JP5013899B2 - レンズ鏡筒における防滴構造 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ鏡筒の環状部材間の防滴構造に関する。
レンズ鏡筒は一般的に、互いに同心をなし光軸に沿って相対回転可能あるいは光軸回りに相対移動可能な複数の環状部材を具備している。これら環状部材の一つをズーム操作環あるいはマニュアルフォーカス環とし、このズーム操作環あるいはマニュアルフォーカス環の手動による回転操作により他の環状部材を光軸に沿って進退させる場合に、隣り合う(径方向に重なり合う)環状部材間に意図的に摩擦抵抗を発生させることにより、ズーム操作環あるいはマニュアルフォーカス環の手動操作時に撮影者が適度な抵抗感を感じられるようにすることが従来より行われている。
このような抵抗感を出すための手段の一例として、一方の面全体に細かな毛が植毛された環状の合成皮革の他方の面を環状部材の外周面または内周面に固着し、合成皮革の一方の面(植毛面)を隣り合う他の環状部材の内周面または外周面に摺動可能に接触させることが行われていた。
しかし、このように合成皮革を利用した場合は、撮影者が適度な抵抗感を感じられるようにはなるものの、隣り合う環状部材の隙間からレンズ鏡筒内に水滴や埃等が侵入するのを防止する(防滴効果を発揮する)のが難しくなる。
防滴効果を発揮しつつズーム操作環あるいはマニュアルフォーカス環の手動操作時に撮影者が抵抗感を感じられるようにしたレンズ鏡筒としては例えば特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1のレンズ鏡筒では、前側外装環3の外周面の後端部と、前側外装環3の直後に位置し前側外装環3に対して光軸回りに相対回転可能(光軸方向への相対移動は不能)なマニュアルリング4の内周面の前端部との間にプラスチックシートや塩化ビニルシートからなる環状のワッシャ7、8を挿入し、かつマニュアルリング4の後端部の外周面と、マニュアルリング4の直後に位置する後側外装環9の内周面の前端部との間にプラスチックシートや塩化ビニルシートからなる環状のワッシャ11、12を挿入している。さらに、前側外装環3の外周面の後端部とマニュアルリング4の内周面の前端部の間にワッシャ7、8の直後に位置する態様で撥水材を充填し、かつマニュアルリング4の外周面の後端部と後側外装環9の内周面の前端部の間にワッシャ11、12の直前に位置する態様で撥水材を充填している。
このような構造の特許文献1のレンズ鏡筒では、ワッシャ7、8、11、12及び前後の撥水材が防滴効果を発揮するので、レンズ鏡筒外部の水滴や埃がレンズ鏡筒内に侵入するのが防止される。さらに、前側外装環3とマニュアルリング4の間にワッシャ7、8が挟まれ、かつマニュアルリング4と後側外装環9の間にワッシャ11、12が挟まれているので、撮影者がマニュアルリング4を回転操作したときに撮影者は抵抗感を感じることができる。
特開2000−227534号公報
しかし、特許文献1のレンズ鏡筒は、比較的硬質の材料であるプラスチックシートや塩化ビニルシートを利用して環状のワッシャ7、8、11、12を成形しているので、合成皮革を利用した場合のような抵抗感を出すのが難しい。特に、環状部材が光軸方向へスライドしながら光軸回りに回転する場合は、環状部材が光軸方向へスライドのみする場合や光軸回りに回転のみする場合に比べて、合成皮革を利用したときのような抵抗感を出すのが一層難しい。
さらに、ワッシャ7、8、11、12をプラスチックシートや塩化ビニルシートによって成形しているので、ワッシャ7、8、11、12の表面に微小な凹凸が存在すると、この凹凸の影響によりマニュアルリング4の回転操作が不円滑になるおそれがある。このようにワッシャ7、8、11、12は設計形状通りに精度良く成形する必要があるが、プラスチックシートや塩化ビニルシートによってワッシャ7、8、11、12を精度良く成形するのは容易でない。
本発明は、環状部材を回転操作したときに適度な操作感を感じることができると共に防滴効果を発揮でき、しかも製造が容易なレンズ鏡筒における防滴構造を提供することを目的とする。
