JP2008193372A - スピーカ用振動板およびこれを用いたスピーカならびにこのスピーカを用いた電子機器および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は音響機器に使用されるスピーカ用振動板、スピーカ、電子機器および装置に関するものであり、精度の高い特性つくり、音つくりが課題であった。
【解決手段】本発明は、樹脂とアラミドパルプと前記アラミドパルプをミクロフィブリル状態まで微細にしたミクロフィブリル化アラミドパルプを混入した材料を射出成形してスピーカ用振動板を構成することにより、振動板の物性値設定の自由度が大きく高弾性率、高内部損失を有した耐湿信頼性や強度が確保でき、外観に優れ、生産性や寸法安定性も向上した振動板を実現することができる構成としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は各種音響機器や映像機器に使用されるスピーカ用振動板やこれを用いたスピーカおよびステレオセットやテレビセット等の電子機器および装置に関するものである。
従来の技術を図6により説明する。
図6は、従来の射出成形による樹脂製のスピーカ用振動板の断面図である。
図6に示すように、スピーカ用振動板16はポリプロピレン等の樹脂を使用して、あらかじめ形状設定された金型に、樹脂ペレットを熱溶解させて射出成形して得ていた。
これらの射出成形による樹脂材料の種類としては、ポリプロピレン等の単一材料が一般的によく使用されている。
このほか、振動板としての物性値の調整、すなわちスピーカとしての特性や音質の調整を目的として、種類の異なる樹脂を使用したブレンドタイプのものも存在していた。
さらに、これら樹脂では調整が難しい物性値の調整については、マイカ等の強化材を混入して物性値の調整、スピーカとしての特性や音質の調整を実施していた。
尚、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平2−228197号公報
最近の音響機器や映像機器、さらにはこれらの機器を搭載した自動車等の装置に関しては、デジタル技術の著しい進歩により、従来と比較して、飛躍的に性能向上が図られてきた。
その音質については、低歪化、広帯域化、高ダイナミックレンジ化とさらにリアルさを増し、映像についても高精細化やプラズマディスプレイ等の大型モジュールの出現と普及により、目覚ましい性能向上が図られてきた。
そのため、前述の電子機器の性能向上により、これら電子機器に使用されるスピーカについても、その性能向上が市場より強く要請されている。
一方、その性能向上が市場より強く要請されているスピーカについては、スピーカの構成部品の中で、その音質を決定する大きなウエイトを占める振動板の高性能化への対応が必要不可欠である。
ところがこの振動板は、昔ながらの抄紙による製法や、樹脂の射出成形やプレスによる製法を用いており、よって、紙振動板か樹脂振動板が中心であり、それぞれの特徴を活かしながら、その用途に合った使い分けをしてきたが、それぞれ欠点を有していた。
すなわち、紙振動板では、湿式混抄により容易にアラミド繊維やマイカなどを混入することが可能であるため物性値を細かく設定でき、スピーカとしての特性、音質の調整の自由度が大きくなる利点はあるが、紙特有の欠点である耐湿、耐水信頼性に劣り、またその生産には抄紙という非常に多くの工程を必要としなければ得られないという欠点を有していた。
一方、射出成形により得られる樹脂振動板においては、耐湿、耐水信頼性や寸法安定性が確保でき生産性も向上できるが、物性調整のためにマイカなどの無機質フィラーが使用されるため画一的な物性値しか確保できず、スピーカとしての特性、音質の調整範囲が非常に狭くなるという欠点を有していた。
本発明は前記課題を解決し、スピーカとしての特性、音質の調整の自由度が大きく、耐湿、耐水信頼性や寸法安定性が確保でき、外観も優れたものとでき、生産性も向上できるスピーカ用振動板を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、樹脂とアラミドパルプと前記アラミドパルプをミクロフィブリル状態まで微細にしたミクロフィブリル化アラミドパルプとからなるスピーカ用振動板であって、前記振動板は射出成形により得られる。
この構成により、アラミド繊維の高弾性、高内部損失を保持することで振動板の物性値設定の自由度が大きくなり、さらに、樹脂による耐湿、耐水信頼性が確保でき、射出成形により寸法安定性と生産性に優れたスピーカ用振動板を得ることができる。
