JP6421338B2 - スピーカ用振動板、スピーカ、ならびに電子機器、移動体装置 - Google Patents

スピーカ用振動板、スピーカ、ならびに電子機器、移動体装置 Download PDF

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Description

本発明は各種音響機器や映像機器に使用されるスピ−カ用振動板やスピーカ、ならびにステレオセットやテレビセット等の電子機器および移動体装置に関する。
従来、樹脂材料と添加物とによって構成された振動板がスピーカに用いられている。樹脂材料には、ポリプロピレン樹脂を採用するのが一般的である。この場合、マイカ等の無機フィラーを添加剤として混合し、振動板の剛性を高くしている。なお、添加物には、マイカ以外に、たとえばベリリウム、アルミニウム、タルク、炭酸カルシウム、あるいは紙パルプなどを用いることができる。そして、振動板に要求される所望の特性を満足させるために、これらの添加剤のうちの1つ、あるいは2つ以上を組合せて、樹脂に添加することが好ましい。
そして、振動板は、一般的な樹脂成形方法によって、作製されている。その結果、添加物は樹脂内に分散している。
この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、2が知られている。
特開2006−13657号公報 特開平4−167900号公報
本発明のスピーカ用振動板は、樹脂と単結晶ダイヤモンドの粉体を有している。そして、単結晶ダイヤモンドの粉体は、第1粉体を有している。この第1粉体の粒径は、30μm以上、かつ60μm以下であり、第1粉体は、粉体全体のなかで、体積比で80%以上を占めている。
本発明のスピーカ用振動板に含まれる粉体状の単結晶ダイヤモンドの硬度は高い。すなわち、スピーカ用振動板の樹脂中に少量を添加するだけでも、スピーカ用振動板の剛性を大きくできる。したがって、樹脂に添加する粉体状の単結晶ダイヤモンドの添加量を抑制できる。その結果、振動板の重量の増加を抑制できる。
図1は本発明の実施の形態による電子機器のブロック図である。 図2は本発明の実施の形態によるスピーカの断面図である。 図3は本発明の実施の形態によるスピーカ用振動板の要部拡大断面図である。 図4は本発明の実施の形態による他のスピーカ用振動板の要部拡大断面図である。 図5は本発明の実施の形態によるさらに他のスピーカ用振動板の要部拡大断面図である。 図6は本発明の実施の形態による他の電子機器の外観図である。 図7は本発明の実施の形態による移動体装置の概念図である。
本発明の実施の形態の説明に先立ち、従来のスピーカ用振動板における課題を説明する。従来の振動板に使用される添加剤は高剛性ではあるものの比重が大きい。このような添加剤の量が増加するほど高剛性(高弾性率)になるものの、振動板の比重が増大し、振動板は重くなる。また従来の振動板は、添加剤の量を多く必要とするため、内部損失も小さくなる。したがって、特に中低音域用途の口径が大きいスピーカ(直径8cm以上)の振動板に対して、従来の振動板において高剛性と内部損失の両立を図ることは困難であった。そこで、本発明は上記課題を解決し、剛性が高く、かつ内部損失も大きな振動板を提供する。
図1は、本実施の形態の電子機器のブロック図である。電子機器11は、音源部12、処理部13、スピーカ30を含んでいる。なお、電子機器11は、たとえば音響機器や映像機器などである。音源部12は、音源信号を生成している。処理部13は、音源部12の出力側に電気的に接続されている。処理部13は、音源信号を増幅して、オーディオ信号を出力している。スピーカ30は、処理部13の出力側に電気的に接続されている。そしてスピーカ30は、オーディオ信号を音へと変換して出力している。
近年、デジタル処理技術の発達により、音源信号などのデジタル化が普及している。その結果、電子機器11から出力される音の歪は小さく、再生帯域やダイナミックレンジが広い。したがって、電子機器11から出力される音は、さらにリアルさを増している。一方、オーディオ信号はアナログ信号である。そこで、音源信号がデジタル信号である場合、処理部13は、音源信号をアナログ信号へと変換して出力している。そして、電子機器11は、音源信号を忠実に再生することが求められている。したがって、スピーカ30も、広帯域かつ、音源を忠実に再生できることが求められている。
