JP5015302B2 - ペット用胴輪 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば猫、犬、うさぎ等のペット(愛玩動物)を散歩させる際などに使用する胴輪に関する。
従来、例えば、図20(a)に示すように、ペットの首部と胴部に対応させて一対の帯状部101a,101bを設け、これら帯状部101a,101bの両端に連結部材102a,102bを夫々設けると共に、連結部材102a、102bに引き紐(リード)を接続するためのベルト部材103a,103bと連結環104a,104bを設けた構成のペット用胴輪100が利用されていた(例えば特許文献1)。帯状部101a,101bの中間部の間には、これら帯状部101a,101bが使用中に一定の間隔以上に広がらないように、連結ベルト105が連結されている。
このような胴輪100は、図20(b)に示すように、帯状部101a,101bをペット106の首部107と胴部108に取り付けて使用するものであるが、帯状部101a,101b及び連結ベルト105が幅の狭い部材で構成されているため、引き紐109に大きな力が加わると、帯状部101a,101bや連結ベルト105がペット106の体に食い込み、ペット106に苦痛を与えるという問題点があった。
そこで、従来、図21(a)に示すように、ペットの肩に対応する第1の帯状部201と、ペットの腹部に対応する第2の帯状部202の中間部の間に幅広の帯状体203を設けたペット用胴輪200が提案されていた(例えば特許文献2)。なお、204は、第1の帯状体201の両端部に取り付けた紐状部を、205は、第2の帯状体202の両端部に設けられた、紐状部204を挿通する挿通孔を、206は、引き紐207を取付けるための連結部材を示している。
この従来のペット用胴輪200によれば、一体に形成された幅広の帯状体203と帯状部201,202によって引き紐からペットに伝わる力が分散されるので、細いベルトを用いる場合と比較すると、ペットの負担が緩和される。
ところで、ペットは、同じ品種でも個体毎に体型にばらつきがあり、胸部についても、標準的な位置よりも頭部寄りに付いている個体もあれば、逆に腹部寄りに付いている個体もある。
しかしながら、従来のペット用胴輪200は、使用状態を表した図21(b)に示すように、幅広の帯状体203の位置が固定されているため、ペットの個体毎に胸部の位置が異なっていても、それには対応出来ないという問題があった。
近年、例えば猫についても胴輪を利用するユーザが増えているが、特に猫の場合、体が非常に柔らかいため、胸部の位置が合っていない胴輪を使用していると、胴輪から抜け出してしまう虞がある。
特開2001−69869号公報 特開2009−124958号公報
本発明が解決しようとする問題点は、従来のペット用胴輪では、ペットの胸部をサポートする幅広の帯状体の位置を変更できなかった点である。
上記の課題を解決するため、本発明のペット用胴輪は、
ペットの胸部にあてがう筒状の胸当と、前記胸当の内部に挿通する帯状体と、前記帯状体と引き紐を直接又は間接に連結するリード連結手段とを備え、前記胸当を前記帯状体に対してペットの胴回りの方向と交差する向きにスライド可能に取り付けたペット用胴輪であって、
前記帯状体は2本の帯状部からなり、これら帯状部を前記胸当内で交差して挿通すると共に、
前記胸当の一方の開口部から延出した一方の帯状部の端部と、他方の開口部から延出した他方の帯状部の端部を接合した接合部を夫々設け、
前記接合部に前記リード連結手段を取り付けたことを最も主要な特徴としている。
本発明では、胸当が広い面積でペットの胸部に対応するので、引き紐からペットに伝わる力は分散され、細いベルトがペットの体に食い込むことはないので、ペットに負担がかからない。加えて、筒状の胸当を帯状体に対してスライド可能に取り付けたので、ペットの個体毎に胸部の位置が異なっていても、胸当の位置を自在に変更できる。