本発明のレンズ鏡筒における防滴構造は、互いに同軸をなしがら相対移動可能な複数の環状部材を具備するレンズ鏡筒において、撥水剤を浸含させた合成皮革からなる環状の防滴布の一方の面を、少なくとも一つの上記環状部材の内周面または外周面に固着し、上記防滴布の他方の面を多数の毛が植毛された植毛面とし、該植毛面を他の上記環状部材の外周面または内周面に摺動可能に接触させたことを特徴としている。
上記環状部材の少なくとも一つが、上記光軸回りに回転しながら光軸に沿って進退する環状部材であるのが好ましい。
上記防滴布が不透光性であるのが好ましい。
上記防滴布は、固着する環状部材の内周または外周と略同じ長さの帯材を丸めたものであるのが好ましい。
上記防滴布の周方向の端面の前端位置と後端位置の周方向位置がずれているのが好ましい。
具体的には、例えば、上記防滴布は、固着する環状部材の内周または外周より長い帯材を丸めたものであり、上記端面が、該防滴布の前面から後面側に延びる第一端部と、該防滴布の後面の第一端部とは異なる周方向位置から前面側に延びる第二端部と、第一端部と第二端部とを繋ぎ上記第一端部及び第二端部とは異なる方向に延びる連結部と、から構成することにより実現できる。
本発明によると、径方向に重なる二つの環状部材の対向面の一方に、合成樹脂からなる防滴布の一方の面が固着され、対向面の他方に防滴布の植毛面が摺動可能に接触するので、撮影者が環状部材を回転操作したときに、撮影者は適度な抵抗感を感じることができる。
しかも、防滴布には撥水剤を浸含させてあるので、レンズ鏡筒外部の水滴や埃等がレンズ鏡筒内部に侵入するのを効果的に防止できる。
さらに、防滴布は柔軟な素材なので、その厚み精度はそれほどシビアには要求されない。従って、従来のようにプラスチックシートや塩化ビニルシートによって防滴部材(ワッシャ)を製造する場合に比べて、本願発明の防滴布は容易に製造できる。
請求項2のように構成すると、光軸回りに回転しながら光軸に沿って進退する環状部材が存在する場合であっても、環状部材を回転操作したときに撮影者は適度な抵抗感を感じることができる。
請求項3のように構成すれば、防滴布により隣り合う環状部材の隙間を遮光できるようになる。
請求項4のように構成すれば、防滴布の製造が一層容易になる。
請求項5のように構成すれば、帯状の防滴布の周方向の両端面を光軸と平行な直線状に成形する場合に比べて、防滴布の周方向の端面が長くなる。そのため、仮に防滴布の両端の間に隙間が出来たとしても、隙間の一方の端部から隙間に侵入した水分は隙間の他方の端部に到達しにくくなる。従って、帯状の防滴布の周方向の両端面を光軸と平行な直線状に成形する場合に比べて防滴効果が向上する。
請求項6のように構成すれば、防滴布の周方向の端面がさらに長くなるので、防滴効果がさらに向上する。
以下、本発明の一実施形態について図1から図5を参照しながら説明する。
まずレンズ鏡筒10の全体構造について図1及び図2を利用しながら説明する。
図1及び図2に示すように、レンズ鏡筒10は3つのレンズ群L1、L2、L3を具備する交換式レンズ鏡筒である。各レンズ群L1、L2、L3の光軸Oを中心とする筒状体である第1固定環11の後端部には、図示を省略したカメラボディのマウント部に着脱可能なマウント部12が設けてある。さらに、第1固定環11の内周側には第1固定環11と同心をなす筒状体である第2固定環13が配設してあり、第2固定環13の後端部は第1固定環11の後部壁の前面に固定してある。
第1固定環11及び第2固定環13の前端部には、第1固定環11及び第2固定環13と同心をなす筒状体であるズーム操作環15が光軸O回りに回転可能(光軸O方向のスライドは不能)として設けてある。グリップ環16は、ズーム操作環15の外周面に固着したグリップ環である。
第2固定環13の前端部の外周面には、第2固定環13と同心をなす筒状体であるフォーカス環17の後端部が光軸O回りに回転可能(光軸O方向のスライドは不能)として設けてある。フォーカス環17の後端部はズーム操作環15の内周側に位置している。フォーカス環17の内周面の後端部にはギヤが形成してあり、このギヤは第2固定環13の外周面の前端部近傍に回転可能に支持された出力ギヤGと噛合している。この出力ギヤGは光軸Oと平行な棒状体でありその軸線回りに回転可能である。この出力ギヤGは、レンズ鏡筒10をカメラボディに接続すると、カメラボディに内蔵さされたギヤ機構を介してカメラボディに内蔵したフォーカス用モータと接続する。
