JP3106219U - 衣服 - Google Patents

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謙一 土肥
芳春 井元
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住商テキスタイル株式会社
株式会社北基サービス
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Abstract

【課題】結び紐を片手で結んで両前身ごろを閉じることができ、片手が不自由な人でも介護の人や家族の手を借りることなく簡単に着用することができる衣服を提供する。
【解決手段】衣服1の一方前身ごろ2における後ろ身ごろ4との縫合部分の外面側と襟縁とにそれぞれ結び紐7、8が縫着され、他方前身ごろ3には、後ろ身ごろ4との縫合部分の内面側と襟縁とに、ループ部材9,10と結び紐11、12がそれぞれ縫着され、対応するループ部材9又は10に通した結び紐7又は8でループ部材9又は10に絡む結び目を片手の操作で形成して両前身ごろ2と3を閉じる。
【選択図】図2

Description

この考案は、例えば、病院での上衣や寝間着等として着用するための結び紐式の衣服、更に詳しくは、両側前身ごろを閉じる結び紐を片手で結ぶことができるようにし、病気や怪我で片手が不自由な人でも簡単に着用することができる衣服に関する。
従来、病院での入院患者や家庭で療養している人が寝間着としたり、起きたときに着用するために提案されている上衣として、衣服の両側前身ごろにそれぞれ結び紐を縫着し、衣服を着用して両側の結び紐を互いに結ぶことにより、両側前身ごろを閉じるような構造のものが知られている。
ところで、病院での入院患者や家庭で療養している人において、病気や怪我で片手が不自由な人が案外に多く、このため、上記のような、両側前身ごろにそれぞれ縫着した結び紐を結ぶようにした上衣では、片手で両側の結び紐を結ぶことが非常に困難であり、実際には上衣の着用に介護の人や家族の手を借りなければならないという不便がある。
そこで、この考案の課題は、結び紐を片手で結んで両前身ごろを閉じることができるようにし、片手が不自由な人でも介護の人や家族の手を借りることなく簡単に着用することができる衣服を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、この考案は、上衣の両前身ごろを結び紐で閉じるようにした衣服において、一方前身ごろ側に結び紐を縫着し、他方前身ごろ側に上記結び紐を挿通するためのループ部材を縫着した構成を採用したものである。
前記衣服が、一方前身ごろの前面に他方前身ごろが重なるダブル形状の上衣に縫製され、前記一方前身ごろにおける後ろ身ごろとの縫合部分の外面側と襟縁とにそれぞれ結び紐が縫着され、他方前身ごろには、後ろ身ごろとの縫合部分の内面側と襟縁とに、ループ部材と結び紐がそれぞれ縫着されている構造とすることができる。
上記のような衣服を着用するときは、両前身ごろを重ねるようにして結び紐を片手で摘んで対応するループ部材に通し、この結び紐で輪を作るようにしてその先端を輪に通すようにし、先端を指先で引けばループ部材に絡む結び目ができ、衣服の前身ごろを閉じることができる。
また、衣服の襟における胸元部分で互いに重なり合う位置に、一方側にボタンと他方側にこのボタンをかけるボタンホールを設けることもできる。
このように、胸元部分に設けたボタンをボタンホールにかけると、胸元部分がはだけることがなく、胸元が気にならなくなる。
この考案によると、上衣の両側前身ごろを結び紐で閉じるようにした衣服の一方前身ごろ側に結び紐を縫着し、他方前身ごろ側に上記結び紐を挿通するためのループ部材を縫着したので、結び紐をループ部材に挿通してこのループ部材に絡む結び目を形成する作業が片手で行え、従って、両前身ごろを片手で閉じることができ、片手が不自由な人でも介護の人や家族の手を借りることなく自分で簡単に着用することができる。
また、衣服の襟における胸元部分に設けたボタンをボタンホールにかけることで襟の胸元部分を閉じることができ、胸元を気にせずに着用することができる。
以下、この考案の実施の形態を図示例と共に説明する。