以上のように本発明は、樹脂とアラミドパルプとミクロフィブリル状態まで微細にしたミクロフィブリル化アラミドパルプとを射出成形により構成したものである。
この構成により、アラミド繊維同士の絡み合いが向上し、アラミド繊維の特長である高弾性率をさらに上げることができ、パルプを使用することで高内部損失を保持でき、振動板の物性値設定の自由度が大きくなり、耐湿信頼性や強度が確保でき、外観に優れた振動板を得ることができる。
また、上記振動板を射出成形により得ることで、生産性や寸法安定性が向上した振動板を得ることができる。
また、これらの樹脂、さらには混入材である強化材料を、多岐にわたる材料の中から選定し適切に配合比率を設定していくことで、従来では不可能であった精度の高い特性や音質の調整が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1から請求項18に記載の発明について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の振動板の断面図を示したもの、図2は、本発明の一実施の形態の振動板の断面拡大図を示したものである。
図1および図2に示すように、振動板1は、樹脂1Aとアラミドパルプ1Bとミクロフィブリル状態まで微細にしたミクロフィブリル化アラミドパルプ1Cを混入した材料を射出成形して構成している。ここで、アラミドパルプとはセルロースで構成されていないが形状がパルプのように複数のアラミド繊維が集まってパルプ状になっているものを指す。
ミクロフィブリル化アラミドパルプ1Cはアラミドパルプ1Bと絡み、結果として繊維同士の絡み合いが向上してより高強度で高剛性な振動板を得ることができる。
通常、繊維はアスペクト比(繊維長/繊維径)が大きくなるほど、弾性率が向上する傾向にある。アラミド繊維の場合、繊維自体が剛直であるため、ミクロフィブリル化により繊維径を3μm以下にすることが可能であり、その結果、ミクロフィブリル化アラミドパルプにより顕著に弾性率が増大する。そのため、高内部損失を保持しながら、高弾性な振動板を得ることができる。
この振動板1の材料については、樹脂1Aに結晶性または非晶性のオレフィン樹脂を使用している。
オレフィン樹脂を使用することにより、成形性を良好化でき、また結晶性と非晶性の樹脂材料を、その用途に応じて使い分けすることで、樹脂材料としての最適な物性値を満足させることが可能となる。
今回は、このうち樹脂1Aは、ポリプロピレンを使用した場合の実施例について説明する。
また、ポリプロピレンは一般的に入手しやすく、射出成形も容易であるが、本発明は当樹脂に限定されることなく、その所望の特性値に応じて他の樹脂を使用するなど、自由に使い分けすることができる。
例えば、高い耐熱性や、高い耐溶剤性が必要な場合は、その用途に合致したエンジニアリングプラスチックを使用することも可能である。
ここで、アラミド繊維は、明瞭感のある明るい音色を再生することができ、樹脂特有の暗くて画一的な音色を抑えることができる。
一般に繊維はアスペクト比(繊維長/繊維径)が大きいほど弾性率が向上する。特に、アラミド繊維のような剛直な繊維の場合は繊維径が小さくても十分な強度を有するため、この傾向が顕著に現れる。そのため繊維径を3μm以下にしたミクロフィブリル化アラミドパルプはアスペクト比が大きくなり高弾性率を確保した振動板を得ることができる。
さらに、均一な繊維長を有するチョップドファイバー状のアラミド繊維を含むことで、音色を変えずにより高弾性にすることが可能である。また、アラミドパルプが存在することで相溶化剤なしで混入することが可能となる。
また、チョップドファイバー状のアラミド繊維の繊維長は、0.3mmから6mm以下として構成している。
ここで、チョップドファイバー状のアラミド繊維の繊維長が0.3mmより短い場合は、アラミド繊維の効果を効率よく出すことができなくなり混入による弾性率の増大が期待できない。
一方、6mmより長い場合は繊維どうしの絡みから生じる二次凝集により分散性不良が発生しやすくなるため、樹脂との混練工程が長く必要となったり、振動板の表面にアラミド繊維のダマすなわち、繊維のかたまりが現れて外観を損ねる等の生産性と品質上の問題を発生する。
なお、好ましくは繊維長が3mm以下のチョップドファイバー状のアラミド繊維を混入することであり、これより繊維長が長いと振動板を薄く成形することが困難となる。
また、チョップドファイバー状のアラミド繊維には繊維長が1.5mm以上の長繊維と繊維長が1.5mmに満たない短繊維を組合わせて使用することで、共振を和らげることができ、細かい音質調整が可能となる。
