ロータの製造方法。
  2. 2回目のサイジングを、1回目のサイジングでの成形圧よりも小さな成形圧を加えて行
    うことを特徴とする請求項に記載の内接歯車ポンプ用ロータの製造方法。
  3. 各々が焼結合金で形成されて偏心配置にして組み合わされる内接歯車ポンプのインナーロータ(2)又はアウターロータ(3)の製造方法であって、圧粉体を焼結して得られた焼結体(9)を、
    ダイ(11)と上下のパンチ(12,13)とコア(14)を有し、前記ダイ(11)
    の内周又はコア(14)の外周に歯面成形部(11b)が設けられ、その歯面成形部(1
    1b)がサイジング前焼結体(9)の歯面に対して所定の隙間をもつサイジング金型にセ
    ットし、その焼結体(9)にサイジングを実施し、その焼結体(9)に塑性変形による径
    変化を生じさせてこの焼結体の歯面を前記歯面成形部(11b)で矯正して前記インナーロータ(2)又はアウターロータ(3)の端面基準での歯先(2a,3a)の直角度を、10mm長さ当たりの長手直角方向変位量で表して10μm以下にすることを特徴とする内接歯車ポンプ用ロータの製造方法。
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