図示のように、この考案の衣服1は、病院での入院患者や家庭で療養している人が寝間着としたり、起きたときに着用するための上衣として用いるものであり、例えば、綿70%、テトロン30%の質感と通気性の良い素材を用い、両側前身ごろ2、3と後身ごろ4及び袖5、5を有し、一方前身ごろ2の前面に他方前身ごろ3が重なるダブル形状に縫製され、後身ごろ4の上部から両前身ごろ2、3の端縁に沿って襟6が設けられている。
前記一方前身ごろ2における後ろ身ごろ4との縫合部分の外面側と襟6の縁とには、腰に該当する程度の位置に、それぞれ所定の長さを有する結び紐7、8が縫着され、また、他方前身ごろ3における後ろ身ごろ4との縫合部分の内面側と襟縁とには、腰に該当する程度の位置に、ループ部材9、10とその下部に所定の長さを有する結び紐11、12がそれぞれ縫着されている。
上記結び紐7、8、11、12は、衣服と同様の布地を用いて帯状に縫製され、その一端側を衣服1の上記各位置に縫着することにより取り付けられ、同じくループ部材9、10は、衣服1と同様の布地を用いて形成した細い紐を略半円形にして、その両端を衣服1の上記各位置に縫着することにより取り付けられている。
なお、他方前身ごろ3の襟縁下部のループ部材10は、襟縁から突出するように取り付けておくと結び紐8の挿通が行い易いという利点がある。
上記衣服1の襟6における胸元部分で互いに重なり合う位置に、一方側にボタン13と他方側にこのボタン13をかけるボタンホール14を設け、ボタン13をボタンホール14にかけることで胸元部分を閉じることができるようにしている。
この考案の衣服は、上記のような構成であり、この衣服1を着用して両前身ごろ2、3を閉じるには、左側の一方前身ごろ2の前に右側の他方前身ごろ3を臨ませ、先ず、一方前身ごろ2の襟縁に縫着した結び紐7を片手で摘み、図3のように、他方前身ごろ3の後ろ身ごろ4との縫合部分の内面側に縫着したループ部材9に挿通し、この結び紐7で輪を作るようにしてその先端を輪に通すようにし、次に、結び紐7の先端を指先で引けば、図4のようにループ部材9に絡む結び目Aができ、一方前身ごろ2の襟縁側を他方前身ごろ3に対して取り付けることができる。
また、一方前身ごろ2の後ろ身ごろ4との縫合部分に縫着した結び紐8を片手で摘み、この結び紐8を他方前身ごろ3の襟縁に縫着したループ部材10に挿通して上記と同様にこのループ部材10に絡む結び目を形成すれば、他方前身ごろ3の襟縁側を一方前身ごろ2に対して取り付けることができ、これによって、図1のような両前身ごろ2、3を閉じた着用状態になる。
この着用状態で、ボタン13をボタンホール14にかけることで襟6の胸元部分を閉じることができる。
なお、図示の衣服1は、一方前身ごろ2の前面に他方前身ごろ3が重なるダブル形状に縫製したが、両前身ごろ2、3を身体の前で合わすシングル形状に縫製されたものでもよく、この場合は、両前身ごろの襟縁における一方に結び紐と他方にループ部材を縫着した構造とすればよい。
また、両手が使える人は、両前身ごろ2、3の対応する位置にある結び紐7と11、8と12を互いに結ぶことによって両前身ごろ2、3を閉じればよい。
この考案に係る衣服の前身ごろを閉じた状態を示す正面図 この考案に係る衣服の前身ごろを開いた状態を示す正面図 結び紐をループ部材に挿通して輪を作った状態の斜視図 結び紐でループ部材に絡む結び目を作った状態の斜視図
符号の説明
1 衣服
2 一方前身ごろ
3 他方前身ごろ
4 後身頃
5 袖
6 襟
7 結び紐
8 結び紐
9 ループ部材
10 ループ部材
11 結び紐
12 結び紐
13 ボタン
14 ボタンホール

Claims (3)

  1. 上衣の両前身ごろを結び紐で閉じるようにした衣服において、一方前身ごろ側に結び紐を縫着し、他方前身ごろ側に上記結び紐を挿通するためのループ部材を縫着したことを特徴とする衣服。
  2. 前記衣服が、一方前身ごろの前面に他方前身ごろが重なるダブル形状の上衣に縫製され、前記一方前身ごろにおける後ろ身ごろとの縫合部分の外面側と襟縁とにそれぞれ結び紐が縫着され、他方前身ごろには、後ろ身ごろとの縫合部分の内面側と襟縁とに、ループ部材と結び紐がそれぞれ縫着されていることを特徴とする請求項1に記載の衣服。
  3. 前記衣服の襟における胸元部分で互いに重なり合う位置に、一方側にボタンと他方側にこのボタンをかけるボタンホールを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の衣服。
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