本発明の第1実施例のペット用胴輪の全体構成を説明する図である。 第1実施例のペット用胴輪の胸当が帯状体に対してスライド可能であることを説明する図で、(a)は標準の位置に、(b)はペットの頭部寄りの位置に、(c)はペットの腹部寄りの位置にスライドさせた状態を示す図である。 小開口部を有した胸当と、帯状体の変形例を説明する図で、(a)は2本の帯状部を胸当内で交差して挿通する場合の構成、(b)は環状に形成された2本の帯状部とする場合の構成を示した図である。 胸当の作成手順の一例を説明する図で、(a)は2枚の生地及びキルティングを重ねた状態、(b)は上下にステッチを入れた状態、(c)は左右に2つ折りにして合わせ側にステッチを入れた状態、(d)は胸当の左右両サイドに窪みを付けるためのステッチを入れた状態、(e)は生地を裏返した状態を示した図である。 第1実施例のペット用胴輪に使用するスライド式固定具の説明図で、(a)は下方から見た状態、(b)は作動片を開放させてベルト部材に沿って移動可能な状態、(c)はベルト部材の所要の位置で固定させた状態を示した図である。 第1実施例のペット用胴輪を猫に着用した状態を示す図で、(a)は正面方向、(b)は側面方向、(c)は背面方向から見た状態の図である。 本発明の第2実施例のペット用胴輪の全体構成を説明する図である。 第1実施例のペット用胴輪のベルト部材が(a)〜(c)の順に左右方向に交互に強く引っ張られる動作が繰り返された場合の問題点を説明する図である。 第2実施例のペット用胴輪の構成を説明する図で、(a)は面ファスナーを係止させていない状態、(b)はスライド式固定具で固定した後に面ファスナーを係止させた状態を示した図である。 第2実施例のペット用胴輪に用いるカバーの構成を説明する図である。 本発明の第3実施例のペット用胴輪の全体構成を説明する図である。 本発明の第4実施例のペット用胴輪の全体構成を説明する図で、(a)は左右の腹帯の先端付近に設けた面ファスナーを係止した状態を、(b)は面ファスナーを分離した状態を示した図である。 面ファスナーを係止した第4実施例のペット用胴輪の、(a)左側面図と(b)右側面図を示した図である。 第4実施例のペット用胴輪を猫に着用した状態を示す図ある。 一端に環状部材を取り付けた第4実施例に用いるベルト部材の構成を説明する図である。 生地の端にパイピング生地を取り付けた第4実施例に用いる帯状体の構成を説明する図である。 第4実施例の胴輪の作成手順の一例を説明する図で、(a)は胸当の生地の周囲にパイピングを施した状態、(b)は胸当の生地の中央部の下端に腹帯を縫合した状態、(c)は胸当の生地の左右両端を縫い合わせた状態、(d)は胸当の左右両サイドに窪みを付けるためのステッチを入れた状態、(e)は生地を裏返して胸当の部分が完成した状態を示した図である。 第4実施例の胴輪を広げた状態を示した図である。 左右の帯状体を接合した接合部の形状の違いを説明する図で、(a)は第1実施例の接合部、(b),(c)は第4実施例の接合部の形状を示した図である。 従来のペット用胴輪の説明図で、(a)は全体構成、(b)はペットに着用した状態を示した図である。 従来のペット用胴輪の他の一例の説明図で、(a)は全体構成、(b)はペットに着用した状態を示した図である。
本発明のペット用胴輪は、ペットの個体毎に胸部の位置が異なる点にも対応可能な胴輪を提供するという目的を達成するために、ペットの胸部にあてがう筒状の胸当と、前記胸当の内部に挿通する帯状体と、前記帯状体と引き紐を直接又は間接に連結するリード連結手段とを備え、前記胸当を前記帯状体に対してペットの胴回りの方向と交差する向きにスライド可能に取り付けた構成を採用した。
リード連結手段は、帯状体と引き紐を連結するための手段である。例えば、U字状のベルト部材のみ、或いは連結金具のみを帯状体の所要位置に取り付けた構成をリード連結手段とし、引き紐と直接に連結するように構成しても良い。また、ベルト部材にリング部材を挿通すると共にベルト部材の両端部を帯状体に取り付けた構成をリード連結手段とし、リング部材に引き紐を連結させて、引き紐と間接に連結するように構成しても良い。何れの構成を採用するかは、引き紐側の構成に応じて適宜決定すれば良い。
以下、本発明を実施するための各種の形態と共に最良の形態を、図1〜図19を用いて詳細に説明する。
図1に示すように、第1実施例のペット用胴輪Hは、ペットの胸部にあてがう筒状の胸当1と、この胸当1の内部に挿通する帯状体2と、この帯状体2と引き紐をリング部材5を介して間接に連結するリード連結手段3とを備えた構成である。胸当1は、ペットの胸部全体に対応するように、生地を筒状にして側面が広い面積となるように形成したものであり、かつ、帯状体2に対して、ペットの胴回りの方向(図1の左右方向)と交差する向き(図1の上下方向)に、スライド可能に取り付けられている。
胸当1は筒状に形成されており、上下に開口部11,12を有している。13はリボンの形状からなる装飾部であるが、これを胸当1の上方に取り付けることにより、ユーザが胸当1の上下を判別し易いという効果がある。