第2固定環13の内周側には、第2固定環13と同心をなす筒状体であるカム環19が配設してある。このカム環19は説明を省略する動力伝達機構を介してズーム操作環15と接続している。そのためズーム操作環15が回転すると、カム環19は光軸O回りに回転しながら光軸Oに沿って進退する。さらに、このカム環19は、カム環19の内周側に位置する2群支持枠21を支持している。2群支持枠21はフォーカスレンズ群である第2レンズ群L2を支持する部材であり、図示を省略した直進案内機構によって直進案内されている。従って、ズーム操作環15が回転すると、2群支持枠21は光軸O回りには回転せずにカム環19と一緒に光軸Oに沿って進退する。
カム環19の外周面には、カム環19と同心をなす筒状体である直進環23が嵌合している。この直進環23は説明を省略する直進案内機構及び動力伝達機構を介してカム環19と接続している。従って、ズーム操作環15が回転すると直進環23は回転を規制された状態でカム環19に対して光軸O方向に進退する。さらに、この直進環23は直進環23の内周側に位置すると共に第3レンズ群L3を支持する3群支持枠25を支持している。従って、ズーム操作環15が回転すると、3群支持枠25は直進環23と一緒に光軸Oに沿って進退する。
直進環23の外周面には直進環23と同心をなす筒状体である回転繰出環27が設けてある。この回転繰出環27は説明を省略する動力伝達機構を介してカム環19と接続しており、かつ直進環23に対する光軸O方向の相対移動は規制されている。従って、ズーム操作環15の回転に伴ってカム環19が回転しながら光軸O方向に進退すると、カム環19に対して相対回転しながら直進環23と一緒に光軸O方向に進退する。
さらに、直進環23と回転繰出環27の間には、直進環23及び回転繰出環27と同心をなすと共に第1レンズ群L1を支持する筒状体である1群支持枠29が支持してある。この1群支持枠29は説明を省略する直進案内機構によって直進案内され、かつ動力伝達機構を介して回転繰出環27と接続している。従って、ズーム操作環15を回転操作すると、1群支持枠29は回転を規制された状態で直進環23及び回転繰出環27に対して光軸O方向にスライドする。
次に、ズーム操作環15とフォーカス環17の間、フォーカス環17と回転繰出環27の間、及び回転繰出環27と1群支持枠29の間に設けた防滴構造について説明する。
まずは回転繰出環27と1群支持枠29の間の防滴構造について説明する。
図3及び図4に示すように、回転繰出環27の内周面の前端部には環状凹部28が凹設してあり、この環状凹部28には光軸Oを中心とする環状体である防滴布31の外周面が接着により固定してある。
この防滴布31は不透光性の合成皮革からなるものであり、その内周面は全面に多数の毛が密集状態で植毛された植毛面32となっている。この防滴布31は、布状の合成皮革から回転繰出環27の内周と略同じ長さの帯状体を切り出したものであり、切り出した帯状体の両端面33、37を対向させることにより環状とされる。さらに、防滴布31は環状とされる前に、図示を省略した容器に充填した撥水剤(撥水溶液)に浸されるので、防滴布31全体に撥水剤が浸含している。
図3、図4及び図5に示すように、防滴布31の端面33及び端面37は防滴布31の長手方向に直交する単純な切断面ではない。即ち、端面33及び端面37は共に、防滴布31の前面から後方に直線的に延びる光軸方向直線部(第一端部)34、38と、防滴布31の後面から前方に直線的に延びる光軸方向直線部(第二端部)35、39(その前端位置は光軸方向直線部34及び光軸方向直線部38の後端位置と同じ)と、光軸方向直線部34の後端と光軸方向直線部35の前端、及び光軸方向直線部38の後端と光軸方向直線部39の前端をそれぞれ接続する周方向に直線的に延びる周方向直線部(連結部)36、40からなる。このように互いの周方向位置が異なる光軸方向直線部34(光軸方向直線部38)と光軸方向直線部35(光軸方向直線部39)を周方向直線部36(周方向直線部40)によって接続した形状なので、端面33及び端面37を防滴布31の長手方向に直交する単純な切断面とした場合に比べて、端面33及び端面37の切断面積は大きくなっている(切断距離が長くなっている)。