次に、本実施の形態のスピーカ30について、図面を参照しながら説明する。図2は、スピーカ30の断面図である。スピーカ30は、フレーム26、磁気ギャップ25Aを含む磁気回路25、スピーカ用振動板1(以下、振動板1)、エッジ29、ボイスコイル28を含んでいる。スピーカ30は、さらに金糸線28Aを含んでも構わない。なお、金糸線28Aは、ボイスコイル28と電気的に接続されている。金糸線28Aは、たとえば糸と銅箔を含んでいる。金糸線28Aの中心には、糸が配置されている。そしてこの糸の周囲を銅箔などが覆っている。
磁気回路25は、フレーム26の背面側の中央部に結合されている。振動板1の外周部には、エッジ29が結合されている。そしてエッジ29の外周部は、フレーム26の外縁部と連結されている。すなわち、振動板1の外周部は、エッジ29を介してフレーム26に連結されている。一方、振動板1の中央部は、ボイスコイル28の第1端に結合されている。そして、ボイスコイル28の第2端は、磁気ギャップ25Aへ挿入されている。
なお、磁気回路25は、内磁型、外磁型、さらには内磁型と外磁型とを組み合わせた形式のいずれでもかまわない。磁気回路25が、たとえば内磁型である場合、磁気回路25は、ヨーク、磁石、上部プレートを含んでいる。この場合、ヨークは、底部と側面部を含んでいる。磁石は底部上に載置されており、磁石の上側に上部プレートが搭載されている。そして、側面部と上部プレートとの間に磁気ギャップ25Aが形成されている。
一方、磁気回路25が、たとえば外磁型である場合、磁気回路25は、下部プレート、貫通孔を備える磁石、貫通孔を備える上部プレートを含んでいる。さらに、下部プレートの中央部には、センターポールを備えている。センターポールは、下部プレートから突出している。そして、磁石は、下部プレートの上に載置されている。さらに、上部プレートは、磁石の上側に搭載されている。なお、センターポールは、磁石の貫通孔と、上部プレートの貫通孔とを貫通している。そして、この構成により、上部プレートの側面とセンターポールの外周面との間に、磁気ギャップ25Aが形成されている。
以上のようなスピーカ30を構成している部材の中で、振動板1の性能が、スピーカ30の音質に対して大きなウェイトを占めている。そこで、振動板1には、広い帯域で音をより忠実に再生できることが求められる。
以下、振動板1について図面を参照しながら詳しく説明する。図3は、本実施形態の振動板の要部拡大断面図である。図3に示すように、振動板1は、樹脂2と、樹脂2内に分散した単結晶ダイヤモンドの粉体3を含んでいる。
振動板1は、樹脂2を含んでいるので、振動板1の内部損失は大きい。特に振動板1は、中高音域での共振ピークが小さい。その結果、振動板1の周波数特性は、紙製の振動板に比べて平坦である。したがって、振動板1の周波数特性は、紙製の振動板に比べて優れている。
なお、樹脂2には、ポリプロピレンを使用することが望ましい。ポリプロピレンは、振動板1に使用可能な樹脂の中で比較的比重が小さいので、振動板1を軽くできる。また、ポリプロピレンは結晶性であり、比較的耐熱性が高い。さらに、ポリプロピレンは射出成形での成形性も良好である。また、ポリプロピレンは一般的に入手しやすく、安価である。したがって、ポリプロピレンを使用すれば、振動板1を安く製作するのに有利である。なお、樹脂2は、ポリプロピレン以外のオレフィン樹脂でもかまわない。たとえば、樹脂2は、ポリメチルペンテンでも良い。この場合も振動板1は軽くなる。
また樹脂2は、振動板1の用途に応じて、結晶性の樹脂と非晶性の樹脂を使い分けてもかまわない。この構成により、所望の特性を満足させることができる。樹脂2は、上記に限られない。たとえば、樹脂2は、液晶ポリマーやエンジニアリングプラスチック、あるいは植物由来樹脂などを用いてもかまわない。