帯状体2は、2本の帯状部2a,2bからなり、これら帯状部2a,2bは胸当1の内部で交差している。そして、胸当1の一方の開口部11から延出した一方の帯状部2aの端部2a1と、他方の開口部12から延出した他方の帯状部2bの端部2b1を重ね合わせて縫合することにより接合し、接合部21を設けている。
また、帯状部2aの他方の端部2a2と、帯状部2bの他方の端部2b2に関しても同様に、重ね合わせて縫合することにより接合し、接合部22を設けている。
リード連結手段3は、ベルト状のベルト部材31からなり、ベルト部材31の両端部は帯状体2の接合部21,22に、夫々縫合して取り付けられている。そして、ベルト部材31には、ベルト部材31同士を所要の位置で挟んで固定するスライド式固定具4と、引き紐と連結するためのリング部材5が挿通されている。
第1実施例のペット用胴輪Hでは、接合部21,22を縫合したときに十分な強度が得られるように、帯状部2aの両端部2a1,2a2と、帯状部2bの両端部2b1,2b2は、図1に示すように、帯状部2a,2bの中間部よりも幅広の形状としている。これに対し、帯状部2a,2bの中間部は、胴輪Hを着用した時にペットの前足の付け根付近に位置する部分であるため、ペットの前足の動きを阻害することがないように、両端部2a1,2a2や両端部2b1,2b2よりも細幅とし、胴輪Hを着用した状態でもペットが動き易いようにしている。
図2は、胸当1が帯状体2に対してスライド可能であることを説明する図である。(a)では、胸当1は帯状部2a,2bの中央の位置にある。ペットの胸部が標準的な位置である場合、胸当1は(a)に示すように中央の位置で使用する。
一方、ペットの胸部の位置が頭部寄りである場合、ユーザは、(b)に示すように、胸当1を帯状部2a,2bの中央の位置よりもペットの頭部側の方向(図2の上方向)にスライドさせた状態で使用する。また、ペットの胸部の位置が腹部寄りである場合は、(c)に示すように、胸当1を帯状部2a,2bの中央の位置よりもペットの腹部側の方向(図2の下方向)にスライドさせた状態で使用する。
図3は、胸当1と帯状体2の変形例を説明する図で、胸当1及び帯状体2を内側面から見た状態を示している。変形例(a)が図1の第1実施例と異なる点は、両開口部11,12を仕切って2分した小開口部11a,11b,12a,12bを設けた点である。開口部11,12を仕切る方法としては、開口部11,12の中央付近の位置11c,12cにおいて前後の生地を縫い合わせる方法を用いた。
変形例(a)では、帯状体2は2本の帯状部2a,2bからなり、これら帯状部2a,2bを胸当1内で交差して挿通すると共に、胸当1の小開口部11aから延出した帯状部2aの端部2a1と、小開口部12aから延出した帯状部2bの端部2b1を接合した接合部21を設けている。さらに、胸当1の小開口部11bから延出した帯状部2bの端部2b2と、小開口部12bから延出した帯状部2aの端部2a2を接合した接合部22を設けている。なお、図示を省略しているが、接合部21,22にはリード連結手段3(ベルト部材31の端部)が取付けられる。
このように、開口部11,12を仕切って2分した小開口部11a,11b,12a,12bから帯状部2a,2bを延出するように構成すれば、開口部が帯状部2a,2bの幅に適合したサイズとなるため、胸当1の内部で帯状部2a,2bが不必要に横方向に動くのを防止できる。また、開口部が帯状部2a,2bの幅に適合したサイズとなって、胸当1のスライドも適度に抑制されるため、胸当1を位置決め後、使用中にずれてしまう虞も低減できる。
変形例(b)では、帯状体2は、夫々環状に形成された2本の帯状部2c,2dからなり、これら帯状部2c,2dの一部を胸当1の内部に挿通すると共に、帯状部2c,2dの、胴輪Hをペットに着用時にペットの背部側となる位置に、リード連結手段3を取り付ける構成としている。具体的には、図3(b)の例では、帯状部2cの両端部2c1,2c2を縫合した接合部21と、帯状部2dの両端部2d1,2d2を縫合した接合部22が、着用時にペットの背部側となる位置であり、この接合部21,22にベルト部材31の両端部を例えば縫合により取り付ける。なお、開口部11,12については、(a)と同様、小開口部11a,11b,12a,12bに分割する構成としている。
変形例(a),(b)の何れの構成であっても、胸当1が帯状体2に対してスライド自在となる作用が得られる点は同じであるが、本発明では、帯状部2a,2bを胸当1内で交差して挿通する変形例(a)の構成を採用する方が、より好ましい。引き紐から伝わる力が帯状部2a,2bにバランス良く伝わりフィット性が向上する上、帯状部2a,2bを胸当1内で交差した状態となっている方が、胸当1が位置決め後にずれにくくなるからである。
