JP5018383B2 - スピーカ用振動板およびこれを用いたスピーカならびにこのスピーカを用いた電子機器および装置 - Google Patents
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Description
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1から請求項11に記載の発明について説明する。
ポリ乳酸の含有量が30重量%、ポリプロピレンの含有量が30重量%、竹繊維の含有量が10重量%、竹炭の含有量が5重量%、マイカの含有量が25重量%の組成から成る植物度45%の材料を溶融混練して樹脂ペレットを作製し、200℃の成形温度で射出成形し、16cm口径のスピーカ用振動板を得た。
ポリ乳酸のみの植物度100%の材料で実施例1と同様にスピーカ用振動板を得た。
ポリプロピレンの含有量が75重量%、マイカの含有量が25重量%の組成から成る植物度0%の材料で実施例1と同様にスピーカ用振動板を得た。
上記振動板の比重を測定した。そして、その一部である32mm×5mmの大きさの試料を抽出して弾性率、内部損失、音速を測定した。これらの測定結果を下表に示す。
実施例1、比較例1、比較例2に対して温度100℃の雰囲気中で、240時間恒温槽に放置し、耐熱性を評価した。
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項12に記載の発明について説明する。
以下、実施の形態3を用いて、本発明の特に請求項13記載の発明について説明する。
以下、実施の形態4を用いて、本発明の特に請求項14に記載の発明について説明する。
1A ポリ乳酸
1B ポリプロピレン
1C ベース樹脂
1D 竹繊維
2 マグネット
3 上部プレート
4 ヨーク
5 磁気回路
6 磁気ギャップ
7 フレーム
8 ボイスコイル
9 エッジ
10 スピーカ
11 エンクロジャー
12 アンプ
13 プレーヤ
14 ミニコンポシステム
15 自動車
Claims (12)
- ポリ乳酸と、オレフィン系樹脂と竹繊維とから構成され、前記ポリ乳酸と前記オレフィン系樹脂とはアロイ化されたスピーカ用振動板。
- 前記オレフィン系樹脂はポリプロピレンとした請求項1記載のスピーカ用振動板。
- 前記竹繊維の繊維長は0.2mm以上で、かつ5mm以下とした請求項1記載のスピーカ用振動板。
- 前記竹繊維の含有量が5重量%以上で、かつ55重量%以下とした請求項1記載のスピーカ用振動板。
- 前記竹繊維の含有量が5重量%以上で、かつ30重量%以下とし、かつ面厚が0.3mm以下である請求項4記載のスピーカ用振動板。
- 平均繊維径が10μm以下であるミクロフィブリル状態まで微細にした竹繊維をさらに含む請求項1記載のスピーカ用振動板。
- さらに竹粉を含む請求項1記載のスピーカ用振動板。
- さらに竹炭を含む請求項1記載のスピーカ用振動板。
- 強化材をさらに含む請求項1記載のスピーカ用振動板。
- 磁気回路と前記磁気回路に結合されたフレームと、ポリ乳酸と、オレフィン系樹脂と竹繊維とから構成され、前記フレームの外周部に結合された振動板と、前記振動板に結合されるとともに、その一部が前記磁気回路から発生する磁束の作用範囲内に配置されたボイスコイルとを備えたスピーカにおいて、前記ポリ乳酸と前記オレフィン系樹脂とはアロイ化されたスピーカ。
- アンプと、このアンプから給電される請求項10記載のスピーカと、を備えた電子機器。
- 移動手段と、この移動手段に搭載された請求項10記載のスピーカと、を備えた装置。
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