植物由来の樹脂としては、たとえばポリ乳酸が用いられる。植物由来樹脂を用いた振動板1は、地中などへ廃棄された場合に、地球環境の汚染の抑制に貢献できる。樹脂2にエンジニアリングプラスチックを用いた場合、振動板1の耐熱温度は高くなる。あるいは、樹脂2にエンジニアリングプラスチックを用いた場合、振動板1は耐溶剤性が優れている。
なお、振動板1が、所望の特性を満足するように、樹脂2には、上記樹脂材料の中の1つ、あるいは2つ以上を適宜組合せて使用してもかまわない。この構成により、振動板1の音質を精度良く調整することができる。したがって、所定の特性と音質の振動板1を実現できる。
次に、粉体3について、説明する。粉体3は、樹脂2内に分散している。粉体3には、単結晶ダイヤモンドの第1粉体である小粒粉体3Aを含んでいる。単結晶ダイヤモンドの粉体3は、非常に剛性が高い。したがって、少量の粉体3を樹脂2へ添加するだけでも、振動板1の曲げ弾性率を大きくできる。さらに、樹脂2へ添加する粉体3が少量でも良いので、振動板1の重量が増加するのを抑制できる。
この構成により、振動板1は、剛性と音速を向上できるので、振動板1の再生帯域は拡大される。さらに、振動板1の歪みも低減できる。なお、振動板1は、樹脂2と粉体3とを混練した材料を射出成形することによって、容易に作製できる。したがって、振動板1を製作するための工数を小さくできるので、振動板1を安い価格で製作できる。
また、粉体3は、単結晶のダイヤモンドであるので、ずんぐりした(ブロッキーな)形状である。このような構成により粉体3は、樹脂2へのアンカー効果が大きくなる。すなわち、粉体3と樹脂2との間の界面が強く結合できるので、振動板1の弾性率を大きくできる。さらに、粉体3はブロッキーな形状であるので、射出成形時に粉体3同士が絡みつくことを抑制できる。その結果、射出成形時に樹脂2は、良好に流動できるので、振動板1の厚みを薄くできる。また、樹脂2と粉体3を混練する場合に、粉体3は樹脂2内に分散しやすい。
さらに、単結晶のダイヤモンドの粉体3は、多結晶のダイヤモンドに比べて凹凸が小さいので、混練する設備や、射出成形機、成形金型などの磨耗を抑制できる。また、粉体3は、多結晶のダイヤモンドに比べて、射出成形時に樹脂2の流動性を抑制しにくい。したがって、振動板1の生産性は良好である。さらに、粉体3は、単結晶のダイヤモンドであるので、多結晶のダイヤモンドに比べて安価である。
なお、粉体3に含まれた小粒粉体3Aの粒径は、30μm以上であり、かつ60μm以下であることが好ましい。そして小粒粉体3Aは、粉体3の体積の総和のうち、体積比で80%以上を占めることが好ましい。この場合、30μm未満の粒径の粉体3が20%を超えて含むことがないし、また、60μmより大きな粒径の粉体3が20%を超えて含むことがない。ここで、粉体3の粒径が小さいと、粉体3同士の凝集力が大きくなるので、射出成形時の流動性が悪くなる。また、粉体3の粒径が大きいと、一般的に振動板1の厚みは0.2mm〜0.5mm程度であるので、樹脂成形時に粉体3同士が金型内で邪魔し合いによる樹脂2の流動性の妨げになる。したがって、小粒粉体3Aの体積比で80%以上の粒径が30μm以上であり、かつ60μm以下であると、樹脂成形時の樹脂の流動性の低下が回避され、樹脂2内で粉体3の分散の均一性が低下することが回避される。あるいは、振動板1の厚みの均一性が低下することが回避される。
以上の構成により、さらに振動板1は、剛性と音速を向上できるので、振動板1の再生帯域は拡大される。さらに、振動板1の歪みも低減できる。また、射出成形時に樹脂2の流動性を抑制しにくくできる。したがって、振動板1の厚みを薄くできる。さらに、振動板1の各寸法のばらつきも小さくできる。そして、振動板1の厚みが薄くても、振動板1の生産性は良好である。したがって、たとえば、厚みが、0.2mmから0.3mmの振動板1を容易に製作できる。
なお、1μm未満の粒径の粒は、凝集力が大きい。したがって、小粒粉体3Aが1μm未満の粒径の粒を多く含む場合、凝集力によって1μm未満の粒径の粒が凝集し、射出成形時の樹脂2の流動が抑制される。そこで、小粒粉体3Aの粒径は、1μm以上であることが好ましい。なお、小粒粉体3Aの粒径の平均値は、30μm以上であり、かつ50μm以下であることが好ましい。この構成により、小粒粉体3Aの凝集力を抑制できるので、射出成形時に樹脂2は、良好に流動できる。したがって、振動板1を薄くできる。