図4は、胸当1の作成手順の一例を説明する図である。先ず、(a)に示すように、2枚の生地14a,14b(材質は例えば綿、デニム等を使用する)を中表にして重ね、更にキルティング14cを重ねた状態とする。
次に、(b)〜(c)に示すように、重ね合わせた3枚の生地14a〜14cの上下の位置に左右方向にステッチ15aを入れ、左右方向に2つ折りにした後、合わせ側に上下方向にステッチ15bを入れる。
続いて、(d)に示すように、(c)で上下方向にステッチ15bを入れた部分を中央にして左右両サイドに窪みを付けるための弧状のステッチ15cを入れる。そして、このステッチ15cの外側の部分16は不要部分となるため、ハサミ等で切除する。また、両開口部11,12を11c,12cの位置で縫合によって仕切って2分した小開口部11a,11b及び12a,12bを設ける。最後に(e)に示すように、生地を裏返して表側を表にし、胸当1が完成する。
第1実施例のペット用胴輪Hでは、図4(e)に示すように、胸当1の中央部分17の径R1が両開口部11,12の径R2よりも小さく、中央部部分17が括れた形状の胸当1を使用した。このようにすれば、胸当1の内部で帯状部2a,2bの動きが適度に抑制されて胸当1の使用中のずれを防止できる上、ペットの前足の間の胸部にフィットさせ易い形状となるので、極めて好適である。また、胸当1は、図4(a)に示すように、2枚の生地14a,14bに加えてキルティング14cを用いる構成とする方が、胸当1にクッション性が得られ、ペットの胸部の負荷を緩和できる点では好ましい。
図5は、スライド式固定具4の構成を説明する図である。(a)に示すように、スライド式固定具4は、ベルト部材31を挟んで拘束する作動片41a,41bと、指で挟んで力を加える部位である操作片42a,42bを備えた左右の部材が支軸43によって軸支されている。さらに、巻きバネ44の作用により、操作片42a,42b側が離反し、作動片41a,41bには常に閉鎖方向に力が働いている。なお、ベルト部材31は、作動片41a,41b及び操作片42a,42bの間に挿通される。
図5(b)は、操作片42a、42bの間を、例えば親指と人差し指によって力を加えて狭め、作動片41a,41bの拘束を解除した状態を示した図である。この状態において、スライド式固定具4は、ベルト部材31の所要の位置に移動させることができる。
本発明のペット用胴輪Hをペットに装着するときは、先ず、ペットの両前足を帯状体2a,2bの輪状になっている部分に夫々通してから、胸当1をペットの胸部にあてがい、続いて、帯状体2をペットの胸部から背部側にかけて沿わせ、ベルト部材31に取り付けたスライド式固定具4をペットの背部に最も近付けた位置に移動させ、(c)に示すように、操作片42a、42bから手を離してスライド式固定具4を固定する。
こうすることにより、接合部21,22間の距離が近付いた状態で固定できるので、ペットの胴部に対し、胴輪Hをきっちりと装着できる。また、胴輪Hのサイズに対してペットの体のサイズがやや大きい場合は、スライド式固定具4を固定する位置をベルト部材31の先端側に若干移動させて、接合部21,22間の距離を調節することにより、サイズの微調整ができる。したがって、例えばS,M,L,LLの4サイズの規格で胴輪Hを販売する場合でも、各サイズ毎にスライド式固定具4の固定位置によるサイズの微調整ができるので、ペットの体のサイズの違いに対して、きめ細かく対応できる。
図6は、第1実施例のペット用胴輪Hを猫Cに着用させた状態を示す図で、(a)は正面方向、(b)は側面方向、(c)は背面方向から見た状態の図である。第1実施例のペット用胴輪Hは、上記の通りの構成を採用したので、その個体にとって最も適切な位置に胸当1をスライドさせることができる。また、スライド式固定具4を適宜移動させれば、ペットの体のサイズが大きい場合でも対応できるので、体が柔らかい猫Cであっても、胴輪Hからの抜け出しを確実に防止できる。
図7は、本発明の第2実施例のペット用胴輪Hの全体構成を説明する図である。第2実施例において特徴的な構成は、ベルト部材31の内側面に面ファスナー3a,3bを設けた点と、スライド式固定具4を覆うカバー6を設けた点である。なお、7は、夜間の散歩時などに光を反射してドライバーから目立つようにするために、ベルト部材31の先端に取り付けた反射体を示している。
図8は、第1実施例のペット用胴輪Hのベルト部材31が左右方向に強く引っ張られる動作が繰り返された場合の問題点を説明する図である。