図1及び図2に示すように、防滴布31の植毛面32は1群支持枠29の外周面に接触しており、植毛面32と1群支持枠29の外周面は摺動可能である。
ズーム操作環15の内周面の前端部とフォーカス環17の内周面の前端部には、防滴布31と同じ合成皮革製の防滴布42と防滴布44がそれぞれ接着により固定してある。防滴布42の長さはズーム操作環15の内周と略同一であり、防滴布44の長さはフォーカス環17の内周と略同一である。防滴布42と防滴布44の内周面は共に植毛面32と同様の植毛面43、植毛面45である。また、図示は省略してあるが防滴布42と防滴布44の端面は防滴布31と端面33及び端面37と同じ切断形状である。さらに、防滴布42と防滴布44の全体には撥水剤が浸含している。
防滴布42の植毛面43はフォーカス環17の外周面に摺動可能に接触しており、防滴布44の植毛面45は回転繰出環27の外周面に摺動可能に接触している。
以上構造のレンズ鏡筒10は、ズーム操作環15を回転操作すると、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3が光軸Oに沿って進退することによりズーミング動作を行う。
この際ズーム操作環15がフォーカス環17に対して相対回転するが、このとき防滴布42の植毛面43がフォーカス環17の外周面に接触することにより、撮影者は適度な回転操作感(回転抵抗)を得ることができる。
さらに、防滴布42全体に撥水剤が浸含しているので、この撥水剤の働きにより、水滴や埃等がズーム操作環15の前端部とフォーカス環17の間からレンズ鏡筒10の内部に侵入するのが防止されている。
また、ズーム操作環15を回転操作すると、回転繰出環27がフォーカス環17に対して光軸O回りに回転しながら光軸O方向に進退し、フォーカス環17に固着された防滴布44の植毛面45が回転繰出環27の外周面に摺動する。従って、この防滴布44によっても撮影者は適度な回転操作感を得ることができる。さらに、この防滴布44がフォーカス環17と回転繰出環27の間における防滴効果を発揮する。
同様に、ズーム操作環15を回転操作すると、1群支持枠29が回転繰出環27に対して光軸O方向にスライドし、回転繰出環27に固着された防滴布31の植毛面32が1群支持枠29の外周面に摺動する。従って、この防滴布31によっても撮影者は適度な回転操作感を得ることができ、さらに防滴布31が回転繰出環27と1群支持枠29の間における防滴効果を発揮する。
以上説明したように本実施形態によれば、防滴布31、防滴布42、及び防滴布44を設けたことにより、ズーム操作環15を回転操作したときに撮影者は適度な回転操作感(抵抗感)を得ることができる。
特にズーム操作環15を回転操作すると回転繰出環27はフォーカス環17及び1群支持枠29に対して回転しながら光軸O方向に進退するが、このようにある環状部材(回転繰出環27)が隣り合う他の環状部材(フォーカス環17及び1群支持枠29)に対して回転しながら光軸O方向に進退する場合は、このような環状部材の間において適度な回転抵抗を発生させるのは容易ではない。しかし、本実施形態のように合成皮革製の防滴布31及び防滴布44を利用することにより、回転繰出環27とフォーカス環17及び1群支持枠29との間においても適度な回転操作感を与えることが可能である。
さらに防滴布31、防滴布42及び防滴布44には撥水剤が浸含しているので、レンズ鏡筒10外部の水滴や埃等がレンズ鏡筒10の内部に侵入するのを効果的に防止できる。
また、防滴布31、防滴布42及び防滴布44は柔軟な素材なので、その厚み精度は従来のようにプラスチックシートや塩化ビニルシートによって防滴部材(ワッシャ)を製造する場合に比べてシビアには要求されない。従って、本実施形態の防滴布31、防滴布42及び防滴布44は従来技術に比べて容易に製造可能である。
しかも、防滴布31、防滴布42及び防滴布44は合成皮革製の布から帯状に切断した後に丸めるだけで成形できるので、この点においても防滴布31、防滴布42及び防滴布44は製造容易である。
また、防滴布31、防滴布42及び防滴布44は不透光性の合成皮革によって成形されたものなので、グリップ環16とフォーカス環17の間、フォーカス環17と回転繰出環27の間、及び回転繰出環27と1群支持枠29の間から光がレンズ鏡筒10の内部に侵入するのを防止できる。