この場合、小粒粉体3Aが粉体3の全体に占める含有率は、粉体3の体積の総和のうち、体積比で90%以上であることが好ましい。この構成により、粉体3の中に含まれる粒径が60μmを超えるような大きな粒径の単結晶ダイヤモンドは、10%未満である。その結果、射出成形時に樹脂2は、良好に流動できるので、振動板1を薄くできる。
そして以上のような振動板1を図2に示すスピーカ30へ使用すれば、スピーカ30の再生帯域を拡大できる。さらに、スピーカ30から出力される音の歪みも低減できる。したがって、スピーカ30は、音源を忠実に再生できる。
次に、他の例のスピーカ用振動板4について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施の形態による他のスピーカ用振動板4の要部拡大断面図である。スピーカ用振動板4(以下、振動板4)には、小粒粉体3Aに加えて、さらに第2粉体である大粒粉体3Bや第3粉体である微小粉体3Cを含む。なお、振動板4は、大粒粉体3B、微小粉体3Cの双方を含んでいるが、これに限らない。たとえば、振動板4は、大粒粉体3Bと微小粉体3Cのうちのいずれか一方を含んでもかまわない。
微小粉体3Cの粒径は、70nm以上であり、かつ130nm以下であることが好ましい。この構成により微小粉体3Cが、小粒粉体3A間や樹脂と小粒粉体3Aの間に入り込み、バインダーの役割をして強度がより増す。ただしこの場合、微小粉体3Cの体積と総和は、粉体3の全体積の総和のうちで、10%以下であることが好ましい。この構成により、粉体3に微小粉体3Cを含んでいても、射出成形時に樹脂2は、良好に流動できるので、振動板4の厚みを薄くできる。微小粉体3Cの体積の総和は、粉体3の全体積の総和のうちで、10%より多くなると凝集がしやすくなり、分散不良により薄肉成形すると外観上の不良や強度低下の虞がある。
大粒粉体3Bの粒径は、60μmを超えて、かつ75μm以下であることが好ましい。そして、大粒粉体3Bの総体積と小粒粉体3Aの総体積の和は、粉体3の全体積の総和のうちで、99%以上を占めることが好ましい。この構成により、粉体3の中に含まれる粒径が75μmを超えるような大きな粒径の単結晶ダイヤモンドは、最大でも1%未満である。その結果、射出成形時に樹脂2は、良好に流動できるので、振動板4を薄くできる。
なお、本実施の形態に記載の粒度および、その分布は、レーザー回折/散乱法(Sympatec社製のHELOSシステム)を用いて測定した値である。
粒径の幅が狭く、形状が単一の添加物を樹脂2へ分散させた場合、振動板は音圧特性のピークやディップなどを抑制できる周波数の範囲が狭い。そこで、本実施の形態による振動板4は、以上のような幅広い粒径の単結晶ダイヤモンドを含んで形成されているので、広い周波数帯域で、ピークやディップなどの小さい音圧特性を示す。
また、振動板4に含まれた粉体3の総重量は、振動板4の重量に対して、1重量%以上であり、かつ30重量%以下であることが好ましい。この構成により、粉体3を添加することによる振動板4の重量の増加を抑制し、かつ振動板4の弾性率を大きくできる。したがって、振動板4の音速を大きくできる。また振動板4の生産性も良好である。すなわち、粉体3の混入比率が1重量%に満たない場合、粉体3を混入することによる顕著な効果が現れない。一方、粉体3の混入比率が、30重量%より多い場合、粉体3と樹脂2との混練に長い時間が必要となる。さらに、振動板4の重量が重くなるので、音速が小さくなる。
図5は、本実施の形態による他のスピーカ用振動板5の要部拡大断面図である。スピーカ用振動板5(以下、振動板5)は、樹脂2、粉体3、竹炭6、天然繊維7、強化材8を含んでいる。なお、振動板5は、竹炭6、天然繊維7と強化材8を含んでいるが、これに限られない。振動板5は、樹脂2、粉体3に加えて、竹炭6、天然繊維7、強化材8のうちのいずれか1つ、あるいは2つ以上を含んでも良い。