さらに、振動板の強化や、音に多少のアクセントを付けたり、音圧周波数特性にピークを持たせて音質調整したい場合には、強化材としてマイカ、タルク、さらにはセルロース繊維、炭素繊維を混入して構成することもできる。
この場合、強化材にマイカを混入すると弾性率を高くすることができる。また、タルクを混入すると内部損失を上げることができる。さらに、セルロース繊維を混入することで、セルロース繊維とアラミド繊維が絡み合い、弾性率を下げずに内部損失を上げることができる。また、炭素繊維のような高強度な繊維を混入することで弾性率を上げる効果が得られる。
特に、セルロース繊維を竹繊維とすることで、竹の剛直な物性を付与することができ、弾性率が増大する。また、竹パルプの一部をミクロフィブリル状態まで微細にしたミクロフィブリル竹パルプを使用することで、さらに繊維間の結合力が増し、弾性率を上げることができる。
また、流動性改質材を混入してもよい。このような改質材としては例えば、流動性パラフィンやステアリン酸カルシウムが利用可能である。特に、アミノ基を有する脂肪酸が望ましく、ステアリン酸アマイドやオレイン酸アマイドを用いることで、射出成形により形成される振動板の薄肉化が可能となる。
さらに、本発明の樹脂へのアラミドパルプの混入比率は、5重量%から50重量%として構成している。この構成により、樹脂と混練したときの効果を効率よく引出し、かつ生産性と品質を向上させることができる。
ここで、アラミド繊維の混入比率が5重量%に満たない場合は、アラミド繊維の効果がほとんど現れない。
一方、50重量%より多い場合は混練工程が長く必要となり、また射出成形が困難となることから生産性と寸法安定性が低下し、形状の自由度が小さくなる。
また、ミクロフィブリル状態まで微細にしたアラミド繊維は5重量%から20重量%として構成している。
ここで、ミクロフィブリル状態まで微細にしたアラミド繊維が5重量%に満たない場合は、ミクロフィブリル状態まで微細にして、繊維間にネットワークを形成するのが困難であり、強度や弾性率の増大が望めない。また、20重量%より多い場合は顕著な弾性率向上が見受けられない。
そして、前述の材料をそれぞれ組合せることで、振動板の物性値を自由に、しかも高精度に調整することができ、所望の特性と音質を実現することが可能となる。
以上のように本発明は、樹脂とアラミドパルプと前記アラミドパルプをミクロフィブリル状態まで微細にしたミクロフィブリル化アラミドパルプとを混入した材料を射出成形してスピーカ用振動板を構成することにより、振動板の物性値設定の自由度が大きくなりアラミド繊維の特長である高弾性率、高内部損失を有し、耐湿信頼性や外観に優れ、生産性や寸法安定性も向上できる振動板を得ることができる。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項19に記載の発明について説明する。
図3は、本発明の一実施の形態のスピーカの断面図を示したものである。
図3に示すように、着磁されたマグネット2を上部プレート3およびヨーク4により挟み込んで内磁型の磁気回路5を構成している。
この磁気回路5のヨーク4にフレーム7を結合している。このフレーム7の周縁部に、請求項1から請求項18記載のいずれか1つの振動板1の外周をエッジ9を介して接着している。そして、この振動板1の中心部にボイスコイル8の一端を結合するとともに、反対の一端を上記磁気回路5の磁気ギャップ6にはまり込むように結合して構成している。
以上は、内磁型の磁気回路5を有するスピーカ10について説明したが、これに限定されず、外磁型の磁気回路を有するスピーカに適用しても良い。
この構成により、実施の形態1において説明したように、特性、音質の調整の自由度が大きく、アラミド繊維の特長である高弾性率、高内部損失を有し、耐湿信頼性や強度が確保でき、外観の優れた、生産性の高いスピーカを実現することができる。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3を用いて、本発明の特に請求項20に記載の発明について説明する。
図4は、本発明の一実施の形態の電子機器であるオーディオ用のミニコンポシステムの外観図を示したものである。
図4に示すように、本発明のスピーカ10をエンクロージャー11に組込んで、スピーカシステムを構成し、このスピーカに入力する電気信号の増幅手段であるアンプ12と、このアンプ12に入力されるソースを出力するプレーヤ13とを備えて、電子機器であるオーディオ用のミニコンポシステム14を構成したものである。
この構成とすることにより、従来では実現できなかった精度の高い特性つくり、音つくり、デザインを可能とした電子機器を実現させることができる。