スライド式固定具4は、胴輪Hをペットに装着した時点では、ペットの背部に最も近い位置に固定するが、(a)に示すように、引き紐が右方向に強く引かれると、矢印Xの方向に若干ずれが生じてしまう。また、(b)に示すように、引き紐が左方向に強く引かれると、スライド式固定具4の固定位置が矢印Yの方向にずれてしまう。さらに、(c)に示すように、引き紐が右方向に強く引かれると、スライド式固定具4は再び矢印Xの方にずれてしまう。
これは、引き紐が左右に交互に引かれる動作が繰り返されると、ベルト部材31同士が逆方向に摺れながらずれる量が徐々に増えるために生じる現象である。そして、(c)においては、矢印Zで示す部分の間隔が完全に広がってしまい、ペットが逃げ出してしまうおそれがある。
そこで、本発明では、図9(a)に示すように、ベルト部材31の内側面に面ファスナー3a,3bを設けた構成とすることがより好ましい。
すなわち、第2実施例のペット用胴輪Hをペットに装着する場合は、先ず(a)に示すように、面ファスナー3a,3bを係止させていない状態で装着し、スライド式固定具4をペットの背部に最も近接させた位置に移動させて固定した後、(b)に示すように、面ファスナー3a,3bを係止状態とする。このようにすれば、引き紐が左右に交互に引かれる動作が繰り返されても、ベルト部材31同士は面ファスナー3a、3bの作用によって係止されているので、逆方向に摺れながらずれる量が序々に増える現象は生じない。そのため、帯状部2a,2b間の距離が広がることはなく、ペットが胴輪Hから抜け出してしまうトラブルを確実に防止できる。
面ファスナー3a,3bをベルト部材31の内側面に設ける場合、ベルト部材31と帯状体2の接合部21,22に近接させた位置に設ける方が良い。但し、スライド式固定具4を固定する予定位置の内側面32は避けるようにする。第2実施例では、ベルト部材31と帯状部2a,2bの接合部21,22から2cm空けた位置から長さ6cmの面ファスナー3a,3bをベルト部材31の先端方向に向けて縫合して取り付けている。なお、一方の面ファスナー3aには、鈎型あるいはキノコ型等の素子を有する面ファスナー雄材が使用されており、他方の面ファスナー3bには、面ファスナー3aと係止可能なループ型の素子を有する面ファスナー雌材が使用されている。
上記のように構成すれば、スライド式固定具4の作動片41a,41bの上部に、面ファスナー3a,3bの厚みの分だけ段差ができ、その段差によってスライド式固定具4の移動を防止する効果が得られる。
図10は、第2実施例のペット用胴輪Hにおいて使用するカバー6の構成を説明する図である。カバー6は、任意の形状からなる布製のカバー体61からなり、カバー体61の中央にはベルト部材31を挿通するスリット状の孔62を設けている。使用時には、孔62の部分にベルト部材31の先端部を挿通し、カバー体61をペットの背部側に移動させて、カバー6を、最適な位置で固定したスライド式固定具4の上方から覆い被せるようにする。
このようなカバー6を用いれば、スライド式固定具4全体を上方から覆うことができるので、ペット及びユーザにとって安全である。また、カバー体61にはユーザの好みに合った任意のデザインを施すことができるので、複数のカバー6を準備してその日の気分に応じて気に入ったものを選択するようにすれば、胴輪Hの本体は同じであっても、種々のバリエーションが楽しめる。
図11は、帯状体2が1本で構成された本発明の第3実施例のペット用胴輪Hの全体構成を説明する図である。
第3実施例のペット用胴輪Hは、帯状体2は中間部23でU字状に折り返されて両半部24a,24bを胸当1に挿通すると共に、これら半部24a,24bの端部24a1,24b1に、帯状体2と引き紐と直接に連結するリード連結手段3として環状体32a,32bを夫々取り付け、前記中間部23に前記半部24a,24bの端部24a1,24b1側を挿通する挿通部8を取り付けた構成である。
胸当1は、両開口部11,12を仕切って2分した小開口部11a,11b,12a,12bを設けた構成とし、帯状体2は、前記小開口部11a,11bと12a,12bから夫々延出させた構成としている。
ペット用胴輪Hを使用するときは、先ず、帯状体の中間部23と胸当1の上部によって輪状になっている部分をペットの首部に掛け、次に、胸当1を胸部にあてがい、さらに、半部24a,24bの部分を背部側に回し、挿通部8に半部24a,24bの端部24a1,24b1側を挿通し、環状体32a,32bと引き紐を直接に連結する。こうすることにより、胸当1は、ペットの胴回りの方向と交差する向きにスライド可能となるため、ペットの個体毎に胸部の位置が異なっても、胸当1を適切な位置に移動できる。