振動板5には、さらに竹炭6を添加することが好ましい。なお、竹炭6も、粉体3と同様に粉体状であることが好ましい。さらに竹炭6は、600℃以上であり、かつ800℃以下の温度で炭焼きされていることが好ましい。
600℃以上の温度で焼かれている竹炭6は、大きな硬度を有する。したがって、振動板5の弾性率が大きくなる。また、600℃以上の温度で焼かれている竹炭6には、多数のマクロ孔やミクロ孔が形成されている。なお、マクロ孔の直径は、約10μm以上、40μm以下の範囲である。さらに、ミクロ孔の直径は、約1nmから20nmの範囲である。すなわち、竹炭6は、凸凹した形状である。したがって、竹炭6の比表面積は、非常に大きいので、竹炭6と樹脂2とが接触する面積が大きい。また、樹脂2が、竹炭6のマクロ孔やミクロ孔に入り込むので、樹脂2と竹炭6との結着強度を大きくできる。したがって、振動板5の弾性率を大きくできる。
一方、粉体3は、ブロッキーな形状であり、その表面には、なめらかなへき開面を有している。したがって、粉体3と樹脂2との結着力は小さい。振動板5は、粉体3と竹炭6を含んでいるので、粉体3の一部が竹炭6の凹凸にはまり込みやすくなる。すなわち、竹炭6は粉体3と樹脂2との結着力を高める結着剤のように働く。その結果、さらに、振動板5の剛性を大きくできる。なお、竹炭6の比重は樹脂2の比重より小さいので、竹炭6を添加することによる振動板5の重量の増加は抑制できる。
たとえば、400℃で焼かれた竹炭の比表面積は80m/g程度である。一方、600℃で焼かれた竹炭の比表面積は、370m/gと飛躍的に大きい。これは、ミクロ孔が約600℃の温度で、急激に成長するためである。そして、竹炭は、約800℃の温度で焼かれた場合に、比表面積が最大となる。約800℃の温度で焼かれた場合の竹炭の比表面積は、約725m/gに達する。
また高い温度で焼かれた炭の電気抵抗の値は非常に小さい。そこで、800℃以下の温度で焼かれた竹炭6を用い、振動板5の電気抵抗の値が小さくなり過ぎることを抑制している。その結果、たとえば、図2に示す金糸線28Aを振動板5へ固定した場合でも、金糸線28Aを通過するオーディオ信号の損失を抑制できる。
そして、以上のような範囲の温度で焼かれた竹炭6を混入することにより、振動板5の弾性率と内部損失を向上できる。特に、中高音域での共振を抑制することができるので、音源をより忠実に再生できる。また、竹炭の色は黒いので、顔料などの着色剤の量を抑制できる。
天然繊維7は木材パルプ、非木材パルプのどちらでも構わない。振動板5は、粉体3と天然繊維7を含んでいるので、粉体3の周囲で天然繊維7同士が絡まる。すなわち、絡み合った天然繊維7の中に、粉体3が包まれたような構成になる。すなわち、天然繊維7は、粉体3と樹脂2との結着力を高める結着剤としても働く。その結果、さらに、振動板5の剛性を大きくできる。
なお、非木材系のパルプを用いる場合、天然繊維7には、竹繊維を用いることが好ましい。竹繊維は軽量であり、かつ他のパルプ材に比べて弾性率が高い。したがって、振動板5の音速を高くできる。特に、竹繊維を含む振動板5から出力される音は、自然であり、かつ明るい音色である。
また、天然繊維7には、繊維径が部分的に5μm以下のミクロフィブリル状態の竹繊維を含んでも良い。ミクロフィブリル状態の竹繊維は、太く剛直な竹繊維の表面に、細く柔らかな羽毛状の繊維が毛羽立っている。したがって、竹繊維のもつ高い弾性率が損なわれないので、振動板5の弾性率を大きくできる。さらに、ミクロフィブリル状態の竹繊維は、羽毛状の繊維同士が絡まり合うので、さらに振動板5の弾性率を大きくできる。
そして、振動板5は、ミクロフィブリル状態の竹繊維と粉体3を含んでいるので、粉体3のうちの小さな粒径の粒は、羽毛状の繊維に絡まる。すなわち、ミクロフィブリル状態の竹繊維は、粉体3と樹脂2との結着力を高める結着剤としても働く。その結果、さらに、振動板5の剛性を大きくできる。
さらに、天然繊維7には、ナノファイバー状態の竹繊維を含んでも良い。なお、ナノファイバーの繊維の直径は100nm以下である。ナノファイバー状態の竹繊維は、互いに絡み合いやすい。したがって、ナノファイバー状態の竹繊維を含む振動板5は、さらに弾性率が大きい。