さらに、防滴布31、防滴布42及び防滴布44の両端を、防滴布31、防滴布42及び防滴布44の長手方向に直交する方向に直線的に切断せず、その切断形状を複雑にすることにより両端面の切断距離を長くしている。従って、仮に光軸方向直線部34(光軸方向直線部38)の前端から端面33と端面37の間に形成される隙間内に水滴が侵入しても、この水滴は光軸方向直線部35(光軸方向直線部39)の後端に達するおそれは小さい。そのため、防滴布31、防滴布42及び防滴布44の両端面を防滴布31、防滴布42及び防滴布44の長手方向に直交する方向に直線的に切断する場合に比べて防滴効果は高い。
以上、本発明を上記実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変更を施しながら実施可能である。
例えば、防滴布31(防滴布42、防滴布44)の両端の切断面形状を図6や図7に示す形状としてもよい。
図6の端面48と端面52は、光軸方向直線部34(光軸方向直線部38)に相当する光軸方向直線部49、光軸方向直線部53と、光軸方向直線部35(光軸方向直線部39)に相当する光軸方向直線部50、光軸方向直線部54と、周方向直線部36(周方向直線部40)に相当する周方向直線部51、周方向直線部55を具備している。光軸方向直線部49(光軸方向直線部53)の後端位置と光軸方向直線部50(光軸方向直線部54)の前端位置は前後にずれているので、周方向直線部51及び周方向直線部55は周方向に対して傾斜している。このような形状の端面48及び端面52は、端面33及び端面37に比べて切断距離がさらに長いので、防滴効果がより大きい。
一方、図7の端面58と端面62は、光軸方向直線部34(光軸方向直線部38)に相当する光軸方向直線部59、光軸方向直線部63と、光軸方向直線部35(光軸方向直線部39)に相当する光軸方向直線部60、光軸方向直線部64と、周方向直線部36(周方向直線部40)に相当する周方向曲線部61、周方向曲線部65を具備している。光軸方向直線部59(光軸方向直線部63)の後端位置と光軸方向直線部60(光軸方向直線部64)の前端位置は同じであり、周方向曲線部61及び周方向曲線部65は直線ではなく曲線となっている。このような形状の端面58及び端面62は、周方向曲線部61及び周方向曲線部65が曲線なので、端面33及び端面37に比べて切断距離が長い。従って、図6の場合と同じく防滴効果がより大きい。
また、防滴布31(防滴布42、防滴布44)の両端の切断面形状を図8に示す形状としてもよい。
図8の端面70と端面71は、光軸Oに対して傾斜する直線形状である。このような形状の端面70及び端面71も、防滴布31(防滴布42、防滴布44)の両端を、防滴布31(防滴布42、防滴布44)の長手方向に直交する方向に直線的に切断した場合に比べてその切断距離が長いので、大きな防滴効果を得られる。
なお、防的効果は上記実施形態及び上記変形例に比べて低下するが、図9に示すように、防滴布31(防滴布42、防滴布44)の両端面73、74の切断面形状を、防滴布31(防滴布42、防滴布44)の長手方向に直交する方向に延びる直線形状としてもよい。
さらに、図10に示すように、端面33と端面37の中間部に液溜部66を形成してもよい。このようにすれば、光軸方向直線部34(光軸方向直線部38)の前端から端面33と端面37の隙間内に侵入した水滴が光軸方向直線部35(光軸方向直線部39)の後端に達するのをより効果的に防止できる。なお、図6の端面48と端面52の中間部や図7の端面58と端面62の中間部に液溜部66を形成することも勿論可能である。
また、端面33と端面37の間の隙間に撥水剤を充填してもよい。このようにすれば、光軸方向直線部34(光軸方向直線部38)の前端から端面33と端面37の隙間内に侵入した水滴が光軸方向直線部35(光軸方向直線部39)の後端に達するのをより効果的に防止できる。なお、端面48と端面52の間の隙間、端面58と端面62の間の隙間、端面70と端面71の間の隙間、及び端面73と端面74の間の隙間に撥水剤を充填することも勿論可能である。