このように、本発明のペット用胴輪では、帯状体2は必ずしも2本の帯状部から構成されている必要はない。もっとも、ペットの体に対するフィット性に優れ、かつ、ペットへの装着が容易である点では、帯状体2は、第1及び第2実施例で示した帯状部2a,2bの構成とする方がより好ましい。
図12は、本発明の第4実施例のペット用胴輪Hの全体構成を説明する図である。第4実施例において最も特徴的な構成は、胴輪Hが外れてペットが逃げ出してしまうトラブルをより確実に防止するために、胸当1の下端部に、ペットの胴部に巻き付けて胴輪Hを固定する帯状の腹帯9を取り付けた点である。図12(a)は左右に延びた腹帯9の一方端91付近の内面と他方端92の外面に設けた面ファスナー9a,9bを係止した状態を、(b)は面ファスナー9a,9bを分離した状態を示している。
図13は、腹帯9の面ファスナー9a,9bを係止した状態における第4実施例の胴輪Hの左側面図(a)と、右側面図(b)を示した図である。
例えば、第1実施例の胴輪Hの場合、万一、スライド式固定具4が緩んで帯状部2a,2bの間が大きく広がると、ペットが脱走する可能性が高くなる。これに対し、第4実施例では、図14に示すように、胴輪Hはスライド式固定具4だけではなく、腹帯9でもペットCの胴部に固定されているため、仮に、スライド式固定具4が緩んだ場合でも、ペットCの脱走を防止できる。
面ファスナー9bは、図12(b)に示すように、面ファスナー9aと比較して腹帯9の長手方向の幅を長くしており、ペットの胴回りのサイズに合わせて最適な位置で面ファスナー9a,9bを係止することができる。また、第4実施例の胴輪Hでは、スライド式固定具4と腹帯9でダブルブロックする構成としたので、これらを必要以上にきつく締め付ける必要がなく、ペットにかかる負担が少なくなる。
腹帯9は、図12(b)に示すように、両端91,92の部分と比較して中央部分は細幅としている。このような形状とする方が、ペットの体にフィットし、ペットの動きを妨げることもないので、好適である。また、デザイン上もスマートで、バランスの良いものとなる。
もっとも、第4実施例の胴輪Hを、身動きが困難となった高齢のペットの介護用として使用する場合は、腹帯9の中央部分の幅を図12〜図13に示す例のものよりもさらに太くし、ペットにかかる負担を極力軽減する方が好ましい。
第4実施例では、リード連結手段3のベルト部材31は、ポリプロピレン、ナイロン、アクリルなどの材質からなる織りテープを使用した。織りテープからなるベルト部材31は、必要な強度や耐久性は維持しつつ、適度な柔軟性が得られるので、例えばキャリーバッグに胴輪Hを入れる際でも、嵩張らずに収納しやすくなる。また、ベルト部材31の軽量化が図れる。
また、第4実施例では、帯状部2a,2bを縫合して縫い合わせた接合部21,22のうち、片側の接合部22に、図13(b)に示すように、アクセサリーやチャームなどを取り付けるための環状部材10を設けた。環状部材10は、図15に示すように、ベルト部材31の一端を折り返して縫合した輪状の先端部33aに取り付けている。環状部材10の使い方はユーザの自由であり、ペットの名前を記載した名札や、ペットが迷子になったときの連絡先を記載した迷子札を取り付けても良い。
ベルト部材31の先端部33aと、他方の先端部33bは、帯状部2a,2bの接合部21,22と縫合される。また、ベルト部材31のループ状になった中央部にはリードの金具と連結するためのリング部材5を、このリング部材5と先端部33a,33bの間には、所要の位置でベルト部材31,31間を挟持して固定するスライド式金具4を取り付けている。
なお、第2実施例の胴輪Hにおいて、ベルト部材31の先端に反射体7を設ける構成を開示したが、第4実施例の胴輪Hにおいても、反射又は蓄光の機能を備えた生地からなる反射体をベルト部材31の所要の位置に取り付けても良い。反射体を取り付けることで、夜間使用時の安全性が確保される。
図16〜図19は、第4実施例の胴輪Hの作成手順の一例を説明する図である。第4実施例の帯状部2aは、二枚のデニム生地の間に芯材としてキルティングを一枚入れた構成とした。そして、これらの生地の端は、図16に示すように、バイヤス生地25でくるむようにして縫製し、パイピング処理を施した。なお、パイピング処理時に生地がずれないように、デニムとキルティングは予め縫いあわせておくようにした。また、パイピング処理の終端26は、帯状部2aの中央部に位置するようし、完成時に胸当1の内部に隠れて目立たないようにした。