竹は、一般的な木材に比べて、育成期間が短い。竹の生育期間は、1年以下である。したがって、振動板5にこのような竹を素材とした繊維を用いているので、地球環境に対する負荷が小さい。そして特に、竹炭、非ミクロフィブリル状態の竹繊維、ミクロフィブリル状態の竹繊維、ナノファイバー状態の竹繊維のうちの2つ以上を組合せて使用することは、森林資源や地球環境の保護に対して有効である。また、これらを適宜組合せて使用することにより、振動板5の剛性はさらに大きくなる。
粉体3の硬度は大きいので、粉体3を多くすれば振動板5の弾性率は大きくできる。しかし、粉体3を多量に混入すると、振動板5の重量が重くなる。また、粉体3は、内部損失は小さい。したがって、粉体3を多量に混入すると、振動板5の内部損失が小さくなる。すなわち、粉体3の混入量には限界がある。そこで、このような、粉体3の欠点を補うために、樹脂2には、粉体に加えて強化材8を混入することが好ましい。
そして、振動板5に強化材8を添加することによって、振動板5の種々の特性の調整を行なえる。たとえば、振動板5を強化したい場合、音に多少のアクセントを付けたい場合、音圧周波数特性にピークを持たせてある周波数の音質を調整したい場合などである。強化材8には、たとえばマイカ、グラファイト、タルク、炭酸カルシウム、クレイ、炭素繊維、アラミド繊維などを用いることができる。
強化材8にマイカを使用した場合、振動板5の弾性率を高くできる。強化材8にグラファイトを使用した場合、振動板5の弾性率と内部損失をともに大きくできる。強化材8にタルク、または炭酸カルシウム、あるいはクレイを使用した場合、振動板5の内部損失を大きくできる。
強化材8としては、化学繊維を用いることもできる。化学繊維としては、アラミド繊維や炭素繊維などを用いることができる。なお、化学繊維は、天然繊維7を併せて使用することが好ましい。この構成により、化学繊維と天然繊維7とが絡み合うので、振動板の弾性率を大きくできる。強化材8としては、たとえば、アラミド繊維を使用しても構わない。この場合、天然繊維7とアラミド繊維が絡み合い、振動板5の弾性率を下げずに、内部損失を上げることができる。さらに、振動板5の耐熱性を上げることもできる。また、強化材8にミクロフィブリル状態まで微細化したアラミド繊維を使用すると、より天然繊維7と強化材8との絡み合いが強くなるため、振動板5の弾性率と、内部損失をさらに大きくできる。強化材8に炭素繊維を用いた場合、振動板5の強度をさらに強く、かつ弾性率をさらに大きくできる。
また、ダイヤモンド粉体をシランカップリング剤で処理して用いても良い。
一般的にはアミノ基を有するシランカップリング剤で十分であるが上記の複合物の混入する材料や樹脂に合わせてビニル基やメタクリロキシ基、メルカプト基を有するシランカップリング剤を用いても良い。
具体的にはビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシランなどが挙げられる。
図6は、本実施形態の他の例の電子機器であるオーディオ用のミニコンポシステム44の外観図を示している。ミニコンポシステム44は、エンクロージャ41、アンプ42、操作部43、スピーカ30を含んでいる。そして、アンプ42、操作部43、スピーカ30は、エンクロージャ41に組込まれている。アンプ42は、スピーカ30に入力する音声信号の増幅回路を含む。プレーヤ等の操作部43はアンプ42に入力される音源信号を出力している。以上の構成により、ミニコンポシステム44は、再生する周波数帯域が広く、原音を忠実に再生できる。
なお電子機器は、ミニコンポシステム44に限定されない。たとえば、電子機器は、持運び可能なポータブル用のオーディオ機器や、その充電用システム等であっても構わない。さらに、電子機器は、液晶テレビやプラズマディスプレイテレビ等の映像機器、携帯電話等の情報通信機器、コンピュータ関連機器等でもかまわない。
図7は、本実施形態の装置である移動体装置の概念図である。移動体装置50は、たとえば自動車である。移動体装置50は、本体部51と、本体部51に搭載された駆動部52と、本体部51に搭載された増幅部53と、増幅部53の出力側が電気的に接続されたスピーカ30とを備えている。なお、増幅部53は、図1に示す音源部12を含んでも良い。