(実施の形態4)
以下、実施の形態4を用いて、本発明の特に請求項21に記載の発明について説明する。
図5は、本発明の一実施の形態の装置である自動車15の断面図を示したものである。
図5に示すように、本発明のスピーカ10をリアトレイやフロントパネルに組込んで、カーナビゲーションやカーオーディオの一部として使用して自動車15を構成したものである。
この構成とすることにより、スピーカ10のアラミド繊維の特長を活かした精度の高い特性つくり、音つくり、デザインを図ることで、このスピーカ10を搭載した自動車等の装置の音響設計自由度を向上させることができる。
本発明にかかるスピーカ用振動板、スピーカ、電子機器および装置は、精度の高い特性つくり、音つくりが必要な映像音響機器や情報通信機器等の電子機器、さらには自動車等の装置に適用できる。
本発明の一実施の形態におけるスピーカ用振動板の断面図 本発明の一実施の形態におけるスピーカ用振動板の断面拡大図 本発明の一実施の形態におけるスピーカの断面図 本発明の一実施の形態における電子機器の外観図 本発明の一実施の形態における装置の断面図 従来のスピーカ用振動板の断面図
符号の説明
1 振動板
1A 樹脂
1B アラミドパルプ
1C ミクロフィブリル化アラミドパルプ
2 マグネット
3 上部プレート
4 ヨーク
5 磁気回路
6 磁気ギャップ
7 フレーム
8 ボイスコイル
9 エッジ
10 スピーカ
11 エンクロージャー
12 アンプ
13 プレーヤー
14 ミニコンポシステム
15 自動車

Claims (21)

  1. 樹脂とアラミドパルプと前記アラミドパルプをミクロフィブリル状態まで微細にしたミクロフィブリル化アラミドパルプとを混入し、射出成形により形成されたスピーカ用振動板。
  2. ミクロフィブリル化アラミドパルプは繊維径が3μm以下とした請求項1記載のスピーカ用振動板。
  3. 樹脂は、結晶性または非晶性のオレフィン樹脂とした請求項1記載のスピーカ用振動板。
  4. 樹脂は、ポリプロピレンとした請求項1記載のスピーカ用振動板。
  5. 樹脂は、エンジニアリングプラスチックとした請求項1記載のスピーカ用振動板。
  6. チョップドファイバー状のアラミド繊維をさらに含む請求項1記載のスピーカ用振動板。
  7. アラミド繊維は、繊維長が0.3mm以上6mm以下とした請求項6記載のスピーカ用振動板。
  8. アラミド繊維は繊維長が1.5mm以上の長繊維と1.5mmに満たない短繊維とを組合わせた請求項6記載のスピーカ用振動板。
  9. 強化材をさらに含む請求項1記載のスピーカ用振動板。
  10. 強化材はマイカ、タルク、セルロース繊維、炭素繊維のいずれか、またはこれらを組合わせて使用した請求項9記載のスピーカ用振動板。
  11. セルロース繊維は竹繊維とした請求項10記載のスピーカ用振動板。
  12. 竹繊維は竹パルプとした請求項11記載のスピーカ用振動板。
  13. 竹パルプの少なくとも一部をミクロフィブリル状態まで微細にしたミクロフィブリル竹パルプを含む請求項12記載のスピーカ用振動板。
  14. ミクロフィブリル竹パルプの繊維径は5μm以下とした請求項13記載のスピーカ用振動板。
  15. 流動性改質材をさらに含む請求項1記載のスピーカ用振動板。
  16. 流動性改質材はアミノ基を有する脂肪酸とした請求項15記載のスピーカ用振動板。
  17. 樹脂へのアラミドパルプの混入比率は、5重量%から50重量%以下である請求項1記載のスピーカ用振動板。
  18. 樹脂へのアラミドパルプの混入比率のうち、ミクロフィブリル状態まで微細にしたミクロフィブリルアラミドパルプが5重量%から20重量%以下とした請求項1記載のスピーカ用振動板。
  19. 磁気回路と前記磁気回路に結合されたフレームと、前記フレームの外周部に結合された、樹脂とアラミドパルプと、このアラミドパルプをミクロフィブリル状態まで微細にしたミクロフィブリル化アラミドパルプとを混入し、射出成形により形成された振動板と、前記振動板に結合されるとともに、その一部が前記磁気回路から発生する磁束の作用範囲内に配置されたボイスコイルとを備えたスピーカ。
  20. 請求項19記載のスピーカと、少なくとも前記スピーカへの入力信号の増幅回路とを備えた電子機器。
  21. 請求項19記載のスピーカを移動手段に搭載した装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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