第4実施例では、胸当1に用いる生地の上下端(図17(a))や、腹帯9に用いる生地の端(図17(b))についても、バイヤス生地18,93でくるみ、パイピング処理を施した。
このように、第4実施例の胴輪Hでは、胸当1、帯状部2a,2b,腹帯9の端部を、何れもパイピング仕様としたので、ペットの肌に当たる面を柔らかくすることができて、好適である。
また、第4実施例の胴輪Hでは、胸当1は、一枚の生地で制作し、完成時の厚みを薄くしたので、例えば第2実施例の胴輪Hと比較すると、ゴロツキ感が低減されると共に制作が容易となった。なお、後記のとおり、胸当1の左右の端部に弧状のサイドステッチを入れることで一定の強度が得られるので、一枚の生地であっても胸当1の形状が歪むことはない。
図17(b)は、胸当1に腹帯9を縫いつけた状態を示している。第4実施例では、符号94で示すように、胸当1の下端より約5ミリ程度内側の位置で四角形状に縫合することにより、胸当1の下端部に腹帯9を取り付けている。
図17(c)〜(e)は、胸当1と腹帯9を縫い付けた後、胸当1を制作する手順を説明する図である。胸当1は、先ず(c)に示すように、胸当1の生地の左右両端を15bの位置で縫い合わせ、次に(d)に示すように、左右両サイドに窪みを付けるための弧状のステッチ15cを入れて、その外側の部分16を切除し、最後に(e)に示すように、生地の表裏をひっくり返して制作する。
なお、第2実施例の胴輪Hと同様、胸当1の上下の開口部11,12は、11c,12cの位置で縫合して2分し、小開口部11a,11b,12a,12bを設けている。そして、図18に示すように、胸当1の内部には、帯状部2a,2bを交差して挿通するようにしている。
その際、第4実施例では、帯状部2a,2bの交差部分27で、帯状部2a,2b同士を縫合して固定するようにしている。このようにすれば、帯状部2a,2bに対し胸当1が上下方向にスライド可能である点は維持しつつ、一方の帯状部2a又は2bだけが胸当1から移動してしまう問題点を回避できるので、好適である。
図19は、左右の帯状部2a,2bを接合した接合部21,22の形状の違いを説明する図で、(a)は第1実施例の接合部22、(b)は第4実施例の接合部22、(c)は第4実施例の接合部21の形状を示した図である。
第1実施例の胴輪Hの接合部22では、その内側(胸当1が存在する側)のライン28は、図19(a)に示すように、例えば100〜130°程度の角度で屈曲したラインとしている。これに対し、第4実施例の胴輪Hの接合部22,21の内側のライン28は、図19(b),(c)に示すように、例えば150〜180°の角度で直線に近いラインとなるようにし、ペットの前肢の肩を中心とした動きを、より妨げない形状とした。このように、ペットの前肢の動きを阻害しないという観点からは、第4実施例の接合部21,22のような形状とする方が好ましい。
なお、ペットは、最初は胴輪の着用を嫌がり、時間をかけることで徐々に慣れる場合があるが、このような胴輪の着用をトレーニング中のペットの場合、スライド式金具4は怪我の原因となり兼ねないので、できれば使用しない方が望ましい。この点、第4実施例の胴輪Hは、スライド式金具4を使用しなくても、ベルト部材31,31の内側面に面ファスナーを設けて係止すると共に、腹帯9の面ファスナー9a,9bを係止すれば、ある程度の確実さでペットの脱走を防止できる。よって、第4実施例の胴輪Hは、胴輪の着用にまだ慣れていないトレーニング中のペットに用いる胴輪としても適したものである。
以上の実施の形態を、各請求項に記載した構成とそれ以外の構成も含めてまとめると、以下の付記の通りである。
(付記1)
ペットの胸部にあてがう筒状の胸当と、前記胸当の内部に挿通する帯状体と、前記帯状体と引き紐を直接又は間接に連結するリード連結手段とを備え、前記胸当を前記帯状体に対してペットの胴回りの方向と交差する向きにスライド可能に取り付けたことを特徴とするペット用胴輪。
(付記2)
前記帯状体は夫々環状に形成された2本の帯状部からなり、これら帯状部の一部を前記胸当の内部に挿通すると共に、前記帯状部のペットの背部側となる位置に前記リード連結手段を取り付けたことを特徴とする付記1に記載のペット用胴輪。
(付記3)
前記帯状体は2本の帯状部からなり、これら帯状部を前記胸当内で交差して挿通すると共に、
前記胸当の一方の開口部から延出した一方の帯状部の端部と、他方の開口部から延出した他方の帯状部の端部を接合した接合部を夫々設け、
前記接合部に前記リード連結手段を取り付けたことを特徴とする付記1に記載のペット用胴輪。