スピーカ30は、たとえばドア、リアトレイ、あるいはフロントパネルなどに組込まれている。なお、増幅部53、スピーカ30は、カーナビゲーションやカーオーディオの一部として使用することもできる。以上の構成により、移動体装置50に搭乗する人は、原音が忠実に再生された音を聞くことができる。
本発明にかかるスピーカ用振動板、スピーカ、電子機器および移動体装置は、映像音響機器や情報通信機器等の電子機器、さらには自動車等の装置に適用できる。
1 振動板
2 樹脂
3 粉体
3A 小粒粉体(第1粉体)
3B 大粒粉体(第2粉体)
3C 微小粉体(第3粉体)
4 振動板
5 振動板
6 竹炭
7 天然繊維
8 強化材
11 電子機器
12 音源部
13 処理部
25 磁気回路
25A 磁気ギャップ
26 フレーム
28 ボイスコイル
28A 金糸線
29 エッジ
30 スピーカ
41 エンクロージャ
42 アンプ
43 操作部
44 ミニコンポシステム
50 移動体装置
51 本体部
52 駆動部
53 増幅部

Claims (15)

  1. 樹脂と、
    前記樹脂内に分散した単結晶ダイヤモンドの粉体と、を備え、
    前記粉体は、前記粉体の体積の総和のうち、体積比で80%以上を占め、かつ粒径が30μm以上、かつ60μm以下である第1粉体を含む、
    スピーカ用振動板。
  2. 前記第1粉体の前記粉体中に占める含有率は、前記粉体の体積の総和のうち、体積比で90%以上である、
    請求項1記載のスピーカ用振動板。
  3. 前記第1粉体の粒径の平均値は、30μm以上、かつ50μm以下である、
    請求項3記載のスピーカ用振動板。
  4. 前記粉体は、前記第1粉体とともに前記粉体中に含まれて、前記第1粉体の総体積との総和が、前記粉体の体積の総和のうちの99%以上を占め、かつ粒径が60μmを超えて、かつ75μm以下である第2粉体を、さらに含む、
    請求項1記載のスピーカ用振動板。
  5. 前記粉体は、前記第2粉体とともに前記粉体中に含まれ、粒径が70nm以上、かつ130nm以下である第3粉体を、さらに含む、
    請求項5記載のスピーカ用振動板。
  6. 前記第3粉体の前記粉体中に占める含有率は、前記粉体の体積の総和のうち、体積比で10%以下である、
    請求項6記載のスピーカ用振動板。
  7. 前記粉体の重量が前記振動板の総重量中に占める割合は、1重量%以上、かつ30重量%以下である、
    請求項1記載のスピーカ用振動板。
  8. 前記樹脂内に分散した粉体状の竹炭を、
    さらに備えた、
    請求項1記載のスピーカ用振動板。
  9. 前記樹脂内に分散した天然繊維を、
    さらに備えた、
    請求項1記載のスピーカ用振動板。
  10. 前記天然繊維は竹繊維である、
    請求項10記載のスピーカ用振動板。
  11. 前記竹繊維は、繊維径が部分的に5μm以下のミクロフィブリル化された竹繊維を含む、
    請求項11記載のスピーカ用振動板。
  12. 前記竹繊維は、繊維径が100nm以下の微細な竹繊維を含む、
    請求項11記載のスピーカ用振動板。
  13. フレームと、
    前記フレームに外周部が連結された請求項1に記載のスピーカ用振動板と、
    前記振動板の中央部に結合されたボイスコイルと、
    前記ボイスコイルが挿入される磁気ギャップが形成され、前記フレームに結合された磁気回路と、を備えた、
    スピーカ。
  14. エンクロージャと、
    前記エンクロージャに組み込まれた請求項14に記載のスピーカと、
    前記スピーカに供給する音声信号を出力するアンプと、
    を備えた、
    電子機器。
  15. 本体部と、前記本体部に搭載された駆動部と、前記本体部に搭載された増幅部と、
    前記増幅部の出力側が電気的に接続された請求項14に記載のスピーカと、
    を備えた、
    移動体装置。
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