本実施形態では、防滴布31、防滴布42及び防滴布44を、光軸O回りに相対回転する(光軸O方向に相対スライドしない)2つの環状部材(ズーム操作環15とフォーカス環17)の間、及び光軸O回りに回転しながら光軸O方向に相対スライドする2つの環状部材(フォーカス環17と回転繰出環27、回転繰出環27と1群支持枠29)の間に設けたが、光軸O方向に相対スライドする(光軸O回りに相対回転しない)2つの環状部材の間に適用できるのは勿論である。
さらに、内部のレンズの一部が光軸Oから側方に退避するタイプのレンズ鏡筒にも本発明は適用可能である。
また、環状部材の外周面に防滴布31、防滴布42、防滴布44の内周面を固着し、これら防滴布31、防滴布42、防滴布44の外周面を植毛面として、各植毛面を隣り合う環状部材の内周面に摺動可能に接触させてもよい。
本発明の一実施形態のレンズ鏡筒の上半部のワイド端状態における縦断側面図である。 レンズ鏡筒の上半部のテレ端状態における縦断側面図である。 回転繰出環と防滴布の前方から見た分解斜視図である。 防滴布を固着した回転繰出環の前方から見た斜視図である。 防滴布の両端の接合部の拡大図である。 防滴布の変形例の図5と同様の拡大図である。 防滴布の別の変形例の図5と同様の拡大図である。 防滴布のさらに別の変形例の図5と同様の拡大図である。 防滴布のさらに別の変形例の図5と同様の拡大図である。 防滴布のさらに別の変形例の図5と同様の拡大図である。
符号の説明
10 レンズ鏡筒
11 第1固定環
12 マウント部
13 第2固定環
15 ズーム操作環
16 グリップ環
17 フォーカス環
19 カム環
21 2群支持枠
23 直進環
25 3群支持枠
27 回転繰出環
29 1群支持枠
31 防滴布
32 植毛面
33 37 端面
34 38 光軸方向直線部(第一端部)
35 39 光軸方向直線部(第二端部)
36 40 周方向直線部(連結部)
42 防滴布
43 植毛面
44 防滴布
45 植毛面
48 52 端面
49 53 光軸方向直線部(第一端部)
50 54 光軸方向直線部(第二端部)
51 55 周方向直線部(連結部)
58 62 端面
59 63 光軸方向直線部(第一端部)
60 64 光軸方向直線部(第二端部)
61 65 周方向曲線部(連結部)
66 液溜部
70 71 73 74 端面
G 出力ギヤ
L1 L2 L3 レンズ群
O 光軸

Claims (6)

  1. 互いに同軸をなしながら相対移動可能な複数の環状部材を具備するレンズ鏡筒において、
    撥水剤を浸含させた合成皮革からなる環状の防滴布の一方の面を、少なくとも一つの上記環状部材の内周面または外周面に固着し、
    上記防滴布の他方の面を多数の毛が植毛された植毛面とし、該植毛面を他の上記環状部材の外周面または内周面に摺動可能に接触させたことを特徴とするレンズ鏡筒における防滴構造。
  2. 請求項1記載のレンズ鏡筒における防滴構造において、
    上記環状部材の少なくとも一つが、上記光軸回りに回転しながら光軸に沿って進退する環状部材であるレンズ鏡筒における防滴構造。
  3. 請求項1または2記載のレンズ鏡筒における防滴構造において、
    上記防滴布が不透光性であるレンズ鏡筒における防滴構造。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載のレンズ鏡筒における防滴構造において、
    上記防滴布は、固着する環状部材の内周または外周と略同じ長さの帯材を丸めたものであるレンズ鏡筒における防滴構造。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載のレンズ鏡筒における防滴構造において、
    上記防滴布の周方向の端面の前端位置と後端位置の周方向位置がずれているレンズ鏡筒における防滴構造。
  6. 請求項1から3のいずれかに従属する請求項5記載のレンズ鏡筒における防滴構造において、
    上記防滴布は、固着する環状部材の内周または外周より長い帯材を丸めたものであり、
    上記端面が、該防滴布の前面から後面側に延びる第一端部と、該防滴布の後面の第一端部とは異なる周方向位置から前面側に延びる第二端部と、第一端部と第二端部とを繋ぎ上記第一端部及び第二端部とは異なる方向に延びる連結部と、から構成されているレンズ鏡筒における防滴構造。
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