(付記4)
前記胸当の両開口部を仕切って2分した小開口部を設け、前記帯状部は前記小開口部から夫々延出させたことを特徴とする付記2又は3に記載のペット用胴輪。
(付記5)
前記帯状部の両端部は、前記帯状部の中間部よりも幅広の形状としたことを特徴とする付記2又は3に記載のペット用胴輪。
(付記6)
前記リード連結手段は前記帯状体に取り付けたベルト部材からなり、前記ベルト部材同士を所要の位置で挟んで固定するスライド式固定具を備えたことを特徴とする付記1〜5の何れかに記載のペット用胴輪。
(付記7)
前記ベルト部材の内側面に面ファスナーを設けたことを特徴とする付記6に記載のペット用胴輪。
(付記8)
前記面ファスナーは、前記スライド式固定具を固定する予定位置の内面には設けないことを特徴とする付記7に記載のペット用胴輪。
(付記9)
カバー体に設けた孔に前記ベルト部材を挿通して前記スライド式固定具を覆うカバーを備えたことを特徴とする付記6〜8の何れかに記載のペット用胴輪。
(付記10)
前記胸当は、中央部分の径が両開口部の径よりも小さく、前記中央部分が括れた形状としたことを特徴とする付記1〜9の何れかに記載のペット用胴輪。
(付記11)
前記胸当の上方に、前記胸当の上下を判別するための装飾部を取り付けたことを特徴とする付記1〜10の何れかに記載のペット用胴輪。
(付記12)
前記帯状体は中間部でU字状に折り返されて両半部を前記胸当に挿通すると共に、これら半部の端部に、前記帯状体と引き紐と直接に連結するリード連結手段として環状体を夫々取り付け、前記中間部に前記半部の端部側を挿通する挿通部を設けたことを特徴とする付記1に記載のペット用胴輪。
(付記13)
前記胸当の下端部に、ペットの胴部に巻き付けて固定する帯状の腹帯を取り付けたことを特徴とする付記1〜12の何れかに記載のペット用胴輪。
(付記14)
前記胸当、前記帯状部、前記腹帯の端部は、夫々パイピング処理を施したことを特徴とする付記13に記載のペット用胴輪。
(付記15)
前記胸当内で交差して挿通する2本の帯状部は、交差部分で帯状部同士を縫合して固定したことを特徴とする付記3に記載のペット用胴輪。
(付記16)
前記接合部の内側のラインの角度は、150〜180°の範囲としたことを特徴とする付記3に記載のペット用胴輪。
本発明は上記の例に限らず、各請求項に記載された技術的思想の範疇であれば、適宜実施の形態を変更しても良いことは言うまでもない。
本発明のペット用胴輪は、実施例に示したように猫用の胴輪として利用できることは勿論、犬、うさぎ等のペットにも利用できる。
H ペット用胴輪
1 胸当
11 開口部
11a,11b 小開口部
12 開口部
12a,12b 小開口部
2 帯状体
21,22 接合部
2a,2b 帯状部
2c,2d 帯状部
3 リード連結手段
31 ベルト部材
3a,3b 面ファスナー
4 スライド式固定具
9 腹帯
C ペット

Claims (5)

  1. ペットの胸部にあてがう筒状の胸当と、前記胸当の内部に挿通する帯状体と、前記帯状体と引き紐を直接又は間接に連結するリード連結手段とを備え、前記胸当を前記帯状体に対してペットの胴回りの方向と交差する向きにスライド可能に取り付けたペット用胴輪であって、
    前記帯状体は2本の帯状部からなり、これら帯状部を前記胸当内で交差して挿通すると共に、
    前記胸当の一方の開口部から延出した一方の帯状部の端部と、他方の開口部から延出した他方の帯状部の端部を接合した接合部を夫々設け、
    前記接合部に前記リード連結手段を取り付けたことを特徴とするペット用胴輪。
  2. 前記胸当の両開口部を仕切って2分した小開口部を設け、前記帯状部は前記小開口部から夫々延出させたことを特徴とする請求項に記載のペット用胴輪。
  3. 前記リード連結手段は前記帯状体に取り付けたベルト部材からなり、前記ベルト部材同士を所要の位置で挟んで固定するスライド式固定具を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のペット用胴輪。
  4. 前記ベルト部材の内側面に面ファスナーを設けたことを特徴とする請求項に記載のペット用胴輪。
  5. 前記胸当の下端部に、ペットの胴部に巻き付けて固定する帯状の腹帯を取り付けたことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のペット用胴輪。
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